道の駅「わっかない」(道北エリア宗谷 114)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道稚内市開運2丁目 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0162-29-0277 MAP CODE:353 876 833
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(南東51km)さるふつ公園
(西)日本海(利尻島、礼文島)
(南68km)てしお
(北)日本海・オホーツク海
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事 ■稚内と南部(豊富町と幌延町)、利尻島の観光地
●地名由来 ●地図
JR稚内駅内(JR駅と道の駅で共用)。白を基調としたきれいなウォシュレット。女子6、男子2、多機能トイレに1。多機能トイレにはオストメイト機器。授乳室とおむつ交換台あり。画像中、白壁一番左に時計がかかっていて、その裏手に入口があります。
駅舎内ずっと奥(画像右手)、セイコーマートの向かいにもトイレがあります、こちらは便座クリーナつき。オストメイト機器もあります。
休憩コーナーは朝早くから夜中まで開いています。
《ヤムワッカナイ温泉 港のゆ》
○「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」(0162-73-1126、稚内市港1丁目6番28号2階)として2022年10月28日再オープン。営業時間11:00-21:00。入浴料はすこし高い。ボディーソープ・シャンプー備え付け。港を一望できる展望大露天風呂が売りです。大きなリラクセーションルームあり。twitter。
副港市場には2022年11月、「最北のストリートピアノ🎹」が設置されました。お風呂上がりに一曲いかがでしょうか。
テナント「稚内副港市場」(食事処、おみやげ品などの商業施設)については「レストラン」の項をご覧ください。
《稚内市緑湯》
「稚内市緑湯(みどりゆ)」南へ3.2km(0162-22-4275、稚内市緑1丁目10-23)16:00-21:00/月曜定休。入浴料はちょと安め。安めなのにボディソープ・シャンプー備え付け。ロッカーあり。湯温が異常に熱いという口コミが複数。稚内唯一の銭湯、しかも最北。
ライダーによく利用されているライダーハウス(5月~9月)が併設というか風呂の方が併設なのかな。ゲストハウスは通年営業。宿泊料が異常に安いので毎年盛況だとか。お食事時間には、値段の手頃なお弁当やお惣菜がたくさん並びます。
宿泊にはいくつかルールがあるようで、たとえば夜九時に集合写真を撮るとか、みんなで「大空と大地の中で」を合唱するとか…。で、みんなでがやがややるので23:00までは寝られないそう☺。
《稚内温泉童夢》…2023/12/10より再開
◯「稚内温泉童夢」西へ7.3km(0162-28-1160、稚内市富士見4丁目1487番)09:45-22:00。入浴料はちょと高い。ノシャップ岬の向こう側、礼文島側の海に面した稚内市健康増進施設。海を臨む大きな浴槽、サウナと露天風呂あります。湯は少し熱め。数日おきに変わる薬湯あります。
利尻岳が大きく真正面に見えます。最北端の温泉に入浴した「入湯証明書」、「童夢」のロゴ入り「オリジナルタオル」も販売しています。レストランがありましたが、2019年9月で店じまい。
宗谷バスで行くこともできます、所要時間約18分(時刻表)。車だと10分少々。車を置いて「バス旅行」としゃれてもいいようです。車ならシカの飛び出しに気をつけて。市街地でも少し外れたところでも、構わず出てきます。
稚内の南「豊富温泉ふれあいセンター(とよとみおんせん)」(稚内から南へ45km)は「てしお」に記しています。
直近は道の駅と同じ開運2丁目の「わっかない海の駅」内…、
「稚内市ポートサービスセンター」道の駅から南東550m・フェリーターミナルの入口あたり(0162-23-4688、稚内市開運2丁目)09:00-17:00。洗濯機4台とガス乾燥機3台は分離型。
コインシャワー、畳敷きの無料休憩室があります。
つぎは店舗…、
「スキル稚内店」南へ1.5km(0162-22-3423、稚内市港2丁目1-27)07:00-23:00。稼働状況。
「jabba稚内店」南へ2.2km(0162-22-0888、稚内市大黒1丁目6-41 はるやまチェーン稚内店向かい)06:00-22:00。
「きくや」南へ5.5km(0162-32-5511、稚内市萩見5丁目21-21 ホワイト急便隣り)07:00-23:00。
大型・普通車・身障者用:11台・88台・2台/EV急速充電器1(充電器は12月01日~3月31日の間使用不可)。駐車場は「副港通」に沿って2面(+未舗装の臨時駐車場[冬季閉鎖])。
《駐車場はどこ?…黄色線がおすすめ》
駅正面口の左手、大型車11台と普通車10台ほどの第一駐車場(画像中①)、ここが24hトイレに一番近いところですが、商品搬入の車なども駐まっていてここへの駐車はなかなか難。歩行者通路とグリーンベルトをはさんで北側に、身障者用と普通車の第二駐車場(②)があります(北のはずれにEV急速充電器)。Google Map。
