道の駅「えんべつ富士見」(道北エリア留萌 8)
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住所:北海道天塩郡遠別町字富士見46-21 (現在地からのルートを表示)
電話番号:01632-9-7555 MAP CODE:830 170 407
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東34km)なかがわ
(西)日本海
(南18km)ロマン街道しょさんべつ
(北20km)てしお
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
駅舎の新設にあわせ、24hトイレも駅舎内に設置、ぴかぴかのウォシュレットになりました(女子10室ベビーチェアつき、男子2室ベビーチェア・おむつ交換台つき)。ベビーチェア、便座クリーナーつき。多機能トイレにはウォシュレット、オストメイト機器、おむつ交換台があります。
旧施設「とんがりかん」(高台の建物・旧レストラン)のトイレは使えません。
【朗報】「えんべつ富士見」では、紙おむつ、液体ミルクの自動販売機(子育て応援自動販売機)、また女子トイレ内に24h利用可能な授乳室を設置しています。画像では駅舎内外に自販機が見えます。内部のものはコーヒーや紅茶を抽出してくれる自販機2台です。
《公衆浴場なごーみ》
「公衆浴場なごーみ」(アクティブシニア多世代拠点交流センター)道の駅から北へ1km・昭和通り沿い(目的地設定不可01632-7-2760、天塩郡遠別町字本町4丁目)14:30-20:30/日祝お休み(下に挙げた役場か郵便局の電話番号を目的地設定にお使いください)。〔🗾Googleマップ〕。
洗い場が三つです。ボディソープ・シャンプー要持参。遠別町によれば「高齢者の健康増進及び交流機会の拡大と福祉の増進を図ることを目的とした施設」だとのことですが、乳幼児・子ども広場もあります。「えんべつ旭温泉」送迎バス待合所ともなっており、公衆トイレは24時間開放。
場所は立派な「遠別町役場」(01632-7-2111)と「遠別郵便局」(01632-7-2100)がすぐ近く、木の雰囲気を生かした建物です。道路との境に、アスファルトと同じ色の電柱が何本も立っているのでご注意を(ぶつからないように)。
《えんべつ旭温泉》 …風呂事情トップに戻る
◯「えんべつ旭温泉」道の駅から南東へ13km・道道971号終端(01632-7-3927、天塩郡遠別町字旭294番地2)08:00-22:00。朝が早い。入浴料ふつう。ボディソープ・シャンプー備え付け。和風「富士見の湯」と洋風「旭の湯」があり、「富士見の湯」は黒に近い湯の色、「旭の湯」は褐色、源泉かけ流し、男女日替わりです。露天・サウナがあります。ドライヤー、休憩室あります。レストランがあります(営業時間11:00-14:30・17:00-20:30)。宿泊できます。「温泉総選挙2018・リフレッシュ部門」で第4位にランクインしました。ここは「ひとっ風呂」の価値ありです。
遠別町のゆるキャラはエゾモモンガの「モモちん」。温泉には「顔はめパネル」があります、ぜひ写真を撮りましょう。ここを出て道の駅へ向かうと国道232号に出て、「金浦原生花園(かなうら)」(駐車場MAP CODE:830 050 230*28)が左手に現れます。
道の駅敷地内に「wash+ えんべつ富士見店」(遠別町字富士見46番地21 道の駅えんべつ富士見内)24h営業。洗濯乾燥機5台、全自動のスニーカーウォッシャーあり(乾燥機への移し替えなし)。支払いはプリペイドカード(道の駅営業時間内に購入)、クレジットカード、PayPayやLinePayなど。現金は使えません。稼働状況はアプリで確認。2024/8/9オープン。
南は羽幌町「コインランドリーきらら」南へ41km(0164-62-3592、苫前郡羽幌町北大通1丁目17)06:00-24:00。稼働状況。「はぼろ」をご覧ください。羽幌よりさらに南は「るもい」(92km)。
北は「わっかない」(90km)にあります。
大型・普通車・身障者用:12台・61台・6台・バイク21台/EV急速充電器2。国道232号沿い、「とんがりかん」という建物の下の、広い一面に駐車場があります。大きな敷地を生かし、ゆったりスペースが取ってあります。国道側には広いグリーンベルトがあります。〔🗾Google Map〕。
駐車場奥の高台に「とんがりかん」(旧レストラン)がそびえ立っています(利用不可)。新しい駅舎は南端、24hトイレは駅舎内です。
幹線道路・国道2322号の直線部が道の駅の横を走っています。大型車の往来、休憩も多いです。
道の駅では道内を駆け巡るサイクリストのために、改修前同様に「工具・空気入れの無料貸し出し」をやっています。駅舎内の「インフォメーションセンター」へ。
