当麻町・上川町・層雲峡観光スポット(道の駅「とうま」)

 道の駅「とうま」からアクセスできる観光地は西の「旭山動物園」から東の「層雲峡・赤岳」までたくさんあります。このページでは観光スポットを西から東へ紹介します。愛別町については「とうま」に記載しています。

 「層雲峡」へは50kmほどの道のり、周辺の道の駅の中では「とうま」が一番近く、アクセスの良いところです。「ひがしかわ道草館」からは80km、「しらたき」からは60km、「おんねゆ温泉」からは60km弱、それぞれにかなりの距離があります。ガソリンスタンドは層雲峡にはありません。日帰り温泉、食事処、ウォシュレットつきのオートキャンプ場、セブンイレブン(2023年閉店)、セイコーマートがあります。



つぎの順に紹介します
  • 旭山動物園、上野ファーム、北海道ガーデン街道
  • パピヨンシャトー、スポーツランドキャンプ場、当麻鍾乳洞
  • アイスパビリオン、大雪森のガーデン

  • 層雲峡
    • 黒岳ロープウェイ、ビジターセンター
    • 紅葉谷、紅葉滝、双瀑台、氷瀑祭り
    • 大函、大雪ダム湖
    • 大雪レイクサイトから銀泉台、赤岳まで
  • 層雲峡の店舗など
    • 公共駐車場・キャンプ場、ガソリンスタンド、コンビニ、郵便局、日帰り温泉、食事処、宿泊所
  • 大雪高原荘・ヒグマ情報センター、大雪高原温泉沼巡りハイキングコース

 「きのこの里・愛別町」のスポット(温泉・キノコ園・キャンプ場)については「とうま」のお風呂の項に記載しました。

当麻町から層雲峡の観光スポット
当麻町から層雲峡への観光スポット


●旭山動物園、上野ファーム [TOPへ]

旭山動物園
 道の駅「とうま」から旭川市の「旭山動物園」(0166-36-1104)までは、西へ12kmしか離れておらず、一泊して訪問するには意外と便利な立地です。開設期間中であれば、下にあげました当麻町の「キャンプ場」、ログハウスも動物園への足がかりとしてなかなか良いかと思います。動物園については「あさひかわ」の観光地案内をご覧ください。


上野ファーム
 「上野ファーム」(0166-47-8741、旭川市永山町16丁目186-2)は南へ6km。営業期間は4月下旬~10月中旬、10:00-17:00/無休。春(6月中旬)のルピナス、夏(6月下旬〜7月)のアリウム、たくさんの花々が咲きほこります。ガーデンから「射的山」(標高171m)に登り、花の咲く庭を俯瞰できます。NAYACafeで軽食やデザートをいただけます。お得な「3つの庭旅チケット」があります。また「とかち花めぐり共通券」があります。「あさひかわ」もご覧ください。

旭川市・上野ファーム
旭川市・上野ファーム
上野ファーム
上野ファーム


北海道ガーデン街道
 大雪~富良野~十勝には「ガーデン街道」が走り、大雪地域に「上野ファーム」と「大雪森のガーデン」(下に取りあげています)、富良野市に「風のガーデン」、十勝エリアに「十勝千年の森」、「真鍋庭園」、「十勝ヒルズ」、「紫竹ガーデン」、「六花の森」、全部で8つのガーデンがあります。8つを順に回るのもまた楽しいです。スポットが広範囲に渡ります、「美瑛・富良野観光地一覧」、「しかおい」、「なかさつない」もご覧ください。


●パピオンシャトー、キャンプ場、当麻鍾乳洞 [TOPへ]

世界の昆虫館パピヨンシャトー
 お風呂のある「ヘルシーシャトー」(「とうま」から東へ5km)近くに「当麻世界の昆虫館 パピヨンシャトー」(0166-84-2001)。4月終わり~10月下旬までの開館・開館期間中は無休です。たいへんな数の蝶や甲虫の標本2,000種・10,000点、ヘラクレスオオカブト、ネプチューンオオカブトなどがいます。カブトムシの購入も可能です。温泉との共通チケットがあります。
 周辺は森には「一目千本桜」(花期は5月)や松の森があります。森にはリスがたくさん棲んでいて運がよければ、会えるでしょうし、そうでなくても地上にはリスが食べた松ぼっくり(揚げすぎたエビフライに似た形のもの)がたくさん落ちています。

