道の駅「おびら鰊番屋」(道北エリア留萌 27)
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住所:北海道留萌郡小平町字鬼鹿広富 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0164-56-1828 MAP CODE:959 184 151
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東82km)森と湖の里ほろかない
(西)日本海
(南23km)るもい船場公園・(南108km)石狩あいろーど厚田
(北20km)風Wとままえ・(28km)ほっと♡はぼろ
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレは駅舎内にあります。個室は全部ウォシュレット、重厚な造りと色使い、ぴかんぴかんです。女子6、男子3、多機能トイレに1。おむつ交換台、ベビーチェアがあります。手洗場には石けん。とてもきれい。
駅舎中央部から入ります。個室に入って荷物をかけようとすると自分の背の低さを恨むことになるかもしれません。なお、小平の道の駅駅舎には自動ドアがありません。となりのレストランは自動ドアです。
「ゆったりかん(小平町総合交流ターミナル施設)」道の駅から南へ13km・国道239号経由(0164-56-9111、小平町字小平町458番地の25)10:00-21:00/第3火曜休館。入浴料ふつう。大浴場「光明石温泉」、岡山の光明石を用いた人工温泉。ジャグジー、サウナがあります。休憩室があります。大きくきれいな施設です。
日本海沿い、夕日がよく見えます。レストラン「黄陽(こよう)」で食事ができます、入浴+食事のセットあり。レストラン営業時間:11:00-14:00・17:00-20:00。「小平牛(おびらぎゅう)」のハンバーグ御膳などがあります。日本海が見える展望台(右画像)があります。またすぐ北に「小平町望洋台キャンプ場」(「観光スポット」参照)、日本海と海岸段丘の眺めが素晴らしいです。
「苫前町」北へ20.4km・国道232経由(0164-64-2810、苫前町苫前119-1)道の駅内。
「留萌市・増毛町」南へ25.3km・道道1031経由(0164-42-3500、留萌市大字留萌村字カムイワ495)留萌市の道の駅がすぐ近く。
「羽幌町 1軒」北へ28km・国道232号沿い。
「留萌市 4軒」南へ25km・国道231号沿い。
大型・普通車・身障者用:10台・63台・2台/EV急速充電器2。バイク駐車スペースあり。南北に走る国道232号(萌える天北オロロンルート もえるてんぽく)に沿って、細長く造られた道の駅。駐車場は駅舎側、海側二手にあります。〔🗾Google Map〕。
山側には駅舎と国指定重要文化財で道の駅の名前にもなっている「旧花田家番屋」。道の駅も番屋も大きな建物です。
道路をはさんで海際に、「にしん文化歴史公園」、「三船遭難慰霊之碑」があります。公園では松浦武四郎さんが何やらを書き付けています。小平までやってきたのですね。すぐ近くの「おにしかの里」の歌を詠んでいるのでしょうか。
国道と海がすぐそば。大型車の駐車スペースが「花田家番屋」の南側にあります。普通車は駅舎側でも海側でも駐められるところに車を駐めれば良いかなと思いますが、海側がいくぶん空いている感じです。風の強い日は波音が大変、長時間駐車すると波しぶき(塩水)でびっしょりになるでしょう。
道の駅ホームページによれば、おびら鰊番屋(09:00-17:00)には「休がテーマの小平町観光交流センター」(下の画像奥の建物)、「食がテーマの食材供給施設」(下の画像手前の建物)、「観がテーマの重要文化財旧花田家番屋」の3つの建物があるそう。
《番屋風休憩所とレストラン》
駅舎の1Fに大きな売店と番屋風休憩室(畳敷きの部屋、番屋の主になった気分が味わえます)、2Fに広い休憩室(食事処になることもあります)。別棟にレストラン(11:00-16:00・冬期は1時間短縮/月曜定休)、やはり海のものが主体でまた新鮮です。海鮮ばかりでなく、焼き魚の定食もおいしくいただけます。道の駅の名前は鰊番屋から、鰊のおいしさを再確認できる「にしん丼」がおすすめです。売店(09:00-17:00)は年末年始のみのお休み。
《メロンと小平牛》 …(敷地内の店トップに戻る)
小平町の農産物はメロン。北海道のメロンといえば「夕張メロン」が有名処ですが、小平もメロン栽培ではぬきんでています。赤肉のレッド、青肉のデリシィ、そして小平町特産のアイボリーメロンの三種が栽培されています。アイボリーメロンはあみあみの模様がない白い外観です。町外へはあまりで回らないので見かけたらぜひひとつゲットです。
