道の駅「ほっと♡はぼろ」(道北エリア留萌 50)

北海道の道の駅一覧(テキスト版解説版域内道の駅一覧)・ブログの書き方北のチップス


概要(最終訪問日:2021年4月11日) 《この道の駅のミッション❓》 7Fカフェラウンジ「青い薔薇」から夕日を眺める

 道北エリア(留萌管内)、国道232号沿い、1998年設置(設置番号50)。24hトイレは戸外、駅舎の向こうにある建物、2020年改修が済み、全室ウォシュレットになりました(快適度8)。駅舎は温泉施設のある大きな建物。西方に焼尻島と天売島、天売島はウミガラス(オロロン鳥)の繁殖地です。駐車スペース数がたいへん多いですが、駅舎(温泉)前とほかに小さい駐車場が5か所ほど、ばら園前などに散在しています(車中泊度○→◎)。コインランドリーは国道に出て200m。利便性がかなり向上し、島巡り(日帰りだと朝が早い)も腰を落ちつけてやれそうです。
 キャンプ場は「観光スポット」(羽幌焼尻島天売島)に記載しました。


住所:北海道苫前郡羽幌町北3条1-29 (現在地からのルートを表示
電話番号:0164-62-3800   MAP CODE:508 700 785
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
 (南東76km)森と湖の里ほろかない・(東101km)もち米の里なよろ
 (西27km)天売島・焼尻島
 (南8km)風Wとままえ
 (北24km)ロマン街道しょさんべつ

留萌管内概略図



🙆 記事一覧 

トイレ事情    ●風呂事情    ●洗濯事情
駐車可能台数
敷地内の店    ●レストラン   ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
観光スポットや行事         ●天売島・焼尻島
地名由来     ●地図


24hトイレはウォシュレット】 24hトイレは駅舎向こう側、ばら園入り口にある戸外トイレ、かわいらしい建物です。概要にも書きましたように、2020年トイレ改修が済み、全室ウォシュレットになりました(感激!)。ただ個室の対角線上に機器が取り付けられています。多機能トイレには洋式トイレとおむつ交換台があります。
 初山別のトイレほどではありませんが、ここもなんの臭いなのか、臭いが漂うことがあります。掃除は行き届いているのですが…。
 ホテル(駅舎 07:00-22:00の開館)内のトイレにはウォシュレットが男女2ずつあります。

道の駅「ほっと♡はぼろ」24hトイレ
道の駅「ほっと♡はぼろ」24hトイレ


 温泉は駅舎内です。「はぼろ温泉サンセットプラザ」(営業時間 10:00-22:00)入浴料ふつう。1Fに券売機があります。黄みがかった色、濃い塩分の湯。源泉かけ流し。ボディソープ・シャンプー備え付け。浴槽は全部で5つ。庭園露天風呂、サウナあります。夏期は温水プールあり。宿泊すると朝風呂に入れます。レストラン「二島物語」(11:30-15:00・17:30-21:00)が利用できます。

はぼろ温泉サンセットプラザ
はぼろ温泉サンセットプラザ


 留萌管内は、道の駅「てしお」から南の「風Wとままえ」まで、道の駅またはすぐ近くに温泉・お風呂があります。


コインランドリーはほんとにすぐ近く。国道232号の大通りに出て右折すぐ、左手です。
 「コインランドリーきらら」北へ280m・すぐそこ(0164-68-7399、苫前郡羽幌町北大通1丁目17)06:00-24:00。稼働状況。きれいにしてあります。この施設のおかげもあり、利便性がとても良い道の駅です。

 つぎのコインランドリーは南・留萌(50km)、北は稚内(130km)です。天塩(北へ62km)に電気式があります。


大型・普通車・身障者用:23台・224台・4台。普通車の駐車可能台数にかなり多い数値があげてありますが、駐車場が一面広がっているわけではなく6カ所に分かれています。
 温泉の建物正面(画像内の番号①)には普通車55台、大型車5台が駐められます。残りの5面は「北海道海鳥センター」に至る道路沿いに2列あるいは1列で駐める細長い駐車場です。③が便利でしょう。画像はタップするとおおきくなります。Google Map

