道の駅「とようら」(道央エリア西 78)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道虻田郡豊浦町字旭町65-8 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0142-83-1010 MAP CODE:662 297 033
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(南東8km)あぷた(洞爺湖町)
(西34km)くろまつない
(南)内浦湾
(北16km)とうや湖
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレは駅舎内。駅舎に向かって右手(北側)に駐車場兼通路があり、その一番奥から階段で入ります。大きくはありませんが明るく、きれいに掃除が行き届いています。ウォシュレット女子4、男子2、多機能トイレに1。便座クリーナー付き。入口は画像の階段を上った先にあります。
蛇口から温かい湯が出ます。ほっとします。北海道の水道水は夏でも異常に冷たいです。凍結を防ぐために水道管が地中深く埋められているので気温の影響を受けることが少ないのと水道水でも水温がもともと低いことが挙げられます。そうめんなど30秒も流水にさらすと、氷水に浸したみたいに冷たくなります。
《豊浦町》
「天然豊浦温泉しおさい」道の駅から北西へ1.9km(0142-83-1126、虻田郡豊浦町浜町109)10:00-21:00(-22:00夏)。入浴料ふつう。源泉かけ流し。ボディソープ・シャンプー備え付け。海に浮かぶ客船をイメージした温泉(建物を海側から見ると船の形をしています、画像は海側から撮ったもの)。大浴場は、和風と洋風の2つのデザイン(毎日男女で入れ替え)で露天を含め11種類の多彩なお風呂が楽しめ、浴室からは噴火湾を一望できます。湯温は3種類、サウナあります。レストランがあります。宿泊も可。とても大きな施設です。「温泉総選挙2018・ファミリー部門」第2位。臨時休業や浴場等の情報はtwitterで。
上の画像左手には大きなキャンプ場(豊浦海浜キャンプ場)、手前は豊浦町の魚釣り場(下の画像、5月でしたが泳いでいる人がいました)、温泉前の浜辺はは海水浴ビーチになっています。下の画像は噴火湾、湾の向こうに北海道駒ヶ岳が見えます(画像左手にうっすら)。キャンプ場詳細は「観光案内」に記載しました。
「とようら」から東へ10kmにある「洞爺湖温泉」の日帰り入浴は道の駅「あぷた」に掲載しました。
「クリーニングもも伊達末永店」道の駅から南東17.4km・ホーマック横(伊達市末永町44-18)24h営業。
「洗濯職人伊達舟岡店」南東へ18.9km(伊達市舟岡町194-4)05:00-23:00。稼働状況。
大型・普通車・身障者用:2台・41台・3台。駐車場は駅舎前2列、駅舎横に1列。駐車場が斜面になっていてどちら側も傾斜。車体が傾くような感じで区画線が引かれています。道路側は目に見えるほどの傾斜がついているので、どちらかといえば駅舎横の奥(山側・画像では北側②)に駐めると良いだろうと思います(ところがこの場所にはキャンピングカーなどがよく駐まってるのよねぇ)。山側だと、トイレは目の前です。山側、一番西の数台分は従業員用の駐車スペースです。Google Map。
電子レンジが道の駅入り口に置いてあります。店内で売っている弁当などを暖めるには重宝します。
豊浦町からは第36代WBCフライ級王者「内藤大助」選手が出ました。その数々のトロフィーや、記念品。過去の試合模様の写真などが駅舎内に展示してあります。
「なみへいピザ」北西へ650m・ホクレン向かい(0142-82-4808、虻田郡豊浦町字東雲町28-1)11:30-15:00・17:30-。豊浦SPF豚の自家製ベーコンピザやビスマルク。繁忙時は予約した方が良いようです。
2021年11月閉店「ドライブインみさき」北西へ3.5km(0142-83-2624、虻田郡豊浦町字高岡48-4)10:00-18:00/木曜定休。定食やうどん、蕎麦、丼やカレーなど何でもできます。おすすめは「ホタテ焼きめし」メニューはweb上にあります。
「勝寿し」北西へ1.5km(0142-83-2259、虻田郡豊浦町字幸町7)17:00-24:00/日曜定休。回らないお寿司屋さん。ナメタガレイの煮付け、ホタテバター焼き、タコの揚げ浸し、ラーメン入りキムチ鍋なども…。
