道の駅「いわない」(道央エリア西 14)

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概要(最終訪問日:2023年10月23日) 《この道の駅のミッション❓》 道の駅トイレまで行ってみて、どれだけ不便かを係のひとに訴える
  • 道央エリア(札幌以西)、道道270号・岩内港線沿い、1993年設置(設置番号14)

  • 24hトイレは、駅舎からはかなり離れたところにあるウォシュレット(快適度8)。駅舎内にトイレはありません
  • マニアの喜ぶ温泉がいくつもあります
  • 駐車場は四面(車中泊度◯)。道の駅は市街地にあります
  • 観光スポットは隣の共和町も含めたくさんあります。地元出身作家の美術館が多い。道の駅よりは、周りのおいしい食事処や温泉を目的に来るところのようです

  • この道の駅は、24hトイレと駐車場の位置が不明瞭で駅舎から離れています。「駐車可能台数」の画像で位置をご確認ください
  • キャンプ場は「風呂事情」に記載しました


住所:北海道岩内郡岩内町字万代47-4 (現在地からのルートを表示
電話番号:0135-63-1155   MAP CODE:398 812 731
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
 (北東40km)あかいがわ
 (西)日本海
 (南西18km)シェルプラザ・港(蘭越町)
 (北西29km)オスコイ!かもえない

道央エリア西(日本海側)概略図
道央エリア西(内陸部)概略図



🙆 記事一覧 

トイレ事情    ●風呂事情    ●洗濯事情
駐車可能台数
敷地内の店    ●レストラン   ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
観光スポットや行事         +共和町
地名由来     ●地図


24hトイレはウォシュレット、2020年更新

 この道の駅のトイレ、駐車場の位置は「駐車可能台数」の画像でご確認ください。赤枠が駐車場4~5か所、緑の◯がトイレ、2か所あります。駅舎内にトイレはありません。駅舎の向かいが「中央バス」のターミナル。バス停なのでトイレがあります、でも道の駅のトイレではありません。

 24hトイレは「マリンスポットさわやか」という名の、外観がとても立派で大きな建物(駐車場画像左手)。個室(2020年ウォシュレットに更新)が女子6、男子2があります。おむつ交換台があります。更新後、精一杯きれいになっています。

マリンスポットさわやか
マリンスポットさわやか(道路から)


 トイレはもう一か所、「たら丸市場」の敷地内にあります(駐車場画像上部、右手)。こちらは洋式。



 少し距離があります。最初の3軒は岩内温泉、「サンサンの湯」は入浴のみ、ほかは宿泊できます。道の駅ではニセコ山系温泉の入浴料がお得になる「ニセコ湯めぐりパス」を販売しています。♨︎印のついた施設で利用できます。
 「岩内温泉」は岩内岳中腹に湧き出す温泉。地図で見るといくつもの温泉が肩を並べているよう見えますが、旅館の間には起伏があってそれぞれの建物を見通すことはできません。岩内岳には、冬スキーができるコースがたくさんあります。


♨︎「いわない温泉おかえりなさい」南へ5km(0135-61-4111、岩内郡岩内町字野束491番地21)10:00-21:00・土曜祝日前日10:00-15:00/第2火曜定休。ナトリウム-塩化物泉、源泉かけ流し。入浴料はちょと高め(タオルセットの方が気楽かも…)。ボディソープ・シャンプー備え付け。大きな阿mどの主浴槽、開放感抜群です。サウナあり。ロッカーあります。

♨︎「サンサンの湯」南へ5.1km(0135-62-3344、岩内郡岩内町野束500)10:00-21:00。日帰り入浴施設。ナトリウム塩化物強塩温泉。入浴料はふつう。ボディソープ・シャンプー備え付け。不透明の湯。浴槽がふたつ。42℃のぬるい湯と45℃の熱い湯。男性の方はどちらもさらに+1℃だそうです。ドライヤーあり。休憩コーナーあり。

2021年で閉館♨︎「天然温泉グリーンパークいわない」南へ5.2km(0135-62-8841、岩内郡岩内町字野束500-2)08:00-15:00・17:00-20:00。入浴料はちょと高め。源泉かけ流し。ボディソープ・シャンプー備え付け。露天風呂あり。休憩室(08:00-15:00)あり。レストラン利用可(11:30-14:30)。

