道の駅「スワン44ねむろ」(道東エリア釧路・根室 59)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道根室市酪陽1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0153-25-3055 MAP CODE:734 353 063
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東)根室市市街・納沙布岬
(西60km)厚岸グルメパーク
(南)落石岬・太平洋
(北60km)おだいとう
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレは営業時間中のトイレと同じ、駅舎内(駅舎内からも外からも行けます)。すべてウォシュレット、個室は微妙に狭いですが、女子8、男子4、ベビーチェアのついた個室があります。多機能トイレにウォシュレット1とおむつ交換台があります。トイレ入り口は画像右手、奥の方です。営業時間中は駅舎内からも入れます。
白を基調とした室内でタイルを使わず床・壁面ともにぴかぴかです。とても20年前に建てられたとは思えないほどきれいです。訪れる人が多くトイレの使用率も上がります。便座クリーナ付き。
奇岩「車石」など火山性の岩があるにもかかわらず、根室には温泉がありません。そこで火山性の鉱石を風呂に沈め、その湯を温泉の代わりにしているそう…。十勝の陸別でも見かける工夫です。
で、根室の温泉は銭湯ということになりますが、人工温泉とか、準温泉という名で呼んでいます。陸別の風呂は岡山から運んできた石を使っているそうですが、根室はどこの石だろう?上ノ国のブラックシリカ?それともラドン?いえいえ、新潟県の「トゴール鉱石」(みなと湯)。陰イオンで心身をリラックスさせる効果があるのだそう。鉱石は新潟県限定の産物。
《根室市街地》
「準温泉みなと湯」道の駅から北東へ17km 根室市街(0153-23-4450、根室市海岸町2-6)15:00-22:00(日祝10:00-)/月曜定休。入浴料は安め。ボディソープ・シャンプー要持参。人工温泉。サウナあり。駐車場は広い。
「越の湯(こしのゆ)」北東へ16km(0153-23-3792、根室市平内町2-12)15:00-22:00/水曜定休。入浴料安め。ボディソープ・シャンプー要持参。海際の立地で場所的には良いのですが、駐車場が狭いかも…。創業昭和5年。
「宝湯(たからゆ)」北東16km(0153-23-3007、根室市定基町4-21)15:00-22:00/金曜定休。入浴料安め。ボディソープ・シャンプー要持参。
最東端のお風呂(銭湯)が根室半島南岸・歯舞漁港にあります(最東端の店)。
《根室市街地》
直近「コインランドリー開陽(災害対応型)」道の駅から北東13.6km(0153-24-1588開陽ガス、根室市西浜町3丁目76番地1)05:30-23:00。駐車場4台分。洗濯乾燥機5台、洗濯機2台、乾燥機5台、スニーカーウォッシャーあり。「有限会社開陽ガス」のすぐ前。ガソリンスタンド「モダ石油 根室店」(0153-29-5510)の向かい。
「WASH@西浜ふんわり館」北東へ14km(0153-24-3607、根室市西浜町8丁目3番地)05:00-24:00。稼働状況。
「コインランドリーEスペース/ヒシサン」道の駅から北東16km(0153-23-3141、根室市大正町3丁目7番地)06:00-24:00。洗濯乾燥機7台、乾燥機5台、スニーカーウォッシャーあり。稼働状況。
「コインランドリー ひまわり」(根室市昭和町1丁目1)06:00-23:00。洗濯乾燥機5台、乾燥機7台。駐車場あり。
「コインランドリーEスペース洗王」北東へ16km(0153-23-5189、根室市花咲町3丁目3番地)05:00-24:00。稼働状況。
「コインランドリー月見」(0153-24-3898、根室市月見町1丁目1)06:00-23:00。洗濯乾燥機7台、乾燥機6台。スニーカーウォッシャーあり。店舗裏に駐車場あり。
日本最東端のコインランドリーが根室半島南岸・歯舞漁港にあります(最東端の店)。
「コインランドリーEスペース歯舞店」北東へ16km(0153-28-2334、根室市歯舞3丁目10番地 歯舞シャワーランド内)05:00-24:00。店舗紹介はリンク先のずうっと下にあります。シャワー洗車場と同じ敷地(EAST WASH)。隣が定食屋「松竹庵」(0153-28-2620)。
大型・普通車・身障者用:4台・70台・2台。国道に対して直角に白線が引いてあり、1列のみの駐車スペース。根室方面(画像右側)に向かって傾斜しています。平坦なのは、横断歩道白線の西側です。ただ西側は路線バス、観光バスが入ってくるところになっています。北部(上部)は風蓮湖。お客さんの数の割に、駐車場が狭いです。Google Map。
国道44号を走るとわかりますが、「鹿飛び出し注意」の警告が看板だけでなく、道路上に大きく書かれています。ほかの地域に比べるとシカの数が本当に多く、国道44号という大きな道にも飛び出してくるのです。
シカが道路脇にいるときは充分スピードを落として通行してください。じっとしているからといいって避けたり待ったりしているわけではありません。こちらが動き出そうとすると、急に道路に跳んで出てきたりします。シカの体重は150kg、ぶつかればシカが死んでしまうだけでは治まりません。
「シカ避けの笛」は役に立ちません。①40~50km/h以上のスピードを出さないと笛は鳴らないこと、②笛の音は車の前方ではなく後方にしか聞こえないこと。
《駅舎内》
お土産店が2店営業しています。お菓子やクッキーなどを扱う「バードパル」。何でも雑多に売っているのではなく守備範囲をきちっと決めて商売をしているようです。買う方も商品を選びやすいです。
海鮮を扱う土地の店も入っていて、サンマなどが箱一杯の単位で売られていたりします(なるほど北海道、北海道らしいところです)。
駅舎内には風蓮湖に向けたテレビカメラがあり、倍率を変えて湖の様子を見ることができます。ホームページ上でライブカメラの映像を見ることができます(要ログイン)。もちろん駅舎内からそのまま湖を眺めることもできます。
《展望所》
道の駅の裏は「風蓮湖」の展望所になっていて、運がよければオオワシやオジロワシ、鹿の群れ、丹頂やオオハクチョウ(冬)を見ることができます。ワシなどは冬に群れるようです。展望所は木の枝に邪魔されて見晴らしは今ひとつ。駅舎内から展望デッキが見えやすい位置にあるためたいていのひとはここから湖を眺めて、ちょっとがっかりしておしまいですが、ここは散策路へと回ってみましょう。
《散策路》
散策路は駅舎のすぐ右手(東側・従業員要駐車場横)から降りていきます(↑駐車場の画像を参考にしてください)。400mほどの木道が湖畔に設置してあります。また湖畔にせり出したデッキもあります。ここだと木の枝に邪魔されることなく、湖を眺めることができます。
《道の駅》
道の駅のレストラン「バードパル」はおいしく、しゃれた料理を出してくれますが、15:30で閉店です。土地の食べ物、なんだかイタリアの貝料理のような名前の「エスカロップ」もメニューにあります。
《ご当地料理》
「ニューモンブラン」道の駅から北東へ16km・根室駅前(0153-24-3301、根室市光和町1-1)10:00-15:00/17:00-20:00。洋食の店です、となれば根室のグルメ「エスカロップ」を注文すべし。
「食事と喫茶どりあん」北東へ16km・根室港に近い(0153-24-3403、根室市常盤町2丁目9)08:00-21:00/火曜定休。喫茶店ですが、ここもエスカロップ推しです。
「ニューかおり」北東へ16km・根室港に近い(0153-23-3939、根室市松ヶ枝町2丁目7番地)10:00-20:00。根室のグルメはエスカロップばかりではありません。ニューかおりでは「フロレンテン」を注文しましょう、なんだかイタリア風の名前。スパゲティ料理、一番上に片眼焼きがお座りしています。同じくパスタメニューの「サンバード」もいただいちゃいましょう。こちらはパスタのグラタンあるいはドリアのような‥。
《根室市街地入口》
◯回転寿司「根室花まる根室店」道の駅から北東へ15km(0153-24-1444、道の駅から北東へ15km)が一推しです。漁港が近い寿司店のおいしさを実感できます。お客さんが多いので、食事時は待つことになるかもしれません。
《JR根室駅周辺食事処》…道の駅から北東へ16km・駅前周辺に駐車場・駅前から北へ
(そば)「花さき 北然仁」根室駅構内(0153-24-6338、根室市光和町2-1)10:00-14:00/16:30-22:00/火曜定休。根室駅構内にあるそばのおいしい店として、よく紹介されるところ。そばは摩周そば、おすすめは花咲ガニの卵とじそば。根室駅と聞くと大きな駅ビルを想像しますが、平屋の小さな駅舎、日本最東端有人駅、一日に六回の入構です。北端の稚内駅とは趣も規模もずいぶんと異なります。
(昼)「つけめん 扇や」(0153-24-4800、根室市大正町2-32)11:00-15:00/日木曜定休。店名のとおり「つけ麺屋」さんです、メニュー。
(ラーメン)「駅前札幌ラーメン」(0153-24-8585、根室市大正町1丁目16)11:00-20:00/木曜定休。おすすめは味噌ラーメン、カレーラーメン。駐車場20台分。
(焼肉)「焼肉よし屋」(0153-24-3615、根室市大正町1丁目12)09:00-20:00。お値段と肉がなかなかよい。焼き肉屋さんで、朝早くからやっている。駐車場は店の前に2台分ほど。
(軽食・喫茶)「喫茶 サテンドールSatin Doll」(目的地設定不可080-5483-5652、根室市大正町1丁目24)10:00-21:00。昭和を彷彿とさせるジャズ喫茶(レコードがたくさん)。軽食、お酒、サイフォンで煎れるコーヒー。2021年に再オープン。
《根室の東・納沙布岬》
納沙布岬先端(道の駅から東へ39km)の食事処は「観光スポット」にまとめて記載します。
道の駅周辺に商業施設はありません。市街地(北東16km)へ行けばたくさんあります。西方向も挙げています。
直近(コンビニ・ガソリン)「セイコーマート根室西浜店」北東へ13.5km(0153-23-4447、根室市西浜町9丁目11−3)24h営業。ホットシェフあり。すぐ隣に「昭和シェル石油セルフ根室SS / モダ石油」(0153-29-5510、ドライブスルー洗車機あり)があります。
(すき家)上のセイコーマートを300mほど過ぎると「すき家44号根室店」北東14km(0120-498-007、根室市西浜町8丁目)があります。24h営業です。「44号」は店の前を通る国道号数。
