道の駅「横綱の里ふくしま」(道南エリア渡島 42)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道松前郡福島町字福島143-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0139-47-4072 MAP CODE:676 526 183
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(北東19km)しりうち
(南西21km)北前船松前
(南)白神岬・津軽海峡
(北74km)上ノ国もんじゅ
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレは駅舎内にあります。トイレ入り口(「24時間使用可能」と書いてあります)が男女とも駐車場を向いています。ウォシュレットが男1(2023/04故障中)、女3。
身障者用トイレは「横綱記念館」内、画像で言うとカメラ側になります。一段高いところに玄関があり行くだけでも大変そう。17:00まで利用可、記念館が冬期休業中(12月~3月中旬まで)は使えません。夜間使えるオストメイト機器はありません。
道の駅は駅舎(画像中央・福島町特産品センター)、赤い屋根の「福島バス待合所」、道をはさんだ「横綱千代の山・千代の富士記念館」の3施設で道の駅を構成している模様。
駅舎内のトイレはブロック剥き出しの壁ですっごく狭い。道の駅が朝開店するとなぜかおじさんおばさんが何人もトイレを目指して入っていきます。自販機の左が入口です。
なお南方向・斜め前(横綱記念館真向かい)に「セイコーマート福島店」があります。
「吉岡温泉ゆとらぎ館」南へ6km(0139-48-5955、松前郡福島町吉岡303)10:30-21:30/月曜定休。入浴料は安め。ボディソープ・シャンプー要持参。主浴槽は高温と低温があります。露天、サウナあり。歩行湯というのがあります。地元民道南の温泉ベスト20内。ドライヤーあり。マッサージチェアが無料で使えます。立派な施設です。
背後の山には桜の木がいっぱいで、春はきれいです。
《吉岡不動滝》…温泉の奥、西へ1.5kmに滝があります
「吉岡不動滝」(MAP CODE:676 400 057*33、福島町美山)。落差7m。大きな滝ではありませんが、近くに鳥居や三十三観音像が祀られ、不動滝公園になっている模様。お社のすぐそばにちょろちょろ流れる滝があるものの、こちらは別の滝。不動滝はお社の横を通り抜けた奥にあるのだそう。滝本体にも手入れの跡が見られます。参考記事。
「松前温泉休養センター」南西へ19km(01394-2-4919、松前郡松前町大沢652-14)11:00-21:00/火曜定休。入浴料は安い。ボディソープ・シャンプー要持参。塩分の濃い、淡い色の付いた湯。内風呂とサウナ。軽食を出してくれるレストランあり。松前藩の家紋つき。昭和のメロディが流れています。詳しくは「北前船松前」へ。
(秘湯)「知内温泉ユートピア和楽園」道の駅から北へ15km(01392-6-2341、上磯郡知内町湯ノ里287)07:00-21:00。入浴料は安め。開湯800年を誇る北海道最古の知内温泉(秘湯を守る会会員宿の旅館)、源泉かけ流し。温泉成分がボディビル選手の血管のようになって湯船や床に張り付いています。みょうばん泉と鉄分泉。上の湯と下の湯があり、下の湯に露天(混浴)。洗うよりじっと浸かる温泉。二階建ての立派な建物です。宿泊可。ユートピア和楽園には池のような野湯もあります。
木古内町「にこにこコインランドリー」北へ36km・木古内のとや敷地内(0120-784-058、上磯郡木古内町大平)06:00-24:00。温泉・食堂・宿泊の「のとや」の隣り。
「センタクベース 木古内店」国道228号沿い(木古内町大平26-4)24h営業。2022年開業、こんなに近くていいのというくらい「にこにこランドリー」に近い(350m南)。セブンイレブン木古内町店(01392-2-3203)の向かい。洗濯乾燥機5台、乾燥機4台、スニーカー洗濯機あり。Wi-Fiあり。稼働状況。
北方向は江差町「太陽クリーニングファット柳崎店(やなぎざきてん)」北へ90km・半島横断(0139-52-6606、檜山郡江差町字伏木戸町555)08:00-22:00。隣がホームセンター「ホーマック」とスーパー「フードセンターブンテン江差店」、裏が「道立江差病院」。