 「いわない高原ホテル」南へ6km(0135-62-5101、岩内郡岩内町字野束5056)15:00-21:00(日祝 12:00-)。ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉、源泉かけ流し。入浴料は高い。ボディソープ・シャンプー備え付け。岩風呂庭園風露天(冬期休み)、サウナあります。露天風貸切風呂があります。「日帰り入浴予定表」はfacebookへ。隣りにピカソの絵を所蔵する「荒井記念美術館」(冬期休業)があります。

温泉とキャンプ場
 キャンプ場は岩内温泉のすぐ南側にあります。「いわないリゾートパークオートキャンプ場・マリンビュー」道の駅から南へ6.5km(0135-61-2200、岩内郡岩内町宇野束350-8)開設は4月下旬~10月中旬。料金は少し高め。ゴミ処理が可能。眺望が良い。

岩内町・マリンビューキャンプ場案内
岩内町・マリンビューキャンプ場案内
マリンビューキャンプ場眺望
マリンビューキャンプ場眺望


 フリーサイト(10区画)、オートサイト(電源あり・なし)、キャンピングカーサイト、コテージ(冷蔵庫、テレビ、5人分の寝具付き。電子レンジは管理棟にあり。調理器具、ウォシュレットなし・要コテージ使用料と人数分の入場料)が9棟、売店、シャワー(無料)、ランドリー、ゴミステーション(ゴミ袋を受付時に配布・要分別処理)があります。
 直火、花火は禁止。日本海と積丹半島を見渡せます(テント設営場所により海が見えないところあり)。
 予約は電話で、ホームページからの予約はまず利用登録(会員登録)から。
 「いわない高原ホテル」へは東1km、「おかえりなさい」へは北東1.5kmといったところ。
 近くに展望台、岩内岳の登山口、岩内温泉を越えてすぐ北に乗馬体験のできる「いわないホースビレッジ」(0135-62-3686、岩内町野束463-1)、もうちょっと北へ脚を伸ばしてダチョウの餌やり体験のできる「マルヤマヒーリングファーム」(0135-62-2214、岩内町野束453-9)があります。いずれも野束(のづか)の地域内。

閉業雷電温泉「三浦屋旅館」海岸線に沿って、南西12km(0135-62-1480、岩内郡岩内町字敷島内682)。雷電温泉でただ一軒だけ残っていましたが廃業です。





共和町の温泉

♨︎「ワイス温泉」東へ17.4km(0135-72-1171、岩内郡共和町ワイス256-35)10:00-20:00。入浴料はふつう。内湯のみ(熱い湯と温かい湯)。透明の湯、きれい。源泉かけ流し。ボディソープ・シャンプー備え付け。ドライヤー、ロッカーあり。休憩スペースがちょこっと。共和町の宿泊施設案内
 倶知安の「三島さんの芝桜庭園」まで国道5号を南下10km。共和町小沢の菓子屋さん「末次商会」(西村久太郎さんが100年以上前に作り始めた「とんねる餅」で有名)まで国道5号を北上2km(2022年6月閉店)。共和ラーメン「じぇんとるめん」まで国道5号を北上5km。

共和町・ワイス温泉
共和町・ワイス温泉


2021年8月閉館♨︎「倶知安温泉ホテル羊蹄」南東へ28.4km(0136-22-1164、虻田郡倶知安町旭69)10:00-22:00。入浴料はちょと高め。ボディソープ・シャンプー備え付け。ドライヤーあります。露天、ジャグジー、サウナ。レストラン利用可(11:30-13:45・17:30-19:00)。


町内に3軒(歩いて行ける距離)

 「コインランドリーおひさま」南へ300m・国道229号沿い(0135-62-0436、岩内郡岩内町字万代8-19)06:00-22:00。洗濯機2台、洗濯乾燥機4台、乾燥機5台、スニーカーウォッシャーあり。スマホの充電器や漫画のシリーズが置いてあります。稼働状況。道の駅からまっすぐ南へ国道229号まで進みます(200m弱)。

 「jabbaいわない店」南西へ650m(岩内郡岩内町万代4-6)06:00-22:00。洗濯機1台、洗濯乾燥機4台、乾燥機5台、スニーカーウォッシャーあり。隣は「ローソン岩内万代店」(0135-62-0707)、そのまたお隣は「セブンイレブン岩内万代店」(0135-62-0428)。上の「おひさま」から国道229号を西へ300mほど進みます。

 「コインランドリー洗ノ助」道の駅から南東へ700m(岩内町栄161-1 ホテルいのう[0135-62-1391]敷地内)24h営業。洗濯乾燥機5台、乾燥機3台、スニーカーウォッシャーあり。2022年暮れに新設。斜め向かいにファミリーマート(0135-61-2745)。稼働状況