駅舎内は売店とレストランです。09:00-18:00の開店ですが、冬季は前後1時間ずつ短縮されます。レストランは10:00-17:00オープンで、こちらも冬期は前後1時間ずつ短縮。
《売店》
国道南側から駐車場に入ると、新しい駅舎は右手。野菜や貝類(ホタテ、ホッキ貝など)、魚の一夜干し、缶詰やコンブ類を売っています。売店は駅舎と同じ09:00-18:00の開店。入り口付近に「100円ショップ」が店を開いています。夏期には地元直産農産物の直売店がオープンです。
遠別町はホタテの養殖を行っていますが、「ホタテの種苗供給基地(PDF)」としての役割も担っています。
《レストラン》
道の駅の食事処はつぎの項目をご覧ください。
《道の駅内》
レストランは10:00-17:00(冬期11:00)のオープン。テイクアウト・ファーストフードの「ふじみるキッチン」(ソフトクリーム、からあげ、コロッケなど/水曜定休)、ご飯類を提供するレストラン「みなくる」、ラーメン店「麺屋232」(もち米粉ラーメンがおすすめ)の3店が入っています。3店とも味がよいようです。ホタテの供給基地・遠別町ならではの「ホタテカレー」などいかがでしょう。
イートインとして使える広い休憩所があります。券売機(左画像一番左)は1台のみ、3店のメニューを全部カバーしています。
《遠別町内》…ほぼ北から順に
道の駅の北側、遠別川を渡ったところが市街地(北へ1km足らず)。遠別町(えんべつちょう)の役場や郵便局、お風呂「なごーみ」があります。町自体が大きくないので、食事処などの数は限られます。でも道の駅自体の設備、駐車場などとても立派です。新しい駅舎の完成・オープンで利便性も増しました。晴れていれば、「富士見」の地名どおり日本海に利尻富士が浮かびます。
なお下の地図画像は左側が北方向です。
《遠別町郷土資料館》 …観光スポットトップに戻る
「遠別町郷土資料館」道の駅から北へ7.4km・道道826号沿い(MAP CODE:830 381 292*24、問合せ01632-7-2353、遠別町字丸松163番地)開館期間5/1~10/31・09:00-17:00/土日休館(最近のHPによれば、開館期間中はいつも開いているような記述ですが、建物前に「職員が常駐していない為、来館を希望される方は、見学日の3日前~1日前までに遠別町教育委員会01632-7-2353に連絡し予約」という案内もあるので、訪問前に確認を…)。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
建物を目にするとわかるように学校校舎。1937(昭和12)年に建てられた丸松小学校。前身は1905(明治38)年に始まった特別教授所。1984(昭和59)年に郷土資料館として開設。役場前にあった開拓記念碑をこちらに移設(実物はもう判読できませんが、このページに全文あり)。
遠別の開拓に関する歴史資料、農耕、漁業、林業の道具などを展示。屋外に羽幌線の「遠別駅」と書かれた貨車牽引の気動車が保存されています(閉館期間中はシートがかぶせられ見ることはできません)。南東に「遠別町郷土資料館収蔵庫」(MAP CODE:640 270 201*70)。
《日本最北の水田》 …観光スポットトップに戻る
「日本最北の水田」(MAP CODE:830 329 432*07、遠別町清川130-1)。経路。〔🗾Googleマップ〕。
まずは遠別町での水稲栽培の始まりから。「日本最北の水田」から南に12kmほど。1897(明治30)年中村亀吉により水稲の試作。1901(明治34)年南山仁太郎が遠別川の水を引いて田を開墾、1903(明治36)年寒さに強いとされる旭川産の籾を使って収穫に成功。札幌辺りの稲作は明治の初め本州から開拓団が押し寄せるとすぐに始まります。 風呂の湯を田んぼに流したりと、こちらも工夫と苦労の連続でしたが、1873(明治6)年北広島で成功。それから30年ほど経って、遠別の地でも稲作(水稲)に成功したのです(遠別町共和[MAP CODE:692 861 643*52] 水稲発祥の地碑 あり 🗾)。
「日本最北の水田」辺りの稲作はそれよりさらに15年ほど遅れ、1918(大正7)年佐藤吉蔵により清川311番地付近に造田、8年後「郷土資料館」のある丸松地区でも稲作が始まりましたが、成果は思わしくなかったとのこと。現在は夏秋には緑の葉、黄金色の穂が見られます。こちらには小さな碑と案内板が建っています。
遠別の地で水稲の収穫が可能な理由として、①日本海を流れる対馬暖流、②遠別川の水源はずっと南のピッシリ岳(標高1,031.5m)はほぼ羽幌市街地の緯度に位置する、この二つがあげられています。遠別には稲作ライスセンター「北限夢工房」(01632-9-6026、遠別町久光844)があります。日本最北の純米酒 は「北吹雪」(旭川市の高砂酒造・道の駅でも販売)。ちなみに最北の酒蔵は増毛町の国稀酒造。
《遠別神社》 …観光スポットトップに戻る
