道の駅「そうべつ情報館i(アイ)」(道央エリア西 39)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道有珠郡壮瞥町字滝之町384-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0142-66-4200 MAP CODE:321 498 698
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(北東30km)フォーレスト276大滝(2022年道の駅登録抹消)
(西17km)あぷた(洞爺湖町)
(南14km)だて歴史の杜
(北24km)とうや湖
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
館内にある、24hトイレはきれいなウォシュレットトイレです。女子4、男子1、多機能トイレに1とおむつ交換台があります。授乳室が観光情報スペースにあります。
道の駅から西へ8kmにある「洞爺湖温泉街」については道の駅「あぷた」に掲載しました
直近「壮瞥温泉ゆーあいの家」道の駅から南西へ2.5km(0142-66-2310、有珠郡壮瞥町字滝之町290-44)10:00-21:00。入浴料はちょと安め(壮瞥町内、当日の\1,500以上の買い物レシート提示で、3名までさらに安い\350の入浴料やモンベル会員割、パークゴルフ割などユニークな割引があります)。源泉かけ流し。浴槽は熱めとぬるめのふたつ。ボディソープ・シャンプー要持参。有料ドライヤーあり(受付に申し出)。無料ロッカー、ウォーターサーバー、休憩室あり。
隣には「壮瞥横綱北の湖記念館・壮瞥町郷土史料館」(0142-66-2201)夏期は無休、冬期は月曜が休館。国技館を模した建物の中に横綱北の湖の生い立ち、業績が展示されています(有料)。ここまで来ると、昭和新山、有珠山(南西へ4.5km)がすぐ近くです。また「新山沼展望公園」(MAP CODE:321 465 457*75温泉から西方向500m)、「昭和新山鉄橋遺構公園」(MAP CODE:321 435 708*24、温泉から南方向850m)があります。
「久保内(くぼない)ふれあいセンター」道の駅から東へ5.8km(0142-65-2010、有珠郡壮瞥町字南久保内151-3)10:00-20:30/水曜定休。入浴料はちょと安め(壮瞥町内\1,500以上の当日買い物レシート提示で、3名までさらに安い\350の入浴料)。ボディソープ・シャンプー要持参。源泉かけ流し。なんとバンケ川5km上流の弁景温泉から引湯。6名ほどでいっぱいの浴槽がひとつ。
壮瞥町には弁景川沿いに「弁景温泉」があります。が、一般用入湯施設はありません。湧出湯は会員制の弁景温泉共同浴場、トマトの地熱ハウス、壮瞥温泉病院や久保内小・中学校の暖房で利用されています。
蟠渓温泉「旅館蟠岳荘」道の駅から東へ12km(0142-65-2277)は日帰り入浴可、入浴料は安くかけ流しです。庭の見えるきれいな透明のお風呂、またジャグジー風呂があり魅力的。
また少し離れて「蟠渓温泉湯人家(ゆのとや)」。こちらも日帰り入浴可(11:00-21:00、入浴料ふつう)、食事とのセットもあります。
蟠渓温泉「ひかり温泉」道の駅から東へ12km(MAP CODE: 603 603 225*65、目的地設定不可070-4765-3279、壮瞥町蟠渓19)09:00-17:00/お休みはホームページあるいはtwitterで確認を(水曜定休ではありません)。入浴料はふつう。貸し切り家族風呂(90分)あり。ボディーソープ・シャンプー(自然由来)備え付け。一時(2018年)、閉鎖していましたが、2022年3月から日帰り温泉施設(旅館はやっていません)として再出発。1884(明治17)年開湯の雰囲気を今なお残している、マニアが喜ぶ温泉です。蛇(まむし)が多いそうなので足もと気をつけて。入り口に可愛い熊ちゃんの看板があります。twitter。
なお「蟠渓ふれあいセンター」はいまはありません。蟠渓温泉から国道453号を4km北上すると伊達市大滝区の北湯沢温泉、さらに14km行くと「北海道きのこ王国本店」(0142-68-6270)、道の駅「フォーレスト276大滝」(2022年道の駅登録抹消)です。
