道の駅「風Wとままえ」(道北エリア留萌 94)
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住所:北海道苫前郡苫前町字苫前119-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0164-64-2810 MAP CODE:508 514 308
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東70km)森と湖の里ほろかない
(西)日本海
(南20km)おびら鰊番屋
(北8km)ほっと♡はぼろ
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
難しい読み方の道の駅「ふわっととままえ」。24hトイレは駅舎内・外です。
2022年に戸外(?)のトイレおよび喫煙室が新設(戸外トイレは位置がわかりにくいので、画像に示しています)。機器は男女ともウォシュレット。女子2、男子1です。多機能トイレに1あります。屋内トイレに比べ、少し狭いですが、床がキラキラに光ってきれいです。蛇口からはお湯が出ます。コーヒーの自販機が設置してあります。トイレ前にあるガラス窓は、苫前の特産品・海産物を売る「よってけ屋」です。よってけ屋の奥の通路から24hトイレに入ります(全部手動式引き戸)。
駅舎は美術館かなにかのようなファサード。画像右手が玄関、温泉やホテルへの入り口です。
「とままえ温泉ふわっと」(0164-64-2810・10:30-22:00)は駅舎内。入浴料はふつう。なんと「自噴」の薄い黄色の食塩泉(ナトリウム塩化物強塩温泉)。ちょと熱め。ジャグジー、サウナがあります。露天風呂から日本海を臨めます(屋外露天風呂・天井が吹抜けの屋内露天風呂、男女日替わり)。夕日の時間帯がおすすめ。
駅舎海側・日本海を臨む木製テラスに足湯(無料)があります。利用は4月終わり~9月まで。
上の画像右手、木組み部分が駅舎、レストラン、温泉、トイレへの入口、大きな自動ドアです。駅舎を抜けると日本海を臨めます。国道232号には「ふわっと」と書いた案内も建っています。
北(7.8km)の羽幌の温泉は道の駅に、南の小平町は小平の道の駅から12.7km南に人工温泉「ゆったりかん」(33km)があります。
(苫前町)駅舎内に宿泊客のみが利用できるランドリーが、またすぐ東側の「とままえ夕陽ヶ丘キャンプ場」にもランドリー(洗濯機・電気式乾燥機3セット)があります、キャンプ場利用者用。いずれも電気式。
大型・普通車・身障者用:10台・78台・4台/EV急速充電器2。駅舎前に20台足らずのスペース、西側に大きな一面のスペース。二手に分かれています。〔🗾Google Map〕。
駅舎前駐車場は「日帰り客用」、入浴のお客さんや業者の車でほとんど空くことがありません。その西隣は宿泊者用。
道の駅訪問者は一番西に駐車。西側は広いのですが、スペースにより傾斜があったりします(導水用の細い溝が2本掘ってあり両端がいくぶん高くなっています)。奥の方に駐めると駅舎まで40~50mほど歩くことになります。奥の方は大型車のスペースです。遅い時間から入ってくるようです。
Wi-Fiは非常に微弱、駅舎内でようやく拾えるくらい。
《キャンプ場》
すぐ東側が「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場」(0164-64-2339、苫前郡苫前町字栄浜67-1)開設期間4月下旬~9月、要料金。電源と炊事ユニットつき・電源なしのオートサイト(要予約)、バイクや徒歩利用者用のフリーサイト(先着順)。シャワー・電気式ランドリーあり(いずれも有料)。トイレはウォシュレット。ごみは原則持ち帰り、苫前町のゴミ袋を使用して生ゴミのみ処分可。海辺のキャンプ場ですが、崖の上なので波の音を聞くより、名前のとおり夕日を眺めるキャンプ場、日本海の水平線を見晴らしてとても眺めが良いです。予約方法。
キャンプ場北方向に「夕陽ヶ丘未来港公園」(ここにもキャンプ場 予約不要・有料)、北東方向に海水浴場「ホワイトビーチ」が展開しています。海水浴場内に軽食喫茶の「ココ・カピウ」(国道沿い)、その目の前の丘と国道沿いに風力発電の風車が回っています。
《直売所よってけ屋》
「よってけ屋」(売店08:00-18:00・テイクアウト10:00-17:00)。販売品は甘エビや数の子のなどの海産物、とままえメロン、さくらんぼなど果物、トマトやカボチャの野菜、トマトジュース。テイクアウトは限定入荷、石窯焼ピッツァ、シフォンケーキ。