黒毛和牛の飼育も盛んで、8月最終日曜には「小平産業まつり」が催され、たくさんの屋台が出ます。大バーベキューパーティはぜひ参加すべし。パーティはチケット制。チケットと交換にお肉と焼き台をゲット。好きな場所でジュージューします。場所は小平町の総合交流ターミナル施設・人工温泉「ゆったりかん」(0164-56-9111・道の駅から南へ13km)となりの「多目的広場」。小平町の「おびまる」に会えるかも。
小平牛は「ゆったりかん」のレストランでもいただけます。
《旧花田家番屋》 …(敷地内の店トップに戻る)
国指定重要文化財「旧花田家番屋」(09:00-17:00/毎週月曜日休館・冬期12月1日~3月中旬まで休館)は中に入って、当時の生活や漁の様子、ニシン漁の繁栄ぶりなどを如実に知ることができます。「あいのこ船」の大きな木造模型もあります。
番屋は1905(明治38)年ころの建築。200人を超える人が働いていたとか。それにしても番屋の建物の大きいこと。番屋内の巨大の柱、梁、高い天井が目を引きます。柱などは番屋に使うにはもったいないほどの材木。主人の部屋には当時の高級壁紙「金唐革紙(きんからかわかみ)」も用いられていたそうです。金唐革紙は小樽の日本郵船小樽支店(重文)にも使われています。
でも冬をここで過ごすとなると…。左画像の左側は寝台(ねだい)と呼ばれる板張りの寝床です。漁夫はここに「ござ」を敷いて横になり、故郷から持ってきた布団をかけて寝ていたそうです。(ニシンは「春告魚はるつげうお」とも呼ばれ、まだ寒い3月~5月が旬です、北海道では5月にも雪が降ることがあります)。
小平では海産物ホタテとタコが有名。ホタテは1月から水揚げ開始。おいしいのは観光シーズン(春~夏)。タコは通年あります。
《おにしかツインビーチ・キャンプ場》 …(観光スポットトップに戻る)
「おにしかツインビーチ」道の駅から北へ2.7km・国道232号沿い(問合せ0164-57-1951、小平町字鬼鹿元浜)開設期間7月上旬~8月中旬。駐車場(無料)、水洗トイレ(障害者トイレ付)、シャワー、脱衣所、炊事場、売店、センターハウス、多目的広場、駐車場があります。閉鎖型・開放型の海水浴場およびキャンプ場。〔🗾Googleマップ〕。
キャンプ場にはバンガロー等はありません。シャワーがお風呂料金なみ、サイト料金も高めです。名前のとおり海水浴場でふたつの浜辺が連なっています。沖の方へ波消しの突堤が突き出ています。セイコーマート、お食事処すみれがすぐそばです。
《北炭天塩炭鉱ホッパー跡》 …(観光スポットトップに戻る)
「北炭天塩炭鉱ホッパー跡」道の駅から南東へ34km・道道126号沿い(MAP CODE:416 809 226*40、小平町達布487-5)。小平ダム直前にある炭鉱跡。施設跡としてはこのホッパー(貯炭場)のみのようです。建物の上に石炭を運び入れ、下に入ってきた貨車(進入路が三つあるので、かなり大きなホッパーだったようです)に上から石炭を流し入れます。道路脇に建っていて、すぐわかりそうですが、とくに夏は立木が邪魔をして見えづらいので、注意しないと通り過ぎてしまいます。〔🗾Googleマップ〕。
留萌炭田の施設。大正期が採炭の最盛期だったようです。道道126号は天塩鉄道跡地(留萠~達布間 25.4km)、留萌で留萌本線に接続。鉄道は1941(昭和16)年、営業開始。1967(昭和42)年廃止。
《小平ダム周辺》 …(観光スポットトップに戻る)
小平町の市街地から「小平蘂川(おびらしべがわ)」沿いに「萌える天北オロロンルート(道道126号)」をたどっていくと「小平ダム」(ダム管理所MAP CODE:818 229 605*36 道の駅から南東へ38km)、「小平ダム公園」(MAP CODE:818 229 363*33)、「おびらしべ湖」と続きます。ダム湖上の滝見大橋を渡ると、「小平しべ湖駐車公園 」、トイレがあります。〔🗾Googleマップ〕。
ダム下流の公園には近くから出土した恐竜化石にちなみ「クビナガリュウ」の像があります(ついでながら、小平町に国道経由で入ると、クビナガリュウの首が生えた立体看板が出迎えてくれ、また見送ってくれます)。なおクビナガリュウの復元像(香川大学による)は「小平町文化交流センター」(0164-56-9500、小平町小平356-2 🗾)にあります。開館時間は09:00-15:00。
《天狗の滝》 …(観光スポットトップに戻る)
道道126号からは外れますが、小平ダム公園の近くには「天狗の滝(PDF)」(MAP CODE:818 288 089*14)、落差30mのきれいな滝、下の動画右端、岩山が切れているところにあります。おすすめしない行き方🐻。〔🗾Googleマップ〕。