夏休みの期間は激混みで、満車状態。第二駐車場のもうひとつ北側、未舗装ながらもとても広い「臨時駐車場」(画像中③)に車を入れることにたぶんなるかと思います。
道の駅のホームページなどでは「道の駅は国道40号沿い」という設定です。稚内駅はその先端部に位置しています。国道先端部の北浜通「中央2丁目」信号で駅舎側に折れると、くるっと回って元に戻り、駐車場にはたどり着きません。
画像はクリックするとおおきくなります。二本指で広げても大きくなります。
《副港通コース》
画像中黄色の線を辿り、「副港通」を北上した方がずいぶん分かりやすいです。稚内駅の南、どの道を通っても、「フェリーターミナル入口信号」へ東進し、踏切を越えてすぐの信号で左折すると「副港通」に入ります。そのまま「道の駅わっかないP」の看板が左手に見えるまで進めば駐車場にたどり着きます。
線路(踏切)を越えることが肝心です。フェリーターミナルへはどの道を通っても、案内標識があります。
Youtubeに動画を載せています:道の駅「わっかない」。
《国道40号コース》
画像上の青線を辿って国道40号を北上し、駅を右に見ながら「中央2丁目」信号を通りすぎ、つぎの交差点(へんな十字路)で右折、でっかいホテルのある通りまで来たらまた右折、すぐ「道の駅わっかないP」と書いた大きな看板が右手にあります。その手前10mくらいで②の駐車場に、看板を過ぎて20mくらい行くと①の駐車場に入れます。
《1階には》…、
「オレンジエッグ」はスイーツの店。カップケーキやソフトクリーム、コーヒーなどがあります。
「ワッカナイセレクト」はお土産屋さん。「ワッカナイセレクト」、「稚内ブランド」の商品を取りそろえています。駅弁も取り扱っています。
駅舎内にバスターミナルと「セイコーマート稚内駅前店」(06:00-24:00)が並んであります。
「宗谷バスターミナル」からは観光バスが運行し、稚内の周遊コースばかりでなく、利尻島や礼文島を観光するコースも準備されています。島へはご自身でフェリーターミナルから渡ります。宗谷岬やノシャップ岬へは路線バスが運行しています。観光バスのことは「観光スポット」(別ページ)でご紹介。
《2階には》…、
お子さんを遊ばせられる「キッズルーム」、また3室ほどのシネマコンプレックス「T・ジョイ稚内」。
いずれも「キタカラ」という施設に入っています。駅の機能ばかりでなく、絵本の読み聞かせなど地域と連携した活動も行っているようです。
《レンタサイクル》
稚内駅構内には稚内観光協会の「レンタサイクル」(4月下旬~10月まで貸し出し)があります。北のノシャップ岬までは約5km、東の宗谷岬までは30km。稚内市街をまわるにはレンタサイクルが便利です。らくちん電動アシストと快適クロスバイクの二種類です。
《駅舎内》
「お食事処ふじ田」(10:00-18:00)があります。カニ弁当やホタテチャーハン、すりみラーメンがおすすめ。営業時間のはずなのに灯りが消えていたりと、実際の営業時間がいまひとつはっきりしません。
カフェ「モカマタリ」(09:00-18:00)でも宗谷黒牛ハンバーグサンド、ハヤシライスなどがいただけます。
《市街地の食事処》
稚内は日本最北端の町、いろいろと店は揃っていますので、ぶらぶら歩きながら選んでも良いかなと思います。
◯「稚内副港市場」道の駅から副港通りを1km南下(0162-29-0829、稚内市港1丁目6-28)08:00-18:00。2020年夏に一端店を閉めましたが、2021年4月に再オープン、9店舗が入った複合施設になりました。食事処、お土産屋さん、樺太記念館などが入っています。以前あった「温泉」は2022年10月再オープン。「わっかない海の駅」という看板が建っています。
「ボリューム亭」道の駅から北西へ450m・ドーミイン稚内の向こう(0162-24-4474、稚内市中央2丁目6-12)11:00-13:00・17:00-19:00/日曜定休。カツ丼やカツカレーなど和洋食の店。その名のとおりボリュームがすごい。隣は「ラーメン青い鳥」。
「北の味心 竹ちゃん」道の駅から北西へ400m(0162-22-7130、稚内市中央2丁目8-8)17:00-21:30。観光客相手の海鮮の店、焼き魚なども。
◯「食べ飲み処 よしおか」道の駅から北西へ400m・ドーミイン稚内の向こう(0162-22-6364、稚内市中央2丁目7-7)17:30-24:00。海鮮、和食の店。
○「デノーズ」道の駅駐車場のすぐそば・西方向(0162-22-6910、稚内市中央2丁目11−8)11:00-18:30。こちらもボリューム系。ピラフなどのご飯ものやスパゲティなどいろいろなメニューがありますが、ここのおすすめは「米軍バーガー」「スラッピージョー」(ハンバーガーにミートソースとチーズを載せたもの)。「稚内に来たあ」という気分になること間違いなし。
「そば処 壱文」道の駅から南西へ500m・道道106号沿い(0162-22-3150、稚内市中央4丁目2-17)。2022年開店。温かいそばのメニューが多い。そば(通常は二八そば)は、更科、十割、うどんに変更可。礼文産昆布のだしでおいしい。「せいろ」が人気。店舗前に駐車場🅿5台から6台分あり。〔🗾Googleマップ〕。