「遠別神社」道の駅から北へ1.7km・町道沿い(01632-7-2557、遠別町字本町5丁目13番地)。二の鳥居まである大きな神社。「玄明寺」(01632-7-2711)あたりが参道入口ですが、適切な駐車場はないようです。〔🗾Googleマップ〕。
明治中頃、富山県出身の泊勝太郎が創建、その後大正の終わり近くに社殿造営。祭神は建御雷神(たけみかつちのかみ)以下、4柱。例大祭は7月15日で、村社。社殿は神明造。
《遠別町河川公園とキャンプ場・海水浴場》 …観光スポットトップに戻る
「遠別町河川公園」道の駅から北西へ700m・国道232号を北に100mほど進み、最初の交差点で左に曲がります(MAP CODE:830 170 631*30、遠別町字富士見32番地1ほか)4月下旬~降雪まで。なお、左折後、そのまま進むと、500mほどで「みなくるびーち」に到達します。
遠別川が日本海に注ぐところに河川公園があります。道の駅のすぐそばです。「夕日のモニュメント」というでっかい、伊達政宗の兜の前立てよりももっとでっかい三日月型のオブジェがあります。この中に夕日を入れて写真を撮るのでしょう。
遊歩道や「河川公園キャンプ場」(有料、コンクリート炊事場・水洗トイレ付き、5月~10月の開設)あり。有料。屋根付き炊事場、水洗トイレ、アスレチック遊具。こちらも「富士見ヶ丘公園」のキャンプ場同様風が強いので気をつけて。問合せ・予約は管理会社01632-7-2859(月曜日から土曜日 9時から16時)へ。
西の方へ行くと「みなくるびーち」(7月15日~8月16日開設 🗾)という浜辺(海水浴場)になっています。海の家、シャワー(有料)、水洗トイレがあります。駐車場は260台ほどが駐められます。
《富士見ヶ丘公園とキャンプ場》 …観光スポットトップに戻る
「富士見ヶ丘公園」(MAP CODE:830 171 236*13、天塩郡遠別町字富士見47)は道の駅の山側、「とんがりかん」の向こう側。開園期間は5月上旬~10月。
えぞ桜の森(花期は5月下旬)、貸し用具つきのパークゴルフ場あり。毎年5月中旬に「公園開き山菜まつり」がひらかれます。
キャンプ場(開設期間5月〜10月)、また宿泊施設として格安キャビンがあります(要予約、電源・ベッドつき)。いずれも有料。問合せ・予約は管理会社 01632-7-2859(月曜日から土曜日 9時から16時)へ。キャンプ場内のトイレは簡易水洗です。高台にあり夕日など眺めが良いのですが、風が強いのが難、テントを張る場合は気をつけて…。
《金浦原生花園》 …観光スポットトップに戻る
「金浦原生花園(かなうらげんせいかえん)」(駐車場MAP CODE:830 050 230*28、天塩郡遠別町字金浦)。道の駅から南へ4km、国道242号沿い。6月中旬~下旬にかけ、エゾカンゾウの黄色の花で埋め尽くされます。利尻富士をバックにそれは美しい景色です。そのあと下旬にかけヒオウギアヤメが紫の花を開きます。8月中旬まで様々な花で彩られます。エゾカンゾウがなかなか美しいです(花期案内)。駐車場から周回の木道(420mののんびりコース、短めのファミリーコース)が造られています。
《遠別》
遠別町は留萌管内北部にある町で、上川管内の美深町と並び、日本の稲作の北限地。小さな北限標が建っています(国道232号から道道119号に入り6kmほど入り込んだところ)。地名はアイヌ語の「ういえぺつ」(人が話しあう川)、あるいは「うえべつ」(二股の川)、もしくは「うぇんぺっ」(悪い川)に由来するとされます。商品としては、もち米「はくちょう」を使ったもち米酒・北吹雪、餅を最中ではさんだ「たわら最中」があります。いずれも道の駅で買えます。
地名の語源として、留萌管内では「ういえぺつ」を採用、一番妥当なものは「うぇんぺっ」とも言われます。「うぇんぺっ」の地名は当麻町や苫小牧市、夕張市、稚内市(うえんない)にもあり、なにが「悪い」のかわからない地名です。
明治末よりニシン漁で栄えました。森林が町域の約80%、林業や製材業が発達しました。1949年から町制を施行し、人口は一時期9,000に迫りました。とくに隣町との合併等もなく、現在3,000人弱です。
《富士見》
道の駅のあるところは富士見。「富士見」という地名は日本全国にあります、北海道でもざっと見て12の富士見があります。「富士」は羅臼にも、ニセコにもあるようですが、ここから見える富士は「利尻富士」。稚内から南へ下ると沿岸からずっと見えます。稚内からは利尻島へのフェリーが出ています。
住所:北海道天塩郡遠別町字富士見46-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:01632-7-3939 MAP CODE:830 170 407
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅えんべつ富士見」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18793