道の駅「ほっと♡はぼろ」6カ所の駐車場
道の駅「ほっと♡はぼろ」6カ所の駐車場


 黄色の線に従って国道から入ってそれぞれの駐車場に入れると良いでしょう。温泉前の駐車場①は入浴・宿泊のお客さんの車でたいていいっぱいで、利用頻度が高いせいか起伏が多いです。残りの駐車区域はどれも窮屈な感じですが、24hトイレの南③が平坦で、前面が芝生・ばら園と開けていて一番良さそうです。一台分のスペースは広めのようです。


●敷地内の店 [TOPへ]
温泉とばら園、海鳥センターのある道の駅

温泉
 駅舎と言うよりは温泉ホテルの趣。温泉は浴槽5つと露天の庭園風呂(詳しくは「風呂事情」を)。1Fには物産店があり、羽幌のお菓子や海産物が置いてあります。またレストラン「二島物語」(1F)があります。日本海側はやはり甘エビ推し(羽幌町は漁獲量日本一といわれます)です。ほかにもおすすめは「えびタコ焼き餃子」、「羽幌えびしおラーメン」。7Fには眺めの良い展望ラウンジ「青い薔薇」、日本海側の道の駅では夕日が一番きれいと言われます。

道の駅「ほっと♡はぼろ」スポット案内
道の駅「ほっと♡はぼろ」スポット案内


ばら園と甘エビ祭り
 戸外には「はぼろバラ園」(日本海側最北)があります。水が流れ四阿(あずまや)風の建物もあり、バラの手入れがよく行き届き、いつもきれいな花を咲かせています。ばら園の端にかわいい形の24hトイレ(右手黄色の建物)が建っています。画像は秋バラの時季のもの、正面の高い建物が駅舎です。
 羽幌は甘エビの漁獲量日本一、6月最終土日に「はぼろ甘エビまつり」がばら園を会場に開かれます。甘エビはお安い「浜値」で販売、羽幌ばかりでなく北海道全域から甘エビを使った料理が集まります。

はぼろバラ園
はぼろバラ園(9/25)


海鳥センター
 駅舎と反対側、一番奥には「北海道海鳥センター」があります。ウミガラス(オロロン鳥)、ケイマフリ、ウトウなど海鳥のことを勉強できます。焼尻島や天売島に渡るのであれば、ここで情報を仕入れていくのが良策です。

羽幌町・北海道海鳥センター
羽幌町・北海道海鳥センター


 羽幌町国道筋には胸(お腹?)に「はぼろ」と書いたオロロン鳥の大きなモニュメントがあります。町の南北に2羽立っています。あまりに大きすぎてときどきペンギンだと間違える人もいるそうです。ウミガラス(オロロン鳥)は天売島で繁殖、ぜひ天売島に渡ってみましょう。天売島にも胸に「てうり」とかいたでっかいモニュメントが建っています。焼尻島にも「やぎしり」と書いたモニュメントがあるとか。


●レストラン [TOPへ]
道の駅内、羽幌町内、羽幌町の甘エビの順に紹介します。

道の駅内
 温泉内1Fのレストラン「二島物語」が昼も夜も食事を提供してくれます。営業時間は、ランチ11:30-15:00、ディナー17:30-21:00です。「エビ塩ラーメン」が一推し。なお7Fには展望ラウンジ「青い薔薇」があります。夕日がきれいなことで有名です。

羽幌町内
 「カフェ&イン吉里吉里」南西へ1.9km(0164-62-3480、苫前郡羽幌町栄町106-4)11:30-15:00・17:00-21:00/水曜定休。ピザやパスタがメインでイタリアン風。宿泊可(相部屋形式)。

