003 車中泊にまつわるネットの情報と問題
このページは「ここは泊まれますか？泊まれませんか？」のつづきの記事です。
● ネットの情報
● 車中泊の、またそれから派生する問題
● 国交省の見解
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| SUV |
《ネットの情報》
道内の道の駅に関して車中泊ができるのだろうか？といった心配は無用。129駅中129駅（2021年度）でどこでもできます。波がかかったって、好みの問題です。そもそも車中泊を禁止にしたら、あたり構わずエンジンをかけっぱなしで寝ているトラックなど行き場に困ってしまうのでは？
また24時間使用できるトイレは、道の駅の設置要件（国交省）なので、かならずあります。道の駅ごとにあったりなかったり、あるいは道の駅の「ご厚意」で設置されているものではありません。
で、そうした騒音や周りの環境等も考慮すると、道の駅よりはその周辺のキャンプ場等の方が静かで快適な夜を過ごすことができるのではないでしょうか。マナーや行動の自由範囲がまだはっきりしない道の駅よりも、過ごし方の規律がはっきりしているキャンプ場へ移動する方が気も楽です。無料のキャンプ場も多く、有料でもそれほど高い料金は求められません。
道の駅には、はっきり言って行動意味不明の人たちがときおり出没します。駐車場にテントを張る人、あじの開きをボンネットの上で乾かす人（内臓はどこで処理？）、車のそばで火を使いバーベキューをする人、危険をかえりみず車内でラーメンを作る人等々。一晩寝た後で、コンビニの袋に入ったゴミを毎回残していくＮ山運送のトレーラー。とくに海に近い道の駅では、釣りのために連泊につぐ連泊、同じスペースを占有し続ける例。
ネット上に「北海道の道の駅で車中泊ができるのか」「できないのじゃないか」といった無駄な議論を繰り返し蒸し返す例があります。悲惨なことにけんかになったり、（アカウントを）ブロックしただのされたりだのの悲しい結末になったり…。が、「できるか、できないか」を言いたいのではなく、話題提供とか目的はおそらくもっと別のところにあるのでしょう。ネット上にも意味不明の情報がたくさん。なかには実地検分もなしに、webでヒットしたものをリストにしただけのものもあります。「○○さんに聞いた話」や「消防署に聞いた話」などはあてになりません。
《車中泊の、またそれから派生する問題》
- 車中泊の問題
- 車中泊自体の問題は「連泊」（連泊したければキャンプ場へ）
海近くの道の駅、釣り人の連泊が多い
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| 車中泊に関する貼り紙 |
下のリストの1番、2番をするようになったら、車中泊ではなく、「車上生活者」に昇格です。また1番、2番が大きな問題だということがわかるでしょう。番号に優劣の意味はありません。
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| 道の駅の貼り紙：トイレの使い方 |
- 車中泊から派生しがちな問題（調理編） … 道の駅をキャンプ場だと間違えてる？
- 車の内外で火を使う・料理をする（道の駅での火気の使用は禁止されています）
- 炊事・調理・後片付けから出るゴミの放置、生ゴミを捨てる、食べ残しその他を捨てる、脂を含む残り汁を洗面台にそのまま流す
- 後片付け（鍋や食器を洗う）のさい、洗面台の油汚れを放置
- 車中泊から派生しがちな問題（生活編） … 道の駅を宿泊施設だと間違えてる？
- 洗髪、身体を拭く、洗濯をする
- 駐車場アスファルトや芝生上にテントを張る・車からオーニングを引っ張り出す … 道の駅をキャンプ場だと間違えてる人
- キャンピングカーからの汚物処理
機械・車の性能を最大限引き出したいのなら、事前にそうした施設（ダンプステーション）がある場所を調べておくと良いでしょう。公衆トイレなどで捨てるのはマナー違反です。
これに関する注意書きは全道で目にします。 - 一晩中アイドリングする
冷蔵・冷凍車のアイドリングはかなり大きな音です - ゴミの放置 上の画像の赤◯印。お礼のつもりでしょうか。エンジンをかけたまま一晩泊まって、最後にゴミ処理を他人任せ。この運送会社のトラックはいつもそう。
・結果、施設を汚す・排水パイプを詰まらせる
・道の駅に炊事場・ゴミ捨て場はありません（料理をして食事をしたければ、キャンプ場へ行きましょう）
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| 車上生活 |
・結果、施設を汚す・排水パイプを詰まらせる （キャンプ場ならシャワー、ときには温泉、ランドリーが整っています）
・道路を渡ればキャンプ場があるところでも、道の駅にテントを張るのはなぜなの
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| 道の駅にテントを張る不心得者 |
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| キャンピングカーへのお願い |
・結果、施設を汚す、びしょびしょにする
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| 一晩泊まってこれから出発 |
テントを張る必要のない楽ちん車中泊。道の駅は、でも炊事場つきのキャンプ場ではありません。生ゴミや車から出る汚物を処理するところもありません。
「道の駅では食材をさばかない、ラーメン（例）を作らない、食器などを洗わない」、これだけでもずいぶんきれいに利用できると思います。また「車中泊禁止」の不安も解消するのでは？
「５つの利用マナー」（道の駅連絡会事務局）に留意し、事故のないよう周りとのトラブルにも気をつけて過ごしてください。
#Tips_for_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
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