美幌・屈斜路湖・川湯温泉観光スポット(道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」)

 「ぐるっとパノラマ美幌峠」から見える屈斜路湖の周りには川湯温泉をはじめとして、たくさんの温泉、また訪れたいスポット、キャンプ場(すぐ下の「美幌町」と「和琴半島」、「屈斜路湖畔」をご覧ください)があります。屈斜路湖を身近に体験できるのはキャンプ場、露天風呂を通してでしょう。以下、美幌町市街地のスポットを含め川湯温泉のつつじヶ原まで紹介します。
 なお屈斜路湖や川湯温泉のある弟子屈町には、道の駅「摩周温泉」があります。和琴半島などは美幌峠からの方が幾分近いので、屈斜路湖近辺は、このページでご紹介します。



🙆 記事一覧 (行頭の●の色は地図上の枠色と一致しています)
  • 美幌町市街地・キャンプ場、美幌峠と津別峠の雲海(屈斜路湖)
  • 和琴半島の露天温泉・キャンプ場
  • 屈斜路湖畔のスポット・カヌーツアー、露天温泉(白鳥飛来地)・キャンプ場
  • 川湯温泉・大鵬相撲記念館・アトサヌプリ(硫黄山)・つつじヶ原



美幌・屈斜路湖・川湯温泉の観光スポット
美幌・屈斜路湖・川湯温泉の観光スポット


美幌町のスポット・キャンプ場 [広域地図へ]
  • 美幌博物館(+キャンプ場)  ・物産館ぽっぽ屋(観光案内所)
  • 白樺並木
  • 美幌峠            ・雲海
  • 津別峠展望施設        ・冬の屈斜路湖

  • 美幌町市街地
    美幌町市街地


    美幌博物館
     「美幌博物館」北へ29km・国道243号経由(0152-72-2160、網走郡美幌町字美禽253-4)09:30-17:00/月曜定休。美幌町市街の北西にあります。カルデラ湖屈斜路湖の成り立ちや、アイヌ民族の暮らし、開拓時代などの歴史、美幌町の自然を紹介。常設展のJAF優待あり。なお、屈斜路湖のカルデラは日本一の大きさです。facebook
    キャンプ場
     「美幌みどりの村森林公園キャンプ場」美幌博物館の200mほど北西(0152-72-0178、美幌町字美禽258番地の2)5月~9月の営業。バンガローや遊具、シャワーなどの設備が整っています。バンガローは予約が必要です。
     なお「峠の湯びほろ」には1棟のログハウス、RVパークがあります(「ぐるっとパノラマ美幌峠」をご覧ください)。

    物産館ぽっぽ屋・観光案内所》…JR美幌駅の施設
     「物産館ぽっぽ屋」北へ32km・国道243号経由(0152-73-2211、網走郡美幌町新町3-97-2)09:00-17:00/年末年始休み。JR美幌駅内の施設。農産物、加工食品、工芸品の展示即売所があります。町の特産カラマツを使ったおもちゃや遊具で遊べる「美幌林業館きてらす」を併設。ネット販売も手がけています。時計台のある駅舎も見たい施設です。



    白樺並木
     美幌町市街から国道243号をたどって、道の駅に向かうと、途中「白樺並木」があります。「峠の湯びほろ」から5kmほど南下したところ、「福住郵便局」(0152-72-8200)あたりからしだいに植栽が濃くなり、駐車帯(古梅駐車帯)が連続して出てくるあたりまで7kmほど続きます。途中まばらになるところ、片側にしかないところもあります。風の強い地域なのか、幹が曲がったりしています(市街地に近い方・福住あたりがきれいです)。

