道の駅「オホーツク紋別」(道東エリア・オホーツク 22)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道紋別市元紋別11-6 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0158-23-5400 MAP CODE:801 585 161
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東27km)かみゆうべつ温泉チューリップの湯
(西32km)香りの里たきのうえ・(58km)にしおこっぺ花夢
(南45km)まるせっぷ
(北西29km)おこっぺ・(48km)おうむ
🙆 記事一覧
●トイレ事情(高規格キャンプ場) ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数(ガリンコ号など近隣観光スポット)
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
駅舎「流氷館」と駐車場はかなり離れています。24hトイレは駐車場に別棟で建てられています。外観も大きければ内部も広いです。で、全国のウォシュレットファンのみなさま、喜んでくだされ、スタンプ帳などにはウォシュレットの表示はないものの、ウォシュレットは女子用5/8室、男子用2/3室、+洋式。女子用の1室にはベビーベッドがあります。多機能トイレにウォシュレットとオストメイト機器。
トイレ前には独自のWi-Fiが飛んでいます。駐車場全体をカバーはできませんが、かなり強力です。パスワード認証なのでiOSでもエラーが出ません。冬期は電波の飛ぶ距離は短くなります。
《海洋公園(紋別ガリヤ地区)とキャンプ場》
道の駅に非常に近いところにある「港湾緑地」キャンプ場(旧キャンパーの聖地・紋別ベイエリアオートサイト)。道の駅から海に向かって北へ700m・ガリンコ1号が展示されている向こう側。道の駅駐車場よりはキャンプ場の方が施設も充実です。開設期間:6月~9月。きれいに刈り取られた芝生、予約不要。大きな白のパオが5棟建てられ本格的なキャンプ場の体裁です。Google Map。
なお「ガリヤ」は「(遊びた)がりや」「(~した)がりや」から。ほんとだよ。
「港湾緑地」には屋根付きステンレス洗い場、トイレはウォシュレット(紙あり)、パスワード認証のWi-Fiも。利用料は無料ですが、環境維持協力金(金額は画像内)を出すと、ゴミを引き取ってくれます(テントを広げる場合も、駐車場で車中泊をする場合も同じ・受付の建物がトイレの向こう側にあります)。利用料がいらず、これだけの設備のある高規格の施設はそうそうありません。近くに売店(海洋交流館内に規模の小さいセイコーマート・営業時間が09:00-18:00)や食事をするところがあります。
近くに人工海水浴場「ホワイトビーチ」(おじさん達がいる監視センターが近くに展開されています)が広がり、その近くに海水浴場用のシャワー設備(無料)があります。「港湾緑地」と道の駅のちょうど中間あたりにあるオレンジ色の船の形の建物。
シャワー室をすこし説明すると、男女それぞれ4室(というか、カーテンがドア代わり)。シャワーのノズルは固定式です。飛び出ているボタンを押すと湯が出てきます。棚(20cm幅、長さ30cmほどの金属バー)がそれぞれの室にひとつついています。石けん類はもちろんありません。床はタイル張りです(高校などのプールにあるシャワー室を想像してもらえれば…)。顔を洗えるようなシンクがシャワー室内に2つあります。開設期間は「港湾緑地キャンプ場」と同じで、時間は10:00-16:00の間で使えます。シャワー設備は海水浴場用なのでビーチが閉鎖されているときはお休みです。
《紋別市》
「紋別プリンスホテル」道の駅から北へ2.7km(0158-23-5411、紋別市本町7丁目3-26)15:00-24:00。紋別市内唯一の温泉、アルカリ性冷鉱泉。ボディソープ・シャンプー備え付け。女性には化粧水や乳液、男性にはヘアトニックやアフターシェーブローション等が付いています。主浴槽大小3つ、露天、サウナ。入浴料金は高い。レンタルのタオル・バスタオルあり。泊まると早朝風呂に入れます。
ホテル玄関側にドラッグストア「サツドラ紋別本町店」(0158-28-5322)、裏手にセブンイレブン紋別港町店」(0158-23-6077)があります。
「市民の湯くつろぎ湯処紋太の湯」北へ3.7km(0158-23-1555、紋別市幸町4丁目1-1オホーツク氷紋の駅内)13:00-21:30・土日11:30-。入浴料は少~し高い。2種類の温度の主浴槽(残念ながら温泉ではない)、サウナ、ジャグジー。エステ、漫画、卓球コーナーがあります。facebook。
「氷紋の駅」は「紋太の湯」の右隣。「紋別駅」の跡地にできた大きなお土産屋さんで、食事処やスーパーが入っています。観光スポットとしても訪問の価値あり。
《湧別町》
「道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯」南東28.5km(01586-4-1126、紋別郡湧別町中湧別中町3021-1)10:00-22:00。入浴料はふつう。和風大浴場と洋風大浴場があり、男女で日替わり。レストランや軽食コーナーがあります(営業時間11:00-21:00)。
「ワコードライセンター本町店」道の駅から北へ3.7km(0158-24-8122、紋別市本町1丁目1-22 隣がクリーニング店)24h営業。店の中きれい。稼働状況。
「ワコードライセンター緑町店」北西へ3.3km(0158-28-8871、紋別市緑町4丁目27-18)24h営業。
「コインランドリースキル紋別店」北へ7km(0158-24-7571、紋別市落石町4丁目34-7)06:00-24:00。稼働状況。
大型・普通車・身障者用:10台・120台・2台。駅舎(流氷館)から離れたところに駐車場はあります。一面の広い駐車場、駐めるのには苦労しません。道路との間には広い緩衝帯があります。すぐ近くの「かにの爪」で道路は行き止まりです。交通騒音は気にしなくても良さそうです。大型車はいちおうバスのみが駐車しても良いことになっています。道が行き止まりなので、トラックはわざわざ入ってきません。どこに駐めても良い感じですが、紋別は夏も冬も観光シーズンです。とくに夏はスペース確保に大変かもしれません。Google Map。
上の「トイレ事情」で紹介しましたように、「ガリヤ地区港湾緑地キャンプ場」という、無料のキャンプサイトがあります。屋根つき洗い場やウォシュレットつきトイレなどもあり港湾緑地の方が施設的にも利用しやすいと思います。画像はタップするとおおきくなります。
《水泳・健康プールステア、オホーツクホワイトビーチ》
道の駅すぐ北側には紋別市の「健康プールステア」(0158-23-9400、ウォータースライダーあり)。道の駅の海側はには散策によい「カリヨン広場」があり、「流氷展望室」(冬寒いときにはここに入ります、たいてい寒いですが…)、もう少し南、道路の先端には「かにの爪」があります。夏や秋には釣り竿が並びます。
道を海際へ渡ると「オホーツクホワイトビーチ」(開設期間 5月上旬~9月下旬)、海水浴が可能です(遊泳期間 7月下旬~8月中旬、無料のシャワー施設あり)。
《海洋交流館(ガリンコステーション)》‥ガリンコ号🚢に乗るならここへ😲
○「海洋交流館」(0158-24-8000、紋別市海洋公園1番地)はガリンコ号乗船チケットを取り扱う施設です(乗船予約可・臨時休業等についてはtwitterで)。別名「もんべつ海の駅」。営業時間10:00-17:00。「クリオネプロムナード」という防波堤(紋別港第3防波)の突端にある「氷海展望塔オホーツクタワー」まで(約700m)の無料送迎バスの申し込みもここで受付です。防波堤直前の駐車場からの乗車も可能です、この場合電話で送迎バスを呼ぶことができます。
〔館内施設〕
〔海洋交流館館外施設〕
《氷海展望塔オホーツクタワー》