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/389/
http://embetsufujimi.lomo.jp/
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2025年5月24日)
《この道の駅のミッション❓》 稲作北限の地の「もち米粉ラーメン」をいただく
- 道北エリア(留萌管内)、国道232号沿い、1993年設置(設置番号8)
- スタンプは😀24時間押印可能(休館日も押せます)
- 2020年4月24日(金)駅舎をリニューアルオープン(新築)、同時に道の駅名称も「富士見」から「えんべつ富士見」へ…
- 24hトイレは駅舎内ウォシュレット(快適度10)
- お風呂、コンビニ、ガソリンスタンドはほぼ1km圏内にあります
- 温泉は13km離れて、旭というところ
- 2024年、駅舎前に残っていた「とんがり屋根」をコインランドリーに改修
- 駐車場は平坦でとても広い(車中泊度◎)。国道232号がまっすぐそばを通っているためか、大型車の駐車も多い、多いだけでなく往来のトラックの音はかなり大きい。
- キャンプ場が近くに2か所・道の駅を挟んで海側と山側にあり(「観光スポット」)
- 敷地内の高台からは日本海、そして利尻富士(富士見の地名由来)を臨めます
住所:北海道天塩郡遠別町字富士見46-21 (現在地からのルートを表示)
電話番号:01632-9-7555 MAP CODE:830 170 407
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東34km)なかがわ
(西)日本海
(南18km)ロマン街道しょさんべつ
(北20km)てしお
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレはきれいなウォシュレット
駅舎の新設にあわせ、24hトイレも駅舎内に設置、ぴかぴかのウォシュレットになりました(女子10室ベビーチェアつき、男子2室ベビーチェア・おむつ交換台つき)。ベビーチェア、便座クリーナーつき。多機能トイレにはウォシュレット、オストメイト機器、おむつ交換台があります。
旧施設「とんがりかん」(高台の建物・旧レストラン)のトイレは使えません。
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道の駅「えんべつ富士見」エントランス |
【朗報】「えんべつ富士見」では、紙おむつ、液体ミルクの自動販売機(子育て応援自動販売機)、また女子トイレ内に24h利用可能な授乳室を設置しています。画像では駅舎内外に自販機が見えます。内部のものはコーヒーや紅茶を抽出してくれる自販機2台です。
町営多世代拠点交流センターなご~み、えんべつ旭温泉
《公衆浴場なごーみ》
「公衆浴場なごーみ」(アクティブシニア多世代拠点交流センター)道の駅から北へ1km・昭和通り沿い(目的地設定不可01632-7-2760、天塩郡遠別町字本町4丁目)14:30-20:30/日祝お休み(下に挙げた役場か郵便局の電話番号を目的地設定にお使いください)。〔🗾Googleマップ〕。
洗い場が三つです。ボディソープ・シャンプー要持参。遠別町によれば「高齢者の健康増進及び交流機会の拡大と福祉の増進を図ることを目的とした施設」だとのことですが、乳幼児・子ども広場もあります。「えんべつ旭温泉」送迎バス待合所ともなっており、公衆トイレは24時間開放。
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遠別町・公衆浴場なごーみ |
場所は立派な「遠別町役場」(01632-7-2111)と「遠別郵便局」(01632-7-2100)がすぐ近く、木の雰囲気を生かした建物です。道路との境に、アスファルトと同じ色の電柱が何本も立っているのでご注意を(ぶつからないように)。
《えんべつ旭温泉》 …風呂事情トップに戻る
◯「えんべつ旭温泉」道の駅から南東へ13km・道道971号終端(01632-7-3927、天塩郡遠別町字旭294番地2)08:00-22:00。朝が早い。入浴料ふつう。ボディソープ・シャンプー備え付け。和風「富士見の湯」と洋風「旭の湯」があり、「富士見の湯」は黒に近い湯の色、「旭の湯」は褐色、源泉かけ流し、男女日替わりです。露天・サウナがあります。ドライヤー、休憩室あります。レストランがあります(営業時間11:00-14:30・17:00-20:30)。宿泊できます。「温泉総選挙2018・リフレッシュ部門」で第4位にランクインしました。ここは「ひとっ風呂」の価値ありです。
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えんべつ旭温泉 |