    美幌町・冬の白樺並木
    美幌町・冬の白樺並木



    美幌峠
     道の駅のあるところが美幌峠(標高525m)です。屈斜路湖を見渡す展望台があります。駅舎から100mで「美空ひばりの歌碑」、すぐに「美幌峠標柱(目印)」、さらに200mで「展望台」。標柱から傾斜がきつくなるので展望台に到達するのはなかなか骨が折れます。道の駅の南側、見渡すことができる屈斜路湖周囲は美幌町ではなく、弟子屈町です。
     なお美幌峠~津別峠(標高947m)~藻琴山(1,000m)に至る稜線を結ぶ長距離自然歩道「屈斜路カルデラ外輪山トレイルルート」22kmが、2020年10月開通しました。美幌峠~藻琴山間は13km。6時間ほどの行程。津別峠から美幌峠間は5km、4時間の行程です。2020年現在、利用には林野庁の許可が必要、また道標がないので、道迷いの危険があります。お問い合わせは美幌地区三町広域観光協議会0152-73-2211。屈斜路湖外輪山トレイルルート、ロングトレイルのハードなルート、装備が必要です。

    屈斜路湖と国道243号(晴れの日の方がだんぜん良い)
    晴れの日の屈斜路湖と国道243号


    雲海》…、
     美幌峠(道の駅展望台)からは早朝、気象条件に恵まれれば、雲海を見ることができます。雲海は年間を通して発生しますが、初夏から夏にかけてが多いようです(ほぼ二日に一回の発生率、見逃すことはあまりないと思います。雲海発生予測ページがあります、美幌峠雲海予測 [美幌観光物産協会])。早朝なので、初夏あるいは夏の方が見る方にとっても楽に見られます。夏でも薄手のダウン程度は持っていた方が良いでしょう、ズボンも薄手の二枚目があった方がよいかも…。スカートはすすめません。雲海は見られなくても、朝日が昇るのは見えると思います。
     画像左は道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」から、右はコタン温泉から。温泉は雲海の底にあり、幻想的です。

    屈斜路湖・雲海
    屈斜路湖・雲海(冬)
    雲海の日のコタン温泉
    雲海の日のコタン温泉(冬)


     時季は初夏から夏(冬も出ます)にかけて、時間は早朝、天気予報が晴れの日(気温と水温の差が大きいとき)。できれば夜明け前から待機、雲海が発生しなくても東の空が明るくなって日が昇るときは神々しい雰囲気に包まれます。
     おすすめスポットは美幌峠を含め三か所。峠に近いのは、「津別峠」(すぐ下に紹介)。北方向「ハイランド小清水725」(紹介ページ)からの眺望もきれいです。いずれも展望台とトイレがあります(冬期は閉鎖)。

    津別峠展望施設》…、
     「津別峠展望施設」(問合せ0152-76-3333、津別町上里)6月~10月開館/24hトイレあり。屈斜路湖西岸の「屈斜路プリンスホテル」(道の駅から12km南下)から道々588号・屈斜路津別線を10kmほど登り、「津別峠」から脇道を1kmほど登ったとろにあります。なんと建物は中世ヨーロッパの古城風。屈斜路湖を美幌とはまた別の角度から眺めることができます。道が狭いのと、カーブが多いので気をつけて。冬期は除雪がないため不通です。標高947m。

    冬の屈斜路湖》…、
     湖は冬には凍ってしまいます(1月終わりから凍りはじめ、2月に完全結氷)。寒さがピークに達して夜と昼間の気温差が大きくなる頃、湖の氷に亀裂が入り、そこが盛り上がります。高いものは1メートルにもなるそう。長野県にある諏訪湖が結氷し「御神渡り」が見られますが、同じ現象です。北海道ではアイヌ語で「カムイ・パイカイ・ノカ」(神様が歩き回ってお作りになった形)といいます。同じ現象は阿寒湖でも見られます。昼間、気温が上がって氷が膨張するとこの現象が現れるとのことですが、盛り上がった氷を見ることはあっても、割れていく過程を見るのはなかなか難しいでしょう。氷がいよいよ割れる頃合いになると、鯨などが発する声にも似た音が氷から聞こえるそうです。


