道の駅「森と湖の里ほろかない」(道北エリア上川北 55)

🔝

概要(最終訪問日:2025年7月3日) 《この道の駅のミッション❓》 温泉棟でそばををいただく/駅舎でそばの乾麺を買い求める。
  • 道北エリア(上川管内・旭川以北)、国道275号沿い、1998年設置(設置番号55)
  • スタンプは😀24時間押印可能(さわやかトイレ内で休館日も押せます)

  • 24hトイレはウォシュレット(快適度9)、水が出るのがあるので気をつけて
  • 日本一の蕎麦処にある道の駅。温泉(2020年4月リニューアル)と食事処、バンガロー(要予約・シーズン中のみ)があります
  • 幌加内の市街地までは南へ13kmほど、蕎麦畑の展望台また蕎麦の店は南方向・北方向いずれにもあります
  • 道の駅の駐車場は2カ所(駅舎前、北方向広場)に分かれてそれなりの広さ(車中泊度◯)、温泉前にも駐車場、緑地帯などに夏は(刺す)虫が多いかもしれません
  • Wi-Fi(MICHI-NO-EKI)はほとんど拾えませんが、新設Wi-Fi(horokanai…)は向かいの駐車場で十分拾えます

  • 北方向30kmで、国内最大の人工湖・朱鞠内湖、遊覧ボートあり
  • キャンプ場は「幌加内観光スポット(別ページ)」


住所:北海道雨竜郡幌加内町字政和第1 (現在地からのルートを表示
電話番号:0165-37-2070   MAP CODE:701 707 425
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
 (東37km)羊のまち 侍・しべつ・(東43km)絵本の里けんぶち
 (北西71km)風Wとままえ・(西82km)おびら鰊番屋
 (南60km)ライスランド深川(道央)
 (北72km)びふか



🙆 記事一覧 

トイレ事情    ●風呂事情    ●洗濯事情
駐車可能台数
敷地内の店    ●レストラン   ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
観光スポットや行事         ●幌加内観光スポット(別ページ)
地名由来     ●地図


●トイレ事情 (トイレうんちくダンプステーション

24hトイレはきれいなウォシュレット

 北海道のトイレチェーン「さわやかトイレ」が24hトイレ。2022年洋式トイレがウォシュレットに更新されました。さらに2025年和式トイレもウォシュレットに変更。女子はウォシュレット4、男子はウォシュレット2です。多機能トイレにもウォシュレット、オストメイト機器、着替えボード、おむつ交換台があります。蛇口からはお湯が出ます。室内がもう少し明るいといいんだけど…。
 トイレ室内、個室いずれも余裕の広さです。2021年授乳室・化粧室が設置されています。新しいウォシュレットは設定が未済で、冷たい水が出ます、ひぇっ!
 下の画像では一番手前がトイレ。その奥が駅舎、右手(見えませんが)、小高くなったところに温泉があります。左手の平面屋根は身障者等用駐車スペース。

道の駅「森と湖の里ほろかない」駅舎と24hトイレ
道の駅「森と湖の里ほろかない」駅舎と24hトイレ


 感想を言うと、2022年はちょっとしょぼい更新。近年、芦別や足寄の道の駅では個室全部をウォシュレットにした例があるだけになおさら。駐車場の外灯支柱はすべてがステンレス製のりっぱなものになっているので、降りてきた予算費目の割り振りを間違ったとしか思えない。


●風呂事情 (入浴料虫対策

道の駅敷地内・せいわ温泉ルオント
 「せいわ温泉ルオント」道の駅駅舎背後(0165-37-2070、雨竜郡幌加内町)10:00-21:00/水曜定休。入浴料はふつう。ボディソープ・シャンプー備え付け。天塩(てしお)山系「三頭山」から湧き出す「三頭の湯」と露天風呂(冬期可・豪雪露天風呂、夏期はネットがかけてあり虫が来ない)は赤褐色の源泉、ナトリウム塩化物泉。サウナ、週替わりの「香料の湯」があります。11月からの工事を終え、2020年4月リニューアルオープン、とてもきれいです。宿泊不可・食事可。足湯があり、こちらは無料で楽しめます。全館禁煙です。「ルオント」はフィンランド語で「自然」。