セイコーマート周辺(種々店舗・郵便局)にはスーパー「ホクレンショップ根室店」(0153-24-5555、根室市西浜町8丁目94-1)、その隣にドラッグストア「サツドラ根室西浜店」(0153-29-6767、根室市西浜町8丁目95番1)、あまり関係ないかもだけど「ケーズデンキ根室店」(0153-27-6699)、向かいに「DCMホーマック根室店」(0153-29-5111)、国道44号を越えて反対側に「根室西浜郵便局」(0153-24-4260、根室市西浜町4-68-1、ATMは日曜17:00まで)があります。
根室市街へさらに1.5kmほど行くと、右手に「根室総合運動公園駐車場」があり、ここにはトイレもあります。
(お寿司)またあと200~300mほど根室市街へ向かって行くと、左手に「根室花まる根室店」道の駅から北東15km(再掲、0153-24-1444、11:00-22:00)があり、その先に「セブンイレブン根室敷島町店」(0153-24-1003)があります。「根室花まる」は回転寿司ですが、ぜひ訪問すべき店のひとつです。
ガソリンスタンドはわりと近くに…。上にも1軒(昭和シェル石油セルフ)書いています。
直近「出光温根沼SS」道の駅から根室市方向6km(0153-25-3245、根室市温根沼305-8)07:30-18:30。
西方向直近(再掲)「ENEOS厚床SS」道の駅から西方向17km(0153-26-2045、根室市厚床1-15)07:30-18:30(08:00-日曜)。
《根室駅周辺海鮮・おみやげ屋さん》…駅前から北へ順に並べています
(カニ)「かさい商店」駅のすぐ前(0153-23-5113、根室市大正町2-7)09:00-17:00。花咲蟹を中心に取り扱っている鮮魚屋さんです。オンラインショップあり。
(カニ)「カニの庄屋」(0153-23-5255、根室市大正町2-42)09:00-17:00。生鮮・花咲蟹を中心に取り扱っている鮮魚屋さんです。紹介記事。
(鮮魚)「カネカイチ鈴木商店」(0153-27-1380、根室市光和町1丁目1)07:00-17:00。生鮮魚介、花咲蟹を取り扱っている鮮魚屋さん、加工品もあります。
《根室のお菓子》
根室のお土産は、「花咲ガニ」や「サンマ」や「鮭」などの海産物はもちろんですが、忘れてならない「ひょうたんぱん」と「オランダせんべい」。
「根室菓舎HayaKawa」根室駅前(0153-23-3895、根室市光和町1-1)09:00-19:00(日曜10:00-17:00)。旧店名「一爐菴(いちろあん)」。チーズタルト「ココチーズ」が人気。「ひょうたんぱん」はどちらかといえば堅いクッキーのような…。道の駅にも売っています。
「端谷菓子店(はしやかしてん)」根室駅から北へ2km(0153-23-3375、根室市千島町2-11)08:00-17:00/日曜定休。「オランダせんべい」は煎餅というより、しっとり柔らか、顔が隠れるくらいの大きさで近所へのお土産にぴったりだと思います。
《根室のチーズ》
「チーズ工房 チカプ」(0153-27-1186、根室市川口54-3)営業日は金土日・11:00-16:00。2011年に起業したチーズ工房、2013年店をオープン。夏のミルクで作ったチーズ(黄色の色味)、冬のミルクで作ったチーズ(白い)。アカゲラやシマエナガの商品名で販売しています。店ではソフトクリームなども販売、また時々、パンや卵も並ぶときがあるとか。メールやFAXでも注文受け付け・全国発送。店は道の駅手前(西)6km。国道44号上の青い看板「102.5km」と「横峰🐃牧場」の木製看板が目印、そこで北に折れます。青い案内標識「納沙布岬44km/根室市街22km」まで来たら行き過ぎです、60mバックします。
《明郷 伊藤牧場(あけさと・農家レストラン、キャンプ場)》
「明郷 伊藤牧場」道の駅から西へ19km(0153-26-2181、根室市明郷101 あけさと)09:00-18:00。厚床駅前の三叉路を北に折れ、国道243号に入って2.4km。
〔牧場体験〕
家畜動物園(見学無料)や酪農体験(有料・要予約)のメニュー(乳しぼり、エサやり、バター作り)があります。つぎに紹介するように、農家レストラン、キャンプ場もあります。
〔牧場レストラン〕
(昼)「伊藤牧場レストランATTOKO」(0153-26-2288)11:00-16:00。の農家レストラン。日本短角牛の肉を使ったハンバーグやビーフシチューがおすすめ。デザートに「ミルクシフォン」などがあります。となりが「ちいさな雑貨屋Etable&酪農喫茶GrassyHill」(10:00-17:00)。営業日情報。
〔キャンプ場〕
「根室・築拓キャンプ場」道の駅から西へ20km・尾岱沼から南下するとJR厚床駅まで2kmの地点(0153-26-2798、根室市明郷101-21 伊藤牧場内)4月下旬~10月上旬開設。ウォシュレット、オストメイト完備。シャワー、洗濯機は無料。レストランATTOKOで地元乳製品・野菜等を購入可。Wi-Fiあり。チェックインは隣接「ちいさな雑貨屋Etable(エターブル)」で14:00-16:00/チェックアウトは11:00。フリーサイト10、カーサイト3、バンガロー1。羊や馬がいていかにも牧場内にあるキャンプ場という雰囲気、乳搾りなどの牧場体験は予約で可。「築拓キャンプ場HP」。
《JR厚床駅周辺》
〔コンビニ〕
「セイコーマート根室厚床店」(0153-26-3351、根室市厚床1丁目219番14)06:00-21:00。ホットシェフあり。
「セブンイレブン根室厚床店」(0153-26-2577)05:00-23:00。
〔ガソリンスタンド〕
「ENEOS厚床SS」道の駅から西方向17km(0153-26-2045、根室市厚床1-15)07:30-18:30(日曜08:00-18:00)。
〔郵便局〕
「厚床郵便局」(0153-26-2210、ATMは土曜お昼まで)
《食事》
厚床の「東光園」(0153-26-2238、根室市厚床1丁目7)12:00-14:00/18:00-22:00/日曜定休。「ラーメン」というのれんが掛かっていますが、ラーメン、定食、丼物、焼肉、ジンギスカン、なんでもできるようです。根室本線(花咲線)厚床駅のすぐ前。
「納沙布岬(のさっぷみさき)」と、かの有名な9月開催の「さんま祭り」は外せないでしょう。
《周遊バス・のさっぷ号》
納沙布岬までの観光地には根室交通の周遊バス「のさっぷ号」(0153-24-2201、7月中旬~10月下旬毎日運行・予約制・根室駅前ターミナル出発)が連れて行ってくれます。
予約は、6月中旬より営業時間内に電話で受け付け、「A のさっぷ岬コース・2時間半」(時間は所要時間)、「B車石・風蓮湖コース・4時間半」、「A+B一周コース(乗継)・7時間ちょっと」あり。
バスは根室駅前ターミナルを出発し、明治公園、納沙布岬、北方原生花園、花咲灯台、車石、春国岱(しゅんくにたい)野鳥公園ネイチャーセンター、北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)(日本[ニ]とロシア[ロ]をつなぐ北海道[ホ]の交流拠点)などを回り、根室駅まで戻ってきます。かなり時間はかかりますが、ガイドさんの説明つき。周遊バスで「根室十景」の半分以上を回ってくれます。
ほかにも「日本の重要湿地500」に選ばれている「温根沼」(おんねとう、MAP CODE:423 272 842*85)があります。春と秋には白鳥が羽を休める姿が見られ、タンチョウもときどき季節を問わず見ることができます(タンチョウは渡り鳥ではなく、留鳥です)。
《風蓮湖川口船着場》
「風蓮湖川口船着場」(MAP CODE:734 317 802*33、根室市川口)。風蓮湖に注ぎ込む別当賀川河口にある船着き場。下に紹介のクルーズ漁船の出港地です。また風蓮湖を見渡すのに適した場所になっており、多くの種類の水鳥を観察できます。道の駅が近づいたら、北に折れます。目印は特にありません。
地元の漁師さんが「風蓮湖と温根沼のクルーズ」を始めたそうで、水上からの眺めもまた良いものです。
幌茂尻漁港(MAP CODE:423 452 419*14)、川口船着場(MAP CODE:734 317 802*30)、温根沼漁港(MAP CODE:734 389 088*36)から船が出ます。出発港によりプログラム(行き先)が異なります。09:00、13:00、15:00が出発時刻、前日午前中までの予約が必要とのこと。詳しくはホームページ上でご確認ください。水の上は夏でも寒いので一枚余分に羽織るとよいでしょう。
《野鳥観察舎》
「東梅ハイド(とうばい)」(根室市東梅218)。根室市が順次設置を進めている野鳥観察小屋のひとつ、2011年の設置で観察小屋最初のもの(2017年までに七つ設置)。ここは風蓮湖湖畔で立地も抜群。水鳥の観察に最適です。タンチョウはよく見かけます。冬はオオワシ、オジロワシがやってきます。道の駅と春国岱ネイチャーセンターのちょうど中間あたり。つぎは「明治公園」の観察舎を紹介します。
《風蓮湖周辺宿泊施設》…3軒
「民宿風蓮」(0153-25-3919、根室市東梅213-7)。部屋はベッドのみ。食堂は野鳥観察スペースにもなっています。トイレと風呂は共同。ウォシュレットなし。近くに春国岱のネイチャーセンターもあり、自然観察には非常にいい立地。情報交換や交流の好きな人向けかな。
「レイクサンセット」(0153-25-3510、根室市東梅218-6)コテッジの造り・1~2名用(トイレあり)、2~6名用(トイレ・シャワー・流しあり)、トイレはウォシュレット、風蓮湖は見えない。風蓮湖が見えるコテッジもあり。長期滞在可。パジャマ等は持参。「東梅ハイド(野鳥観察舎)」がすぐ近く。
「フィールドイン・風露荘」(0153-25-3905、根室市東梅249-1)。民宿風の宿。ウォシュレットなし。情報交換や交流の好きな人向けかな。
《春国岱(ネイチャーセンター)》
「春国岱(しゅんくにたい)」は風蓮湖とオホーツク海の間に伸びた砂州(浜堤ひんてい)で、湿地状になっています。砂州の先の方まで木道があり、歩いて行けます。
「春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター」(0153-25-3047、根室市東梅103番地)でハマナスコースやキタキツネコースなどのハイキングコースを用意しています。短いもので15分、長いもので4時間近くかかります。
バスツアーでは30分ほど滞在し、センターの方が動植物について説明してくれます。その後木道を歩いて湿地の植物を見たりします。ときどきクマちゃんが出るそうです。