「氷海展望塔オホーツクタワー」(10:00-16:30)は「海洋交流館」からは一番遠く、700mほどの距離があります。上に書いていますように交流館から無料の送迎バスが出ています(歩いてもそれほどの距離ではありません)。途中の駐車場からも乗ることが出来ます。
主として流氷を眺める施設で、高さは海上38.5メートル、海底7.5メートルあります。夏の海底も興味をそそられます。3Fが展望室、誰もが演奏できるピアノ(ストリートピアノの屋内版)があり、カフェもオープンしています。冬は展望塔からは足元に広がる流氷を眺め、「ガリンコパンケーキ」をいただくのがおすすめ。
《オホーツクとっかりセンター(アザラシランド)》
「オホーツクとっかりセンター」(0158-24-7563)は野生アザラシを飼育している、日本で唯一の施設施設です。「アザラシランド」(10:00-16:00・有料)では飼育員さんの説明を聞きながら、アザラシの生態観察が出来ます。餌の時間は10:30、11:30、13:30、14:30、15:00、餌やり体験は出来ません。「アザラシシーパラダイス」(開館10:00-17:00・有料)では餌やり体験が可能です。餌の時間は12:00、14:00、15:30(各回先着5名まで)。ゴマフアザラシと一緒に寝転んで写真を撮ってもらえます(要予約・コロナウイルス感染症予防のため現在休止中)。
氷海展望塔オホーツクタワーとはガリンコステーションをはさんでちょうど反対側。駐車場の向こうにあります。
《ガリンコ号》…ガリンコIII号IMERU🚢・ガリンコII号⛵
「海洋交流館」のすぐ目の前が「ガリンコ号」(予約ページ・問合せ 0158-24-8000 海洋交流館と同じ番号)の出発港です。初代、II号につづきIMERUが2021年就航。遠方から来てくれたお客さん達をがっかりさせないようにと、遠くの流氷を追って、速度も速く、またたくさんのお客さんを乗せて航海できるようになりました。II号もまだ現役です。
冬期運行は1月~3月終わりまで。流氷は陸地から見るよりも船から見る方が圧倒されます。みなさん、流氷が割れるのを見るのにデッキに昇りたがりますが、1F船室もなかなかのもの。割れた流氷が窓の外、目の前を流れていくのが見えます。迫力です。船室内なのでとくに寒がりの人にはおすすめ。お正月には「元旦クルーズ」が催行されます。初日の出は海からというのもおしゃれです。
夏期の運行は5月~10月まで。ガリンコ号は、4月に塗装や船体の検査を終えて、5月からまた運航し始めます。夏場は釣り、ホタテ漁ウォッチング(月に2回ほど)、また夜の海の航海(街の灯りが届かないところまで航行)で「夏の星空観察会」も行われます。
ガリンコ号、オホーツクタワー(無料送迎バスあり)ともに冬だけでなく、夏も運行・営業しています。
《ガリンコ号うんちく》
「ガリンコ号」はもともとアラスカの海底油田開発のための1981年に進水した実験船。紋別の海で実験を繰り返しました。実験船の役割を終えた後、紋別市へ譲り渡され、1987年観光船となりました。2020年まで1997年進水の「ガリンコII号」(沖合10kmまでの運行)のみが動いていましたが、2021年、事業費約10億円で「ガリンコIII・IMERU」が流氷観光に参戦。200海里(約370km)以上の航続距離で、沿岸だけでなく沖合への航行が可能となり、スピードアップ(時速約30km)。
2020年7月大分県佐伯市の三浦造船所で進水し、11月24日に紋別に入港、2021年1月9日デビュー。全長45.5m、乗客定員は235名。「イメル」はアイヌ語で「光」の意味です(上の画像中、湾内の氷は、流氷ではなく結氷です)。
なお初代ガリンコ号は海洋公園(紋別ガリヤ地区)に飾られています、2021年塗料を塗って化粧直ししました。
駅舎自体が「道立オホーツク流氷科学センターGIZA」(0158-23-5400・開館時間09:00-17:00/概ね月曜定休・8月や流氷シーズン1月~3月は無休)要料金。割引がたくさんあり、中学生以下・65歳以上、障害者手帳を持っている方は無料(いずれも要証明書)、高校生は土曜日やこどもの日などは無料、JAF優待あり。
「展示室」で流氷の誕生メカニズムやどのように氷が北海道へ流れてくるかなど、いろいろな幸運が積み重なって流氷ができ、オホーツクの豊かな漁場を造っているかを知ることができます。また「厳寒体験室」でマイナス20度の寒さを体験できます。防寒着は貸してくれます。駅舎の外には「アムールへの架け橋」があり、流氷が生まれるアムール川を向いているそうです。
GIZA(流氷科学センターの建物が上から見ると「ギザギザ」なのでこの名前。ほんとだよ)のなかは、流氷の発生装置やガリンコ号模型、南極探検で使用された調査機器、クリオネなどが展示されています。ドームシアターでは流氷の映像を迫力あふれる映像で観察できます。
おみやげ品や軽食は、建物入って右手です。食事は「オホーツク紋別ホワイトカレー」、「シーフードカレー」、丼物、コーヒーやお茶などの飲み物があります。24hトイレ近くにもカフェがあります(シーズン中のみ)。
《市街地》
道の駅にはカレー屋さんがあるようですが、閉館時間が少し早いようです。紋別市は人口2万を超す大きな町でそれなりにお食事処がありますので、探すのに苦労はしません。近場を…。「レストランあんどう」の周りにたくさん店があるようです。
○「レストランあんどう」道の駅から北へ3.4km(0158-24-8585、紋別市幸町5丁目1-24)11:30-14:30・17:00分-21:00/火曜定休。落ち着いた雰囲気の店。洋風の定食やセットが中心。
「寿司処みらく」(0158-28-8820)、「すし処 鮨元(すしもと)」(0158-23-3757)、「名代そば処 勝山本店」(0158-23-2307)、「海鮮遊食Rin」(0158-24-9877)、「ナマステ・ネパール紋別店」(0158-24-2838)あたりは評価の高い店です。
2021年閉店「味処あづま」北へ3.2km(0158-23-3049、紋別市本町5丁目2-7)11:00-14:30・17:00-21:00(土日は午後の休憩なし)。店の中にはかにが一杯。海鮮や定食、カレーなどいろいろできます。昼時はランチメニューあり。
「海鮮食堂よってけまるとみ」北へ3.3km・紋別漁港(0158-24-1188、紋別市港町5-1-6)11:00-14:30・17:30-20:30/水曜定休・日曜は昼のみ営業。海鮮が中心、焼き魚、フライ定食や唐揚げ定食もあり。特大ボタンエビがのっかった海鮮丼、地魚(鱈、鱒、ふぐ、ホタテ、ホッケ、以下)を揚げたミックスフライ定食がおすすめ。直売所あり。
(昼)「紋別漁師食堂」西へ2.2km(0158-24-9432、紋別市新生40番55号)11:00-17:00/日曜定休。おいしい海鮮の定食のみ。
《オホーツクファーム喜多牧場》
「オホーツクファーム喜多牧場」道の駅から南西へ13km・国道273号沿い(0158-25-2900、紋別市上渚滑町上東198)10:00-16:30/火曜定休。牛や豚の飼育をしている牧場。直販ショップ、ネットショップを展開。その一環でしょうか、ホームページにあるように「みるとんはうす」でランチやお弁当を提供しています。そのほか、ソフトクリームやコーヒー、ワッフルもいただけます。
北西方向へ「セイコーマート 紋別南が丘店」道の駅から北西へ2km・道道305号沿い(0158-23-6058、紋別市南が丘町7丁目8番5号)24h営業。ホットシェフあり。
そのままさらに2kmほど進むと「セブンイレブン紋別大山町店」(0158-24-5077、紋別市大山町1丁目35−26、オホーツク海側セブンイレブン道内最北店)。市内には十数軒のコンビニがあります。
「ローソン 紋別落石町店」(0158-24-1919、紋別市落石町4-12-16)は道の駅から北へ7km、国道239号沿い、道の両側にガソリンスタンドやラーメン屋などが並んでいます。「すき家」、「ケンタッキーフライドチキン」、「ダイソー」、「ツルハドラッグ」、「ほっともっと」も近くです。下記「モダ石油」は300mほど北です。
「イオン紋別店」(0158-24-3100、紋別市花園町3丁目4-39)1F食品売り場08:00-21:45・その他の売り場09:00-21:00。二階建てのイオン。食事はトンカツの店が入っています。衣料品等ほとんどのものが手に入ります。「イオン」道内最北店。
