道の駅「サロマ湖」(道東エリア・オホーツク 51)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道常呂郡佐呂間町字浪速121-3 (現在地からのルートを表示)
電話番号:01587-5-2828 MAP CODE:955 054 609
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東57km)流氷街道網走・(56km)メルヘンの丘めまんべつ
(西12km)愛ランド湧別
(南55km)おんねゆ温泉
(北)サロマ湖・オホーツク海
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事 +北見市常呂町
●地名由来 ●地図
駅舎右端が入口です。24hトイレ(ウォシュレット)は女子5、男子2、トイレ内におむつ交換台があります。多機能トイレにウォシュレットが1つ。少しにおうかも。駅舎左手、大きな明かり取りの塔が付いた建物はフードコートです。
風呂は遠いです。駅舎のすぐ上に「悠林館」というホテルがあります(閉業)。宿泊すれば食事と入浴ができます。すぐ近くに日帰り入浴のできる「ルートイングランティアサロマ湖」というホテルがありましたが、2018年に閉館しました(休館の扱いのようで、ホームページ等が残っています)。
(日帰り入浴休止中)◯「サロマ湖鶴雅リゾート」道の駅から東へ17km・サロマ湖東端(0152-54-2000、北見市常呂町栄浦306-1)営業時間14:00-20:00。入浴料は高め。鉄分を含んだ薄い褐色の湯。大浴場は奇数日・偶数日で男女入替。サロマ湖に面した露天風呂があります。日帰り入浴付きランチバイキングあり。湖に面した「レストラン ラ・メール」で摂ることができます 。「サロマ湖ワッカネイチャーセンター」への途中にあり、「ところ遺跡の館・森」の向かい側です。
(訪問の前にご確認を)オホーツク海沿いのサロマ湖砂州に建つ「レイクパレス」湧別町経由・北へ30km(01586-5-3909、湧別町登栄床154番地 湧別町緑地等管理中央センター内)入浴料は安い。ボディソープ・シャンプー要持参。浴槽1つ。
《西・遠軽町》
「洗濯遠軽館」道の駅から西38km(0158-42-4770、遠軽町大通北1丁目2-60)06:00-24:00。
《北西・紋別市》
「ワコードライセンター本町店」北西へ55km(0158-24-8122、紋別市本町1丁目1-22)24h営業。稼働状況。紋別には3店あり。
《東・網走市/南・北見市》
東方向は網走市、50kmほど離れています。南は北見市、こちらも50kmほど離れています。どちらも大きな町なので、複数の店舗があります。「一覧」からどうぞ。
大型・普通車・身障者用:3台・78台・1台。駅舎寄りのスペースは斜めに区画線が引かれていて水平を保とうとすると、駐め方に注意が要るかも。微妙に傾斜があります。駐車場とサロマ湖の間に国道238号が走り、湖畔寄りに森があります(画像上部)。残念ながら湖面は見えません。Google Map。
《ふれあい牧場》
南西に扇型の農園「ふれあい牧場」があります。ここにはルピナスや向日葵が植えられ、時期になるときれいに咲き誇ります。「カボチャのトンネル」も造られ、9月の「シンデレラ夢祭り」で使われます。9月以降に行くと道の駅はここかしこにでっかいカボチャでいっぱいです。一番奥、山側にポニーが20頭ほど飼われています。佐呂間町のイメージキャラクターはカボチャの「ももちゃん」です。手にホタテを持っています。
道の駅はちょうどサロマ湖の中間部に位置します。周りに商業施設はほとんどありません。漁港はおおむねどこでも朝が早いですが、サロマ湖はとくに早いようです。ホタテ漁は6月~10月が最盛期。未明の3時頃出漁する船のものすごいエンジン音が響き渡ることがあるかもしれません。道の駅側は山になっているので、その反響で響くのでしょう。
遊覧船に乗り、サロマ湖展望台に上り、さらに砂嘴をレンタサイクルで巡るとなれば、やはりどこかに一晩泊まることになるでしょうね。サロマ湖はホタテばかりでなく、牡蠣や海苔の養殖も行われています。
画像の円筒のある部分が椅子とテーブルのあるフードコート(食事のLOは物産館クローズ時刻の1時間くらい前のようです)。ホタテカレーや焼きホタテ、さろま豚丼、牛と豚の「さろま牛とん丼」、さろまラーメン、さろまうどん・そば、ホタテバーガーなど。あげもちやソフトクリームなどもここで販売です。なお、女性の店員さんには歳に関係なく「かわいいお姉さん」と声かけ推奨だそうです。
サロマ湖沿いの道は商業施設がないところ、西方向の食事処は湧別の道の駅(17:00までの営業、西へ13km)。
下の一覧には、食事処とスイーツの店をあげています。
《町市街地》…内陸・南方向12km道道961号経由
「セブンイレブン佐呂間宮前店」(01587-2-3232)の近く
「さろま海幸」(01587-2-1216、常呂郡佐呂間町永代町157-1)17:00-22:00。「海」の「幸」を味わう、居酒屋さん。
「焼肉ブータン」(01587-2-3811、常呂郡佐呂間町字永代町73番地)。ホルモン焼きの店。「さろま海幸」の近くです。
「そば処 ほん多屋」(01587-2-2620、常呂郡佐呂間町永代町59)11:30-14:30・17:00-21:30(土日は午後の休憩なし)/月曜定休。冷やしかしわそば、重箱の豚丼があります。
《佐呂間湖沿い》…東方向11km・国道239号沿い
「レストハウス華湖」(01587-6-2025、常呂郡佐呂間町浜佐呂間292)11:00-19:00。蕎麦、定食、海鮮丼など。ホタテとイクラを載せた「華湖丼」がお勧め。
「部田菓子舗」(01587-6-2315、佐呂間町浜佐呂間276-1)8:30-19:30。佐呂間町のお菓子屋さんらしく、かぼちゃパイやかぼちゃまんじゅう、ほたてパイや帆立まんじゅうで有名なお店。北海道内に帆立パイと名のつくお菓子はありますが、ここのパイには本物の帆立が入っています。なお部田の読みは「とりた」。
部田菓子舗のすぐ裏が「浜佐呂間郵便局」(01587-6-2260)。魚の安い店「斉藤商店」(01587-6-2136)は国道を渡って向かい。ガソリンスタンド「浜佐呂間給油所」は貸しテントレストハウス華湖の中間あたり。
《北見市常呂町》…東へ23km・国道239号経由
「サロマ湖鶴雅リゾート」東へ17km(0152-54-2000、北見市常呂町栄浦306番地1)で入浴するなら、ここで食事を摂ることもできます。夕食は3日前までに要予約(0152-54-2000)。サロマ湖を見ながら食事を摂れます。2024春にリニューアル。
◯「鮨の安さん」(0152-54-2020、北見市常呂町常呂236-1)11:00-22:00/月曜定休。回らないお寿司屋さん。ランチタイムにはセットものがあります。なお、そばもおいしい。