駅舎を抜けて海側に出ると、海に面した板張りのテラスになっています。足湯があります。日本海に落ちる夕日を見たり、時期が合えばなんと羽幌町の花火大会が見えます。駅舎は残念ながら、喫煙可の建物になっています。
《レストラン》
食事は「レストラン風夢(ふうむ)」(11:30-15:00・17:00-21:00)。ジンギスカン定食、ホタテ天丼、ホタテ丼、サーモン丼などをはじめ、ラーメンやカレーライスができます。変わったところで、白いスープうどんがあります。その日のおすすめが入口あたりに書き付けてあります。
ラウンジ「WINDMILL」の営業時間は11:30-15:00・17:00-21:00。コーヒーや軽食ができます。また入り口でソフトクリームが売られています。お昼はカフェ・ラウンジ、夜はバー・ラウンジ。天売島(てうりとう)・焼尻島(やぎしりとう)を眺めながらコーヒーを飲んだり、ソフトクリームをぱくついたりできます。また日本海に沈む夕日がとてもきれいです。
《宿泊》
「宿泊」は通常の洋室、和室のほかにキャビンタイプの客室(カプセルホテルの客室・格安)。予約。
そのほかの店は「苫前町観光情報」をご覧ください。
シーズン中は、駅舎西の方の駐車場は夕方になっても多くの車でいっぱい。キャンピングカーがかなりの数。観光スポットがたくさんあるわけではありませんが日本海の見晴らしと天売島、焼尻島に沈む夕日がきれい、昨年は2回も泊まりました。食事もお風呂もぜんぶここで済ませられます。温泉があるのがなんと言っても魅力です。
《苫前町郷土資料館》 …(観光スポットトップに戻る)
「苫前町郷土資料館」道の駅から南へ1.1km・道道582号沿い(0164-64-2954、苫前町字苫前393番地)開館期間は5月~10月・10:00-17:00/月曜休館。小学生以上は少額有料。〔🗾Googleマップ〕。
苫前町の自然や産業について展示してありますが、とくに大正時代に起きた「三毛別(三渓)ヒグマ事件(さんけべつひぐまじけん)」について詳しく展示してあります。体重340kgのヒグマに襲われ、7人もの人が命を落とした事件です。資料館には「北海太郎」という名の体重500kgのヒグマの剥製も展示してあります。で、その事件現場は…、(事件復元地になっています)
《三毛別羆事件復元地》 …(観光スポットトップに戻る)
「三毛別羆事件復元地」道の駅から南東へ27km・道道1049号ベアロード経由(MAP CODE:818 456 666*42、苫前町字三渓)5月~10月/冬期雪のため不通。いまでもヒグマがよく出るところだそう。行ってみたかったのですが、「郷土資料館」を訪ねた頃にちょうどヒグマ出没注意が出ていたので、行かずじまい。訪問可能な期間はクマの活動期と同じ、5月~10月(冬期は道道1049号が除雪されないため通行止め)。携帯電話は圏外というのが、さらに怖い。〔🗾Googleマップ〕。
「三毛別羆事件」は1915(大正4)年12月9日~12月14日にかけ、苫前村三毛別六線沢で発生した熊害事件。エゾヒグマが開拓民の集落を二度にわたって襲撃し、死者7人、負傷者3人を出した事件。12日に討伐隊が組織され、3日かけてクマは猟師により射殺されました。
犠牲者の慰霊碑(熊害慰霊碑)は「復元地」から北へ7km、「三渓神社」(MAP CODE:508 078 191*45、苫前町三渓)にあります(神社入り口あたり)。近くに「三渓小学校跡地」があり、周辺はほとんど人が住んでいません。参詣は十分注意して。
2020年訪問しました。「ベアロード」という道をずっとたどって、復元地の200m手前で未舗装道路に入ります。藁葺きの小屋が建っていて、車で小屋の前まで行けます。「とても山奥」にあるわけではありません。左画像右手に「クマの巣穴」があります。ベアロード上には「現地まであと○km」と書かれた道案内があります。道案内の看板は散在する家屋の壁に貼り付けられています。「復元地まで…」とは書いていないのは「怖さ」を演出するためでしょうか。
実際にクマ襲撃事件のあったところはさらに5kmほど奥に入ったところ。立ち入り禁止のゲートがあり、入れません。
現在は、福現地に到達する前に、北から「明景家跡地(三毛別羆事件)」(MAP CODE:818 485 741*01)、「太田家跡地(三毛別羆事件)」(MAP CODE:818 485 383*72)というポイントが地図上に示してあります(いずれもベアロード沿い)が、とくに車を駐めるまでもないでしょう。
《苫前の風力発電所》 …(観光スポットトップに戻る)
