道の駅「おといねっぷ」(道北エリア上川北 12)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道中川郡音威子府村字音威子府155 (現在地からのルートを表示)
電話番号:01656-5-3111 MAP CODE:684 226 191
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(北東50km)マリーンアイランド岡島
(北西31km)なかがわ
(南22km)びふか
(北26km)ピンネシリ
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
【24hトイレはウォシュレット】 24hトイレはなぜか「北斗七星」という名前。駅舎に向かって左手、自販機の間を入ります。2020年トイレ改修が済んで、女子、男子ともに個室はウォシュレット(とってもきれい、感激!)、ベビーチェアつき。多機能トイレに1。オストメイト機器、おむつ交換台があります。床などもとてもきれいです。
さらに授乳室(ほ乳瓶のマークあり)も設置されています。
「音威子府住民保養センター天塩川温泉」南9.4km(01656-5-3330、中川郡音威子府村咲来919)10:00-21:00。入浴料はちょと安い。白亜紀の地層から出る温泉。ボディソープ・シャンプー備え付け。天塩川に面した露天あり。レストラン11:00-14:00・17:00-19:30(レストランのみの利用可)。米は北海道産 「ゆめぴりか」、2018年より「焙煎ごぼうラーメン」という新メニュー。宿泊可。
公共交通機関でも行けます…、
宗谷本線・音威子府駅乗車 ~ 咲来駅(さっくるえき)通過 ~ 天塩川温泉駅下車 - 800mほど歩く(画像左手に歩き、左に折れます) → 温泉/[時刻表](「音威子府」の駅名が見えないときは、時刻表中央部あたりでマウスをスクロールしてください)。
《キャンプ場》
「天塩川リバーサイドパークキャンプ場」(5月中旬~10月下旬ころ)がすぐ近く、温泉の山側にあります(温泉ホームページのトップ写真に写り込んでいます)。無料のキャンプ場、予約不要。テント20張、駐車場20台。炊事場・水洗トイレ。ゴミ持ち帰り、ペット持ち込み不可。駐車場での車中泊禁止。管理は村、手入れが行き届いているので、温泉と食事処が近い分、こちらの方が過ごしやすいかもしれません。ログハウス(1棟のみ・要利用料)についての予約・問合せは、天塩川温泉(01656-5-3330)、問合せ先:音威子府村経済課産業振興室(01656-5-3313)。なおクマ出没注意報がよく出るところ。
「びふかコインランドリー」2022年10月「セブンイレブン美深西1条店」国道40号を31km南下(01656-2-3355、美深町西1条南5丁目36-4)道を挟んで隣に開店。大通り向かいが「むつみ食堂」(01656-2-1271、営業時間11:00-20:00)。洗濯乾燥機4、乾燥機2、敷布団乾燥機1。
店舗形式のコインランドリーは北から(日本海側)稚内(北へ87km)、天塩(民宿さとう・西へ37km)、羽幌(南西へ77km)、(内陸部)名寄市「スキル名寄市立大学前店」(南へ50km)にあります。「コインランドリー一覧」をご覧ください。
大型・普通車・身障者用:7台・27台・2台/EV急速充電器2・普通充電器1あり。駅舎の前に広い一面の駐車場。国道40号と275号の交差地点、宗谷本線と天塩川にはさまれた道の駅。Google Map。
すぐ裏がJR音威子府駅、「音威子府交通ターミナル」という、とてもりっぱな建物です。駅舎内に音威子府産そば(畠山製麺)の「黒い駅蕎麦」で有名な立ち食いコーナーがありましたが、2020年はコロナの影響で休止中です(駅舎内のそば店は2021年2月閉業しました)。黒いそばは道の駅、セイコーマート近くの「一路食堂」(2022/4月末で閉業)、天塩川温泉で味わうことができます。2022年8月末でそばの麺自体の生産が終了します(↓「レストラン」の項へ)。
すぐそばに天塩川にかかる「音威子府橋」があります。道の駅周辺は音威子府村の市街地、コンビニ(セイコーマート)は南東へ1kmです。