「焼肉ところ」(0152-54-1529、北見市常呂町字常呂587-4)17:00-22:00/火曜定休。焼き肉店風でない店構え、値段はリーズナブル。
「レストハウスところ」(0152-54-2339、北見市常呂町土佐16)11:00-14:00・15:00-19:00/水曜定休。名物ホタテの刺身や定食、ホタテのラーメン、焼きそば、寿司などができます。「特上生寿司」、「ほたてづくし定食」がおすすめ。
◯「松寿し」(0152-54-2715、北見市常呂町常呂325)11:30-21:00/日曜定休。回らないお寿司屋さん。上記Bleの直ぐ近く。隠れおすすめは「シーフードカレー」。
「Cafeしゃべりたい」道の駅から東へ23km(0152-54-3942、北見市常呂町常呂204)11:30-18:00/月曜定休。「常呂カーリングホール」からは東へ1.6km。「ロコ・ソラーレ」ゆかりのカフェ。「流氷ソーダ」や「海の幸カレー」(北見玉ねぎ、常呂海産物入り)がおすすめ。
もうひとつカーリング絡みで「菓子工房Shiga」南西へ50km・北見市市街地(0157-56-2030、北見市端野町三区2-4)09:30-19:30/火曜定休。こちらは北見市市街地、JR端野駅が近くです。。100年以上の歴史を誇るお菓子屋さん。「カーリング生クッキー」は「ロコ・ソラーレ北見」応援スイーツ。看板商品は「ワッフル」です。カフェ併設。
(南)「セブンイレブン佐呂間宮前店」内陸・南方向11km(01587-2-3232、常呂郡佐呂間町字宮前町58-1)24h営業。裏手に「佐呂間郵便局」(ATMは日曜14:00まで)があります。
(南)「セイコーマート サロマ店」南へ11km(01587-2-1300、常呂郡佐呂間町西富92番地4)05:00-24:00。ホットシェフあり。
(東)「セブンイレブン 常呂南町店」網走市方向・東へ23km(0152-54-3762、北見市常呂町字土佐43番地23)24h営業。近くに「セイコーマート ところ店」(0152-54-3435)06:00-24:00。
(西)「セイコーマート たかだ中湧別店」紋別市方向・西へ25km(01586-2-4780)24h営業。ホットシェフあり。
あとは紋別市(北へ55km)、遠軽町(西へ40km)、網走市(東へ53km)へ行くと、種々たくさんあります。
ガソリンスタンドもそれなりの距離に…。
「コスモ石油 常呂SS」東へ23km・国道239号経由(0152-54-2711、北見市常呂町中央町325)08:00-18:00。
「ENEOS中湧別SS」西へ27km・国道242号沿い(01586-2-5335、紋別郡湧別町町北兵村1区287-1)07:30-18:30。
南方向12km(道道961号経由)「セブンイレブン佐呂間宮前店」(01587-2-3232)近くに佐呂間町のガソリンスタンドが4軒あります。「愛ランド湧別」をご覧ください。
郵便局の直近は…、
「富武士簡易郵便局」西へ2km・国道239号沿い(01587-2-3324、常呂郡佐呂間町富武士番外地)月~金09:00-16:00。「ローンズたけふじ」ではなく「とっぷし」と読みます。
「浜佐呂間郵便局」東へ11km(01587-6-2260、佐呂間町浜佐呂間274)ATNは土曜お昼まで。
「常呂郵便局」東へ23km(0152-54-2980、北見市常呂町常呂338-2)ATMは日曜14:00まで。道の駅からは随分と離れていますが、北見市らしい郵便局ということで‥。局前の郵便ポスト、通常の赤ではなく白く塗られ、その上にカーリングの「ストーン」が置かれています。
「北勝水産 直売店」道の駅から東へ3.5km・国道239号沿い(01587-6-2002、佐呂間町浪速52)09:00-16:00/水曜定休。サロマ湖の水産物、帆立や牡蠣を取り扱っています。帆立バーガーや帆立カレー、コーヒーなどのファストフードも販売です。ここはつぎの「観光スポット」にも書いていますように、幌岩山頂にある「サロマ湖展望台」への曲がり角にあります。
魚の安い店「斉藤商店」東へ11km(01587-6-2136、佐呂間町浜佐呂間144)08:00-17:30。新鮮魚介類のほか、干物などがたくさん。季節によりスイカなどの取り扱いもあります
「帆立屋しんや」東へ25km(0152-54-2181、北見市常呂町45-6)09:00-17:00。上記「氷漬け灯台(モーゼ)」のすぐ近くにある老舗ホタテ専門店です。サロマ産ホタテのおみやげばかりでなく、海鮮ものも置いてあります、どちらかというとホタテの高級品です。季節に合わせ、ホタテのステーキや焼き牡蠣などが食べられます。
《佐呂間町開拓資料室》
「佐呂間町開拓資料室」(問合せ01587-2-1295、佐呂間町字永代町169番地)09:00-17:00/土日祝日休館。見学を希望の場合、向かいの町民センター事務室まで。1977(昭和52)年の設立。明治期(1894明治27年)、和人が開拓に着手した当時からの佐呂間の歴史を展示。市街地からすこし南に下ったところは栃木地区。足尾銅山(栃木県)の公害から逃れた人たちが造った集落があります。
《サロマ湖概要》
サロマ湖、といえば小学校で初めて日本地図をもらって、「うわ~、海とつながっている湖があるんだ」と感動した人は多いはず。千葉の霞ヶ浦もそうですよね。しかもどちらの湖も日本では2番目、3番目(150km2、道内最大)にでかい。
サロマ湖は、水上、陸上(展望台、自転車)から堪能できます。
以下、サロマ湖の案内と最後に常呂(ところ)にある観光地、カーリングホールなどを載せています。
サロマ湖には2020年「ブラタモリ」が来ました、「でかいねぇ~😎」。
湖は海水と真水が混じる汽水湖(潟湖)。ホタテ・カキ・ノリなどの養殖が盛んです。オホーツク海との間に長さ26kmの砂州があり、湖口がふたつ開いています(湖水、海水の増減で常に改修が必要)。流氷流入防止のための「アイスブーム用ブロック」が設けられています。湖に流入する川はたくさんで、「サロマ湖」の名の元になった「佐呂間別川」(サロマ湖の東「レストハウス華湖」そばを流れる川)をはじめ13本もあるそうです。湖名はアイヌ語「さる・おま・ぺっ」(ヨシが生える川)から。湖自体の名は「とー」(沼)と呼ばれました。
《サロマ湖アザラシ観光船》
サロマ湖の観光、水上からは観光船で…。「サロマ湖アザラシ観光船」道の駅から西へ2km(01587-2-1800、常呂郡佐呂間町字富武士とっぷし752-18)が扱っています。ネットや電話で予約し、上記住所に行けば良いのですが、場所がわかりにくい。
国道239号富武士交差点を漁港側へ曲がると、すぐ左手の建物に「サロマ湖遊覧観光船乗り場入口」という看板があります。そこから道なりに右手の道を進みます(漁港の方へは行きません)。100mほど行くと分岐です、ここを左、海側に折れます。少し進むと「観光船事務所300m先」という案内が左手に現れます。