苫前町は風が強くそのため道の駅の名前も「風Wとままえ(ふわっと)」。「W」は電力をあらわす「ワット」。苫前町には2カ所3つの風力発電所があり、現在40基以上が稼働中。いずれもオロロンライン(国道232号)沿いです。〔🗾Googleマップ〕。
《苫前夕陽ヶ丘風力発電所》 …(観光スポットトップに戻る)
道の駅から近いところは、「苫前夕陽ヶ丘風力発電所・風来望」、道の駅から1kmほど北上したところ(MAP CODE:508 515 733*52)。町営の発電所、1998年に公園も兼ねた「夕陽ヶ丘ウインドファーム」として造られました。自治体が風車を導入した先進事例としても注目されているところです。ここには3基の風車。散歩がてらに行っても良さそうです。途中に軽食・喫茶の「ココ・カピウ」があります。「ココ・カピウ」の真向かいの高台に1基(畑の中なので近づけません)、国道沿いに2基建っています。〔🗾Googleマップ〕。
《上平グリーンヒルウィンドパーク・苫前ウィンビラ発電所》 …(観光スポットトップに戻る)
「上平(うえひら)グリーンヒルウィンドパーク」(苫前郡苫前町上平)は南方向・上平地区の丘陵部手前に20基の風車群、丘陵奥に「苫前ウィンビラ発電所」(風車19基 MAP CODE:508 306 148*28、🗾)があります。1999年建設の日本で初めての本格的な風力発電施設。一帯は牧場施設で「上平グリーンヒルウインドファーム」(MAP CODE:508 274 297*88、🗾)という名前。
《ローソク岩》 …(観光スポットトップに戻る)
「ローソク岩」道の駅から南へ8km・国道232号沿い(MAP CODE:508 274 122*06、苫前町力昼)。グリーンヒルウインドパークのちょうど向かい側。ローソクとも言えない低い岩礁が海に浮かんでいます。海側に駐車帯があり、真正面に見えます。岩までの距離は160m。岩はどちらかというと、熱で溶けたローソクのようなので、なぜ「ローソク」という名前を付けたのかはわかりません。〔🗾Googleマップ〕。
《苫前町》
苫前町の地名は「とまおまい」(エゾエンゴサクあるところ)が語源だそう。エンゴサクは町花になっていて、「金刀比羅神社」道の駅から南へ5km(MAP CODE:508 427 212*58、苫前町字香川)、「九重神社」道道1049号を南下し古丹別川沿い(MAP CODE:508 252 481*47、苫前町字九重)で群生が見られます。残念ながら、町のホームページやそのほかも詳細には触れていません。
町の人口は2022年現在3,000人をすこし下回ります、1955年以降急激な人口減少を経験。町制を施行したのは1948(昭和23)年です。2025年の統計で、2,651人。
苫前はもともと開拓使直轄の開拓地、北の羽幌が石炭で賑わう前までは日本海側の中核都市でした。
《古丹別》
「こたんべつ」はアイヌ語「こたん」(村)と「べつ」(川)。資料によると、「昔村のあった川」ということだそう。
《三毛別》
「さんけべつ」はアイヌ語で「川下へ流しだす川」ということだそうですが、現在では「増水する川」の意味だろうとのこと。
《風W(ふわっと)》
かなり無理してつけた名前。風力発電所と電力の「Wワット」をつなぎ合わせたもの。風車群の知名度としては宗谷エリア幌延町の「オトンルイ風力群」に少し劣るかもしれない。北海道で有名な風車群は南の寿都、留萌エリア苫前、宗谷地方幌延。
住所:北海道苫前郡苫前町字苫前119-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0164-64-2810 MAP CODE:508 514 308
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅風Wとままえ」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18879
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2805/
http://www.town.tomamae.lg.jp/section/shokouroudou/lg6iib0000000xrq.html
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2025年5月29日)
《この道の駅のミッション❓》 温泉に浸かって、その後夕日を眺める