    和琴半島の露天温泉・キャンプ場 [広域地図へ]

    屈斜路湖・和琴半島周辺
    屈斜路湖・和琴半島周辺


    キャンプ場
     屈斜路湖畔に和琴(わこと)半島(道の駅から16km南下)があり、半島の付け根に、ふたつのキャンプ場があります。「RECAMP和琴」、「和琴湖畔キャンプフィールド」Googel Map

    ●「RECAMP和琴(和琴野営場)」(015-484-2835、弟子屈町屈斜路413)は2019年まで国営のキャンプ場、現在「RECAMP」の経営です。利用料がいくぶん高い。4月下旬~11月はじめまでの営業・無休。屋根付き炊事場、トイレはウォシュレット。多機能トイレにオストメイト機器。シャワーは24時間使用可。電気式ランドリーが2組(洗濯機・乾燥機)。温泉は周りにたくさん湧いています。ゴミ処理可。キャンピングデッキサイト・フリーテントサイト・セミオート区画テントサイト・デイキャンプサイトがあります。駐車場はテントサイト近くに。カヌーが利用できます。受付は「和琴半島フィールドハウス」、予約は「RECAMP和琴」から。
    ◉「和琴半島自然探勝路」(絶対おすすめ)がすぐそば。半島の先の「オヤコツ地獄」は草木の生えていない崖から湯煙が立ち上がっています。近くに、「崖は危険だからカヌーで行け」と言われる「オヤコツ地獄露天風呂」があります。また7月になると、「和琴ミンミンゼミ」が鳴き始めます。本州以南では珍しくないこのセミは北海道ではこの地域にしかいません(と言われていましたが、最近ミンミンゼミとツクツクホウシの鳴き声を歌志内など道央北部で耳にしました)。探勝路はほぼ1時間のコースです。「和琴半島一周コース」としても紹介されています。

    和琴野営場案内図
    和琴野営場案内図(RECAMP和琴)


    ●「和琴湖畔キャンプフィールド(旧和琴半島湖畔キャンプ場)」(015-484-2350、弟子屈町和琴半島)4月終わり~10月末の営業/冬季営業12月~1月土日祝日。要利用料+テント張り料。バンガローあり。RECAMPとの違いは冬季営業と入浴施設が敷地内にあること(入浴施設は誰でも入れます)。
     温泉施設「湖心荘」(入浴料は安め、08:00-20:00)や無料の露天風呂があります。トイレに難があります。

    露天温泉》‥ 屈斜路湖畔にはたくさんの露天風呂があります。女性にはハードルが高いかも…

    ●(野湯のゆ)「オヤコツ地獄露天風呂」和琴半島の東先端(MAP CODE:638 023 044*61、弟子屈町役場015-482-2191、弟子屈町字屈斜路和琴 屈斜路湖畔)いつでも入浴可。陸路は崖をとおり危険なので、カヌーやボートで行きます。風呂は石を囲って砂を掘り自分で造って入ります。野趣満点。硫黄臭がします。オヤコツ展望台から人が見学しているかもしれません。

    ●(野湯)「和琴温泉露天風呂」和琴半島つけ根(MAP CODE:731 577 233*86、弟子屈町字屈斜路和琴 屈斜路湖畔 和琴半島の付け根)いつでも入れます。コンクリートを固め、大きな湯船がひとつすでに造ってあります。灯りはありません。神秘の湯と呼ばれます。透明の湯。開放的な男女別脱衣場があります(脱衣場は男女別でも浴槽はひとつ)。

    ●(秘湯)「和琴温泉三香温泉(さんこう)」和琴半島からすこし南に下ったところ(MAP CODE:731 548 519*54、015-484-2140、弟子屈町屈斜路391-25)09:00-20:00。入浴料安め。屋根のない大きな露天風呂がひとつ(混浴)のみ。湯は少し黄色みがかかっています。ボディソープ・シャンプーはあるにはありますが、要持参。洗い場がないので、湯船から湯を汲んで洗います。脱衣小屋があります。入浴料が必要なのでそれなりの管理が行き届いています。湖は見えません、森に囲まれた感じ。女性には勇気が要る温泉。近くにキャンプ場、カヌーやボートのレンタル店があります。