道道はおびらしべ湖にかかる「滝見大橋」を渡りとてもすがすがしい気分になれます。湖畔沿いではなくダムの上を渡ります。橋の前にダム管理事務所(トイレあり、ダム堤は徒歩で渡れます)、対岸に「小平しべ湖駐車公園」(MAP CODE:818 260 264*63、トイレあり)があります。動画は小平しべ湖駐車公園からの出発です。
《望洋台キャンプ場》 …(観光スポットトップに戻る)
「望洋台キャンプ場」道の駅から南へ13.8km・国道232号経由(問合せ0164-59-1950・0164-56-2111、小平町字花岡)開設期間7/12~8/17。入村漁とサイト使用料が必要です。バンガローは安いです(要予約)。トイレは3カ所あります。シャワー施設は、湯の出る時間が短く料金が高いです。ごみ処理可。〔🗾Googleマップ〕。
展望台は老朽化のため上には登れませんが、高台から見下ろす日本海の眺めは雄大、海岸段丘は壮観です。ずうっと連なる崖の海岸線、その上に立つ発電用風車も見事です。近くに町営の人工温泉「ゆったりかん」。開設期間中の問合せは「望洋台キャンプ場管理棟」(0164-59-1950)です。
《小平町》
小平町市街地から海に注ぐ川は「小平蘂川(おびらしべがわ)」。その昔「小平(おびら)」は「小平蘂」と呼ばれていたそう。語源がアイヌ語の「おぴらしぺつ」(河口に崖のある川)。「たしかにそのとおり」と頷ける地形です。川の名前などに当時の村名が残っているのでしょう。
ところが1927(昭和2)年旧国鉄の羽幌線の駅として「小平蘂駅」ではなく、「小平駅」が開業。所在地名を用いるとして「ニセコ(当時は「狩太」という地名)」の駅名改称を却下し続けた国鉄の方針はどこに行ってしまったのでしょうか?村議会では、駅名と村名が異なること、「蘂」の文字が面倒なことなどで村名改称を検討したそうですが実現せず。第二次大戦が終わり、「蘂」の文字が当用漢字からはずれたことで、1948(昭和23)年めでたく「小平村」に改称されました。小平駅はその後1987年(昭和60)年羽幌線の廃止とともに廃駅に。駅舎はなくなり、現在小平中央町の信号付近で児童公園となり、こどもたちの成長を見守っています。
村はその後、鬼鹿村(道の駅のあるあたり)を編入し、1966(昭和41)年になって町制を施行、現在3,000人ほどの人々が暮らしています。
ついでながら「小平」の漢字を用いる地域名はいろんなところにあり、いろんな読み方。東京の「こだいらし」をはじめ、群馬みどり市の「おだいら」、栃木市の「こひら」、徳島阿南市の「こへい」。鹿児島には姓として「こびら」があります。教員になって鹿児島に赴任した友人、「小平さん」を「こだいらさん」と呼んで親御さんからひどく怒られたとか。「蘂」も難しいけど、日本語は難しいですね。
《鬼鹿》
「おにしか」は道の駅周辺の地名。アイヌ語の「お・にうし・か・ぺつ」(森林の中の川/河口に木が群生する川)に由来するとのこと。鬼鹿は鬼鹿港町という市街地を形成していて、森はもう見当たりません。また川も鬼鹿川ではなく、「温寧川(おんねがわ)」が流れています。「おんねがわ」は「大きい川」の意味。で、もともとは「おんねおにうしかぺっ」が元の名前だったそうですが、大きい川ということで「おんねがわ」と呼んでいるとのこと。鬼鹿村の人口は1955(昭和30)年約4,800人だったとのこと。
住所:北海道留萌郡小平町字鬼鹿広富 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0164-56-1828 MAP CODE:959 184 151
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅おびら鰊番屋」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18812
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/744/
http://www.town.obira.hokkaido.jp/kanko/detail/00001365.html
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2025年5月29日)
《この道の駅のミッション❓》 駅舎内レストラン「鰊番屋」で焼き魚定食をいただき、となりの「花田家番屋」を見学する
- 道北エリア(留萌管内)に位置する国道232号沿いの道の駅、1996年設置(設置番号27)
- スタンプは😀24時間押印可能(休館日も押せます)
