奥尻島(道南エリア・檜山振興局ひやま)

🔝 🔝

概要(最終訪問日:2025年9月14日)
  • 奥尻島はせたな町の真西に浮かぶ島、奥尻町(1島1町、一郡一町)があります
  • せたな町からは24kmほど離れています
  • フェリーが江差町から出ていて、60kmほどの海路(所要時間2時間20分)
  • 奥尻空港が島最南にあり、函館(所要時間30分)と札幌丘珠空港間(所要時間50分)、毎日2往復ほど運航
  • 奥尻島は一周65kmほど、一番の観光スポットはフェリー乗り場(以下、FT)近くの「鍋釣岩」です
  • 北海道離島の人口は利尻島(面積182㎢・一周60km)、礼文島(81㎢・60km)、奥尻島(143㎢)の順に少なくなります
  • 利尻島、礼文島同様、奥尻島にもクマ、シカ、狐などの大型動物はいません、タヌキがたくさんいるそうです


住所:奥尻町役場 北海道奥尻郡奥尻町字奥尻428番地2 (現在地からのルートを表示
電話番号:01397-2-3111   MAP CODE:781 616 357*50
《直近の道の駅》 …(以下の記事も含め)距離はフェリーターミナル(FT)や奥尻空港から
 (南東66km)江差



🙆 記事一覧 

島へのアクセス・島内の移動    ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
風呂事情・宿・キャンプ場     ●洗濯事情    ●レストラン
観光スポットや行事
地名由来             ●地図



●島へのアクセス・島内の移動

フェリー、飛行機(プロペラ機)、島内の移動周遊プラン例






島内の移動手段》 奥尻島マップ
 奥尻島は周囲65kmほどの島。昔北海道を調査した松浦武四郎は、145cmほどの身長で道なき道を1日60km歩くこともあったそうです。
  • マイカー
     マイカーであればガソリンの量に注意すれば特に問題なく目的地に着けます。⛽ガソリンスタンドはフェリーターミナル近くに2軒、空港近くに2軒あります(下の「コンビニ」(⬇)の項をご覧ください)。
  • レンタカー
     レンタカー業者は島に6軒あります。フェリーターミナル近く(奥尻地区)に4軒、空港近く(青苗地区)に2軒。軽自動車が主体の業者、民宿も経営の業者、到着出発時の送迎をしてくれる業者などさまざまです。
  • 観光ハイヤー
     青苗ハイヤーが取り扱っています(予約必須01397-3-2339)。1時間ちょっとのコースと4時間ちょっとのコースがあり、1時間コースは賽の河原公園など4か所訪問(FT到着14:30)、4時間コースはそれに加え、なべつる岩や津波館など全部で15か所訪問(FT到着17:30)です。いずれもフェリーターミナル・午後の出発。運行期間は5月連休、7月~8月、毎日運行。奥尻島発フェリーは15:00が最終、4時間コースを回ると自動的に島に宿泊です。
     青苗ハイヤーではフェリーや飛行機の出発にあわせた「乗り合いタクシー」を運行しています。どこから乗っても、FTまで\2,000.-、空港まで\1,000/-。前日までの予約必須(01397-3-2339)。
  • 路線バスは島の北方向と南方向に行くバス、2系統(町有バス)があります。青苗方面(南方向・空港方向)へは6往復、稲穂港方面(北方向・さいの河原)へは4往復。いずれも学校の長期休暇期間には運休します。問合せ:01397-2-4111(奥尻町バス運行係)。バス路線図(PDF)、バス時刻表(PDF)。いずれの系統もフェリーターミナルから出発です。
  • レンタサイクル
     島は一周65kmほど、自転車なら6~7時間、原付バイクなら3~4時間で回れます。レンタカー業者、宿泊業者がレンタサイクルを取り扱っています。
     奥尻レンタカー(電動自転車あり)、青苗ハイヤー(電動あり)、素泊まり民宿島じかん(レンタルバイク)など。島の坂道を侮ってはいけません。「脚力鍛錬🚴」以外のひとは電動を選びましょう。
  • フットパスを徒歩🚶で
     島にはフットパスが4コース設けられています。いずれもPDFの地図がついているので参考になります。Aコース(空港周辺)、Bコース(青苗岬周遊)、Cコース(フェリーターミナル、鍋釣岩周辺)、Dコース(島の西側温泉周辺、北追岬、奥尻ワイナリー、あわび種苗育成センター、彫刻群など)。紹介記事




