道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」(オホーツク北 13)

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概要(最終訪問日:2023年5月10日)
  • オホーツクエリア(沿岸部)に位置する道の駅、1993年設置(設置番号13)
  • スタンプ押印は開館時間(夏期10:00-22:00・冬期11:00-20:00)内に(😆休館日は押せません)

  • 24hトイレは公園設置のものを流用(快適度7・洋式)、冬期は唖然とする「閉鎖」、近くのバス待合所に24hトイレあり(通年利用可・ウォシュレット)
  • サロマ湖の西、湧別川と国道242号沿いの道の駅、温泉が道の駅です
  • 駅舎前の駐車場には80台あまりが駐められます
  • レストランが温泉に併設されています
  • コンビニやガソリンスタンド(給油は湧別町がおすすめ)はわりと近くに、コインランドリーは少し離れてあります(車中泊度◯)

  • 5月の「チューリップ公園」、6月の「オホーツク・リラ街道」訪問がおすすめ
  • ⛺キャンプ場は「観光スポット」に記載


住所:北海道紋別郡湧別町中湧別中町3020-1 (現在地からのルートを表示
電話番号:01586-4-1126   MAP CODE:404 641 776
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
 (東14km)愛ランド湧別・(東26km)サロマ湖
 (西59km)香りの里たきのうえ
 (南西21km)遠軽森のオホーツク・(南西37km)まるせっぷ
 (北28km)オホーツク紋別


🙆 記事一覧 

トイレ事情    ●風呂事情    ●洗濯事情
駐車可能台数
敷地内の店    ●レストラン   ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
観光スポットや行事
地名由来     ●地図


●トイレ事情 (トイレうんちくダンプステーション

24hトイレは洋式

 24hトイレは「上湧別百年記念公園」内・機関車のそばにあるトイレ🗾です。温泉内にあるウォシュレットは閉館22:00以降は使えません。で、その公園のトイレは女子トイレ、男子トイレともに洋式、和式が1つずつ。多機能トイレにはなぜか大小の洋式トイレが同じ部屋に1つずつ。小さいのは子供用みたい。オストメイト機器等はありません。掃除は行き届いていますが、戸外のトイレなので清潔さや心地よさは推して知るべしです。夜間のウォシュレット利用については、下の「冬期 + 夏の夜間 ウォシュレット」をご覧ください。

かみゆうべつ温泉24hトイレ
かみゆうべつ温泉24hトイレ
冬のお知らせ
冬のお知らせ

 ホームページや道の駅スタンプ帳には夜間もウォシュレットが使えるような表記になっています。ウォシュレットを目指してくると、おおいに落胆するかもしれません。24hトイレは国交省の道の駅設置要件なのですが…。夜間は公園のトイレしか使えないことは「施設情報」の「トイレ」の項にそれとなく書いてあります(ウォシュレットでなきゃいやだという人は意外と多いようなのです。たとえば土地持ちの、いいえ「痔主の方」など…。手術を2回もした大痔主の人なんか「TOTOの携帯ウォシュレット」を持ち歩いているとか…。地主の方でなくっても、お歳を召した方でウォシュレットが良いという方は多いようです)。

 冬期:この道の駅の24hトイレはさらに、冬期間(12月1日~4月30日)入口が封鎖され、利用できません。夜、トイレに行きたければ、温泉建物内のトイレを利用(営業時間中のみ、冬は21:00まで)するか、道を渡ったところの「文化センターTOM」(旧中湧別駅の跡地に建てられた文化センター(円柱が弧を描いた建物)へ行くほかありません。
 冬期 + 夏の夜間 ウォシュレット:下の画像、左の赤矢印の下に湧別のバス待合所があり、ここに通年利用可の24hトイレ・ウォシュレットがあります(ただし狭い、男1室・女2室、便座クリーナつき)。