「そば処 いけ田や」道の駅から南東へ3km・副港通り沿い(0162-73-1130、稚内市末広3丁目2-24)11:00-14:30・17:00-22:00(仕込みの都合で夜の部がなくなることがあります、土日祝日は午後のお休みなし)/火曜定休。カレー南蛮そばが人気。真っ赤なトマトそば(温・冷)あり。期間限定(夏)のお高い「ウニそば」あり。店舗前に駐車場🅿9台分あり。〔🗾Googleマップ〕。
《🐙ミズダコ》
◯「うろこ市(いち)」道の駅から南へ750m・海がすぐそば(0120-211-911、稚内市中央5丁目6-8)09:00-21:00。水産加工会社が運営する海産物直売所と食事処「海鮮炉端うろこ亭」。海産品の購入や工場見学もできます。
宗谷地方はタコの王様・ミズダコの水揚げが日本一、「マルソウのタコ」というブランド名で売り出しています。稚内では足を薄切りにしたしゃぶしゃぶをぜひ食べてもらいたいところ。タコしゃぶは観光客用に漁師さんと料理人で考え出した料理。またご当地でしか食べられない、タコの「口」の部分「トンビ」(味噌和えがおすすめ・こりこりの食感)と「えら」部分の「ササメ」(大根おろしとポン酢がおすすめ・クリーミーな食感)もどうぞ。いずれも「うろこ亭」で食べられます。
タコしゃぶ用のタコはおみやげ用もあります。
《🪴銀杏草》
「銀杏草」は東北以北で食されている海藻。一種の海の岩のりです。稚内特産ではありませんが、冬になると特に稚内で消費される海藻(稚内ブランドとして売られています)。生でコリコリ、味噌汁に入れるととろとろになります。とくに味噌汁に入れるのが好まれるようです。お料理屋さんばかりでなく、スーパーで袋入りで売られています。新鮮さが大事です。上記「うろこ亭」で食べられます。
《ノシャップ岬の食事処》‥シーズン中、食事時は激混み、断られることも…
◯「漁師の店」(0162-22-0303、稚内市ノシャップ2丁目3-8)08:00-18:00。海鮮の店。
「樺太食堂」(0162-24-3451、稚内市ノシャップ2丁目2-6)08:00頃~日の入りまで、冬期(10月中旬ころ~4月下旬)休業。海鮮の店。
《宗谷岬の食事処》
「食堂 最北端」(0162-76-2222、稚内市宗谷岬2-10)08:00-18:00。ラーメンから海鮮まで。丘のふもとの白い建物です。となりは「てっぺん市場 ぶっかけ丼の店」、道をわたったところの青い三角屋根の店(時計と温度の表示)は「浜磯」、いずれも食事処です。
(昼)「間宮堂」岬背後の丘に登ります(0162-76-2453、稚内市宗谷岬4-1)10:00-14:30。丸太小屋風の小さな黒い建物。一時期店を閉じていましたが、2022年夏、復活しました(元祖塩ラーメンとホタテカレーの提供)。facebook、twitter。
(昼)「ゲストハウスアルメリア」岬背後の丘に登り、少し歩きます(0162-76-2636、稚内市宗谷岬)10:00-14:30。宗谷牛のメニューがあります。
《稚内のスイーツ》
○「菓子夢工房くどう」ほぼ南へ3km(0162-23-2956、稚内市大黒2丁目7-30)09:30-20:00/水曜定休。稚内のつぎの駅「南稚内」がすぐ近く。アップルパイや郷におりたタヌキ、季節ものの和栗のモンブラン、シャインマスカットを使ったミニレットなどがおすすめ。
◯「パティスリー・ヒルンド・ルスティカ」南東へ5km(0162-73-1681、稚内市萩見5丁目12-10)10:00-18:00/月曜定休。稚内の食材を使ったスイーツ。しっとりしたケーキも焼き菓子もおいしそう。コーヒーは目の前でひいてくれます。イートインあり。
「御菓子司 小鹿」(0162-23-5275、稚内市中央1丁目3-35)09:00-20:00(日曜は09:30-18:00)。稚内牛乳を使った「最北牛乳プリン」、「流氷まんじゅう」がおすすめ。
「珈琲焙煎工房函館美鈴 稚内店」(0162-29-1800、稚内市恵比須1丁目4-10)09:00-17:00/日曜定休。道内でよく見かける「美鈴珈琲」の看板。ここはコーヒー豆の販売のみ。冷凍食品も取り扱っています。
道の駅直近のセイコーマートは駅舎内1F(稚内駅前店 0162-23-8710)。
つぎに近いのは「セイコーマート稚内中央店」道の駅から南下450m・JR宗谷本線沿い(0162-23-5881、稚内市中央4丁目6-3)。
また市内には国道40号沿いにたくさん(20店近く)、利尻島、礼文島にもあります。セブンイレブンやローソンはありません(北海道のコンビニ)。
ローソン2店(2024年現在4店に増えています)、2023/08/01に同時オープンです。「こまどり5丁目店」(道の駅から南へ5km、稚内市緑5-43-1)と「栄5丁目店」(南東へ5km、稚内市栄5-6-7)。店内調理の「まちかど厨房(ちゅうぼう)」設置、「成城石井」や「無印良品」の商品も取り扱い。ローソン最北店はオホーツク側雄武町(おうむちょう)から稚内市に移ります。
なお、ローソンは2023年内に稚内にさらに1店、宗谷に1店、出店予定(計4店)。
ガソリンスタンドも稚内にはたくさん(市街地10店以上、宗谷岬3店)あります。道の駅直近は「ENEOS 稚内中央SS」国道40号を南下400m(0162-22-5166)。
郵便局直近は「稚内郵便局」道の駅第2駐車場から真西へ歩いて260m(0570-943-719)ATMは日曜19:00まで。駐車場から山の麓に向かってまっすぐ歩きましょう。
《北の給油事情》
宗谷岬には先端部に「出光 宗谷岬SS / 安田石油店」(0162-76-2326、営業時間 08:00-20:00)があります。