マップコードを付けておきます:955 052 320*06。手続きを終えたら、車は船着き場まで乗っていってそこで駐めることになります。オホーツク海に向かって開いた湖口が二カ所あり、船に乗るとそこまで連れていってくれます。
《ピラオロ展望台》…冬も楽しめる展望台
観光船船着き場の近くに「ピラオロ展望台」(MAP CODE:955 051 204*88)があります。つぎの「サロマ展望台」よりは高度は低いですが、平地の展望台なので冬も建物に登れます。シーズン中の青い水をたたえる湖もさることながら、真っ白のサロマ湖も見事です。12月終わりには結氷します。駐車場は10台分ほど。坂を登り切ったところに展望台と旅館、食事処があります。戸外のトイレがありますが、冬期は使用できません。冬期、坂には雪が積もっていますので充分気をつけて運転してください。北海道は冬期、ノーマルタイヤでの運転はできません(交通違反)。
《サロマ湖展望台》…ルートが異なりますが、徒歩、車いずれも可
山上からは「サロマ湖展望台」(MAP CODE:955 055 355*28)道の駅から東へ約9km。幌岩山の頂上にあります。駐車場、トイレ、望遠鏡があります。部屋の中から眺めることもできます。
「サロマ湖展望台改修工事に伴う通行禁止」(画像)
・幌岩山林道の通行禁止期間:2022年7月25日~2023年4月下旬
・幌岩山登山遊歩道禁止期間:2022年7月25日~2023年1月20日
道の駅からは国道239号を3kmほど東へ進むと「サロマ湖展望台5.8km」(浪速西2線道路)と書いた案内が山手側に現れます(「北勝水産」のすぐ横の道です。国道沿いに「直売」とでっかい赤字で書いた看板があります。これを見逃すくらいならもう運転免許は返納です)。
山の方に折れると、じきにダート路に入り、山道に行くにしたがい狭くなって行きます。山側から水が流れ出している所もあります。離合する車がありますので充分気をつけて。最近は右側通行の国から来た観光客のレンタカーも多いので、正面衝突にならないよう気をつけて運転してください。
駐車場の一番奥にトイレがあり、その左手に階段があります。それをひたすら登れば展望台に到着です。サロマ湖が端から端まで視界に飛び込んできます。もちろん晴れの日がおすすめ。砂州も晴れていればはっきり見えることでしょう。その砂州は26km、日本一の長さです。砂州にはふたつの湖口があります。そのサロマ湖にはホタテの稚貝(一年もの)がなんと8億個も養殖されています。一年経つとホタテは少し東側の海水浴場「常南ビーチ」(7月終わり~8月上旬・10日あまりの開設、トイレ・シャワー・更衣室・無料駐車場100台程あり)の沖合いに運ばれ、オホーツク海で数年、さらに大きくなり、それがわたしたちの口に入るというわけです。観光船に乗るとわかりますが、ホタテ養殖の棚を上手に避けて湖口まで行くのがわかります。
昨年、展望台に登る計画はなかったのですが、「アザラシ観光船」のおじさんがぜひ行ってみなさいと勧めてくれました。行ってよかった。登山道が整備されていて、冬も徒歩なら登れます。
《サロマ湖キムアネップ岬・サンゴ草群落》
「サロマ湖キムアネップ岬」(MAP CODE:525 664 658*52)は道の駅から東へ約8km、サロマ湖に突き出た岬。さんご草の生い茂る岬、秋には真っ赤になります。ハマナスやエゾスカシユリ、センダイハギの花もシーズン中に花開きます。オオワシやハクチョウも季節によって見ることができます。
岬すこし手前に「サンゴ草群落」があります。
〔キャンプ場〕
岬には「キムアネップ岬キャンプ場」(MAP CODE:525 664 518*28、6月~10月中旬の営業)。予約不要、使用料も不要です。設備は駐車場、トイレ、コインシャワー(利用期間は7月~8月、時期により利用できる時間が異なります。百円玉専用・両替機なし)があります。管理人は9月末までいます。
《ところ遺跡の館・森》
「ところ遺跡の館」東へ17km(0152-54-3393、北見市常呂町栄浦371)09:00-17:00。下に記しました「ワッカネイチャーセンター」のすぐ手前にあります。常呂遺跡の全体像がわかるように旧石器時代から縄文、アイヌ文化と幅広く展示し、解説してあります。国指定重要文化財(「常呂川河口遺跡墓坑出土品(ところがわかこういせきぼこうしゅつどひん)」)あり。
《ワッカネイチャーセンター》
「サロマ湖ワッカネイチャーセンター」東へ18kmほど(0152-54-3434、北見市常呂町栄浦242-1)08:00-18:00(6月~8月)・08:00-17:00(左記の期間以外)/開館は4月29日~10月第2週の月曜日(体育の日)まで(冬期休館)。
有料のレンタサイクルがあります。広すぎる「ワッカ原生花園」(北海道遺産)の散策には自転車が良いかも…。2021年、「ベロタクシー」というペダルを踏んで進むかっこいいタクシー(屋根付きの三輪自転車)が登場。5/1(土)から営業開始です。シーズン中は300種以上の花が開きます。開花状況はホームページ上に。原生花園はエゾスカシユリの一大群生地です。
《さんご草群・竜宮街道》
センターのすぐそばには「さんご草群」があり、秋には真っ赤に染まります。「竜宮街道」(サイクリングリード)をオホーツク海の風を受けながら自転車で走り、サロマ第2湖口の橋を渡るとすぐに、「花の聖水ワッカの水」が湧き出している広場、近くにトイレ(冬季閉鎖)があります。運がよければエゾシカやキタキツネに会えるかも(えさは与えないでね。さらに奥はクマ出没中の看板が建つことがあります)。なお、龍宮街道は第一湖口の向こう、湧別町にまで続いています(第一湖口には橋がないので直接は渡れません)。
なおレンタサイクル往復所要時間は「ワッカの水」まで40分(分岐を左へ)、オホーツク海回り(分岐を右へ)は50分という説明(たぶん営業用の説明)がセンターにありますが、これは必死に漕いでやっと往復できる時間です。ゆっくり行けば、+10分~20分、写真を撮りながらだとさらに時間が必要です。1時間30分を見ておけば大丈夫かな。両方行こうと思ったら3時間。
10月になると鈎の字に編隊を組んだ鳥の渡りの始まりです。サロマ湖の向こうに沈む夕日も絶景です。
《アドヴィックス常呂カーリングホール》
つぎにカーリングのホールを。カーリングと言えば北見市ですが、北見の道の駅(おんねゆ温泉)より「サロマ湖」からの方が近いのでこちらに記しましょう。常呂町内を走る国道239号沿いには下にあげた以外にも「常呂遺跡」や「常呂貝塚」などたくさんのスポットがあります。東の能取岬までは13kmの地点です。
「アドヴィックス常呂カーリングホール」道の駅「サロマ湖」から東へ22km(0152-54-1099、北見市常呂町字土佐2番地2)はオホーツク海のそば、上にご紹介した「ところ遺跡の館」近くです。