 直近は、上の駐車場画像内③の駐車場からすぐ、「おろろん食堂」(0164-62-4815、苫前郡羽幌町北4条1丁目)09:00-18:00(12月~4月 10:00-16:00)。

羽幌町の甘エビ》‥ぜひ訪れましょう
 羽幌は甘エビ日本一の漁獲量、六月には甘エビ祭りも開かれます。ならば甘エビをぜひ食べてみなくては…。
○「ラ・フラスカ」道の駅から南へ950m(0164-62-5078、羽幌町南6条4丁目1-2)11:30-14:00・18:00-21:00。羽幌に来たなら、「北のにしん屋さん」か「ラ・フラスカ」と言われる食事処。こちらはイタリアンです。おすすめは甘エビをよ〜く炒めて作る「甘エビパスタ」。パスタの粉は南の留萌産ブランド小麦「ルルロッソ」。
(昼)「渋谷水産直売所・北のにしん屋さん」南西へ1.7km(0164-62-5671、苫前郡羽幌町栄町89)11:00-15:00/火曜定休・冬期12月~2月は休業。直売所の奥にお食事処「海鮮食堂」があります。海鮮の丼ならここで。ウニ丼や甘エビ丼(丼の大きさに大中小あり、安い)、お弁当あり。甘エビは8月終わりくらいから入荷です。facebooktwitter
(朝・昼)「浜のかあちゃん食堂」北西へ900m・羽幌フェリーターミナル(0164-62-1774、苫前郡羽幌町港町1丁目51)08:00-14:00。こちらもウニ丼や甘エビ丼、カレーやラーメンもできます。8月で一年の営業終了です。facebook

 羽幌町観光協会の「食べる」もご参考に。
 天売島、焼尻棟の食事処は天売島焼尻島)に記載しました。


●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS
コンビニは近くです。「日本海側最北」のセブンイレブンがあります。
 「セイコーマート 羽幌北大通店」北東へ700m(0164-62-5669、苫前郡羽幌町北大通4丁目8-1)06:00-24:00。
 「セイコーマート よこやま羽幌店」南西へ900m(0164-62-2413、苫前郡羽幌町南大通5丁目)24h営業。ホットシェフ、ATMあり。
 「セブンイレブン羽幌役場前店」南西へ1.2km(0164-62-6107、苫前郡羽幌町南町1-3)24h営業。日本海側最北のセブンイレブンです。
 「セイコーマート羽幌南町店」南西へ1.3km(0164-62-6450、苫前郡羽幌町南町31-26)05:00-24:00。ホットシェフあり。



 「羽幌郵便局」南西700m(0164-62-2200、苫前郡羽幌町南大通3-15)ATMは日曜17:00まで。



 ガソリンスタンドは南西方向に4軒あります。直近は、
 「ENEOS羽幌SS / 澤井石油商事」南西へ800m・国道232号沿い(0164-62-1281、苫前郡羽幌町南大通4丁目14)07:00-20:00。
 羽幌の「ホクレン羽幌セルフ(JAるもい)」(0164-62-2121)にはドラブスルー式洗車機があります、道の駅から国道232号を南下2km。となりがスーパー「ホクレンショップFoodFarm羽幌店」。
 「ホクレンショップ羽幌店」(0164-62-2121)では羽幌名物「オロちゃん饅」を販売しています。「オロちゃん饅」はマスコット「オロちゃん」の焼き印が押された回転焼き。

 北方向は初山別(ホクレン 0164-67-2511)にあります。



海産物
 羽幌のフェリーターミナル(0164-62-1774)まで出ると、「北るもい漁業協同組合」の「産直工房きたる」道の駅から北西へ850m(目的地設定不可0164-68-7700、苫前郡羽幌町港町1丁目36)があります。羽幌産の魚介、とくに甘エビが一推し。生の甘エビはすぐになくなる模様(北海道産甘エビの旬は5月~6月、ですが10月でも販売中)。インスタントのエビラーメンもあります。鮭など一部商品は予約で。入荷状況などはfacebookで。

