道の駅「しかべ間歇泉公園」(道南エリア渡島 117)😘

北海道の道の駅一覧(テキスト版解説版域内道の駅一覧)・ブログの書き方北のチップス


概要(最終訪問日:2023年10月25日) 《この道の駅のミッション❓》 「しかべプレミアムたらこ御膳」あるいは「甘エビ丼」をいただく
  • 道南エリア(渡島管内)、道道43号・大沼公園鹿部線沿い、2015年設置(設置番号117)

  • 24hトイレはウォシュレット(快適度8)
  • 周辺にたくさんの温泉(日帰り・旅館)
  • 駐車場は道路をはさんで二面(車中泊度△)、海が間際まで迫っています
  • 駅舎内に「浜の母さん食堂」、外に炭火と蒸気のバーベキュー施設、2021年奥にカフェを開設
  • なんといっても噴き出す間隔が狭くしかも勢いよく噴き出す間歇泉、足湯があります

  • 「ひょうたん沼公園」や「出来澗(できま)海岸」などの観光スポットがあります
  • 来て良かったと思える道の駅です



住所:北海道茅部郡鹿部町字鹿部18-1 (現在地からのルートを表示
電話番号:01372-7-5655   MAP CODE:744 400 124
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
 (東)太平洋
 (南西26km)なないろ・ななえ
 (南東17km)縄文ロマン南かやべ
 (北西20km)つど~る・プラザ・さわら

道南エリア概略図




🙆 記事一覧 

トイレ事情    ●風呂事情    ●洗濯事情
駐車可能台数
敷地内の店    ●レストラン   ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
観光スポットや行事
地名由来     ●地図



24hトイレはきれいなウォシュレット

 24hトイレは駅舎に向かって右手(駅舎内)にあります、すべてウォシュレット。女子4、男子2。手洗に石けんがあります。多機能トイレにウォシュレットとオストメイト機器、おむつ交換台、ベビーチェア。きれいです。案内図を見ると「公園」が駅舎後方にずうっと広がっているのがわかります。

道の駅「しかべ間歇泉公園」施設案内図
道の駅「しかべ間歇泉公園」施設案内図


 間歇泉が噴き出すところ、温泉もすぐそば、湯量も多いです。

鹿部温泉》…ナトリウム塩化物・硫酸塩、透明の湯、いずれも道道43号沿い
 「温泉旅館 吉の湯(よしのゆ)」道の駅から北西へ400m〔南かやべの道の駅からは北へ17km〕(01372-7-2211、茅部郡鹿部町鹿部45)12:00-20:00。入浴料はふつう。ボディーソープ・シャンプーあり。岩風呂です。湯温が高いため加水しています(まだ熱い)。タオル無料貸し出し。ドライヤーあり。駐車場15台分。

○「温泉旅館 鹿の湯」北西へ500m〔南かやべの道の駅からは北へ17km〕(01372-7-2001、茅部郡鹿部町鹿部58)13:00-20:00。入浴料ふつう。ボディーソープ・シャンプー備え付け。源泉かけ流し。泉内風呂、露天風呂あります。幾分秘湯の雰囲気。ケロリン桶あり。ほぼ一世紀にわたって営業しています。

 「温泉旅館 こにし」北西へ1km(01372-7-2231、茅部郡鹿部町字鹿部148)12:00-20:00。入浴料ふつう。ボディーソープ・シャンプーあり。内風呂がひとつ。源泉かけ流し。ケロリン桶あり。ドライヤーあります。



東大沼温泉 留の湯
 「東大沼温泉 留の湯」西へ10km(0138-67-3345、亀田郡七飯町字東大沼42)09:00-20:00/第2・4水曜定休。入浴料安め。乳幼児も料金が…。ボディソープ・シャンプー要持参。だけど、タオル・石けん・シャンプーの入浴セットをつけて、料金は「ふつう」に。


直近は北の森町(32km)、八雲町(63km)。南西の七飯町(37km)

森町
 「山下クリーニング店」北西へ32km(01374-2-0460、茅部郡森町字上台町23-36)07:00-21:30。
 「BarugaCoinLaundryバルガコインランドリー」北西へ32km(01374-2-2734、茅部郡森町字本町28)06:00-21:00。