開館時間は平日・土曜日が10:00-22:00、日曜祝日が10:00-17:00、休館日は月曜です。2階に充実の見学施設があります。また有料の貸出用具(ブラシや靴)を使ってカーリングの体験ができます。運がよければ日本代表選手に会えるかも…。競技場数6シートを備え、カーリングホールとしては国内最大。
北見市市街地に2020年10月「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」がオープンしました。詳しくは「おんねゆ温泉」をご覧ください。
《常呂神社》
「常呂神社」カーリングホールから東へ3km(0152-54-2561、北見市常呂町字常呂63)。塩土翁神(しおづちおじのおおかみ)や天照皇大神など4神を祀る神社。「ロコ・ソラーレ北見」の選手が必勝祈願に訪れた神社。カーリングストーンの形のストラップつきおみくじなどがあります。
《夏の常南ビーチ、冬の常呂川と氷漬け灯台》
常呂神社から真北へ600m、オホーツク海の水辺は夏の間、海水浴場になります(ところ常南ビーチ)。ただオホーツク海の水は夏の間も冷たく、海水浴場の開設期間は約10日間です(7月30日~8月11日)。遊泳時間も10:00-15:00。本州あたりで、水着のまま夕日を眺めながら過ごすなんてことはちょっとできそうにありません。で、たいていの人は水着に着替えても泳がずに、砂浜で過ごします。もちろん、ジンギスカンを食べながら。すぐ近くに「駐車場/公衆トイレ/シャワー施設」(冬季閉鎖)。
冬には流氷が押し寄せます(左画像)。目標にするものがあまりありませんが、「マリンバンク常呂漁協」(0152-54-2171)をめざしていくといいでしょう。
海の中に「氷漬け灯台(モーゼ)」(MAP CODE:525 745 667*00、北見市常呂町34)が建っています。夏の間は変哲のない赤い灯台ですが、冬になると波や波しぶきが灯台に凍りつき、灯台が見えなくなるほど氷に覆われることがあります(画像右はうまく氷漬けになっていません)。
この灯台は「常呂川」の河口から見えますが、常呂川河口にも冬にはジュエリーアイスが転がっています。ジュエリーアイスは十勝地方・豊頃町のものが有名ですが、規模は小さいながらもなんとオホーツク海側にもあるのです。
《サロマ湖》
「サロマ湖」はアイヌ語「サロマペツ」(葦原にある川)から。川が湖に転じたのかと思いきや、「サロマ湖」自体はもともと「とぅ」(沼)と呼ばれていたとのこと。「沼」では識別がしがたく、川の名前を流用したのでしょう。現在「佐呂間別川」と呼ばれている川はキムアネップ岬の東側、道道103号留辺蘂浜佐呂間線に沿ってサロマ湖に注いでいます。
和人の到来は松浦武四郎が最初だったのかもしれません。常呂(ところ)にはアイヌの遺跡がたくさん残っています。明治も半ばを過ぎて青森県津軽の人が入植し、これが開基(1894[明治27]年)となっています。その後昭和に入り1953年町に昇格、1956年に若佐村と合併しました。合併のころの人口が一番多く、15,000以上を数えましたが、現在は5,000ほどになっています。
町は海産物ばかりでなく、農産物とくにカボチャの生産量が多く、毎年9月に「シンデレラ夢祭り」が開かれます。またサロマ湖の周りを走る、有名な「100kmウルトラマラソン」は6月に開催されています。
《常呂町》
「常呂町(ところちょう)」は北見市(東西110kmの長さ)のオホーツク海側。アイヌ語で「とぅころ」(山が岬のように突き出た部分、山崎)、仮名表記は「つころ」とされていたのを、明治に入り「とー・ころ」(沼・湖のある所)に修正。海岸寄りに「ところ遺跡の森」、「常呂遺跡」、「栄浦第二遺跡」などが遺っていて旧石器時代からひとが活動していたことが分かります。
明治維新後、当時蝦夷地と呼ばれていたところは「北海道」と名付けられ、11国86郡に編成、常呂は常呂郡として北見国に編入されました。その後、1883(明治16)年常呂郡を管轄する戸長役場が現在の常呂自治区に置かれ、1915年常呂、手師学(てしまない)、太茶苗(ふとちゃない)、少牛(ちいうし)の4村が合併し、常呂村となりました。1950(昭和25)年、町に昇格、さらに2006(平成18)年3月、 留辺蘂町、端野町、旧北見市と合併し、新たな北見市に編入(合併時の人口4,900ほど)。北見市は東西に長い市になりました。
《北見市》
「北見市」の「北見」はとても古い、由緒のある地名です。大宝律令が701(大宝元)年に制定され、そのなかの「国郡里制」(こくぐんりせい)により日本国内の地方行政・地方官制は国・郡・里の三段階の行政組織に編成されました。そのなかで「北見国」と呼ばれ、今のオホーツク管内、宗谷管内のオホーツク海側の非常に広範な地域を指していました。
電話:01587-5-2828 MAP CODE:955 054 609
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅サロマ湖」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18836
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/1787/
https://www.town.saroma.hokkaido.jp/kakuka/keizaika/2012-0322-1626-15.html
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概要(最終訪問日:2023年3月7日)
《この道の駅のミッション❓》 「物産館みのり」で佐呂間産のホタテをいただく
- オホーツクエリア(沿岸部)・サロマ湖畔に位置する道の駅(道の駅からサロマ湖は見えません)、1998年設置(設置番号51)
- トイレはウォシュレット(快適度8)
- 風呂、コンビニ、食事処いずれも10km以上の道のりがあります
- 駐車場はいくぶん傾斜あり、Wi-Fi強力(車中泊度◯)
- 佐呂間町はカボチャの生産量が多く、道の駅にもカボチャ畑があります。カボチャのトンネルで毎年9月「シンデレラ夢祭り」が催されます。扇型の農場(山側)にはポニーも放牧されています
- サロマ湖の観光にはとても便利、湖上からは遊覧船、富武士港(とっぷし)のピラオロ展望台、幌岩山のサロマ湖展望台、少し東へ脚を伸ばすとキャンプ場のあるキムアネップ岬(詳しくは「観光スポット」へ)、レンタサイクルのある「ワッカネイチャーセンター」で湖水に触ることも可。岬やセンターなどには秋に真赤になるサンゴ草の群落があります
住所:北海道常呂郡佐呂間町字浪速121-3 (現在地からのルートを表示)
電話番号:01587-5-2828 MAP CODE:955 054 609