岩内町・コインランドリー洗ノ助
岩内町・コインランドリー洗ノ助


●駐車可能台数 [TOPへ] (ここは泊まれますか?道の駅のWi-Fi
大型・普通車・身障者用:8台・94台・4台。画像内、駅舎すぐ裏①に4台(駐車はかなり窮屈)、向かいの交番の前②に10台(ときどきお巡りさんがいます)。中央バスターミナルの建物をはさんで、③42台、大型車が3台(西側、緑○は24hトイレ)、一番東の駐車場④に大型車が5台、普通車40台ほどが駐められます。④の南辺に「敷地内の店」に示した駐車場案内が建っています。④北東側の緑◯はトイレ、さらに北東側に「たら丸市場」(画像右上・薄緑の屋根列)というのが並んでいます。画像はタップするとおおきくなります。Google Map

道の駅「いわない」駐車場
道の駅「いわない」駐車場


 駐車場がここよりももっと細切れに分散している道の駅はほかにありますが、この道の駅の不便なところは、印刷物をラミネート加工した駐車場案内が駅舎の窓ガラスに貼り付けられているだけ(車から降りないと見えない)で、町外からの訪問客に対する適切な案内板がないこと。想定に含めていないのかもしれません。
 あるいはちゃんとした道の駅標識(下の画像をご覧ください)が立っているところから推測すると、北東方向の駐車場④がもともとは「本命」だったのでしょうか。ただネットの口コミを見ると、岩内出身の人が駅舎に入って「道の駅はどこですか?」と尋ねたという、笑えない話もあります。駐車場も含め駅舎も案内が不足しているようです。


●敷地内の店 [TOPへ]
 駅舎内には観光案内所と特産品展示コーナー。酒とダチョウの卵プリン、ダチョウの卵(生卵)などを売っています。駅舎内にトイレ、休憩所はありません。
 道の駅斜め向かいに「いわないマリンパーク」という公園があり、カリヨンが建っています。その向こうが24hトイレです。

道の駅「いわない」駅舎
道の駅「いわない」駅舎
いわないマリンパーク
いわないマリンパーク


 下の画像の駐車場は駅舎から北東方向(上の地図画像の④)にあります。「たら丸市場」もこの駐車場内にあります。「コインランドリー」の幟が立っているかもしれませんが、コインランドリー店舗はここにはありません。上の「コインランドリー」の項をご覧ください。

 余計な憶測をすると、もともとこの駐車場が道の駅になる予定だったのが、駅舎をはじめいろいろな施設に手が回らず、駅舎は商工会議所の建物、トイレや駐車場は既存のものを流用ということになってしまった模様。既存施設流用の道の駅はほかにもあるのですが、こんなになんでもかんでもを大胆に流用している道の駅はほかにありません。道の駅が地元商店や経済活動のお荷物になっているようにしか見えない。

道の駅「いわない」の駐車場と「たら丸市場」案内
道の駅「いわない」の駐車場と「たら丸市場」案内


●レストラン [TOPへ]

岩内町の寿司屋、食事処海鮮・焼き魚
 寿司屋の評価が高いです。いずれも店内に価格表示のメニューがあります。

寿司店
 「清寿司本店」道の駅から東へ240m(0135-62-1498、岩内郡岩内町字万代14-15)11:00-22:00。回らないお寿司屋さん。facebook
 「清寿司支店」すぐ南側120m(0135-62-0982、岩内郡岩内町字万代18-7)11:00-21:30。回らないお寿司屋さんの支店。ウニの旬は夏6月~8月ですが、ここでは冬の時期も食べられるかもしれません😲(ほぼ年内12月に終了)。facebook
 「竹鮨」東へ300m(0135-62-2484、岩内郡岩内町字大浜58-15)11:30-22:30/水曜定休。ミシュラン2017掲載の回らないお寿司屋さん。冬の時期も生ウニが食べられるかもしれません。facebook
 「誠寿司」南へ170m(0135-62-8721、岩内郡岩内町字万代10-9)11:00-21:00。こちらも回らないお寿司屋さん。