- 道北エリア(留萌管内)、国道232号沿い、2006年設置(設置番号94)、道の駅「風Wとままえ(ふわっととままえ)」
- スタンプ押印は開館時間(07:00-22:00)内
- 24hトイレは駅舎内、ウォシュレット(快適度8)
- 駅舎内に温泉、レストラン、カフェなどが入っています、宿泊可
- 駐車場は駅舎前、少し離れて広い駐車場(車中泊度◎)、駅舎前は入浴客と業者の車で終日ふさがり、駐車はほぼ無理
- コンビニ、ガソリンスタンド、郵便局は、道の駅から1km圏内です
- 日本海に浮かぶ焼尻島、天売島が見えます、夕陽がきれい
- となりが「夕陽ヶ丘オートキャンプ場」(「駐車可能台数」に記載)
- ずっと南にヒグマが人を襲った「三毛別羆事件復元地」。怖くて行けない人には事件の詳細がわかる、すぐ近くの「苫前町郷土資料館」があります
住所:北海道苫前郡苫前町字苫前119-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0164-64-2810 MAP CODE:508 514 308
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東70km)森と湖の里ほろかない
(西)日本海
(南20km)おびら鰊番屋
(北8km)ほっと♡はぼろ
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレは駅舎内、男女ともウォシュレット
難しい読み方の道の駅「ふわっととままえ」。24hトイレは駅舎内・外です。
2022年に戸外(?)のトイレおよび喫煙室が新設(戸外トイレは位置がわかりにくいので、画像に示しています)。機器は男女ともウォシュレット。女子2、男子1です。多機能トイレに1あります。屋内トイレに比べ、少し狭いですが、床がキラキラに光ってきれいです。蛇口からはお湯が出ます。コーヒーの自販機が設置してあります。トイレ前にあるガラス窓は、苫前の特産品・海産物を売る「よってけ屋」です。よってけ屋の奥の通路から24hトイレに入ります(全部手動式引き戸)。
駅舎は美術館かなにかのようなファサード。画像右手が玄関、温泉やホテルへの入り口です。
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道の駅「風Wとままえ」24時間トイレ位置 |
「とままえ温泉ふわっと」(0164-64-2810・10:30-22:00)は駅舎内。入浴料はふつう。なんと「自噴」の薄い黄色の食塩泉(ナトリウム塩化物強塩温泉)。ちょと熱め。ジャグジー、サウナがあります。露天風呂から日本海を臨めます(屋外露天風呂・天井が吹抜けの屋内露天風呂、男女日替わり)。夕日の時間帯がおすすめ。
駅舎海側・日本海を臨む木製テラスに足湯(無料)があります。利用は4月終わり~9月まで。
上の画像右手、木組み部分が駅舎、レストラン、温泉、トイレへの入口、大きな自動ドアです。駅舎を抜けると日本海を臨めます。国道232号には「ふわっと」と書いた案内も建っています。
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とままえ温泉ふわっと |
北(7.8km)の羽幌の温泉は道の駅に、南の小平町は小平の道の駅から12.7km南に人工温泉「ゆったりかん」(33km)があります。
●洗濯事情
羽幌町、留萌市
苫前町に🔴コインランドリー店舗はありません
(苫前町)駅舎内に宿泊客のみが利用できるランドリーが、またすぐ東側の「とままえ夕陽ヶ丘キャンプ場」にもランドリー(洗濯機・電気式乾燥機3セット)があります、キャンプ場利用者用。いずれも電気式。
●駐車可能台数 (ここは泊まれますか?・道の駅のWi-Fi)
駐車場、キャンプ場
大型・普通車・身障者用:10台・78台・4台/EV急速充電器2。駅舎前に20台足らずのスペース、西側に大きな一面のスペース。二手に分かれています。〔🗾Google Map〕。
駅舎前駐車場は「日帰り客用」、入浴のお客さんや業者の車でほとんど空くことがありません。その西隣は宿泊者用。
道の駅訪問者は一番西に駐車。西側は広いのですが、スペースにより傾斜があったりします(導水用の細い溝が2本掘ってあり両端がいくぶん高くなっています)。奥の方に駐めると駅舎まで40~50mほど歩くことになります。奥の方は大型車のスペースです。遅い時間から入ってくるようです。
Wi-Fiは非常に微弱、駅舎内でようやく拾えるくらい。
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道の駅「風Wとままえ」駐車場 |
