幌加内町の観光スポット(道の駅「森と湖の里ほろかない」)
幌加内の観光は…、南から
①日本一の作付面積と生産量を誇る「そば畑」と蕎麦店
②深川~名寄間を1995年まで運行していた「旧深名線史跡」
③日本で最大の面積の人造湖「朱鞠内湖」、キャンプ場
④1978年02月に記録された日本での最低気温記録の「クリスタルパーク」
の四つに分けられるでしょう。
町の真ん中を国道275号が走り、道の駅「森と湖の里ほろかない」はもちろんそのほかの観光スポットもこの道路沿いにあります。国道275号は旧深名線沿いに造られましたので、深名線の史跡(資料館、駅跡、橋梁、トンネル)も国道沿いに並んでいます。
幌加内がそばの花で白く色づくのは夏7月終わり~8月中旬、新そば祭りが8月終わり~9月の、そば屋さんめぐり(年間いつでも)、朱鞠内湖(年間いつでも、夏はキャンプ場・観光船・ボート遊び・魚釣り、冬は凍結湖上でワカサギ釣り・ホテルあり)が観光スポットです。いずれも国道275号沿い、南北44kmの道のりです。
幌加内町の観光スポットは南からの北上コースがおすすめ。「そばの花ビューポイント」(3か所)は幌加内町市街地の南・新成生(しんなりう)地区、そば店の集まった市街地、道の駅(そば店)、政和や添牛内(そば店)、朱鞠内湖、クリスタルパークと続きます。
地元の観光協会が勧める三カ所の「そばの花ビューポイント」の看板は毎年7月中旬に設置されます(シーズン中のみの設置)。そばの花はぽつぽつ咲き始め、7月終わりから8月にかけ満開、それからさらにひと月して新そば祭りです。
3か所の展望スポットは国道275号を南から来ると、順々に看板が現れます。とくに問題なく見つけられるでしょう。
「純白の丘」(MAP CODE:701 168 554*35、駐車場・ベンチあり)は一番南の「そばの花ビューポイント」です。少し小高い展望台に「そばの花ビューポイント 純白の丘」と書いた小さな看板が建ててあります。展望台のすぐ先が道路脇駐車場です。国道沿いということもあり、ここが一番分かりやすいでしょう。
「白絨毯の畑」(MAP CODE:701 197 085*30)は「純白の丘」の300mほど先です。狭い農道に入り込むと両側にそば畑が広がります。駐車場はありません。行き止まりの道、Uターンは農道を利用しての転回になります。
「白銀の丘」(MAP CODE:701 226 411*44)は少し広めの農道に入り込みます。こちらはそのまま進んでいくと、国道に出られます。
そばは夏そば、秋そばとあり、開花期が6月~10月と長いですが、幌加内では7月下旬~8月中旬が一番白く見える時期です。国内最大の生産量を誇る町、そば畑はいたるところにあります。茎が赤くなり始めていたら、花も盛りを過ぎています。「ビューポイント」でいい写真が撮れなかったら、朱鞠内湖周辺へ、こちらにもそば畑がたくさんあります。
また満開になる時期がずれて、8月後半になることもあるそうな。上の純白の丘は8/5(例年満開の時期)の撮影ですが、この年(2021年)は下旬になって満開になったということです(2021年幌加内観光協会)。
そばの花の時期(7月中旬~9月下旬)には、幌加内町観光協会交流プラザ(0165-35-2380)で「レンタサイクル」を貸し出しています(有料)。
お蕎麦を食べる…、
そば屋さんについては「道の駅」のページ「レストラン」をご覧ください。
わかりやすいところを挙げると、市街地には「幌加内駅跡」、そば処霧立亭の向かいには「添牛内駅跡」などがあります。
深名線の資料等を集めた「深名線資料館」(問合0165-35-2380、幌加内町幌加内幌加内交流プラザ内)は市街地にあります、「幌加内そば雪月花」(0165-26-7770)と同じ建物です。開館時間は09:00-17:00、土日祝は休みです。
なお旧深名線の史跡は南の深川市や北の名寄市にも遺っています。
湖に近づくと「朱鞠内湖展望台」(MAP CODE:740 472 849*82)、すぐ近くに湖を堰きとめている「雨竜第一ダム」があります。ダムにも寄ってみるとおもしろいと思います、立ち入りはできません。「朱鞠内湖観光案内所」、「朱鞠内観光汽船」(問合せ0165-38-2158、MAP CODE:740 502 520*11)と続きます。