- トイレはウォシュレット、とてもきれい(快適度10)
- 駐車場は国道両側に展開、訪問客が多いので少し手狭の感じ、海側の方がどちらかというと空いています
- 風が吹くと海鳴りとしぶきがすごい、松浦武四郎さんが耐えて日記をつけています(車中泊度◯)
- 海がすぐ目の前。駅舎隣に国指定重要文化財「旧花田家番屋」があり、負けないくらい大きな駅舎
- 駅舎内は番屋風休憩室、売店、別棟のレストラン。メニューは海産物を中心に多彩でおいしい
- キャンプ場は「観光スポット」に記載しました
住所:北海道留萌郡小平町字鬼鹿広富 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0164-56-1828 MAP CODE:959 184 151
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東82km)森と湖の里ほろかない
(西)日本海
(南23km)るもい船場公園・(南108km)石狩あいろーど厚田
(北20km)風Wとままえ・(28km)ほっと♡はぼろ
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレはきれいなウォシュレット
24hトイレは駅舎内にあります。個室は全部ウォシュレット、重厚な造りと色使い、ぴかんぴかんです。女子6、男子3、多機能トイレに1。おむつ交換台、ベビーチェアがあります。手洗場には石けん。とてもきれい。
駅舎中央部から入ります。個室に入って荷物をかけようとすると自分の背の低さを恨むことになるかもしれません。なお、小平の道の駅駅舎には自動ドアがありません。となりのレストランは自動ドアです。
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道の駅「おびら鰊番屋」駅舎 |
小平町(南13km)、苫前町・留萌市
「ゆったりかん(小平町総合交流ターミナル施設)」道の駅から南へ13km・国道239号経由(0164-56-9111、小平町字小平町458番地の25)10:00-21:00/第3火曜休館。入浴料ふつう。大浴場「光明石温泉」、岡山の光明石を用いた人工温泉。ジャグジー、サウナがあります。休憩室があります。大きくきれいな施設です。
日本海沿い、夕日がよく見えます。レストラン「黄陽(こよう)」で食事ができます、入浴+食事のセットあり。レストラン営業時間:11:00-14:00・17:00-20:00。「小平牛(おびらぎゅう)」のハンバーグ御膳などがあります。日本海が見える展望台(右画像)があります。またすぐ北に「小平町望洋台キャンプ場」(「観光スポット」参照)、日本海と海岸段丘の眺めが素晴らしいです。
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小平町・ゆったりかん |
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ゆったりかん遠景 |
「苫前町」北へ20.4km・国道232経由(0164-64-2810、苫前町苫前119-1)道の駅内。
「留萌市・増毛町」南へ25.3km・道道1031経由(0164-42-3500、留萌市大字留萌村字カムイワ495)留萌市の道の駅がすぐ近く。
●洗濯事情
羽幌町、留萌市
小平町にコインランドリーはありません
「羽幌町 1軒」北へ28km・国道232号沿い。
「留萌市 4軒」南へ25km・国道231号沿い。
●駐車可能台数 (ここは泊まれますか?・道の駅のWi-Fi)
大型・普通車・身障者用:10台・63台・2台/EV急速充電器2。バイク駐車スペースあり。南北に走る国道232号(萌える天北オロロンルート もえるてんぽく)に沿って、細長く造られた道の駅。駐車場は駅舎側、海側二手にあります。〔🗾Google Map〕。
山側には駅舎と国指定重要文化財で道の駅の名前にもなっている「旧花田家番屋」。道の駅も番屋も大きな建物です。
道路をはさんで海際に、「にしん文化歴史公園」、「三船遭難慰霊之碑」があります。公園では松浦武四郎さんが何やらを書き付けています。小平までやってきたのですね。すぐ近くの「おにしかの里」の歌を詠んでいるのでしょうか。
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道の駅「おびら鰊番屋」駐車場 |
国道と海がすぐそば。大型車の駐車スペースが「花田家番屋」の南側にあります。普通車は駅舎側でも海側でも駐められるところに車を駐めれば良いかなと思いますが、海側がいくぶん空いている感じです。風の強い日は波音が大変、長時間駐車すると波しぶき(塩水)でびっしょりになるでしょう。