物産店では木工芸品や道の駅グッズ、音威子府公式キャラクター「おとっきー」の関連グッズが置いてあります。地元特産の旬の野菜(ホワイトアスパラやイチゴ、豆類、トマト、ジャガイモ)を販売します。
お風呂の項で紹介しました「天塩川温泉」(01656-5-3330)に食事処があります。19:30まで。
国道沿い、「お食事処咲来(さっくる)」南へ5.2km(01656-5-3906、中川郡音威子府村字咲来393-2)11:00-18:50(火曜 -14:00)。丼や蕎麦の店。建物が黄色なのですぐわかります。宗谷本線と国道40(275)号の間に建っています。
下記の「常盤軒」が閉店して食べられなくなった「音威子府の黒いそば」、「めしや満福イケレ」で食べることができるようになりました(2023年)。道の駅とJR音威子府駅のちょうど中間あたり。道の駅裏手から、線路方向に歩くとすぐです。「ゲストハウス イケレ 音威子府」(ドーミトリー形式・ベッドルーム、風呂、トイレすべて共用、きれい)の隣・道道12号沿い。音威子府駅まで行ったら行きすぎ。
閉業(昼)JR音威子府駅に「常盤軒」(01656-5-3018、中川郡音威子府村字音威子府 JR音威子府駅)10:30-14:00/水曜定休。「黒い駅そば」で有名です。一玉は少し小さめ。2020年コロナの影響により休止中です。代わりの提供店舗は道の駅レストランを含め「駐車可能台数」の項に書いていますが、2022年8月末でそばの麺自体の生産が終了します。
食堂は2022/4/30で廃業予定、おみやげ販売は9月中旬まで継続(昼)「一路食堂」南東へ1km(01656-5-3880、中川郡音威子府村字音威子府)11:00-15:00。こちらも黒い蕎麦。目の前が天塩川の三日月湖。その向こうが「中島公園」(トイレあり)です。道の駅側に少し戻ると公園に渡る橋があります。野球場もある広い公園。また一路食堂の近くは、ガソリンスタンド2軒(出光、ENEOS)、セイコーマート音威子府店、「音威子府村百年記念塔」(道路をはさんで向かい)、大きいのから小さいのまで鳥がいっぱいとまっている塔です。その少し向こうに知る人ぞ知る「北海道おといねっぷ美術工芸高等学校」があります。
《音威子府の黒いそば生産終了》
音威子府は「黒い駅そば」で知られていますが、特産の「音威子府そば」を製造している畠山製麺は2022年8月末で製造終了。高齢のため社長が製造を続けられなくなったため。畠山製麺は1926(大正15)年創業、ほぼ百年の歴史があります。ソバの実を皮ごとひく独自の製法で強い風味が出る黒いそばに仕上げていました。
全日食チェーン「こしん」が2020年5月15日オープンしました。道の駅から南・国道越しに見えます(01656-8-7275、中川郡音威子府村字音威子府295)09:00-19:30/日曜定休。音威子府村関連のtwitterには「小さな村の嬉しい話題」とあります。弁当などふつうのコンビニ以上の品揃え、魚など生ものまで揃っています。
「セイコーマート 音威子府店」南東へ1km・国道275号沿い(01656-9-3800、中川郡音威子府村字音威子府488番地)06:00-22:00。ホットシェフはありませんが、ホットコーヒーはあります。
「ENEOS 音威子府SS / 音威子府石油」南東へ700m・国道275号沿い(01656-5-3107、中川郡音威子府村字音威子府452-1)08:00-18:30(日曜 -17:00)。
「出光音威子府SS / 千見寺商店」南東へ850m・国道275号沿い(01656-5-3130、中川郡音威子府村字音威子府447)07:30-19:00(土日08:00-)。ガソリン・軽油割引のJAF優待あり。
「音威子府郵便局」南東へ450m・国道275号沿い(01656-5-3011、中川郡音威子府村字音威子府447)ATMは日曜17:00まで。
《音威子府村トリセツ》‥音威子府村を上手に回るために
村には移住者、観光客向けに「トリセツ」があります/「音威子府村取扱説明書(音威子府村トリセツ)」。すべてPDFファイル、全ページ一括あるいは必要な情報のみ(全ページ一括/表紙/音威子府とは/注意事項/観光/食事/宿泊/お土産/村内マップ/裏表紙)を手に入れることができます。それぞれの項目は各2ページのとてもよくまとめられたものですが、さらに短くした「概要版」もあります。