大型・普通車・身障者用:3台・32台・-。駐車場はかなり狭いです。大型車用スペースはバス専用になっています。周りの家屋も迫っていて、なかなか狭いところ。が、進入に苦労することはありません。また道路の往来はそれほど激しくないようです。Google Map(道の駅は中心部分、「トイレ」と書いてあるところ)。
《市街地》
「レストラン・宿屋たかお」道の駅から北へ550m(0139-47-3808、松前郡福島町字月崎306-1)11:00-20:00/日曜定休。たかお風かつとじ定食、チキン南蛮定食がおすすめ。定食中心です。完全予約制の「ちゃんこ鍋ランチ」があります(来店3日前までに2名以上で要予約)。旅館併設。
「旅館 やん衆番屋」北東350m(0139-47-2829、松前郡福島町字福島19)11:00-20:00。ちゃんこ鍋定食はお刺身、揚げ物、小鉢などがセットでボリュームたっぷり。旅館併設。
「桜樹」道の駅目の前・セイコーマート福島店となり(0139-47-3637、松前郡福島町字福島46-22)11:00-14:00/日曜定休。ちょい辛味噌ラーメン、えび天丼、天丼ラーメンセットなどがおすすめ。
「飲み食い処ささ井」福島川の向こう・北へ600m(0139-47-3758、松前郡福島町字三岳2)11:00-15:00・17:00-21:00/月水金曜定休。丼とそば・うどんのセットが人気。定休日が多いので注意。
《山の麓のそば店》
(昼)「千軒そば屋」北へ10.4km(0139-47-2772、松前郡福島町字千軒283)11:30-14:30(営業は水木土日・期間4月~12月、冬期休業)。「千軒そば生産会」が直営するそば専門店。そばは自然乾燥にこだわり、十割そば。ご飯は福島町特産・黒米が使われています。福島町のパンフでは「風味が豊かで、つるっとした食感は、そば通もうなるほど」だそう。営業日と期間に注意。千軒そばの花鑑賞会は8月下旬~9月、新そば祭りは9月下旬です。ここは訪れるべきでしょう。
直近「セイコーマート福島店」(0139-47-3050、松前郡福島町字福島46番17)05:00~25:00。ホットシェフあり。
少し離れて「ローソン松前福島町三岳店」北へ1.3km(0139-47-4707、松前郡福島町字三岳154-21)06:00-24:00。
道の駅から2.6km南下、水産加工品・珍味直売店の「滝川鮮魚」(0139-47-2500、
福島町字白符[しらふ]590-1)。
福島町のスルメ生産は国内トップクラス。「横綱スルメ」や「松前こぶ」など加工品がならんでいます。ここのおじさんも横綱の町にふさわしく、第58代横綱・千代の富士の同級生です。国道228号沿い。
ガソリンスタンドも近く…、
北方向「出光福島SS / 平野石油」道の駅から北へ500m(0139-47-2164、松前郡福島町月崎305)07:30-20:00。
南方向「コスモ石油福島SS / 奈良石油」南へ500m(0139-47-2365、松前郡福島町福島155-5)08:00-19:00/日曜定休。
南は福島町吉岡(南へ5km・温泉のあるところ)にあります。
「ENEOS吉岡SS / 山岸石油店」(0139-48-5331、松前郡福島町吉岡63)08:00-18:30/日曜定休。温泉「ゆとらぎ館」や「トンネルメモリアルパーク」(福島町字館崎)がすぐ近くです。
「福島郵便局」(0139-47-3060、福島町三岳9-3)。ATMの取扱は日曜14:00まで。
《トンネルメモリアルパーク》
「トンネルメモリアルパーク」(MAP CODE:676 373 681*80、福島町館崎)。青函トンネル建設の記念碑、トンネル掘削に用いられた「蓄電池機関車」などの機械などが展示。太平洋戦争末期(1945年7月)福島町沖にて大破した「松型駆逐艦 柳」の記念塔もあります。
《伊能忠敬北海道測量開始記念公園》
「伊能忠敬北海道測量開始記念公園」南へ4.6km・国道228号沿い(MAP CODE:676 404 482*47、松前郡福島町字豊浜68-3)。福島町吉岡が伊能忠敬の北海道測量開始(寛政12年・1800年)の土地であったことを記念して2018年3月に造られた公園。公園は豊浜にありますが、すぐ南が「吉岡」地区です。近くに「吉岡温泉ゆとらぎ館」、「吉岡郵便局」、新幹線の「トンネルメモリアルパーク」(MAP CODE:676 373 681*80)があります。この辺り、新幹線は地下を走っています。
《チロップ館(旧白符小学校)》
「チロップ館(旧白符小学校)」(MAP CODE:676 464 808*52、問合せ0139-47-3675、福島町白符442)10:00-15:00・土日10:00-16:00/火金定休(冬期12月~2月まで休み)。廃校になった小学校校舎を利用した地域博物館。おびただしい数のひな人形や昭和時代の民具、玩具を展示。館崎遺跡(トンネルメモリアルパーク周辺)から出土した縄文土器も展示してあります。駐車場あり。「ひな・武者人形祭り」なども開催です。開館日程などは、紹介記事へ。