幌加内町・せいわ温泉ルオント
幌加内町・せいわ温泉ルオント


 温泉内にはレストラン「そばの里」があり、日本一のそばの生産地、やっぱり手打ちそばがあります。道の駅内の「玄蕎麦処○(まる)」(11:30-14:00)は温泉の定休日(水曜)に営業です。

 士別市(東へ39km)に「美し乃湯温泉」があります。「羊のまち侍・しべつ」をご覧ください。
 小平町(西へ55km)に「たっぷりかん」があります。「おびら鰊番屋」をご覧ください。


●洗濯事情
 幌加内町にコインランドリーはありません

 「ほろかない」から東へ38km「士別市」。
 「ほろかない」から南へ55km「旭川市」。
 「ほろかない」から北西へ76km、日本海「羽幌町」。


●駐車可能台数 (ここは泊まれますか?道の駅のWi-Fi

虫対策

大型・普通車・身障者用:5台・37台・2台屋根付き。国道275号沿いの道の駅、近くを雨竜川が流れています。
 道の駅の施設は駅舎(お土産屋、そば屋)、さわやかトイレ、レストランつきの温泉です。駐車場は駅舎前、北側、温泉前に分かれています。道の駅の駐車場は駅舎前と北側です。駅舎前は窮屈で、建物に向かって傾斜しています。北側の駐車場はゆったりした区画割り。そう多くはありませんが、トラックが駐まります。
 Wi-Fiの電波は従来のMICHI-NO-EKIは屋外ではほとんど拾えませんが、新設Wi-Fi(horokanai…)は向かいの駐車場で十分拾えます。Google Map

道の駅「森と湖の里ほろかない」駐車場
道の駅「森と湖の里ほろかない」駐車場


虫対策
 北海道はどこでも(とくに内陸部)ですが、夏に訪れるさいはゴマフアブや蚊などの害虫に注意してください。数が半端なく、刺されるといつまでもかゆみが続きます。防虫スプレーと長袖・長ズボンは必須。「虫対策」をご覧ください。

 余談ですが、遠いナンバープレートの人が数年前、駅舎前の駐車スペースで車からパラボラアンテナを出して、通信していました。テレビを見るためなのか、ふるさとの星と交信していたのか、はたまたスパイ活動なのかはわかりません。


●敷地内の店

蕎麦打ち
 駅舎内にはお土産屋さんとおそば屋さん「玄蕎麦処◯」(0165-37-2700、水曜のみ営業11:30-14:30)があります。せいわ温泉ルオント内レストランの定休日(水曜)に営業です。製粉から製麺まですべて自社で、そば打ち自体はここでやっているようです。

幌加内町・玄蕎麦処○(駅舎内)
幌加内町・玄蕎麦処○(駅舎内)


そばのお土産
 お土産屋さんには蕎麦がいっぱいです。温泉内売店では名産のそばや、そば粉使用のアイスや菓子「そばの実おからドーナツ」、「そばジェラートアイス」、「そばの実シフォンケーキ」、笹紙などの特産品が販売されています。
 そば屋は幌加内市街(南13km)と北方向にいくつもあります。

新そばのおみやげ
新そばのおみやげ


●レストラン

道の駅、幌加内市街、朱鞠内湖方向、新そば祭り

道の駅
 温泉内レストラン「そばの里」(11:30-14:00・17:00-20:30)。そばの作付面積日本一の幌加内のそば粉を使用したレストランでは、ポン酢風味のそばや、フォークとスプーンで食べるクリーム仕立てのそば等が人気です。