野鳥観察やカヌーツアーについては「根室ネイチャーセンター」(0153-27-1434、根室市常盤町3丁目19番地8)という有料ガイドが案内してくれます。かなり高額にはなりますが、何も知らない状態で湖面などを眺めるよりは、有益な知識をたくさん得ることができ、熟練者にとってはより深い情報を手に入れられるでしょう。
《北方四島》
「四島交流センター(ニ・ホ・ロ)」(0153-23-6711、根室市穂香110-9)09:00-17:00。北方四島交流センターは日本(ニ)とロシア(ロ)をつなぐ北海道(ホ)の施設。北方領土問題の啓発と北方四島在住のロシア人との交流促進を目的として、2000(平成12)年2月7日「北方領土の日」に設立。1階と2階に展示室があり、1階は5つのコーナーを設け、北方領土の歴史や四島の人々の生活を紹介、2階は北海道の名付け親・松浦武四郎、蝦夷地や千島列島を調査し地図を作製した最上徳内、近藤重蔵、国後・択捉間の安全な航路を切り開いた高田屋嘉兵衛(淡路島出身)、通商に訪れたロシア人・アダム=ラクスマンなどの資料を展示。また2階は2台の双眼鏡を備えた展望室になっています。
《清隆寺》
「清隆寺(せいりゅうじ)」(0153-23-2942、根室市松本町2丁目2番地)。「千島桜」は北海道遺産。日本の桜前線のゴール地点、見ごろは例年5月中旬から6月上旬です。この寺の桜は開花の「標本木」(根室市)となっています。千島桜は国後島から島民が持ち込んで移植したと言われます。幹が根元で分かれ、枝が横に広がって成長するのが特徴。横広がりの桜です。ソメイヨシノと違って街路ではなく、大きな庭や公園などで育ちます。「明治公園」も千島桜の名所です。
《根室のサンマ祭り》
「根室さんま祭り」、これまで九月開催でしたが、四年ぶりの2023年は10月7日(土)~8日(日)、根室港特設会場(問合せ0153-23-6111、根室市海岸町1-17)で開催されます。100円(2020年以降も料金同じ!😲)でトレイと箸を購入し、あとは食べられるだけサンマを焼いて食べ放題です。ポン酢がここかしこに置いてあります。昼は歌謡ショーなどが行われます。夜は集魚灯を会場に点けて幻想的な雰囲気に。日本一の水揚げを誇る根室港のサンマは「とろサンマ」と呼ばれます。脂ののったサンマはたいそうおいしく、何匹でもいただけます。Google Map(赤マークが会場、西方向の三角地が特設駐車場)。facebook・twitter。
なお根室港は2月初旬くらいに結氷することがあります。
《根室のカニ祭り》
根室名物「花咲ガニ」のお祭り、「カニ祭り」も同じ場所での開催です。こちらはサンマ祭りに先行することひと月、8月最後(ときに9月にずれ込むこともあります)の土日に催行です。サンマ同様にカニの「❌食べ放題」とはいきませんが、てっぽう汁、かにかま(かにの身入りかまぼこ・冷凍)、かにみそこんにゃく、かにかきあげ丼、かにカレーパン、かに厚焼き玉子などが安く販売(食券購入)されます。また少しキズの入った花咲カニが安く販売されます。また「かに取り合戦」というカニの早食い競争も両日開催、こちらは来場者が参加です。歌謡ショーなどはサンマ祭り同様に開催です。
《明治公園》
「明治公園」(MAP CODE:423 612 009*50、根室市牧の内81)はツアーの最初に訪れる場所、市中の公園です。緑の芝生に赤い屋根のサイロがきれいです。第一駐車場(20台分)のトイレにウォシュレットが付いています。
ネット上には市街から遠い道の駅(車中泊)の代替案として、この公園を挙げているページがありますが、ここよりは「JR厚床駅周辺コンビニなど」にあげたキャンプ場が断然いいでしょう。市街へはさらに遠くはなりますが…(東へ35km)。
公園は「千島桜」(北海道遺産)の名所にもなっています。根室の千島桜は「桜前線」の終着点です。5月中旬~6月上旬が満開の時期です。
公園の北西はずれに「ひょうたん池」があり、池に注ぐ流れに沿って東の方へ歩くと約150mで「明治公園野鳥観察舎」。こちらも野鳥観察を楽しめます。観察舎についてはつぎ、到達するのが少々困難な「別当賀泉野鳥観察舎」を紹介します。
《東根室駅》
「東根室駅」(根室市昭和町4丁目)。終点「根室駅」のひとつ前の駅(無人)。この駅のあたりで根室線(花咲線)はぐ~っと西へカーブしているので最東端の駅。観光情報としても「最東端」を売りにしているようです。根室駅前の観光インフォメーションセンターで「最東端駅 東根室到達証明書」(無料)がいただけるそう。紹介記事。
《金比羅神社》
「金刀比羅神社(根室市)」(0153-23-4458、根室市琴平町1丁目4)。1806年(文化3年)根室国根室郡で高田屋嘉兵衛(四島交流センターをご覧ください)によって創建。2005年(平成18年)には「金刀比羅神社御創祀200年」。毎年8月上旬頃、3日間に渡って「金刀比羅神社例大祭」が催されます。
《北方原生花園》
「北方原生花園」(問合せ0153-24-3104根室市観光協会、根室市豊里)。根室半島北側(道道35号沿い)に設置された原生花園。延長2kmの木道が張り巡らされ(約30分で一周)、どさんこが放牧されていて、それ用の四阿(あずまや)があります。道産子とは仲良しになることもできます。
強風のため丸い樹形になったミズナラの木があり、初夏にはヒオウギアヤメ(花期6月~7月)やエゾカンゾウ(7月)が咲きます。駐車場(側道みたいな感じ)にトイレあり。
《フレシマ湿原・別当賀泉野鳥観察舎》
「フレシマ湿原」(MAP CODE:734 080 785*36、根室市別当賀)。根室太平洋岸の湿原。近くに野鳥観察小屋もあるとおり、種々の野鳥の観察に適したところ。根室本線の「別当賀駅(べっとがえき)」から同じ根室本線沿いにある「馬場牧場」までが整備されています。五本松川とホロニタイ川の下流域に広がり、ホロニタイ湿原という名で呼ばれることがあります。
ゲートの鍵、ルートマップ(200円)が必要で、「明郷☆伊藤牧場」(0153-26-2181)に連絡のこと(北西へ27kmも離れている)。ゲートの鍵がないと入れません。地図は道の駅などでも購入できます、すぐ下の「落石岬灯台とフットパス」をご覧ください。
「別当賀泉野鳥観察舎」(MAP CODE:734 082 363*32、問合せ0153-24-3104根室市観光協会、根室市別当賀)。
《落石トーチカ》
「落石トーチカ」(MAP CODE:734 087 319*56。根室市落石西)。落石岬近くの三里浜に遺されたトーチカ跡。効率のよい経路がないので「落石漁協」(根室市落石西395-2)から砂浜まで出て、そこから徒歩で行きましょう。近い方の「落石2号トーチカ」まで2km、トーチカの形がはっきり分かる「落石トーチカ跡」までは3kmです。紹介記事。
《落石岬灯台とフットパス》
「落石岬灯台」(根室市落石西)。1890(明治23)年10月に設置。周辺は「おちいし岬フットパス」になっていて、灯台直前には木道が設置してあります。落石岬周辺だけでしたら、6kmほどの道のりです。湿地になっているところもあり、水芭蕉も自生しています(花期は5月終わり)。また天然記念物のサカイツツジも咲きます(花期は5月下旬~6月上旬)。簡易トイレが設置してあります。
根室のフットパスを歩くには、専用の地図があるのでそれを購入した方がルートなどわかりやすいでしょう。購入先は根室石油落石給油所(0153-27-2230)、落石漁業協同組合(0153-27-2121)、根室観光インフォメーションセンター(0153-24-3104)、道の駅スワン44ねむろ(0153-25-3055)。一冊200円です。
《落石のクルーズ》
「落石ネイチャークルーズ」(0153-27-2772、根室市落石西112)09:00-17:00・土日は-15:30まで。根室の南にあるユルリ縞・モユルリ島周辺をクルーズします。最少催行人数は5名。エトピリカ、ウトウ、ケイマフリなどが頻繁に目撃されています。日本海側・天売島で繁殖するウミガラスが見られることもあります、最近はラッコも‥。使用する船は地元漁師の漁船。船にトイレ設備はありません。三脚使用禁止。可燃物、刃物、ペット持ち込み禁止。
《落石岬の宿泊施設》
「民宿 カジカの宿」(0153-27-2668、根室市落石東384)。全4室のこじんまりした民宿。とってもお安く泊まれます。素泊まり可のようですが、自慢の夕食・朝食は食べるべき。トイレと風呂は共同。Wi-Fiあり。部屋から落石港が見渡せます。朝夕の送迎あり。
《浜松フットパス・浜松海岸》
「浜松フットパス」(最寄り駅はJR根室本線・落石駅MAP CODE:423 092 444*72)。浜松の岬~海岸を回るトレイルロード。リンク先にある地図のように「落石駅」をスタートしゴンゲン岬馬の放牧地を通り、モユルリ島を右手に見ながら浜松海岸の北端から根室本線沿いに南下し、落石駅に戻ってくるコース、8kmほどあります。途中、映画のロケ地「凪屋(なぎや)食堂」があります。
「浜松海岸」(根室市落石岬)。砂の浜辺だけでなく、ユルリ島、モユルリ島の巨石の絶壁も見える海岸。『北の国から’95秘密』のロケ地です。海岸北端(道道142号・根室浜中釧路線沿い)に浜松海岸駐車公園(MAO CODE:423 154 316*64、見晴らしが良い・アーチ型屋根のトイレあり)。
《花咲灯台・車石》
「花咲灯台と車石」(MAP CODE:423 401 094*64、問合せ0153-24-3104、根室市花咲港)。灯台は「日本の灯台50選」のひとつ、赤白に塗り分けられ塔高は10mほど。
国の天然記念物・車石は玄武岩(溶岩)がおよそ7,000万年前に放射状に節理(枕状溶岩)を造り冷え固まったもの。車輪状のもの以外に枕状溶岩が冷えたものはほかにもあるので、探すと面白いでしょう。ここの海岸は風が強くて波が高く、その波しぶきもまた見応えがあります。
なお、花咲港は根室市街地の真南にあり、JR根室駅からは6.4kmの距離です。
《花咲灯台付近の宿泊施設、食事処、コンビニ》…3+2軒
「民宿花咲」(0153-25-3321、根室市花咲港288)。冬期(10月~5月)は要暖房費。電話予約可(携帯優先)090-5079-1299。料金の割に料理がよい。
「かに屋めし屋 大八」(0153-25-3266、根室市花咲港68番地)08:00-18:00。駐車場、Wi-Fiあり。花咲漁港の花咲ガニを取り扱う店。店頭、電話、FAX、ネットからの注文で商品直送。お食事メニューは「花咲カニラーメン」や「カニ中華丼」「カニカレーライス」など。メニュー。