「しおさい温泉」による豊浦町飲食店案内があります。豊浦はホタテの養殖が盛ん、旬は1月以降。
「とようら」から東へ10kmにある洞爺湖温泉街のレストランは「あぷた」に掲載しました。
「セブンイレブン豊浦旭町店」北西へ550m(0142-83-7022、虻田郡豊浦町字旭町44-1)24h営業。
「セイコーマート やじま豊浦店」北西へ1.3km(0142-83-2002、虻田郡豊浦町字船見町81番地1)06:00-24:00。ホットシェフあり。
「ホクレン豊浦セルフSS / JAとうや湖」北西へ650m(0142-83-2420、虻田郡豊浦町字東雲町34番地)07:00-20:00(08:00- 11月~3月)。
「ENEOS豊浦SS / 藤川石油」北西へ800m(0142-83-2072、虻田郡豊浦町字東雲町2-4)07:00-20:00/日曜隔週休み。
「出光豊浦SS / たかはし石油部」北西へ950m(0142-83-2218、虻田郡豊浦町字東雲町6)営業時間不明。
「豊浦郵便局」北西へ1.8km(0142-83-2360、虻田郡豊浦町幸町65)ATMは日曜14:00まで。
「天然豊浦温泉しおさい」(道の駅から北西へ2km)の付近に施設が集まっています。キャンプ場は海沿いがほとんどです。
《豊浦海浜公園キャンプ場》
「豊浦海浜公園キャンプ場」(0142-82-8260、虻田郡豊浦町字浜町地先海浜地)は7月中旬~9月下旬までの開設。(ホームページ上で)事前予約・事前決済制。フリーサイトの料金がはっきり言って異常に高い(普通レベルの施設に料金は高規格キャンプ場なみ)。宿泊不可のデイキャンプは無料です。
炊事場、大きなトイレ棟、シャワー棟(遊泳期間のみ、夏でもきびしい水が出ます)、炭捨て場あり。
〔温泉・魚釣り場〕
キャンプと同時に海水浴、魚釣り、温泉入浴ができます。桟橋風の道が海の方へと続いていて、突堤で釣りもできます。海はきれいな水です。
すぐ隣は「天然豊浦温泉しおさい」(0142-83-1126、営業時間10:00-21:00、夏は22:00まで)。上記「風呂事情」へ。
海は突堤に囲まれていて「豊浦フィッシャリーナ」(豊浦町浜町109)という魚釣り場です。堤防の上からルアーで大きいものが釣れるようです。
《豊浦町噴火湾展望公園・展望台》
「豊浦町噴火湾展望公園」道の駅から北西へ2.8km(0142-83-1080、虻田郡豊浦町字高岡67-1)建物は09:00-17:00/火曜定休(開設期間4月下旬~10月)。札幌・函館を結ぶ北海道縦貫自動車道のパーキングエリア。展望塔(09:00-17:00/火曜定休、高さ20m)や大型ローラーすべり台などが設置してあります。展望塔1階に軽食レストラン、お土産屋さんがあり、リンゴなどの地方発送などもできます。「天然豊浦温泉しおさい」(赤い矢印の下・距離は1.4km)から山側を眺めると、左手に展望塔が見えます。
《遡上鮭を捕らえるインディアン水車公園》
「インディアン水車公園」(問合せ0142-83-1409、虻田郡豊浦町字浜町89番地1)。上の「展望公園」のすぐ北にある、貫気別川(ぬっきべつがわ)沿いの公園、水車は遡上する鮭を獲る仕掛けです。千歳のインディアン水車は橋の上からの眺めですが、ここはガラス張りの魚道が造ってあり、目の前で鮭がかごに入る様子を見ることができます。
鮭の遡上は毎年8月下旬から、手堅く9月中旬~10月訪問(町では10月をおすすめです)、また魚道内の水が澄む数日晴れが続いた後の方がいいでしょう。公園内に「すいしゃカフェ」(2022年3月閉店)(MAP CODE:662 354 410*82、問合せ0142-83-1700、09:00-16:00/水曜定休)と駐車場があります。また貫気別川に魚道(左画像)が作ってあり、柵を跳び越えようとする鮭の姿は圧巻です。
《高岡オートキャンプ場》
「高岡オートキャンプ場」(問合せ・予約不可0142-83-1234、豊浦町字高岡海浜地)開設期間7月中旬~9月下旬。事前予約・事前決済のみ受付(なっぷ)。豊浦のひとはこんなにキャンプが好きなんだと思うくらいに海沿いに四つのキャンプ場が連続、ただしひとつを除いていずれも利用料が異常に高い(設備は普通レベルなのに高規格キャンプ場並み)。詳細記事。
《ポンベツの滝》