直近「出光昭和シェル セルフ道の駅SS / 手塚興産」西へ850m・道道305号沿い(0158-24-7744、紋別市元紋別680-1)09:00-17:00。紋別市内最南のガソリンスタンドです。これより南は湧別町(南東へ24km)にあります。
北方向には十数軒のガソリンスタンドがあります。
少し離れていますが「昭和シェル石油 紋別SS / モダ石油」北へ7km・国道238号沿い(0158-26-2301、紋別市落石町4丁目18-22)04:00-26:00。ドライブスルーの洗車機があります。国道239号を500m南下すると、「ホクレン紋別セルフ」(0158-24-3992、夜9:00まで・無休)、こちらにもドライブスルー式洗車機があります。コンビニのところにも書いていますように周辺にたくさんの店舗があり、モダ石油とホクレン間の国道沿いにオートバックス、すし屋札幌海鮮丸、すき家、ローソン、ケンタッキーなどがあります、350mほど海側へ行くと「セブンイレブン紋別落石店」(0158-23-1377)があり、そこから200mで「ほっともっと紋別店」(0158-26-4555)です。
南西方向「ホクレン 上渚滑SS / JAオホーツクはまなす」南西へ16km・国道273号沿い(0158-25-2116、紋別市上渚滑町4丁目135番地)08:30-17:30/日祝定休。
「紋別郵便局」道の駅から北へ3.6km・道道304号経由(0570-943-495、紋別市幸町3丁目1-13)ATMは日曜17:00まで。
直近は現在閉鎖中「元紋別簡易郵便局」国道238号経由・南へ1.6km(0158-24-2325)ですが、現在一時閉鎖中です。
《紋別公園と流氷展望台》…紋別市市街地図を表示(最北部)
「流氷展望台」(MAP CODE:401 387 308*44、北へ5km・道道304号経由、標高80m)という施設が「紋別公園」(紋別市花園町8丁目2-1)の中にあります。八角形ガラス張りの建物。元旦は早朝6:00から展望台を開放し「初日の出鑑賞会」が催されます。
流氷関連では、似たような名前の施設がたくさんありますので、最初に整理しておきますと、
①道の駅直近(40~50m先)が平屋建ての「流氷展望室」(駐車可能台数)、
②「クリオネプロムナード」を通ってすぐ近く、海にせり出したのが「(氷海展望塔)オホーツクタワー」(下で紹介)、
③北へ向かい車で山に登って「オホーツクスカイタワー」(展望施設の中では標高が一番高い、下で紹介)、
④そのもう少し北(紋別公園内)にガラス張りの「流氷展望台」(↑ すぐ上の紹介)があります。
〔オホーツク庭園・市立博物館・まちなか芸術館〕
紋別公園のすぐ東には「オホーツク庭園」という日本式庭園があり、フジ棚、水辺の広場、石の広場、オホーツク庭園が設けられています。モペツの滝、流氷の滝、オホーツクの滝、三つの大きな人工の滝から水が流れ落ちます。滝の水は人工的に調節されていて、平日は12:00-15:00、土曜日は12:00-16:00。休日は11:00-16:00、7月~8月の夜間は19:00-21:00に水が流れます。11月からは滝はお休みです。
東へ200mほどで大通りに出ますが、「紋別簡易裁判所」のちょうど向かい側に「紋別市立博物館」(0158-23-4236、紋別市幸町3丁目1-4)があります。開館時間09:30-17:00/月曜休館、入館料無料。紋別の旧石器時代の太古から現代までの歴史を展示。地下資源砂金・鉱石・金にまつわる紋別の歩み、鉄道に関する展示が目を引きます。facebook。
博物館の南東100mに「まちなか芸術館」があり、紋別出身の二人の芸術家、流氷画家・村瀬真治、彫刻家・齊藤顯治の作品を展示しています。
《見晴らしの丘ローズガーデン》
「見晴らしの丘ローズガーデン」道の駅から北西へ4km・国道239号経由(目的地設定不可090-5221-6416、紋別市大山町4-25-14)5月~10月の開園09:00-17:00/冬期休業。10年の年月をかけて作り上げられた、広さ9,000平方メートルのばら園。2015年の開園。オホーツク側最北のバラ園、日本海側の羽幌ばら園と同じ緯度にあります。春から秋にかけて色とりどりのバラが咲き誇ります。花がほかのばら園より大きいみたいです。NPO法人・ロサルゴサの管理。ローズガーデンのブログ。
ナビに案内させると「旅の宿からまつ」のある市道側へ連れて行かれますが、国道239号側にトイレのある駐車場があり、そこに駐める方が良策でしょう。下の右画像はその駐車場とローズガーデンをつなぐ入り口に建つ案内板です。もう少し細かく言うと、「紋別市森林体験交流センター」(0158-24-2800・冬はすぐ上の「市営大山スキー場」のヒュッテになるところ)の向かいにある駐車場です。センター側にはもっと広い駐車場があります。センターの脇道を山の方に上ると「オホーツクスカイタワー」です。
《オホーツクスカイタワー》
道の駅から北西9.4kmに「オホーツクスカイタワー」(0158-24-3165、紋別市大山町4丁目25-2)があります。「見晴らしの丘ローズガーデン」の国道をはさんで向かい側。「オホーツク森林公園」の中の施設。標高334mの紋別山(大山)の頂上にあり、タワーの高さは31m。国道238号経由で山頂までは車で、2F展望室へはエレベーターで昇れます。紋別の市街地からオホーツクの海まで見渡せます(が、タワーは夜景で有名なところ)。4月~11月までは10:00-21:00、12月~3月は10:00-18:00までのオープン(年末年始は閉館)。少額ながら有料。冬なら、ここで流氷の具合を確かめ、上に紹介の「ガリンコ号」に乗るか、下に紹介の「流氷岬」に向かいたいところ。
《オムサロ原生花園と流氷岬》…上の、広域図を表示する
国道238号沿い・道の駅から北方向11.3km(紋別市の最北・海岸沿い)に「オムサロ原生花園と流氷岬」があります。花園は渚滑川を挟んだ海岸線に1kmにわたって続きます。真紅のハマナスそして白花のハマナスが咲き乱れます。ヒオウギアヤメ、はまなす、エゾカワラナデシコなどの花期はホームページ上に出ています。原生花園には約50種類もの美しい草花が咲きます。
冬は花園に雪が積もり海は流氷で埋め尽くされ、真っ白になるところです。「オムサロ・ネイチャー・ビューハウス」(0158-23-4231、紋別市渚滑町川向:営業10:00-18:00)があり、コーヒーなどがいただけます。「ハウス」が閉館後(18:00-翌朝10:00)は戸外の夜間用簡易トイレが利用(扉を開けるだけでも要勇気と決断)できます。
《オムサロ台地竪穴群》…上の、広域図を表示する
道をはさんだ向かいに「オムサロ台地竪穴群」があります。低い丘の上に、縄文時代以降の住居が土に埋もれることなく建っています。全部で208基もあるのだとか。4戸の住居や高床倉が復元されています。小さな駐車場があります。一帯には「熊出没情報」が出ることが…、クマちゃんに気をつけて。
《道立オホーツク流氷公園》
道の駅から国道238号を少し南下すると「道立オホーツク流氷公園」(0158-27-4560、紋別市元紋別101)09:00-17:00。オホーツク海岸沿い3kmほどにわたってつづく公園です。一番南は「オホーツク紋別空港」に接しています。非常に広大な公園で、一番北にあるラベンダー畑(Aブロック)だけでも訪れると感激です。
国道238号に沿って、花のゲート、中央ゲート、丘のゲート、海のゲートの四か所の入口と駐車場があります。トイレは全部で7か所、喫茶コーナーは1か所です。エリアマップ(PDF)。
A~Dの四ブロックに分かれています。
Aブロック(4月下旬~10月末日開園) 一番北側は「楽しみの場所」(0158-24-6699)。オホーツク側最北の「ラベンダー畑」があります。ラベンダーの満開時期は7月に入って。富良野あたりよりは気温が低いので、中旬~下旬がいいのではないかと思います。8月に入ると「摘み取り体験」が始まります(2022年は4日~7日)。下の左画像は7月初旬の撮影、五分咲きといったところでした。