当麻・世界の昆虫館パピヨンシャトー
当麻・世界の昆虫館パピヨンシャトー


スポーツランドキャンプ場
 「とうまスポーツランドキャンプ場」(0166-84-3163、4月終わり~10月下旬までの開設)。こちらも「ヘルシーシャトー」の近く。貸しテントはありません。ほとんどが斜面なので、コテージ(5棟)やログハウス(4棟)を借りることをおすすめ。ログハウスなどの利用者にのみ、マットや毛布のレンタルがあります。ログハウスは1泊\3,500。ランドリーももちろんあります。ゴミは持ち帰り。
 隣は「フィールドアスレチック」、「フィールドボール」のできる広場になっています。パークゴルフ場ももちろんあります。100種以上の花が咲きほこる「くるみなの庭」もすぐ近く。庭、散歩道、木の遊具がたくさんの「くるみなの木遊館」があります。
 もし当麻にお泊まりなら、旅館、ホテルのほかにこのキャンプ場もおすすめです。風呂、ランドリー、遊具施設がそろっています。

当麻・スポーツランド
当麻・スポーツランド


当麻鍾乳洞
 東の方に「当麻鍾乳洞」道の駅から東へ12.6km・スポーツランドから東へ8km(0166-84-3719、当麻町開明4区、営業時間09:00-17:00、冬期休業)があります。北海道の天然記念物に指定されています。全長135m、高さ7m以上。よその鍾乳洞同様、中には水が流れ、滝もあります。濡れないように注意してください。この一帯にはむかし竜が住んでいたと伝えられ、マスコットは「りゅうた」くんです。鍾乳洞の周りは「鍾乳洞グリーンパーク」になっています。

当麻鍾乳洞
当麻鍾乳洞


●氷の美術館アイスパビリオン、大雪森のガーデン [TOPへ]
氷の美術館アイスパビリオン、大雪森のガーデンレストランとカフェ

氷の美術館
 夏でも寒い上川町の「氷の美術館 北海道アイスパビリオン」。道の駅から東へ29km・国道450と39号経由(01658-2-2233、上川郡上川町栄町40)08:30-17:30。「アイスホール」は通年-20℃に保たれています、寒い。氷の鍾乳洞、大氷柱群があります。-41℃の体験コーナーにはダイヤモンドダストが…。防寒着は無料で貸し出し。
2021年閉店 熊牧場・大雪山ベアセンター」(09:00-16:00、入場無料)や「北の森ガーデン」(09:00-17:00)もあり、一日飽きません。冬はもちろん入場前から冬景色です。「北の森ガーデン」にはおみやげがたくさんです。「ガーデン」のレストランにはビュッフェ形式、好きな料理の注文形式、セットメニューいずれもあります。
 場内にはまたアイヌの住居「チセ」(日本遺産)も展示してあります。

上川町・北海道アイスパビリオン
上川町・北海道アイスパビリオン


大雪森のガーデン
◯当麻からは層雲峡の手前に「大雪森のガーデン」(01658-2-4655、上川郡上川町字菊水841番地8、MAP CODE:623 459 391*01)があります。別名「森の花園、花の庭園」。7月下旬~8月にかけて行くことをお勧めします。ガーデン内は「大雪な庭」「四季のすみか」「花の泉」「親しみの庭」「カムイミンタラ」の5つの庭に分かれ、中央には花を見ながら語らったり、瞑想にふけったりできるようベンチが置いてあります。約700種の花々がガーデン内には咲くそう。ガーデンカフェでお茶しながら花談義に花を咲かせることもできます。2019年にツリーテラスやリングブランコのある「あそびの森」オープン。お得な「3つの庭旅チケット」があります。