「ポンベツの滝」(MAP CODE:662 500 170*36、豊浦町新山梨)道の駅から北へ12km。落差20m。流量の多いときは見事な滝。ポンベツの滝駐車場・入口(MAP CODE662 531 867*87)から600m。経路は整備されています。ポンベツ川には全部で四つの滝があるそう。紹介記事・周辺地図。
《大岸シーサイドキャンプ場》
「大岸シーサイドキャンプ場」(問合せ0142-84-1981、豊浦町字大岸)開設期間4月下旬~10月中旬。利用料は普通程度に安い、管理人徴収。トイレ・シャワーあり。予約不要。海岸に横一列でテントを張ります。土日などはお客さんが多いようです。すぐそばを室蘭本線が走っているので、音が気になるひとは要耳栓。近くに以下のようなスポットがあります。
〔カムイチャシ史跡公園・展望台〕
「カムイチャシ史跡公園」キャンプ場の東すぐ(MAP CODE:662 284 291*14、豊浦町礼文華)。展望台がかなり高台にあるので、海に面していることもあり見晴らしがいいです。「チャシ」とはアイヌ民族のおそらくは砦として使われていたもの。根室あたりにたくさん遺っていますが用途はいまいちはっきりしないようです。カムイというのは「神の」という意味。
〔くぐり岩〕
「くぐり岩」キャンプ場から西へ300m(MAP CODE:662 284 096*68、豊浦町礼文華)。海岸にある大きな岩で中央付近に亀裂が入っています。亀裂が向こう側まで通じていて「くぐり岩」の名が。道南・乙部町のくぐり岩が有名なので、こちらの方はあまりネットでも出てこないかも。
〔文学碑公園〕
「文学碑公園」くぐり岩の西隣(MAP CODE:662 284 061*03、豊浦町礼文華)。斉藤茂吉、与謝野鉄寛・晶子、伊藤整らの歌碑や随筆碑が建っています。これらの文人は海の美しさに心奪われて北海道を訪れたと言われています。道南・松前町には「伊藤整生誕の地碑」があります。
〔猫岩〕
「猫岩」(MAP CODE:662 253 548*13、豊浦町字礼文華)。くぐり岩から西へ、向かって800m、道道608号がカーブするあたりに「猫耳」らしきものが頂上に生えている岩があります。くぐり岩方向から行くと、猫がお座りをしている姿に見えます。片側交互通行になることもある道なので、車を駐めたりはできません。「礼文華海浜公園 キャンプ場」からは東へ1.3kmです。
《礼文華海浜公園 キャンプ場》
「礼文華海浜公園 キャンプ場」(0142-85-1111、豊浦町字礼文華海浜地)開設期間4月終わり~10月終わり。すぐそばが礼文華海岸、泳ぎたくなりますが遊泳禁止。代わりに空から降ってくるシャワーがあります。敷地内に「豊浦アイヌ文化情報発信施設 イコリ」があり、アイヌ文化に触れられます。事前予約と事前決済必須、なっぷ。キャンプサイトとトレーラーハウス5棟(通年開設)。トレーラーハウスはウォシュレットつきが2棟。共用のトイレ・シャワーはありますが、シャワーは水。北海道の水は夏でも超冷たい。「豊浦町あるある」で、設備が普通、利用料は高規格キャンプ場並み。
《秘境駅・小幌駅》
道の駅からはだいぶ離れますが(豊浦町の西のはずれ、道の駅から20km)、JR室蘭本線の駅「小幌駅(こぼろ)」(MAP CODE:662 304 447*52、虻田郡豊浦町字礼文華)は「日本一の秘境駅」として有名なところ。トンネルとトンネルの間にある駅です。赤い鉄板のプラットホームが郷愁を誘います。駅を降りて、南方向・海側へ行くと「文太郎道」と「観音道」があり、文太郎道の先には「文太郎浜」、観音堂の横には「岩屋観音」(小幌洞窟遺跡)があります。江戸時代、円空が彫ったとされる「岩屋観音像」が祀られています。
駅名を背景にした写真を添えて「道の駅」か「豊浦温泉しおさい」(小幌駅から19km)で申し込むと、なんと「秘境到達証明書」(無料)を発行してもらえるとか。秘境駅マニアにはたまらないところ。くわしくは町のホームページで。紹介記事。
車や徒歩でのアクセスはありません。周りには何もなく人家さえありません。駅の廃止発表以来、訪れる人が増えたということで、「廃止を中止」。一年ごとに存続を検討する駅。それで、ここに来るにはJRを利用して来るのがおそらく唯一の方法。
一番いいのは東の大岸駅から列車に乗り→礼文→小幌(12分の乗車)と来る方法です。小幌駅停車の列車は本数が少ないので、帰りの時刻をよく調べて出発しましょう。下手すると乗ってきた列車が最終列車かもしれません。