八雲町
 「ジャバ八雲店」北西へ63km(二海郡八雲町東雲町72)06:00-23:00。

七飯町
 「新洗組!七飯大川店」南西へ37km(亀田郡七飯町大川5丁目8-7)06:00-24:00。稼働状況


●駐車可能台数 [TOPへ] (ここは泊まれますか?道の駅のWi-Fi
大型・普通車・身障者用:6台・40台・3台/EV急速充電器1。駐車場は道の駅側と道をはさんで向かい側(海際)の二手に分かれてあります。観光バスなどがどんどん入ってくるので、ちょっと狭い感じ。Google Map(画像がとても古い。「地図データ(C)2023」となっていますが、2015年以前の航空写真)

道の駅「しかべ間歇泉公園」駐車場
道の駅「しかべ間歇泉公園」駐車場


 地図画像では道の駅側は草地になっていますが、実際には駐車場が設けられています(下の左画像)。海が間際なので波の高い日は大変でしょう。また南側は大きな公園です。海側の駐車場の方が心持ちゆったりした感じです。黒い石碑は鳥羽一郎「北斗船」歌碑。
 500mほど西に臨時駐車場があります。

しかべ間歇泉公園・駅舎前駐車場
しかべ間歇泉公園・駅舎前駐車場
海側駐車場
海側駐車場


●敷地内の店 [TOPへ]

しかべ間歇泉
 「しかべ間歇泉公園」道の駅内〔南かやべの道の駅からは北へ17km〕(01372-7-5655、茅部郡鹿部町鹿部18-1)08:30-18:00・09:00-17:00(冬)。要入館料(兼・間欠泉見物料)。年末年始(12/31~1/05)は休み、11月~4月は第4月曜定休。5月~10月は無休。
 (2023年改修中~11月中旬)道の駅の名前になっている「間歇泉」は、入場料を払って、駅舎の中を通り間歇泉の広場に入ります。広場にはベンチや足湯(タオル備え付け)、屋根付き休憩所があります。足湯の湯は間欠泉から噴き出した湯です。
 湯にゆっくり足を付けながら待つといいでしょう。10~15分の間隔で、大きな音とともに湯が噴き出します。噴出の間隔が短いので、待ちくたびれることなく数回見ることも可能です。1回に500リットルの湯を噴き出すそうです(家庭用のバスタブ2杯分)。なかなか迫力のあるショーです。以前は噴き出す様子が道からも見えていたのです(15mの高さにまで噴出)が、最近は上の方に蓋みたいなのがついていて、湯が飛ばないようになっています。安全のためでしょうね。
 間歇泉の奥の壁は展望施設「眺望の館」になっていて、2階(画像、四角の窓の開いているところ)から吹き出す様子を間近に観察できます。「館」からは間欠泉ばかりでなく、晴れていれば内浦湾や羊蹄山、室蘭市まで見渡せます。

道の駅「しかべ間歇泉公園」噴出の瞬間
道の駅「しかべ間歇泉公園」噴出の瞬間


 鹿部の間歇泉は道の駅というよりは鹿部町の、そして日本の財産。間欠泉は日本で10カ所、北海道で3カ所、そのひとつがこの間欠泉です。ある紹介文には「地球の鼓動を感じる」とあります。たしかに湯の噴出を待つ間の「いまか、いまか」の気分はなんとも言えぬどきどき感。100℃以上の湯が頭上の蓋がなければ15mの高さまで噴き出すというのですから、ものすごいエネルギーです。


浜のかあさん食堂
 道の駅の店はなんといっても、「浜のかあさん食堂」。鹿部漁協女性部のおかあさんたちが鹿部産の魚介を使い、腕を振るいます。営業時間は11:00-14:00/冬期は第4月曜定休。夕方の時間に開いていないのが残念。
 おすすめはもちろん魚介類の定食などですが、鹿部は「たらこ」の名産地、ここは「たらこ定食」ならぬ「しかべプレミアムたらこ御膳」を…。たらこ一本(半腹)があったかいご飯の上におねんねして出てきます。その横の皿には宗八ガレイの煮付け(注文を受けてから煮付けだそう)が載ってやってきます。数量限定で、たらこは半分や、なぜか「たらこなし」もできるそう。テーブルの上に「鹿部のたらこはなぜ美味しい」という宣伝のカードが置いてあります。
 ほかには季節限定(ほぼ4月~8月の水揚げされた日)「噴火湾甘エビ丼御膳」もおすすめ。甘エビの蓋(20尾以上かも)が載ってご飯が見えません。