    屈斜路湖・和琴半島
    屈斜路湖・和琴半島



    和琴半島のいもだんご
     「みやざき」(弟子屈町屈斜路)09:00-17:30。キャンプ場「和琴半島フィールドハウス」すぐそばの商店、土産物屋「みどりや」と並んであります。おいやげも置いてありますが、こちらは軽食屋さん、ラーメン、うどん、蕎麦、豚丼、カレーなどがメニューです。一番の人気処そしてここが発祥の地と言われるメニューは「じゃがいもだんご」。facebook北海道の郷土料理


    屈斜路湖畔コタン温泉・砂湯(白鳥飛来地) [広域地図へ]

    屈斜路湖・東岸
    屈斜路湖・東岸


    アイヌ民族資料館
     「アイヌ民族資料館」(015-484-2128、弟子屈町屈斜路市街1条通14番地)開館期間4月10日~11月30日/期間中無休・09:00-17:00。有料、7月17日(道みんの日)は無料開館日。「ユーカラの森」(ユーカラはアイヌ語で「叙事詩」の意味)など五つのテーマにそって約450点の収蔵品を展示。
     建物は釧路出身の建築家・毛綱毅曠の設計、「入口に並ぶ7本の列柱は宇宙の時間を象徴する聖数7を意味し、円形ドームは天円地方宇宙の建築構造を、内部の31本の柱は山と森を象徴」しているとのこと。大きな駐車場あり。

    カヌーツアー
     下に書いています「コタン温泉露天風呂」に行く途中に「釧路川源流」(弟子屈町屈斜路)があります(上に紹介の「アイヌ民族資料館」周辺)。ここからは釧路川をカヌーで下る「釧路川カヌーツアーコース」があります。「眺湖橋(ちょうこばし)」がスタート地点です。
     ツアーはマタタビMatatabi(015-486-7793)やJFactory(015-484-3239)などが取り扱っています。上の地図画像中、⛵で示したところ(画像右下)がカヌーツアーの取扱所、たくさんあります。
     いろんなオプションのある「ぢぢ」(MAP CODE:731 521 439*42、ナビ設定不可015-484-2808)、「コタン温泉露天風呂」の向かいです。
     初心者も安心の「リバー&フィールド」(015-484-2002)、
     ガイドは同乗せずにカヌーを自分の手でこぐ「ナヌーク」(090−3897−7322 / 050-3561-5956)釧路川沿いにすこし下る
    などがあります。いずれも夏も冬も年間催行。携行品や服装についてもホームページ上に記載があります。


    《屈斜路湖東岸の露天風呂
     屈斜路湖東岸には最南のコタン温泉露天風呂から砂湯温泉まで三か所の無料の露天風呂が湧いています。またコタン共同浴場、サウナ倶楽部、ワッカヌプリの有料温泉もあります。

    ●「コタン温泉露天風呂」(MAP CODE:731 521 433*55、弟子屈町屈斜路古丹)24h営業。つぎに書いた曜日には清掃のため入れない時間帯があります:(5月~10月)毎週火曜・金曜/(11月~4月)毎週金曜。ハクチョウの渡来期(11月~3月)には一緒に湯に浸かっている気分になれます。男女別脱衣所あり。水着着用、タオル巻きの入浴も大丈夫。テレビや雑誌でよく取り上げられるところです。晴れの日の夕方は景色がきれい。画像は1月の早朝、-10℃でした。沖合が曇って見えるのは、雲海のため。