「Boschetto(ボスケット)」(0153-27-1931、根室市光洋町5丁目94)11:30-15:00(LO14:30)・17:30-22:00(LO21:00)/水曜定休。イタリアンレストラン。料理の見た目や味のバランスがとてもよく深い味わい、接客に心温まる。メニュー例。facebook。
コンビニは花咲灯台付近にはなく、少し北上したところ、道道310号沿いにあります。
「セイコーマート花咲店」(0153-25-8829、根室市花咲港180-1)05:00-25:00。ホットシェフあり。花咲灯台から2km北上。
「セブンイレブン根室宝林町5丁目店」(0153-23-5510、根室市宝林町5丁目38−1)24h営業。花咲灯台から3km北上。
《歴史と自然の資料館》
「根室市歴史と自然の資料館」(0153-25-3661、根室市花咲港209)09:30-16:30/月曜休館。入館無料。根室市とその周辺の歴史、自然資料の収集、保管、展示している施設です。建物はレンガ造り、もともと1942(昭和17)年に大湊海軍通信隊根室分遣所として建設、戦争後は花咲港小学校として利用され、その後平成になって根室市郷土資料保存センター、平成16年から現在の施設名になりました。
《友知海岸》
「友知海岸(ともしり)」(根室市光洋町5丁目)。花咲灯台の北西7km、「桂木の浜」(根室市桂木72−6)から「友知港」まで約8kmの長い浜、波が荒い。参考記事にあるように第二次大戦中に建造された「トーチカ」が数か所に見られ、砂地の上に出ています。「桂木トーチカ跡」は桂木の浜に、「友知トーチカ跡」は上に紹介した「レストラン ボスケット」の200m海岸寄りにあります。参考記事。
《最東端の店》…歯舞漁港
〔大浴場 舞の湯〕
「大浴場 舞の湯」は花咲灯台から東へ20km離れた歯舞漁港にあります(0153-28-2070、根室市歯舞4丁目120番地1先埋立地)。本土最東端のお風呂(入浴証明みたいなのはないようです)。営業時間09:00-21:00、入浴料は安い。定休日は年末年始。女湯は常時準備をしているわけではないらしく、来場前の連絡が必要だそうです。
〔ガソリンスタンド〕…2軒
「ENEOS 歯舞SS/東洋商事」(0153-28-3151、根室市歯舞3丁目9)08:00-17:30/日曜定休。1km東につぎのガソリンスタンドがあります。
最東端「ENEOS 歯舞SS/ヒシサン」(0153-28-2334、根室市歯舞3丁目77)08:00-17:30/日曜定休。「最東端給油証明」をもらえます。
〔コインランドリーと洗車場〕
「コインランドリーEスペース歯舞店」(0153-82-2334、根室市歯舞3丁目10シャワーランド)05:00-22:00。洗濯機1台、洗濯乾燥機2台、乾燥機2台。下のセイコーマートから東へ300m。
洗車場は同じ敷地内、手持ちスプレーが3台。となりが定食屋「松竹庵」(0153-28-2620)。
〔コンビニ〕
「セイコーマートうちやま歯舞店」(0153-28-4455、根室市歯舞3丁目4-1)06:00-23:00。ホットシェフあり。
《北方領土資料館》
「北方領土資料館」(0153-28-2445、根室市納沙布33)09:00-17:00/年末年始休み・11月~4月は水曜休館。入館無料。駐車場80台分。「戦前の北方領土の生活」を中心に、島での「衣・食・住」の資料を展示、北方4島が日本の領土であることを示しています(毎年2/7は北方領土の日)。
《北方館》
「北方館(望郷の家)」(0153-28-3277、根室市納沙布36-6)09:00-17:00(11月16日~3月15日-16:30)/月曜休館。駐車場は大型7台、一般65台分。事前予約に限り20分程度の案内あり(無料)。
「千島の砦(オーロラタワー)」(0153-28-4004、根室市納沙布89)臨時休業中。ロシアが不法占拠している北方四島の返還を願って建てられた塔。
《四島のかけ橋と祈りの火》
「四島(しま)のかけ橋と祈りの火」北方領土返還祈念シンボル像。底辺の長さ35メートル、高さ13メートル、幅3~5メートル、重量171トン。「望郷の岬公園」(根室市納沙布36-6)にある赤さび色の彫刻。「領土返還を祈るゲート」を表現。
その下の「祈りの火」は、1972(昭和47)年5月15日祖国復帰を実現した、沖縄南端の波照間島で自然発火したものを青年団体のキャラバン隊が各県庁所在地を訪問し、太平洋、日本海の二つのコースを通って、納沙布岬まで運んだもの。
「希望の道」には全国各地の石が敷き詰められています。
《昆布漁(昆布狩)》
納沙布岬では7月~9月であれば、昆布狩の様子を見られるかもしれません。なお納沙布岬までの往復だけでしたら、路線バスが1日5往復走っています(片道45分ほど)。お得な往復乗車券もあるそうです。周遊観光バスもあります(ガイドさんつき)。
《野生のラッコ》
納沙布岬では2022年夏以来、ラッコが泳ぐ姿が目撃されています。運がよければ、巡り会うことが出来るかもしれません。西の霧多布岬(浜中町)には定住しているラッコがいます。
上に「落石ネイチャークルーズ」(0153-27-2772、根室市落石西112)をあげています。漁船を使った、根室の海の探検です。
《食事処》
「鈴木食堂(さんま丼)」(0153-28-3198、根室市納沙布32)08:00-17:00。サンマ丼の発祥地とされるところ。ご飯の量は少・普通・大盛りから、「とびこ」(トビウオの卵)の有無も選択可。鉄砲汁(カニ汁)とセット、鉄砲汁、カニカレーあり。サンマの入荷状況によるので、早く閉まったりお休みになったり。冷凍物を使うときは店の前にその旨の貼り紙あり。サンマは8月下旬あたりからが旬。
「食事の店 東灯(ともしび)」(0153-28-2463、根室市納沙布33-6)08:30-16:30。(昆布)ラーメン、カニ丼、いくら丼、店の外に最東端の郵便ポストあり。
「レストハウス 請望苑}(0153-28-2255、根室市納沙布36)09:00-16:00。 ラーメン、カレー、いくら丼、いずれもカニなどが入っている。店は昆布や北海道のお菓子を扱っている。昆布はネット販売も可。
(おみやげと食事)「海鮮料理 東光」(0153-28-2476 根室市納沙布41)09:00-15:00。どんぶりもの、カレー、ラーメン。オランダせんべいやカニなどの販売。
《ライダーハウス》
「岬の駅(ライダーハウス)」(目的地設定不可090-2699-5291、根室市納沙布岬36-7)07:30-18:00。ライダーハウス開設期間7月1日~10月10日。10名程度収容の部屋1室、寝具無し(寝袋等持参)、テレビあり、電気あり、風呂・シャワー・トイレ完備。女性には敷居が高い。facebook。
《カニのおみやげ》
「浜出商店」(0153-28-3176、根室市納沙布85)花咲ガニ(漁期4月1日~7月15日)やそのほかのカニを扱っています。点灯でカニを選び、ゆでてもらって食べることもできます。地方発送可。
「根室」は「ネモロ」とか「根諸」と書き、アイヌ語の「ニイモヲロ」(静かで樹木のあるの意味)や「ニノヲロ」(ウニがある)に由来すると考えられているようです。松浦武四郎はまた別の説を書き残しているそう。どれと特定できない模様です。
根室半島には「チャシ跡群」と呼ばれるアイヌの遺跡が残っています。飛鳥時代あたりから根室一帯はそうとうに栄えていた形跡があるようですが、1790(寛政2)年に松前藩の運上所(交易を司ったところ)が根室にやってきたのが、集落の起源となったそう。その後明治になって開拓のための役所「開拓使」が置かれたり、1886(明治19)年に和田村、1901(明治34)年に歯舞村に役場が移されたりしました。その後ソ連軍による歯舞群島の占領を経て、1957(昭和32)年根室市が誕生、1959年に歯舞村を合併しました。人口は1960年以降しばらく45,000人台を維持していましたが、現在は25,000人ほどになっています。
電話番号:0153-25-3055 MAP CODE:734 353 063
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅スワン44ねむろ」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18844
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2143/
http://www.swan44nemuro.com/
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2023年10月8日)
《この道の駅のミッション❓》 レストラン「バードパル」で地元メニュー「エスカロップ」をいただく
- 釧路・根室エリア(根室管内)、国道44号沿い、1999年設置(設置番号59)、根室半島の付け根に位置する道の駅、根室市街からは17kmほど離れています
- 24hトイレはウォシュレット(快適度9)
- 風呂(温泉なし)、コインランドリー、食事処、いずれも東17kmの根室市街地にあります。東の歯舞漁港に最東端のお風呂、コインランドリー、ガソリンスタンドなどがあります
- 駐車場は国道との間にある細長くて狭い一面、市街地まで遠い(車中泊度△)
- 道路に飛び出すシカが多いので気をつけて
- 根室十景のひとつ「風蓮湖」がすぐ裏手、白鳥が渡ってきます。奇岩「車石」から「納沙布岬(のさっぷみさき)」先端まで観光スポットがあります(定期観光バスが運行)
- カニは8月「かに祭り」、サンマは10月開催の「さんま祭り」で食べるのが一番
- キャンプ場は少し遠いのですが、「JR厚床駅周辺コンビニなど」に記載しました
- 根室は夏でもよく気温が20℃以下に下がることがあります。一桁台になることも…。ダウンの薄いのを一枚余分に持っておくとよいですね
住所:北海道根室市酪陽1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0153-25-3055 MAP CODE:734 353 063
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東)根室市市街・納沙布岬
(西60km)厚岸グルメパーク
(南)落石岬・太平洋
(北60km)おだいとう
▶釧路・根室エリア概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレはきれいなウォシュレット
24hトイレは営業時間中のトイレと同じ、駅舎内(駅舎内からも外からも行けます)。すべてウォシュレット、個室は微妙に狭いですが、女子8、男子4、ベビーチェアのついた個室があります。多機能トイレにウォシュレット1とおむつ交換台があります。トイレ入り口は画像右手、奥の方です。営業時間中は駅舎内からも入れます。