 奥尻島を限られた時間で回るプランもあります。ご参考までに…、


●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 (ANRE 停電時も給油可能なGS

フェリーターミナルFT・町役場近く、奥尻空港近く



●風呂事情・宿・キャンプ場 (入浴料虫対策

温泉、宿泊(ライダーハウス、カプセルホテル)、キャンプ場(4軒)、マリンレジャー

神威脇温泉保養所
 「神威脇温泉保養所」FTから西へ18km・道道39号沿い(01397-3-1130、奥尻郡奥尻町湯浜98地先)10:30-20:30/冬期(11月~3月)月曜定休。島の西側・フェリーターミナルの真西。源泉は2本、浴室へは混合湯を供給。泉質は含塩化土類-食塩泉(ナトリウム・カルシウム塩化物泉)(65℃熱い場合は加水)、鉄分のため少しだけ赤く濁っています。入浴料は安め。源泉かけ流し。ボディソープ・シャンプー要持参(販売あり)、レンタルのバスタオルあり。1Fに男女浴室、漁港に向いた展望浴室が2F(2Fの湯は砂で濾過)。1F・2Fの湯、鉄分除去の目的でいずれも塩素付加。温泉成分が床やパイプにこびりつき、いかにも道南の温泉という趣。「2005年島の秘湯ベスト10」で全国7位に入りました。〔🗾Googleマップ〕。東岸のフェリーターミナルからは西へ18km。道道39号をいったん北西の磯谷岬方向に10kmほど進み(島横断)、そこから8kmほど南下です。

奥尻島・神威脇温泉保養所
奥尻島・神威脇温泉保養所


 島内に温泉施設のある宿はありません。以前近くに「奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館」がありましたが閉館です。「奥尻ゲストハウスimacoco」(080-3237-8988・共用キッチンあり)が上記温泉に一番近いようです。

宿泊
 旅館、民宿については、奥尻島旅館等一覧リスト)へ。20軒ほどの宿があります。駐車場とWi-Fiはすべての宿で設置。
 場所がなぜか空港近くですが、ライダーハウスもあります。FTから町営バスで\200程度の料金。
  • ライダーハウス「奥尻ベース」空港から南東へ2km・道道39号沿い(01397-3-1866、奥尻町字青苗189-59)。シャワー無料。冷蔵庫、テレビあり。洗濯は管理人が格安でやってくれる。「素泊まり民宿島じかん」の経営。〔🗾Googleマップ〕。
  • 素泊まりカプセルホテル「奥尻島カプセルルーム」空港から南東へ1.9km・町道沿い(01397-3-2008、奥尻町青苗411-100)。レンタカーの店「ヘンミ」経営。ウォシュレットトイレ、電子レンジ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、テレビ、喫煙室あり。〔🗾Googleマップ〕。