湧別町文化センターTOM
湧別町文化センターTOM


●風呂事情 (入浴料虫対策


かみゆうべつ温泉 チューリップの湯・食事処・売店》
 「かみゆうべつ温泉 チューリップの湯」(01586-4-1126、湧別町中湧別中町3020番地の1)夏期10:00-22:00・冬期11:00-21:00(受付は1時間前まで)。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉(含硫黄)。入浴料はほとんどふつう。大きな駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
 温泉はまさに駅舎内(温泉の中に駅舎があるのかも…)。透明の湯できれいです。浴室は和風大浴場と洋風大浴場の 2つがあり、男女で日替わり、どちらも入るには2日必要です。主浴槽のほかに、開放的な露天風呂、サウナがあります。ジャグジーや水風呂も。家族風呂あり(要予約・料金時間は問合せ)。この温泉も地元の人の利用が多く、いつも盛況です。循環・加温の湯のよう。刺青、タトゥーは入浴禁止⛔。返金式ロッカーあり。畳敷きの広い休憩室あり。休業その他のお知らせについては「HP」を。
 食事処「ちゅーりっぷ」(営業時間11:00-14:00・17:00-21:00 🗾)と入浴者だけが利用できる「軽食コーナー」(10:00-21:00)があります。。地元湧別町の食材を使用。ゆうべつ牛のステーキ(「ゆうべつ牛ステーキ定食」がおすすめ)、ホタテフライ定食、湧別産ホタテの稚貝(ちがい)を使った「チガイのわかるカレー」、ぶっかけうどんなど結構立派なメニューを提供しています。
 売店では湧別町の農産物・海産物、行者ニンニクのお漬物など、チューリップにまつわるお菓子などが販売されています。

かみゆうべつ温泉チューリップの湯
かみゆうべつ温泉チューリップの湯


湧別町宿泊施設しらかば》 …風呂事情トップに戻る)
 「湧別町宿泊施設しらかば」道の駅から北東へ4km・道道656号沿い(01586-5-2139、紋別郡湧別町錦町)15:00-20:00/月水金のみ営業。事前に受け入れ可がどうかを確認のこと。料金安め。小さめのお風呂があります。洗濯機あり。冷蔵庫や電子レンジあり。とっても安い宿泊料金はリンク先に書いてあります。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。

レイクパレス》 …風呂事情トップに戻る)
 「レイクパレス」道の駅から東へ15km・道道656号龍宮街道沿い(01586-5-3909,紋別郡湧別町登栄床154番地 湧別町緑地等管理中央センター内)入浴料は安い。事前に受け入れ可がどうかを確認のこと。ボディソープ・シャンプー要持参。サロマ湖の砂州に建つ施設、「登栄床簡易郵便局(とえとこ)」(01586-5-3114)とほぼ同じところ。立地だけでも充分話の種になりそう。午後14:00ころから入浴可能、「宿泊・宴会・入浴」ができるそうです。お安い宿泊料金はリンク先に書いてあります。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。もう少し東に進むと「龍宮台展望台」があり、サロマ湖とオホーツク海を同時に眺められます。


●洗濯事情



●駐車可能台数 (ここは泊まれますか?道の駅のWi-Fi

大型・普通車・身障者用:8台・414台*・4台というびっくりするような、あり得ないような駐車可能台数がホームページ上に以前は書かれていました。これは道の駅(温泉)前ばかりでなく、上湧別百年記念広場前、湧別町文化センターTOM、中湧別図書館、文化センターの駐車場も勘定に入れていたようです。そもそも道の駅の標識が「中湧別図書館」の角に建っています。しかし道の駅の前には実際、バスの駐車スペース2台分・普通車84台・身障者用2台ほどが駐められるだけです。地元の方が多いこともあり、駐車場はいつもほぼ満杯です。〔🗾Googleマップ〕。

かみゆうべつ温泉駐車場
かみゆうべつ温泉駐車場


 ほかの施設にも駐車可能であるのならどんぶり勘定ではなく、「◯◯広場前にも駐車可能です」といった案内や標識を道の駅前に置いてもらいたいところ。
 初代(1993年設置)道の駅登録施設は敷地や駅舎などはっきり言って、いい加減な情報を届け出ていたところもあり、この数十年の間改修もや改善もなく当時の設備ままに経過しているところもあります。道央エリアには駅舎内にトイレさえない施設もあり😱。雨の日のこととか、身障者のこととか全く考慮していない。

かみゆうべつ温泉駐車場
かみゆうべつ温泉駐車場


●敷地内の店

駅舎内、上湧別百年記念公園(鉄道資料館百年記念広場

駅舎内
 駅舎内にはお土産屋さんがあります。行者ニンニクのお漬物などたくさん、ほかに地元産野菜や海産物が並ぶことがあります。駅舎内での食事は上の「風呂事情 ⬆」をご覧ください。