    屈斜路湖・コタン温泉露天風呂
    屈斜路湖・コタン温泉露天風呂
    コタン温泉露天風呂・白鳥
    コタン温泉露天風呂・白鳥


     同じ敷地内(100m北東)に「コタン共同浴場」(15:00-21:00/水曜定休)があります。要利用料、建物の古さの割に高い印象。2022年現在、コロナにより「月額利用者」以外は入れません(一般人不可)。

    ●「池の湯温泉露天風呂」(MAP CODE:638 057 669*06、弟子屈町屈斜路池ノ湯)24h営業。周りを石で囲った大きな浴場がひとつ、屋根はありません。簡素な男女別脱衣場があります。地元の人によりときどき清掃が行われます。中島や対岸の藻琴山が見渡せます。晴れの日は夕景がきれい。

    ●湖畔の砂地を掘れば温泉が出る「砂湯」(MAP CODE:638 148 621*60、弟子屈町字屈斜路湖畔砂湯「レストハウスレタラチップ」のあるところ)

    砂湯・レストハウスレタラチップ
    砂湯・レストハウスレタラチップ


     こちらも冬、ハクチョウの飛来地。湖にはスワン型ボートが浮かび、モーターボートによる湖上遊覧、また足湯もあります(足ふきタオルがレタラチップで販売)。レストランや土産物店、遊び場などがあり、施設的にはここが一番充実しているでしょう。スワンボートなどもここで借ります。

    屈斜路湖・砂湯
    屈斜路湖・砂湯
    砂湯・冬の白鳥
    砂湯・冬の白鳥


    キャンプ場
     「RECAMP 砂湯(砂湯キャンプ場)」(MAP CODE:638 148 437*33、015-484-2254、営業期間6月下旬~9月中旬)が隣接です。炊事場とトイレのみのキャンプ場ですが、温泉を自分で作って入るという「解放感」がうけてか、大変な人気で夏休み期間中などは激混み。隣のテントとのすき間がないほどにいっぱいになります。キャンプサイトに車の乗り入れはできません。
     (じつは、「レタラチップ」向かい側にある駐車場の「砂湯公衆トイレ」は、少々古くはあるもののウォシュレットなのです)。Google Map

    ウォシュレットがある砂湯公衆トイレ
    ウォシュレット設置の砂湯公衆トイレ


    川湯温泉・アトサヌプリ(硫黄山)・つつじヶ原 [広域地図へ]

    川湯温泉とアトサヌプリ
    川湯温泉とアトサヌプリ


    川湯ビジターセンター・川湯温泉観光案内所》…ふたつの施設の距離は100mほど
    ●「川湯ビジターセンター」(015-483-4100、弟子屈町川湯温泉2-2-6)夏期08:00-17:00/冬期09:00-16:00/ほぼ水曜定休・学校の夏休み期間は無休。ビジターセンタ-は川湯温泉や弟子屈の自然などを案内してくれるところ。1Fにはアカエゾマツの展示、カフェ、2Fには硫黄山の立体ジオラマ展示やレインウェアのレンタルなどを行っています。公共駐車場あり。
    ●「川湯温泉観光案内所(川湯ふるさと館)」(015-483-2670、弟子屈町川湯温泉2丁目3−40)09:00-17:00/無休。こちらは川湯温泉の泉質や観光を案内してくれる施設。フリーW-Fi、駐車場あり。

    川湯温泉の日帰り入浴
     川湯温泉の日帰り入浴についてはリンク先をごらんください:川湯温泉日帰り入浴
     2022年現在、7軒ほどが日帰り入浴をやっています、「川湯観光ホテル」(015-483-2121 twitter)、「お宿欣喜湯」(015-483-2211 twitter)、「湯の閣池田屋」(015-483-2011 twitter)、「KKR川湯」(015-483-2643)、「ホテル開紘」(015-483-2318)、JR川湯温泉駅近くの「ホテルパークウェイ」(015-483-2616)。川湯温泉の湯については、殺菌効果についての実証実験結果が発表されています。