キャンプ場
 キャンプ場は島内に4か所あります。うにまるキャンプ場(東海岸中央部)、東風泊海岸海水浴適地(東海岸北)、賽の河原公園キャンプ場(島最北部)、北追岬公園キャンプ場(島西岸中央部・温泉まで北1.5km)。
 キャンプ場はすべて開設期間4月下旬~10月、料金無料。予約不要。またゴミ箱はありません。町内の商店・土産店で町指定のごみ袋を購入・ごみを分別の上、奥尻フェリーターミナルの向かいにある「観光専用ゴミステーション」に廃棄可能(燃やせるごみ青色、燃やせないごみ赤色)。
  • うにまるキャンプ場」FTから南へ3.1km・道道39号沿い(奥尻町字赤石 うにまる公園隣)。テントサイトとオートサイトあり。テントサイトは柵より奥の敷地、テントサイトに車を乗り入れてはいけません。仮設水洗トイレ、炊事場(屋根、照明つき)。炊事場の水は飲めません。駐車場🅿20台分あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • 東風泊海岸海水浴適地(やませどまり)」FTから北へ3.6km・道道39号沿い(奥尻町字球浦 東風泊海岸)。オートキャンプは不可。テントサイトは砂地。水洗トイレ1棟・シャワー設備あり、炊事場1棟、休憩室(寝泊り不可)あり。海水浴、魚釣り可。近くに民家あり。フェリーターミナルに一番近いキャンプ場(北へ4km)。駐車場🅿30台分あり。〔🗾Googleマップ
  • 賽の河原公園キャンプ場(さいのかわら)」FTから北へ10.1km・道道39号沿い(奥尻郡奥尻町稲穂)。島の最北・稲穂岬の突端。駐車場でオートキャンプ可。テントサイトは土部(芝生上にテント設営不可)。水洗トイレ2棟(身障者用あり)、炉付炊事場1棟、野外炉、グラウンドあり。入口付近に食堂・店舗「北の岬さくらばな」(⬇)があります。道南五霊場「賽の河原」があり、毎年6月22日~23日に奥尻三大祭「賽の河原祭」が開催されます。海水浴、魚釣り可。テントサイト近くに駐車場🅿約60台分あり。〔🗾Googleマップ
  • 北追岬公園キャンプ場(きたおいみさき)」FTから西へ19.3km・町道沿い(奥尻町字湯ノ浜 北追岬公園内)。島の西部・中央海際。オートキャンプはスペースがあれば可・先着順。テントサイトは天然の草地。夜間照明あり。散策路あり。キャンプ場に水洗トイレ1棟・公園入口に1棟。屋根なし炊事場1棟・草地に1棟。多目的広場、散策路、彫刻家の故・流政之氏の野外彫刻多数あり。上に紹介した神威脇温泉保養所(⬆)が近く。駐車場🅿は約30台分。〔🗾Googleマップ

マリンレジャー
    マリンレジャーは宿泊施設やレンタカー事業者が取り扱っています。
  • 奥尻島フェリーターミナル2F「Bella Vista」ではシーカヤックなどを取り扱っています。鍋釣岩へのカヤック渡島も、魚釣りもできるようです 🗾
  • 島西岸・温泉近く「奥尻ゲストハウス イマココ」でSUP体験、カヤック体験を取り扱っています。鍋釣岩へのカヤック渡島も、サップでの立ちこぎもおまかせです 🗾


●洗濯事情
 奥尻島にコインランドリー店舗はありません。

 旅館などに電気式ランドリーが設置されていることがあります。
 「丘の宿 優凪」島の南・空港近く(01397-2-7577、奥尻町青苗418-1)。

 江差に戻れば、2軒店舗があります。

 laundry道内コインランドリー地図」(詳細は道の駅や市町村を参照)


●レストラン

フェリーターミナルFT付近、空港周辺FTより北
 奥尻島のマスコットキャラクターは「うにまる」。旬の時期(夏)にぜひ食べたいですね。あわびもまた島を代表する海産物。多少待っても定評のあるお店に入りましょう。
    🚢 奥尻島フェリーターミナルFT周辺の食事処
  • 🍝「Bella Vista」(090-2870-3369、奥尻町字奥尻 フェリーターミナル2F)11:00-16:00・17:30-22:00/冬期(11月下旬~3月)休業。パスタ、ピザ。ウニクリームのパスタがおすすめ。シーカヤックやサーフィンなどのアウトドアアドベンチャーを提供。instagram。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • (夜)「居酒屋 寿」奥尻市街地の一番南の通り(01397-2-3054、奥尻町奥尻766-3)17:00-23:00。海鮮や焼き鳥が人気があります。チヂミがおすすめ。〔🗾Googleマップ〕。
  • 😍🍣(夜・夏期のみ昼も)「叶寿司(きょうずし)」奥尻市街地の一番南の通り(01397-2-3340、奥尻郡奥尻町字奥尻766)11:00-14:00(夏季限定・要確認)・17:00-22:00。おすすめ「奥尻丼」には地物のうに、海産物が沢山入ってます。2012年8月にリニューアル。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • 🍜(昼)「お食事処まつや食堂」奥尻市街地の南から二番目の通り(01397-2-2067、奥尻郡奥尻町字奥尻772)11:00-14:30。ラーメンセット、うにラーメン、「元祖奥尻塩ラーメン」がおすすめ。定食類もできます。〔🗾Googleマップ〕。
  • 双葉寿し」奥尻市街地の南から二番目の通り少し奥(01397-2-2875、奥尻町字奥尻)。カウンターに価格つきメニューがあります。たくさん食べたければ海鮮丼を。〔🗾Googleマップ〕。