《キャンプ場》
すぐ東側が「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場」(0164-64-2339、苫前郡苫前町字栄浜67-1)開設期間4月下旬~9月、要料金。電源と炊事ユニットつき・電源なしのオートサイト(要予約)、バイクや徒歩利用者用のフリーサイト(先着順)。シャワー・電気式ランドリーあり(いずれも有料)。トイレはウォシュレット。ごみは原則持ち帰り、苫前町のゴミ袋を使用して生ゴミのみ処分可。海辺のキャンプ場ですが、崖の上なので波の音を聞くより、名前のとおり夕日を眺めるキャンプ場、日本海の水平線を見晴らしてとても眺めが良いです。予約方法。
キャンプ場北方向に「夕陽ヶ丘未来港公園」(ここにもキャンプ場 予約不要・有料)、北東方向に海水浴場「ホワイトビーチ」が展開しています。海水浴場内に軽食喫茶の「ココ・カピウ」(国道沿い)、その目の前の丘と国道沿いに風力発電の風車が回っています。
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とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場 |
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キャンプ場から見る日本海 |
●敷地内の店
直売所、レストラン、宿泊
《直売所よってけ屋》
「よってけ屋」(売店08:00-18:00・テイクアウト10:00-17:00)。販売品は甘エビや数の子のなどの海産物、とままえメロン、さくらんぼなど果物、トマトやカボチャの野菜、トマトジュース。テイクアウトは限定入荷、石窯焼ピッツァ、シフォンケーキ。
駅舎を抜けて海側に出ると、海に面した板張りのテラスになっています。足湯があります。日本海に落ちる夕日を見たり、時期が合えばなんと羽幌町の花火大会が見えます。駅舎は残念ながら、喫煙可の建物になっています。
《レストラン》
食事は「レストラン風夢(ふうむ)」(11:30-15:00・17:00-21:00)。ジンギスカン定食、ホタテ天丼、ホタテ丼、サーモン丼などをはじめ、ラーメンやカレーライスができます。変わったところで、白いスープうどんがあります。その日のおすすめが入口あたりに書き付けてあります。
ラウンジ「WINDMILL」の営業時間は11:30-15:00・17:00-21:00。コーヒーや軽食ができます。また入り口でソフトクリームが売られています。お昼はカフェ・ラウンジ、夜はバー・ラウンジ。天売島(てうりとう)・焼尻島(やぎしりとう)を眺めながらコーヒーを飲んだり、ソフトクリームをぱくついたりできます。また日本海に沈む夕日がとてもきれいです。
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道の駅「風Wとままえ」日本海に沈む夕日 |
《宿泊》
「宿泊」は通常の洋室、和室のほかにキャビンタイプの客室(カプセルホテルの客室・格安)。予約。
●レストラン
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《苫前町市街地》
- (昼・営業期間に気をつけて)「軽食喫茶 ココ・カピウ」道の駅から北東へ700m・国道232号沿い(0164-64-2855、苫前郡苫前町字栄浜)営業期間6月17日~8月18日・11:00-15:30。おすすめはウニ丼、現役の漁師さんの経営だそう。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「志(こころ)」道の駅から南東へ400m・町道沿い(0164-64-2392、苫前郡苫前町字苫前154-2)11:00-20:00。町内で唯一スープカレーの食べられる店。鹿肉スープカレーやヒラメうどん、パスタ、トルティーヤなどがあります。facebook。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- (昼)「大衆食堂」道の駅から南西へ850m・国道232号沿い(0164-64-2056、苫前町字苫前214)11:00-17:00/日曜定休。ラーメン、カツ丼がおすすめです。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- (夜)「居酒屋 縁」道の駅から南へ1.1km・道道582号沿い(0164-68-7518、苫前町字苫前383)17:30-22:00/月曜定休。