「観光汽船」やボートの受付・発着所はともに湖畔にあります。営業時間は08:00-17:00、船が空いていればいつでも乗せてくれます。ここはぜひ船に乗って、朱鞠内湖を見学しましょう。岸辺に立つ白樺の並木、白い木肌、湖面に映る影・逆さ白樺がきれいです。
まぼろしのイトウやワカサギ、また釣りで知られる「朱鞠内湖」は「雨竜第一ダム」(MAP CODE:740 472 699*77、1943年完成)に堰きとめられた人造湖で、日本最大の湖水面積。湖畔が複雑に入り込み、弁天島や中の島など島もたくさんあるので自然の湖のようです。ダムの下流は「雨竜川」。石狩川の支流で、総延長は155kmほどあります。南の滝川市江部乙で合流します。
「朱鞠内」という地名はアイヌ語「すまりない」(石が多い川)あるいは(キツネの沢)に由来するとされますが、諸説あるようです。
湖には遊覧船のほかに、モーターボートや貸しボートがあります。島のすぐそばなどに行くには貸しボートの方が便利です(釣りには遊漁券が必要、キャンプ場で取扱い)。
冬のワカサギ釣りは1月中旬頃から4月初旬まで。氷が60cmになると、冬の釣りシーズンの始まりです。1回の投入で3匹かかるなど、魚影が濃いようです。たくさんの人が湖上の釣りを楽しみます。貸し釣具や湖上までの送迎、すべてレンタルできます。詳しくは「朱鞠内湖」へ。
《キャンプ場》
湖畔にはキャンプ場が複数あり、宿泊にはレークハウスしゅまりない(通年営業10室、冬期は要暖房費・問合せ0165-38-2101)、ログキャビン、キャンプ場(5月上旬~10月下旬・冬期不可)が選べます。コインシャワー、ランドリーの設備あり。テントや寝具、バーベキューコンロ、ランタンや釣り竿などもレンタルがあります。レストランが利用できますが、レークハウス宿泊者以外は要予約。日帰り入浴はだれでも可能です。いずれも本館受付で。トイレはキャンプ場の数同様3つ(第一トイレが一番大きい)、和式と洋式トイレです。簡易水洗と呼ばれるもので、いっぺんに大量に流さないように気をつける必要があります。なお、湖ではカヌーやボート遊びは可能ですが、遊泳はできません。
湖北東にある「母子里クリスタルパーク」(MAP CODE:272 721 047*30)にはこの記録を記念し「クリスタルピークス」という銀ぴかのモニュメントが公園内に建てられました。「凍てつく寒さの中のつらら」を表現したものだそうです。「クリスタルパーク」は国道275号沿い、「母子里簡易郵便局」(0165-38-2580) のすぐ北側です。ここを訪れると「日本最寒地証明書」(有料)を発行してもらえます(「母子里クリスタルパーク案内所」08:30-17:00/月曜休館、トイレあり)。
公園北側には食事を提供してくれるコンカフェ「Moshiri」(0165-38-2845、営業時間11:00-18:00)があります。緑に塗られた鉄道車両が店舗。営業日はシーズン中は土日、10月~5月までは日曜のみの営業です。無料のレンタル自転車があります。
また2018年(2/25)には積雪量324cmを記録し、道内の記録を塗り替えました。寒さが半端ないですね。市街地のおそば屋さんにはこの記録が掲げてあります。
ちなみに気象庁公認の記録は1902(明治35)年01月25日上川測候所で記録した-41.0度、「日本で一番寒い町」を標榜する陸別町では2000(平成12)年1月27日に-40°Cを「陸別しばれ技術開発研究所」が観測。
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①日本一の作付面積と生産量を誇る「そば畑」と蕎麦店
②深川~名寄間を1995年まで運行していた「旧深名線史跡」
③日本で最大の面積の人造湖「朱鞠内湖」、キャンプ場
④1978年02月に記録された日本での最低気温記録の「クリスタルパーク」
の四つに分けられるでしょう。
町の真ん中を国道275号が走り、道の駅「森と湖の里ほろかない」はもちろんそのほかの観光スポットもこの道路沿いにあります。国道275号は旧深名線沿いに造られましたので、深名線の史跡(資料館、駅跡、橋梁、トンネル)も国道沿いに並んでいます。
幌加内がそばの花で白く色づくのは夏7月終わり~8月中旬、新そば祭りが8月終わり~9月の、そば屋さんめぐり(年間いつでも)、朱鞠内湖(年間いつでも、夏はキャンプ場・観光船・ボート遊び・魚釣り、冬は凍結湖上でワカサギ釣り・ホテルあり)が観光スポットです。いずれも国道275号沿い、南北44kmの道のりです。