  • 🛫 奥尻島空港周辺の食事処
  • 潮騒」空港から南東へ2.1km・道道39号沿い(01397-3-2839、奥尻町字青苗274-21)11:00-19:00/火曜定休。うに丼(~8月末)、カツ定食、しょうが焼き定食、イカ、海老のたくさん入ったあんかけ焼そば定食がおすすめ。駐車場🅿5台分あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • 😍🍣(夜)「北海寿司」空港から南東へ2km・町道沿い(01397-3-2288、奥尻町青苗411-104)16:30-21:30。夏季限定メニュー、ランチセットやウニ丼ダブルなどあり。かわいいウニパフェあり。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • (昼)「陽だまり」空港から南東へ2.7km・道道39号突端(奥尻町青苗60-34)10:30-17:00/木曜定休。喫茶店ということですが、ラーメン、豚丼、お好み焼きなどもできます。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。すぐ南に、「時空翔」と名付けられた「北海道南西沖地震犠牲者慰霊碑」、「奥尻島津波館」があります。

  • 🌋 奥尻島FTより北の食事処
  • (夜)「居酒屋たけし」FTから北へ3.5km・道道39号沿い(01397-2-3527、奥尻町球浦142-1)16:30-23:00。焼き鳥がおすすめです。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • (昼)「北の岬さくらばな」FTから北へ10.1km・道道39号突端(01397-2-3630、奥尻郡奥尻町字稲穂108)08:30-17:30(4月末~10月の営業)。お土産屋さん併設の食堂。おすすめは海鮮の入った「なべつるカレー」(奥尻名物)、すり身汁。町の紹介。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。


●観光スポットや行事 (服装虫対策ゴミ箱

(FTから南に下り、南端の空港から北上、北端の賽の河原公園から南に下ります) 観光スポットトップに戻る
 奥尻島観光スポット一覧」、「奥尻島観光体験リスト」。🗾島内公衆トイレ🚻

奥尻島の観光スポット
奥尻島の観光スポット


鍋釣岩》 …観光スポットトップに戻る)
 「鍋釣岩(なべつるいわ)」東岸・FTから1.1km南下・道道39号沿い(問合せ01397-2-3406観光係、奥尻町字奥尻)。島の玄関・フェリーターミナルからも近く、まさに奥尻島を代表する奇岩。鍋の取っ手(弦)みたいというので、今の名前がついたそう。高さ19.5m。形成はまだ日本列島が作られていなかった頃に、海底の火山活動などにより溶岩が固まり、侵食されやすいところが外れ安山岩が残ったものだという。海沿いに駐車帯🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
 岩は以前は陸続きだったのだが、1993年の北海道南西沖地震により1mほどの地盤沈下が起き、今は海の中に立っています(カヤックでのアドベンチャーあり)。この地震でじつは頭頂部が崩落し、なんと1億1千万円をかけて修復工事が行われたのだそう。

奥尻島・鍋釣岩
奥尻島・鍋釣岩


奥尻島の奇岩》 …観光スポットトップに戻る)
 そのほかの「奥尻島の奇岩」は西海岸にあります(北から)。
  • 「ティナ岩」 〔🗾
  • 鷹の巣」〔 🗾
  • 屏風立岩(びょうぶたていわ)」 〔🗾
  • 地震の際に半分が崩落した「カブト岩」〔🗾
  • もともと東海岸にあり、鍋釣岩とともに夫婦岩と呼ばれていた、浮気者の「モッ立岩」〔🗾
  • ホヤの形に似ているということで「ホヤ石」〔🗾〕。ホヤ石の沖に見えるのは無縁島と平島
  • 岩ではありませんが、ホヤ石の滝🗾〕も近くにあります。
  • 北海道南西沖地震で海底が沈み海食台が姿を消した「千畳浜」 〔🗾「海食台」というのは波の侵食作用によって岩石海岸の海面付近に形成された平坦な岩礁地形。道南でよく見かけ、松前の道の駅裏にかなりの広さの海食台が見られます