Bブロック(通年開園) 「にぎわいと参加の場所」には「あおぞら交流館」、お子さん用の屋内遊戯室があり、軽食を出す「喫茶コーナー」があります。屋外はバーベキュー広場。炊事棟やトイレがあります。遊び場として「海と大地の遊び場」(下の右写真)、大きな滑り台、ジャングルジム、ふわふわドームなどがあります。
Cブロック(屋外4月下旬~10月末日開園・屋内通年開館) ここは「まきばの広場パークゴルフ場」という広大な施設、ゴルフコースが8あります。ここにはほかに「野草広場」「クロスカントリーコース」「はらっぱの丘」の広大な広場があります。トイレや休憩室を備えた「丘のサロン」があります。
Dブロック(屋外4月下旬~10月末日開園・屋内通年開館) ここは「ながめる場所」。オホーツク海を展望できる「海のサロン」があり、夏は知床連峰、冬は流氷を臨む場所です。
《コムケ湖と原生花園》
さらに南下すると「コムケ湖」(駐車場MAP CODE:1040 002 322*25、道の駅から南東へ17km)があります。サロマ湖みたいにオホーツクの海に面した海跡湖です。アイヌ語で「こむけ・とう」(曲がった沼)と言っていたのがそのまま湖の名になったそう。夏にはハマナス、コケモモ、秋にはさんご草が真っ赤になります(原生花園)。野鳥の観察にとても良いところです。
湖北側に「JAオホーツクはまなす育成牧場」(MAP CODE:801 358 109*52、紋別市沼の上)があります。
《湖とキャンプ場》
コムケ湖南端に「コムケ国際キャンプ場」(0158-28-2146、紋別市沼の上)。テント500張が可能な広さ。料金がとても安く、それでいて炊事場、シャワー・水洗トイレ・コインランドリーなどの設備が整っています。長期滞在の利用もできます。
さらにその南(東といった方が良いかも)、「シブノツナイ湖」(MAP CODE:404 876 292*85)。こちらも野鳥の宝庫。オオハクチョウ、オナガガモ、ヒドリガモなどの渡来地です。海岸(オホーツク海)側は砂州になっていて原生花園です。散策路はありません。また冬期は道路の除雪がありません。
《三室番屋(みむろばんや)》
「三室番屋」南東へ19km(MAP CODE:1040 032 698*60、0158-24-3900 紋別観光振興公社観光事業課、紋別市沼の上)。「コムケ国際キャンプ場」の先にコムケ湖とオホーツク海がつながっているところ(湖口)があります。そこに昭和16年建築の漁師小屋。現在も宿泊可能。冷蔵庫はありませんが電気が通っています。そしてなんとウォシュレットつき。畳の部屋には熊の毛皮が…。調理場や薪ストーブも付いています。コムケ湖とオホーツク海の両方を同時に眺められます。宿泊は要予約。
《旧上藻別駅逓所》上の、広域図を表示する
「旧上藻別駅逓所」道の駅から真南へ19km・道道305号沿い(0158-26-5110、紋別市上藻別297-1)開館時期4月末~11月末09:30-15:30/月曜休館。毎週土曜日に紋別地方で唯一現存する駅逓建造物。鴻之舞鉱山からの金・銀・銅を紋別へと運び出すための軌道も遺っています。毎週土曜日、ボランティアガイドによる見学体験も実施中。協力金をお願いしています。
駅逓跡はシーズン中のみの開館ですが(画像のとおり、冬季除雪なし)、敷地内のトイレは年中開いています。きれいなトイレです。トイレ前に広い駐車場。
「駅逓」は長い旅程をこなすのに設けられた人馬交換所、宿泊施設を兼ねる。全国的には明治初期に廃止されましたが、北海道では開拓と連動して明治以降も独自の発展を遂げました。最盛期にはなんと600を超える駅逓所が存在。
《鴻之舞鉱山大煙突》上の、広域図を表示する
「鴻之舞鉱山大煙突」旧上藻別駅逓所から南下7km・道道305号沿い(問合せ0158-23-8005、紋別市鴻之舞喜楽町)。住友金属鉱山によって1915年開山の、金・銀・銅鉱山。佐渡金山、菱刈金山(鹿児島)に次ぐ日本で第三位の産金の実績がある。鉱山は1943(昭和18)年~1948(昭和23)年が最盛期。煙突の手前に廃屋となった「鴻之舞事務所」、「鴻之舞鉱山慰霊碑」、「鴻之舞中学校・定時制高等学校」、「鴻之舞神社跡」があります。紹介記事。
「もんべつ」の地名は、アイヌ語の「も・ぺっ」(静かである・川)から取られたそうです。「かにの爪」のところに難しい漢字の「藻鼈川」(もべつがわ・藻別川とも)の河口があります。これが紋別の地名の由来となった川です。42kmほどの短い川ですが、釣りやカラフトマスの遡上で結構有名なところです。ルアーで大型のニジマスなども釣れるようです。9月には鮭釣りの竿が何本も立ち並びます。上流にアーチ滝とも呼ばれる「藻鼈川の滝」があります。
紋別市は江戸時代、松前藩の寄港地となっていたそうで、このことからも重要な場所だったことがわかります。明治初期の1880年が開基の年となっており、1954年に市になりました。現在23,000ほどの人口ですが、一時期は大学キャンパス(道都大学紋別キャンパス、1978年開学、1996年・2005年星槎道都大学として北広島市へ移設、2008年跡地を紋別市へ譲渡)もありました。
電話:0158-23-5400 MAP CODE:801 585 161
# 「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅オホーツク紋別」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18807
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/626/
https://tic.mombetsu.net/tourist-facilities/%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85-%E3%82%AA%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%AF%E7%B4%8B%E5%88%A5/
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概要(最終訪問日:2023年3月6日)
《この道の駅のミッション❓》 港まで出て、ガリンコ号に乗船する(夏も冬も運行)
- オホーツクエリア(沿岸部)に位置する道の駅、1995年設置(設置番号22)。道道304号沿い、オホーツク海がすぐそば
- 駐車場は広く、駐車場内の24hトイレはウォシュレット(快適度8)、道の駅スタンプは24hトイレ内
- Wi-Fiは強力。近くに高規格キャンプ場(ウォシュレットトイレ、Wi-Fiあり。ゴミ処理には要環境維持協力金)車中泊はキャンプ場への移動をおすすめ(移動して◎)
- 駅舎自体が「流氷科学センター」という施設
- 大きな街、コンビニや風呂、コインランドリー、ガソリンスタンドもそう離れていません
- キャンプ場は「トイレ事情」、「観光スポット」に記載しました
- 近くに、海にせり出した「オホーツクタワー」、砕氷船「ガリンコ号」、「アザラシシーパラダイス」、「かにの爪」など見るところはたくさん(近隣は「駐車可能台数」に記載)
- 来てよかったと思える道の駅です
住所:北海道紋別市元紋別11-6 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0158-23-5400 MAP CODE:801 585 161
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東27km)かみゆうべつ温泉チューリップの湯
(西32km)香りの里たきのうえ・(58km)にしおこっぺ花夢
(南45km)まるせっぷ
(北西29km)おこっぺ・(48km)おうむ
▶オホーツク管内(北)概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情(高規格キャンプ場) ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数(ガリンコ号など近隣観光スポット)
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレはウォシュレット、高規格キャンプ場