幌加内町の観光スポットは南からの北上コースがおすすめ。「そばの花ビューポイント」(3か所)は幌加内町市街地の南・新成生(しんなりう)地区、そば店の集まった市街地、道の駅(そば店)、政和や添牛内(そば店)、朱鞠内湖、クリスタルパークと続きます。
道の駅「森と湖の里ほろかない」と観光スポット |
●そば畑と蕎麦店 [TOPへ]
そばの花を見る…、地元の観光協会が勧める三カ所の「そばの花ビューポイント」の看板は毎年7月中旬に設置されます(シーズン中のみの設置)。そばの花はぽつぽつ咲き始め、7月終わりから8月にかけ満開、それからさらにひと月して新そば祭りです。
3か所の展望スポットは国道275号を南から来ると、順々に看板が現れます。とくに問題なく見つけられるでしょう。
「純白の丘」(MAP CODE:701 168 554*35、駐車場・ベンチあり)は一番南の「そばの花ビューポイント」です。少し小高い展望台に「そばの花ビューポイント 純白の丘」と書いた小さな看板が建ててあります。展望台のすぐ先が道路脇駐車場です。国道沿いということもあり、ここが一番分かりやすいでしょう。
「白絨毯の畑」(MAP CODE:701 197 085*30)は「純白の丘」の300mほど先です。狭い農道に入り込むと両側にそば畑が広がります。駐車場はありません。行き止まりの道、Uターンは農道を利用しての転回になります。
「白銀の丘」(MAP CODE:701 226 411*44)は少し広めの農道に入り込みます。こちらはそのまま進んでいくと、国道に出られます。
夏のそば畑(純白の丘)8/5 |
秋のそば畑(白絨毯の畑で) |
そばは夏そば、秋そばとあり、開花期が6月~10月と長いですが、幌加内では7月下旬~8月中旬が一番白く見える時期です。国内最大の生産量を誇る町、そば畑はいたるところにあります。茎が赤くなり始めていたら、花も盛りを過ぎています。「ビューポイント」でいい写真が撮れなかったら、朱鞠内湖周辺へ、こちらにもそば畑がたくさんあります。
また満開になる時期がずれて、8月後半になることもあるそうな。上の純白の丘は8/5(例年満開の時期)の撮影ですが、この年(2021年)は下旬になって満開になったということです(2021年幌加内観光協会)。
幌加内町・夏のそば畑(朱鞠内湖付近 8/5) |
そばの花の時期(7月中旬~9月下旬)には、幌加内町観光協会交流プラザ(0165-35-2380)で「レンタサイクル」を貸し出しています(有料)。
お蕎麦を食べる…、
そば屋さんについては「道の駅」のページ「レストラン」をご覧ください。
●「旧深名線(しんめい)」史跡 [TOPへ]
深川から名寄までを1995年まで運行していた、旧国鉄の路線。営業係数(利益を上げるのにかかる費用)が国内ワースト10に入ることで名をはせた路線です。国道275号の整備とともに廃止されました。その史跡が国道沿いにずっと遺っています。一番南の「沼牛駅」から「北母子里駅跡」まで南北60kmの旅程です。旧深名線 第三雨竜川橋梁 |
朱鞠内駅跡 |
わかりやすいところを挙げると、市街地には「幌加内駅跡」、そば処霧立亭の向かいには「添牛内駅跡」などがあります。
深名線の資料等を集めた「深名線資料館」(問合0165-35-2380、幌加内町幌加内幌加内交流プラザ内)は市街地にあります、「幌加内そば雪月花」(0165-26-7770)と同じ建物です。開館時間は09:00-17:00、土日祝は休みです。
なお旧深名線の史跡は南の深川市や北の名寄市にも遺っています。
●朱鞠内湖(キャンプ、ボート遊び、釣り、) [TOPへ]
「朱鞠内湖」は道の駅から国道275号を北へ27km(名寄からだと西へ30km)。途中「そば畑展望台」、「そば処 霧立亭」、霧立亭の向かいに廃線になったJR深名線(しんめいせん)の「添牛内駅跡(そえうしないえき)」があります、寄ってみるのも良いでしょう。「朱鞠内郵便局」(ATMは土曜お昼まで)を過ぎると道道528号に入ります。ちなみに国道275号を辿ると、40数キロで美深に到達します。湖に近づくと「朱鞠内湖展望台」(MAP CODE:740 472 849*82)、すぐ近くに湖を堰きとめている「雨竜第一ダム」があります。ダムにも寄ってみるとおもしろいと思います、立ち入りはできません。「朱鞠内湖観光案内所」、「朱鞠内観光汽船」(問合せ0165-38-2158、MAP CODE:740 502 520*11)と続きます。