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東57km)流氷街道網走・(56km)メルヘンの丘めまんべつ
(西12km)愛ランド湧別
(南55km)おんねゆ温泉
(北)サロマ湖・オホーツク海
▶オホーツク管内(北)概略図
▶オホーツク管内(南)概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事 +北見市常呂町
●地名由来 ●地図
24hトイレはきれいなウォシュレット
駅舎右端が入口です。24hトイレ(ウォシュレット)は女子5、男子2、トイレ内におむつ交換台があります。多機能トイレにウォシュレットが1つ。
道の駅「サロマ湖」トイレ入口 |
風呂は遠いです。駅舎のすぐ上に
(日帰り入浴休止中)◯「サロマ湖鶴雅リゾート」道の駅から東へ17km・サロマ湖東端(0152-54-2000、北見市常呂町栄浦306-1)営業時間14:00-20:00。入浴料は高め。鉄分を含んだ薄い褐色の湯。大浴場は奇数日・偶数日で男女入替。サロマ湖に面した露天風呂があります。日帰り入浴付きランチバイキングあり。湖に面した「レストラン ラ・メール」で摂ることができます 。「サロマ湖ワッカネイチャーセンター」への途中にあり、「ところ遺跡の館・森」の向かい側です。
(訪問の前にご確認を)オホーツク海沿いのサロマ湖砂州に建つ「レイクパレス」湧別町経由・北へ30km(01586-5-3909、湧別町登栄床154番地 湧別町緑地等管理中央センター内)入浴料は安い。ボディソープ・シャンプー要持参。浴槽1つ。
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
西・遠軽町、北西・紋別市、東・網走市、南・北見市
《西・遠軽町》
「洗濯遠軽館」道の駅から西38km(0158-42-4770、遠軽町大通北1丁目2-60)06:00-24:00。
《北西・紋別市》
「ワコードライセンター本町店」北西へ55km(0158-24-8122、紋別市本町1丁目1-22)24h営業。稼働状況。紋別には3店あり。
《東・網走市/南・北見市》
東方向は網走市、50kmほど離れています。南は北見市、こちらも50kmほど離れています。どちらも大きな町なので、複数の店舗があります。「一覧」からどうぞ。
駐車場、ふれあい牧場(農園)
大型・普通車・身障者用:3台・78台・1台。駅舎寄りのスペースは斜めに区画線が引かれていて水平を保とうとすると、駐め方に注意が要るかも。微妙に傾斜があります。駐車場とサロマ湖の間に国道238号が走り、湖畔寄りに森があります(画像上部)。残念ながら湖面は見えません。Google Map。
道の駅「サロマ湖」駐車場 |
《ふれあい牧場》
南西に扇型の農園「ふれあい牧場」があります。ここにはルピナスや向日葵が植えられ、時期になるときれいに咲き誇ります。「カボチャのトンネル」も造られ、9月の「シンデレラ夢祭り」で使われます。9月以降に行くと道の駅はここかしこにでっかいカボチャでいっぱいです。一番奥、山側にポニーが20頭ほど飼われています。佐呂間町のイメージキャラクターはカボチャの「ももちゃん」です。手にホタテを持っています。
道の駅「サロマ湖」農場 |
農場に放牧された馬 |
道の駅はちょうどサロマ湖の中間部に位置します。周りに商業施設はほとんどありません。漁港はおおむねどこでも朝が早いですが、サロマ湖はとくに早いようです。ホタテ漁は6月~10月が最盛期。未明の3時頃出漁する船のものすごいエンジン音が響き渡ることがあるかもしれません。道の駅側は山になっているので、その反響で響くのでしょう。
遊覧船に乗り、サロマ湖展望台に上り、さらに砂嘴をレンタサイクルで巡るとなれば、やはりどこかに一晩泊まることになるでしょうね。サロマ湖はホタテばかりでなく、牡蠣や海苔の養殖も行われています。
●敷地内の店 [TOPへ]
大きな「物産館みのり」(画像右手の建物、営業時間09:00-18:00、10月中頃~3月までは17:00閉店)で佐呂間の特産物ホタテやカボチャの加工品を売っています。人気No. 1は袋入りの「塩ラーメン」だそう。「サローマの休日」というしゃれた名前のシーフードカレーもあります。道の駅「サロマ湖」・天井が高くて明るいフードコート |
画像の円筒のある部分が椅子とテーブルのあるフードコート(食事のLOは物産館クローズ時刻の1時間くらい前のようです)。ホタテカレーや焼きホタテ、さろま豚丼、牛と豚の「さろま牛とん丼」、さろまラーメン、さろまうどん・そば、ホタテバーガーなど。あげもちやソフトクリームなどもここで販売です。なお、女性の店員さんには歳に関係なく「かわいいお姉さん」と声かけ推奨だそうです。
●レストラン [TOPへ]
サロマ湖沿いの道は商業施設がないところ、西方向の食事処は湧別の道の駅(17:00までの営業、西へ13km)。
下の一覧には、食事処とスイーツの店をあげています。
《町市街地》…内陸・南方向12km道道961号経由
「セブンイレブン佐呂間宮前店」(01587-2-3232)の近く
「さろま海幸」(01587-2-1216、常呂郡佐呂間町永代町157-1)17:00-22:00。「海」の「幸」を味わう、居酒屋さん。
「焼肉ブータン」(01587-2-3811、常呂郡佐呂間町字永代町73番地)。ホルモン焼きの店。「さろま海幸」の近くです。
「そば処 ほん多屋」(01587-2-2620、常呂郡佐呂間町永代町59)11:30-14:30・17:00-21:30(土日は午後の休憩なし)/月曜定休。冷やしかしわそば、重箱の豚丼があります。
《佐呂間湖沿い》…東方向11km・国道239号沿い
「レストハウス華湖」(01587-6-2025、常呂郡佐呂間町浜佐呂間292)11:00-19:00。蕎麦、定食、海鮮丼など。ホタテとイクラを載せた「華湖丼」がお勧め。
「部田菓子舗」(01587-6-2315、佐呂間町浜佐呂間276-1)8:30-19:30。佐呂間町のお菓子屋さんらしく、かぼちゃパイやかぼちゃまんじゅう、ほたてパイや帆立まんじゅうで有名なお店。北海道内に帆立パイと名のつくお菓子はありますが、ここのパイには本物の帆立が入っています。なお部田の読みは「とりた」。
部田菓子舗のすぐ裏が「浜佐呂間郵便局」(01587-6-2260)。魚の安い店「斉藤商店」(01587-6-2136)は国道を渡って向かい。ガソリンスタンド「浜佐呂間給油所」は貸しテントレストハウス華湖の中間あたり。
《北見市常呂町》…東へ23km・国道239号経由
「サロマ湖鶴雅リゾート」東へ17km(0152-54-2000、北見市常呂町栄浦306番地1)で入浴するなら、ここで食事を摂ることもできます。夕食は3日前までに要予約(0152-54-2000)。サロマ湖を見ながら食事を摂れます。2024春にリニューアル。