白を基調とした室内でタイルを使わず床・壁面ともにぴかぴかです。とても20年前に建てられたとは思えないほどきれいです。訪れる人が多くトイレの使用率も上がります。便座クリーナ付き。
道の駅「スワン44ねむろ」トイレ入口は駅舎右手 |
奇岩「車石」など火山性の岩があるにもかかわらず、根室には温泉がありません。そこで火山性の鉱石を風呂に沈め、その湯を温泉の代わりにしているそう…。十勝の陸別でも見かける工夫です。
で、根室の温泉は銭湯ということになりますが、人工温泉とか、準温泉という名で呼んでいます。陸別の風呂は岡山から運んできた石を使っているそうですが、根室はどこの石だろう?上ノ国のブラックシリカ?それともラドン?いえいえ、新潟県の「トゴール鉱石」(みなと湯)。陰イオンで心身をリラックスさせる効果があるのだそう。鉱石は新潟県限定の産物。
《根室市街地》
「準温泉みなと湯」道の駅から北東へ17km 根室市街(0153-23-4450、根室市海岸町2-6)15:00-22:00(日祝10:00-)/月曜定休。入浴料は安め。ボディソープ・シャンプー要持参。人工温泉。サウナあり。駐車場は広い。
「宝湯(たからゆ)」北東16km(0153-23-3007、根室市定基町4-21)15:00-22:00/金曜定休。入浴料安め。ボディソープ・シャンプー要持参。
根室・花咲海岸岩礁の節理 |
最東端のお風呂(銭湯)が根室半島南岸・歯舞漁港にあります(最東端の店)。
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
道の駅周辺にはありません。根室市街(7軒・北東16km)へ。西方向は浜中町(1軒・41km)、厚岸(1軒・62km)。北方向は別海町(1軒・39km)、中標津町(7軒・60km)、標津町(1軒・74km)。一覧をご覧ください。《根室市街地》
直近「コインランドリー開陽(災害対応型)」道の駅から北東13.6km(0153-24-1588開陽ガス、根室市西浜町3丁目76番地1)05:30-23:00。駐車場4台分。洗濯乾燥機5台、洗濯機2台、乾燥機5台、スニーカーウォッシャーあり。「有限会社開陽ガス」のすぐ前。ガソリンスタンド「モダ石油 根室店」(0153-29-5510)の向かい。
「WASH@西浜ふんわり館」北東へ14km(0153-24-3607、根室市西浜町8丁目3番地)05:00-24:00。稼働状況。
「コインランドリーEスペース/ヒシサン」道の駅から北東16km(0153-23-3141、根室市大正町3丁目7番地)06:00-24:00。洗濯乾燥機7台、乾燥機5台、スニーカーウォッシャーあり。稼働状況。
「コインランドリー ひまわり」(根室市昭和町1丁目1)06:00-23:00。洗濯乾燥機5台、乾燥機7台。駐車場あり。
「コインランドリーEスペース洗王」北東へ16km(0153-23-5189、根室市花咲町3丁目3番地)05:00-24:00。稼働状況。
「コインランドリー月見」(0153-24-3898、根室市月見町1丁目1)06:00-23:00。洗濯乾燥機7台、乾燥機6台。スニーカーウォッシャーあり。店舗裏に駐車場あり。
日本最東端のコインランドリーが根室半島南岸・歯舞漁港にあります(最東端の店)。
「コインランドリーEスペース歯舞店」北東へ16km(0153-28-2334、根室市歯舞3丁目10番地 歯舞シャワーランド内)05:00-24:00。店舗紹介はリンク先のずうっと下にあります。シャワー洗車場と同じ敷地(EAST WASH)。隣が定食屋「松竹庵」(0153-28-2620)。
大型・普通車・身障者用:4台・70台・2台。国道に対して直角に白線が引いてあり、1列のみの駐車スペース。根室方面(画像右側)に向かって傾斜しています。平坦なのは、横断歩道白線の西側です。ただ西側は路線バス、観光バスが入ってくるところになっています。北部(上部)は風蓮湖。お客さんの数の割に、駐車場が狭いです。Google Map。
道の駅「スワン44ねむろ」駐車場 |
国道44号を走るとわかりますが、「鹿飛び出し注意」の警告が看板だけでなく、道路上に大きく書かれています。ほかの地域に比べるとシカの数が本当に多く、国道44号という大きな道にも飛び出してくるのです。
シカが道路脇にいるときは充分スピードを落として通行してください。じっとしているからといいって避けたり待ったりしているわけではありません。こちらが動き出そうとすると、急に道路に跳んで出てきたりします。シカの体重は150kg、ぶつかればシカが死んでしまうだけでは治まりません。
「シカ避けの笛」は役に立ちません。①40~50km/h以上のスピードを出さないと笛は鳴らないこと、②笛の音は車の前方ではなく後方にしか聞こえないこと。
●敷地内の店 [TOPへ]
《駅舎内》
お土産店が2店営業しています。お菓子やクッキーなどを扱う「バードパル」。何でも雑多に売っているのではなく守備範囲をきちっと決めて商売をしているようです。買う方も商品を選びやすいです。
海鮮を扱う土地の店も入っていて、サンマなどが箱一杯の単位で売られていたりします(なるほど北海道、北海道らしいところです)。
駅舎内には風蓮湖に向けたテレビカメラがあり、倍率を変えて湖の様子を見ることができます。ホームページ上でライブカメラの映像を見ることができます(要ログイン)。もちろん駅舎内からそのまま湖を眺めることもできます。
道の駅「スワン44ねむろ」フードコート |
「スワン44ねむろ」から風蓮湖を臨む |
《展望所》
道の駅の裏は「風蓮湖」の展望所になっていて、運がよければオオワシやオジロワシ、鹿の群れ、丹頂やオオハクチョウ(冬)を見ることができます。ワシなどは冬に群れるようです。展望所は木の枝に邪魔されて見晴らしは今ひとつ。駅舎内から展望デッキが見えやすい位置にあるためたいていのひとはここから湖を眺めて、ちょっとがっかりしておしまいですが、ここは散策路へと回ってみましょう。
道の駅「スワン44ねむろ」展望所 |
風蓮湖の眺め |
《散策路》
散策路は駅舎のすぐ右手(東側・従業員要駐車場横)から降りていきます(↑駐車場の画像を参考にしてください)。400mほどの木道が湖畔に設置してあります。また湖畔にせり出したデッキもあります。ここだと木の枝に邪魔されることなく、湖を眺めることができます。
●レストラン [TOPへ]
《道の駅》
道の駅のレストラン「バードパル」はおいしく、しゃれた料理を出してくれますが、15:30で閉店です。土地の食べ物、なんだかイタリアの貝料理のような名前の「エスカロップ」もメニューにあります。
《ご当地料理》
「ニューモンブラン」道の駅から北東へ16km・根室駅前(0153-24-3301、根室市光和町1-1)10:00-15:00/17:00-20:00。洋食の店です、となれば根室のグルメ「エスカロップ」を注文すべし。
「食事と喫茶どりあん」北東へ16km・根室港に近い(0153-24-3403、根室市常盤町2丁目9)08:00-21:00/火曜定休。喫茶店ですが、ここもエスカロップ推しです。
「ニューかおり」北東へ16km・根室港に近い(0153-23-3939、根室市松ヶ枝町2丁目7番地)10:00-20:00。根室のグルメはエスカロップばかりではありません。ニューかおりでは「フロレンテン」を注文しましょう、なんだかイタリア風の名前。スパゲティ料理、一番上に片眼焼きがお座りしています。同じくパスタメニューの「サンバード」もいただいちゃいましょう。こちらはパスタのグラタンあるいはドリアのような‥。
《根室市街地入口》
◯回転寿司「根室花まる根室店」道の駅から北東へ15km(0153-24-1444、道の駅から北東へ15km)が一推しです。漁港が近い寿司店のおいしさを実感できます。お客さんが多いので、食事時は待つことになるかもしれません。
《JR根室駅周辺食事処》…道の駅から北東へ16km・駅前周辺に駐車場・駅前から北へ
(そば)「花さき 北然仁」根室駅構内(0153-24-6338、根室市光和町2-1)10:00-14:00/16:30-22:00/火曜定休。根室駅構内にあるそばのおいしい店として、よく紹介されるところ。そばは摩周そば、おすすめは花咲ガニの卵とじそば。根室駅と聞くと大きな駅ビルを想像しますが、平屋の小さな駅舎、日本最東端有人駅、一日に六回の入構です。北端の稚内駅とは趣も規模もずいぶんと異なります。
(昼)「つけめん 扇や」(0153-24-4800、根室市大正町2-32)11:00-15:00/日木曜定休。店名のとおり「つけ麺屋」さんです、メニュー。
(ラーメン)「駅前札幌ラーメン」(0153-24-8585、根室市大正町1丁目16)11:00-20:00/木曜定休。おすすめは味噌ラーメン、カレーラーメン。駐車場20台分。
(焼肉)「焼肉よし屋」(0153-24-3615、根室市大正町1丁目12)09:00-20:00。お値段と肉がなかなかよい。焼き肉屋さんで、朝早くからやっている。駐車場は店の前に2台分ほど。
(軽食・喫茶)「喫茶 サテンドールSatin Doll」(目的地設定不可080-5483-5652、根室市大正町1丁目24)10:00-21:00。昭和を彷彿とさせるジャズ喫茶(レコードがたくさん)。軽食、お酒、サイフォンで煎れるコーヒー。2021年に再オープン。
《根室の東・納沙布岬》
納沙布岬先端(道の駅から東へ39km)の食事処は「観光スポット」にまとめて記載します。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
コンビニ、ガソリンスタンド、郵便局のほか以下を追加しています道の駅周辺に商業施設はありません。市街地(北東16km)へ行けばたくさんあります。西方向も挙げています。
直近(コンビニ・ガソリン)「セイコーマート根室西浜店」北東へ13.5km(0153-23-4447、根室市西浜町9丁目11−3)24h営業。ホットシェフあり。すぐ隣に「昭和シェル石油セルフ根室SS / モダ石油」(0153-29-5510、ドライブスルー洗車機あり)があります。
(すき家)上のセイコーマートを300mほど過ぎると「すき家44号根室店」北東14km(0120-498-007、根室市西浜町8丁目)があります。24h営業です。「44号」は店の前を通る国道号数。
セイコーマート周辺(種々店舗・郵便局)にはスーパー「ホクレンショップ根室店」(0153-24-5555、根室市西浜町8丁目94-1)、その隣にドラッグストア「サツドラ根室西浜店」(0153-29-6767、根室市西浜町8丁目95番1)、あまり関係ないかもだけど「ケーズデンキ根室店」(0153-27-6699)、向かいに「DCMホーマック根室店」(0153-29-5111)、国道44号を越えて反対側に「根室西浜郵便局」(0153-24-4260、根室市西浜町4-68-1、ATMは日曜17:00まで)があります。