上湧別百年記念公園(鉄道資料館)》 …敷地内の店トップに戻る)
 道の駅入り口辺りに「上湧別鉄道資料館」があります(廃止前の駅名は「中湧別」)。5月~10月の開設、冬は除雪されないので立ち入ることができません。機関車が置いてあります。ホーム上に屋根というか跨線橋というか、が付いています(跨線橋や階段には登れません)。左の画像中、緩急車とラッセル車が駐まっています(木立の向こうが道の駅、左端にちらっと見えている建物は24hトイレ)。鉄道資料は、「文化センターTOM」(01586-2-2188、鉄道資料館から北へ70m)ロビーおよび「ふるさと館JRY ⬇」に展示。

上湧別鉄道資料館(旧中湧別駅)
上湧別鉄道資料館(旧中湧別駅)
鉄道資料館
鉄道資料館


上湧別百年記念公園(記念広場と塔)》 …敷地内の店トップに戻る)
 「上湧別百年記念広場」は道の駅すぐ隣、高い塔は「100年記念塔」(高さ21m)。「上湧別町」開基100年を記念して、1996年9月に建てられました。制作は前衛美術家・関根伸夫、作品タイトルは「かみゆうべつ われらの心の調べ」。画像では見にくいですが、塔の先端からオレンジ色の枠(ハート型)に何本ものワイヤーが結びつけられ、風に音を立てるのだとか。夜はライトアップ、七夕の時期には七夕飾りが結わえられます。

上湧別百年記念広場
上湧別百年記念広場
百年記念広場の夜
百年記念広場の夜


●レストラン

    道の駅
  • 食事処ちゅーりっぷ」(01586-4-1126、紋別郡湧別町中湧別中町3021-1)11:00-21:00・午後の休憩あり。道の駅併設のレストラン。駅舎内での食事は上の「風呂事情 ⬆」をご覧ください。〔🗾Googleマップ〕。

  • 湧別町市街地のレストラン
  • 食事処 親爺」道の駅の真北50m・道道712号沿い(01586-2-2667、湧別町中湧別中町461番地の3)11:30-13:30・17:30-21:00。自家製粉を使った手打ちそばの店。黒い田舎そば。大きさにびっくりのどんぶり椀に入った「親爺弁当」あり。小さい天丼や豚丼とのセットメニューあり。カウンターと座敷あり。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • 🍣「寿し処 魚々屋」道の駅の真西300m・国道242沿い(01586-2-3701、湧別町中湧別南町548-1)12:00-14:00・17:00-22:00/水曜定休。お寿司、丼物、定食ができます。お寿司はせっかくなので「特上」をお願いしましょう。カウンターと座敷あり。テイクアウトメニュー。3台分ほど駐車スペースあり。〔🗾Googleマップ〕。
  • 🍣「味処こいけ鮨し」道の駅から南西400m・国道242号(渡る)沿い(01586-2-3775、湧別町中湧別南町615-2)12:00-14:00・17:00-21:00/火曜定休・第1, 3水曜お休み。カウンター、テーブル、畳の席のあるお寿司屋さん。ちょっと居酒屋風。湧別漁港で水揚げされた魚介類を使っています。握り、ちらし、お造りのほかにもカレーなどができるようです。テイクアウト可。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • 😋(夜)🐟「旬菜酒房 山桜」道の駅から北へ850m・道道712号沿い(01586-2-4177、湧別町中湧別北町183)17:00-22:00/月火曜定休(前日までの予約で対応)。地元産食材をふんだんに使うお店。手頃なお値段のコースで食事を出してくれます。お肉もあり。味量ともに申し分なし。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。中湧別神社」(01586-5-2106)向かい。