炭火焼(肉・海鮮)の食べられる居酒屋。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- (現在、休業中)「三平・手打ちそば」道の駅から南東へ9.7km・道道1049号沿い(0164-65-3875、苫前町字古丹別173-4)。おすすめは辛味おろしそば。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- (夜・焼肉)「こたん」道の駅から南東へ9.8km・道道1049号沿い(0164-65-3842、苫前町字古丹別193)17:30-21:00/日曜定休。秘伝のタレで食べる焼肉がおいしい。カツ丼などもあり。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「山海幸」道の駅から南東へ10km・道道1049号沿い(0164-65-3301、苫前町字古丹別194−7)。駐車場🅿あり。ぜひ「苫前林丼」を食べてみましょう。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《古丹別》
そのほかの店は「苫前町観光情報」をご覧ください。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 (ANRE 停電時も給油可能なGS)
苫前町、古丹別の宿
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苫前町市街地のコンビニ・商店
- 「セイコーマート むらい苫前店」道の駅から南へ1km・国道232号沿い(0164-64-2588、苫前郡苫前町字苫前196-1)06:00-23:00。ホットシェフあり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「丸や岡田商店」道の駅から南西へ1.3km・道道483号沿い(0164-64-2311、苫前町苫前27)09:00-17:00/土日曜定休。数の子や鰊など水産加工品の店(会社の事務所みたいな感じ)。たこわさが非常においしいとのこと。〔🗾Googleマップ〕。
- 「セイコーマート 古丹別店」道の駅から南東へ10km・坑道239号沿い(0164-65-3137、苫前町字古丹別249番地)06:30-22:00。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「Aマート こたんべつ店」道の駅から南東へ10km・道道1049号沿い(0164-65-4410、苫前町字古丹別203-1)09:30-18:00/日曜定休。品揃えはいまいち。となりが「ホクレン 苫前町古丹別SS」。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
苫前町古丹別のコンビニ・商店
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苫前町のガソリンスタンド
- 「ENEOS 苫前SS / 猪股石油店」道の駅から南へ900m・国道232号沿い(0164-64-2131、苫前郡苫前町字苫前210)08:00-18:00(日曜 -17:00)。〔🗾Googleマップ〕。
- 「ホクレン 苫前町古丹別SS/JA苫前町」道の駅から南東へ10km・道道1049号沿い(0164-65-4416、苫前町字古丹別200-1)08:30-18:00/日曜定休。手持ちスプレー洗車機あり。〔🗾Googleマップ〕。
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苫前町の郵便局
- 「苫前郵便局」南へ1.0km・国道232号沿い(0164-64-2100、苫前郡苫前町字苫前195-3)ATMは土曜お昼まで。セイコーマートむらい苫前店の向かい。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「古丹別郵便局」(0164-65-4100、苫前町古丹別173-5)ATMは日曜17:00まで。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「力昼郵便局(りきびる)」(0164-66-1400、苫前町力昼209-4)ATMは土曜お昼まで。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 《古丹別の宿》