食事処》駐車場がないところが多いので、歩いて行く方がいいでしょう
 「厨房陽だまり」西へ450m(0135-62-0039、岩内郡岩内町字万代39-2)11:30-21:00。あんかけ焼きそば炒麺、ラーメン、カレーライス、天ぷら、ステーキなどたくさん。facebook
 「天富」道の駅からほぼ西へ400m(0135-62-7727、岩内町万代5-1)11:30-14:00・17:00-21:00/月曜定休。民宿内の食堂。丼物、定食、海鮮ができます。カツ丼の肉(上カツ丼・調理に時間40分ほどがかかります)がすごい大きさ・肉厚です。
 「百席」道の駅からほぼ西へ700m・ローソンの隣(0135-62-3529、岩内町万代2-5)11:30-21:00/火曜定休。トンカツの店。ロースカツ定が人気(肉が厚いので調理に時間がかかる)。紹介記事
 「鈴やSUZUYA」道の駅からほぼ西へ700m・上記「百席」の奥(0135-62-3529、岩内町万代29-15)11:00-22:00/隔週水曜定休。創業昭和33年の伝統的なカフェ・レストラン。オム&ビーフシチュー、オムライスやスパゲティが人気。

 岩内にはよそでは食べられない「海老天ぷらラーメン」というものがあります。岩内の思い出にいかがでしょう。道の駅近く(上にあげた清寿司支店の隣)「ささや食堂」(0135-62-2233)で食べられます。

海鮮・焼き魚
(昼)「北緯43度 / 吉本組」道の駅すぐ裏手(0135-62-8343、岩内郡岩内町字万代47-9)食堂11:00-15:00/月曜定休、物販08:30-17:30。焼き魚定食がメイン。季節によりイカ刺し定食も。海産物のおみやげがたくさんあります。

 道の駅は「地方創生拠点」といった役割を持っていますが、個人商店や民営の店舗が岩内の町をリードしているようです。それはそれで良いことなのでしょうが…。それでは、道の駅の存在理由は?ということになりますね。





共和町の西市街地

共和町の西
 「鳥や」道の駅から東へ1.6km・国道276号沿い(0135-63-2989、共和町老古美79-3)11:00-18:00。岩内町寄りの店。コンテナショップのテイクアウト専門店。ざんぎ(鶏の唐揚げ)と半身揚げの店。弁当あり。

 「スープカレーゆうじ」道の駅から東へ2.7km・国道276号沿い(0135-62-5500、共和町梨野舞納10-49)11:30-14:00・17:30-19:30/火曜定休。岩内町寄りの店。チキン、シーフード、ポーク、ハンバーグ、ラムのスープカレー。辛さは100番まで、トッピングメニューあり。

共和町の市街地
(昼)「レストラン若葉」共和町役場から東へ150m・国道276号沿い(0135-73-2814、共和町南幌似38-10)11:30-15:30/土曜定休。共和町市街地の店。地域の産物を使ったメニューを提供。身欠きにしんそば、ひる貝カレーなど。ラーメンと鶏飯のセットなどもあり。facebook

共和町の東
 「あいのさとやすらぎレストラン」共和町役場から東へ3km・国道276号沿い(0135-67-7410、共和町国富47-6)09:00-18:00。共和町農家の人たちのレストラン。地産地消のメニューです。そば・うどんはもちろん、コロッケハンバーグやコロッケカレーあり。

(昼)「麺屋じぇんとるめん」共和町役場から東へ4km・国道276号沿い(0135-72-1150、共和町国富246-1)11:00-15:00。味噌、醤油、塩のほかカレーラーメンあり。餃子あり。割スープの入ったポットあり。

○「升金食堂」ワイス温泉と同じ場所・国道5号沿い(0135-72-1735、共和町ワイス256-70)10:00-18:00。ここの一推しは「カツカレーラーメン」。ラーメン、そば・うどん、丼物、定食、カレーや焼きめしができます。下の「コンビニ」に上げた「三田牧場」のアイスクリームあり。


●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS
菓子店・チーズ店を付加しています

 コンビニは町内にほどよく分散して、12軒、セイコーマートをはじめ、セブンイレブン(岩内万代店 0135-62-0428、西へ700m)、ローソン(岩内万代店 0135-62-0707、西へ500m)、ファミリーマート(岩内八幡通店 0135-61-2745、南へ700m)もあります。

 直近「セイコーマート岩内万代店」道の駅から南へ200m(0135-62-8801、岩内郡岩内町字万代9番地の10)06:00-24:00。ホットシェフあり。



ガソリンスタンドは国道229号、276号沿いにあります。直近のみを…、
 「昭和シェル石油 岩内SS / 西尾石油」西へ200m(0135-62-0859、岩内郡岩内町字万代49-2)07:00-19:00/日曜定休。
 道の駅駐車場③の向こうに手持ち式スプレー洗車場があります(シャワーアイランド 岩内町万代43-43)。「駐車可能台数」の画像、一番上に写り込んでいます。