なお、「ちろっぷ」はアイヌ語「ちるおっとー」(鳥が多くいる沼)が語源。十勝エリア幕別町に「白人小学校(ちろっとしょうがっこう)」とういう小学校があります。
《福島大神宮・女相撲》
「福島大神宮」は道の駅から南へ400m(01394-7-2062、松前郡福島町字福島219)。ここに祀られている神様は天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)。境内に「鏡山公園相撲場」があり、その傍らに「天手力男命・大力無双の神」(あまのたぢからおのみこと・だいりきむそうのかみ)の像が…。もともとは天岩戸神話のなかで天岩戸をこじ開けた神様、相撲元祖の神さまだそうです。
毎年母の日(5月第2日曜)に「北海道女だけの相撲大会」が開かれます。すぐ近くの「川濯神社(かわそじんじゃ)」には女性守護神が祀られ、その昔女だけで神輿を担ぐ祭礼が行われていたそう。それにあやかり女だけの相撲大会が始まりました。最近は女力士も国際的だそう。例大祭は9月中旬。
《横綱千代の山・千代の富士記念館》
「横綱千代の山・千代の富士記念館」道の駅のすぐ目の前(0139-47-4527、松前郡福島町福島190)09:00-17:00/12月~3月16日まで冬期休館。両横綱が修行を積んだ九重部屋を再現し、土俵も実物と同じ大きさのものが作られています。
道の駅と「横綱記念館」の間の道を西に進むと、四つ辻があり、褐色タイルの道があります。この道は「横綱街道」。商店街で、綱や軍配をモチーフにした街灯、道路中央には実物と同じ大きさの土俵が描かれています。
《青函トンネル記念館》
「青函トンネル記念館」福島川を渡り北へ650m・国道228号沿い右手(MAP CODE:676 525 839*88、0139-47-3020、松前郡福島町字三岳32-2)3月17日~11月期間中無休(残りの期間は冬期休館)、09:00-17:00。要入館料。青函トンネル工事の北海道側の基地となった福島町、工事記録、技術情報、設備や重機が遺産として遺されました。掘削に使われた巨大な重機を目の当たりにできます。塗り絵ができます。
敷地内に北海道大学水産学部が所有していた「くろしお」という潜水艇が展示されています。青函トンネル海底ボーリング調査につかわれたとのことです。道の駅からすぐ近く、大きな駐車場。
道の駅よりきれいな(失礼!)24hトイレ(ウォシュレット)があります。
《海峡横綱ビーチ》
「海峡横綱ビーチ」(MAP CODE:676 526 505*27、福島町月崎20)開設期間:8月1日~お盆まで10:00-15:00。道の駅から東へ800m。海水浴場、とくに珍しくもありませんが、北海道では特別です。オホーツク海側では10日間ほどの開設期間に人は来ても誰も泳がない海水浴場もあります(代わりにジンギスカンパーティ)。ここも開設期間はほんの2週間、それでも防波堤に囲まれたプール状の海水浴場です。トイレ、男女更衣室、外部温水シャワーあり。要協力金。
《岩部クルーズ・矢越クルーズ》
津軽海峡の海の青さ、「青の洞窟」へと連れて行ってくれるクルーズです。陸路が未発達のためこのあたりは海から眺めるのが一番。
《岩部クルーズ》
「岩部クルーズ」北東へ8.4km・道道532号沿い(要予約 0139-46-7822、松前郡福島町字岩部65-1)運行期間5月~10月中旬、08:00-、10:00-、13:00。9月以降サンセットクルーズ15:00-。2019年の創設(2023年予約、3月1日より予約開始、4月29日より運航開始)。グラスボートで矢越岬までの5kmを周遊、「シタン島」や「耳岩」、「青の洞窟」にも立ち寄ります。基本コース90分で料金は\3,000.-。料金追加でドローンによる記念撮影ができます。2名以上で運航、見知らぬ人でも同乗者がいれば自分1名でも乗れます。集合・駐車・受付は、福島町字岩部65-1 岩部地区交流センター(福島町まちづくり工房)。まずは電話かメール(ホームページ上に予約フォームがあります)で予約、出港の20分前までに「岩部クルーズ受付」に集合、15分前までに受付を済ませます。カーナビ等で目的地を検出できない場合は「岩部交流センター」(0139-47-2211)を目指します、同じ場所です。予約の時に確認すると良いでしょう(参考:出航時刻料金PDF・変更の可能性あり)。
《矢越クルーズ》