そこから南下して、オホーツク海側は猿払村、浜頓別町、枝幸町、雄武町とほぼ30km~50km間隔でガソリンスタンドがあります。
日本海側のガソリンスタンドもオホーツク海側同様一定の距離ごとに、豊富、幌延、天塩、遠別とあります。
ただし日本海側を走る道道106号・稚内天塩線(サロベツ原野線・宗谷サンセットロード)を南下すると、天塩まで(ほぼ70km)ガソリンスタンドはありません。道道106号稚内最後のガソリンスタンド「ENEOSサン・グリーンSS/ホクタン」(0162-23-3726、稚内市緑1丁目1番5号・JR南稚内駅線路を越えて向かい)07:30-19:00・日祝は-18:00。
中央部は中頓別、中川、音威子府村、美深と町村が並んでいます。
ガソリンスタンドはひとつ見つけたら「まあ、つぎで…」と思わずその店で給油した方が無難・安心です。地図上ではほぼ同じ間隔で給油所が並んでいますが、ご自身がその道を通る保証はありません。JAFを呼んでも、距離が遠く半日くらいゆうにかかるかも…。冬だと命に関わるかもしれません。
メータが半分を指したら給油というのが良いかと思います。軽自動車はもっと早めに…。そもそもタンクの空き部分はできるだけ少なくするのが良いと言われています。空き部分が多いと水蒸気や水がたまってくるそう。エンジンには良くないと言われる「水抜き剤」などをガソリンスタンドなどで勧められてつい代金を払ってしまい、日本経済の発展に貢献してしまうことになるかもしれません。「一日動いたら、給油」というのでも良いのではないでしょうか。
宗谷から網走に至る「オホーツクライン」、札幌近くの石狩市までつなぐ「日本海オロロンライン」、道北の中央部を走る国道40、275号、いずれも北の方は交通量が少なくなります。その割には立派な道路。それでいて陸地側には家もなにもない区間がしばらく続くときがあります。しばらく進めば集落もガソリンスタンドもあるとわかっていても、この先なにもないのじゃないかと不安に駆られるときがあります。そういう不安払拭のためにも給油は大事かなと思います。
稚内には日本で最北端の宗谷岬、またノシャップ岬があり、内陸部に多くの展望台や公園があります。また数千羽の白鳥が飛来する「大沼」やゴマフアザラシの越冬地もあります。西の海上には利尻島、礼文島が…。たくさんの観光スポットがあるので、観光案内を「稚内とその周辺の観光地」に記しました。
稚内の南部、豊富町と幌延町には道の駅がないので、2つの町の観光スポットにも触れています。豊富町の温泉については、道の駅「てしお」で紹介しています。
「やむわっかない」は今どうなっているかというと、稚内市中央五丁目の「高野山最北大師真言寺」と「真言寺の巡拝バス駐車場」との間に朱塗りの橋が架かっています。その下の、あまり川の面影のない水路が「やむわっかない」。下流はすでに舗装されてしまっています。お寺によって小川が残ったのでしょうね。でもこんな小さな川がこの辺り一帯の地名になるとは。そばに「稚内地名発祥の地」というこれも朱塗りの案内板が建っています。
稚内は早くから和人が進出、将軍徳川吉宗の時代から栄えていたところ。北にサハリン(樺太)の島があることで重要視されたのでしょう。1879(明治12)年に郡役所などが置かれ、この年が稚内の開基。1900年に稚内村、翌年には稚内町、1949(昭和24)年に市政を施行しました。人口は1975年頃55,000を超えましたが、現在33,000ほどになっています。
電話番号:0162-29-0277 MAP CODE:353 876 833
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅わっかない」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18899
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/3126/
http://www.kitacolor.com/
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2021年4月10日)
《この道の駅のミッション❓》 JR稚内駅から宗谷線で、つぎの「豊富」、「幌延」まで乗ってみる(宗谷線寄り道マップ)
- 道北エリア(宗谷管内)、国道40号と「副港通」の間に位置する、最北の道の駅(複合施設・JR稚内駅と共用、バス停・お土産店・コンビニ・シネコン・その他施設あり)、2012年設置(設置番号114)
- 24hトイレ(ウォシュレット・快適度8)はJR稚内駅内
- 駐車場は第1・2駐車場+夏期のみ臨時駐車場(未舗装)あり(車中泊度◎)。7月~8月は激混です。3つの駐車場には海寄りの「副港通」からのアクセスが簡単。市街地、郊外ともにシカ飛び出し注意
- 市街地の道の駅で、風呂や洗濯、各種店舗へはらくらく到達
- 西の海上に利尻島、礼文島が浮かんでいます。東に、日本列島最北端の宗谷岬があります
- 観光地は別ページ「稚内とその周辺の観光地」へ
- 市内キャンプ場は上記ページに、「利尻島・礼文島」のキャンプ場も上記ページに
住所:北海道稚内市開運2丁目 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0162-29-0277 MAP CODE:353 876 833