◯「鮨の安さん」(0152-54-2020、北見市常呂町常呂236-1)11:00-22:00/月曜定休。回らないお寿司屋さん。ランチタイムにはセットものがあります。なお、そばもおいしい。
「焼肉ところ」(0152-54-1529、北見市常呂町字常呂587-4)17:00-22:00/火曜定休。焼き肉店風でない店構え、値段はリーズナブル。
「レストハウスところ」(0152-54-2339、北見市常呂町土佐16)11:00-14:00・15:00-19:00/水曜定休。名物ホタテの刺身や定食、ホタテのラーメン、焼きそば、寿司などができます。「特上生寿司」、「ほたてづくし定食」がおすすめ。
◯「松寿し」(0152-54-2715、北見市常呂町常呂325)11:30-21:00/日曜定休。回らないお寿司屋さん。上記Bleの直ぐ近く。隠れおすすめは「シーフードカレー」。
「Cafeしゃべりたい」道の駅から東へ23km(0152-54-3942、北見市常呂町常呂204)11:30-18:00/月曜定休。「常呂カーリングホール」からは東へ1.6km。「ロコ・ソラーレ」ゆかりのカフェ。「流氷ソーダ」や「海の幸カレー」(北見玉ねぎ、常呂海産物入り)がおすすめ。
もうひとつカーリング絡みで「菓子工房Shiga」南西へ50km・北見市市街地(0157-56-2030、北見市端野町三区2-4)09:30-19:30/火曜定休。こちらは北見市市街地、JR端野駅が近くです。。100年以上の歴史を誇るお菓子屋さん。「カーリング生クッキー」は「ロコ・ソラーレ北見」応援スイーツ。看板商品は「ワッフル」です。カフェ併設。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
(南)「セブンイレブン佐呂間宮前店」内陸・南方向11km(01587-2-3232、常呂郡佐呂間町字宮前町58-1)24h営業。裏手に「佐呂間郵便局」(ATMは日曜14:00まで)があります。
(南)「セイコーマート サロマ店」南へ11km(01587-2-1300、常呂郡佐呂間町西富92番地4)05:00-24:00。ホットシェフあり。
(東)「セブンイレブン 常呂南町店」網走市方向・東へ23km(0152-54-3762、北見市常呂町字土佐43番地23)24h営業。近くに「セイコーマート ところ店」(0152-54-3435)06:00-24:00。
(西)「セイコーマート たかだ中湧別店」紋別市方向・西へ25km(01586-2-4780)24h営業。ホットシェフあり。
あとは紋別市(北へ55km)、遠軽町(西へ40km)、網走市(東へ53km)へ行くと、種々たくさんあります。
ガソリンスタンドもそれなりの距離に…。
「コスモ石油 常呂SS」東へ23km・国道239号経由(0152-54-2711、北見市常呂町中央町325)08:00-18:00。
「ENEOS中湧別SS」西へ27km・国道242号沿い(01586-2-5335、紋別郡湧別町町北兵村1区287-1)07:30-18:30。
南方向12km(道道961号経由)「セブンイレブン佐呂間宮前店」(01587-2-3232)近くに佐呂間町のガソリンスタンドが4軒あります。「愛ランド湧別」をご覧ください。
郵便局の直近は…、
「富武士簡易郵便局」西へ2km・国道239号沿い(01587-2-3324、常呂郡佐呂間町富武士番外地)月~金09:00-16:00。「ローンズたけふじ」ではなく「とっぷし」と読みます。
「浜佐呂間郵便局」東へ11km(01587-6-2260、佐呂間町浜佐呂間274)ATNは土曜お昼まで。
「常呂郵便局」東へ23km(0152-54-2980、北見市常呂町常呂338-2)ATMは日曜14:00まで。道の駅からは随分と離れていますが、北見市らしい郵便局ということで‥。局前の郵便ポスト、通常の赤ではなく白く塗られ、その上にカーリングの「ストーン」が置かれています。
「北勝水産 直売店」道の駅から東へ3.5km・国道239号沿い(01587-6-2002、佐呂間町浪速52)09:00-16:00/水曜定休。サロマ湖の水産物、帆立や牡蠣を取り扱っています。帆立バーガーや帆立カレー、コーヒーなどのファストフードも販売です。ここはつぎの「観光スポット」にも書いていますように、幌岩山頂にある「サロマ湖展望台」への曲がり角にあります。
魚の安い店「斉藤商店」東へ11km(01587-6-2136、佐呂間町浜佐呂間144)08:00-17:30。新鮮魚介類のほか、干物などがたくさん。季節によりスイカなどの取り扱いもあります
「帆立屋しんや」東へ25km(0152-54-2181、北見市常呂町45-6)09:00-17:00。上記「氷漬け灯台(モーゼ)」のすぐ近くにある老舗ホタテ専門店です。サロマ産ホタテのおみやげばかりでなく、海鮮ものも置いてあります、どちらかというとホタテの高級品です。季節に合わせ、ホタテのステーキや焼き牡蠣などが食べられます。
佐呂間町開拓資料室(道の駅から11km南下・町市街地)
佐呂間町の観光スポット |
《佐呂間町開拓資料室》
「佐呂間町開拓資料室」(問合せ01587-2-1295、佐呂間町字永代町169番地)09:00-17:00/土日祝日休館。見学を希望の場合、向かいの町民センター事務室まで。1977(昭和52)年の設立。明治期(1894明治27年)、和人が開拓に着手した当時からの佐呂間の歴史を展示。市街地からすこし南に下ったところは栃木地区。足尾銅山(栃木県)の公害から逃れた人たちが造った集落があります。
サロマ湖畔
サロマ湖畔の観光スポット |
《サロマ湖概要》
サロマ湖、といえば小学校で初めて日本地図をもらって、「うわ~、海とつながっている湖があるんだ」と感動した人は多いはず。千葉の霞ヶ浦もそうですよね。しかもどちらの湖も日本では2番目、3番目(150km2、道内最大)にでかい。
サロマ湖は、水上、陸上(展望台、自転車)から堪能できます。
以下、サロマ湖の案内と最後に常呂(ところ)にある観光地、カーリングホールなどを載せています。
サロマ湖には2020年「ブラタモリ」が来ました、「でかいねぇ~😎」。
湖は海水と真水が混じる汽水湖(潟湖)。ホタテ・カキ・ノリなどの養殖が盛んです。オホーツク海との間に長さ26kmの砂州があり、湖口がふたつ開いています(湖水、海水の増減で常に改修が必要)。流氷流入防止のための「アイスブーム用ブロック」が設けられています。湖に流入する川はたくさんで、「サロマ湖」の名の元になった「佐呂間別川」(サロマ湖の東「レストハウス華湖」そばを流れる川)をはじめ13本もあるそうです。湖名はアイヌ語「さる・おま・ぺっ」(ヨシが生える川)から。湖自体の名は「とー」(沼)と呼ばれました。
サロマ湖第二湖口 |
《サロマ湖アザラシ観光船》