  • 市街地の南と北
  • 🍰「Patisserie COMMENCE(コマンス)」道の駅から南へ4.7km・国道242号沿い(01586-8-7700、湧別町上湧別屯田市街地199-1)10:00-19:00/火曜定休。湧別町唯一のケーキ屋さん。ショーケースの中にある定番イチゴのショートケーキ、チーズケーキ、ガトーショコラ、どれもおすすめ。マンゴーソースの載ったレアチーズケーキは人気。クッキーなどの焼き菓子もあり。イートインあり。「コマンスcommence」はフランス語、「始める」。〔🗾Googleマップ〕。
  • 食堂 だるま軒」道の駅から南へ4.8km・国道242号沿い(01586-2-3282、湧別町上湧別屯田市街地244)11:30-15:00・17:00-19:00/水曜定休。定食や丼物、カレー、ラーメンの出てくるお店です。カツ丼がおすすめ。ラーメンと丼のセットあり。ラーメンには「麩」が入っています。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。ローソン 上湧別店」(01586-2-3343)が近く。

  • 😋(昼)「麺屋おほーつく」道の駅から国道242号を1.5km北上・国道238号沿い(01586-2-3988、紋別郡湧別町町北兵村3区46-1)11:00-15:00/水曜定休。おしゃれなログハウスのうどん屋さん。今はやりの、がちがち腰のあるうどんではなく、やさしく柔らかめ、もちもち感のあるうどんです。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。DCMニコット 湧別店」(01586-2-4400)の向かいみたいな感じ。
  • NEW HUMBER」道の駅から4.8km北上・国道204号沿い(01586-8-7777、湧別町栄町37-13)ランチ11:00-14:30・パブ18:00-22:00。宿泊施設のレストラン。ランチは石焼き料理(ご飯やパスタ類)、日替わり定食。ほかにシフォンケーキやハーブティー。夜の部(パブ)はビールが充実、それに合ったパスタや石焼き料理、おつまみが提供されます。宿泊予約あるいは電話で(1部屋料金で良心的・TVやテーブルなし)。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
  • 😋(昼)「洋食YOKOYAMA」道の駅から北西へ8km・国道238号沿い(01586-5-2866、湧別町川西790-4)11:00-14:00。なかなかおしゃれな白い壁のレストラン、天井から吊り下げられたランタンなど中の雰囲気もとってもおしゃれ(ドイツからの輸入住宅だそう)。オムライス、スープスパゲティがおすすめ。ほとんど紋別市との境、「シブノツナイ湖」の近くです。駐車場🅿あり。白樺とミズナラの木立のお庭がすてき。〔🗾Googleマップ〕。
湧別町・洋食YOKOYAM
湧別町・洋食YOKOYAM


●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 (ANRE 停電時も給油可能なGS

道の駅の南、道の駅北側漁協直売店
 ガソリンは道の駅周辺の方がぐっと安い





●観光スポットや行事 (服装虫対策ゴミ箱


かみゆうべつ温泉と観光スポット
かみゆうべつ温泉と観光スポット


チューリップ公園
 湧別町最大の観光スポットは、なんと言っても5月~6月の「かみゆうべつチューリップ公園」(01586-8-7356、湧別町上湧別屯田市街地358番地の1)08:00-18:00。道の駅から国道242号を3km南下・左手に見えます。要入園料(1日券とシーズン券があります)。公園面積は12.5ヘクタール、そのうち半分以上の面積にチューリップが植えられています。200品種、120万本だとか。一重のチューリップ、八重のチューリップ、白や赤、黒のチューリップ、色とりどり。展望台のあるオランダ風車が建っています。休業その他のお知らせについては「湧別町観光情報」あるいはinstagramを。駐車場と「チューピットショップ」(お土産と軽食の店)内に、男女共用のバリアフリートイレ設置。〔駐車場🗾Googleマップ〕。
 「かみゆうべつチューリップフェア」は例年5月1日から6月上旬。種々のチューリップがつぎからつぎへと咲いていきます(ライブカメラ)。
 なお道内でチューリップの生産が多いのは道央エリアの当別町、年間30万本を出荷、3月頃から出荷しています(facebook)。
 左画像中央の小さな建物は「チューリップ館」(01586-2-5171)。公園内にあるレストランで営業時間は、5月10:00-17:00・6月11:00-16:00/月曜定休・5月無休。ほかの月は夜のみの営業(17:00-22:00/月曜定休)。右手の大きな建物は下で紹介する「郷土博物館ふるさと館JRY」。