駅舎「流氷館」と駐車場はかなり離れています。24hトイレは駐車場に別棟で建てられています。外観も大きければ内部も広いです。で、全国のウォシュレットファンのみなさま、喜んでくだされ、スタンプ帳などにはウォシュレットの表示はないものの、ウォシュレットは女子用5/8室、男子用2/3室、+洋式。女子用の1室にはベビーベッドがあります。多機能トイレにウォシュレットとオストメイト機器。
トイレ前には独自のWi-Fiが飛んでいます。駐車場全体をカバーはできませんが、かなり強力です。パスワード認証なのでiOSでもエラーが出ません。冬期は電波の飛ぶ距離は短くなります。
道の駅「オホーツク紋別」24hトイレ |
《海洋公園(紋別ガリヤ地区)とキャンプ場》
道の駅に非常に近いところにある「港湾緑地」キャンプ場(旧キャンパーの聖地・紋別ベイエリアオートサイト)。道の駅から海に向かって北へ700m・ガリンコ1号が展示されている向こう側。道の駅駐車場よりはキャンプ場の方が施設も充実です。開設期間:6月~9月。きれいに刈り取られた芝生、予約不要。大きな白のパオが5棟建てられ本格的なキャンプ場の体裁です。Google Map。
なお「ガリヤ」は「(遊びた)がりや」「(~した)がりや」から。ほんとだよ。
道の駅「オホーツク紋別」駐車場と周辺施設 |
「港湾緑地」には屋根付きステンレス洗い場、トイレはウォシュレット(紙あり)、パスワード認証のWi-Fiも。利用料は無料ですが、環境維持協力金(金額は画像内)を出すと、ゴミを引き取ってくれます(テントを広げる場合も、駐車場で車中泊をする場合も同じ・受付の建物がトイレの向こう側にあります)。利用料がいらず、これだけの設備のある高規格の施設はそうそうありません。近くに売店(海洋交流館内に規模の小さいセイコーマート・営業時間が09:00-18:00)や食事をするところがあります。
紋別市・港湾緑地キャンプサイト |
近くに人工海水浴場「ホワイトビーチ」(おじさん達がいる監視センターが近くに展開されています)が広がり、その近くに海水浴場用のシャワー設備(無料)があります。「港湾緑地」と道の駅のちょうど中間あたりにあるオレンジ色の船の形の建物。
シャワー室をすこし説明すると、男女それぞれ4室(というか、カーテンがドア代わり)。シャワーのノズルは固定式です。飛び出ているボタンを押すと湯が出てきます。棚(20cm幅、長さ30cmほどの金属バー)がそれぞれの室にひとつついています。石けん類はもちろんありません。床はタイル張りです(高校などのプールにあるシャワー室を想像してもらえれば…)。顔を洗えるようなシンクがシャワー室内に2つあります。開設期間は「港湾緑地キャンプ場」と同じで、時間は10:00-16:00の間で使えます。シャワー設備は海水浴場用なのでビーチが閉鎖されているときはお休みです。
《紋別市》
「紋別プリンスホテル」道の駅から北へ2.7km(0158-23-5411、紋別市本町7丁目3-26)15:00-24:00。紋別市内唯一の温泉、アルカリ性冷鉱泉。ボディソープ・シャンプー備え付け。女性には化粧水や乳液、男性にはヘアトニックやアフターシェーブローション等が付いています。主浴槽大小3つ、露天、サウナ。入浴料金は高い。レンタルのタオル・バスタオルあり。泊まると早朝風呂に入れます。
ホテル玄関側にドラッグストア「サツドラ紋別本町店」(0158-28-5322)、裏手にセブンイレブン紋別港町店」(0158-23-6077)があります。
「市民の湯くつろぎ湯処紋太の湯」北へ3.7km(0158-23-1555、紋別市幸町4丁目1-1オホーツク氷紋の駅内)13:00-21:30・土日11:30-。入浴料は少~し高い。2種類の温度の主浴槽(残念ながら温泉ではない)、サウナ、ジャグジー。エステ、漫画、卓球コーナーがあります。facebook。
「氷紋の駅」は「紋太の湯」の右隣。「紋別駅」の跡地にできた大きなお土産屋さんで、食事処やスーパーが入っています。観光スポットとしても訪問の価値あり。
紋別市・紋太の湯 |
氷紋の駅 |
《湧別町》
「道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯」南東28.5km(01586-4-1126、紋別郡湧別町中湧別中町3021-1)10:00-22:00。入浴料はふつう。和風大浴場と洋風大浴場があり、男女で日替わり。レストランや軽食コーナーがあります(営業時間11:00-21:00)。
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
わりと近くにあります。どの店も車中泊の皆様のご利用が多いようです。「ワコードライセンター本町店」道の駅から北へ3.7km(0158-24-8122、紋別市本町1丁目1-22 隣がクリーニング店)24h営業。店の中きれい。稼働状況。
「ワコードライセンター緑町店」北西へ3.3km(0158-28-8871、紋別市緑町4丁目27-18)24h営業。
「コインランドリースキル紋別店」北へ7km(0158-24-7571、紋別市落石町4丁目34-7)06:00-24:00。稼働状況。
駐車場、近隣の観光スポット(ガリンコ号)
大型・普通車・身障者用:10台・120台・2台。駅舎(流氷館)から離れたところに駐車場はあります。一面の広い駐車場、駐めるのには苦労しません。道路との間には広い緩衝帯があります。すぐ近くの「かにの爪」で道路は行き止まりです。交通騒音は気にしなくても良さそうです。大型車はいちおうバスのみが駐車しても良いことになっています。道が行き止まりなので、トラックはわざわざ入ってきません。どこに駐めても良い感じですが、紋別は夏も冬も観光シーズンです。とくに夏はスペース確保に大変かもしれません。Google Map。
上の「トイレ事情」で紹介しましたように、「ガリヤ地区港湾緑地キャンプ場」という、無料のキャンプサイトがあります。屋根つき洗い場やウォシュレットつきトイレなどもあり港湾緑地の方が施設的にも利用しやすいと思います。画像はタップするとおおきくなります。
道の駅「オホーツク紋別」駐車場と周辺施設 |
道の駅周辺の施設(近場から)
- 水泳・健康プールステア、オホーツクホワイトビーチ
- 海洋交流館(館内施設)…ガリンコ号に乗るならここへ
- 氷海展望塔オホーツクタワー
- オホーツクとっかりセンター(アザラシランド)
- ガリンコ号
- ガリンコ号うんちく
海洋交流館館外施設
《水泳・健康プールステア、オホーツクホワイトビーチ》
道の駅すぐ北側には紋別市の「健康プールステア」(0158-23-9400、ウォータースライダーあり)。道の駅の海側はには散策によい「カリヨン広場」があり、「流氷展望室」(冬寒いときにはここに入ります、たいてい寒いですが…)、もう少し南、道路の先端には「かにの爪」があります。夏や秋には釣り竿が並びます。
道を海際へ渡ると「オホーツクホワイトビーチ」(開設期間 5月上旬~9月下旬)、海水浴が可能です(遊泳期間 7月下旬~8月中旬、無料のシャワー施設あり)。
《海洋交流館(ガリンコステーション)》‥ガリンコ号🚢に乗るならここへ😲
○「海洋交流館」(0158-24-8000、紋別市海洋公園1番地)はガリンコ号乗船チケットを取り扱う施設です(乗船予約可・臨時休業等についてはtwitterで)。別名「もんべつ海の駅」。営業時間10:00-17:00。「クリオネプロムナード」という防波堤(紋別港第3防波)の突端にある「氷海展望塔オホーツクタワー」まで(約700m)の無料送迎バスの申し込みもここで受付です。防波堤直前の駐車場からの乗車も可能です、この場合電話で送迎バスを呼ぶことができます。
〔館内施設〕
- カフェ・ド・オホーツク:主としておみやげ品を取り扱っています。
- フードコートには「らーめん西や」のほかに、丼やオムライスの「海鮮りん食堂」、パスタなどの「quattroガリンコ店」、「たこ焼ボス」、プリンやソフトクリームの「喜多牧場」、カレーの「ルルコシンプ」が入っています。
- ミンクの小川:毛皮屋さん。
- セイコーマート紋別海洋公園店(0158-23-0065)08:00-18:00。