体験・ 虹色サンゴ磨き》 …観光スポットトップに戻る)
 「虹色サンゴ磨き(離島仙人)」東岸・鍋釣岩から500m南下・道道39号沿い(090-2874-9484、奥尻町字奥尻19-8)。鍋釣岩すぐ近くに「虹色サンゴ(深海松)」磨きを教えてくれるところがあります。有料。ネックレス、ストラップ、イヤリング、キーホルダー、箸置き等に加工できるとのこと。instagram。〔🗾Googleマップ〕。「深海松」とは沖縄などに棲息するサンゴとは異なり、北方の水深300〜1000mの冷たい深海に生息する「八放珊瑚ヤギ類」の一種。希少な宝石・装飾材。研磨すると水中で虹色に輝く性質があり、別名「レインボーコーラル」や「虹色珊瑚」とも呼ばれます。古くは貴族や僧侶の装飾品に、現在は高級ルアーや宝飾品に使用されます。

うにまる公園》 …観光スポットトップに戻る)
 「うにまる公園」東岸・FT空南へ2.9km・道道39号沿い(奥尻町赤石)。赤石岬にある公園。「うにまるモニュメント」というとげとげの塔が海側に建っています。うにまるキャンプ場(⬆)、ファミリーパーク、野球グラウンドなどがあります。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
 北海道は最南から最北までウニが獲れます。ウニはだいたい夏の産物で夏が漁期。天然ウニ漁は解禁日が決められていて奥尻島では少し遅く、7月上旬。2025年は7/10(漁期は~8/12まで)でした。ウニは大まかにムラサキウニとバフンウニがあり、奥尻島ではキタムラサキウニが獲れます。バフンウニの価格は高くムラサキウニのだいたい3倍です。うにまる君がいるほどの島、ここは一食いただかなくては…。

奥尻島マスコットキャラクター・うにまる


奥尻島津波館》 …観光スポットトップに戻る)
 「奥尻島津波館」南岸・奥尻空港から南東へ2.8km・道道39号突端(01397-3-1811、奥尻町青苗36)開館期間4月下旬~10月09:00-17:00/月曜休館・7月~8月は無休。有料。1993年7月に起きた「北海道南西沖地震」(M7.8・日本海側最大地震)を跡づける記念館。周辺は広大な公園になっています。直接の被害、関連災害で198人の方々が亡くなりました。最大の被害は観音山(フェリーターミナル奥の山)が大崩壊を起こしたことでした。これにより麓にあったホテルやレストラン、灯油備蓄タンクなどが壊滅しました。また大津波が押し寄せ、津波館のある青苗地区にあった住宅などを破壊しました。津波の高さは最大30mにまで達しました。東岸の鍋釣岩(⬆)や西岸のカブト岩も姿を大きく変えました。復興の軌跡。犠牲者を弔う、また復興を祈念する「時空翔 -北海道南西沖地震犠牲者慰霊碑」(黒御影石造り)が公園入口にあります。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。

奥尻島津波館


 公園南端、1931(昭和6)年建立の「徳洋記念碑」は高さ16.7m。南西沖地震にも耐え抜き島民に大きな希望を与えました。1880(明治13)年に青苗沖で英国軍艦アイアン・デューク号が青苗沖に座礁。乗艦していた有栖川宮威仁親王は島民や他国軍艦と協力して救助に当たり、記念碑はその遺徳及び海難における共同救助の美徳を後世に伝えるために建立されました。「洋々美徳」と柱の下部に揮毫されています。

徳洋記念碑


北追岬公園》 …観光スポットトップに戻る)
 「北追岬公園」西岸・神威脇温泉保養所から南へ850m・道道39号沿い(問合せ01397-2-3406、奥尻町字湯浜)。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
 世界的な彫刻家・流政之氏(ながれ まさゆき)による彫刻群「北追岬」(1981年)、「はぐれ鳥」、「防人」、「回天が原」、「神威流」、「はぐれ鳥」が設置してあります 🗾。流氏は1923年、長崎市出身。第二次大戦後、彫刻を独学で学び、渡米。1975年ニューヨーク世界貿易センターの約250トンの巨大彫刻『雲の砦』を造り、国際的評価。香川にも暮らし、「讃岐うどん」は流氏の命名とされます。作品群の設置由来については不分明。
 北海道最西限のトイレ🚻、北海道最西限の碑 🗾、公園内少し北に「ずぼら洞」、キャンプ場(⬆)もあります。