もうひとつ「矢越クルーズ」が知内町にあります。こちらも要予約(01392-6-7854、上磯郡知内町小谷石99-8)です。道の駅「しりうち」に近いので、そちらに掲載します。「横綱の里ふくしま」からは国道228号で内陸を回り35km、「しりうち」からは16kmです。「岩部クルーズ」から「矢越クルーズ」までは地図を見ると、海岸沿いに行った方が距離的には近そうですが、道がないので直行できません。
《大千軒岳》
道の駅から北西へ17km「大千軒岳」(標高1,072m)。登山口は「奥二股登山口」(標高350m、駐車場あり、トイレは6月~10月)。十字架の建つ金山番所、夏にはエゾカンゾウが咲き乱れるお花畑があります。津軽海峡も見渡せます。ルートは福島町の観光案内へ。🐻出没注意。
「千軒」バス停(MAP CODEE:584 182 382*71、松前郡福島町字千軒)までまず行って、登山道入口看板で「町道住川線」に入り、「奥二股口駐車場」まで約7kmです。「千軒」バス停近くには「千軒簡易郵便局」(0139-47-3910、松前郡福島町字千軒362-4)、またすぐ近くに「大千軒岳登山者休憩所」(福島町千軒357-1)があります(予約再開のお知らせ、休憩所にはトイレ、手洗い、コンロなしの台所があります、問合せは福島町役場産業課0139-47-3004)。
山では砂金が取れた時期があり、たくさんのひとを呼び込みました。その頃の集落はたいそう大きなもので、人家を数えてみたら1,000軒くらいあったというので、「大千軒岳」という名になったとか。今はクマが出てくる場所になってしまいましたが、そのころの賑わいはとても想像できませんね。
12世紀の終わりに奥州藤原氏の残党が津軽からやってきたのが最初の和人の到来。もともとアイヌ語で「折加内」と呼ばれていたそうで、「おりかない」は「ほろかない」がなまったものらしく「潮が逆流する川」の意味。現在の福島川のことを指すようです。
17世紀村の初代村長(明主)は信心深い人で月崎神社に毘沙門堂を建てるほど。正月のある日、村の豊年豊作を祈って眠りについたところ翌朝神様が現れ、村の名を「福島村」に変えよというお告げを聞いたそう。松島藩主にこのことを伝え、村は改名。
村名をなぜ福島にしたのかについては、対岸の青森津軽にある福島を、あるいは松前藩福山城を念頭に置いていたのかなど議論のあるところだそう。いずれにしろ不思議な村名の付け方です。明治に入り、福島村と白符村が合併、福島村となり、1944(昭和19)年に福島町、1955(昭和30)年に吉岡村と合併し、現在に至っています。人口は4,000ほどです。
電話番号:0139-47-4072 MAP CODE:676 526 183
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅横綱の里ふくしま」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18827
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/973/
http://www.yokodunanosato-fukushima.info/
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2023年4月22日)
- 道南エリア(渡島管内)、国道228号沿い、1997年設置(設置番号42)。道の駅は市街地にあります
- 24hトイレは駅舎内ウォシュレット(快適度7)
- 温泉はすこし離れています
- 駐車場はとても狭い一面(車中泊度△)、Wi-Fiが強力です
- 「横綱千代の山・千代の富士記念館」の向かいにコンビニがあります
- 相撲と青函トンネル、観光クルーズが観光資源
- 「横綱千代の山・千代の富士記念館」がすぐ隣。相撲の神社「福島大神宮」もすぐ近く
- 南の方に「伊能忠敬北海道測量開始記念公園」、青函トンネルの記念公園、近場の記念館
- 地域の人の活動が見られる「チロップ館」(旧白符小学校ちろっぷしょうがっこう)があります
住所:北海道松前郡福島町字福島143-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0139-47-4072 MAP CODE:676 526 183
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(北東19km)しりうち
(南西21km)北前船松前
(南)白神岬・津軽海峡
(北74km)上ノ国もんじゅ