産直工房きたる
産直工房きたる


 「レストラン」の項で紹介した「渋谷水産直売所・北のにしん屋さん」(0164-62-5671、苫前郡羽幌町栄町89)も海産物を取り扱っています。営業時間・期間11:00-15:00/火曜定休・冬期12月~2月は休業。

アイスクリーム‥甘エビソフト》
 道の駅駅舎に入るすぐ手前に「ソフトクリームと雑貨のお店 TIARA(ティアラ)」facebook(10:00-18:00)。道の駅の駐車場に車を駐めて、道を渡ればすぐそこ。ベンガラ色の建物、とんがり屋根が付いているのですぐ分かります。いちごソフトがおすすめですが、羽幌名物「甘エビソフト」なるものもあり、本物の甘エビを載せたソフトクリームです。


●観光スポットや行事 [TOPへ] (服装虫対策ゴミ箱
 駅舎から「フェリー乗り場」(羽幌沿海フェリー0164-62-1774、羽幌町港町1丁目51番地)、「はぼろサンセットビーチ」(MAP CODE:508 698 617*55、羽幌町港町5丁目地先)、「羽幌町郷土資料館」(0164-62-4519)はいずれも2kmの圏内です。

道の駅「ほっと♡はぼろ」と観光スポット
道の駅「ほっと♡はぼろ」と観光スポット


海水浴場と花火大会、炭鉱跡(羽幌炭鉱跡築別炭鉱跡)を紹介します。
 
海水浴場とキャンプ場、花火大会
 「サンセットビーチ」は海水浴場(開設は7月上旬~8月中旬)。有料の温水シャワーが2か所に設けられます。駐車場、テント設営(砂浜キャンプ場)は無料です。トイレ、炊事場、売店、自販機のほかすべり台やブランコなども設置されています。
 内陸は天塩山地、海には天売、焼尻のふたつの島、自然と名勝に恵まれた土地です。

 「はぼろ花火大会」は毎年8月中旬、サンセットビーチで開かれます。

はぼろサンセットビーチから臨む天売・焼尻島
はぼろサンセットビーチから臨む天売・焼尻島


羽幌炭鉱跡
 羽幌には石炭最盛期に良質炭を産出した炭鉱跡があります。1935年操業開始。1970(昭和45)年に閉山しました。実業団スポーツ選手(スキー、野球、バレーボール、卓球)を排出したことでも知られています。
 「羽幌本坑」(MAP CODE:949 363 236*06、羽幌町字羽幌砿)と「羽幌炭鉱第2選炭工場貯炭場」はほぼ隣同士。画像に見えるコンクリート製「貯炭場」跡の右手奥に「立坑」が遺っています。貯炭場は道道741号沿い、道から大きな建屋が見えます。道の駅からは東へ17kmほど。
 「本坑」は二車線の舗装道をそのまま進み、カーブを曲がって100mほど行ったところ。左手ガードレール下に「羽幌炭鉱」案内板(下の画像内、右手に見える3枚の「案内板」と同じもの)が建っています。ゆっくり行かないと見逃すかもしれません。左手土手下に「羽幌本坑」という銘板のついたトンネルの状のもの(坑口)が見えます。「本坑」は坑口のみの遺構です。
 GoogleMapを含め、画像の建物(貯炭場)を「本坑」として紹介している案内があるので注意。

羽幌炭鉱第2選炭工場・貯炭場
羽幌炭鉱第2選炭工場・貯炭場


 遺構にたどり着くには少し苦労します。まずMAP CODEがあまり当てにならないこと、またGoogleMapなどの案内も少し違っていること。
 MAP CODEを目的地に設定するととんでもないところに連れて行かれる可能性があります。ですが途中まではMAP CODEどおりに道道741号をたどります。下の黄色の案内が出てくるところの右手にコンクリート製「貯炭場」と「立坑」があります。大きな施設なので、見逃すことはないでしょう。「本坑」は舗装道をそのまま進み、カーブを曲がったところです。すぐ近くに冬季閉鎖のゲートがあります。