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(南東51km)さるふつ公園
(西)日本海(利尻島、礼文島)
(南68km)てしお
(北)日本海・オホーツク海
▶宗谷管内概略図
▶留萌管内概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事 ■稚内と南部(豊富町と幌延町)、利尻島の観光地
●地名由来 ●地図
24hトイレはきれいなウォシュレット。
JR稚内駅内(JR駅と道の駅で共用)。白を基調としたきれいなウォシュレット。女子6、男子2、多機能トイレに1。多機能トイレにはオストメイト機器。授乳室とおむつ交換台あり。画像中、白壁一番左に時計がかかっていて、その裏手に入口があります。
駅舎内ずっと奥(画像右手)、セイコーマートの向かいにもトイレがあります、こちらは便座クリーナつき。オストメイト機器もあります。
休憩コーナーは朝早くから夜中まで開いています。
稚内とわっかない(JRの駅と道の駅) |
《ヤムワッカナイ温泉 港のゆ》
○「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」(0162-73-1126、稚内市港1丁目6番28号2階)として2022年10月28日再オープン。営業時間11:00-21:00。入浴料はすこし高い。ボディーソープ・シャンプー備え付け。港を一望できる展望大露天風呂が売りです。大きなリラクセーションルームあり。twitter。
副港市場には2022年11月、「最北のストリートピアノ🎹」が設置されました。お風呂上がりに一曲いかがでしょうか。
テナント「稚内副港市場」(食事処、おみやげ品などの商業施設)については「レストラン」の項をご覧ください。
稚内市・ヤムワッカナイ温泉 港のゆ |
《稚内市緑湯》
「稚内市緑湯(みどりゆ)」南へ3.2km(0162-22-4275、稚内市緑1丁目10-23)16:00-21:00/月曜定休。入浴料はちょと安め。安めなのにボディソープ・シャンプー備え付け。ロッカーあり。湯温が異常に熱いという口コミが複数。稚内唯一の銭湯、しかも最北。
ライダーによく利用されているライダーハウス(5月~9月)が併設というか風呂の方が併設なのかな。ゲストハウスは通年営業。宿泊料が異常に安いので毎年盛況だとか。お食事時間には、値段の手頃なお弁当やお惣菜がたくさん並びます。
宿泊にはいくつかルールがあるようで、たとえば夜九時に集合写真を撮るとか、みんなで「大空と大地の中で」を合唱するとか…。で、みんなでがやがややるので23:00までは寝られないそう☺。
《稚内温泉童夢》…2023/12/10より再開
◯「稚内温泉童夢」西へ7.3km(0162-28-1160、稚内市富士見4丁目1487番)09:45-22:00。入浴料はちょと高い。ノシャップ岬の向こう側、礼文島側の海に面した稚内市健康増進施設。海を臨む大きな浴槽、サウナと露天風呂あります。湯は少し熱め。数日おきに変わる薬湯あります。
利尻岳が大きく真正面に見えます。最北端の温泉に入浴した「入湯証明書」、「童夢」のロゴ入り「オリジナルタオル」も販売しています。レストランがありましたが、2019年9月で店じまい。
宗谷バスで行くこともできます、所要時間約18分(時刻表)。車だと10分少々。車を置いて「バス旅行」としゃれてもいいようです。車ならシカの飛び出しに気をつけて。市街地でも少し外れたところでも、構わず出てきます。
稚内温泉童夢・入湯証明書 |
稚内の南「豊富温泉ふれあいセンター(とよとみおんせん)」(稚内から南へ45km)は「てしお」に記しています。
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
市内1施設(直近)と3店舗
直近は道の駅と同じ開運2丁目の「わっかない海の駅」内…、
「稚内市ポートサービスセンター」道の駅から南東550m・フェリーターミナルの入口あたり(0162-23-4688、稚内市開運2丁目)09:00-17:00。洗濯機4台とガス乾燥機3台は分離型。
コインシャワー、畳敷きの無料休憩室があります。
つぎは店舗…、
「スキル稚内店」南へ1.5km(0162-22-3423、稚内市港2丁目1-27)07:00-23:00。稼働状況。
「jabba稚内店」南へ2.2km(0162-22-0888、稚内市大黒1丁目6-41 はるやまチェーン稚内店向かい)06:00-22:00。
「きくや」南へ5.5km(0162-32-5511、稚内市萩見5丁目21-21 ホワイト急便隣り)07:00-23:00。
大型・普通車・身障者用:11台・88台・2台/EV急速充電器1(充電器は12月01日~3月31日の間使用不可)。駐車場は「副港通」に沿って2面(+未舗装の臨時駐車場[冬季閉鎖])。
《駐車場はどこ?…黄色線がおすすめ》
駅正面口の左手、大型車11台と普通車10台ほどの第一駐車場(画像中①)、ここが24hトイレに一番近いところですが、商品搬入の車なども駐まっていてここへの駐車はなかなか難。歩行者通路とグリーンベルトをはさんで北側に、身障者用と普通車の第二駐車場(②)があります(北のはずれにEV急速充電器)。Google Map。