遠別町のゆるキャラはエゾモモンガの「モモちん」。温泉には「顔はめパネル」があります、ぜひ写真を撮りましょう。ここを出て道の駅へ向かうと国道232号に出て、「金浦原生花園(かなうら)」(駐車場MAP CODE:830 050 230*28)が左手に現れます。
●洗濯事情
道の駅、そのほかの市町
道の駅敷地内に「wash+ えんべつ富士見店」(遠別町字富士見46番地21 道の駅えんべつ富士見内)24h営業。洗濯乾燥機5台、全自動のスニーカーウォッシャーあり(乾燥機への移し替えなし)。支払いはプリペイドカード(道の駅営業時間内に購入)、クレジットカード、PayPayやLinePayなど。現金は使えません。稼働状況はアプリで確認。2024/8/9オープン。
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道の駅駐車場・wash+ えんべつ富士見店 |
南は羽幌町「コインランドリーきらら」南へ41km(0164-62-3592、苫前郡羽幌町北大通1丁目17)06:00-24:00。稼働状況。「はぼろ」をご覧ください。羽幌よりさらに南は「るもい」(92km)。
北は「わっかない」(90km)にあります。
●駐車可能台数 (ここは泊まれますか?・道の駅のWi-Fi)
大型・普通車・身障者用:12台・61台・6台・バイク21台/EV急速充電器2。国道232号沿い、「とんがりかん」という建物の下の、広い一面に駐車場があります。大きな敷地を生かし、ゆったりスペースが取ってあります。国道側には広いグリーンベルトがあります。〔🗾Google Map〕。
駐車場奥の高台に「とんがりかん」(旧レストラン)がそびえ立っています(利用不可)。新しい駅舎は南端、24hトイレは駅舎内です。
幹線道路・国道2322号の直線部が道の駅の横を走っています。大型車の往来、休憩も多いです。
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道の駅「えんべつ富士見」駐車場 |
道の駅では道内を駆け巡るサイクリストのために、改修前同様に「工具・空気入れの無料貸し出し」をやっています。駅舎内の「インフォメーションセンター」へ。
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「えんべつ富士見」の広い駐車場 |
●敷地内の店
駅舎内は売店とレストランです。09:00-18:00の開店ですが、冬季は前後1時間ずつ短縮されます。レストランは10:00-17:00オープンで、こちらも冬期は前後1時間ずつ短縮。
《売店》
国道南側から駐車場に入ると、新しい駅舎は右手。野菜や貝類(ホタテ、ホッキ貝など)、魚の一夜干し、缶詰やコンブ類を売っています。売店は駅舎と同じ09:00-18:00の開店。入り口付近に「100円ショップ」が店を開いています。夏期には地元直産農産物の直売店がオープンです。
遠別町はホタテの養殖を行っていますが、「ホタテの種苗供給基地(PDF)」としての役割も担っています。
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「えんべつ富士見」イートイン |
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「えんべつ富士見」食事処入口 |
《レストラン》
道の駅の食事処はつぎの項目をご覧ください。
●レストラン
道の駅内、遠別町内
《道の駅内》
レストランは10:00-17:00(冬期11:00)のオープン。テイクアウト・ファーストフードの「ふじみるキッチン」(ソフトクリーム、からあげ、コロッケなど/水曜定休)、ご飯類を提供するレストラン「みなくる」、ラーメン店「麺屋232」(もち米粉ラーメンがおすすめ)の3店が入っています。3店とも味がよいようです。ホタテの供給基地・遠別町ならではの「ホタテカレー」などいかがでしょう。
イートインとして使える広い休憩所があります。券売機(左画像一番左)は1台のみ、3店のメニューを全部カバーしています。
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道の駅「えんべつ富士見」フードコート |
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ホタテカレー |
《遠別町内》…ほぼ北から順に
- 「味のどん兵衛」道の駅から北東へ1.7km・国道232号沿い(01632-7-2270、遠別町本町6丁目6-26)11:30-13:30・17:00-21:30/日曜定休。定食、中華料理、麺類、一品料理のお店。盛りが良いかも。店舗横に3台分ほど駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- (夜)「居酒屋 嘉世」道の駅から北へ1.4km・国道232号経由昭和通り沿い(01632-7-3453、遠別町字本町4丁目)18:00-26:00/月曜定休。ラーメン、やきとり、一品料理など。夜遅くまで開いている居酒屋さんです。〔🗾Googleマップ〕。