 あたりはキツネが多いです。エサをやったり触れたりしないでください。エキノコックスという伝染病(寄生虫)に感染するおそれがあります。
羽幌炭鉱紹介動画 前編(YouTube)
羽幌炭鉱紹介動画 後編(YouTube)

羽幌炭鉱遺構そばにある案内板
羽幌炭鉱遺構そばにある案内板


築別炭鉱跡
 「羽幌炭鉱廃アパート群」(MAP CODE:949 482 864*55)は相沢川沿いの遺構。対岸に「築別炭砿病院跡」、少し西に「築別炭砿貯炭場」(MAP CODE:949 482 603*28)などたくさんの遺構があります。相沢川手前で直角に折れる道道356号をたどります。道道356号の曲がり角に数軒の集落があります。上の「貯炭場」跡より3kmほど羽幌市街地寄りです。
 道の駅からは国道232号を6km北上したところに、「築別郵便局」(0164-62-2466)があります。そこから南東に折れ、道道356号をたどるのが良いでしょう。

 築別炭砿、羽幌炭鉱、いずれも舗装道が通じています。MAP CODEで未舗装道や藪の中へ誘導されたらナビがうそをついている可能性があります。
 

●天売島・焼尻島 [TOPへ]
 羽幌に来たなら「焼尻島(やぎしりとう・東側の島)」、「天売島(てうりとう・西側の島)」へ。
 両島に渡るには羽幌沿海フェリーで。ふたつの島を巡るのに「天売・焼尻モデルコース」があります。一泊二日コースで島滞在9時間ほど、日帰りコースで6時間ほど。一泊のコースは出発が札幌から、羽幌を発つのはお昼前。日帰りコースは羽幌を朝早く発ちます(日帰りができるようにうまくダイヤが組んであります)。
 羽幌観光協会の「天売島・焼尻島観光案内マップ」(画像)があります。
 天売島は500人の島民に100万羽の海鳥と言われます。ウミガラス(オロロン鳥)は天売島でのみ繁殖します。昔は道内至る所で繁殖していたウミガラス、近年は数が極端に減りほとんど天売島の固有種みたいになっています。
 焼尻島の人口は約200、ヒツジの放牧が盛んです。

焼尻島、天売島を紹介します。




焼尻島…、道道255号が島沿岸部(島一周10kmほど)をめぐっています。
 焼尻島には「めん羊牧場」が島の南東側にあります。「白亜灯台」を目指して行くと良いでしょう。海側の「神威岩」はアザラシの上陸地です。焼尻島には「レンタサイクルうめはら」(01648-2-3559)があります。
 牧草地は北側(いくぶん西側)にあります。「西浦漁港」の南側に当たります。
 島の西側「鷹巣園地」は天売島を眼前に臨む公園です。

焼尻島のキャンプ場
 焼尻フェリーターミナルから道道255号を3km南下「白浜野営場」(問合せ0164-68-7007)5月~9月。炊事場、簡易水洗トイレ。島の南岸にあり、景色が最高。

食事処》‥ほぼお昼のみの営業
 「島っ子食堂」焼尻島(01648-2-3176、苫前郡羽幌町大字焼尻島字東浜)。海鮮丼がおすすめ。

お祭り
 焼尻島では毎年8月最初の土日、島の養羊サフォーク種の羊肉をふるまう「焼尻めん羊まつり」(表示されるページの下の方)が開かれます。





天売島…、道道548号が島内(島一周12kmほど)をめぐっています。
 島に渡ってからの移動手段はレンタサイクル(「おろろんレンタル」01648-3-5125、「和光丸貸自転車」090-8898-7241)、あるいはガイド付き観光バス(天売観光バス01648-3-5527;バスは90分で島巡りです)や観光ハイヤーがあります。
 また漁船クルーズ(天売島観光船090-8425-9859 三名以上で運行)を利用すれば、ケイマフリやオロロン鳥(ウミガラス・天売島には30羽ほど棲息)などの海鳥だけでなく、岩場でごろごろしているアザラシも観察できます。
 小型ボートによる海鳥観察もありますが、朝が早い(06:00出発)。島に泊まれば、乗船可能です。