せいわ温泉内レストラン「そばの里」
せいわ温泉内レストラン「そばの里」


幌加内町市街地》 …レストラントップに戻る)
○「そば屋八右ヱ門」道の駅から南へ13km・国道275号経由(目的地設定不可0165-35-3521、雨竜郡幌加内町字幌加内南2)11:30-16:00/木曜定休。おすすめは「2色天もりそば」、あいは「二種盛り」(10割と2+8そばが食べられる)。ミニ蕎麦のついた卵丼、親子丼あり。〔🗾Googleマップ〕。
 五叉路に建つ店舗。電話番号によるナビ設定では到達できないかもしれません。向かいに農業関連の施設「幌加内土地改良区」(0165-35-2226)、あるいは斜め向かいに「幌加内町役場」(0165-35-2124)があります。

幌加内町・そば屋八右ヱ門
幌加内町・そば屋八右ヱ門


(昼)「幌加内そば雪月花」道の駅から南へ13km・国道275号沿い(0165-26-7770、雨竜郡幌加内町字幌加内 交流プラザ内)11:00-15:00/火曜定休。「天ぷら蕎麦」がおすすめ。同じ建物に鉄道の「深名線資料館」が入っています。「観光スポット」をご覧ください。画像左手に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。

幌加内そば雪月花
幌加内そば雪月花


 「あじよし食堂」道の駅から南へ12.7km・国道275号沿い(0165-35-2056、幌加内町字幌加内)11:00-22:00(日祝 10:00-17:00)。昼は蕎麦(二八蕎麦)、カレー、丼など。夜は牛タン塩焼き、開きホッケ、豚角煮など。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。

幌加内町・あじよし食堂
幌加内町・あじよし食堂


 「そばごう」道の駅から南へ13km・国道275号沿い(0165-26-9612、幌加内町幌加内1284)11:00-20:00/水曜定休。元「北空知信用金庫幌加内支店」の建物を再利用、信金の看板「北空知しんきん」が残っています。臨時のお休みの情報等は、instagram。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。

朱鞠内湖方向
 「そば処 霧立亭」道の駅から北へ12.4km・国道275号沿い(0165-37-2233、雨竜郡幌加内町字添牛内)11:00-19:00(11月~4月 11:00-15:00)/月曜定休。おすすめは「冷やしそばの実天そば」。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。

幌加内町・そば処霧立亭
幌加内町・そば処霧立亭


閉業 2021年コロナの影響で営業休止(期間限定・お昼)「そば処きたむら」北へ5.7km(0165-35-2380、幌加内町字政和)11:00-14:00(営業期間7月中旬~8月末)。展望台のあるそば畑の中で食べることができます。幌加内ではここが一番施設の整ったそば畑ビューポイント。展望台はもちろん、そば神社、そば博物館、簡易トイレ、そしてそば屋があります。幌加内のそばの花見頃は7月下旬~8月中旬です。再開の期待を込めて、この部分、残しています。

在りし日の「そば畑展望台」から 7/27
在りし日の「そば畑展望台」から 7/27


 市街地より南にある「新成生(しんなりう)」地区のそばの花ビューポイントは「観光スポット」をご覧ください。
 「幌加内町観光協会」の「お食事処案内」があります。

新そば祭り
 幌加内町では「新そば祭り」(問合せ0165-26-7505、幌加内町役場周辺)が8月終わり~9月、二日にわたり開かれます。また全国の高校が参加する「全国そば打ち選手権大会」(通称「そば甲子園」8月開催、開催地はいろいろです)には幌加内高校も参加し、ほとんどの大会で優勝しています。
 画像は2022年(9/3-9/4)の例。幌加内高校は9/3だけで1,200杯を売り上げました。まつりの日、町内の蕎麦店、店舗の方は全部お休みです。

幌加内町・新そば祭り
幌加内町・新そば祭り
幌加内高校の出店
幌加内高校の出店


●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 (ANRE 停電時も給油可能なGS

 コンビニのない自治体が2025年時点で、北海道には2つ、幌加内町はそのひとつです。もうひとつは北海道西部・積丹半島の神恵内村。コンビニはなくても、どちらの町にもお店はちゃんとあります。幌加内町のスーパー、ガソリンスタンドは市街地のみにあります。郵便局は全町に散在します。
    幌加内町のコンビニ・スーパー
  • Aコープ幌加内店」道の駅から南へ12.8km・国道275号沿い(0165-35-2610、幌加内町字幌加内1299)10:00-18:00。残念ながら、品揃えが幾分少なめ。〔🗾Googleマップ〕。