なお「注意事項」とは村内の慣習(サイレンやコンビニ、ゴミ袋)、行動する上での注意(クマ、川釣り、牧草地)、服装などについての情報です。
注意事項にもありますように、とくに牧草地は「農地」で、見栄え良くするために草を生やしているのではありません。家畜を育てるためのえさを育てています。その中に踏み込んだり、タイヤで踏みつけたりすると、使い物にならなくなります。絶対に入らないようにしてください
音威子府村では「北海道命名之地」(MAP CODE:684 247 584*12、中川郡音威子府村字物満内ものまない)はぜひ訪れたいところ。道の駅から西へ7kmです。直前はダート路、また「熊出没注意」の看板もあります。シーズン中であれば観光バスやタクシーが駐まっていることと思います。すぐそばに天塩川が流れ、対岸には宗谷線が走っています。画像はタップするとおおきくなります。
宗谷線には、稚内~音威子府・旭川~音威子府間を「風っこそうや号(PDF)」が2019年より走っています。音威子府駅はちょうどその中間点です。窓ガラスのない列車で北海道の風に触れながら広がる大地を見るのもいい気持ちです。リンク先PDFに稚内行き、旭川行きの時刻表が掲載されています。詳しくは「わっかない観光地」をご覧ください。
音威子府村には旧音威子府中学校校舎を利用した「高橋昭五郎彫刻の館」(音威子府郵便局向かい/冬期休館・入館無料)や小学校跡地を利用して造った「エコミュージアムおさしまセンター」(01656-5-3980/冬期および月曜休館・有料)の美術関連の施設があります。砂澤ビッキの木彫や油絵、版画を集めたアトリエです。これも「おといねっぷ美術工芸高校」との関わりでしょうか。道の駅に案内があります。
音威子府村は高知県大川村、福島県檜枝岐村、山梨県丹波山村、和歌山県北山村、岡山県新庄村、熊本県五木村とともに、2016年の「小さな村g7サミット」に参加しました。サミットはそれ以来毎年開かれています。
音威子府村の旧称は「常盤村」。1904(明治37)年に「パンケサックル駅逓所」ができました。が、翌年「常盤駅逓所」と改称。この辺りの経緯が不明です。当時は咲来地区が村の中心だったようですが、大正時代になっていくつかの鉄道路線の敷設、1912年地域の名前をつけた「音威子府駅」の開設により音威子府地区の発展がめざましく、中心が咲来から音威子府に移っていき、1925年に役場(常盤村役場)も移転しました。「常盤」よりも「音威子府」の方が村外の人には通りが良い、「常盤というのは音威子府駅のあるところなんですよ」と説明するのが面倒。駅名は「音威子府」、村名は「常盤」という名前の齟齬が起きたのです。村名の改称には当然反対意見も多くありましたが、昭和も数十年が過ぎて1963(昭和38)年、村は「音威子府村」になりました。昭和40年頃までの人口は4,000近く、年によっては4,000を越えることもありました。
ついでながら「駅逓所」とは「駅+宿場」のようなもの。宿泊・人馬の継立・郵便などの業務を行うところ。現在の駅よりはもっと幅広い業務を扱っていたようです。道内各地にその跡地や建物が残っています。「常盤」の命名はもしかすると「ぱんけ」から「盤」を読み出したのかもしれません。「盤渓スキー場」がある札幌の「ばんけい」はもともと「パンケ」、転訛して 「ばんけい」になっています。
で、アイヌ語地名「おといねっぷ」は「濁りたる泥川、漂木の堆積する川口、または切れ曲がる川尻」の意味だそう。
咲来(さっくる)地区には「ペンケサックル川」と「パンケサックル川」が流れています。いずれも天塩川に流れ込む支流です。この「ぺんけ」と「ぱんけ」はよく対で使われ、意味は「上・下」(「ぺんけ」が「上」)。「ペンケトー・パンケトー」など沼に使われることもあります。「ペンケウタシナイ川・パンケウタシナイ川」は旭川の南・歌志内市、砂川市を流れています。
「さっくる」の方の意味は「夏の道」。オホーツク海まで漁に出るための道があったことからこの名がついたのだそう。つまり「上の夏道」と「下の夏道」。北海道の厳しい自然を彷彿とさせる地名です。
電話番号:01656-5-3111 MAP CODE:684 226 191