道の駅「しかべ間歇泉公園」
道の駅「しかべ間歇泉公園」


バーベキュー処・温泉蒸し処
 駅舎の外に屋根つきの「バーベキュー処」と「温泉蒸し処」があり、焼きと蒸しの調理ができます。油を一切使わない料理、ホタテやたこ、卵や豚肉があります。耐熱手袋などの道具一式と調理法案内書を受け取って調理です。食材は物産館で販売しています。紹介記事
 物産館では鹿部名物の「鹿部たらこ」など水産加工品を販売。お買い物にJAF優待あり。

鹿部町・バーベキュー処・温泉蒸し処
鹿部町・バーベキュー処・温泉蒸し処


●レストラン [TOPへ]
道の駅から1km圏内2軒、すこし離れたところを1軒紹介します。

 道の駅「浜のかあさん食堂」はすぐ上の「敷地内の店」で紹介。
 海側駐車場北側に「お食事処カールス君の家」があります。「鹿部ラーメン」がおすすめ。「カールス君」というのは鹿部町のマスコットキャラクターです。
 「鹿部温泉観光協会」のグルメ紹介のページもご覧ください。

 「太田食堂」道の駅から北西へ650m・道道43号沿い(01372-7-2035、茅部郡鹿部町鹿部76)11:00-14:30、17:00-20:00/火曜定休。ご当地グルメの「鹿部たらこ天丼」「鹿部たらこラーメン」がおすすめ。「たらこ天丼」はたらこがなんと天ぷらになってやってきます。あんかけ焼きそばもおすすめ。駐車場15台分(店の前に軽自動車用4~5台分)。

 「大寿し」北西へ950m・道道43号沿い床屋さんの裏手・看板あり(01372-7-2252、茅部郡鹿部町鹿部118)16:00-22:00/月曜定休。地元の人にも人気の回らない寿司店。鯨ベーコンの寿司あり。ホームページ上に価格表あり。良心的。きっと満足。駐車場15台分あり。

 「お食事処 遊(ゆとり)」北へ4.2km(01372-7-3532、鹿部町本別335-43)11:00-14:00・16:00-20:00/日曜定休。エビ天鍋焼きうどんが人気。しょうが焼定食、とんかつ定食、かきあげうどん、かも南蛮うどんなどがおすすめ。定食あり。駐車場7台分あり。ここから5km北上で森町です。


●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS
地元商店も1km圏内にあります。
 「小板商店(こいた)」道の駅から北西750m・道道43号沿い(01372-7-2079、鹿部町字鹿部95-3)09:00-20:00。鹿部町にひとつの商店、非常に賑わっています。お惣菜や「太巻き」が大人気。店名は「こいた」で「こさか」ではありません。



 「セブンイレブン鹿部町店」北西へ550m・道道43号沿い(01372-7-5525)24h営業。
 「セイコーマート鹿部店」北へ1.7km・道道43号沿い(01372-7-2043、茅部郡鹿部町字宮浜94番地2)06:00-24:00。
 「DCMニコット 鹿部店」北西へ2.3km・道道43号沿い(01372-7-6100、鹿部町字宮浜253-1)09:00-20:00。
 「ローソン鹿部町店」北へ2.4km・DCMニコットの奥(01372-7-5515、茅部郡鹿部町字宮浜252-8)24h営業。店の前の道・道道43号を西へ向かうと16kmで「JR大沼駅」(七飯町)です。