奥尻ワイナリー》 …観光スポットトップに戻る)
 「奥尻ワイナリー」北追岬公園から道道を挟んで東(01397-3-1414、奥尻町湯浜300)10:00-15:00/冬期日曜定休。約27ヘクタールのブドウ畑(約65,000本を栽培)から採れる果実からピノ・グリ、メルロー、シャルドネなどのワインが生まれます。白のピノグリが一番人気、夏終わりには売り切れます。「奥尻ワイン塩」あり。instagram。駐車場🅿20台分あり。〔🗾Googleマップ〕。

稲穂ふれあい研修センター》 …観光スポットトップに戻る)
 「稲穂ふれあい研修センター」北部西岸・最北の賽の河原公園から1.3km南下・道道39号沿い(01397-2-2201、奥尻町字稲穂162番地)開館期間5月~10月・木曜日と土曜日の09:30-16:30(GWと祝日は開館)。廃校になった稲穂小学校の建物を利用した郷土博物館(奥尻町歴史民俗資料展示室)。島南の青苗遺跡から出土した擦文文化期の土器・骨角器などを展示。入館無料。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。擦文文化期は7世紀ごろ~13世紀にかけて見られる北海道の文化。本州の土器の影響を受けた擦文(木のへらで擦ったあと)を特徴とする。北海道には稲作を特徴とする弥生文化がないので、独自の文化が発展しました。本州の飛鳥・奈良・平安時代に相当。その後アイヌ文化期(800年以降・鎌倉時代に相当)に移行します。
勾玉づくり体験〕 …観光スポットトップに戻る)
 「勾玉づくり体験(まがたま)」(問合せ01397-2-3456、稲穂ふれあい研修センター)センターの開館期間・時間に同じ。センター内で「勾玉づくり体験」ができます、有料。開館時間内の90分を利用して勾玉を制作します。「体験キット」は観光案内所(フェリーターミナル)で販売されています(要事前準備)。〔🗾Googleマップ〕。

賽の河原公園》 …観光スポットトップに戻る)
 「賽の河原公園」島の北端(問合せ01397-2-3406、奥尻町字稲穂)。北端・稲穂岬にある海岸。河原ではないけれど、「河原」の名がついていて、石積みがたくさんあります(道南霊場 賽の河原の碑)。「北海道南西沖地震」の慰霊碑も建っています。北側はただ海が広がるばかりです。夏8月エゾカンゾウの花が盛りになります。公園入口に食事とおみやげの店「北の岬さくらばな」(⬆)があります。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。キャンプ場(⬆)

宮津弁天宮》 …観光スポットトップに戻る)
 「宮津弁天宮」東岸・FTから北へ5.2km・道道39号沿い(奥尻町宮津)。駐車公園から鳥居を抜けて、下り階段、上り階段(164段)の順で弁天宮にお参りします。社が建っているところは島のようになった小山。道道上、少し南から見ると、島の格好がよくわかります。日本海を見晴らす格好の場所にあり、江戸時代には番所が置かれ対岸との交渉や罪人逃亡監視の場所ともなったところ。1831(天保2)年、島民が海上安全・大漁祈願の御神体として弁天様(澳津島姫命[おきつしまひめのみこと])をここに奉納し、宮津弁天宮となりました。トイレ🚻あり。〔駐車公園🅿🗾Googleマップ〕。
 2024年にクラウドファンディングを実施、2025年に施設を一部改修したようです。草が刈り取られていない時期があり、かゆい虫が大量発生していることがあります。
 御朱印もあるそうで、北へ500m宮津地区にある長崎商店 🗾と空港近く青苗地区にある明上石油店 🗾で手に入るそうです(500円)。