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅おといねっぷ」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18797
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/458/
https://www.cocolocala.jp/spots/3499
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2021年4月9日)
《この道の駅のミッション❓》 駅舎内レストランで「黒い駅そば」をいただく
道北エリア(上川管内・旭川以北)、国道40・275号の交差点にある道の駅、1993年設置(設置番号12)。すぐ近くに天塩川が流れ、JR宗谷線「音威子府駅」が営業しています、シーズン中は「風っこそうや号」の稚内間と旭川間の始発駅・終点です。「北海道命名之地」は道の駅から西へ7km地点、こちらも天塩川とJR宗谷線沿いにあります。2020年24hトイレの改修が済み、ウォシュレット(快適度10)。駐車可能台数は多くはないですが、ゆったりした駐車場(車中泊度○→◎)。道路の向こうに地元商店があります。コンビニは1km、温泉は10km近く離れています。Wi-Fiは強力。
キャンプ場は「風呂事情」に記載しました。
音威子府村には移住者、観光客向けパンフレット「トリセツ」があります。「観光スポット」の一番上にリンクを示しています。
道北エリア(上川管内・旭川以北)、国道40・275号の交差点にある道の駅、1993年設置(設置番号12)。すぐ近くに天塩川が流れ、JR宗谷線「音威子府駅」が営業しています、シーズン中は「風っこそうや号」の稚内間と旭川間の始発駅・終点です。「北海道命名之地」は道の駅から西へ7km地点、こちらも天塩川とJR宗谷線沿いにあります。2020年24hトイレの改修が済み、ウォシュレット(快適度10)。駐車可能台数は多くはないですが、ゆったりした駐車場(車中泊度○→◎)。道路の向こうに地元商店があります。コンビニは1km、温泉は10km近く離れています。Wi-Fiは強力。
キャンプ場は「風呂事情」に記載しました。
音威子府村には移住者、観光客向けパンフレット「トリセツ」があります。「観光スポット」の一番上にリンクを示しています。
住所:北海道中川郡音威子府村字音威子府155 (現在地からのルートを表示)
電話番号:01656-5-3111 MAP CODE:684 226 191
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(北東50km)マリーンアイランド岡島
(北西31km)なかがわ
(南22km)びふか
(北26km)ピンネシリ
▶上川管内(北)概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
【24hトイレはウォシュレット】 24hトイレはなぜか「北斗七星」という名前。駅舎に向かって左手、自販機の間を入ります。2020年トイレ改修が済んで、女子、男子ともに個室はウォシュレット(とってもきれい、感激!)、ベビーチェアつき。多機能トイレに1。オストメイト機器、おむつ交換台があります。床などもとてもきれいです。
道の駅「おといねっぷ」駅舎 |
さらに授乳室(ほ乳瓶のマークあり)も設置されています。
「音威子府住民保養センター天塩川温泉」南9.4km(01656-5-3330、中川郡音威子府村咲来919)10:00-21:00。入浴料はちょと安い。白亜紀の地層から出る温泉。ボディソープ・シャンプー備え付け。天塩川に面した露天あり。レストラン11:00-14:00・17:00-19:30(レストランのみの利用可)。米は北海道産 「ゆめぴりか」、2018年より「焙煎ごぼうラーメン」という新メニュー。宿泊可。
音威子府村・天塩川温泉 |
公共交通機関でも行けます…、
宗谷本線・音威子府駅乗車 ~ 咲来駅(さっくるえき)通過 ~ 天塩川温泉駅下車 - 800mほど歩く(画像左手に歩き、左に折れます) → 温泉/[時刻表](「音威子府」の駅名が見えないときは、時刻表中央部あたりでマウスをスクロールしてください)。
音威子府村・天塩川温泉駅 |