夏休みの期間は激混みで、満車状態。第二駐車場のもうひとつ北側、未舗装ながらもとても広い「臨時駐車場」(画像中③)に車を入れることにたぶんなるかと思います。
道の駅のホームページなどでは「道の駅は国道40号沿い」という設定です。稚内駅はその先端部に位置しています。国道先端部の北浜通「中央2丁目」信号で駅舎側に折れると、くるっと回って元に戻り、駐車場にはたどり着きません。
画像はクリックするとおおきくなります。二本指で広げても大きくなります。
道の駅「わっかない」の駐車場へ |
《副港通コース》
画像中黄色の線を辿り、「副港通」を北上した方がずいぶん分かりやすいです。稚内駅の南、どの道を通っても、「フェリーターミナル入口信号」へ東進し、踏切を越えてすぐの信号で左折すると「副港通」に入ります。そのまま「道の駅わっかないP」の看板が左手に見えるまで進めば駐車場にたどり着きます。
線路(踏切)を越えることが肝心です。フェリーターミナルへはどの道を通っても、案内標識があります。
Youtubeに動画を載せています:道の駅「わっかない」。
《国道40号コース》
画像上の青線を辿って国道40号を北上し、駅を右に見ながら「中央2丁目」信号を通りすぎ、つぎの交差点(へんな十字路)で右折、でっかいホテルのある通りまで来たらまた右折、すぐ「道の駅わっかないP」と書いた大きな看板が右手にあります。その手前10mくらいで②の駐車場に、看板を過ぎて20mくらい行くと①の駐車場に入れます。
●敷地内の店 [TOPへ]
駅舎内にたくさんの施設。1Fと2Fの店舗とレンタサイクルを紹介します。
《1階には》…、
「オレンジエッグ」はスイーツの店。カップケーキやソフトクリーム、コーヒーなどがあります。
「ワッカナイセレクト」はお土産屋さん。「ワッカナイセレクト」、「稚内ブランド」の商品を取りそろえています。駅弁も取り扱っています。
駅舎内にバスターミナルと「セイコーマート稚内駅前店」(06:00-24:00)が並んであります。
「宗谷バスターミナル」からは観光バスが運行し、稚内の周遊コースばかりでなく、利尻島や礼文島を観光するコースも準備されています。島へはご自身でフェリーターミナルから渡ります。宗谷岬やノシャップ岬へは路線バスが運行しています。観光バスのことは「観光スポット」(別ページ)でご紹介。
《2階には》…、
お子さんを遊ばせられる「キッズルーム」、また3室ほどのシネマコンプレックス「T・ジョイ稚内」。
いずれも「キタカラ」という施設に入っています。駅の機能ばかりでなく、絵本の読み聞かせなど地域と連携した活動も行っているようです。
《レンタサイクル》
稚内駅構内には稚内観光協会の「レンタサイクル」(4月下旬~10月まで貸し出し)があります。北のノシャップ岬までは約5km、東の宗谷岬までは30km。稚内市街をまわるにはレンタサイクルが便利です。らくちん電動アシストと快適クロスバイクの二種類です。
●レストラン [TOPへ]
《駅舎内》
「お食事処ふじ田」(10:00-18:00)があります。カニ弁当やホタテチャーハン、すりみラーメンがおすすめ。営業時間のはずなのに灯りが消えていたりと、実際の営業時間がいまひとつはっきりしません。
カフェ「モカマタリ」(09:00-18:00)でも宗谷黒牛ハンバーグサンド、ハヤシライスなどがいただけます。
《市街地の食事処》
稚内は日本最北端の町、いろいろと店は揃っていますので、ぶらぶら歩きながら選んでも良いかなと思います。
◯「稚内副港市場」道の駅から副港通りを1km南下(0162-29-0829、稚内市港1丁目6-28)08:00-18:00。2020年夏に一端店を閉めましたが、2021年4月に再オープン、9店舗が入った複合施設になりました。食事処、お土産屋さん、樺太記念館などが入っています。以前あった「温泉」は2022年10月再オープン。「わっかない海の駅」という看板が建っています。
稚内副港市場 |
「ボリューム亭」道の駅から北西へ450m・ドーミイン稚内の向こう(0162-24-4474、稚内市中央2丁目6-12)11:00-13:00・17:00-19:00/日曜定休。カツ丼やカツカレーなど和洋食の店。その名のとおりボリュームがすごい。隣は「ラーメン青い鳥」。
「北の味心 竹ちゃん」道の駅から北西へ400m(0162-22-7130、稚内市中央2丁目8-8)17:00-21:30。観光客相手の海鮮の店、焼き魚なども。
◯「食べ飲み処 よしおか」道の駅から北西へ400m・ドーミイン稚内の向こう(0162-22-6364、稚内市中央2丁目7-7)17:30-24:00。海鮮、和食の店。
○「デノーズ」道の駅駐車場のすぐそば・西方向(0162-22-6910、稚内市中央2丁目11−8)11:00-18:30。こちらもボリューム系。ピラフなどのご飯ものやスパゲティなどいろいろなメニューがありますが、ここのおすすめは「米軍バーガー」「スラッピージョー」(ハンバーガーにミートソースとチーズを載せたもの)。「稚内に来たあ」という気分になること間違いなし。
「そば処 壱文」道の駅から南西へ500m・道道106号沿い(0162-22-3150、稚内市中央4丁目2-17)。2022年開店。温かいそばのメニューが多い。そば(通常は二八そば)は、更科、十割、うどんに変更可。礼文産昆布のだしでおいしい。「せいろ」が人気。店舗前に駐車場🅿5台から6台分あり。〔🗾Googleマップ〕。