上川町・大雪森のガーデン
上川町・大雪森のガーデン
大雪森のガーデン
大雪森のガーデン


レストランとカフェ
◯「ガーデン」のそばにはレストラン「フラテッロ・ディ・ミクニ」(01658-2-3921、上川町字菊水旭ヶ丘)11:00-14:00・18:00-20:00/火曜定休。国道を少し外れたところ、「とうま」からは東へ37kmといったところです。
 道産の野菜、肉、海産物を使い、見るだけでも楽しいお料理を提供してくれます。コースメニューがあります。お店からは雄大な大雪山系の山々を望むことができます。
 またガーデンカフェでは飲物はもちろん、スープカレー、スープ、ジェラートなどを庭を眺めながらいただけます。お食事でもカフェでも、一度訪問されることを強くおすすめします。

フラテッロ・ディ・ミクニ
フラテッロ・ディ・ミクニ
大雪山系の山々
大雪山系の山々


●層雲峡 [TOPへ]
以下の順に紹介します(「詳細」をクリックするとメニューを展開し・閉じます)

 「とうま」からは南東へ50km・国道39号経由、層雲峡は山奥にありながら、一大観光地。層雲峡はとくに秋の紅葉の季節が魅力的。国道39号が石狩川沿いを走るあたり、「天城岩覆道」(MAP CODE:623 179 771*28)あたりなどの柱状節理の崖にきれいな紅葉が見えます。絶景です。

屏風岩の柱状節理と紅葉
 層雲峡に入る手前、下に紹介した「層雲峡オートキャンプ場」(01658-5-3368)のあたりは国道39号が石狩川沿いに走っているところ。川の反対側には絶壁がそびえています。岩は火山性の岩(溶結凝灰岩)、冷えるときに亀裂が入って節理をなしています。岩の大きさにも圧倒されますが、そこに根を張り大きく成長している木々を見ると生命力とたくましさに感動するばかりです。柱状節理のMAP CODE:623 292 230*17、屏風岩のMAP CODE:623 632 327*23。
上川町・石狩川沿い柱状節理
上川町・石狩川沿い柱状節理
柱状節理と紅葉
柱状節理と紅葉


黒岳ロープウェイ
 そびえる黒岳(標高1,984m)にはロープウェイ(01658-5-3031、紅葉情報あり)とペアリフト乗換で途中7合目(標高1,520m)まで登れます。秋には赤や黄色の葉が映えます。7合目には周辺の散策路、また「ともちゃん食堂 黒岳店(旧レストハウス黒岳)」(01658-5-3031)があります。コーヒーがよく売れているようですが、ラーメンなどもあります。お昼のみの営業。7合目より上は装備の必要な「登山」となります。
 北海道の季候は標高+1000m、黒岳の頂上は道外でいえば標高3,000m級の山の天気です。紅葉の時期、ペアリフトは風に身をさらすことになるので、全身ダウンや綿入りのズボンとジャケットの着用をおすすめします。下界が秋でも、山の上はすでに真冬の気候、しかも風が吹いて余計に寒く感じます。ときどきスカート姿の若い女の子を見かけますが、無謀です。
 シーズン中は早朝に動く「おはようロープウェイ」もあります。6月~10月中旬まで毎日運行。朝の山はまた昼間とは異なった顔を見せてくれます。雲海が広がっているかもしれません。
 登山ももちろん可能ですが、急変する天候にも対応できるような装備とクマちゃん対策をしっかり。山開きは6月下旬。

層雲峡ロープウェイ駅と紅葉
層雲峡ロープウェイ駅と紅葉 10/13


ビジターセンター
 「層雲峡ビジターセンター」はロープウェイ乗り場のすぐ近く。山登りをはじめ動植物関連のいろいろな案内・情報を仕入れることができます。体重400kgのクマさんが2頭います。