 ガソリンスタンドも1km圏内。
 「ENEOS鹿部SS / 清水石油」北へ850m(01372-7-2146、茅部郡鹿部町鹿部100-71)07:30-18:30・09:00-16:00(日曜)。
 「出光鹿部SS / 角十松川商店」北へ1.5km(01372-7-2065、茅部郡鹿部町宮浜66)07:00-19:00/第1・3日曜定休。
 「ENEOS鹿部本別SS / カネイ木村」北へ2.8km(01372-7-2171、茅部郡鹿部町字本別25)08:00-17:30、09:00-15:00(祝日)/日曜定休。

 南方向はつぎの道の駅「縄文ロマン南かやべ」(道の駅から北へ1.5km)のすぐそば。鹿部からは南へ16km「出光臼尻SS / 臼尻石油商会(うすじり)」(0138-25-3064、函館市臼尻町149-32)08:00-18:00/土日祝日定休。「かもめドーム」のある弁天岬の付け根にあります。



 「鹿部郵便局」は北へ1.3km(01372-7-2260、鹿部町宮浜2-1)。ATMは日曜14:00まで。


●観光スポットや行事 [TOPへ] (服装虫対策ゴミ箱
鹿部町(南から順に)
 七飯町の「大沼公園」は西へ20kmところにあります、道の駅「ななえ観光案内」をご覧ください。

鹿部町観光スポット
鹿部町観光スポット


三味線滝
 近くに「三味線滝」道の駅から南へ2.5km・国道278号沿い(MAP CODE:744 342 291*06、茅部郡鹿部町大岩)。落差20m。道路沿いでアクセスが容易です。すこし離れないと全景が映りませんが、離れると滝壺を入れるのが大変です。一説には、滝の音が三味線に似ていることからつけられた名前、あなたの耳にはどう聞こえるでしょう、チン、トテチン♪。
 同名の滝は山梨県北斗市にもあるそうです。

鹿部町三味線滝
鹿部町・三味線滝


鹿部 ひょうたん沼公園
 「鹿部 ひょうたん沼公園」(MAP CODE:744 546 336*73、問合せ01372-7-5293、鹿部町本別)通年開園。約5ヘクタールの公園。沼の周囲に木道の散策路があり、すいせん、ツツジ、アジサイなどの花々を楽しめます。多目的広場、バーベキュー(4か所)可の広場、四阿あり。ひょうたん沼越しに北海道駒ヶ岳を望むとそれはきれいです。キャンプや車中泊は不可。

鹿部町・ひょうたん沼公園
鹿部町・ひょうたん沼公園
鹿部町・ひょうたん沼公園
北海道駒ヶ岳を映すひょうたん沼公園


出来澗海岸
 「出来澗海岸」(鹿部町本別)。「本別漁港(出来澗地区)」(MAP CODE:744 545 718*07)のすぐ近く、漁港から西へ400mほど。魚釣り場にもなっている海岸です。ここには1640年の北海道駒ヶ岳大噴火時に飛んできた溶結凝灰岩が転がっています。赤茶けた岩石に黒い線状の模様が付いた石が溶結凝灰岩です。このあたりにはその昔噴火口があって、そこから吹き出したとする説もあるようです。紹介記事


●地名由来 [TOPへ]
鹿部町
 鹿部町の地名はアイヌ語「しけるぺ」(落葉樹キハダのある所)から。キハダで祭具「イナウ」(神道の御幣のような感じ)や薬、染料を作りました。大事な樹木だったのです。鹿部町は野生のタカが多いことから「鷹待(たかまち)」と呼ばれることもあったようです。

 1983(昭和58)年に町制を施行、人口は減少時期もあったものの移住を促進するなど人口増につとめ、平成の大合併の荒波を遠くに聞き、鹿部町には現在4,000人ほどの人たちが暮らしています。北海道では多くの町が高度成長期まで人口増を続け、その後極端な人口減少に陥る例がたくさんあるのですが、鹿部町の人口グラフは戦後ほぼ同じ高さを維持しています。

出来澗
 「出来澗」についてはよく分かりませんでした。


●地図 [TOPへ]
住所:北海道茅部郡鹿部町字鹿部18-1 (現在地からのルートを表示
電話番号:01372-7-5655   MAP CODE:744 400 124

#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅しかべ間歇泉公園」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。


参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19841
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/3174/
http://www.town.shikabe.lg.jp/hotnews/detail/00001756.html

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