〔海洋交流館館外施設〕
《氷海展望塔オホーツクタワー》
「氷海展望塔オホーツクタワー」(10:00-16:30)は「海洋交流館」からは一番遠く、700mほどの距離があります。上に書いていますように交流館から無料の送迎バスが出ています(歩いてもそれほどの距離ではありません)。途中の駐車場からも乗ることが出来ます。
主として流氷を眺める施設で、高さは海上38.5メートル、海底7.5メートルあります。夏の海底も興味をそそられます。3Fが展望室、誰もが演奏できるピアノ(ストリートピアノの屋内版)があり、カフェもオープンしています。冬は展望塔からは足元に広がる流氷を眺め、「ガリンコパンケーキ」をいただくのがおすすめ。
《オホーツクとっかりセンター(アザラシランド)》
「オホーツクとっかりセンター」(0158-24-7563)は野生アザラシを飼育している、日本で唯一の施設施設です。「アザラシランド」(10:00-16:00・有料)では飼育員さんの説明を聞きながら、アザラシの生態観察が出来ます。餌の時間は10:30、11:30、13:30、14:30、15:00、餌やり体験は出来ません。「アザラシシーパラダイス」(開館10:00-17:00・有料)では餌やり体験が可能です。餌の時間は12:00、14:00、15:30(各回先着5名まで)。ゴマフアザラシと一緒に寝転んで写真を撮ってもらえます(要予約・コロナウイルス感染症予防のため現在休止中)。
氷海展望塔オホーツクタワーとはガリンコステーションをはさんでちょうど反対側。駐車場の向こうにあります。
オホーツクとっかりセンターの門 |
オホーツクとっかりセンター |
《ガリンコ号》…ガリンコIII号IMERU🚢・ガリンコII号⛵
「海洋交流館」のすぐ目の前が「ガリンコ号」(予約ページ・問合せ 0158-24-8000 海洋交流館と同じ番号)の出発港です。初代、II号につづきIMERUが2021年就航。遠方から来てくれたお客さん達をがっかりさせないようにと、遠くの流氷を追って、速度も速く、またたくさんのお客さんを乗せて航海できるようになりました。II号もまだ現役です。
冬期運行は1月~3月終わりまで。流氷は陸地から見るよりも船から見る方が圧倒されます。みなさん、流氷が割れるのを見るのにデッキに昇りたがりますが、1F船室もなかなかのもの。割れた流氷が窓の外、目の前を流れていくのが見えます。迫力です。船室内なのでとくに寒がりの人にはおすすめ。お正月には「元旦クルーズ」が催行されます。初日の出は海からというのもおしゃれです。
夏期の運行は5月~10月まで。ガリンコ号は、4月に塗装や船体の検査を終えて、5月からまた運航し始めます。夏場は釣り、ホタテ漁ウォッチング(月に2回ほど)、また夜の海の航海(街の灯りが届かないところまで航行)で「夏の星空観察会」も行われます。
ガリンコ号、オホーツクタワー(無料送迎バスあり)ともに冬だけでなく、夏も運行・営業しています。
停泊中のガリンコII号 |
出港するガリンコIII号・IMERU |
《ガリンコ号うんちく》
「ガリンコ号」はもともとアラスカの海底油田開発のための1981年に進水した実験船。紋別の海で実験を繰り返しました。実験船の役割を終えた後、紋別市へ譲り渡され、1987年観光船となりました。2020年まで1997年進水の「ガリンコII号」(沖合10kmまでの運行)のみが動いていましたが、2021年、事業費約10億円で「ガリンコIII・IMERU」が流氷観光に参戦。200海里(約370km)以上の航続距離で、沿岸だけでなく沖合への航行が可能となり、スピードアップ(時速約30km)。
2020年7月大分県佐伯市の三浦造船所で進水し、11月24日に紋別に入港、2021年1月9日デビュー。全長45.5m、乗客定員は235名。「イメル」はアイヌ語で「光」の意味です(上の画像中、湾内の氷は、流氷ではなく結氷です)。
なお初代ガリンコ号は海洋公園(紋別ガリヤ地区)に飾られています、2021年塗料を塗って化粧直ししました。
紋別市・初代ガリンコ号 |
●敷地内の店 [TOPへ]
道立オホーツク流氷科学センターGIZA
駅舎自体が「道立オホーツク流氷科学センターGIZA」(0158-23-5400・開館時間09:00-17:00/概ね月曜定休・8月や流氷シーズン1月~3月は無休)要料金。割引がたくさんあり、中学生以下・65歳以上、障害者手帳を持っている方は無料(いずれも要証明書)、高校生は土曜日やこどもの日などは無料、JAF優待あり。
「展示室」で流氷の誕生メカニズムやどのように氷が北海道へ流れてくるかなど、いろいろな幸運が積み重なって流氷ができ、オホーツクの豊かな漁場を造っているかを知ることができます。また「厳寒体験室」でマイナス20度の寒さを体験できます。防寒着は貸してくれます。駅舎の外には「アムールへの架け橋」があり、流氷が生まれるアムール川を向いているそうです。
道の駅「オホーツク紋別」厳寒体験室 |
GIZA(流氷科学センターの建物が上から見ると「ギザギザ」なのでこの名前。ほんとだよ)のなかは、流氷の発生装置やガリンコ号模型、南極探検で使用された調査機器、クリオネなどが展示されています。ドームシアターでは流氷の映像を迫力あふれる映像で観察できます。
おみやげ品や軽食は、建物入って右手です。食事は「オホーツク紋別ホワイトカレー」、「シーフードカレー」、丼物、コーヒーやお茶などの飲み物があります。24hトイレ近くにもカフェがあります(シーズン中のみ)。
●レストラン [TOPへ]
市街地、オホーツクファーム喜多牧場(上渚滑)
《市街地》
道の駅にはカレー屋さんがあるようですが、閉館時間が少し早いようです。紋別市は人口2万を超す大きな町でそれなりにお食事処がありますので、探すのに苦労はしません。近場を…。「レストランあんどう」の周りにたくさん店があるようです。
○「レストランあんどう」道の駅から北へ3.4km(0158-24-8585、紋別市幸町5丁目1-24)11:30-14:30・17:00分-21:00/火曜定休。落ち着いた雰囲気の店。洋風の定食やセットが中心。
「寿司処みらく」(0158-28-8820)、「すし処 鮨元(すしもと)」(0158-23-3757)、「名代そば処 勝山本店」(0158-23-2307)、「海鮮遊食Rin」(0158-24-9877)、「ナマステ・ネパール紋別店」(0158-24-2838)あたりは評価の高い店です。
2021年閉店
「海鮮食堂よってけまるとみ」北へ3.3km・紋別漁港(0158-24-1188、紋別市港町5-1-6)11:00-14:30・17:30-20:30/水曜定休・日曜は昼のみ営業。海鮮が中心、焼き魚、フライ定食や唐揚げ定食もあり。特大ボタンエビがのっかった海鮮丼、地魚(鱈、鱒、ふぐ、ホタテ、ホッケ、以下)を揚げたミックスフライ定食がおすすめ。直売所あり。
(昼)「紋別漁師食堂」西へ2.2km(0158-24-9432、紋別市新生40番55号)11:00-17:00/日曜定休。おいしい海鮮の定食のみ。
《オホーツクファーム喜多牧場》
「オホーツクファーム喜多牧場」道の駅から南西へ13km・国道273号沿い(0158-25-2900、紋別市上渚滑町上東198)10:00-16:30/火曜定休。牛や豚の飼育をしている牧場。直販ショップ、ネットショップを展開。その一環でしょうか、ホームページにあるように「みるとんはうす」でランチやお弁当を提供しています。そのほか、ソフトクリームやコーヒー、ワッフルもいただけます。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
「セイコーマート 紋別海洋公園店」(0158-23-0065)が道の駅から直近、「オホーツクタワー」方向へ1km。営業時間が08:00-18:00(ホームページ記載の営業時間と異なります)。「港湾緑地キャンプ場」からも一番近い店です。ただし規模が小さい。北西方向へ「セイコーマート 紋別南が丘店」道の駅から北西へ2km・道道305号沿い(0158-23-6058、紋別市南が丘町7丁目8番5号)24h営業。ホットシェフあり。