層雲峡ビジターセンター
層雲峡ビジターセンター


紅葉谷・紅葉滝
 「紅葉谷」の散策路(リンク先ページの下の方に「マップ」へのリンクがあります)があります。赤石川沿いの谷を散策し、「紅葉滝」まで行くことができます。起伏が多く岩の多い細い山道ですので、ハイヒールやサンダルでは行けません。途中「天狗の挽き臼岩」などの奇岩や柱状節理に目を奪われます。クマゲラがこんにちはするかもしれません。紅葉の時期、夜はライトアップされた紅葉谷まで激混みバスが運行します。

層雲峡・紅葉滝
層雲峡・紅葉滝


双瀑台(流星の滝・銀河の滝展望台)》
 「層雲峡観光案内所」(層雲峡郵便局内)から国道39号経由、東へ3kmで「双瀑台」(滝の対岸にある展望スポット)があります。ここは「流星の滝」と「銀河の滝」(日本遺産)を眺めるところ。画像は右が流星の滝(上部がちょっぴり見えます)、左が銀河の滝。双瀑台への登り口はつぎの画像「滝ミンタラ」の中央が出入口。登りはけっこうきつい木製階段です(🐻熊出没情報が出ることがあります)。

層雲峡・双瀑台(銀河の滝、流星の滝)
層雲峡・双瀑台(左・銀河の滝、右・流星の滝)


滝ミンタラ
 石狩川沿いに駐車場、トイレと「流星・銀河の滝休憩舎(滝ミンタラ)」があります。お菓子やクッキー、木彫りの人形などのお土産品ばかりでなく、時季によりブドウや、りんごなどの果物もあります。休憩舎からも双瀑台からも石狩川をはさんで対岸にある滝を見ることになります。付近には「雲井の滝」や「錦糸の滝」、天城岩や姫岩などの巨岩もあります。また黒岳、赤岳の頂上も見ることができます。

層雲峡・休憩舎滝ミンタラ
層雲峡・休憩舎滝ミンタラ


氷瀑祭り
 層雲峡温泉では毎年「氷瀑まつり」が国道39号沿いの石狩川河川敷で催されます。期間は1月下旬~3月中旬。氷像が造られ、氷の滑り台、氷酒場が店開きします。アイスクライミングも可能です。氷のステージでは歌や踊りのほかさまざまなパフォーマンスが…。夜は花火が打ち上げられます(20:30~)。営業時間は2月4日~2月11日は09:00-21:30、その他の日は13:30開始です。真冬の夜の会場は-25℃にもなるとか。防寒具ばかりでなく、カイロなどもたくさん持っていくといいでしょう。2021年開催案内


大函・大雪ダム湖
 国道39号のトンネルを南下すると「大函」(MAP CODE:743 692 581*28、上川町層雲峡大函)。ここは柱状節理が石狩川の両岸にそそり立っているところ。「函」は両岸崖が屹立して箱のようになったところを指し、アイヌ語では「シュオプ・ニセイ」(函の絶壁)と言うそうです。大雪山の噴火の名残だそう。日本遺産です。「おおばこ駐車場」(MAP CODE:743 692 523*55)があります。観光案内所からは8.6km、双瀑台からは5.6kmです。

層雲峡・大函
層雲峡・大函


 大函からさらに3.6km南下して、国道273号に入るとすると、ロックフィルダム(中央心壁型)「大雪ダム」。66,000立方キロメートルの水をたたえる「大雪湖」があります。ダム脇に駐車場(MAP CODE:743 634 089*66)。大雪湖沿いに国道273号を南下すると、「大雪山道路情報センター(防災ターミナル)」(MAP CODE:743 574 503*06)があり、ここにはトイレがあります。

層雲峡・大雪ダム
層雲峡・大雪ダム


大雪レイクサイト~銀泉台、赤岳(紅葉期の交通規制)》
 さらに進んでいくと、「大雪レイクサイト」(MAP CODE:743 513 094*11)という駐車場・デイキャンプ場(要協力金)があります。東屋、テーブルベンチ、トイレなどの施設があります。クマ出没地帯なのでキャンプ泊は出来ません。
 国道は大雪湖を迂回して「三国峠(展望台)」(MAP CODE:743 285 177*66)へとつながります。
 南は十勝エリア・上士幌町、一大観光スポット「タウシュベツ川橋梁」があります。道の駅「かみしほろ」をご覧ください。

