019 北海道のコンビニ(うんちく)
喜んでください。セブンイレブンやローソン、ファミマといったコンビニがない地域にも、北海道発のコンビニ「セイコーマート」がたいていは進出しています。セイコーマートは最北の宗谷岬にも、最北の離島・利尻島、礼文島にも出店(とみいそ店0162-77-2146)、ほかのコンビニは北海道中部あたりまでの出店、それぞれに最北店というのがあります(↓下記参照)。
「セイコーマート」は札幌市に本社を置く、北海道発コンビニエンスストア。時計のセイコーとは関係ありません。なんでも社長の名前に「西」と「光」が入っていたので、「成功」にかけて「セイコーマート」にしたのだとか。
1974年より「セコマ」が親会社。セイコーマートのほかに「ハセガワストア」や「ハマナスクラブ」も同じグループのコンビニエンスストア。
ややこしいことに「セイコーマート」は略して、「セコマ」とか「セイコマ」と呼ばれます。
「セラーズ」も道内では見かける店舗(北海道限定)、フランチャイズを増やして展開しています。が、統括するホームページも見当たらず、謎コンビニです(「セラーズ」を調べ上げたブログ力作「セラーズをめぐって」があります)。道内にはどうも30店近くはあるようです。寿都や厚沢部で見かけた記憶が…。
当ブログ中、「三種のコンビニがあります」と書いてある場合は、「セイコーマート、セブンイレブン、ローソン」を指します。
❇︎ブログ内、セブンイレブンとファミリーマートの個別の店舗にはリンクをはれないので、リンクなしです。
セイコーマートは1971年08月に道内にはじめて出店、大手よりずっと早い出店。今では最北の宗谷(とみいそ店)ばかりでなく、利尻島(3店舗)、礼文島(1店舗)、南の奥尻島(1店舗)など離島にも出店しています。ついでながら利尻島には少し趣の異なるファミリーマートが出店(はたけやま店)しています。
セブンイレブンは、1974年日本出店、2018年3月店舗数20,322店、北海道店舗数989店、全都道府県に出店したのは沖縄進出が遅れたため、2019年7月。初出店からじつに45年後。
道内最北はオホーツク海側は紋別(紋別渚滑店)、日本海側は羽幌(羽幌役場前店)、上川管内は美深(美深西1条店)
ローソンは、1974年に日本出店、2018年3月店舗数14,083店。全都道府県出店は初出店から23年後の1997年、業界初。北海道店舗数655店。
道内最北は2023/08/01、セイコーマートが独占していた稚内市に2店同時出店(それまでは紋別雄武町店が最北)、日本海側はセブンイレブンより南の小平町(留萌鬼鹿店)、上川管内は名寄(名寄大通南二丁目店)にあります。
セイコーマートは、2020年6月時点で「ハマナスクラブ」も加え1,200店余が道内を中心に展開。茨城、埼玉にも店を広げていますが限定的です。2020年7月以降もレジ袋無料配布を継続です。
「ハマナスクラブ」はセイコーマートの「ボランタリーチェーン」(任意連鎖店)版というものらしい。道内に660店舗を展開。
2019年、セイコーマート、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート(道内最北店は道央エリア滝川市にあります)全体の店舗数は道内3,000軒を少し超えていましたが、労働力不足などから閉店する店があり、いくぶん数を減らして、2020年初め3,000店に届くか届かないくらいの店舗数です。
セイコーマートは、道内の隅々と言っても良いくらいに出店し、道民の生活を支えています。
2014年、コンビニのなかった、人口1,100人ほどの初山別村(道北エリア留萌管内)に村長の直談判でセイコーマートがオープン。道内には179市町村がありますが、これでコンビニのない町村は幌加内町(道北エリア上川管内)、神恵内村(道央エリア後志管内)など、
2019年6月、浦臼町(道央エリア空知管内)にローソンがオープンし、コンビニのない町村は2になりました。幌加内町や神恵内村にもコンビニはなくても、ちゃんと商店があります。
2018年09月06日未明に起きた「北海道胆振東部地震」その後のブラックアウト(全道停電)では、ほとんどの店が休業する中、車のエンジンを駐車場でかけて店の電源を確保、営業にあたりました。停電の中、セイコーマートの95%の店が営業したといわれています。また被災地への物資支援も地震当日から実施しました。
地震の翌々日ガソリンを求める車列 |
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