帰りの列車が来るまで何をして過ごすかというと、ひとつは小幌駅通過の列車の写真を撮る。ふたつめは岩屋観音まで行って、円空作と伝えられる仏像を拝んで帰ってくる。小幌駅は無人駅ですが、室蘭本線はたくさんの列車、客車、貨物列車が通る大動脈です。撮影にそれほど時間はかからないでしょう。ふたつめは岩屋までは30分ほどの道のり(急斜面あり)。往復の時間とそこで過ごす時間、そして余裕を+して2時間を見ておけばいいでしょう。ただしこれらのことを実現するには午前中に出かけ、昼時を小幌で過ごすくらいのつもりでないとなかなか難しいです(実は一択2023年ダイヤ:大岸08:25→小幌08:36、小幌15:50→大岸16:02)大岸発時刻表、小幌発時刻表。8時台に小幌に止まる列車のつぎは、なんと15時台。山の中なので、日の暮れる時間は夏でも早い。
〔岩屋観音〕
「岩屋観音」(MAP CODE:662 305 040*50、豊浦町礼文華)。小幌駅からの訪問先として町のホームページに載っているところ。小幌駅からは30分(距離は500mほど、健脚ならもっと早い)で、かなりの急斜面。円空作と伝えられる仏像が祀られています。円空上人は仏門に入ったのち、全国を修行しながら仏像を作ったと言われ、1666(寛文6)、小幌を訪れ仏像を彫ったとされています。すぐそばは文太郎浜、漁船が舫ってあるかもしれません。紹介記事。
「インディアン水車公園」の脇を流れる「貫気別川(ぬっきべつがわ)」はアイヌ語「ぬぷき・ぺっ」(濁り川)から。水源は留寿都村の「貫気別山」(標高994m)。火山に関係する川の名前かもしれません。訪れたときはきれいな水が流れていました。アイヌの人は自然環境の変化に厳しかったのかもしれません。
《弁辺》
道の駅あたりは昔「弁辺」(べんべ)といい、古文書では「辧邊」と綴っていたとのこと。こんな難しい漢字を、見ながらでも書ける人はいるのでしょうか。近くにカタカナの「二級河川ベンベ川水系ベンベ川」(ぺうんぺっ[水のあるところ]、ぺうれぺっ[若い水]などが語源のようです)が流れています。
《豊浦》
「弁辺」は明治期の命名。なぜか語呂が悪いとして、1932(昭和7)年「豊浦村」に改称されました。農産・水産物が豊かで内浦湾に面していることから「豊浦」とつけられたそう。戦後1947年に町制を施行、合併等もなく今に至っています。人口は4,000ほど。
電話番号:0142-83-1010 MAP CODE:662 297 033
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅とようら」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18863
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2533/
https://toyoura-feel.com/stay/%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85%E3%81%A8%E3%82%88%E3%81%86%E3%82%89/
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概要(最終訪問日:2023年10月14日)
《この道の駅のミッション❓》 イチゴのソフトクリームをいただく。JAF割りでいちごをひとつ+してもらう
- 道央エリア(札幌以西)、国道37号沿い、2003年設置(設置番号78)
- 24hトイレはウォシュレット(快適度8)
- 駐車場はL字一面、少し狭い、道路沿いは傾斜あり(車中泊度◯)
- 内浦湾沿いに種々の店が並んでいます。お風呂も海岸沿い、そう離れていません
- 観光地に「豊浦町噴火湾展望公園」や「インディアン水車公園」があります
- いちごやりんごがおいしいところ
- キャンプ場は「観光スポット」に記載しました
- 洞爺湖温泉・レストラン情報は「あぷた」(温泉・レストラン)に掲載しました
- 「とようら」から東へ16kmにある昭和新山・有珠山ロープウェイ・噴火遺構などの観光施設については「壮瞥情報館i」、「あぷた」に掲載しました
住所:北海道虻田郡豊浦町字旭町65-8 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0142-83-1010 MAP CODE:662 297 033