 「岩内郵便局」南西へ800m(岩内郡岩内町高台180-2)ATMは日曜17:00まで。



菓子店・チーズ店
 「たつや菓子店」道の駅から南東へ250m(0135-62-0468、岩内町万代11-12)09:00-19:00・日曜10:00-17:00。和菓子、洋菓子いずれも扱う菓子店。岩内銘菓「岩ちゃん内ちゃんでないかい」、カステラがおすすめ。駐車場がないので、道の駅からは歩いて行くといいでしょう。facebook
 「さんまる餅店」道の駅から南へ190m(0135-62-0002、岩内町万代9-11)08:00-18:00/日曜定休。創業明治36年(1903)のお餅屋さん。大福がおすすめ。パイン大福など季節商品があります。駐車場がないので、道の駅からは歩いて行くといいでしょう。



 「本間製菓」東へ1.5km・ほとんど岩内町との境(0135-67-7175、共和町老古美83番地71)10:00-17:00。共和町の産物に「らいでん」を使うことになった発祥のお店。「雷電だんご」、「雷電どらやき」があります。

 「ジェラートカフェ 三田牧場」JR小沢駅から東へ900m・国道5号沿い(0135-72-1412、共和町小沢867)11:00-16:00。普通のバニラ、コクのあるラムレーズンがおすすめ。

 「チーズ工房 北海道クレイル」(0135-62-7457、共和町老古美320-3)09:00-16:00/直売所は不定休なので訪問の場合は要電話。カマンベールチーズの専門店。道の駅「いわない」すぐそばの「北緯43度」(0135-62-8343、岩内町万代47-9)で購入可能。「北緯43度」は食事処10:30-14:30、ショップは09:00-17:00の営業/水曜定休。


●観光スポットや行事 [TOPへ] (服装虫対策ゴミ箱

岩内町・共和町の観光スポット
岩内町・共和町の観光スポット




岩内町(北から順に)

岩内町の観光スポット
岩内町の観光スポット


木田金次郎美術館》 岩内町トップに戻る
 道の駅24hトイレのすぐそばに、「木田金次郎美術館」。岩内の風景を描き続けた木田の作品を集めた美術館。1900年代初めのフランス画壇を彷彿とさせる画風。有島武郎の小説『生まれ出づる悩み』は、岩内で創作活動をしていた木田金次郎がモデルです。また、下に挙げた「荒井記念美術館」内にも「生まれ出づる悩み美術館」があります。

岩内町・木田金次郎美術館
岩内町・木田金次郎美術館


帰厚院》 岩内町トップに戻る
 「岩内山帰厚院(きこういん)」道の駅から南西へ700m(0135-62-0123、岩内郡岩内町字高台143)山号は「浄土宗岩内山」。1904(明治37)年に金堂完成、1969(昭和44)年には、町有形文化財の第一号に指定。本堂の仏像は1921(大正10)年の完成、2021年に開眼100周年。高さが6.8mもある、総金箔塗りの仏様、お寺は岩内町ではもちろん一番古い寺です。
 この寺のユニークなところは毎月(1月・8月を除く)第一月曜日をカレーの日と銘うって、地域の人たちの夕食会を開いていること。さらには観光客のために「レンタサイクル」を無料で貸し出しています。仏様に手を合わせるだけでも訪問したいですね。

岩内町・帰厚院
岩内町・帰厚院


ホーストラスト北海道》 岩内町トップに戻る
 「ホーストラスト北海道」道の駅から南へ3km(0135-62-3686、岩内町字野束463番地の1)。現役を引退した競走馬を預かり、自然界で余生を送らせようとするNPO法人。功労馬(JRAレース優勝馬)、自馬(個人等所有の馬)、スポンサーホース(里親のいる馬)の三種の馬が飼育されています。一般の人にとっては、馬を見るだけの施設(それがとっても良い)。馬のスポンサーになればまなざしに熱もこもるでしょう。観光施設ではないのでトイレや手洗い場もありません。facebook