▶道南エリア概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレはウォシュレット
24hトイレは駅舎内にあります。トイレ入り口(「24時間使用可能」と書いてあります)が男女とも駐車場を向いています。ウォシュレットが男1(2023/04故障中)、女3。
身障者用トイレは「横綱記念館」内、画像で言うとカメラ側になります。一段高いところに玄関があり行くだけでも大変そう。17:00まで利用可、記念館が冬期休業中(12月~3月中旬まで)は使えません。夜間使えるオストメイト機器はありません。
道の駅は駅舎(画像中央・福島町特産品センター)、赤い屋根の「福島バス待合所」、道をはさんだ「横綱千代の山・千代の富士記念館」の3施設で道の駅を構成している模様。
駅舎内のトイレはブロック剥き出しの壁ですっごく狭い。道の駅が朝開店するとなぜかおじさんおばさんが何人もトイレを目指して入っていきます。自販機の左が入口です。
なお南方向・斜め前(横綱記念館真向かい)に「セイコーマート福島店」があります。
道の駅「横綱の里ふくしま」 |
「吉岡温泉ゆとらぎ館」南へ6km(0139-48-5955、松前郡福島町吉岡303)10:30-21:30/月曜定休。入浴料は安め。ボディソープ・シャンプー要持参。主浴槽は高温と低温があります。露天、サウナあり。歩行湯というのがあります。地元民道南の温泉ベスト20内。ドライヤーあり。マッサージチェアが無料で使えます。立派な施設です。
背後の山には桜の木がいっぱいで、春はきれいです。
福島町・吉岡温泉ゆとらぎ館 |
《吉岡不動滝》…温泉の奥、西へ1.5kmに滝があります
「吉岡不動滝」(MAP CODE:676 400 057*33、福島町美山)。落差7m。大きな滝ではありませんが、近くに鳥居や三十三観音像が祀られ、不動滝公園になっている模様。お社のすぐそばにちょろちょろ流れる滝があるものの、こちらは別の滝。不動滝はお社の横を通り抜けた奥にあるのだそう。滝本体にも手入れの跡が見られます。参考記事。
「松前温泉休養センター」南西へ19km(01394-2-4919、松前郡松前町大沢652-14)11:00-21:00/火曜定休。入浴料は安い。ボディソープ・シャンプー要持参。塩分の濃い、淡い色の付いた湯。内風呂とサウナ。軽食を出してくれるレストランあり。松前藩の家紋つき。昭和のメロディが流れています。詳しくは「北前船松前」へ。
静かな佇まい松前温泉 |
(秘湯)「知内温泉ユートピア和楽園」道の駅から北へ15km(01392-6-2341、上磯郡知内町湯ノ里287)07:00-21:00。入浴料は安め。開湯800年を誇る北海道最古の知内温泉(秘湯を守る会会員宿の旅館)、源泉かけ流し。温泉成分がボディビル選手の血管のようになって湯船や床に張り付いています。みょうばん泉と鉄分泉。上の湯と下の湯があり、下の湯に露天(混浴)。洗うよりじっと浸かる温泉。二階建ての立派な建物です。宿泊可。ユートピア和楽園には池のような野湯もあります。
知内温泉ユートピア和楽園 |
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
木古内町が直近です。下記3店、いずれも洗濯機・乾燥機一体型があります。
木古内町「にこにこコインランドリー」北へ36km・木古内のとや敷地内(0120-784-058、上磯郡木古内町大平)06:00-24:00。温泉・食堂・宿泊の「のとや」の隣り。
「センタクベース 木古内店」国道228号沿い(木古内町大平26-4)24h営業。2022年開業、こんなに近くていいのというくらい「にこにこランドリー」に近い(350m南)。セブンイレブン木古内町店(01392-2-3203)の向かい。洗濯乾燥機5台、乾燥機4台、スニーカー洗濯機あり。Wi-Fiあり。稼働状況。
北方向は江差町「太陽クリーニングファット柳崎店(やなぎざきてん)」北へ90km・半島横断(0139-52-6606、檜山郡江差町字伏木戸町555)08:00-22:00。隣がホームセンター「ホーマック」とスーパー「フードセンターブンテン江差店」、裏が「道立江差病院」。
大型・普通車・身障者用:3台・32台・-。駐車場はかなり狭いです。大型車用スペースはバス専用になっています。周りの家屋も迫っていて、なかなか狭いところ。が、進入に苦労することはありません。また道路の往来はそれほど激しくないようです。Google Map(道の駅は中心部分、「トイレ」と書いてあるところ)。
道の駅「横綱の里ふくしま」駐車場 |
●敷地内の店 [TOPへ]