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(南東8km)あぷた(洞爺湖町)
(西34km)くろまつない
(南)内浦湾
(北16km)とうや湖
▶道央エリア西(内陸部)概略図
▶道央エリア西(内浦湾沿い)概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレはきれいなウォシュレット
24hトイレは駅舎内。駅舎に向かって右手(北側)に駐車場兼通路があり、その一番奥から階段で入ります。大きくはありませんが明るく、きれいに掃除が行き届いています。ウォシュレット女子4、男子2、多機能トイレに1。便座クリーナー付き。入口は画像の階段を上った先にあります。
蛇口から温かい湯が出ます。ほっとします。北海道の水道水は夏でも異常に冷たいです。凍結を防ぐために水道管が地中深く埋められているので気温の影響を受けることが少ないのと水道水でも水温がもともと低いことが挙げられます。そうめんなど30秒も流水にさらすと、氷水に浸したみたいに冷たくなります。
道の駅「とようら」トイレ入り口 |
豊浦町
《豊浦町》
「天然豊浦温泉しおさい」道の駅から北西へ1.9km(0142-83-1126、虻田郡豊浦町浜町109)10:00-21:00(-22:00夏)。入浴料ふつう。源泉かけ流し。ボディソープ・シャンプー備え付け。海に浮かぶ客船をイメージした温泉(建物を海側から見ると船の形をしています、画像は海側から撮ったもの)。大浴場は、和風と洋風の2つのデザイン(毎日男女で入れ替え)で露天を含め11種類の多彩なお風呂が楽しめ、浴室からは噴火湾を一望できます。湯温は3種類、サウナあります。レストランがあります。宿泊も可。とても大きな施設です。「温泉総選挙2018・ファミリー部門」第2位。臨時休業や浴場等の情報はtwitterで。
豊浦町・天然豊浦温泉しおさい |
天然豊浦温泉しおさい(フィッシャリーナから) |
上の画像左手には大きなキャンプ場(豊浦海浜キャンプ場)、手前は豊浦町の魚釣り場(下の画像、5月でしたが泳いでいる人がいました)、温泉前の浜辺はは海水浴ビーチになっています。下の画像は噴火湾、湾の向こうに北海道駒ヶ岳が見えます(画像左手にうっすら)。キャンプ場詳細は「観光案内」に記載しました。
豊浦町フィッシュアリーナ(5月) |
「とようら」から東へ10kmにある「洞爺湖温泉」の日帰り入浴は道の駅「あぷた」に掲載しました。
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
海岸沿いに伊達市まで出ます。「クリーニングもも伊達末永店」道の駅から南東17.4km・ホーマック横(伊達市末永町44-18)24h営業。
「洗濯職人伊達舟岡店」南東へ18.9km(伊達市舟岡町194-4)05:00-23:00。稼働状況。
大型・普通車・身障者用:2台・41台・3台。駐車場は駅舎前2列、駅舎横に1列。駐車場が斜面になっていてどちら側も傾斜。車体が傾くような感じで区画線が引かれています。道路側は目に見えるほどの傾斜がついているので、どちらかといえば駅舎横の奥(山側・画像では北側②)に駐めると良いだろうと思います(ところがこの場所にはキャンピングカーなどがよく駐まってるのよねぇ)。山側だと、トイレは目の前です。山側、一番西の数台分は従業員用の駐車スペースです。Google Map。
道の駅「とようら」駐車場 |
●敷地内の店 [TOPへ]
「テイクアウトコーナー」では豊浦いちごのソフトクリーム(これはぜったい味わうべき)やスムージー、豊浦産ほたてを串に刺した「ほたてフライ級」は、豊浦町出身ボクサー内藤大助さん絡みの商品。豊浦豚ざんぎ丼などもあります(ザンギは鶏肉を使った唐揚げのような料理)。地元産の野菜は「物産直売コーナー」に。春にはホタテ稚貝が出ます。電子レンジが道の駅入り口に置いてあります。店内で売っている弁当などを暖めるには重宝します。
道の駅「とようら」 |
道の駅「とようら」内部 |
豊浦町からは第36代WBCフライ級王者「内藤大助」選手が出ました。その数々のトロフィーや、記念品。過去の試合模様の写真などが駅舎内に展示してあります。
●レストラン [TOPへ]