チューリップ公園とチューリップ館
チューリップ公園とチューリップ館
かみゆうべつチューリップ公園(5/20)
かみゆうべつチューリップ公園(5/20)


町立郷土博物館ふるさと館JRY(屯田兵)〕
 上の左画像の大きな建物は「町立郷土博物館ふるさと館JRY(じぇりー)」(01586-2-3000、湧別町北兵村588番地)09:00-16:30/月曜定休。北海道の屯田兵の歴史を見るのに有益な場所です。要入場料。湧別町の、主として屯田兵の働きを跡づける博物館。〔🗾Googleマップ〕。
 屯田兵の制度は1874(明治7)年に設けられ30年間続きました。最初は1875年、今の札幌市琴似におよそ200戸が入植、屯田制度が実施されました。湧別町に屯田兵が入ったのは1897年、北海道の開拓と北方警備に当たりました。
 屯田兵は戊辰戦争で敗れた士族が主でした(館名に「郷士(ごうし)」が使われているのもそのためでしょう。「郷士」とは「農村に土着した武士」のこと)。1904年に制度が終わるまで、北海道の各地に37の村が造られ、家族を含め4万~4万5千人が移り住んだと言われています。
 屯田兵には規格どおりの間取り(畳敷きの部屋が二部屋)のある「兵屋」と、未開拓の土地(開拓可能な土地として選定された土地は402万ha・北海道の約50%の広さ/屯田兵一人当たり、身分に応じて5,000坪・1.65ha・ほぼ130m X 130mの広さ ~ 15,000坪・5ha・東京ドームより広い)が与えられ、日々の訓練を行い、兵役(開拓と防衛)にあたりました。

 博物館内には、屯田兵の住居や生活道具が展示され、屯田兵の歴史を知ることができます。兵屋で暮らす生活体験のプログラムもあります。博物館建物外観はモダニズムの偉容(なかなか奇抜な形の建物で、渡辺豊和の設計)を示していますが、なかは兵役の厳しさを物語る展示になっています。道の駅「愛ランド湧別」からは西へ17km。

湧別町・町立郷土博物館ふるさと館JRY
湧別町・町立郷土博物館ふるさと館JRY
内部に再現された屯田兵舎
内部に再現された屯田兵舎


 裏手に「屯田兵屋」を再現した木造住宅「屯田生活体験館」があり、ここで調理体験など、当時の生活を体験することができます(問合せはJRYへ)。〔🗾Googleマップ〕。

湧別町・屯田生活体験館
湧別町・屯田生活体験館


五鹿山公園とキャンプ場
 「五鹿山公園キャンプ場(ごかざん)」(01586-2-3141、紋別郡湧別町北兵村二区)ではふつうの料金でキャンプを楽しめます。湧別町サクラの名所。開設期間は5月1日~9月30日。ログキャビン(18棟、電灯・コンセントのみ)、オートキャンプ(17サイト、電灯・コンセント)、フリーテントサイト(砂地・18サイト)。公園内に青い列車(スハフ42)があり、宿泊可(無料・混み合うことはないらしい)。屋根付き炊事場、水洗トイレ。シャワー室2、24h利用可。ゴミは分別の上処分可(ゴミ袋購入)。道の駅(温泉)からは西へ2kmほど、「五鹿山公園」の北側にあります。〔🗾Googleマップ〕。
 「五鹿山公園」は標高125.8mの五鹿山を中心とした公園、山頂に展望台があります。キャンプ場から歩いて行くといいでしょう。桜が咲く五月、その後のツツジ、春はお花の季節です(「五鹿山公園まつり」開催)。冬はスキー場になり、リフトも動きます。頂上付近に駐車場🅿(MAP CODE:404 643 294*26)あり。〔🗾Googleマップ〕。

湧別町・五鹿山公園キャンプ場
湧別町・五鹿山公園キャンプ場
五鹿山の桜
五鹿山の桜


オホーツク・リラ街道
 「オホーツク・リラ街道」(MAP CODE:404 733 588*11)が紋別郡湧別町栄町~錦町の2.4kmにあります(名寄本線湧別支線跡地)。6月中旬、約600本のライラック(リラ)が咲きます。またここはエゾヤマザクラの並木道でもあり、「千本桜並木」としても整備されています。〔🗾Googleマップ〕。
 道の駅から「中湧別図書館」(01586-2-3150)や「中湧別屋内ゲートボール場」前の通りを北へ1.6km進むと「リラ街道」に入ります。道道656号・竜宮街道と交差するまで「街道」の直線道路です。