小さな道の駅です。バス待合所とのバランスを考えたのでしょうか、敷地の端に斜めに建っています。「福島町特産品センター」という特産品売り場では「こまい」などの干物を販売。入り口も低く大きい店舗ではありませんが、店の中に入るたびにぴんぽん音が鳴ります。小さいお子さんとかだと喜びそう。
●レストラン [TOPへ]
市街地、山の麓のそば店
《市街地》
「レストラン・宿屋たかお」道の駅から北へ550m(0139-47-3808、松前郡福島町字月崎306-1)11:00-20:00/日曜定休。たかお風かつとじ定食、チキン南蛮定食がおすすめ。定食中心です。完全予約制の「ちゃんこ鍋ランチ」があります(来店3日前までに2名以上で要予約)。旅館併設。
「旅館 やん衆番屋」北東350m(0139-47-2829、松前郡福島町字福島19)11:00-20:00。ちゃんこ鍋定食はお刺身、揚げ物、小鉢などがセットでボリュームたっぷり。旅館併設。
「桜樹」道の駅目の前・セイコーマート福島店となり(0139-47-3637、松前郡福島町字福島46-22)11:00-14:00/日曜定休。ちょい辛味噌ラーメン、えび天丼、天丼ラーメンセットなどがおすすめ。
「飲み食い処ささ井」福島川の向こう・北へ600m(0139-47-3758、松前郡福島町字三岳2)11:00-15:00・17:00-21:00/月水金曜定休。丼とそば・うどんのセットが人気。定休日が多いので注意。
《山の麓のそば店》
(昼)「千軒そば屋」北へ10.4km(0139-47-2772、松前郡福島町字千軒283)11:30-14:30(営業は水木土日・期間4月~12月、冬期休業)。「千軒そば生産会」が直営するそば専門店。そばは自然乾燥にこだわり、十割そば。ご飯は福島町特産・黒米が使われています。福島町のパンフでは「風味が豊かで、つるっとした食感は、そば通もうなるほど」だそう。営業日と期間に注意。千軒そばの花鑑賞会は8月下旬~9月、新そば祭りは9月下旬です。ここは訪れるべきでしょう。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
コンビニは目の前です…、直近「セイコーマート福島店」(0139-47-3050、松前郡福島町字福島46番17)05:00~25:00。ホットシェフあり。
少し離れて「ローソン松前福島町三岳店」北へ1.3km(0139-47-4707、松前郡福島町字三岳154-21)06:00-24:00。
道の駅から2.6km南下、水産加工品・珍味直売店の「滝川鮮魚」(0139-47-2500、
福島町字白符[しらふ]590-1)。
福島町のスルメ生産は国内トップクラス。「横綱スルメ」や「松前こぶ」など加工品がならんでいます。ここのおじさんも横綱の町にふさわしく、第58代横綱・千代の富士の同級生です。国道228号沿い。
ガソリンスタンドも近く…、
北方向「出光福島SS / 平野石油」道の駅から北へ500m(0139-47-2164、松前郡福島町月崎305)07:30-20:00。
南方向「コスモ石油福島SS / 奈良石油」南へ500m(0139-47-2365、松前郡福島町福島155-5)08:00-19:00/日曜定休。
南は福島町吉岡(南へ5km・温泉のあるところ)にあります。
「ENEOS吉岡SS / 山岸石油店」(0139-48-5331、松前郡福島町吉岡63)08:00-18:30/日曜定休。温泉「ゆとらぎ館」や「トンネルメモリアルパーク」(福島町字館崎)がすぐ近くです。
「福島郵便局」(0139-47-3060、福島町三岳9-3)。ATMの取扱は日曜14:00まで。
南から順に紹介します
-
《青函トンネル上陸部付近》
- トンネルメモリアルパーク(青函トンネル関連)
- 伊能忠敬北海道測量開始記念公園
- 吉岡不動滝は「風呂事情」へ
- チロップ館(旧白符小学校)
- 福島大神宮・女相撲
- 横綱千代の山・千代の富士記念館
- 青函トンネル記念館
- 海峡横綱ビーチ
- 岩部クルーズ・矢越クルーズ(青の洞窟・矢越岬)
- 大千軒岳
…このあたりは新幹線は地下を走り、地上に出るのは知内町(道の駅)
《道の駅周辺》
道の駅「横綱の里ふくしま」と観光スポット |
《トンネルメモリアルパーク》
「トンネルメモリアルパーク」(MAP CODE:676 373 681*80、福島町館崎)。青函トンネル建設の記念碑、トンネル掘削に用いられた「蓄電池機関車」などの機械などが展示。太平洋戦争末期(1945年7月)福島町沖にて大破した「松型駆逐艦 柳」の記念塔もあります。
《伊能忠敬北海道測量開始記念公園》