球島山展望台》 …観光スポットトップに戻る)
 「球島山展望台(たましまやまてんぼうだい)」北部島中央部・宮津弁天宮から西へ7.3km・町道沿い(問合せ01397-2-2351、奥尻町球浦たまうら)除雪がないため冬期閉鎖。かなり北、高台の展望台(標高369.3m)。最後に90段の階段がありますが、その下まで車で可。奥尻島には大型動物がいない(タヌキはいる)ので夜の星空撮影も安心してできます。紅葉シーズンは周囲の紅、黄の葉がきれいです。ガスが出やすいので、晴れた日を選ぶと良いでしょう。「球島山入口」という看板で展望台方向に曲がります。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。FTから北へ10km・東岸の宮津で内陸に折れるとあとは一本道
 「球島山」は島内三番目の高さの山で標高369.3m。ちなみに一位は航空自衛隊のレーダー基地を供えた「神威山」(標高584.5m 🗾)、二位は「勝澗山」(標高427.7m 🗾

ブナ林散策》 …観光スポットトップに戻る)
 「奥尻21世紀復興の森」北部内陸・FTから北西へ6.5km・道道39号沿い(問合せ01397-2-3111、奥尻町湯浜)冬期は除雪がなく閉鎖。散策コースあり。紹介記事。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。西岸の神威脇温泉保養所からは北東へ11.3km。
 奥尻島は島の70%以上が森林、その山林の60%以上がブナの原生林(宅地はちなみに0.5%)。これが奥尻島ブナ林の資産です。北海道本島少し北にブナ林の北限・黒松内町があります。奥尻島ではクマの心配をせずに散策できます。人があまりいないので決して「道迷い」をしないように。
 奥尻島のブナ集団は、大きく太平洋側系統と日本側系統の2系統があり、幾度ものイベントでこれら複数の集団が形成されたと考えられています。本島のブナ林は函館に太平洋側系統、日本海沿岸に日本海側系統が育っています。
  • ブナ林ウォークガイド(奥尻島観光協会 01397-2-3456)は4月下旬~10月の開催(09:00-16:00)10名~40名、約60分。体験メニューは格安で。14日前まで奥尻島観光協会へ予約あるいは相談
  • ブナ林ガイドツアー(奥尻ゲストハウスimacoco 080-3237-8988)4~11月の開催。


●地名由来

奥尻、青苗、球浦

奥尻
 「奥尻(おくしり)」の地名は町の説明によると、アイヌ語の「向こうの島」を意味する「イク・シリ」が由来。8,000年前の縄文時代にはすでに人が住んでいた痕跡が残っています。和人が住み始めたのは、江戸中期1767(明和4)年。亀田郡小安井村釜石(現在の函館市)から、田口九兵衛が漁業を営むため移住、その後移住するものが続いたそうです。
 1879(明治12)年に戸長役場が置かれ、1906(明治39)年に「奥尻村」、1966(昭和41)年に現在の「奥尻町」となりました。
 基幹産業は水産業、ニシン漁やイカやホッケ、「夢の島」、「宝の島」と呼ばれた時期もありました。現在の主力はウニ、アワビ漁。奥尻に来たらぜひ頂きましょう。
 奥尻島最大の災害は1993年7月に起きた「北海道南西沖地震」。復興は絶望的と言われながらも、なんとか策定した「奥尻町災害復興計画」をわずか5年で完遂。1998(平成10)年に「完全復興宣言」しました。
 電力は独立した発電・供給体制。2017年7月、北海道の離島では初となる地熱発電所が完成しました。ただし島内電力の97%は火力発電によっています。
 2025年現在の人口は2,000人超。1960年には7,908人を記録しました。

青苗
 空港そばの「青苗(あおなえ)」は「あをなへ」、「あをない」とも呼ばれていたようで、アイヌ語の「わお・ない」(あおばと・川)が語源。現在の空港東にある青苗岬には縄文時代から人が住みつき、貝塚も出土しているとのこと。ただし「青苗貝塚」の時代は約1,000年前で平安時代に相当します。出土した119点は「稲穂ふれあい研修センター」(⬆)に展示・保管されています。

球浦
 島北部の「球浦(たまうら)」は集落もあれば、川もある地名。アイヌ語由来だろうという推測は成り立つものの、語源が特定されていない地名です。


●地図

住所:奥尻町役場 北海道奥尻郡奥尻町字奥尻428番地2 (現在地からのルートを表示
電話番号:01397-2-3111   MAP CODE:781 616 357*50

#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「役場・市役所」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。



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