- 「メルヘン」道の駅から北へ1km・国道232号沿い(01632-7-3210、天塩郡遠別町字本町2丁目49)11:00-23:00。カレーや定食、ラーメンなどのお店。カツカレーや和風ステーキ定食がおすすめ。ご主人夫妻はお歳なので、注文は店の「外」まで響く大きな・でっかい声で。店舗横に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
留萌管内商工会青年部連合会がまとめた食事スポットもご覧ください。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 (ANRE 停電時も給油可能なGS)
遠別町、菓子店
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遠別町の店舗(セイコーマート2、コープさっぽろ1)…南から
- 「セイコーマート遠別本町店」道の駅から北へ800m・国道232号沿い(01632-9-6021、天塩郡遠別町字本町2丁目40番41番地)06:00-24:00。ホットシェフあり。7台分駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「コープさっぽろ えんべつ店」道の駅から北へ1.1km・町道沿い(01632-9-7330、遠別町本町3丁目76-68)10:00-17:00。26台分駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「セイコーマート遠別店」道の駅から北東へ1.5km・国道232号沿い(01632-7-2108、遠別町字本町5丁目17番地)06:00-24:00。〔🗾Googleマップ〕。
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遠別町のガソリンスタンド…南から(遠別町のガソリンスタンドは市街地のみ3軒)
- 「ENEOS遠別SS / 斉藤石油店」道の駅から北へ750m・国道232号沿い(01632-7-2540、天塩郡遠別町本町2丁目)07:00-18:00(日曜は前後短縮)。〔🗾Googleマップ〕。
- 「apollostation 遠別SS/遠別石油」道の駅から北へ900m・国道232号経由町道沿い(01632-7-2035、天塩郡遠別町字本町3丁目32)07:00-18:00(日曜は前後短縮)。〔🗾Googleマップ〕。
- 「ホクレン遠別SS / JAるもい」道の駅から北へ1.1km・国道232号経由町道沿い(01632-7-3824、天塩郡遠別町字本町3丁目79番地)08:30-18:00/日曜定休。手持ちスプレー式洗車機あり。〔🗾Googleマップ〕。
北の天塩町まで20km、南の初山別まで18km
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遠別町の郵便局
- 「遠別郵便局」道の駅から北へ1km・国道232号経由町道沿い(01632-7-2100、天塩郡遠別町字本町3丁目49)ATMは日曜14:00まで。駐車場🅿数台分あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「北川誠菓堂」道の駅から北へ850m・国道232号沿い(01632-7-2159、遠別町字本町2丁目)08:30-19:00/日曜定休。タヌキのケーキとレモンケーキがおいしい遠別のお菓子屋さん。遠別の土産にするなら、本練の「遠別羊羹」、アーモンド入りホワイトチョコを挟んだ焼き菓子「遠別旅情」がよいでしょう。となりの空き地は「メルヘン」の駐車場。〔🗾Googleマップ〕。
道の駅の北側、遠別川を渡ったところが市街地(北へ1km足らず)。遠別町(えんべつちょう)の役場や郵便局、お風呂「なごーみ」があります。町自体が大きくないので、食事処などの数は限られます。でも道の駅自体の設備、駐車場などとても立派です。新しい駅舎の完成・オープンで利便性も増しました。晴れていれば、「富士見」の地名どおり日本海に利尻富士が浮かびます。
なお下の地図画像は左側が北方向です。
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ほぼ北から順に
- 郷土資料館
- 日本最北の水田
- 遠別神社
- 遠別町河川公園・キャンプ場
- 富士見ヶ丘公園・キャンプ場
- 金浦原生花園
- えんべつ旭温泉(上の「風呂事情」へ)
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道の駅「えんべつ富士見」と観光スポット |