《キャンプ場》
「天塩川リバーサイドパークキャンプ場」(5月中旬~10月下旬ころ)がすぐ近く、温泉の山側にあります(温泉ホームページのトップ写真に写り込んでいます)。無料のキャンプ場、予約不要。テント20張、駐車場20台。炊事場・水洗トイレ。ゴミ持ち帰り、ペット持ち込み不可。駐車場での車中泊禁止。管理は村、手入れが行き届いているので、温泉と食事処が近い分、こちらの方が過ごしやすいかもしれません。ログハウス(1棟のみ・要利用料)についての予約・問合せは、天塩川温泉(01656-5-3330)、問合せ先:音威子府村経済課産業振興室(01656-5-3313)。なおクマ出没注意報がよく出るところ。
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
道北エリアの北部はコインランドリーのないところ。電気式であれば、ピンネシリの道の駅(北へ26km)や中川町のキャンプ場「ナポートパーク」(北西31km)にあります。「びふかコインランドリー」2022年10月「セブンイレブン美深西1条店」国道40号を31km南下(01656-2-3355、美深町西1条南5丁目36-4)道を挟んで隣に開店。大通り向かいが「むつみ食堂」(01656-2-1271、営業時間11:00-20:00)。洗濯乾燥機4、乾燥機2、敷布団乾燥機1。
店舗形式のコインランドリーは北から(日本海側)稚内(北へ87km)、天塩(民宿さとう・西へ37km)、羽幌(南西へ77km)、(内陸部)名寄市「スキル名寄市立大学前店」(南へ50km)にあります。「コインランドリー一覧」をご覧ください。
大型・普通車・身障者用:7台・27台・2台/EV急速充電器2・普通充電器1あり。駅舎の前に広い一面の駐車場。国道40号と275号の交差地点、宗谷本線と天塩川にはさまれた道の駅。Google Map。
道の駅「おといねっぷ」駐車場 |
すぐ裏がJR音威子府駅、「音威子府交通ターミナル」という、とてもりっぱな建物です。駅舎内に音威子府産そば(畠山製麺)の「黒い駅蕎麦」で有名な立ち食いコーナーがありましたが、
すぐそばに天塩川にかかる「音威子府橋」があります。道の駅周辺は音威子府村の市街地、コンビニ(セイコーマート)は南東へ1kmです。
宗谷本線・JR音威子府駅 |
●敷地内の店 [TOPへ]
道の駅では休止していた食事処と物産店を2019年から再開しました。食事処はラーメンと音威子府蕎麦の「天北龍」。やはり食事処があるとないでは雰囲気が全然異なります。物産店では木工芸品や道の駅グッズ、音威子府公式キャラクター「おとっきー」の関連グッズが置いてあります。地元特産の旬の野菜(ホワイトアスパラやイチゴ、豆類、トマト、ジャガイモ)を販売します。
●レストラン [TOPへ]
2019年から再開された道の駅内の食事処「天北龍」。ラーメンと音威子府そば(黒いそば)をいただけます。ラーメンは「しょうゆラーメン」がおすすめ。食堂が復活したためか、活気が戻ったような気がします。お昼はここで済ませられますが、夕食は少し無理なようです(営業時間 11:00-17:00)。お風呂の項で紹介しました「天塩川温泉」(01656-5-3330)に食事処があります。19:30まで。
国道沿い、「お食事処咲来(さっくる)」南へ5.2km(01656-5-3906、中川郡音威子府村字咲来393-2)11:00-18:50(火曜 -14:00)。丼や蕎麦の店。建物が黄色なのですぐわかります。宗谷本線と国道40(275)号の間に建っています。
下記の「常盤軒」が閉店して食べられなくなった「音威子府の黒いそば」、「めしや満福イケレ」で食べることができるようになりました(2023年)。道の駅とJR音威子府駅のちょうど中間あたり。道の駅裏手から、線路方向に歩くとすぐです。「ゲストハウス イケレ 音威子府」(ドーミトリー形式・ベッドルーム、風呂、トイレすべて共用、きれい)の隣・道道12号沿い。音威子府駅まで行ったら行きすぎ。
閉業
在りし日のJR音威子府駅の駅そば |