北西方向のみ記しています。南東方向は伊達市(レストラン)まで15kmです。「なみへいピザ」北西へ650m・ホクレン向かい(0142-82-4808、虻田郡豊浦町字東雲町28-1)11:30-15:00・17:30-。豊浦SPF豚の自家製ベーコンピザやビスマルク。繁忙時は予約した方が良いようです。
2021年11月閉店
「勝寿し」北西へ1.5km(0142-83-2259、虻田郡豊浦町字幸町7)17:00-24:00/日曜定休。回らないお寿司屋さん。ナメタガレイの煮付け、ホタテバター焼き、タコの揚げ浸し、ラーメン入りキムチ鍋なども…。
「しおさい温泉」による豊浦町飲食店案内があります。豊浦はホタテの養殖が盛ん、旬は1月以降。
「とようら」から東へ10kmにある洞爺湖温泉街のレストランは「あぷた」に掲載しました。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
近くにあります。「セブンイレブン豊浦旭町店」北西へ550m(0142-83-7022、虻田郡豊浦町字旭町44-1)24h営業。
「セイコーマート やじま豊浦店」北西へ1.3km(0142-83-2002、虻田郡豊浦町字船見町81番地1)06:00-24:00。ホットシェフあり。
「ホクレン豊浦セルフSS / JAとうや湖」北西へ650m(0142-83-2420、虻田郡豊浦町字東雲町34番地)07:00-20:00(08:00- 11月~3月)。
「ENEOS豊浦SS / 藤川石油」北西へ800m(0142-83-2072、虻田郡豊浦町字東雲町2-4)07:00-20:00/日曜隔週休み。
「出光豊浦SS / たかはし石油部」北西へ950m(0142-83-2218、虻田郡豊浦町字東雲町6)営業時間不明。
「豊浦郵便局」北西へ1.8km(0142-83-2360、虻田郡豊浦町幸町65)ATMは日曜14:00まで。
豊浦町(ほぼ東から西へ)
- 豊浦海浜公園キャンプ場(温泉・魚釣り場)
- 豊浦町噴火湾展望公園(展望台)
- インディアン水車公園
- 高岡オートキャンプ場
- ポンペツの滝
- 大岸シーサイドキャンプ場(カムイチャシ史跡公園・展望台、くぐり岩、文学碑公園、猫岩)
- 礼文華海浜公園 キャンプ場
- 秘境駅・小幌駅(岩屋観音)
豊浦町の観光スポット |
「天然豊浦温泉しおさい」(道の駅から北西へ2km)の付近に施設が集まっています。キャンプ場は海沿いがほとんどです。
《豊浦海浜公園キャンプ場》
「豊浦海浜公園キャンプ場」(0142-82-8260、虻田郡豊浦町字浜町地先海浜地)は7月中旬~9月下旬までの開設。(ホームページ上で)事前予約・事前決済制。フリーサイトの料金がはっきり言って異常に高い(普通レベルの施設に料金は高規格キャンプ場なみ)。宿泊不可のデイキャンプは無料です。
炊事場、大きなトイレ棟、シャワー棟(遊泳期間のみ、夏でもきびしい水が出ます)、炭捨て場あり。
〔温泉・魚釣り場〕
キャンプと同時に海水浴、魚釣り、温泉入浴ができます。桟橋風の道が海の方へと続いていて、突堤で釣りもできます。海はきれいな水です。
すぐ隣は「天然豊浦温泉しおさい」(0142-83-1126、営業時間10:00-21:00、夏は22:00まで)。上記「風呂事情」へ。
海は突堤に囲まれていて「豊浦フィッシャリーナ」(豊浦町浜町109)という魚釣り場です。堤防の上からルアーで大きいものが釣れるようです。
豊浦海浜公園キャンプ場 |
《豊浦町噴火湾展望公園・展望台》
「豊浦町噴火湾展望公園」道の駅から北西へ2.8km(0142-83-1080、虻田郡豊浦町字高岡67-1)建物は09:00-17:00/火曜定休(開設期間4月下旬~10月)。札幌・函館を結ぶ北海道縦貫自動車道のパーキングエリア。展望塔(09:00-17:00/火曜定休、高さ20m)や大型ローラーすべり台などが設置してあります。展望塔1階に軽食レストラン、お土産屋さんがあり、リンゴなどの地方発送などもできます。「天然豊浦温泉しおさい」(赤い矢印の下・距離は1.4km)から山側を眺めると、左手に展望塔が見えます。
豊浦町・噴火湾展望公園展望台 |
展望台からの眺め |
《遡上鮭を捕らえるインディアン水車公園》
「インディアン水車公園」(問合せ0142-83-1409、虻田郡豊浦町字浜町89番地1)。上の「展望公園」のすぐ北にある、貫気別川(ぬっきべつがわ)沿いの公園、水車は遡上する鮭を獲る仕掛けです。千歳のインディアン水車は橋の上からの眺めですが、ここはガラス張りの魚道が造ってあり、目の前で鮭がかごに入る様子を見ることができます。