根室市街へさらに1.5kmほど行くと、右手に「根室総合運動公園駐車場」があり、ここにはトイレもあります。
(お寿司)またあと200~300mほど根室市街へ向かって行くと、左手に「根室花まる根室店」道の駅から北東15km(再掲、0153-24-1444、11:00-22:00)があり、その先に「セブンイレブン根室敷島町店」(0153-24-1003)があります。「根室花まる」は回転寿司ですが、ぜひ訪問すべき店のひとつです。
ガソリンスタンドはわりと近くに…。上にも1軒(昭和シェル石油セルフ)書いています。
直近「出光温根沼SS」道の駅から根室市方向6km(0153-25-3245、根室市温根沼305-8)07:30-18:30。
西方向直近(再掲)「ENEOS厚床SS」道の駅から西方向17km(0153-26-2045、根室市厚床1-15)07:30-18:30(08:00-日曜)。
《根室駅周辺海鮮・おみやげ屋さん》…駅前から北へ順に並べています
(カニ)「かさい商店」駅のすぐ前(0153-23-5113、根室市大正町2-7)09:00-17:00。花咲蟹を中心に取り扱っている鮮魚屋さんです。オンラインショップあり。
(カニ)「カニの庄屋」(0153-23-5255、根室市大正町2-42)09:00-17:00。生鮮・花咲蟹を中心に取り扱っている鮮魚屋さんです。紹介記事。
(鮮魚)「カネカイチ鈴木商店」(0153-27-1380、根室市光和町1丁目1)07:00-17:00。生鮮魚介、花咲蟹を取り扱っている鮮魚屋さん、加工品もあります。
《根室のお菓子》
根室のお土産は、「花咲ガニ」や「サンマ」や「鮭」などの海産物はもちろんですが、忘れてならない「ひょうたんぱん」と「オランダせんべい」。
「根室菓舎HayaKawa」根室駅前(0153-23-3895、根室市光和町1-1)09:00-19:00(日曜10:00-17:00)。旧店名「一爐菴(いちろあん)」。チーズタルト「ココチーズ」が人気。「ひょうたんぱん」はどちらかといえば堅いクッキーのような…。道の駅にも売っています。
「端谷菓子店(はしやかしてん)」根室駅から北へ2km(0153-23-3375、根室市千島町2-11)08:00-17:00/日曜定休。「オランダせんべい」は煎餅というより、しっとり柔らか、顔が隠れるくらいの大きさで近所へのお土産にぴったりだと思います。
《根室のチーズ》
「チーズ工房 チカプ」(0153-27-1186、根室市川口54-3)営業日は金土日・11:00-16:00。2011年に起業したチーズ工房、2013年店をオープン。夏のミルクで作ったチーズ(黄色の色味)、冬のミルクで作ったチーズ(白い)。アカゲラやシマエナガの商品名で販売しています。店ではソフトクリームなども販売、また時々、パンや卵も並ぶときがあるとか。メールやFAXでも注文受け付け・全国発送。店は道の駅手前(西)6km。国道44号上の青い看板「102.5km」と「横峰🐃牧場」の木製看板が目印、そこで北に折れます。青い案内標識「納沙布岬44km/根室市街22km」まで来たら行き過ぎです、60mバックします。
JR厚床駅周辺コンビニなど(道の駅から西方向17km) [店舗トップに戻る]
根室市・厚床駅周辺の商業施設 |
《明郷 伊藤牧場(あけさと・農家レストラン、キャンプ場)》
「明郷 伊藤牧場」道の駅から西へ19km(0153-26-2181、根室市明郷101 あけさと)09:00-18:00。厚床駅前の三叉路を北に折れ、国道243号に入って2.4km。
〔牧場体験〕
家畜動物園(見学無料)や酪農体験(有料・要予約)のメニュー(乳しぼり、エサやり、バター作り)があります。つぎに紹介するように、農家レストラン、キャンプ場もあります。
〔牧場レストラン〕
(昼)「伊藤牧場レストランATTOKO」(0153-26-2288)11:00-16:00。の農家レストラン。日本短角牛の肉を使ったハンバーグやビーフシチューがおすすめ。デザートに「ミルクシフォン」などがあります。となりが「ちいさな雑貨屋Etable&酪農喫茶GrassyHill」(10:00-17:00)。営業日情報。
〔キャンプ場〕
「根室・築拓キャンプ場」道の駅から西へ20km・尾岱沼から南下するとJR厚床駅まで2kmの地点(0153-26-2798、根室市明郷101-21 伊藤牧場内)4月下旬~10月上旬開設。ウォシュレット、オストメイト完備。シャワー、洗濯機は無料。レストランATTOKOで地元乳製品・野菜等を購入可。Wi-Fiあり。チェックインは隣接「ちいさな雑貨屋Etable(エターブル)」で14:00-16:00/チェックアウトは11:00。フリーサイト10、カーサイト3、バンガロー1。羊や馬がいていかにも牧場内にあるキャンプ場という雰囲気、乳搾りなどの牧場体験は予約で可。「築拓キャンプ場HP」。
《JR厚床駅周辺》
〔コンビニ〕
「セイコーマート根室厚床店」(0153-26-3351、根室市厚床1丁目219番14)06:00-21:00。ホットシェフあり。
「セブンイレブン根室厚床店」(0153-26-2577)05:00-23:00。
〔ガソリンスタンド〕
「ENEOS厚床SS」道の駅から西方向17km(0153-26-2045、根室市厚床1-15)07:30-18:30(日曜08:00-18:00)。
〔郵便局〕
「厚床郵便局」(0153-26-2210、ATMは土曜お昼まで)
《食事》
厚床の「東光園」(0153-26-2238、根室市厚床1丁目7)12:00-14:00/18:00-22:00/日曜定休。「ラーメン」というのれんが掛かっていますが、ラーメン、定食、丼物、焼肉、ジンギスカン、なんでもできるようです。根室本線(花咲線)厚床駅のすぐ前。
根室・JR厚床駅 |
根室市観光スポット
- 周遊バス・のさっぷ号
- 根室半島手前・国道44号沿い(春国岱・ネイチャーセンターなど)🏠
- 根室市街地(かに・サンマ祭りなど)
- 根室半島北側(北方原生花園)
- 根室半島手前・太平洋岸(フレシマ湿原、落石岬、浜松海岸)🏠
- 根室半島太平洋岸(花咲灯台・車石など、最東端の銭湯など)🏠
- 根室半島先端(納沙布岬観光施設・食事処など🏠) 🏠印には宿泊施設を追加しています
「納沙布岬(のさっぷみさき)」と、かの有名な9月開催の「さんま祭り」は外せないでしょう。
道の駅「スワン44ねむろ」と観光スポット |
《周遊バス・のさっぷ号》
納沙布岬までの観光地には根室交通の周遊バス「のさっぷ号」(0153-24-2201、7月中旬~10月下旬毎日運行・予約制・根室駅前ターミナル出発)が連れて行ってくれます。
予約は、6月中旬より営業時間内に電話で受け付け、「A のさっぷ岬コース・2時間半」(時間は所要時間)、「B車石・風蓮湖コース・4時間半」、「A+B一周コース(乗継)・7時間ちょっと」あり。
バスは根室駅前ターミナルを出発し、明治公園、納沙布岬、北方原生花園、花咲灯台、車石、春国岱(しゅんくにたい)野鳥公園ネイチャーセンター、北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)(日本[ニ]とロシア[ロ]をつなぐ北海道[ホ]の交流拠点)などを回り、根室駅まで戻ってきます。かなり時間はかかりますが、ガイドさんの説明つき。周遊バスで「根室十景」の半分以上を回ってくれます。
ほかにも「日本の重要湿地500」に選ばれている「温根沼」(おんねとう、MAP CODE:423 272 842*85)があります。春と秋には白鳥が羽を休める姿が見られ、タンチョウもときどき季節を問わず見ることができます(タンチョウは渡り鳥ではなく、留鳥です)。
根室市・国道44号沿い(西から順に国道44号沿い・市街地直前まで) [観光スポットトップに戻る]
根室道の駅周辺の観光スポット |
《風蓮湖川口船着場》
「風蓮湖川口船着場」(MAP CODE:734 317 802*33、根室市川口)。風蓮湖に注ぎ込む別当賀川河口にある船着き場。下に紹介のクルーズ漁船の出港地です。また風蓮湖を見渡すのに適した場所になっており、多くの種類の水鳥を観察できます。道の駅が近づいたら、北に折れます。目印は特にありません。
地元の漁師さんが「風蓮湖と温根沼のクルーズ」を始めたそうで、水上からの眺めもまた良いものです。
幌茂尻漁港(MAP CODE:423 452 419*14)、川口船着場(MAP CODE:734 317 802*30)、温根沼漁港(MAP CODE:734 389 088*36)から船が出ます。出発港によりプログラム(行き先)が異なります。09:00、13:00、15:00が出発時刻、前日午前中までの予約が必要とのこと。詳しくはホームページ上でご確認ください。水の上は夏でも寒いので一枚余分に羽織るとよいでしょう。
《野鳥観察舎》
「東梅ハイド(とうばい)」(根室市東梅218)。根室市が順次設置を進めている野鳥観察小屋のひとつ、2011年の設置で観察小屋最初のもの(2017年までに七つ設置)。ここは風蓮湖湖畔で立地も抜群。水鳥の観察に最適です。タンチョウはよく見かけます。冬はオオワシ、オジロワシがやってきます。道の駅と春国岱ネイチャーセンターのちょうど中間あたり。つぎは「明治公園」の観察舎を紹介します。
《風蓮湖周辺宿泊施設》…3軒
「民宿風蓮」(0153-25-3919、根室市東梅213-7)。部屋はベッドのみ。食堂は野鳥観察スペースにもなっています。トイレと風呂は共同。ウォシュレットなし。近くに春国岱のネイチャーセンターもあり、自然観察には非常にいい立地。情報交換や交流の好きな人向けかな。
「レイクサンセット」(0153-25-3510、根室市東梅218-6)コテッジの造り・1~2名用(トイレあり)、2~6名用(トイレ・シャワー・流しあり)、トイレはウォシュレット、風蓮湖は見えない。風蓮湖が見えるコテッジもあり。長期滞在可。パジャマ等は持参。「東梅ハイド(野鳥観察舎)」がすぐ近く。
「フィールドイン・風露荘」(0153-25-3905、根室市東梅249-1)。民宿風の宿。ウォシュレットなし。情報交換や交流の好きな人向けかな。
《春国岱(ネイチャーセンター)》
「春国岱(しゅんくにたい)」は風蓮湖とオホーツク海の間に伸びた砂州(浜堤ひんてい)で、湿地状になっています。砂州の先の方まで木道があり、歩いて行けます。