荒井記念美術館》 岩内町トップに戻る
 「風呂事情」でも触れた「荒井記念美術館」道の駅から南へ5.5km(0135-63-1111、岩内郡岩内町字野束505)が岩内温泉にあります。4月下旬~11月上旬まで(冬期閉館)、09:00-17:00の開館/月曜定休です。ピカソの版画250点以上が2フロア(2F・3F)に収蔵されています。2号館に西村計雄の作品、また館内美術館「生まれ出ずる悩み美術館」があります。庭には彫刻も…(散策可)。
 すぐ近く(南西)に「円山展望台」(岩内町野束)。日本海までの眺望が遮られることなく楽しめます。夜は岩内町、泊村の灯りがきれいです(日本夜景遺産2018年認定「夜景を眺める場所」)。紅葉の時季もおすすめ。

岩内町・荒井記念美術館
岩内町・荒井記念美術館
荒井記念美術館の庭
荒井記念美術館の庭


鳴神の滝》 岩内町トップに戻る
 「鳴神の滝」(MAP CODE:730 717 823*16、岩内町敷島内)。山奥の岩を切り裂いて流れ落ちる滝。非常に神秘的です。落石で通行止め(閉鎖)の場合あり。
 「岩内地方清掃センター」(0135-62-6251)の裏側から行くと到達しやすいでしょう。600mほど行くと駐車帯のようなところに出ます。そこからは100mほど徒歩です。案内看板を探して行きましょう。

岩内町日本海の奇岩》 岩内町トップに戻る
 3km弱の距離につぎの三つの奇岩(①傘岩、②弁慶の薪積岩、③弁慶の刀掛岩)が見られます。
経路
 ①「敷島内 風の駐車場」(MAP CODE:730 680 740*03、トイレなし、国道229号雷電トンネル[3,570m]と弁慶トンネル[1,048m]の間、雷電トンネルを抜けてすぐ)に車を駐め、旧国道を進みます。駐車場出口に下の左画像案内があります。旧国道には途中バリケードがあり閉まっていて、そこから250mで傘岩です(海側)。が、バリケードまでしか行けません。案内はあってもたどり着けない。駐車場には、右画像のような漁の様子を描いたレリーフがあります。

岩内町・傘岩案内
岩内町・傘岩案内
岩内町・風の駐車場レリーフ
岩内町・風の駐車場レリーフ


 ②「風の駐車場」に戻り、新国道を南下、1kmほどで「弁慶トンネル」を抜けすぐ、山側に「弁慶の薪積岩」(トンネル出口、海側に旧国道との接続部があり、車はそこに駐めましょう。あるいは山側に小屋みたいな建物があり、その陰に山側に折れる道があり、そこに入れ込みます)。「薪積岩」はトンネルの上方に見えます。
 ③つぎの「カスペトンネル[638m]」の出口に旧国道との接続部があり、そこに「有島武郎文学碑」(MAP CODE:730 618 775*24)、「弁慶の刀掛岩」はそこから南方向に見えます。「文学碑」から300m、山側の④「雷電温泉駐車場公衆トイレ」(MAP CODE:730 618 532*54、刀掛トンネル[2,754m]すぐ手前)まで行くと、海の岩場に降りる階段があり、岩伝いに歩いて、「弁慶の刀掛岩」に近づくことができます。公衆トイレからは山側の道をたどって「雷電展望台」まで行けますが、見晴らしもあまり良くないので近寄らない方がいいでしょう🐻。


〔①傘岩
 鉄分の多い火山性の岩石が海側に立っています。大きなきのこのように、頭でっかちの大きな岩です。すぐ近くに同じく赤銅色の岩石が波に洗われています。ここからも「弁慶の刀掛岩」が南方の岬(雷電岬)に見えます。
〔②弁慶の薪積岩
 弁慶が暖を取るために槇を積み重ねた跡とされます😲。工場廃墟にあるレンガの壁を彷彿とさせるような岩の積み重ね。遠くからだと、建造物の一部に見えます。道路から見ると、あまり魅力的には感じないかも。無理をすれば、すぐ近くの道路の電源設備(小屋)から山側に登っていけるようです(年によりすぐ下の藪が刈り払われています、ただし道はありません)。
 似たような岩がつぎに書いた「有島武郎文学碑」近くにもあります。こちらは平面的な岩。右画像の真ん中にまるで道が付けられたようになっています。これは溶岩流の跡で幅一メートルほどの流れが岩の向こうにまで続いています。地質学的には非常に面白いものだと思われます。ブラタモリに来て欲しい。