《🍁紅葉期🍁》
 「大雪レイクサイト」からは「赤岳銀泉台」(MAP CODE:623 025 202*52、駐車場・最後のトイレあり)という赤岳の紅葉を見るに絶好の場所があります。
 紅葉の時季は「レイクサイト」からマイカーは規制され、車では登れません(銀泉台までは道道1162号を19kmほど)。9月中旬~下旬の10日間ほどは、銀泉台へはシャトルバスがあります(9月の後半には、層雲峡からレイクサイトまでのバスも運行しています)、時刻表が紅葉期の車両交通規制のページずっと下の方概略地図の下にあります(PDF文書)。
 「赤岩銀泉台」には森林パトロール事務所、トイレ(最後のトイレです)があり、これより先、赤岳に入山する場合は「入山届」を提出します。また登山・防寒の装備、くま対策(クマ鈴、撃退スプレー)が必要です。銀泉台からのバスの発着時刻を記憶・記録して登ってください。頂上から降りてきたときに帰りのバスがないとなると悲惨です。

大雪レイクサイト(層雲峡駐車場から16km南下、大雪ダム駐車場から6km南下、トイレ・駐車場あり)から
  • 紅葉期以外 - マイカー通行可(銀泉台まで北西へ19km)
  • 🍁紅葉期🍁 - バスタクシーを含めマイカー規制(シャトルバスのみ通行可・予約不可)
  • 紅葉期終了後10日間ほど - マイカー通行可(10月に入ると時期を見て冬期通行止め。2022年は10/6~2023年6/14まで閉鎖)
 → 赤岩銀泉台(最後のトイレ・駐車場・バス発着場あり) → (徒歩・登山装備とクマ対策)赤岳へ

銀泉台の奥は登山装備が必要です(🐻クマ出没地帯)。
 銀泉台から20分ほど登ると紅葉ポイントに出ます。さらに30分ほど歩くと第一花園、紅葉を眼下に見ます。第二花園まで来ると頂上がかなり近くなり、雪渓も出てくるでしょう。パトロール事務所からは2kmの地点です。最後の急登を登り切ると赤岳頂上です。


●層雲峡の店舗など [TOPへ]
つぎの順に紹介します

公共駐車場地図の赤枠部いずれも無料、①②③は舗装、地図上の番号と合致
  • ①層雲峡入口に「層雲峡公共駐車場」(1Fと屋上)MAP CODE:623 204 873*88
  • ②屋上駐車場の手前に地上の駐車場
  • ③足湯の近く(MAP CODE:623 204 720*58)
  • ④「黒岳ロープウェイ乗り場(トイレあり)」(建物奥・未舗装)MAP CODE:623 204 542*60
  • 地図の右端「層雲峡野営場駐車場」(MAP CODE:623 205 815*47)冬期の除雪なし
  •  なお、④は利用頻度が高く未舗装のため凸凹が多く、土日など空きスペースを見つけるのは至難。遠くはなりますが、①②の方が空きスペースを見つけやすいでしょう。②からロープウェイ乗り場まで300mほど。

    層雲峡・駐車場
    層雲峡・駐車場4か所


    キャンプ場》…2か所あります
     「層雲峡オートキャンプ場」層雲峡の手前7km・国道39号経由(01658-5-3368、上川郡上川町字清川)開設期間6月中旬~9月。石狩川沿い、収容人員600名という広大なキャンプ場。新しいシャワー室、コインランドリー、トイレはウォシュレット。オートキャンプサイト(普通車9台、大型3台)、バンガローがあります。いずれも安価です。貸し毛布はありますが、貸しテントはありません。ゴミは要分別。コンビニと日帰り温泉は層雲峡へ。上川市街から来ると右側、大きな案内板が建っています。
     「国設層雲峡野営場」(上川郡上川町字層雲峡)層雲峡温泉入口を越えて、国道39号を少し南下、「層雲峡公共駐車場」からだと1km、開設期間7月~9月。テント20張りの敷地、トイレと炊事場のみ。要清掃料。「公共駐車場」からだと左側、山側に少し入り込みます。