そのままさらに2kmほど進むと「セブンイレブン紋別大山町店」(0158-24-5077、紋別市大山町1丁目35−26、オホーツク海側セブンイレブン道内最北店)。市内には十数軒のコンビニがあります。
「ローソン 紋別落石町店」(0158-24-1919、紋別市落石町4-12-16)は道の駅から北へ7km、国道239号沿い、道の両側にガソリンスタンドやラーメン屋などが並んでいます。「すき家」、「ケンタッキーフライドチキン」、「ダイソー」、「ツルハドラッグ」、「ほっともっと」も近くです。下記「モダ石油」は300mほど北です。
「イオン紋別店」(0158-24-3100、紋別市花園町3丁目4-39)1F食品売り場08:00-21:45・その他の売り場09:00-21:00。二階建てのイオン。食事はトンカツの店が入っています。衣料品等ほとんどのものが手に入ります。「イオン」道内最北店。
直近「出光昭和シェル セルフ道の駅SS / 手塚興産」西へ850m・道道305号沿い(0158-24-7744、紋別市元紋別680-1)09:00-17:00。紋別市内最南のガソリンスタンドです。これより南は湧別町(南東へ24km)にあります。
北方向には十数軒のガソリンスタンドがあります。
少し離れていますが「昭和シェル石油 紋別SS / モダ石油」北へ7km・国道238号沿い(0158-26-2301、紋別市落石町4丁目18-22)04:00-26:00。ドライブスルーの洗車機があります。国道239号を500m南下すると、「ホクレン紋別セルフ」(0158-24-3992、夜9:00まで・無休)、こちらにもドライブスルー式洗車機があります。コンビニのところにも書いていますように周辺にたくさんの店舗があり、モダ石油とホクレン間の国道沿いにオートバックス、すし屋札幌海鮮丸、すき家、ローソン、ケンタッキーなどがあります、350mほど海側へ行くと「セブンイレブン紋別落石店」(0158-23-1377)があり、そこから200mで「ほっともっと紋別店」(0158-26-4555)です。
南西方向「ホクレン 上渚滑SS / JAオホーツクはまなす」南西へ16km・国道273号沿い(0158-25-2116、紋別市上渚滑町4丁目135番地)08:30-17:30/日祝定休。
「紋別郵便局」道の駅から北へ3.6km・道道304号経由(0570-943-495、紋別市幸町3丁目1-13)ATMは日曜17:00まで。
直近は現在閉鎖中「元紋別簡易郵便局」国道238号経由・南へ1.6km(0158-24-2325)ですが、現在一時閉鎖中です。
道の駅「オホーツク紋別」と観光スポット |
流氷を見るところ(流氷展望台など)、オホーツク庭園・市立博物館
《紋別公園と流氷展望台》…紋別市市街地図を表示(最北部)
「流氷展望台」(MAP CODE:401 387 308*44、北へ5km・道道304号経由、標高80m)という施設が「紋別公園」(紋別市花園町8丁目2-1)の中にあります。八角形ガラス張りの建物。元旦は早朝6:00から展望台を開放し「初日の出鑑賞会」が催されます。
流氷関連では、似たような名前の施設がたくさんありますので、最初に整理しておきますと、
①道の駅直近(40~50m先)が平屋建ての「流氷展望室」(駐車可能台数)、
②「クリオネプロムナード」を通ってすぐ近く、海にせり出したのが「(氷海展望塔)オホーツクタワー」(下で紹介)、
③北へ向かい車で山に登って「オホーツクスカイタワー」(展望施設の中では標高が一番高い、下で紹介)、
④そのもう少し北(紋別公園内)にガラス張りの「流氷展望台」(↑ すぐ上の紹介)があります。
〔オホーツク庭園・市立博物館・まちなか芸術館〕
紋別公園のすぐ東には「オホーツク庭園」という日本式庭園があり、フジ棚、水辺の広場、石の広場、オホーツク庭園が設けられています。モペツの滝、流氷の滝、オホーツクの滝、三つの大きな人工の滝から水が流れ落ちます。滝の水は人工的に調節されていて、平日は12:00-15:00、土曜日は12:00-16:00。休日は11:00-16:00、7月~8月の夜間は19:00-21:00に水が流れます。11月からは滝はお休みです。
東へ200mほどで大通りに出ますが、「紋別簡易裁判所」のちょうど向かい側に「紋別市立博物館」(0158-23-4236、紋別市幸町3丁目1-4)があります。開館時間09:30-17:00/月曜休館、入館料無料。紋別の旧石器時代の太古から現代までの歴史を展示。地下資源砂金・鉱石・金にまつわる紋別の歩み、鉄道に関する展示が目を引きます。facebook。
博物館の南東100mに「まちなか芸術館」があり、紋別出身の二人の芸術家、流氷画家・村瀬真治、彫刻家・齊藤顯治の作品を展示しています。
道の駅の北方向
-
市街地
- 見晴らしの丘ローズガーデン
- オホーツクスカイタワー
- オムサロ原生花園と流氷岬
- オムサロ台地竪穴群
紋別市最北
紋別市街地の観光スポット |
《見晴らしの丘ローズガーデン》
「見晴らしの丘ローズガーデン」道の駅から北西へ4km・国道239号経由(目的地設定不可090-5221-6416、紋別市大山町4-25-14)5月~10月の開園09:00-17:00/冬期休業。10年の年月をかけて作り上げられた、広さ9,000平方メートルのばら園。2015年の開園。オホーツク側最北のバラ園、日本海側の羽幌ばら園と同じ緯度にあります。春から秋にかけて色とりどりのバラが咲き誇ります。花がほかのばら園より大きいみたいです。NPO法人・ロサルゴサの管理。ローズガーデンのブログ。
ナビに案内させると「旅の宿からまつ」のある市道側へ連れて行かれますが、国道239号側にトイレのある駐車場があり、そこに駐める方が良策でしょう。下の右画像はその駐車場とローズガーデンをつなぐ入り口に建つ案内板です。もう少し細かく言うと、「紋別市森林体験交流センター」(0158-24-2800・冬はすぐ上の「市営大山スキー場」のヒュッテになるところ)の向かいにある駐車場です。センター側にはもっと広い駐車場があります。センターの脇道を山の方に上ると「オホーツクスカイタワー」です。
紋別市・見晴らしの丘ローズガーデン |
見晴らしの丘ローズガーデン案内板 |
《オホーツクスカイタワー》
道の駅から北西9.4kmに「オホーツクスカイタワー」(0158-24-3165、紋別市大山町4丁目25-2)があります。「見晴らしの丘ローズガーデン」の国道をはさんで向かい側。「オホーツク森林公園」の中の施設。標高334mの紋別山(大山)の頂上にあり、タワーの高さは31m。国道238号経由で山頂までは車で、2F展望室へはエレベーターで昇れます。紋別の市街地からオホーツクの海まで見渡せます(が、タワーは夜景で有名なところ)。4月~11月までは10:00-21:00、12月~3月は10:00-18:00までのオープン(年末年始は閉館)。少額ながら有料。冬なら、ここで流氷の具合を確かめ、上に紹介の「ガリンコ号」に乗るか、下に紹介の「流氷岬」に向かいたいところ。
紋別市・オホーツクスカイタワー |
オホーツクスカイタワーからの眺め |
《オムサロ原生花園と流氷岬》…上の、広域図を表示する
国道238号沿い・道の駅から北方向11.3km(紋別市の最北・海岸沿い)に「オムサロ原生花園と流氷岬」があります。花園は渚滑川を挟んだ海岸線に1kmにわたって続きます。真紅のハマナスそして白花のハマナスが咲き乱れます。ヒオウギアヤメ、はまなす、エゾカワラナデシコなどの花期はホームページ上に出ています。原生花園には約50種類もの美しい草花が咲きます。
冬は花園に雪が積もり海は流氷で埋め尽くされ、真っ白になるところです。「オムサロ・ネイチャー・ビューハウス」(0158-23-4231、紋別市渚滑町川向:営業10:00-18:00)があり、コーヒーなどがいただけます。「ハウス」が閉館後(18:00-翌朝10:00)は戸外の夜間用簡易トイレが利用(扉を開けるだけでも要勇気と決断)できます。
紋別市・オムサロ・ネイチャー・ビューハウス |
紋別市・流氷岬(冬) |
《オムサロ台地竪穴群》…上の、広域図を表示する
