道の駅だった「足寄湖」(道東エリア十勝 10)

北海道の道の駅一覧(テキスト版解説版域内道の駅一覧)・ブログの書き方北のチップス


概要(最終訪問日:2019年05月23日)
  • 2022年1月31日付で「道の駅」登録が解除になりました。異動は道の駅スタンプが押せなくなっただけで、その他とくに変更はありません。ドックラン、駐車場、トイレ等引き続き使用できます(ドッグランを分割してキャンプ場にする予定のようです)

  • 十勝エリア北部、道道241号沿い、施設は1993年に設置(国内の道の駅開始初年度に創設された施設がひとつなくなりました)
  • 24hトイレは洋式、多機能トイレにウォシュレットあり(快適度7)
  • 敷地内に自販機、ドッグラン、水栓があります
  • 小高くなったところにチーズ工場あり。その上に足寄湖展望台みたいなのがありますが、草木が茂っています
  • 駐車場は駅舎の大きさに比べればとても広い(車中泊度◯)。途中休憩の大型車の駐車が多いです


住所:北海道足寄郡足寄町(あしょろ)中矢673-4 (現在地からのルートを表示
電話番号:0156-25-7002   MAP CODE:481 583 812  紹介ページ
《近くの道の駅》
 (東10km)あしょろ銀河ホール21
 (西20km)かみしほろ・(南西31km)ピア21しほろ
 (南32km)しほろ温泉・(南東20km)ステラ☆ほんべつ
 (北東44km)オーロラタウン93りくべつ

十勝エリア概略図



🙆 記事一覧 

トイレ事情    ●風呂事情    ●洗濯事情
駐車可能台数
敷地内の店    ●レストラン   ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
観光スポットや行事
地名由来     ●地図


24hトイレは多機能のみウォシュレット、すこし汚れが…

 駅舎よりも大きなトイレ棟(3~4倍あります)に狭い個室が、女子洋式2、和式3。男子洋式1、和式1。多機能トイレにはなんとウォシュレットが1あります(2014年設置)。オストメイト機器やおむつ交換台はありません。少しばかり掃除が行き届いていない感じです。以前は周りにチーズ工場があったらしいのですが(上の段の建物)、2018年にはトイレと駐車場と、ドッグランだけの道の駅になっていました。そしてなぜか使いかけのトイレットペーパーがいっぱい、レジ袋に入れて個室内にかけてあります。
 こうした「無人の、なにもない」道の駅でもWi-Fiが飛んでいるのがすんごいところ。ドッグランに水栓があります。電話番号が設定されています、また多機能トイレには非常用の呼び出しボタンが…。誰が応答するのでしょうか?😱

道の駅「足寄湖」の建物
道の駅「足寄湖」の駅舎とトイレ


 書くまでもないかとは思いますが、一応いくつかを…。いずれも遠いです。「あしょろ銀河ホール」などの紹介ページの再掲です。「本別温泉グランドホテル」(0156-22-3101)までは南東20km、「しほろ温泉」(01564-5-3630)は南へ32kmです。

上士幌町
 「上士幌町ふれあいプラザ浴場」道の駅から西20km(01564-2-4126、上士幌町字上士幌東3線236)14:00-22:00(土日祝は13:00-)/第1・3月曜日定休。入浴料は安い。ボディソープ・シャンプー要持参。温泉成分表(アルカリ性単純泉)が館内に貼りだしてあります。湯はいくぶん色つきかなという程度。洋風と和風の風呂があり週ごとに男女入れ替え。主浴槽、泡風呂、ジャグジー、打たせ湯。サウナ(湿式・乾式)あり。ドライヤー、ロッカーあり。マッサージ機無料。広いホール(休憩室)あり。道の駅「かみしほろ」すぐ近く。

足寄町芽登(めとう)》
 「芽登温泉ホテル」北へ23km(0156-26-2119、足寄郡足寄町芽登2979)営業時間10:30-20:00。山間にたたずむ2階建ての温泉宿。午前中は「巨岩の湯」という露天風呂に入れます(冬期入浴可)。午後になると、湯浴着(有料)着用で混浴の風呂。入浴料はふつう。ボディソープ・シャンプー備え付け。

足寄町茂足寄(もあしょろ)》
 「国民宿舎 野中温泉別館」北西54km(0156-29-7321、足寄郡足寄町茂足寄59)09:00-21:00。入浴料は安い。秘湯。オンネトー近くの温泉、「雌阿寒温泉」とも呼ばれます(以前は温泉宿が数軒あったらしい)。


足寄町
 直近・東へ11km「Jabba足寄店」(足寄郡足寄町北3条)営業時間07:00-22:00。夏は朝06:00から営業。スニーカーウォッシャーあり。道の駅「あしょろ銀河ホール21」のすぐ近く。facebook

上士幌町
 ほぼ真西へ20km「カミシホロランドリー」(MAP CODE:424 830 315*27、上士幌町字上士幌東3線235-19)07:00-23:00。スニーカーウォッシャーあり。稼働状況。道の駅「かみしほろ」のすぐ近く。

本別町
 つぎの2店は南東へ20km、道の駅「ステラ☆ほんべつ」の近く。
 「北海コインランドリー」(0156-22-4543、中川郡本別町上本別10番地9-10)06:00-22:00。
 「キララランドリーパラダイス本別店」(本別町南1丁目2-25 スーパー「フクハラ本別店内」)07:00-22:00。