「そば処 いけ田や」道の駅から南東へ3km・副港通り沿い(0162-73-1130、稚内市末広3丁目2-24)11:00-14:30・17:00-22:00(仕込みの都合で夜の部がなくなることがあります、土日祝日は午後のお休みなし)/火曜定休。カレー南蛮そばが人気。真っ赤なトマトそば(温・冷)あり。期間限定(夏)のお高い「ウニそば」あり。店舗前に駐車場🅿9台分あり。〔🗾Googleマップ〕。
《🐙ミズダコ》
◯「うろこ市(いち)」道の駅から南へ750m・海がすぐそば(0120-211-911、稚内市中央5丁目6-8)09:00-21:00。水産加工会社が運営する海産物直売所と食事処「海鮮炉端うろこ亭」。海産品の購入や工場見学もできます。
宗谷地方はタコの王様・ミズダコの水揚げが日本一、「マルソウのタコ」というブランド名で売り出しています。稚内では足を薄切りにしたしゃぶしゃぶをぜひ食べてもらいたいところ。タコしゃぶは観光客用に漁師さんと料理人で考え出した料理。またご当地でしか食べられない、タコの「口」の部分「トンビ」(味噌和えがおすすめ・こりこりの食感)と「えら」部分の「ササメ」(大根おろしとポン酢がおすすめ・クリーミーな食感)もどうぞ。いずれも「うろこ亭」で食べられます。
タコしゃぶ用のタコはおみやげ用もあります。
《🪴銀杏草》
「銀杏草」は東北以北で食されている海藻。一種の海の岩のりです。稚内特産ではありませんが、冬になると特に稚内で消費される海藻(稚内ブランドとして売られています)。生でコリコリ、味噌汁に入れるととろとろになります。とくに味噌汁に入れるのが好まれるようです。お料理屋さんばかりでなく、スーパーで袋入りで売られています。新鮮さが大事です。上記「うろこ亭」で食べられます。
《ノシャップ岬の食事処》‥シーズン中、食事時は激混み、断られることも…
◯「漁師の店」(0162-22-0303、稚内市ノシャップ2丁目3-8)08:00-18:00。海鮮の店。
「樺太食堂」(0162-24-3451、稚内市ノシャップ2丁目2-6)08:00頃~日の入りまで、冬期(10月中旬ころ~4月下旬)休業。海鮮の店。
《宗谷岬の食事処》
「食堂 最北端」(0162-76-2222、稚内市宗谷岬2-10)08:00-18:00。ラーメンから海鮮まで。丘のふもとの白い建物です。となりは「てっぺん市場 ぶっかけ丼の店」、道をわたったところの青い三角屋根の店(時計と温度の表示)は「浜磯」、いずれも食事処です。
(昼)「間宮堂」岬背後の丘に登ります(0162-76-2453、稚内市宗谷岬4-1)10:00-14:30。丸太小屋風の小さな黒い建物。一時期店を閉じていましたが、2022年夏、復活しました(元祖塩ラーメンとホタテカレーの提供)。facebook、twitter。
(昼)「ゲストハウスアルメリア」岬背後の丘に登り、少し歩きます(0162-76-2636、稚内市宗谷岬)10:00-14:30。宗谷牛のメニューがあります。
《稚内のスイーツ》
○「菓子夢工房くどう」ほぼ南へ3km(0162-23-2956、稚内市大黒2丁目7-30)09:30-20:00/水曜定休。稚内のつぎの駅「南稚内」がすぐ近く。アップルパイや郷におりたタヌキ、季節ものの和栗のモンブラン、シャインマスカットを使ったミニレットなどがおすすめ。
◯「パティスリー・ヒルンド・ルスティカ」南東へ5km(0162-73-1681、稚内市萩見5丁目12-10)10:00-18:00/月曜定休。稚内の食材を使ったスイーツ。しっとりしたケーキも焼き菓子もおいしそう。コーヒーは目の前でひいてくれます。イートインあり。
「御菓子司 小鹿」(0162-23-5275、稚内市中央1丁目3-35)09:00-20:00(日曜は09:30-18:00)。稚内牛乳を使った「最北牛乳プリン」、「流氷まんじゅう」がおすすめ。
「珈琲焙煎工房函館美鈴 稚内店」(0162-29-1800、稚内市恵比須1丁目4-10)09:00-17:00/日曜定休。道内でよく見かける「美鈴珈琲」の看板。ここはコーヒー豆の販売のみ。冷凍食品も取り扱っています。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
コンビニ、ガソリンスタンド、郵便局、北の給油事情
道の駅直近のセイコーマートは駅舎内1F(稚内駅前店 0162-23-8710)。
つぎに近いのは「セイコーマート稚内中央店」道の駅から南下450m・JR宗谷本線沿い(0162-23-5881、稚内市中央4丁目6-3)。
また市内には国道40号沿いにたくさん(20店近く)、利尻島、礼文島にもあります。セブンイレブンやローソンはありません(北海道のコンビニ)。
ローソン2店(2024年現在4店に増えています)、2023/08/01に同時オープンです。「こまどり5丁目店」(道の駅から南へ5km、稚内市緑5-43-1)と「栄5丁目店」(南東へ5km、稚内市栄5-6-7)。店内調理の「まちかど厨房(ちゅうぼう)」設置、「成城石井」や「無印良品」の商品も取り扱い。ローソン最北店はオホーツク側雄武町(おうむちょう)から稚内市に移ります。
なお、ローソンは2023年内に稚内にさらに1店、宗谷に1店、出店予定(計4店)。
ガソリンスタンドも稚内にはたくさん(市街地10店以上、宗谷岬3店)あります。道の駅直近は「ENEOS 稚内中央SS」国道40号を南下400m(0162-22-5166)。