「春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター」(0153-25-3047、根室市東梅103番地)でハマナスコースやキタキツネコースなどのハイキングコースを用意しています。短いもので15分、長いもので4時間近くかかります。
バスツアーでは30分ほど滞在し、センターの方が動植物について説明してくれます。その後木道を歩いて湿地の植物を見たりします。ときどきクマちゃんが出るそうです。
根室・春国岱 |
春国岱・木道 |
野鳥観察やカヌーツアーについては「根室ネイチャーセンター」(0153-27-1434、根室市常盤町3丁目19番地8)という有料ガイドが案内してくれます。かなり高額にはなりますが、何も知らない状態で湖面などを眺めるよりは、有益な知識をたくさん得ることができ、熟練者にとってはより深い情報を手に入れられるでしょう。
《北方四島》
「四島交流センター(ニ・ホ・ロ)」(0153-23-6711、根室市穂香110-9)09:00-17:00。北方四島交流センターは日本(ニ)とロシア(ロ)をつなぐ北海道(ホ)の施設。北方領土問題の啓発と北方四島在住のロシア人との交流促進を目的として、2000(平成12)年2月7日「北方領土の日」に設立。1階と2階に展示室があり、1階は5つのコーナーを設け、北方領土の歴史や四島の人々の生活を紹介、2階は北海道の名付け親・松浦武四郎、蝦夷地や千島列島を調査し地図を作製した最上徳内、近藤重蔵、国後・択捉間の安全な航路を切り開いた高田屋嘉兵衛(淡路島出身)、通商に訪れたロシア人・アダム=ラクスマンなどの資料を展示。また2階は2台の双眼鏡を備えた展望室になっています。
根室市街地(西から順に国道44号沿い) [観光スポットトップに戻る]
根室市・市街地 |
《清隆寺》
「清隆寺(せいりゅうじ)」(0153-23-2942、根室市松本町2丁目2番地)。「千島桜」は北海道遺産。日本の桜前線のゴール地点、見ごろは例年5月中旬から6月上旬です。この寺の桜は開花の「標本木」(根室市)となっています。千島桜は国後島から島民が持ち込んで移植したと言われます。幹が根元で分かれ、枝が横に広がって成長するのが特徴。横広がりの桜です。ソメイヨシノと違って街路ではなく、大きな庭や公園などで育ちます。「明治公園」も千島桜の名所です。
《根室のサンマ祭り》
「根室さんま祭り」、これまで九月開催でしたが、四年ぶりの2023年は10月7日(土)~8日(日)、根室港特設会場(問合せ0153-23-6111、根室市海岸町1-17)で開催されます。100円(2020年以降も料金同じ!😲)でトレイと箸を購入し、あとは食べられるだけサンマを焼いて食べ放題です。ポン酢がここかしこに置いてあります。昼は歌謡ショーなどが行われます。夜は集魚灯を会場に点けて幻想的な雰囲気に。日本一の水揚げを誇る根室港のサンマは「とろサンマ」と呼ばれます。脂ののったサンマはたいそうおいしく、何匹でもいただけます。Google Map(赤マークが会場、西方向の三角地が特設駐車場)。facebook・twitter。
なお根室港は2月初旬くらいに結氷することがあります。
根室さんま祭り(9月下旬) |
《根室のカニ祭り》
根室名物「花咲ガニ」のお祭り、「カニ祭り」も同じ場所での開催です。こちらはサンマ祭りに先行することひと月、8月最後(ときに9月にずれ込むこともあります)の土日に催行です。サンマ同様にカニの「❌食べ放題」とはいきませんが、てっぽう汁、かにかま(かにの身入りかまぼこ・冷凍)、かにみそこんにゃく、かにかきあげ丼、かにカレーパン、かに厚焼き玉子などが安く販売(食券購入)されます。また少しキズの入った花咲カニが安く販売されます。また「かに取り合戦」というカニの早食い競争も両日開催、こちらは来場者が参加です。歌謡ショーなどはサンマ祭り同様に開催です。
《明治公園》
「明治公園」(MAP CODE:423 612 009*50、根室市牧の内81)はツアーの最初に訪れる場所、市中の公園です。緑の芝生に赤い屋根のサイロがきれいです。第一駐車場(20台分)のトイレにウォシュレットが付いています。
ネット上には市街から遠い道の駅(車中泊)の代替案として、この公園を挙げているページがありますが、ここよりは「JR厚床駅周辺コンビニなど」にあげたキャンプ場が断然いいでしょう。市街へはさらに遠くはなりますが…(東へ35km)。
公園は「千島桜」(北海道遺産)の名所にもなっています。根室の千島桜は「桜前線」の終着点です。5月中旬~6月上旬が満開の時期です。
公園の北西はずれに「ひょうたん池」があり、池に注ぐ流れに沿って東の方へ歩くと約150mで「明治公園野鳥観察舎」。こちらも野鳥観察を楽しめます。観察舎についてはつぎ、到達するのが少々困難な「別当賀泉野鳥観察舎」を紹介します。
根室・明治公園 |
《東根室駅》
「東根室駅」(根室市昭和町4丁目)。終点「根室駅」のひとつ前の駅(無人)。この駅のあたりで根室線(花咲線)はぐ~っと西へカーブしているので最東端の駅。観光情報としても「最東端」を売りにしているようです。根室駅前の観光インフォメーションセンターで「最東端駅 東根室到達証明書」(無料)がいただけるそう。紹介記事。
《金比羅神社》
「金刀比羅神社(根室市)」(0153-23-4458、根室市琴平町1丁目4)。1806年(文化3年)根室国根室郡で高田屋嘉兵衛(四島交流センターをご覧ください)によって創建。2005年(平成18年)には「金刀比羅神社御創祀200年」。毎年8月上旬頃、3日間に渡って「金刀比羅神社例大祭」が催されます。
根室市・金比羅神社 |
半島北側(道道35号沿い) [観光スポットトップに戻る]
根室半島北側の観光スポット |
《北方原生花園》
「北方原生花園」(問合せ0153-24-3104根室市観光協会、根室市豊里)。根室半島北側(道道35号沿い)に設置された原生花園。延長2kmの木道が張り巡らされ(約30分で一周)、どさんこが放牧されていて、それ用の四阿(あずまや)があります。道産子とは仲良しになることもできます。
強風のため丸い樹形になったミズナラの木があり、初夏にはヒオウギアヤメ(花期6月~7月)やエゾカンゾウ(7月)が咲きます。駐車場(側道みたいな感じ)にトイレあり。
根室・北方原生花園 |
原生花園・どさんこ |
太平洋岸(根室半島の手前・風蓮湖の南側・西から順に道道142号沿い) [観光スポットトップに戻る]
- フレシマ湿原・別当賀泉野鳥観察舎
- 落石トーチカ
- 落石岬灯台とフットパス
- 落石のクルーズ
- 落石岬の宿泊施設
- 浜松フットパス・浜松海岸
根室市・太平洋岸落石付近の観光スポット |
《フレシマ湿原・別当賀泉野鳥観察舎》
「フレシマ湿原」(MAP CODE:734 080 785*36、根室市別当賀)。根室太平洋岸の湿原。近くに野鳥観察小屋もあるとおり、種々の野鳥の観察に適したところ。根室本線の「別当賀駅(べっとがえき)」から同じ根室本線沿いにある「馬場牧場」までが整備されています。五本松川とホロニタイ川の下流域に広がり、ホロニタイ湿原という名で呼ばれることがあります。
ゲートの鍵、ルートマップ(200円)が必要で、「明郷☆伊藤牧場」(0153-26-2181)に連絡のこと(北西へ27kmも離れている)。ゲートの鍵がないと入れません。地図は道の駅などでも購入できます、すぐ下の「落石岬灯台とフットパス」をご覧ください。
「別当賀泉野鳥観察舎」(MAP CODE:734 082 363*32、問合せ0153-24-3104根室市観光協会、根室市別当賀)。
《落石トーチカ》
「落石トーチカ」(MAP CODE:734 087 319*56。根室市落石西)。落石岬近くの三里浜に遺されたトーチカ跡。効率のよい経路がないので「落石漁協」(根室市落石西395-2)から砂浜まで出て、そこから徒歩で行きましょう。近い方の「落石2号トーチカ」まで2km、トーチカの形がはっきり分かる「落石トーチカ跡」までは3kmです。紹介記事。
《落石岬灯台とフットパス》
「落石岬灯台」(根室市落石西)。1890(明治23)年10月に設置。周辺は「おちいし岬フットパス」になっていて、灯台直前には木道が設置してあります。落石岬周辺だけでしたら、6kmほどの道のりです。湿地になっているところもあり、水芭蕉も自生しています(花期は5月終わり)。また天然記念物のサカイツツジも咲きます(花期は5月下旬~6月上旬)。簡易トイレが設置してあります。
根室のフットパスを歩くには、専用の地図があるのでそれを購入した方がルートなどわかりやすいでしょう。購入先は根室石油落石給油所(0153-27-2230)、落石漁業協同組合(0153-27-2121)、根室観光インフォメーションセンター(0153-24-3104)、道の駅スワン44ねむろ(0153-25-3055)。一冊200円です。
《落石のクルーズ》
「落石ネイチャークルーズ」(0153-27-2772、根室市落石西112)09:00-17:00・土日は-15:30まで。根室の南にあるユルリ縞・モユルリ島周辺をクルーズします。最少催行人数は5名。エトピリカ、ウトウ、ケイマフリなどが頻繁に目撃されています。日本海側・天売島で繁殖するウミガラスが見られることもあります、最近はラッコも‥。使用する船は地元漁師の漁船。船にトイレ設備はありません。三脚使用禁止。可燃物、刃物、ペット持ち込み禁止。
《落石岬の宿泊施設》
「民宿 カジカの宿」(0153-27-2668、根室市落石東384)。全4室のこじんまりした民宿。とってもお安く泊まれます。素泊まり可のようですが、自慢の夕食・朝食は食べるべき。トイレと風呂は共同。Wi-Fiあり。部屋から落石港が見渡せます。朝夕の送迎あり。
《浜松フットパス・浜松海岸》
「浜松フットパス」(最寄り駅はJR根室本線・落石駅MAP CODE:423 092 444*72)。浜松の岬~海岸を回るトレイルロード。リンク先にある地図のように「落石駅」をスタートしゴンゲン岬馬の放牧地を通り、モユルリ島を右手に見ながら浜松海岸の北端から根室本線沿いに南下し、落石駅に戻ってくるコース、8kmほどあります。途中、映画のロケ地「凪屋(なぎや)食堂」があります。
「浜松海岸」(根室市落石岬)。砂の浜辺だけでなく、ユルリ島、モユルリ島の巨石の絶壁も見える海岸。『北の国から’95秘密』のロケ地です。海岸北端(道道142号・根室浜中釧路線沿い)に浜松海岸駐車公園(MAO CODE:423 154 316*64、見晴らしが良い・アーチ型屋根のトイレあり)。
半島太平洋岸(西から順に道道310・35号沿い) [観光スポットトップに戻る]
- 花咲灯台・車石
- 宿泊施設、食事処、コンビニ…3+2軒
- 歴史と自然の資料館
- 友知海岸