 天売島の絶景スポットは「赤岩展望台」。ウトウは天売島が世界最大の繁殖地。40万羽のウトウがいると言われます。海辺にはたくさんの穴ポコ巣が掘られています。ウトウはくちばしに何匹もの魚を挟む姿で有名です。子育てのためのけなげな姿。展望台近くにたくさんの巣があります。そして夕方になるといっせいに巣に帰ってくるので空がウトウで黒くなります。巣穴に戻ってきたウトウと餌を狙うカモメとの間でたびたび死闘が繰り広げられます。

 いくつもの野鳥観察小屋から眺めるオロロン鳥やケイマフリなどの営巣。チケット等をすべて手配しなくてはならないのが少し手間ですが…。ガイド付きのコースもあります。フェリーの運航との関連で6月~8月がシーズン。季節としても頃合い(島では7月中旬にウニまつり)です。島を回るのに「楽ちん、安価、短時間」を選ぶならガイドさんつきの「観光バス」が一推し。
 また島の北にある「観音崎展望台」からは圧倒されるほどの大絶壁と海鳥の群れを見ることができます。
 
天売島のキャンプ場
 「天売島キャンプ場」(問合せ・受付01648-3-5401天売島フェリーターミナル観光案内所)5月~9月。要利用料。「海の宇宙館」(カフェあり・朝食サービスあり)敷地内。トイレは簡易トイレがありますが、「海の宇宙館」のものを使う方がいくぶん安心(開館時間内)。有料シャワーあり。炊事場あり。ゴミ回収ボックスあり。テントなどのレンタルあり。フェリーターミナルからキャンプ場が見えます。

食事処》‥ほぼお昼のみの営業
 「めし処漁師の店海友丸」天売島(01648-3-5611、苫前郡羽幌町町大字天売弁天154)11:00-売り切れ終了。おすすめは海鮮の丼。ラーメンもあります。
 「炭火海鮮番屋」天売島「海の宇宙館」すぐそば(01648-3-5714、大字天売弁天68)11:00-14:30。エビ、タコ、ホタテ、サーモン、赤ガレイ、ヤリイカ、イクラの載った「炙り海鮮丼」(時期により具材は異なります)がおすすめ。カレーライスにはタコ入り。海鮮を使った料理はいきおい高価になりがちですが、漁師のご主人が自分で獲った食材を使うということで、とても安くいただけます。

お祭り
 7月中旬の土日、天売島では「天売ウニまつり」(表示されるページの下の方)が開かれます。

 画像はタップすると、大きくなります。それでも小さければ、二本指で広げてください。赤は温泉、黄色と緑は観光スポットです。

道の駅「ほっと♡はぼろ」と観光スポット
道の駅「ほっと♡はぼろ」と観光スポット


●地名由来 [TOPへ]
 羽幌町の地名のもとになったといわれる「羽幌川」。河口へは道の駅から北へ1.3kmほど。羽幌川はアイヌ語「はぽろぺっ」が語源とされ、意味は「広大な川」。羽幌町の水源です。上流の支流に「二股ダム」があります。
 ほかに「はぷる」(やわらかい)、「はぷおろぺっ」(「はぷ」の部分が意味不明で、なにかがたくさんある川)などの説があるそうです。羽幌町には2022年現在、6,500ほどのひとが暮らしています。


●地図 [TOPへ]
住所:北海道苫前郡羽幌町北3条1-29 (現在地からのルートを表示
電話番号:0164-62-3800   MAP CODE:508 700 785

#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅ほっと♡はぼろ」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。


参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18835
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/1747/
http://sunset-plaza.com/

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