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小平町・にしん文化歴史公園 |
●敷地内の店
道の駅ホームページによれば、おびら鰊番屋(09:00-17:00)には「休がテーマの小平町観光交流センター」(下の画像奥の建物)、「食がテーマの食材供給施設」(下の画像手前の建物)、「観がテーマの重要文化財旧花田家番屋」の3つの建物があるそう。
《番屋風休憩所とレストラン》
駅舎の1Fに大きな売店と番屋風休憩室(畳敷きの部屋、番屋の主になった気分が味わえます)、2Fに広い休憩室(食事処になることもあります)。別棟にレストラン(11:00-16:00・冬期は1時間短縮/月曜定休)、やはり海のものが主体でまた新鮮です。海鮮ばかりでなく、焼き魚の定食もおいしくいただけます。道の駅の名前は鰊番屋から、鰊のおいしさを再確認できる「にしん丼」がおすすめです。売店(09:00-17:00)は年末年始のみのお休み。
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おびら鰊番屋(駅舎・レストラン) |
《メロンと小平牛》 …(敷地内の店トップに戻る)
小平町の農産物はメロン。北海道のメロンといえば「夕張メロン」が有名処ですが、小平もメロン栽培ではぬきんでています。赤肉のレッド、青肉のデリシィ、そして小平町特産のアイボリーメロンの三種が栽培されています。アイボリーメロンはあみあみの模様がない白い外観です。町外へはあまりで回らないので見かけたらぜひひとつゲットです。
黒毛和牛の飼育も盛んで、8月最終日曜には「小平産業まつり」が催され、たくさんの屋台が出ます。大バーベキューパーティはぜひ参加すべし。パーティはチケット制。チケットと交換にお肉と焼き台をゲット。好きな場所でジュージューします。場所は小平町の総合交流ターミナル施設・人工温泉「ゆったりかん」(0164-56-9111・道の駅から南へ13km)となりの「多目的広場」。小平町の「おびまる」に会えるかも。
小平牛は「ゆったりかん」のレストランでもいただけます。
《旧花田家番屋》 …(敷地内の店トップに戻る)
国指定重要文化財「旧花田家番屋」(09:00-17:00/毎週月曜日休館・冬期12月1日~3月中旬まで休館)は中に入って、当時の生活や漁の様子、ニシン漁の繁栄ぶりなどを如実に知ることができます。「あいのこ船」の大きな木造模型もあります。
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旧花田家番屋 |
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旧花田家番屋案内板 |
番屋は1905(明治38)年ころの建築。200人を超える人が働いていたとか。それにしても番屋の建物の大きいこと。番屋内の巨大の柱、梁、高い天井が目を引きます。柱などは番屋に使うにはもったいないほどの材木。主人の部屋には当時の高級壁紙「金唐革紙(きんからかわかみ)」も用いられていたそうです。金唐革紙は小樽の日本郵船小樽支店(重文)にも使われています。
でも冬をここで過ごすとなると…。左画像の左側は寝台(ねだい)と呼ばれる板張りの寝床です。漁夫はここに「ござ」を敷いて横になり、故郷から持ってきた布団をかけて寝ていたそうです。(ニシンは「春告魚はるつげうお」とも呼ばれ、まだ寒い3月~5月が旬です、北海道では5月にも雪が降ることがあります)。
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あいのこ舟(模型)と巨大な柱 |
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漁具 |
●レストラン
小平では海産物ホタテとタコが有名。ホタテは1月から水揚げ開始。おいしいのは観光シーズン(春~夏)。タコは通年あります。
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《小平町鬼鹿地区》