サロマ湖の観光、水上からは観光船で…。「サロマ湖アザラシ観光船」道の駅から西へ2km(01587-2-1800、常呂郡佐呂間町字富武士とっぷし752-18)が扱っています。ネットや電話で予約し、上記住所に行けば良いのですが、場所がわかりにくい。
国道239号富武士交差点を漁港側へ曲がると、すぐ左手の建物に「サロマ湖遊覧観光船乗り場入口」という看板があります。そこから道なりに右手の道を進みます(漁港の方へは行きません)。100mほど行くと分岐です、ここを左、海側に折れます。少し進むと「観光船事務所300m先」という案内が左手に現れます。
マップコードを付けておきます:955 052 320*06。手続きを終えたら、車は船着き場まで乗っていってそこで駐めることになります。オホーツク海に向かって開いた湖口が二カ所あり、船に乗るとそこまで連れていってくれます。
サロマ湖上 |
サロマ湖観光船あざらし号 |
《ピラオロ展望台》…冬も楽しめる展望台
観光船船着き場の近くに「ピラオロ展望台」(MAP CODE:955 051 204*88)があります。つぎの「サロマ展望台」よりは高度は低いですが、平地の展望台なので冬も建物に登れます。シーズン中の青い水をたたえる湖もさることながら、真っ白のサロマ湖も見事です。12月終わりには結氷します。駐車場は10台分ほど。坂を登り切ったところに展望台と旅館、食事処があります。戸外のトイレがありますが、冬期は使用できません。冬期、坂には雪が積もっていますので充分気をつけて運転してください。北海道は冬期、ノーマルタイヤでの運転はできません(交通違反)。
サロマ湖の冬 |
《サロマ湖展望台》…ルートが異なりますが、徒歩、車いずれも可
山上からは「サロマ湖展望台」(MAP CODE:955 055 355*28)道の駅から東へ約9km。幌岩山の頂上にあります。駐車場、トイレ、望遠鏡があります。部屋の中から眺めることもできます。
「サロマ湖展望台改修工事に伴う通行禁止」(画像)
・幌岩山林道の通行禁止期間:2022年7月25日~2023年4月下旬
・幌岩山登山遊歩道禁止期間:2022年7月25日~2023年1月20日
道の駅からは国道239号を3kmほど東へ進むと「サロマ湖展望台5.8km」(浪速西2線道路)と書いた案内が山手側に現れます(「北勝水産」のすぐ横の道です。国道沿いに「直売」とでっかい赤字で書いた看板があります。これを見逃すくらいならもう運転免許は返納です)。
山の方に折れると、じきにダート路に入り、山道に行くにしたがい狭くなって行きます。山側から水が流れ出している所もあります。離合する車がありますので充分気をつけて。最近は右側通行の国から来た観光客のレンタカーも多いので、正面衝突にならないよう気をつけて運転してください。
サロマ湖展望台建物 |
駐車場の一番奥にトイレがあり、その左手に階段があります。それをひたすら登れば展望台に到着です。サロマ湖が端から端まで視界に飛び込んできます。もちろん晴れの日がおすすめ。砂州も晴れていればはっきり見えることでしょう。その砂州は26km、日本一の長さです。砂州にはふたつの湖口があります。そのサロマ湖にはホタテの稚貝(一年もの)がなんと8億個も養殖されています。一年経つとホタテは少し東側の海水浴場「常南ビーチ」(7月終わり~8月上旬・10日あまりの開設、トイレ・シャワー・更衣室・無料駐車場100台程あり)の沖合いに運ばれ、オホーツク海で数年、さらに大きくなり、それがわたしたちの口に入るというわけです。観光船に乗るとわかりますが、ホタテ養殖の棚を上手に避けて湖口まで行くのがわかります。
昨年、展望台に登る計画はなかったのですが、「アザラシ観光船」のおじさんがぜひ行ってみなさいと勧めてくれました。行ってよかった。登山道が整備されていて、冬も徒歩なら登れます。
サロマ湖展望台(西方向) |
サロマ湖展望台(幌岩山頂上) |
《サロマ湖キムアネップ岬・サンゴ草群落》
「サロマ湖キムアネップ岬」(MAP CODE:525 664 658*52)は道の駅から東へ約8km、サロマ湖に突き出た岬。さんご草の生い茂る岬、秋には真っ赤になります。ハマナスやエゾスカシユリ、センダイハギの花もシーズン中に花開きます。オオワシやハクチョウも季節によって見ることができます。
岬すこし手前に「サンゴ草群落」があります。
〔キャンプ場〕
岬には「キムアネップ岬キャンプ場」(MAP CODE:525 664 518*28、6月~10月中旬の営業)。予約不要、使用料も不要です。設備は駐車場、トイレ、コインシャワー(利用期間は7月~8月、時期により利用できる時間が異なります。百円玉専用・両替機なし)があります。管理人は9月末までいます。
サロマ湖キムアネップ岬 |
キムアネップ岬案内板 |
北見市常呂町(「観光スポット」トップに戻る)
常呂町の観光スポット |
《ところ遺跡の館・森》
「ところ遺跡の館」東へ17km(0152-54-3393、北見市常呂町栄浦371)09:00-17:00。下に記しました「ワッカネイチャーセンター」のすぐ手前にあります。常呂遺跡の全体像がわかるように旧石器時代から縄文、アイヌ文化と幅広く展示し、解説してあります。国指定重要文化財(「常呂川河口遺跡墓坑出土品(ところがわかこういせきぼこうしゅつどひん)」)あり。
ところ遺跡の館 |
ところ遺跡の森 |
《ワッカネイチャーセンター》
「サロマ湖ワッカネイチャーセンター」東へ18kmほど(0152-54-3434、北見市常呂町栄浦242-1)08:00-18:00(6月~8月)・08:00-17:00(左記の期間以外)/開館は4月29日~10月第2週の月曜日(体育の日)まで(冬期休館)。
有料のレンタサイクルがあります。広すぎる「ワッカ原生花園」(北海道遺産)の散策には自転車が良いかも…。2021年、「ベロタクシー」というペダルを踏んで進むかっこいいタクシー(屋根付きの三輪自転車)が登場。5/1(土)から営業開始です。シーズン中は300種以上の花が開きます。開花状況はホームページ上に。原生花園はエゾスカシユリの一大群生地です。
サロマ湖ワッカネイチャーセンター |
《さんご草群・竜宮街道》
センターのすぐそばには「さんご草群」があり、秋には真っ赤に染まります。「竜宮街道」(サイクリングリード)をオホーツク海の風を受けながら自転車で走り、サロマ第2湖口の橋を渡るとすぐに、「花の聖水ワッカの水」が湧き出している広場、近くにトイレ(冬季閉鎖)があります。運がよければエゾシカやキタキツネに会えるかも(えさは与えないでね。さらに奥はクマ出没中の看板が建つことがあります)。なお、龍宮街道は第一湖口の向こう、湧別町にまで続いています(第一湖口には橋がないので直接は渡れません)。
ワッカネイチャーセンターさんご草群(9月終わり) |
花の聖水ワッカの水 |