岩内町・弁慶の薪積岩
岩内町・弁慶の薪積岩
岩内町奇岩・有島武郎文学碑近く
岩内町奇岩・有島武郎文学碑近く



〔③④弁慶の刀掛岩
 北海道の開拓にも力を注いだ有島武郎(ニセコ町観光スポット)の「文学碑」から南方の岬突端に見えます。ちょうど刀をかけるのに適したように鈎が上向きに立っています。奥州平泉の合戦から逃れてきた義経主従、腰の刀が邪魔になった弁慶は、岬の岩をひねって太刀掛けをつくったとのこと😲。「文学碑」から「岩」までは1kmすこしあります。もう少し近寄りたければ、「雷電温泉駐車場公衆トイレ」まで行って、岩場に降りてみましょう。ただし何が起きても自己責任です。岩の形にもびっくりですが、海の青にも注目です。伝説紹介記事

岩内町・弁慶の刀掛岩
岩内町・弁慶の刀掛岩
岩内町・有島武郎文学碑
岩内町・有島武郎文学碑(彫字が読めない😓)


雷電駅逓所跡・旧朝日温泉》 岩内町トップに戻る
 「雷電駅逓所跡・旧朝日温泉」(MAP CODE:730 591 580*02)。「雷電温泉駐車場公衆トイレ」から山側の道を4kmほどたどります。林道は整備されてなくて、倒木が道を塞いだりしていることがあるのであまりおすすめできません🐻。また温泉の湯(旧朝日温泉の露天風呂、湯は硫黄泉特有の白濁)も汚いのでよほどのマニアでないと入る気にはならないでしょう。


 


共和町(北から順に)

共和町の観光スポット
共和町の観光スポット


幌似鉄道記念公園》 観光スポットトップに戻る
 「幌似鉄道記念公園」東へ9km(0135-73-2011、岩内郡共和町南幌似38-2)4月下旬~10月の開館。09:00-17:00/月曜休館。函館本線の連絡線だった岩内線は1985年に廃止されました。幌似駅を記念館に改修、一般公開されています。SLが引っ張っていた、向かい合わせ青シートの客車も展示されています。

共和町・幌似鉄道記念公園
共和町・幌似鉄道記念公園
幌似鉄道記念公園青い客車
幌似鉄道記念公園青い客車スハフ42 507


かかし古里館》 観光スポットトップに戻る
 「かかし古里館」東へ7.5km(0135-73-2617、岩内郡共和町南幌似103-13)10:00-16:00/月曜休館。隣にある旧幌似小学校は収蔵室(博物館)。共和町開拓の歴史を展示しています。昔の手遊びの道具があり、懐かしさのよみがえる博物館です。毎年8月終わりの土日に「共和町かかし祭り」が開かれます。祭りの場所は共和町役場(0135-73-2011)裏の「いこいの広場」。

共和町・かかし古里館
共和町・かかし古里館
隣の幌似小学校跡
隣の幌似小学校跡


西村計雄記念美術館》 観光スポットトップに戻る
 「西村計雄記念美術館」東へ8.3km(0135-71-2525、岩内郡共和町南幌似143-2)09:00-17:00/月曜休館。西村計雄(けいゆう)は戦後パリで活躍した共和町出身の画家。上の荒井記念美術館とは方向が異なりますが、併せて見たい美術館。約5,500点を収蔵。晩年のアトリエが復元されています。親交のあった、岩内町出身の山岸正巳の作品も収蔵。

共和町・西村計雄記念美術館
共和町・西村計雄記念美術館
西村計雄記念美術館後景
西村計雄記念美術館後景


ニセコパノラマライン》 観光スポットトップに戻る
 「ニセコパノラマライン」(10月末~4月末まで積雪のため通行止め)は道道66号・岩内洞爺線のうちJRニセコ町駅から岩内町までを指します。道がつづら折れになっていて、空が高く北海道の山中を満喫できるところです。つぎの「神仙沼」と合わせ秋(9月下旬~10月上旬)に訪れるのが良いでしょう。紅葉がきれいです。10月末(だいたい10/20過ぎ)になると積雪のため通行止めになります。4月からの「パノラマライン開通予定のお知らせ」はつぎの神仙沼の記事をご覧ください。紹介記事
 ニセコパノラマラインの南側については「蘭越町」をご覧ください。