朱鞠内湖展望台から |
朱鞠内湖・雨竜第一ダム |
「観光汽船」やボートの受付・発着所はともに湖畔にあります。営業時間は08:00-17:00、船が空いていればいつでも乗せてくれます。ここはぜひ船に乗って、朱鞠内湖を見学しましょう。岸辺に立つ白樺の並木、白い木肌、湖面に映る影・逆さ白樺がきれいです。
朱鞠内湖 |
朱鞠内湖(湖上から) |
まぼろしのイトウやワカサギ、また釣りで知られる「朱鞠内湖」は「雨竜第一ダム」(MAP CODE:740 472 699*77、1943年完成)に堰きとめられた人造湖で、日本最大の湖水面積。湖畔が複雑に入り込み、弁天島や中の島など島もたくさんあるので自然の湖のようです。ダムの下流は「雨竜川」。石狩川の支流で、総延長は155kmほどあります。南の滝川市江部乙で合流します。
「朱鞠内」という地名はアイヌ語「すまりない」(石が多い川)あるいは(キツネの沢)に由来するとされますが、諸説あるようです。
湖には遊覧船のほかに、モーターボートや貸しボートがあります。島のすぐそばなどに行くには貸しボートの方が便利です(釣りには遊漁券が必要、キャンプ場で取扱い)。
冬のワカサギ釣りは1月中旬頃から4月初旬まで。氷が60cmになると、冬の釣りシーズンの始まりです。1回の投入で3匹かかるなど、魚影が濃いようです。たくさんの人が湖上の釣りを楽しみます。貸し釣具や湖上までの送迎、すべてレンタルできます。詳しくは「朱鞠内湖」へ。
《キャンプ場》
湖畔にはキャンプ場が複数あり、宿泊にはレークハウスしゅまりない(通年営業10室、冬期は要暖房費・問合せ0165-38-2101)、ログキャビン、キャンプ場(5月上旬~10月下旬・冬期不可)が選べます。コインシャワー、ランドリーの設備あり。テントや寝具、バーベキューコンロ、ランタンや釣り竿などもレンタルがあります。レストランが利用できますが、レークハウス宿泊者以外は要予約。日帰り入浴はだれでも可能です。いずれも本館受付で。トイレはキャンプ場の数同様3つ(第一トイレが一番大きい)、和式と洋式トイレです。簡易水洗と呼ばれるもので、いっぺんに大量に流さないように気をつける必要があります。なお、湖ではカヌーやボート遊びは可能ですが、遊泳はできません。
●母子里クリスタルパーク(日本で一番寒いところ) [TOPへ]
朱鞠内湖では8月初旬「朱鞠内湖湖水祭」が開かれます。 湖の南側に日本で最低気温-41.2℃を記録したモニュメントが建っています。1978年02月17日、湖北東の母子里(もしり)地区で記録された気温(非公認)です。町ではこの日を「天使の囁き記念日」とし、極寒とダイヤモンドダストを経験する日になっています。朱鞠内湖最低気温モニュメント |
湖北東にある「母子里クリスタルパーク」(MAP CODE:272 721 047*30)にはこの記録を記念し「クリスタルピークス」という銀ぴかのモニュメントが公園内に建てられました。「凍てつく寒さの中のつらら」を表現したものだそうです。「クリスタルパーク」は国道275号沿い、「母子里簡易郵便局」(0165-38-2580) のすぐ北側です。ここを訪れると「日本最寒地証明書」(有料)を発行してもらえます(「母子里クリスタルパーク案内所」08:30-17:00/月曜休館、トイレあり)。
公園北側には食事を提供してくれるコンカフェ「Moshiri」(0165-38-2845、営業時間11:00-18:00)があります。緑に塗られた鉄道車両が店舗。営業日はシーズン中は土日、10月~5月までは日曜のみの営業です。無料のレンタル自転車があります。
幌加内町・母子里クリスタルパーク |
母子里クリスタルパーク園内 |
また2018年(2/25)には積雪量324cmを記録し、道内の記録を塗り替えました。寒さが半端ないですね。市街地のおそば屋さんにはこの記録が掲げてあります。
ちなみに気象庁公認の記録は1902(明治35)年01月25日上川測候所で記録した-41.0度、「日本で一番寒い町」を標榜する陸別町では2000(平成12)年1月27日に-40°Cを「陸別しばれ技術開発研究所」が観測。
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