鮭の遡上は毎年8月下旬から、手堅く9月中旬~10月訪問(町では10月をおすすめです)、また魚道内の水が澄む数日晴れが続いた後の方がいいでしょう。公園内に
豊浦町・インディアン水車水路 |
インディアン水車 |
《高岡オートキャンプ場》
「高岡オートキャンプ場」(問合せ・予約不可0142-83-1234、豊浦町字高岡海浜地)開設期間7月中旬~9月下旬。事前予約・事前決済のみ受付(なっぷ)。豊浦のひとはこんなにキャンプが好きなんだと思うくらいに海沿いに四つのキャンプ場が連続、ただしひとつを除いていずれも利用料が異常に高い(設備は普通レベルなのに高規格キャンプ場並み)。詳細記事。
《ポンベツの滝》
「ポンベツの滝」(MAP CODE:662 500 170*36、豊浦町新山梨)道の駅から北へ12km。落差20m。流量の多いときは見事な滝。ポンベツの滝駐車場・入口(MAP CODE662 531 867*87)から600m。経路は整備されています。ポンベツ川には全部で四つの滝があるそう。紹介記事・周辺地図。
《大岸シーサイドキャンプ場》
「大岸シーサイドキャンプ場」(問合せ0142-84-1981、豊浦町字大岸)開設期間4月下旬~10月中旬。利用料は普通程度に安い、管理人徴収。トイレ・シャワーあり。予約不要。海岸に横一列でテントを張ります。土日などはお客さんが多いようです。すぐそばを室蘭本線が走っているので、音が気になるひとは要耳栓。近くに以下のようなスポットがあります。
〔カムイチャシ史跡公園・展望台〕
「カムイチャシ史跡公園」キャンプ場の東すぐ(MAP CODE:662 284 291*14、豊浦町礼文華)。展望台がかなり高台にあるので、海に面していることもあり見晴らしがいいです。「チャシ」とはアイヌ民族のおそらくは砦として使われていたもの。根室あたりにたくさん遺っていますが用途はいまいちはっきりしないようです。カムイというのは「神の」という意味。
〔くぐり岩〕
「くぐり岩」キャンプ場から西へ300m(MAP CODE:662 284 096*68、豊浦町礼文華)。海岸にある大きな岩で中央付近に亀裂が入っています。亀裂が向こう側まで通じていて「くぐり岩」の名が。道南・乙部町のくぐり岩が有名なので、こちらの方はあまりネットでも出てこないかも。
〔文学碑公園〕
「文学碑公園」くぐり岩の西隣(MAP CODE:662 284 061*03、豊浦町礼文華)。斉藤茂吉、与謝野鉄寛・晶子、伊藤整らの歌碑や随筆碑が建っています。これらの文人は海の美しさに心奪われて北海道を訪れたと言われています。道南・松前町には「伊藤整生誕の地碑」があります。
〔猫岩〕
「猫岩」(MAP CODE:662 253 548*13、豊浦町字礼文華)。くぐり岩から西へ、向かって800m、道道608号がカーブするあたりに「猫耳」らしきものが頂上に生えている岩があります。くぐり岩方向から行くと、猫がお座りをしている姿に見えます。片側交互通行になることもある道なので、車を駐めたりはできません。「礼文華海浜公園 キャンプ場」からは東へ1.3kmです。
《礼文華海浜公園 キャンプ場》
「礼文華海浜公園 キャンプ場」(0142-85-1111、豊浦町字礼文華海浜地)開設期間4月終わり~10月終わり。すぐそばが礼文華海岸、泳ぎたくなりますが遊泳禁止。代わりに空から降ってくるシャワーがあります。敷地内に「豊浦アイヌ文化情報発信施設 イコリ」があり、アイヌ文化に触れられます。事前予約と事前決済必須、なっぷ。キャンプサイトとトレーラーハウス5棟(通年開設)。トレーラーハウスはウォシュレットつきが2棟。共用のトイレ・シャワーはありますが、シャワーは水。北海道の水は夏でも超冷たい。「豊浦町あるある」で、設備が普通、利用料は高規格キャンプ場並み。
《秘境駅・小幌駅》
道の駅からはだいぶ離れますが(豊浦町の西のはずれ、道の駅から20km)、JR室蘭本線の駅「小幌駅(こぼろ)」(MAP CODE:662 304 447*52、虻田郡豊浦町字礼文華)は「日本一の秘境駅」として有名なところ。トンネルとトンネルの間にある駅です。赤い鉄板のプラットホームが郷愁を誘います。駅を降りて、南方向・海側へ行くと「文太郎道」と「観音道」があり、文太郎道の先には「文太郎浜」、観音堂の横には「岩屋観音」(小幌洞窟遺跡)があります。江戸時代、円空が彫ったとされる「岩屋観音像」が祀られています。