- 「お食事処 すみれ」道の駅から北へ2.2km・国道232号沿い(0164-57-1451、留萌郡小平町字鬼鹿港町212-4)平日11:00-14:15・17:00-19:45/月曜定休。カレー、そば・うどんとありますが、なんといっても「海鮮丼」。店の前に「今日のおすすめ」が書いてあります、たとえば「うにうに丼」など。なおトンカツ丼は三段重ね、話の種に食べてみてはいかが。店の前に3台分ほど駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- (昼)「蕎麦&カフェ からくれ」道の駅から南へ13.2km・国道232号沿い(0164-56-1188、小平町字小平町116-1)3月~12月11:30-15:00/月火曜定休。メニュー(PDF)。海のそばで夕日がきれいだけど、食事はお昼時のみ。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- (昼)「レストハウス理尾」道の駅から南へ16.8km・国道232号沿い(0164-56-1645、小平町字臼谷60-1)11:15-14:00・前日予約のみ17:00-/月曜定休。定食中心のメニュー、くわしくはHPをご覧ください。麺類や丼物もあります。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《小平町市街地》
《小平町臼谷》
道の駅、お風呂「ゆったりかん」にもレストランがあります。
「小平町グルメさんぽ鬼鹿地区」で食事処を紹介しています。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 (ANRE 停電時も給油可能なGS)
小平町、商店、🐙たこ専門店
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小平町のコンビニ・商店
- 「セイコーマート鬼鹿店」道の駅から北へ2.4km・国道232号沿い(0164-57-1711、留萌郡小平町字鬼鹿港町171-2)06:00-20:00。おにしかツインビーチすぐそば。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「ローソン留萌鬼鹿店」道の駅から北へ1.7km・国道232号沿い(0164-57-1824、留萌郡小平町字鬼鹿港町4-24)24h営業。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「綜合百貨 細川ストアー」道の駅から北へ2.2km・国道232号沿い(0164-57-1234、小平町字鬼鹿港町209)08:30-17:30。地元のお店。生活用品のほかに、お花や懐かしのお菓子が売られています。〔🗾Googleマップ〕。
- 🐙「藤田水産」道の駅から北へ950m・国道232号沿い(0164-57-1048、小平町字鬼鹿広富90番地)。昔の鰊番屋を改装したお店。たこ専門店、「ふじたのたこくん直売所」。「ひっぱりだこ」やソフトクリームあり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「セブンイレブン留萌小平店」道の駅から南下13.5km・国道232号沿い(0164-59-1888、小平町字小平町328-2)24h営業。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「セイコーマート 小平店」道の駅から南へ14.2km・国道232号沿い(0164-56-2436、小平町字小平町129番地13)06:00-23:00。ホットシェフあり。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。 《小平町臼谷》
- 🐙「室矢漁業部」道の駅から南へ16.4km・ほぼ国道232号沿い(0164-56-2332、小平町臼谷)08:30-13:30。こちらもたこ専門店。ゆでだこは店頭で食べられます。周辺に4~5軒、海産物の店があります。〔🗾Googleマップ〕。
- 「ENEOS 鬼鹿SS / オンネ石油」道の駅から北へ1.1km・国道232号沿い(0164-57-1601、留萌郡小平町字鬼鹿広富144-1)08:00-18:00(土曜祝日 -17:00)/日曜定休・第2・4土曜休み。〔🗾Googleマップ〕。 《小平町市街地》
- 「apollostation小平SS/石黒石油」道の駅から南下13km・国道232号沿い(0164-56-2121、小平町小平120)07:00-18:30/日曜定休。〔🗾Googleマップ〕。
- 「鬼鹿郵便局」道の駅から北へ2.1km・国道232号沿い(0164-57-1050、留萌郡小平町字鬼鹿港町194)ATMの取扱は土曜お昼まで。店舗横に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。 《小平町市街地》