食堂は2022/4/30で廃業予定、おみやげ販売は9月中旬まで継続(昼)「一路食堂」南東へ1km(01656-5-3880、中川郡音威子府村字音威子府)11:00-15:00。こちらも黒い蕎麦。目の前が天塩川の三日月湖。その向こうが「中島公園」(トイレあり)です。道の駅側に少し戻ると公園に渡る橋があります。野球場もある広い公園。また一路食堂の近くは、ガソリンスタンド2軒(出光、ENEOS)、セイコーマート音威子府店、「音威子府村百年記念塔」(道路をはさんで向かい)、大きいのから小さいのまで鳥がいっぱいとまっている塔です。その少し向こうに知る人ぞ知る「北海道おといねっぷ美術工芸高等学校」があります。
《音威子府の黒いそば生産終了》
音威子府は「黒い駅そば」で知られていますが、特産の「音威子府そば」を製造している畠山製麺は2022年8月末で製造終了。高齢のため社長が製造を続けられなくなったため。畠山製麺は1926(大正15)年創業、ほぼ百年の歴史があります。ソバの実を皮ごとひく独自の製法で強い風味が出る黒いそばに仕上げていました。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
すぐ近くに商店があります。コンビニは1kmほど南下したところです。全日食チェーン「こしん」が2020年5月15日オープンしました。道の駅から南・国道越しに見えます(01656-8-7275、中川郡音威子府村字音威子府295)09:00-19:30/日曜定休。音威子府村関連のtwitterには「小さな村の嬉しい話題」とあります。弁当などふつうのコンビニ以上の品揃え、魚など生ものまで揃っています。
音威子府村・全日食チェーン「こしん」 |
「セイコーマート 音威子府店」南東へ1km・国道275号沿い(01656-9-3800、中川郡音威子府村字音威子府488番地)06:00-22:00。ホットシェフはありませんが、ホットコーヒーはあります。
「ENEOS 音威子府SS / 音威子府石油」南東へ700m・国道275号沿い(01656-5-3107、中川郡音威子府村字音威子府452-1)08:00-18:30(日曜 -17:00)。
「出光音威子府SS / 千見寺商店」南東へ850m・国道275号沿い(01656-5-3130、中川郡音威子府村字音威子府447)07:30-19:00(土日08:00-)。ガソリン・軽油割引のJAF優待あり。
「音威子府郵便局」南東へ450m・国道275号沿い(01656-5-3011、中川郡音威子府村字音威子府447)ATMは日曜17:00まで。
《音威子府村トリセツ》‥音威子府村を上手に回るために
村には移住者、観光客向けに「トリセツ」があります/「音威子府村取扱説明書(音威子府村トリセツ)」。すべてPDFファイル、全ページ一括あるいは必要な情報のみ(全ページ一括/表紙/音威子府とは/注意事項/観光/食事/宿泊/お土産/村内マップ/裏表紙)を手に入れることができます。それぞれの項目は各2ページのとてもよくまとめられたものですが、さらに短くした「概要版」もあります。
なお「注意事項」とは村内の慣習(サイレンやコンビニ、ゴミ袋)、行動する上での注意(クマ、川釣り、牧草地)、服装などについての情報です。
注意事項にもありますように、とくに牧草地は「農地」で、見栄え良くするために草を生やしているのではありません。家畜を育てるためのえさを育てています。その中に踏み込んだり、タイヤで踏みつけたりすると、使い物にならなくなります。絶対に入らないようにしてください
道の駅「おといねっぷ」と観光スポット |
音威子府村では「北海道命名之地」(MAP CODE:684 247 584*12、中川郡音威子府村字物満内ものまない)はぜひ訪れたいところ。道の駅から西へ7kmです。直前はダート路、また「熊出没注意」の看板もあります。シーズン中であれば観光バスやタクシーが駐まっていることと思います。すぐそばに天塩川が流れ、対岸には宗谷線が走っています。画像はタップするとおおきくなります。
北海道命名の地に建つ松浦武四郎の「天塩日記」一文 |
宗谷線には、稚内~音威子府・旭川~音威子府間を「風っこそうや号(PDF)」が2019年より走っています。音威子府駅はちょうどその中間点です。窓ガラスのない列車で北海道の風に触れながら広がる大地を見るのもいい気持ちです。リンク先PDFに稚内行き、旭川行きの時刻表が掲載されています。詳しくは「わっかない観光地」をご覧ください。