駅名を背景にした写真を添えて「道の駅」か「豊浦温泉しおさい」(小幌駅から19km)で申し込むと、なんと「秘境到達証明書」(無料)を発行してもらえるとか。秘境駅マニアにはたまらないところ。くわしくは町のホームページで。紹介記事。
車や徒歩でのアクセスはありません。周りには何もなく人家さえありません。駅の廃止発表以来、訪れる人が増えたということで、「廃止を中止」。一年ごとに存続を検討する駅。それで、ここに来るにはJRを利用して来るのがおそらく唯一の方法。
一番いいのは東の大岸駅から列車に乗り→礼文→小幌(12分の乗車)と来る方法です。小幌駅停車の列車は本数が少ないので、帰りの時刻をよく調べて出発しましょう。下手すると乗ってきた列車が最終列車かもしれません。
帰りの列車が来るまで何をして過ごすかというと、ひとつは小幌駅通過の列車の写真を撮る。ふたつめは岩屋観音まで行って、円空作と伝えられる仏像を拝んで帰ってくる。小幌駅は無人駅ですが、室蘭本線はたくさんの列車、客車、貨物列車が通る大動脈です。撮影にそれほど時間はかからないでしょう。ふたつめは岩屋までは30分ほどの道のり(急斜面あり)。往復の時間とそこで過ごす時間、そして余裕を+して2時間を見ておけばいいでしょう。ただしこれらのことを実現するには午前中に出かけ、昼時を小幌で過ごすくらいのつもりでないとなかなか難しいです(実は一択2023年ダイヤ:大岸08:25→小幌08:36、小幌15:50→大岸16:02)大岸発時刻表、小幌発時刻表。8時台に小幌に止まる列車のつぎは、なんと15時台。山の中なので、日の暮れる時間は夏でも早い。
〔岩屋観音〕
「岩屋観音」(MAP CODE:662 305 040*50、豊浦町礼文華)。小幌駅からの訪問先として町のホームページに載っているところ。小幌駅からは30分(距離は500mほど、健脚ならもっと早い)で、かなりの急斜面。円空作と伝えられる仏像が祀られています。円空上人は仏門に入ったのち、全国を修行しながら仏像を作ったと言われ、1666(寛文6)、小幌を訪れ仏像を彫ったとされています。すぐそばは文太郎浜、漁船が舫ってあるかもしれません。紹介記事。
●地名由来 [TOPへ]
《貫気別》「インディアン水車公園」の脇を流れる「貫気別川(ぬっきべつがわ)」はアイヌ語「ぬぷき・ぺっ」(濁り川)から。水源は留寿都村の「貫気別山」(標高994m)。火山に関係する川の名前かもしれません。訪れたときはきれいな水が流れていました。アイヌの人は自然環境の変化に厳しかったのかもしれません。
《弁辺》
道の駅あたりは昔「弁辺」(べんべ)といい、古文書では「辧邊」と綴っていたとのこと。こんな難しい漢字を、見ながらでも書ける人はいるのでしょうか。近くにカタカナの「二級河川ベンベ川水系ベンベ川」(ぺうんぺっ[水のあるところ]、ぺうれぺっ[若い水]などが語源のようです)が流れています。
《豊浦》
「弁辺」は明治期の命名。なぜか語呂が悪いとして、1932(昭和7)年「豊浦村」に改称されました。農産・水産物が豊かで内浦湾に面していることから「豊浦」とつけられたそう。戦後1947年に町制を施行、合併等もなく今に至っています。人口は4,000ほど。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道虻田郡豊浦町字旭町65-8 (現在地からのルートを表示)電話番号:0142-83-1010 MAP CODE:662 297 033
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅とようら」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18863
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2533/
https://toyoura-feel.com/stay/%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85%E3%81%A8%E3%82%88%E3%81%86%E3%82%89/
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