神仙沼自然休養林》 観光スポットトップに戻る
 「神仙沼自然休養林(しんせんぬま)」南東へ18.5km。岩内郡共和町前田にあります。遊歩道があり、沼の周りに木道(周回コース)が巡らされています。秋の紅葉時が特にきれいですが、いつの季節も沼に映る樹木の影が不思議な絵になっています。近くに池塘、大谷地、大沼、長沼があります。全部徒歩で回るにはトレッキングの準備が必要でしょう。初心者も大丈夫なトレッキングルートがあります。大谷地の近くには「ニセコ・神仙沼自然休養林駐車場」(MAP CODE: 398 552 254*47)があります。
 「レストハウス」(0135-73-2011、岩内郡共和町前田)は道道66号・ニセコパノラマラインの北側。営業時間09:00-17:00/休みは10月下旬~5月。カレーや(エビ)ラーメン、豚汁うどんやコーヒー、紅茶、アイスクリーム、メロンなどがあります。期間限定メニューが入口あたりに置いてあります。2Fは赤ちゃんスペース。facebook

共和町・神仙沼自然休養林レストハウス
共和町・神仙沼自然休養林レストハウス
神仙沼
神仙沼(10月)


 神仙沼へは「ニセコパノラマライン」(道道66号・岩内洞爺線)を経由します。通行可能期間は4月下旬~10月中旬。冬期は共和町老古美(おいこみ)ゲートから蘭越町湯の里ゲートまでが雪のため通行止めです(パノラマライン開通予定のお知らせ)。「ニセコパノラマライン」は秋の紅葉が見事なところです。

 共和町ではおすすめ観光コースとして、かかし古里館や美術館、鉄道記念公園を巡る「かかしの古里観光コース」、神仙沼を含め共和町をぐるっと回る「ワイスホルン観光コース」を用意しています。


●地名由来 [TOPへ]
岩内
「いわない」はアイヌ語の「いわうない」(硫黄の川)とか、「えおない」(軽石のある川)などの説があるもよう。一方温泉のある「らいでん」という勇ましい地名はアイヌ語の「らえんるむ」(低い岬)からだそう。どちらも諸説あって、決めがたいようです。

 岩内には15世紀あたりから和人が進行、アイヌとの交易を行っていたようです。昭和の中頃、島野村と合併し、その後は平成時代の合併もなく13,000ほどの人が住んでいます。北海道で10,000を超える人口はかなり多い方です(道内ランク50位ほど)。


共和
 ほか移動の地方公共団体の地名のうち8割がアイヌ語由来とされますが、「共和」はその残り2割の和語からの地名。町の「町章」の札名によると、1955年、小沢村(こざわ)、前田村、発足村(はったり)の三村が合併し「将来の発展を期して共和村が誕生たことに由来」とあります。誰の発案で「共和」になったのか、由来は不明です。「小沢」はもともとアイヌ話の「サㇰ・ルペシペ」(夏に越える沢道)から「夏小沢」を経て「小沢」となったという説があります(音威子府の咲来をご覧ください)。「前田」は明治後半、幌似(ほろに)村の一部、および老古美(おいこみ)村、梨野舞納(りやむない)村を合併して新たに前田村を設立。その「前田」は明治17年頃、金沢藩主前田利嗣から受けた十万円を資金として造った農場に由来するようです(ここでの成功が基礎となり、札幌市前田の開墾に着手)。「発足」はアイヌ語「川の縁に集まった鮭を熊が食べたこと」からとする説もあるようです。

共和町雷電
 共和町には「雷電」の名を冠したスイカやメロンそしてだんごがあり、ブランド名となっています。「雷電」はアイヌ語の「らいに(枯れ木)」や「らえんるむ(低い岬)」が語源になったという説がありますが、一方義経一行が岩内町で宿を取ったときアイヌの娘が心を寄せたものの、一行は岩内を出ることになりました。そのときの義経のことば「来年また来る」が元になったという説もあります。
 雷電は岩内町の地名ですが、本間製菓が1947年に共和町で創業したとき、一大景勝地だった岩内町雷電地区にあやかり借用したもの。今ではメロンやスイカにも冠されています。本家岩内町の雷電は温泉の名に冠されていましたが、2019年に最後の三浦屋旅館が店を閉め、なくなってしまいました。

共和町ワイスホルン
 さらに共和町には、神仙沼の東3.5kmに「ワイスホルン」という山があります。これはドイツ語で「白い峰」という意味。この地名ワイスは「ワイス温泉」周辺の地名にも付けられています。
 現在、5,500ほどの人が住んでいます。


●地図 [TOPへ]
住所:北海道岩内郡岩内町字万代47-4 (現在地からのルートを表示
電話番号:0135-63-1155   MAP CODE:398 812 731

#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅いわない」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。


参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18799
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/499/
http://www.iwanai-kanko.org/

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