- 最東端の店(銭湯、ガソリンスタンド、コインランドリー、洗車場、コンビニ)
根室半島太平洋岸の観光スポット |
《花咲灯台・車石》
「花咲灯台と車石」(MAP CODE:423 401 094*64、問合せ0153-24-3104、根室市花咲港)。灯台は「日本の灯台50選」のひとつ、赤白に塗り分けられ塔高は10mほど。
国の天然記念物・車石は玄武岩(溶岩)がおよそ7,000万年前に放射状に節理(枕状溶岩)を造り冷え固まったもの。車輪状のもの以外に枕状溶岩が冷えたものはほかにもあるので、探すと面白いでしょう。ここの海岸は風が強くて波が高く、その波しぶきもまた見応えがあります。
なお、花咲港は根室市街地の真南にあり、JR根室駅からは6.4kmの距離です。
根室十景「奇岩車石」 |
花咲灯台からの眺め |
《花咲灯台付近の宿泊施設、食事処、コンビニ》…3+2軒
「民宿花咲」(0153-25-3321、根室市花咲港288)。冬期(10月~5月)は要暖房費。電話予約可(携帯優先)090-5079-1299。料金の割に料理がよい。
「かに屋めし屋 大八」(0153-25-3266、根室市花咲港68番地)08:00-18:00。駐車場、Wi-Fiあり。花咲漁港の花咲ガニを取り扱う店。店頭、電話、FAX、ネットからの注文で商品直送。お食事メニューは「花咲カニラーメン」や「カニ中華丼」「カニカレーライス」など。メニュー。
「Boschetto(ボスケット)」(0153-27-1931、根室市光洋町5丁目94)11:30-15:00(LO14:30)・17:30-22:00(LO21:00)/水曜定休。イタリアンレストラン。料理の見た目や味のバランスがとてもよく深い味わい、接客に心温まる。メニュー例。facebook。
コンビニは花咲灯台付近にはなく、少し北上したところ、道道310号沿いにあります。
「セイコーマート花咲店」(0153-25-8829、根室市花咲港180-1)05:00-25:00。ホットシェフあり。花咲灯台から2km北上。
「セブンイレブン根室宝林町5丁目店」(0153-23-5510、根室市宝林町5丁目38−1)24h営業。花咲灯台から3km北上。
《歴史と自然の資料館》
「根室市歴史と自然の資料館」(0153-25-3661、根室市花咲港209)09:30-16:30/月曜休館。入館無料。根室市とその周辺の歴史、自然資料の収集、保管、展示している施設です。建物はレンガ造り、もともと1942(昭和17)年に大湊海軍通信隊根室分遣所として建設、戦争後は花咲港小学校として利用され、その後平成になって根室市郷土資料保存センター、平成16年から現在の施設名になりました。
《友知海岸》
「友知海岸(ともしり)」(根室市光洋町5丁目)。花咲灯台の北西7km、「桂木の浜」(根室市桂木72−6)から「友知港」まで約8kmの長い浜、波が荒い。参考記事にあるように第二次大戦中に建造された「トーチカ」が数か所に見られ、砂地の上に出ています。「桂木トーチカ跡」は桂木の浜に、「友知トーチカ跡」は上に紹介した「レストラン ボスケット」の200m海岸寄りにあります。参考記事。
《最東端の店》…歯舞漁港
〔大浴場 舞の湯〕
「大浴場 舞の湯」は花咲灯台から東へ20km離れた歯舞漁港にあります(0153-28-2070、根室市歯舞4丁目120番地1先埋立地)。本土最東端のお風呂(入浴証明みたいなのはないようです)。営業時間09:00-21:00、入浴料は安い。定休日は年末年始。女湯は常時準備をしているわけではないらしく、来場前の連絡が必要だそうです。
〔ガソリンスタンド〕…2軒
「ENEOS 歯舞SS/東洋商事」(0153-28-3151、根室市歯舞3丁目9)08:00-17:30/日曜定休。1km東につぎのガソリンスタンドがあります。
最東端「ENEOS 歯舞SS/ヒシサン」(0153-28-2334、根室市歯舞3丁目77)08:00-17:30/日曜定休。「最東端給油証明」をもらえます。
〔コインランドリーと洗車場〕
「コインランドリーEスペース歯舞店」(0153-82-2334、根室市歯舞3丁目10シャワーランド)05:00-22:00。洗濯機1台、洗濯乾燥機2台、乾燥機2台。下のセイコーマートから東へ300m。
洗車場は同じ敷地内、手持ちスプレーが3台。となりが定食屋「松竹庵」(0153-28-2620)。
〔コンビニ〕
「セイコーマートうちやま歯舞店」(0153-28-4455、根室市歯舞3丁目4-1)06:00-23:00。ホットシェフあり。
半島先端・納沙布岬(道道35号沿い) [観光スポットトップに戻る]
- 北方領土資料館
- 北方館(オーロラタワーは休業中)
- 四島のかけ橋と祈りの火
- 昆布漁(昆布狩)
- 野生のラッコ
- 食事処・ライダーハウスなど
根室市・納沙布岬 |
《北方領土資料館》
「北方領土資料館」(0153-28-2445、根室市納沙布33)09:00-17:00/年末年始休み・11月~4月は水曜休館。入館無料。駐車場80台分。「戦前の北方領土の生活」を中心に、島での「衣・食・住」の資料を展示、北方4島が日本の領土であることを示しています(毎年2/7は北方領土の日)。
《北方館》
「北方館(望郷の家)」(0153-28-3277、根室市納沙布36-6)09:00-17:00(11月16日~3月15日-16:30)/月曜休館。駐車場は大型7台、一般65台分。事前予約に限り20分程度の案内あり(無料)。
「千島の砦(オーロラタワー)」(0153-28-4004、根室市納沙布89)臨時休業中。ロシアが不法占拠している北方四島の返還を願って建てられた塔。
《四島のかけ橋と祈りの火》
「四島(しま)のかけ橋と祈りの火」北方領土返還祈念シンボル像。底辺の長さ35メートル、高さ13メートル、幅3~5メートル、重量171トン。「望郷の岬公園」(根室市納沙布36-6)にある赤さび色の彫刻。「領土返還を祈るゲート」を表現。
その下の「祈りの火」は、1972(昭和47)年5月15日祖国復帰を実現した、沖縄南端の波照間島で自然発火したものを青年団体のキャラバン隊が各県庁所在地を訪問し、太平洋、日本海の二つのコースを通って、納沙布岬まで運んだもの。
「希望の道」には全国各地の石が敷き詰められています。
納沙布岬・四島のかけ橋 |
《昆布漁(昆布狩)》
納沙布岬では7月~9月であれば、昆布狩の様子を見られるかもしれません。なお納沙布岬までの往復だけでしたら、路線バスが1日5往復走っています(片道45分ほど)。お得な往復乗車券もあるそうです。周遊観光バスもあります(ガイドさんつき)。
根室納沙布岬の昆布狩風景(9月) |
《野生のラッコ》
納沙布岬では2022年夏以来、ラッコが泳ぐ姿が目撃されています。運がよければ、巡り会うことが出来るかもしれません。西の霧多布岬(浜中町)には定住しているラッコがいます。
上に「落石ネイチャークルーズ」(0153-27-2772、根室市落石西112)をあげています。漁船を使った、根室の海の探検です。
納沙布岬の食事処など(東・岬先端から順に) [観光スポットトップに戻る]
《食事処》
「鈴木食堂(さんま丼)」(0153-28-3198、根室市納沙布32)08:00-17:00。サンマ丼の発祥地とされるところ。ご飯の量は少・普通・大盛りから、「とびこ」(トビウオの卵)の有無も選択可。鉄砲汁(カニ汁)とセット、鉄砲汁、カニカレーあり。サンマの入荷状況によるので、早く閉まったりお休みになったり。冷凍物を使うときは店の前にその旨の貼り紙あり。サンマは8月下旬あたりからが旬。
「食事の店 東灯(ともしび)」(0153-28-2463、根室市納沙布33-6)08:30-16:30。(昆布)ラーメン、カニ丼、いくら丼、店の外に最東端の郵便ポストあり。
「レストハウス 請望苑}(0153-28-2255、根室市納沙布36)09:00-16:00。 ラーメン、カレー、いくら丼、いずれもカニなどが入っている。店は昆布や北海道のお菓子を扱っている。昆布はネット販売も可。
(おみやげと食事)「海鮮料理 東光」(0153-28-2476 根室市納沙布41)09:00-15:00。どんぶりもの、カレー、ラーメン。オランダせんべいやカニなどの販売。
《ライダーハウス》
「岬の駅(ライダーハウス)」(目的地設定不可090-2699-5291、根室市納沙布岬36-7)07:30-18:00。ライダーハウス開設期間7月1日~10月10日。10名程度収容の部屋1室、寝具無し(寝袋等持参)、テレビあり、電気あり、風呂・シャワー・トイレ完備。女性には敷居が高い。facebook。
《カニのおみやげ》
「浜出商店」(0153-28-3176、根室市納沙布85)花咲ガニ(漁期4月1日~7月15日)やそのほかのカニを扱っています。点灯でカニを選び、ゆでてもらって食べることもできます。地方発送可。
●地名由来 [TOPへ]
《根室》「根室」は「ネモロ」とか「根諸」と書き、アイヌ語の「ニイモヲロ」(静かで樹木のあるの意味)や「ニノヲロ」(ウニがある)に由来すると考えられているようです。松浦武四郎はまた別の説を書き残しているそう。どれと特定できない模様です。
根室半島には「チャシ跡群」と呼ばれるアイヌの遺跡が残っています。飛鳥時代あたりから根室一帯はそうとうに栄えていた形跡があるようですが、1790(寛政2)年に松前藩の運上所(交易を司ったところ)が根室にやってきたのが、集落の起源となったそう。その後明治になって開拓のための役所「開拓使」が置かれたり、1886(明治19)年に和田村、1901(明治34)年に歯舞村に役場が移されたりしました。その後ソ連軍による歯舞群島の占領を経て、1957(昭和32)年根室市が誕生、1959年に歯舞村を合併しました。人口は1960年以降しばらく45,000人台を維持していましたが、現在は25,000人ほどになっています。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道根室市酪陽1 (現在地からのルートを表示)電話番号:0153-25-3055 MAP CODE:734 353 063
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅スワン44ねむろ」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18844
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2143/
http://www.swan44nemuro.com/
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