    2022年10月閉業 twitter ここでは公衆浴場をご紹介します。
     川湯 公衆浴場」(石井栄泉堂 015-483-2137、川上郡弟子屈町川湯温泉3-17)08:00-20:00(冬期は09:00-)/水曜定休。入浴料は安い。湯船がふたつ(熱、温)。強酸性の湯。浴室内の金属が溶けているかも。ボディソープ・シャンプー要持参。かなり古い施設です。未舗装の駐車場あり、かなりでこぼこ。

    川湯温泉案内
    川湯温泉案内


    大鵬相撲記念館
     川湯温泉は相撲の名横綱「大鵬」が幼少期を過ごしたところ(昭和時代のこどもが好きだったもの「巨人・大鵬・卵焼き」)。「大鵬相撲記念館」(015-483-2924、弟子屈町川湯温泉2-1-20、開館時間09:00-17:00)があります。以前はシーズン中の開館が午前5:00と、とてつもなく早かったのですが‥。記念館ほぼ向かいに「セイコーマート川湯店」(015-483-5021)があります。

    アトサヌプリ(硫黄山)》
     川湯温泉からは「アトサヌプリ(硫黄山)」(MAP CODE:731 683 844*63、弟子屈町川湯)がすぐ近く。硫黄のにおいとともに白煙を上げる山は一見の価値ありです。そして駐車場で売っている温泉卵も、こちらは見るだけではなく、食べてみるといいかも(「許可者以外の蒸し卵販売にご注意ください」という看板あり)。「硫黄山レストハウス」があります。摩周湖から降りて(煙が立ち上っています)、「川湯パーク牧場」の看板が見えたら左折してください。
     硫黄山の駐車券は「摩周湖展望台」との共通券(2日間有効)になっていますので、つぎは摩周湖に回るのが定番コース。晴れた日の訪問をお勧めします。「霧の摩周湖」という言葉もありますが、霧がかかっていると湖は見えませんし、標高550mの展望台では雨が降り出すかもしれません。北海道では平地でさえ、本州の1000m~2000m級の山と同じ気候と言われます。山の天気は変わりやすいのです。おすすめハイキングコース「つつじヶ原散策と硫黄山コース」もあります。

    アトサヌプリ(硫黄山)
    アトサヌプリ(硫黄山)


    つつじヶ原
     「つつじヶ原」はエゾイソツツジの群生で有名なところ。エゾイソツツジは白い花を咲かせます。群生の広さで有名なところです。川湯温泉から硫黄山までの2.5km、「つつじヶ原自然探勝路」があります。つつじは6月~7月にかけて咲きますが、硫黄山の地熱が高いので硫黄山側から咲き始めます。つつじヶ原・ハイマツ帯と抜けていくと硫黄山に到達です。
     「硫黄山駐車場」からだと、硫黄山を目の前にして右手、駐車場の中間あたりに小道があります。それを辿っていくと、「つつじヶ原自然探勝路 ハイマツデッキ」(駐車場から1kmほど)、「つつじヶ原自然探勝路 硫黄山展望デッキ」(ハイマツデッキから500mほど)。小道の右手に道道52号が走っています。「硫黄山展望デッキ」から300mほどで右に折れる道があります。道道に出れば、川湯温泉の「大鵬相撲記念館」まで1kmほどの距離です
     つつじの咲く期間には「つつじヶ原朝の散策会」が行われており、要参加料(ガイド・帰りの馬車つき)、予約不要で参加できます。「川湯郵便局」(015-483-2325)の道をはさんで向かい「足湯前広場」に朝6時に集合して、「つつじが原自然探勝路」をガイドさんの案内で歩いて行きます。硫黄山に到着したら、馬車が待っています。帰りは馬車に乗って帰ってきます。往復1時間30分の行程です。夕方、川湯温泉街を馬車で巡るコース(無料)もあるそうです。




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