  •  国道275号沿い、「Aコープ」より北(幌加内町内)に店舗はありません。国道275号は美深町(Aコープから北へ75km)で国道40号と合流します(美深には道内中央部最北のセブンイレブンあり)。コンビニは国道40号沿いであれば、和寒町、剣淵町、士別市名寄市にあります。いずれも東へ30~40kmといったところ。






    幌加内町の郵便局6
  • 朱鞠内郵便局」道の駅から北へ23km・国道275号沿い(0165-38-2130、幌加内町朱鞠内)ATMは土曜お昼まで。朱鞠内湖展望台から3km南下。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • 政和簡易郵便局」道の駅から北へ2.5km・国道275号沿い(0165-37-2880、幌加内町政和第二)平日のみの営業。簡易郵便局にATMはありません。カードを持っていれば、引き出せます。政和コミュニティセンター内。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • 幌加内郵便局」道の駅から南へ13.2km(0165-35-2110、雨竜郡幌加内町字幌加内)ATMは日曜14:00まで。店舗横に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。

 北の朱鞠内湖付近には、商業施設(コンビニ、ガソリンスタンド)はありません。朱鞠内湖展望台から北東方向・名寄市まで37km、南東方向・士別市まで36km。


●観光スポットや行事 (服装虫対策ゴミ箱

 幌加内の観光スポットは、南からそば畑、旧深名線史跡、朱鞠内湖(キャンプ場)、母子里(もしり)クリスタルパーク。別ページ「幌加内町の観光スポット」にしました。


●地名由来

幌加内、新成生、添牛内、母子里、朱鞠内

幌加内(ほろかない)》
 「ほろかない」という地名はアイヌ語の「ほろかない」もしくは「ほるかない」が語源、「逆流する川」という意味だそう。幌加内川が幌加内町新成生(しんなりう)のあたりで雨竜川に流れ込みますが、うっそうたる原野の中で雨竜川が南流、一方幌加内川は北流していることに因んでいるとのこと。
 幌加内町は2010年まで道央の空知管内に属していましたが、士別市や名寄市、美深町との結びつきが強いことから道北・上川管内に管轄が移動しました。人口は1,200ほどです。

新成生(しんなりう)》
 もともとはアイヌ語「弥運内(やうんない)」(内陸にある川)と呼ばれていたところ。1912(明治45)年、山形県東村山郡成生村(現・天童市)から集団入植があり、故郷の地名に「新」を付け、「新成生」とした。深名線の「新成生駅」があった。

添牛内」
 アイヌ語「そうしない」(滝のある川)から。霧立峠に向かう道沿い、滝が流れる川(そおうんない・滝のある川)が元々の言葉。滝は「早雲内滝」と書き、国道239号線沿いにある。道は覆道になっており、開口部から滝上流部が見えるくらいに近いが、福道内に駐車するのは非常に危険。〔🗾Googleマップ〕。

母子里
 日本の最低気温を記録したところとして有名な所。アイヌ語「もしりうんない」(島のある川)から。「モシリウンナイ川」は国道275号と交差して流れています。現在の「モシリウンナイ川」にはそうした島(中之島)は見当たらないそう。赤平市にも「もしり」の地名はありますが、「茂尻」の当て字。〔🗾Googleマップ〕。

朱鞠内(しゅまりない)》
 アイヌ語「すまりない」(狐のいる川)、あるいは「すまうしぺっ」(石の多い川)からとされています。なお朱鞠内湖は人造湖。


●地図

住所:北海道雨竜郡幌加内町字政和第1 (現在地からのルートを表示
電話番号:0165-37-2070   MAP CODE:701 707 425

#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅森と湖の里ほろかない」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。


参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18840
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2038/
https://horokanai-kankou.com/spot/michi-no-eki/

#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido

コメント