道をはさんだ向かいに「オムサロ台地竪穴群」があります。低い丘の上に、縄文時代以降の住居が土に埋もれることなく建っています。全部で208基もあるのだとか。4戸の住居や高床倉が復元されています。小さな駐車場があります。一帯には「熊出没情報」が出ることが…、クマちゃんに気をつけて。
オムサロ台地竪穴群案内門 |
道の駅の南方向
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海岸沿い
- 道立オホーツク流氷公園
- コムケ湖とキャンプ場(原生花園)
- 三室番屋
- 旧上藻別駅逓所
- 鴻之舞鉱山大煙突
内陸部
道の駅「オホーツク紋別」南の観光スポット |
《道立オホーツク流氷公園》
道の駅から国道238号を少し南下すると「道立オホーツク流氷公園」(0158-27-4560、紋別市元紋別101)09:00-17:00。オホーツク海岸沿い3kmほどにわたってつづく公園です。一番南は「オホーツク紋別空港」に接しています。非常に広大な公園で、一番北にあるラベンダー畑(Aブロック)だけでも訪れると感激です。
国道238号に沿って、花のゲート、中央ゲート、丘のゲート、海のゲートの四か所の入口と駐車場があります。トイレは全部で7か所、喫茶コーナーは1か所です。エリアマップ(PDF)。
A~Dの四ブロックに分かれています。
Aブロック(4月下旬~10月末日開園) 一番北側は「楽しみの場所」(0158-24-6699)。オホーツク側最北の「ラベンダー畑」があります。ラベンダーの満開時期は7月に入って。富良野あたりよりは気温が低いので、中旬~下旬がいいのではないかと思います。8月に入ると「摘み取り体験」が始まります(2022年は4日~7日)。下の左画像は7月初旬の撮影、五分咲きといったところでした。
Bブロック(通年開園) 「にぎわいと参加の場所」には「あおぞら交流館」、お子さん用の屋内遊戯室があり、軽食を出す「喫茶コーナー」があります。屋外はバーベキュー広場。炊事棟やトイレがあります。遊び場として「海と大地の遊び場」(下の右写真)、大きな滑り台、ジャングルジム、ふわふわドームなどがあります。
Cブロック(屋外4月下旬~10月末日開園・屋内通年開館) ここは「まきばの広場パークゴルフ場」という広大な施設、ゴルフコースが8あります。ここにはほかに「野草広場」「クロスカントリーコース」「はらっぱの丘」の広大な広場があります。トイレや休憩室を備えた「丘のサロン」があります。
Dブロック(屋外4月下旬~10月末日開園・屋内通年開館) ここは「ながめる場所」。オホーツク海を展望できる「海のサロン」があり、夏は知床連峰、冬は流氷を臨む場所です。
紋別市・道立オホーツク流氷公園 7/7 |
海と大地の遊び場 |
《コムケ湖と原生花園》
さらに南下すると「コムケ湖」(駐車場MAP CODE:1040 002 322*25、道の駅から南東へ17km)があります。サロマ湖みたいにオホーツクの海に面した海跡湖です。アイヌ語で「こむけ・とう」(曲がった沼)と言っていたのがそのまま湖の名になったそう。夏にはハマナス、コケモモ、秋にはさんご草が真っ赤になります(原生花園)。野鳥の観察にとても良いところです。
湖北側に「JAオホーツクはまなす育成牧場」(MAP CODE:801 358 109*52、紋別市沼の上)があります。
《湖とキャンプ場》
コムケ湖南端に「コムケ国際キャンプ場」(0158-28-2146、紋別市沼の上)。テント500張が可能な広さ。料金がとても安く、それでいて炊事場、シャワー・水洗トイレ・コインランドリーなどの設備が整っています。長期滞在の利用もできます。
さらにその南(東といった方が良いかも)、「シブノツナイ湖」(MAP CODE:404 876 292*85)。こちらも野鳥の宝庫。オオハクチョウ、オナガガモ、ヒドリガモなどの渡来地です。海岸(オホーツク海)側は砂州になっていて原生花園です。散策路はありません。また冬期は道路の除雪がありません。
《三室番屋(みむろばんや)》
「三室番屋」南東へ19km(MAP CODE:1040 032 698*60、0158-24-3900 紋別観光振興公社観光事業課、紋別市沼の上)。「コムケ国際キャンプ場」の先にコムケ湖とオホーツク海がつながっているところ(湖口)があります。そこに昭和16年建築の漁師小屋。現在も宿泊可能。冷蔵庫はありませんが電気が通っています。そしてなんとウォシュレットつき。畳の部屋には熊の毛皮が…。調理場や薪ストーブも付いています。コムケ湖とオホーツク海の両方を同時に眺められます。宿泊は要予約。
《旧上藻別駅逓所》上の、広域図を表示する
「旧上藻別駅逓所」道の駅から真南へ19km・道道305号沿い(0158-26-5110、紋別市上藻別297-1)開館時期4月末~11月末09:30-15:30/月曜休館。毎週土曜日に紋別地方で唯一現存する駅逓建造物。鴻之舞鉱山からの金・銀・銅を紋別へと運び出すための軌道も遺っています。毎週土曜日、ボランティアガイドによる見学体験も実施中。協力金をお願いしています。
駅逓跡はシーズン中のみの開館ですが(画像のとおり、冬季除雪なし)、敷地内のトイレは年中開いています。きれいなトイレです。トイレ前に広い駐車場。
「駅逓」は長い旅程をこなすのに設けられた人馬交換所、宿泊施設を兼ねる。全国的には明治初期に廃止されましたが、北海道では開拓と連動して明治以降も独自の発展を遂げました。最盛期にはなんと600を超える駅逓所が存在。
紋別市・旧上藻別駅逓所 |
《鴻之舞鉱山大煙突》上の、広域図を表示する
「鴻之舞鉱山大煙突」旧上藻別駅逓所から南下7km・道道305号沿い(問合せ0158-23-8005、紋別市鴻之舞喜楽町)。住友金属鉱山によって1915年開山の、金・銀・銅鉱山。佐渡金山、菱刈金山(鹿児島)に次ぐ日本で第三位の産金の実績がある。鉱山は1943(昭和18)年~1948(昭和23)年が最盛期。煙突の手前に廃屋となった「鴻之舞事務所」、「鴻之舞鉱山慰霊碑」、「鴻之舞中学校・定時制高等学校」、「鴻之舞神社跡」があります。紹介記事。
●地名由来 [TOPへ]
《紋別》「もんべつ」の地名は、アイヌ語の「も・ぺっ」(静かである・川)から取られたそうです。「かにの爪」のところに難しい漢字の「藻鼈川」(もべつがわ・藻別川とも)の河口があります。これが紋別の地名の由来となった川です。42kmほどの短い川ですが、釣りやカラフトマスの遡上で結構有名なところです。ルアーで大型のニジマスなども釣れるようです。9月には鮭釣りの竿が何本も立ち並びます。上流にアーチ滝とも呼ばれる「藻鼈川の滝」があります。
紋別市は江戸時代、松前藩の寄港地となっていたそうで、このことからも重要な場所だったことがわかります。明治初期の1880年が開基の年となっており、1954年に市になりました。現在23,000ほどの人口ですが、一時期は大学キャンパス(道都大学紋別キャンパス、1978年開学、1996年・2005年星槎道都大学として北広島市へ移設、2008年跡地を紋別市へ譲渡)もありました。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道紋別市元紋別11-6 (現在地からのルートを表示)電話:0158-23-5400 MAP CODE:801 585 161
# 「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅オホーツク紋別」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18807
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/626/
https://tic.mombetsu.net/tourist-facilities/%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85-%E3%82%AA%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%AF%E7%B4%8B%E5%88%A5/
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