- 「小平郵便局」道の駅から南下14km・国道232号沿い(0164-56-2050、小平町小平154)ATMは日曜14:00まで。店舗横に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。 《小平町達布》
- 「達布郵便局」道の駅から南東へ33km・道道126号沿い(0164-58-1143、小平町達布348)ATMの取扱は土曜お昼まで。店舗横に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。 《小平町臼谷》
- 「臼谷簡易郵便局」道の駅から南下16km・ほぼ国道232号沿い(0164-56-2658、小平町臼谷51)簡易郵便局にATMはありません、カードを持っていれば引き出せます。店舗前に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。 《小平町本郷》
- 「小平本郷郵便局」道の駅から南東へ20km・道道550号沿い(0164-56-2250、小平町本郷121-8)ATMの取扱は土曜お昼まで。店舗横に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《小平町鬼鹿地区》
《小平町市街地》
小平町のガソリンスタンド
《小平町鬼鹿地区》
小平町の郵便局
《小平町鬼鹿地区》
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道の駅「おびら鰊番屋」と観光スポット |
《おにしかツインビーチ・キャンプ場》 …(観光スポットトップに戻る)
「おにしかツインビーチ」道の駅から北へ2.7km・国道232号沿い(問合せ0164-57-1951、小平町字鬼鹿元浜)開設期間7月上旬~8月中旬。駐車場(無料)、水洗トイレ(障害者トイレ付)、シャワー、脱衣所、炊事場、売店、センターハウス、多目的広場、駐車場があります。閉鎖型・開放型の海水浴場およびキャンプ場。〔🗾Googleマップ〕。
キャンプ場にはバンガロー等はありません。シャワーがお風呂料金なみ、サイト料金も高めです。名前のとおり海水浴場でふたつの浜辺が連なっています。沖の方へ波消しの突堤が突き出ています。セイコーマート、お食事処すみれがすぐそばです。
《北炭天塩炭鉱ホッパー跡》 …(観光スポットトップに戻る)
「北炭天塩炭鉱ホッパー跡」道の駅から南東へ34km・道道126号沿い(MAP CODE:416 809 226*40、小平町達布487-5)。小平ダム直前にある炭鉱跡。施設跡としてはこのホッパー(貯炭場)のみのようです。建物の上に石炭を運び入れ、下に入ってきた貨車(進入路が三つあるので、かなり大きなホッパーだったようです)に上から石炭を流し入れます。道路脇に建っていて、すぐわかりそうですが、とくに夏は立木が邪魔をして見えづらいので、注意しないと通り過ぎてしまいます。〔🗾Googleマップ〕。
留萌炭田の施設。大正期が採炭の最盛期だったようです。道道126号は天塩鉄道跡地(留萠~達布間 25.4km)、留萌で留萌本線に接続。鉄道は1941(昭和16)年、営業開始。1967(昭和42)年廃止。
《小平ダム周辺》 …(観光スポットトップに戻る)
小平町の市街地から「小平蘂川(おびらしべがわ)」沿いに「萌える天北オロロンルート(道道126号)」をたどっていくと「小平ダム」(ダム管理所MAP CODE:818 229 605*36 道の駅から南東へ38km)、「小平ダム公園」(MAP CODE:818 229 363*33)、「おびらしべ湖」と続きます。ダム湖上の滝見大橋を渡ると、「小平しべ湖駐車公園 」、トイレがあります。〔🗾Googleマップ〕。
ダム下流の公園には近くから出土した恐竜化石にちなみ「クビナガリュウ」の像があります(ついでながら、小平町に国道経由で入ると、クビナガリュウの首が生えた立体看板が出迎えてくれ、また見送ってくれます)。なおクビナガリュウの復元像(香川大学による)は「小平町文化交流センター」(0164-56-9500、小平町小平356-2 🗾)にあります。開館時間は09:00-15:00。
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小平ダムとクビナガリュウ |
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小平ダム上流(駐車公園から) |
《天狗の滝》 …(観光スポットトップに戻る)
道道126号からは外れますが、小平ダム公園の近くには「天狗の滝(PDF)」(MAP CODE:818 288 089*14)、落差30mのきれいな滝、下の動画右端、岩山が切れているところにあります。おすすめしない行き方🐻。〔🗾Googleマップ〕。