「ななかまどの館」(0164-65-4351、苫前町字古丹別171番地)。苫前町の住民センター、宿泊可。昔は古丹別温泉が湧いていたそうですが、現在はお風呂です。1F和室、2F洋室、バス、トイレは共用。宿泊者のみ利用可能なレストラン「ななかまど」あり。Wi-Fiあり。道の駅よりはぐっと安く泊まれます。〔🗾Googleマップ〕。
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道の駅「風Wとままえ」と観光スポット |
シーズン中は、駅舎西の方の駐車場は夕方になっても多くの車でいっぱい。キャンピングカーがかなりの数。観光スポットがたくさんあるわけではありませんが日本海の見晴らしと天売島、焼尻島に沈む夕日がきれい、昨年は2回も泊まりました。食事もお風呂もぜんぶここで済ませられます。温泉があるのがなんと言っても魅力です。
《苫前町郷土資料館》 …(観光スポットトップに戻る)
「苫前町郷土資料館」道の駅から南へ1.1km・道道582号沿い(0164-64-2954、苫前町字苫前393番地)開館期間は5月~10月・10:00-17:00/月曜休館。小学生以上は少額有料。〔🗾Googleマップ〕。
苫前町の自然や産業について展示してありますが、とくに大正時代に起きた「三毛別(三渓)ヒグマ事件(さんけべつひぐまじけん)」について詳しく展示してあります。体重340kgのヒグマに襲われ、7人もの人が命を落とした事件です。資料館には「北海太郎」という名の体重500kgのヒグマの剥製も展示してあります。で、その事件現場は…、(事件復元地になっています)
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苫前町郷土資料館 |
《三毛別羆事件復元地》 …(観光スポットトップに戻る)
「三毛別羆事件復元地」道の駅から南東へ27km・道道1049号ベアロード経由(MAP CODE:818 456 666*42、苫前町字三渓)5月~10月/冬期雪のため不通。いまでもヒグマがよく出るところだそう。行ってみたかったのですが、「郷土資料館」を訪ねた頃にちょうどヒグマ出没注意が出ていたので、行かずじまい。訪問可能な期間はクマの活動期と同じ、5月~10月(冬期は道道1049号が除雪されないため通行止め)。携帯電話は圏外というのが、さらに怖い。〔🗾Googleマップ〕。
「三毛別羆事件」は1915(大正4)年12月9日~12月14日にかけ、苫前村三毛別六線沢で発生した熊害事件。エゾヒグマが開拓民の集落を二度にわたって襲撃し、死者7人、負傷者3人を出した事件。12日に討伐隊が組織され、3日かけてクマは猟師により射殺されました。
犠牲者の慰霊碑(熊害慰霊碑)は「復元地」から北へ7km、「三渓神社」(MAP CODE:508 078 191*45、苫前町三渓)にあります(神社入り口あたり)。近くに「三渓小学校跡地」があり、周辺はほとんど人が住んでいません。参詣は十分注意して。
2020年訪問しました。「ベアロード」という道をずっとたどって、復元地の200m手前で未舗装道路に入ります。藁葺きの小屋が建っていて、車で小屋の前まで行けます。「とても山奥」にあるわけではありません。左画像右手に「クマの巣穴」があります。ベアロード上には「現地まであと○km」と書かれた道案内があります。道案内の看板は散在する家屋の壁に貼り付けられています。「復元地まで…」とは書いていないのは「怖さ」を演出するためでしょうか。
実際にクマ襲撃事件のあったところはさらに5kmほど奥に入ったところ。立ち入り禁止のゲートがあり、入れません。
現在は、福現地に到達する前に、北から「明景家跡地(三毛別羆事件)」(MAP CODE:818 485 741*01)、「太田家跡地(三毛別羆事件)」(MAP CODE:818 485 383*72)というポイントが地図上に示してあります(いずれもベアロード沿い)が、とくに車を駐めるまでもないでしょう。
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苫前町・三毛別羆事件復元地 |
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案内板 |
《苫前の風力発電所》 …(観光スポットトップに戻る)
苫前町は風が強くそのため道の駅の名前も「風Wとままえ(ふわっと)」。「W」は電力をあらわす「ワット」。苫前町には2カ所3つの風力発電所があり、現在40基以上が稼働中。いずれもオロロンライン(国道232号)沿いです。〔🗾Googleマップ〕。