湧別町・オホーツクリラ街道
湧別町・オホーツクリラ街道
リラ街道案内
リラ街道案内


名寄本線湧別支線四号線駅跡(リララの広場)
 「名寄本線湧別支線四号線駅跡(リララの広場)」(MAP CODE:404 733 899*84、名寄本線湧別支線の「四号線駅(しごうせん)」跡地に造られた小さな公園。トイレあり。〔🗾Googleマップ〕。

湧別町・リララの広場
湧別町・リララの広場
ライラックの花
ライラックの花(6月)


シブノツナイ竪穴住居跡
 「シブノツナイ竪穴住居跡」(MAP CODE:404 879 133*34、問合せ01586-2-3000、湧別町川西)。竪穴住居跡が530基も確認されている遺跡。その半数以上は「擦文文化(さつもん)」時代のものとされています。オホーツク海の海辺に位置していて、住居跡が海まで続いています。5~10月は牛が放牧されていますので、見学希望の場合は「ふるさと館JRY」(01586-2-3000)まで事前に連絡。北海道史跡に指定。〔🗾Googleマップ〕。
 「擦文文化」とは…、日本の歴史では定住性狩猟文化の縄文時代が異常に長く続いたあと、稲作文化の弥生時代となりますが、北海道では米が栽培されるのはじつに明治時代になってから。縄文時代後も似たような文化が続いていきますが、土器の紋様等の特徴を捉え、弥生・古墳時代に相当する時代を続縄文文化、飛鳥・平安時代に相当する年代を擦文時代としました。


●地名由来

湧別・上湧別
 中湧別にあるこの道の駅、なぜか「かみゆうべつ」。セブンイレブンも住所は中湧別なのに、「上湧別店」となっています。2009年に上湧別町と湧別町が合併し、新たな湧別町が生まれました。合併以前、上湧別にあった施設は「かみゆうべつ」の名前を使っているようです。駅舎直ぐ近くの「中湧別鉄道駅跡」は1916年に「中湧別駅」の名で存在し、合併以前(1989[平成元]年)に廃駅になった施設です。合併後「上湧別鉄道資料館」という名で跨線橋と「国鉄」の名を冠した客車、ラッセル車が置いてあります。
 「駐車場」の項に書きましたように、道の駅の周りには、様々な施設があります。北海道には珍しい「屋内ゲートボール場」があります。

スパーク湧別・屋内ゲートボール場


 「ゆうべつ」の地名はアイヌ語の「ユペオツ」(サケが多い)に由来するとのこと。なんでも1600年代中頃には「ゆうべち」の地名がそのころ作成された地図に記載されているとか。オホーツク沿岸の代表的な地域だったのでしょう。湧別町の東部はサロマ湖で、オホーツク海に張り出した砂州の一部も湧別町です。ちなみに湧別漁港付近に「湧別原野入植者上陸之地碑」があります。明治期(20年以降)に開拓団として上陸した人たちを讃える碑。屯田兵が移り住んだのは1897(明治30)年。
 明治時代に入ると屯田兵が入植、いまでも道の駅の周りに「北兵村(きたへいそん)」(五鹿山公園キャンプ場のあるところを含む)、「チューリップ公園」の近くに「南兵村(みなみへいそん)」の地名が残っています。上の「町立郷土博物館ふるさと館JRY」をご覧ください。なお、道内には「兵村」がたくさん遺っています(兵村マップ)。

 町政は1953年からですが、2009年に湧別町と上湧別町が合併して今の形になりました。1950(昭和25)年のピーク人口25,505を数えましたが、漸次減ってゆき、2026年現在7,7000人ほどです。「愛ランド湧別」の「地名由来」もご覧ください。


●地図

住所:北海道紋別郡湧別町中湧別中町3020-1 (現在地からのルートを表示
電話:01586-4-1126   MAP CODE:404 641 776

# 「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。


参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18798
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/472/
http://www.town.yubetsu.lg.jp/50shisetsu/6nou-kankou/spa-kamiyu.html

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