郵便局直近は「稚内郵便局」道の駅第2駐車場から真西へ歩いて260m(0570-943-719)ATMは日曜19:00まで。駐車場から山の麓に向かってまっすぐ歩きましょう。
《北の給油事情》
宗谷岬には先端部に「出光 宗谷岬SS / 安田石油店」(0162-76-2326、営業時間 08:00-20:00)があります。
そこから南下して、オホーツク海側は猿払村、浜頓別町、枝幸町、雄武町とほぼ30km~50km間隔でガソリンスタンドがあります。
日本海側のガソリンスタンドもオホーツク海側同様一定の距離ごとに、豊富、幌延、天塩、遠別とあります。
ただし日本海側を走る道道106号・稚内天塩線(サロベツ原野線・宗谷サンセットロード)を南下すると、天塩まで(ほぼ70km)ガソリンスタンドはありません。道道106号稚内最後のガソリンスタンド「ENEOSサン・グリーンSS/ホクタン」(0162-23-3726、稚内市緑1丁目1番5号・JR南稚内駅線路を越えて向かい)07:30-19:00・日祝は-18:00。
中央部は中頓別、中川、音威子府村、美深と町村が並んでいます。
ガソリンスタンドはひとつ見つけたら「まあ、つぎで…」と思わずその店で給油した方が無難・安心です。地図上ではほぼ同じ間隔で給油所が並んでいますが、ご自身がその道を通る保証はありません。JAFを呼んでも、距離が遠く半日くらいゆうにかかるかも…。冬だと命に関わるかもしれません。
メータが半分を指したら給油というのが良いかと思います。軽自動車はもっと早めに…。そもそもタンクの空き部分はできるだけ少なくするのが良いと言われています。空き部分が多いと水蒸気や水がたまってくるそう。エンジンには良くないと言われる「水抜き剤」などをガソリンスタンドなどで勧められてつい代金を払ってしまい、日本経済の発展に貢献してしまうことになるかもしれません。「一日動いたら、給油」というのでも良いのではないでしょうか。
宗谷から網走に至る「オホーツクライン」、札幌近くの石狩市までつなぐ「日本海オロロンライン」、道北の中央部を走る国道40、275号、いずれも北の方は交通量が少なくなります。その割には立派な道路。それでいて陸地側には家もなにもない区間がしばらく続くときがあります。しばらく進めば集落もガソリンスタンドもあるとわかっていても、この先なにもないのじゃないかと不安に駆られるときがあります。そういう不安払拭のためにも給油は大事かなと思います。
稚内には日本で最北端の宗谷岬、またノシャップ岬があり、内陸部に多くの展望台や公園があります。また数千羽の白鳥が飛来する「大沼」やゴマフアザラシの越冬地もあります。西の海上には利尻島、礼文島が…。たくさんの観光スポットがあるので、観光案内を「稚内とその周辺の観光地」に記しました。
稚内の南部、豊富町と幌延町には道の駅がないので、2つの町の観光スポットにも触れています。豊富町の温泉については、道の駅「てしお」で紹介しています。
道の駅「わっかない」と観光スポット |
●地名由来 [TOPへ]
稚内は江戸期には「やむわっかない」と呼ばれていたそう。川の名前です。「冷たい水のある沢」という意味。アイヌ語の「やむ」は「冷たい」、「わっか」は「カムイワッカ」などと使われます。「ない」は道内各地に見られる地名:幌内(ほろない、大きい川)、相内(あいのない、人がいる川)、生花苗(おいかまない、波が越えてくる川)、晩生内(おそきない、川尻が崩れている川)など。同じ川の意味を表す「べつ」と比べると「穏やかな川」を表すそう。「やむわっかない」は今どうなっているかというと、稚内市中央五丁目の「高野山最北大師真言寺」と「真言寺の巡拝バス駐車場」との間に朱塗りの橋が架かっています。その下の、あまり川の面影のない水路が「やむわっかない」。下流はすでに舗装されてしまっています。お寺によって小川が残ったのでしょうね。でもこんな小さな川がこの辺り一帯の地名になるとは。そばに「稚内地名発祥の地」というこれも朱塗りの案内板が建っています。
稚内市・やむわっかない |
稚内は早くから和人が進出、将軍徳川吉宗の時代から栄えていたところ。北にサハリン(樺太)の島があることで重要視されたのでしょう。1879(明治12)年に郡役所などが置かれ、この年が稚内の開基。1900年に稚内村、翌年には稚内町、1949(昭和24)年に市政を施行しました。人口は1975年頃55,000を超えましたが、現在33,000ほどになっています。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道稚内市開運2丁目 (現在地からのルートを表示)電話番号:0162-29-0277 MAP CODE:353 876 833
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅わっかない」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18899
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/3126/
http://www.kitacolor.com/
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