    ガソリンスタンドなし・EV充電スポットあり
     ガソリンスタンドは、層雲峡にはありません。JR上川駅周辺に4軒あります。「とうま」側(ENEOS)と層雲峡側(ホクレン)の店舗を示します。
     「ENEOS上川国道SS / 植山モータース」(01658-2-3475、上川郡上川町栄町33)08:00-18:00/日曜定休。「とうま」から東へ28km、層雲峡から北西へ35km。
     「ホクレン上川SS / JA上川中央」(01658-2-1459、上川郡上川町旭町25-22)夏08:00-19:00/冬08:00-18:00。「とうま」から東へ30km、層雲峡から北西へ33km。

     EV充電スポットが「層雲峡ロープウェイ乗り場」(01658-5-3031)近くにあります。

    コンビニ》…セイコーマートのみ営業しています
     12月21日再オープン予定(スタッフ募集)、層雲峡入口にモノトーンの「セブンイレブン上川層雲峡店」(01658-5-3777、上川郡上川町字層雲峡18)24h営業。(2023/07/24に閉店しましたが再オープンです)
     食事処やホテルなどが並ぶ地域へ少し入ったところに「セイコーマート層雲峡店」(01658-5-3060、上川郡上川町字層雲峡、08:00-20:00・元日営業)があります。店舗の色が普通のセイコーマート(オレンジ色)と異なります(2020年からモノトーン)。

    郵便局
     「層雲峡郵便局」(01658-5-3318、上川町郡上川町字層雲峡)ATMは土曜お昼まで。

    温泉
    「バーデハウス」は温泉と食堂のみ、宿泊なし。
     「大雪山バーデハウス層雲峡 黒岳の湯」(01658-5-3333)10:00-21:00/冬期は水曜定休。ホテルや食事処が集まった中心部にある町営温泉、入浴料は少し高め。「不老の湯」と「山の湯」ふたつの大浴場、3Fに露天風呂、サウナ。ボディソープ・シャンプー備え付け。休憩室、売店、「味っこらーめん」、「大雪山食堂」があります。

    大雪山バーデハウス層雲峡 黒岳の湯
    大雪山バーデハウス層雲峡 黒岳の湯


    つぎの旅館、ホテルはセイコーマートやセブンイレブンの近くです。日帰り入浴は簡単な説明にとどめています。入浴料は「ほぼ高い」部類に入ります。
     「朝陽亭」(FAX: 01658-5-3054)13:00-19:00。日帰りプランあり。大絶壁を臨む露天あり。
     「層雲閣グランドホテル」(01658-5-3111)12:00-20:00。
     「朝陽リゾートホテル」(FAX: 01658-5-3922)13:30-17:00。日帰りプランあり。「朝陽亭」とを結ぶ「湯めぐりシャトルバス」あり。
    ○「ホテル大雪」(01658-5-3211)11:00-17:00。大きな主浴槽が3つ、眺めの良い露天風呂が2つ。

    食事
     層雲峡観光案内所近くにつぎの3軒があります。口コミの多い順に…、
     「ラーメンハウス登山軒」(01658-5-3005)10:00-22:00。丼物もできます。
     「ビアグリル キャニオン」(01658-5-3361)11:30-15:30・17:30-21:00(土日は午後の休憩なし)。「山のイタメシ屋」のとおり、洋食系の食事処。ハンバーグ、パスタ、カレーなどができます。Wi-Fiあり。
     「大雪山食堂」(090-8895-4573)11:30-14:30・17:30-22:30。ラーメン、丼物、カレーなど。
     観光協会の「層雲峡で食す」もご覧ください。