道道はおびらしべ湖にかかる「滝見大橋」を渡りとてもすがすがしい気分になれます。湖畔沿いではなくダムの上を渡ります。橋の前にダム管理事務所(トイレあり、ダム堤は徒歩で渡れます)、対岸に「小平しべ湖駐車公園」(MAP CODE:818 260 264*63、トイレあり)があります。動画は小平しべ湖駐車公園からの出発です。
小平ダム滝見大橋 |
《望洋台キャンプ場》 …(観光スポットトップに戻る)
「望洋台キャンプ場」道の駅から南へ13.8km・国道232号経由(問合せ0164-59-1950・0164-56-2111、小平町字花岡)開設期間7/12~8/17。入村漁とサイト使用料が必要です。バンガローは安いです(要予約)。トイレは3カ所あります。シャワー施設は、湯の出る時間が短く料金が高いです。ごみ処理可。〔🗾Googleマップ〕。
展望台は老朽化のため上には登れませんが、高台から見下ろす日本海の眺めは雄大、海岸段丘は壮観です。ずうっと連なる崖の海岸線、その上に立つ発電用風車も見事です。近くに町営の人工温泉「ゆったりかん」。開設期間中の問合せは「望洋台キャンプ場管理棟」(0164-59-1950)です。
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小平町・望洋台キャンプ場 |
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キャンプ場から日本海を臨む |
●地名由来
《小平町》
小平町市街地から海に注ぐ川は「小平蘂川(おびらしべがわ)」。その昔「小平(おびら)」は「小平蘂」と呼ばれていたそう。語源がアイヌ語の「おぴらしぺつ」(河口に崖のある川)。「たしかにそのとおり」と頷ける地形です。川の名前などに当時の村名が残っているのでしょう。
ところが1927(昭和2)年旧国鉄の羽幌線の駅として「小平蘂駅」ではなく、「小平駅」が開業。所在地名を用いるとして「ニセコ(当時は「狩太」という地名)」の駅名改称を却下し続けた国鉄の方針はどこに行ってしまったのでしょうか?村議会では、駅名と村名が異なること、「蘂」の文字が面倒なことなどで村名改称を検討したそうですが実現せず。第二次大戦が終わり、「蘂」の文字が当用漢字からはずれたことで、1948(昭和23)年めでたく「小平村」に改称されました。小平駅はその後1987年(昭和60)年羽幌線の廃止とともに廃駅に。駅舎はなくなり、現在小平中央町の信号付近で児童公園となり、こどもたちの成長を見守っています。
村はその後、鬼鹿村(道の駅のあるあたり)を編入し、1966(昭和41)年になって町制を施行、現在3,000人ほどの人々が暮らしています。
ついでながら「小平」の漢字を用いる地域名はいろんなところにあり、いろんな読み方。東京の「こだいらし」をはじめ、群馬みどり市の「おだいら」、栃木市の「こひら」、徳島阿南市の「こへい」。鹿児島には姓として「こびら」があります。教員になって鹿児島に赴任した友人、「小平さん」を「こだいらさん」と呼んで親御さんからひどく怒られたとか。「蘂」も難しいけど、日本語は難しいですね。
《鬼鹿》
「おにしか」は道の駅周辺の地名。アイヌ語の「お・にうし・か・ぺつ」(森林の中の川/河口に木が群生する川)に由来するとのこと。鬼鹿は鬼鹿港町という市街地を形成していて、森はもう見当たりません。また川も鬼鹿川ではなく、「温寧川(おんねがわ)」が流れています。「おんねがわ」は「大きい川」の意味。で、もともとは「おんねおにうしかぺっ」が元の名前だったそうですが、大きい川ということで「おんねがわ」と呼んでいるとのこと。鬼鹿村の人口は1955(昭和30)年約4,800人だったとのこと。
●地図
住所:北海道留萌郡小平町字鬼鹿広富 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0164-56-1828 MAP CODE:959 184 151
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅おびら鰊番屋」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18812
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/744/
http://www.town.obira.hokkaido.jp/kanko/detail/00001365.html
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