《遠別町郷土資料館》 …観光スポットトップに戻る
「遠別町郷土資料館」道の駅から北へ7.4km・道道826号沿い(MAP CODE:830 381 292*24、問合せ01632-7-2353、遠別町字丸松163番地)開館期間5/1~10/31・09:00-17:00/土日休館(最近のHPによれば、開館期間中はいつも開いているような記述ですが、建物前に「職員が常駐していない為、来館を希望される方は、見学日の3日前~1日前までに遠別町教育委員会01632-7-2353に連絡し予約」という案内もあるので、訪問前に確認を…)。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
建物を目にするとわかるように学校校舎。1937(昭和12)年に建てられた丸松小学校。前身は1905(明治38)年に始まった特別教授所。1984(昭和59)年に郷土資料館として開設。役場前にあった開拓記念碑をこちらに移設(実物はもう判読できませんが、このページに全文あり)。
遠別の開拓に関する歴史資料、農耕、漁業、林業の道具などを展示。屋外に羽幌線の「遠別駅」と書かれた貨車牽引の気動車が保存されています(閉館期間中はシートがかぶせられ見ることはできません)。南東に「遠別町郷土資料館収蔵庫」(MAP CODE:640 270 201*70)。
《日本最北の水田》 …観光スポットトップに戻る
「日本最北の水田」(MAP CODE:830 329 432*07、遠別町清川130-1)。経路。〔🗾Googleマップ〕。
まずは遠別町での水稲栽培の始まりから。「日本最北の水田」から南に12kmほど。1897(明治30)年中村亀吉により水稲の試作。1901(明治34)年南山仁太郎が遠別川の水を引いて田を開墾、1903(明治36)年寒さに強いとされる旭川産の籾を使って収穫に成功。札幌辺りの稲作は明治の初め本州から開拓団が押し寄せるとすぐに始まります。 風呂の湯を田んぼに流したりと、こちらも工夫と苦労の連続でしたが、1873(明治6)年北広島で成功。それから30年ほど経って、遠別の地でも稲作(水稲)に成功したのです(遠別町共和[MAP CODE:692 861 643*52] 水稲発祥の地碑 あり 🗾)。
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水稲発祥の地碑 |
「日本最北の水田」辺りの稲作はそれよりさらに15年ほど遅れ、1918(大正7)年佐藤吉蔵により清川311番地付近に造田、8年後「郷土資料館」のある丸松地区でも稲作が始まりましたが、成果は思わしくなかったとのこと。現在は夏秋には緑の葉、黄金色の穂が見られます。こちらには小さな碑と案内板が建っています。
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遠別町・日本最北の水田 |
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ビニルハウスの中の苗床 |
遠別の地で水稲の収穫が可能な理由として、①日本海を流れる対馬暖流、②遠別川の水源はずっと南のピッシリ岳(標高1,031.5m)はほぼ羽幌市街地の緯度に位置する、この二つがあげられています。遠別には稲作ライスセンター「北限夢工房」(01632-9-6026、遠別町久光844)があります。日本最北の純米酒 は「北吹雪」(旭川市の高砂酒造・道の駅でも販売)。ちなみに最北の酒蔵は増毛町の国稀酒造。
《遠別神社》 …観光スポットトップに戻る
「遠別神社」道の駅から北へ1.7km・町道沿い(01632-7-2557、遠別町字本町5丁目13番地)。二の鳥居まである大きな神社。「玄明寺」(01632-7-2711)あたりが参道入口ですが、適切な駐車場はないようです。〔🗾Googleマップ〕。
明治中頃、富山県出身の泊勝太郎が創建、その後大正の終わり近くに社殿造営。祭神は建御雷神(たけみかつちのかみ)以下、4柱。例大祭は7月15日で、村社。社殿は神明造。
《遠別町河川公園とキャンプ場・海水浴場》 …観光スポットトップに戻る
「遠別町河川公園」道の駅から北西へ700m・国道232号を北に100mほど進み、最初の交差点で左に曲がります(MAP CODE:830 170 631*30、遠別町字富士見32番地1ほか)4月下旬~降雪まで。なお、左折後、そのまま進むと、500mほどで「みなくるびーち」に到達します。
遠別川が日本海に注ぐところに河川公園があります。道の駅のすぐそばです。「夕日のモニュメント」というでっかい、伊達政宗の兜の前立てよりももっとでっかい三日月型のオブジェがあります。この中に夕日を入れて写真を撮るのでしょう。