音威子府村には旧音威子府中学校校舎を利用した「高橋昭五郎彫刻の館」(音威子府郵便局向かい/冬期休館・入館無料)や小学校跡地を利用して造った「エコミュージアムおさしまセンター」(01656-5-3980/冬期および月曜休館・有料)の美術関連の施設があります。砂澤ビッキの木彫や油絵、版画を集めたアトリエです。これも「おといねっぷ美術工芸高校」との関わりでしょうか。道の駅に案内があります。
音威子府村・エコミュージアムおさしまセンター |
●地名由来 [TOPへ]
人口800ほどの村、経営も危ぶまれるだろうと思われるほどの人口です。音威子府村のホームページには「北海道で一番小さな村」の文字が村章とともに掲げられています。人口増のため全国から生徒を集める村立の「北海道おといねっぷ美術工芸高等学校」があります。一学年の定員は40名、入学後は住民票を音威子府村に移す必要があります。村の人口分布を見ると二十歳前のグラフがぐ~んと伸びているのがわかります。音威子府村は高知県大川村、福島県檜枝岐村、山梨県丹波山村、和歌山県北山村、岡山県新庄村、熊本県五木村とともに、2016年の「小さな村g7サミット」に参加しました。サミットはそれ以来毎年開かれています。
音威子府村の旧称は「常盤村」。1904(明治37)年に「パンケサックル駅逓所」ができました。が、翌年「常盤駅逓所」と改称。この辺りの経緯が不明です。当時は咲来地区が村の中心だったようですが、大正時代になっていくつかの鉄道路線の敷設、1912年地域の名前をつけた「音威子府駅」の開設により音威子府地区の発展がめざましく、中心が咲来から音威子府に移っていき、1925年に役場(常盤村役場)も移転しました。「常盤」よりも「音威子府」の方が村外の人には通りが良い、「常盤というのは音威子府駅のあるところなんですよ」と説明するのが面倒。駅名は「音威子府」、村名は「常盤」という名前の齟齬が起きたのです。村名の改称には当然反対意見も多くありましたが、昭和も数十年が過ぎて1963(昭和38)年、村は「音威子府村」になりました。昭和40年頃までの人口は4,000近く、年によっては4,000を越えることもありました。
ついでながら「駅逓所」とは「駅+宿場」のようなもの。宿泊・人馬の継立・郵便などの業務を行うところ。現在の駅よりはもっと幅広い業務を扱っていたようです。道内各地にその跡地や建物が残っています。「常盤」の命名はもしかすると「ぱんけ」から「盤」を読み出したのかもしれません。「盤渓スキー場」がある札幌の「ばんけい」はもともと「パンケ」、転訛して 「ばんけい」になっています。
で、アイヌ語地名「おといねっぷ」は「濁りたる泥川、漂木の堆積する川口、または切れ曲がる川尻」の意味だそう。
咲来(さっくる)地区には「ペンケサックル川」と「パンケサックル川」が流れています。いずれも天塩川に流れ込む支流です。この「ぺんけ」と「ぱんけ」はよく対で使われ、意味は「上・下」(「ぺんけ」が「上」)。「ペンケトー・パンケトー」など沼に使われることもあります。「ペンケウタシナイ川・パンケウタシナイ川」は旭川の南・歌志内市、砂川市を流れています。
「さっくる」の方の意味は「夏の道」。オホーツク海まで漁に出るための道があったことからこの名がついたのだそう。つまり「上の夏道」と「下の夏道」。北海道の厳しい自然を彷彿とさせる地名です。
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住所:北海道中川郡音威子府村字音威子府155 (現在地からのルートを表示)電話番号:01656-5-3111 MAP CODE:684 226 191
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅おといねっぷ」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18797
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/458/
https://www.cocolocala.jp/spots/3499
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