●駐車可能台数 [TOPへ] (ここは泊まれますか?道の駅のWi-Fi
大型・普通車・身障者用:10台・110台・4台。駐車場は2面。道の駅に入ってすぐのところは普通車が80台ほどの駐車場、もう少し上に上がると20台ほどの駐車場があります。もうちょっと上にも空き地がありそこから下を眺めると、足寄湖が見渡せます。夏は木々に隠れて難しいかも。Google Map

道の駅「足寄湖」案内板
道の駅「足寄湖」案内板


●敷地内の店 [TOPへ]
自販機が4台設置してあります。お店はありません。


●レストラン [TOPへ]
レストランはもちろんありません。近くにもありません。


●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS
 施設自体が市街地から離れたところにあるので、町まで出るには距離があります。

 東方向・足寄町市街地(道の駅「あしょろ銀河ホール21」)までは10kmほど。
 西方向・上士幌町(道の駅「かみしほろ」)までは20kmほど。
 南方向・本別町(道の駅「ステラ☆ほんべつ」)まで20kmほど。
 南西・士幌町市街地までは27kmほど(「ピア21しほろ」)です。



 それぞれの町に3種のコンビニ(セイコーマート・セブンイレブン・ローソン)、またガソリンスタンドがあります。
 上士幌町にはセブンイレブンとセイコーマート(コンビニにゴミ箱はありません)。最近はどの町のコンビニもゴミ箱を撤去しているところがあります。特にキャンピングカーから大量のゴミを持ち込む例が多いようです。


●観光スポットや行事 [TOPへ] (服装虫対策ゴミ箱

旧道の駅「足寄湖」と観光スポット
旧道の駅「足寄湖」と観光スポット


足寄湖展望台
 「エーデルケーゼ館」というチーズの店、レストランが2013年まではやっていたみたい。いま建物は大きなトイレ棟とスタンプが置いてある、道内最小の駅舎だけ。道の駅「江差」が「日本一小さい道の駅」を標榜していますが、駅舎だけだとここには負けます。

 道の駅の上の丘へどんどん登っていくと、湖が見えます。かなりの坂なので、徒歩だと健脚でないと無理かも。国道脇の駐車場に入らずにその前の脇道を車で登れるようです。ただ季候が良くなると木々が茂って湖(ダム湖)は余り見えなくなります。

 広いドッグランがあり、そうそう人も来ないので、思い切り遊ばせたいときには良いでしょうし、またおおいに羽を伸ばしたい人にも良いところでしょう。水栓もあります。でも人が来ないことがかえって怖いことになるかも…。

道の駅「足寄湖」道内最小の駅舎
道の駅「足寄湖」道内最小の駅舎


足寄湖
 「足寄湖」は「活込ダム(かっこみだむ)」(MAP CODE:481 522 628*41、国道241号経由南へ2.4km)という重力式ダムに堰きとめられたダム湖。道の駅から南の方へ行くとダム堤にたどり着けます。国道241号を上流(北西)へ行くと美里別川(びりべつがわ)を渡ることができます(そのまま北上すると芽登郵便局 0156-26-2141)。ダム堤の長さは185mほど。ダム堤へは国道241号を少し南下し、道道88号に入り、カーブを曲がったらすぐに右に折れ、細道に入り込みます。途中曲がらず、突き当たったら曲がるつもりで行くと、ダム堤に到着します。高さは34mだそうです。

美里別滝
 ずうっと上流に「美里別滝」北へ38km(MAP CODE:745 098 326*60)があります。勇気のある人は服装・熊鈴等、準備万端整えて出かけてください。道道から4kmほど山奥に入ります。車の通れる林道が近くまであります。林道から直線距離で200~300mといったところでしょう。滝探索体験談、なかなかわかりづらいだけでなくアクセスしづらい場所にあるようです。
 上の地図では一番上の「しあわせチーズ工房」西にある道道468号を北上します。緯度的には「芽登温泉ホテル」や「糠平湖」のさらに北にあります。

ミルクロード
 国道241号と足寄市街地を通る国道242号の中間を走る「ミルクロード」(道道468号・清水谷足寄線上利別と中芽登あたりまで)があります。国道241号を南下するとミルクロードとの交差点に行き着きます。牛乳を運ぶタンクローリーが行き来する道です。ミルクロードは各地に同じ名前の道があり、北海道では中標津町のものが有名なようです。


●地名由来 [TOPへ]
 足寄湖(ダム湖)の源流が「美里別川」。「びりべつ」の「びり」は「ぴり」(渦)だとする説があるようです。であれば、「渦の川」ということになります。ただアイヌ語の「H」の濁音半濁音は区別しないとのこと。松浦武四郎は「ひりかべつ」(よい川)から「ひりへつ」に転じ、美里別となったと考えたそう。「ぴりかあんぺ」(美しい水)から地名が付いたとする説がもっとも有力のようです。本流の利別川(としべつがわ)が濁っても美里別川は濁らないとか。「あしょろ」については「あしょろ銀河ホール」をごらんください。


●地図 [TOPへ]
住所:北海道足寄郡足寄町中矢673-4 (現在地からのルートを表示
電話番号:0156-25-7002   MAP CODE:481 583 812

#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅足寄湖」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。


参考URL:
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/426/

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