遊歩道や「河川公園キャンプ場」(有料、コンクリート炊事場・水洗トイレ付き、5月~10月の開設)あり。有料。屋根付き炊事場、水洗トイレ、アスレチック遊具。こちらも「富士見ヶ丘公園」のキャンプ場同様風が強いので気をつけて。問合せ・予約は管理会社01632-7-2859(月曜日から土曜日 9時から16時)へ。
西の方へ行くと「みなくるびーち」(7月15日~8月16日開設 🗾)という浜辺(海水浴場)になっています。海の家、シャワー(有料)、水洗トイレがあります。駐車場は260台ほどが駐められます。
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遠別町河川公園とキャンプ場 |
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みなくるビーチから見る夕日 |
《富士見ヶ丘公園とキャンプ場》 …観光スポットトップに戻る
「富士見ヶ丘公園」(MAP CODE:830 171 236*13、天塩郡遠別町字富士見47)は道の駅の山側、「とんがりかん」の向こう側。開園期間は5月上旬~10月。
えぞ桜の森(花期は5月下旬)、貸し用具つきのパークゴルフ場あり。毎年5月中旬に「公園開き山菜まつり」がひらかれます。
キャンプ場(開設期間5月〜10月)、また宿泊施設として格安キャビンがあります(要予約、電源・ベッドつき)。いずれも有料。問合せ・予約は管理会社 01632-7-2859(月曜日から土曜日 9時から16時)へ。キャンプ場内のトイレは簡易水洗です。高台にあり夕日など眺めが良いのですが、風が強いのが難、テントを張る場合は気をつけて…。
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「えんべつ富士見」から見る利尻富士 |
《金浦原生花園》 …観光スポットトップに戻る
「金浦原生花園(かなうらげんせいかえん)」(駐車場MAP CODE:830 050 230*28、天塩郡遠別町字金浦)。道の駅から南へ4km、国道242号沿い。6月中旬~下旬にかけ、エゾカンゾウの黄色の花で埋め尽くされます。利尻富士をバックにそれは美しい景色です。そのあと下旬にかけヒオウギアヤメが紫の花を開きます。8月中旬まで様々な花で彩られます。エゾカンゾウがなかなか美しいです(花期案内)。駐車場から周回の木道(420mののんびりコース、短めのファミリーコース)が造られています。
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遠別町・金浦原生花園 |
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原生花園のなかの木道 |
●地名由来
《遠別》
遠別町は留萌管内北部にある町で、上川管内の美深町と並び、日本の稲作の北限地。小さな北限標が建っています(国道232号から道道119号に入り6kmほど入り込んだところ)。地名はアイヌ語の「ういえぺつ」(人が話しあう川)、あるいは「うえべつ」(二股の川)、もしくは「うぇんぺっ」(悪い川)に由来するとされます。商品としては、もち米「はくちょう」を使ったもち米酒・北吹雪、餅を最中ではさんだ「たわら最中」があります。いずれも道の駅で買えます。
地名の語源として、留萌管内では「ういえぺつ」を採用、一番妥当なものは「うぇんぺっ」とも言われます。「うぇんぺっ」の地名は当麻町や苫小牧市、夕張市、稚内市(うえんない)にもあり、なにが「悪い」のかわからない地名です。
明治末よりニシン漁で栄えました。森林が町域の約80%、林業や製材業が発達しました。1949年から町制を施行し、人口は一時期9,000に迫りました。とくに隣町との合併等もなく、現在3,000人弱です。
《富士見》
道の駅のあるところは富士見。「富士見」という地名は日本全国にあります、北海道でもざっと見て12の富士見があります。「富士」は羅臼にも、ニセコにもあるようですが、ここから見える富士は「利尻富士」。稚内から南へ下ると沿岸からずっと見えます。稚内からは利尻島へのフェリーが出ています。
●地図
住所:北海道天塩郡遠別町字富士見46-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:01632-7-3939 MAP CODE:830 170 407
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅えんべつ富士見」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18793
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/389/
http://embetsufujimi.lomo.jp/
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