    宿泊所
     宿泊については「層雲峡で泊まる」をご覧ください。16軒がリストアップされています。「民宿とだて」は素泊まりの宿、キャンプ場が2軒上がっています。「マウントビューホテル」(01658-5-3011)はこのリストにありません。層雲峡に限らず、直前でもえり好みをしなければたいてい空いています(部屋の間取りなんかが奇妙なところもありますが…)。

     入浴ができるか、食事は摂れるか、(払いたくなければ)暖房費が必要かなどをしっかり確認してください。とくに食事は予約の客のみに提供、飛び込みの客には食事なしの場合があります(食材が準備できないため)。ネット予約の客に食事が提供されない宿もあります。上に書きましたように、食事は外の食事処、風呂は日帰り温泉を利用できます。


    ●大雪高原山荘 [TOPへ]

     大雪山の奥に入ります。位置的には銀泉台の南5.5kmあたりです。「大雪湖」の西「高原温泉入口」からさらに西・10km奥に向かいます。🐻ヒグマが特に多いところなのでルールに従います。

    大雪高原山荘
     「大雪高原山荘」層雲峡中心部から26km南下・国道273号経由(01658-5-3818、上川郡上川町層雲峡高原温泉)6月10日~10月10日の営業・電話は営業期間中のみ。携帯圏外、Wi-Fiなし。「日本秘湯を守る会」で紹介されている温泉・宿泊所。日帰り入浴は10:30-17:00。入浴料は少し高め。ボディソープ・シャンプー備え付け。内風呂と露天(お子さんが泳げるくらいには広い)があります。白く濁った湯です。ドライヤー、小さなロッカー、大広間の休憩室あり。宿泊可。どちらかというと豪華な山小屋の雰囲気。食事処あります、日帰り入浴セット(お弁当、要予約)あり。
     食事処があるといっても、食べられるかどうかはわかりません。食材がないかもしれません。食事が必要なほど長滞在するのであれば、電話等でしっかり確認・予約するか、一食分持参すると良いでしょう。
     周辺は当然「クマ出没注意」です。緑岳(松浦岳・標高2,020m)への登山口が近く。

    ヒグマ情報センター
     すぐ近くに「ヒグマ情報センター」(経路)。周辺はヒグマの生息地です。センターで入山の際のレクチャーを開いています。これを受講し登山届を提出して、散策路へと入ります。携帯は温泉同様圏外、また営業期間も温泉と同様です。

     周辺はヒグマの生息地、沼めぐりは15分のレクチャーをセンターで受けて出発。クマ鈴や撃退スプレーも必要です。食事を摂る場所が決められています。クマを誘引することになるため、途中、火を用いての調理などはできません。
     ガイド付きの行程もあるのでセンターで尋ねてみてください。🐻クマ出没情報、🐻クマ対処法

    ハイキングのコースとルール
     西に向かうとハイキングの「高原温泉沼めぐりコース(散策路)」があります。ヤンベタップ川の支流沿いに遊歩道があり、「バショウ沼」、「滝見沼」、「緑沼」。さらにその奥に「式部沼」、春以外は水のない「空沼」や「高原沼」、地滑りのあとにできた「大学沼」などを巡ることができます。「滝見沼」が一番見応えがあるようです。
     コースは二つ。①全行程は一周7km、5時間の所要時間です。②「緑沼」までの南側を通る往復コースは約4km、2時間です。一周コースだと高原温泉が水蒸気をあげ、ぐつぐつ噴き出すところも見ることができます。ここは層雲峡同様に紅葉の名所、秋に訪れたいところです。しかし秋はヒグマの活動が活発な時期。「ヒグマ情報センター」でしっかり講習を受けて散策に取りかかってください。

     行動制限のルール(火気使用厳禁や15:00までに登山道から出ることなど)があるので、それに従ってください。「大雪山国立公園連絡協議会」のホームページに入山者数などの記事があります。服装はCOLOCALのページが参考になるでしょう。環境省のページに衣服の例(ページの下の方)が挙げられています。



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