《苫前夕陽ヶ丘風力発電所》 …(観光スポットトップに戻る)
道の駅から近いところは、「苫前夕陽ヶ丘風力発電所・風来望」、道の駅から1kmほど北上したところ(MAP CODE:508 515 733*52)。町営の発電所、1998年に公園も兼ねた「夕陽ヶ丘ウインドファーム」として造られました。自治体が風車を導入した先進事例としても注目されているところです。ここには3基の風車。散歩がてらに行っても良さそうです。途中に軽食・喫茶の「ココ・カピウ」があります。「ココ・カピウ」の真向かいの高台に1基(畑の中なので近づけません)、国道沿いに2基建っています。〔🗾Googleマップ〕。
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苫前夕陽ヶ丘風力発電所 |
《上平グリーンヒルウィンドパーク・苫前ウィンビラ発電所》 …(観光スポットトップに戻る)
「上平(うえひら)グリーンヒルウィンドパーク」(苫前郡苫前町上平)は南方向・上平地区の丘陵部手前に20基の風車群、丘陵奥に「苫前ウィンビラ発電所」(風車19基 MAP CODE:508 306 148*28、🗾)があります。1999年建設の日本で初めての本格的な風力発電施設。一帯は牧場施設で「上平グリーンヒルウインドファーム」(MAP CODE:508 274 297*88、🗾)という名前。
《ローソク岩》 …(観光スポットトップに戻る)
「ローソク岩」道の駅から南へ8km・国道232号沿い(MAP CODE:508 274 122*06、苫前町力昼)。グリーンヒルウインドパークのちょうど向かい側。ローソクとも言えない低い岩礁が海に浮かんでいます。海側に駐車帯があり、真正面に見えます。岩までの距離は160m。岩はどちらかというと、熱で溶けたローソクのようなので、なぜ「ローソク」という名前を付けたのかはわかりません。〔🗾Googleマップ〕。
●地名由来
《苫前町》
苫前町の地名は「とまおまい」(エゾエンゴサクあるところ)が語源だそう。エンゴサクは町花になっていて、「金刀比羅神社」道の駅から南へ5km(MAP CODE:508 427 212*58、苫前町字香川)、「九重神社」道道1049号を南下し古丹別川沿い(MAP CODE:508 252 481*47、苫前町字九重)で群生が見られます。残念ながら、町のホームページやそのほかも詳細には触れていません。
町の人口は2022年現在3,000人をすこし下回ります、1955年以降急激な人口減少を経験。町制を施行したのは1948(昭和23)年です。2025年の統計で、2,651人。
苫前はもともと開拓使直轄の開拓地、北の羽幌が石炭で賑わう前までは日本海側の中核都市でした。
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エゾエンゴサクの花(4月終わり) |
《古丹別》
「こたんべつ」はアイヌ語「こたん」(村)と「べつ」(川)。資料によると、「昔村のあった川」ということだそう。
《三毛別》
「さんけべつ」はアイヌ語で「川下へ流しだす川」ということだそうですが、現在では「増水する川」の意味だろうとのこと。
《風W(ふわっと)》
かなり無理してつけた名前。風力発電所と電力の「Wワット」をつなぎ合わせたもの。風車群の知名度としては宗谷エリア幌延町の「オトンルイ風力群」に少し劣るかもしれない。北海道で有名な風車群は南の寿都、留萌エリア苫前、宗谷地方幌延。
●地図
住所:北海道苫前郡苫前町字苫前119-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0164-64-2810 MAP CODE:508 514 308
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅風Wとままえ」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18879
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2805/
http://www.town.tomamae.lg.jp/section/shokouroudou/lg6iib0000000xrq.html
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