なおレンタサイクル往復所要時間は「ワッカの水」まで40分(分岐を左へ)、オホーツク海回り(分岐を右へ)は50分という説明(たぶん営業用の説明)がセンターにありますが、これは必死に漕いでやっと往復できる時間です。ゆっくり行けば、+10分~20分、写真を撮りながらだとさらに時間が必要です。1時間30分を見ておけば大丈夫かな。両方行こうと思ったら3時間。
10月になると鈎の字に編隊を組んだ鳥の渡りの始まりです。サロマ湖の向こうに沈む夕日も絶景です。
常呂町・竜宮街道案内板 |
《アドヴィックス常呂カーリングホール》
つぎにカーリングのホールを。カーリングと言えば北見市ですが、北見の道の駅(おんねゆ温泉)より「サロマ湖」からの方が近いのでこちらに記しましょう。常呂町内を走る国道239号沿いには下にあげた以外にも「常呂遺跡」や「常呂貝塚」などたくさんのスポットがあります。東の能取岬までは13kmの地点です。
「アドヴィックス常呂カーリングホール」道の駅「サロマ湖」から東へ22km(0152-54-1099、北見市常呂町字土佐2番地2)はオホーツク海のそば、上にご紹介した「ところ遺跡の館」近くです。
開館時間は平日・土曜日が10:00-22:00、日曜祝日が10:00-17:00、休館日は月曜です。2階に充実の見学施設があります。また有料の貸出用具(ブラシや靴)を使ってカーリングの体験ができます。運がよければ日本代表選手に会えるかも…。競技場数6シートを備え、カーリングホールとしては国内最大。
北見市市街地に2020年10月「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」がオープンしました。詳しくは「おんねゆ温泉」をご覧ください。
アドヴィックス常呂カーリングホール |
カーリングホール内部 |
《常呂神社》
「常呂神社」カーリングホールから東へ3km(0152-54-2561、北見市常呂町字常呂63)。塩土翁神(しおづちおじのおおかみ)や天照皇大神など4神を祀る神社。「ロコ・ソラーレ北見」の選手が必勝祈願に訪れた神社。カーリングストーンの形のストラップつきおみくじなどがあります。
《夏の常南ビーチ、冬の常呂川と氷漬け灯台》
常呂神社から真北へ600m、オホーツク海の水辺は夏の間、海水浴場になります(ところ常南ビーチ)。ただオホーツク海の水は夏の間も冷たく、海水浴場の開設期間は約10日間です(7月30日~8月11日)。遊泳時間も10:00-15:00。本州あたりで、水着のまま夕日を眺めながら過ごすなんてことはちょっとできそうにありません。で、たいていの人は水着に着替えても泳がずに、砂浜で過ごします。もちろん、ジンギスカンを食べながら。すぐ近くに「駐車場/公衆トイレ/シャワー施設」(冬季閉鎖)。
冬には流氷が押し寄せます(左画像)。目標にするものがあまりありませんが、「マリンバンク常呂漁協」(0152-54-2171)をめざしていくといいでしょう。
海の中に「氷漬け灯台(モーゼ)」(MAP CODE:525 745 667*00、北見市常呂町34)が建っています。夏の間は変哲のない赤い灯台ですが、冬になると波や波しぶきが灯台に凍りつき、灯台が見えなくなるほど氷に覆われることがあります(画像右はうまく氷漬けになっていません)。
この灯台は「常呂川」の河口から見えますが、常呂川河口にも冬にはジュエリーアイスが転がっています。ジュエリーアイスは十勝地方・豊頃町のものが有名ですが、規模は小さいながらもなんとオホーツク海側にもあるのです。
常呂町・常南ビーチ |
氷漬け灯台 |
●地名由来 [TOPへ]
《サロマ湖》
「サロマ湖」はアイヌ語「サロマペツ」(葦原にある川)から。川が湖に転じたのかと思いきや、「サロマ湖」自体はもともと「とぅ」(沼)と呼ばれていたとのこと。「沼」では識別がしがたく、川の名前を流用したのでしょう。現在「佐呂間別川」と呼ばれている川はキムアネップ岬の東側、道道103号留辺蘂浜佐呂間線に沿ってサロマ湖に注いでいます。
和人の到来は松浦武四郎が最初だったのかもしれません。常呂(ところ)にはアイヌの遺跡がたくさん残っています。明治も半ばを過ぎて青森県津軽の人が入植し、これが開基(1894[明治27]年)となっています。その後昭和に入り1953年町に昇格、1956年に若佐村と合併しました。合併のころの人口が一番多く、15,000以上を数えましたが、現在は5,000ほどになっています。
町は海産物ばかりでなく、農産物とくにカボチャの生産量が多く、毎年9月に「シンデレラ夢祭り」が開かれます。またサロマ湖の周りを走る、有名な「100kmウルトラマラソン」は6月に開催されています。
《常呂町》
「常呂町(ところちょう)」は北見市(東西110kmの長さ)のオホーツク海側。アイヌ語で「とぅころ」(山が岬のように突き出た部分、山崎)、仮名表記は「つころ」とされていたのを、明治に入り「とー・ころ」(沼・湖のある所)に修正。海岸寄りに「ところ遺跡の森」、「常呂遺跡」、「栄浦第二遺跡」などが遺っていて旧石器時代からひとが活動していたことが分かります。
明治維新後、当時蝦夷地と呼ばれていたところは「北海道」と名付けられ、11国86郡に編成、常呂は常呂郡として北見国に編入されました。その後、1883(明治16)年常呂郡を管轄する戸長役場が現在の常呂自治区に置かれ、1915年常呂、手師学(てしまない)、太茶苗(ふとちゃない)、少牛(ちいうし)の4村が合併し、常呂村となりました。1950(昭和25)年、町に昇格、さらに2006(平成18)年3月、 留辺蘂町、端野町、旧北見市と合併し、新たな北見市に編入(合併時の人口4,900ほど)。北見市は東西に長い市になりました。
《北見市》
「北見市」の「北見」はとても古い、由緒のある地名です。大宝律令が701(大宝元)年に制定され、そのなかの「国郡里制」(こくぐんりせい)により日本国内の地方行政・地方官制は国・郡・里の三段階の行政組織に編成されました。そのなかで「北見国」と呼ばれ、今のオホーツク管内、宗谷管内のオホーツク海側の非常に広範な地域を指していました。
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住所:北海道常呂郡佐呂間町字浪速121-3 (現在地からのルートを表示)電話:01587-5-2828 MAP CODE:955 054 609
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参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18836
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/1787/
https://www.town.saroma.hokkaido.jp/kakuka/keizaika/2012-0322-1626-15.html
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