「伊能忠敬北海道測量開始記念公園」南へ4.6km・国道228号沿い(MAP CODE:676 404 482*47、松前郡福島町字豊浜68-3)。福島町吉岡が伊能忠敬の北海道測量開始(寛政12年・1800年)の土地であったことを記念して2018年3月に造られた公園。公園は豊浜にありますが、すぐ南が「吉岡」地区です。近くに「吉岡温泉ゆとらぎ館」、「吉岡郵便局」、新幹線の「トンネルメモリアルパーク」(MAP CODE:676 373 681*80)があります。この辺り、新幹線は地下を走っています。
《チロップ館(旧白符小学校)》
「チロップ館(旧白符小学校)」(MAP CODE:676 464 808*52、問合せ0139-47-3675、福島町白符442)10:00-15:00・土日10:00-16:00/火金定休(冬期12月~2月まで休み)。廃校になった小学校校舎を利用した地域博物館。おびただしい数のひな人形や昭和時代の民具、玩具を展示。館崎遺跡(トンネルメモリアルパーク周辺)から出土した縄文土器も展示してあります。駐車場あり。「ひな・武者人形祭り」なども開催です。開館日程などは、紹介記事へ。
なお、「ちろっぷ」はアイヌ語「ちるおっとー」(鳥が多くいる沼)が語源。十勝エリア幕別町に「白人小学校(ちろっとしょうがっこう)」とういう小学校があります。
《福島大神宮・女相撲》
「福島大神宮」は道の駅から南へ400m(01394-7-2062、松前郡福島町字福島219)。ここに祀られている神様は天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)。境内に「鏡山公園相撲場」があり、その傍らに「天手力男命・大力無双の神」(あまのたぢからおのみこと・だいりきむそうのかみ)の像が…。もともとは天岩戸神話のなかで天岩戸をこじ開けた神様、相撲元祖の神さまだそうです。
毎年母の日(5月第2日曜)に「北海道女だけの相撲大会」が開かれます。すぐ近くの「川濯神社(かわそじんじゃ)」には女性守護神が祀られ、その昔女だけで神輿を担ぐ祭礼が行われていたそう。それにあやかり女だけの相撲大会が始まりました。最近は女力士も国際的だそう。例大祭は9月中旬。
《横綱千代の山・千代の富士記念館》
「横綱千代の山・千代の富士記念館」道の駅のすぐ目の前(0139-47-4527、松前郡福島町福島190)09:00-17:00/12月~3月16日まで冬期休館。両横綱が修行を積んだ九重部屋を再現し、土俵も実物と同じ大きさのものが作られています。
道の駅と「横綱記念館」の間の道を西に進むと、四つ辻があり、褐色タイルの道があります。この道は「横綱街道」。商店街で、綱や軍配をモチーフにした街灯、道路中央には実物と同じ大きさの土俵が描かれています。
横綱千代の山・千代の富士記念館 |
福島町「横綱街道」 |
《青函トンネル記念館》
「青函トンネル記念館」福島川を渡り北へ650m・国道228号沿い右手(MAP CODE:676 525 839*88、0139-47-3020、松前郡福島町字三岳32-2)3月17日~11月期間中無休(残りの期間は冬期休館)、09:00-17:00。要入館料。青函トンネル工事の北海道側の基地となった福島町、工事記録、技術情報、設備や重機が遺産として遺されました。掘削に使われた巨大な重機を目の当たりにできます。塗り絵ができます。
敷地内に北海道大学水産学部が所有していた「くろしお」という潜水艇が展示されています。青函トンネル海底ボーリング調査につかわれたとのことです。道の駅からすぐ近く、大きな駐車場。
道の駅よりきれいな(失礼!)24hトイレ(ウォシュレット)があります。
福島町・青函トンネル記念館 |
トンネル掘削ドリル |
《海峡横綱ビーチ》
「海峡横綱ビーチ」(MAP CODE:676 526 505*27、福島町月崎20)開設期間:8月1日~お盆まで10:00-15:00。道の駅から東へ800m。海水浴場、とくに珍しくもありませんが、北海道では特別です。オホーツク海側では10日間ほどの開設期間に人は来ても誰も泳がない海水浴場もあります(代わりにジンギスカンパーティ)。ここも開設期間はほんの2週間、それでも防波堤に囲まれたプール状の海水浴場です。トイレ、男女更衣室、外部温水シャワーあり。要協力金。
《岩部クルーズ・矢越クルーズ》
津軽海峡の海の青さ、「青の洞窟」へと連れて行ってくれるクルーズです。陸路が未発達のためこのあたりは海から眺めるのが一番。
《岩部クルーズ》
「岩部クルーズ」北東へ8.4km・道道532号沿い(要予約 0139-46-7822、松前郡福島町字岩部65-1)運行期間5月~10月中旬、08:00-、10:00-、13:00。9月以降サンセットクルーズ15:00-。2019年の創設(2023年予約、3月1日より予約開始、4月29日より運航開始)。グラスボートで矢越岬までの5kmを周遊、「シタン島」や「耳岩」、「青の洞窟」にも立ち寄ります。基本コース90分で料金は\3,000.-。料金追加でドローンによる記念撮影ができます。2名以上で運航、見知らぬ人でも同乗者がいれば自分1名でも乗れます。集合・駐車・受付は、福島町字岩部65-1 岩部地区交流センター(福島町まちづくり工房)。まずは電話かメール(ホームページ上に予約フォームがあります)で予約、出港の20分前までに「岩部クルーズ受付」に集合、15分前までに受付を済ませます。カーナビ等で目的地を検出できない場合は「岩部交流センター」(0139-47-2211)を目指します、同じ場所です。予約の時に確認すると良いでしょう(参考:出航時刻料金PDF・変更の可能性あり)。
《矢越クルーズ》
もうひとつ「矢越クルーズ」が知内町にあります。こちらも要予約(01392-6-7854、上磯郡知内町小谷石99-8)です。道の駅「しりうち」に近いので、そちらに掲載します。「横綱の里ふくしま」からは国道228号で内陸を回り35km、「しりうち」からは16kmです。「岩部クルーズ」から「矢越クルーズ」までは地図を見ると、海岸沿いに行った方が距離的には近そうですが、道がないので直行できません。
《大千軒岳》
道の駅から北西へ17km「大千軒岳」(標高1,072m)。登山口は「奥二股登山口」(標高350m、駐車場あり、トイレは6月~10月)。十字架の建つ金山番所、夏にはエゾカンゾウが咲き乱れるお花畑があります。津軽海峡も見渡せます。ルートは福島町の観光案内へ。🐻出没注意。
「千軒」バス停(MAP CODEE:584 182 382*71、松前郡福島町字千軒)までまず行って、登山道入口看板で「町道住川線」に入り、「奥二股口駐車場」まで約7kmです。「千軒」バス停近くには「千軒簡易郵便局」(0139-47-3910、松前郡福島町字千軒362-4)、またすぐ近くに「大千軒岳登山者休憩所」(福島町千軒357-1)があります(予約再開のお知らせ、休憩所にはトイレ、手洗い、コンロなしの台所があります、問合せは福島町役場産業課0139-47-3004)。
山では砂金が取れた時期があり、たくさんのひとを呼び込みました。その頃の集落はたいそう大きなもので、人家を数えてみたら1,000軒くらいあったというので、「大千軒岳」という名になったとか。今はクマが出てくる場所になってしまいましたが、そのころの賑わいはとても想像できませんね。
●地名由来 [TOPへ]
《福島》12世紀の終わりに奥州藤原氏の残党が津軽からやってきたのが最初の和人の到来。もともとアイヌ語で「折加内」と呼ばれていたそうで、「おりかない」は「ほろかない」がなまったものらしく「潮が逆流する川」の意味。現在の福島川のことを指すようです。
17世紀村の初代村長(明主)は信心深い人で月崎神社に毘沙門堂を建てるほど。正月のある日、村の豊年豊作を祈って眠りについたところ翌朝神様が現れ、村の名を「福島村」に変えよというお告げを聞いたそう。松島藩主にこのことを伝え、村は改名。
村名をなぜ福島にしたのかについては、対岸の青森津軽にある福島を、あるいは松前藩福山城を念頭に置いていたのかなど議論のあるところだそう。いずれにしろ不思議な村名の付け方です。明治に入り、福島村と白符村が合併、福島村となり、1944(昭和19)年に福島町、1955(昭和30)年に吉岡村と合併し、現在に至っています。人口は4,000ほどです。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道松前郡福島町字福島143-1 (現在地からのルートを表示)電話番号:0139-47-4072 MAP CODE:676 526 183
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅横綱の里ふくしま」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18827
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/973/
http://www.yokodunanosato-fukushima.info/
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