(野湯)「蟠渓温泉オサル湯」東へ12km(有珠郡壮瞥町蟠渓23-12)。長流川(おさるがわ)の河原にある湯船(穴)に入ります。湯温が高いため川のそばの穴を選び、水を入れます。入浴料は要りませんが水を汲むためのバケツは必須です。シャベルがあればとも思いますが、石がごろごろしているので掘り下げるのはちょと無理。以前はコンクリートで固めた湯船が2つほどあったのですが、洪水等で流されたのでしょう。
なお壮瞥町では「オサルの湯は川のほとりに自然にお湯がわいているだけで水質調査などされてなく、衛生上の問題や安全面など」から案内はしていません。場所は、国道453号沿い左手に蟠渓駅前バス停、「旅館蟠岳荘」、蟠渓温泉バス停、長流川に架かる蟠渓橋から150mほど先、左手になにやら空き地があり、その奥から川に降りていきます。周りには人家や温泉宿があるので、無理して入るところでもなさそうです。
《温泉とキャンプ場》
「仲洞爺温泉 来夢人(きむんど)の家」北へ8.3km(0142-66-7022、有珠郡壮瞥町字仲洞爺30-11)10:00-20:30(11月~3月-19:00)/火曜定休(7月~8月無休)。仲洞爺キャンプ場センターハウスにある温泉、入浴料はちょと高いかな。源泉かけ流し。浴槽ふたつ。ボディーソープ・シャンプー要持参。ロッカーなし、ドライヤーなし。休憩室あり(食事持ち込み可)。11月~12月頃にリンゴが浮かぶ「りんご風呂」が登場します、「わたし、りんごのお姫様よ」。道の駅車中泊の代替地として壮瞥町ホームページではこのキャンプ場をあげています。
「仲洞爺キャンプ場」開設期間4月下旬~10月上旬。問合先:0142-66-7022来夢人の家。予約不要、キャンプ場は有料で、2022年値上げされましたが、とても安い(敷地はきれいですが、施設としてはあまりよくない)。トイレは水洗、ウォシュレットはありません。キャンプ場はシーズン中の開設ですが、センターハウスの温泉は年間営業、またセンターハウスには、食事処「金沢屋」があります。
フリーサイト(ペット不可、車乗り入れ不可)、ペット同伴サイト、オートサイト(ペット可)、キャンピングカーサイト(電源なし、宿泊のみカヌー持ち込み可)。キャンプ場周辺の釣り、遊泳ともに禁止。
キャンプ場の追加情報を「駐車可能台数」に乗せています。
「クリーニングもも伊達末永店」南12.5km(0142-25-8080、伊達市末永町44-18)24h営業。
「洗濯職人伊達舟岡店」南14.1km(伊達市舟岡町194-4)05:00-23:00。稼働状況。
(南東・登別)「大型コインランドリー マンマチャオ幌別駅前店」南東へ40km(登別市中央町2-4-2)24h営業。
大型・普通車・身障者用:5台・95台・4台/EV急速充電器1あります。国道が東西に走り、駐車場は南北に長い一面。南の方が、国道453号からも、駅舎からも離れます。南側に大型車駐車スペースがあります。普通車用の駐車スペースは3列で駐めるようになっています。Google Map。
駅舎裏は「西胆振消防組合伊達消防署壮瞥支署」という消防署です。駅舎2階から赤茶けた昭和新山、その背後に有珠山が見えます。
なお、「壮瞥町観光情報サイト」では「車中泊の場合はできるだけキャンプ場を利用してください」とのことです。
《車中泊とキャンプ・温泉とキャンプ場》
車中でのお泊まりに関しては、壮瞥町ではホームページで温泉つきキャンプ場への「移動を推奨」(リンク先のずっと下の方の「道の駅編」)、また駅舎の貼り紙で「ご遠慮ください」という告知を出しています。
車中泊の候補地としてのキャンプ場は「仲洞爺キャンプ場」道の駅から北へ8km・道道132号沿い(0142-66-3131、壮瞥町字仲洞爺)で、センターハウスに「仲洞爺温泉・来夢人の家(きむんどのいえ)」という温泉があります。
キャンプ場は5月~9月までの開設・要利用料。貸しテントや、貸し毛布があります。車乗り入れ可のサイトがあります。温泉は年間営業(冬期は閉館が少し早くなり、19:00まで)です。リンク先に地図があります。
キャンプ場は狭い湖畔道路(洞爺湖畔一周道路)を10km近く行ったところにあります、湖畔道路は狭いのに、飛ばすドライバーが多くてこわいくらい。キャンプ場は有料、トイレが残念ながらウォシュレットではありません。サイトは湖畔がすぐそば、ですが林を抜けないと水辺には到達しません。4基のアート作品が設置されています。代替地としてはかなり遠いのとやはり危険極まりない道路状況、道は狭いのにビュンビュン飛ばす対向車、あおりぎみに迫る後続車。
道の駅「だて歴史の杜」までは道道519号を南下14kmです。
壮瞥町のりんご園、また果物園は国道453号沿いにたくさん見られます。道の駅を出たところには「そうべつくだもの村」。このページの下の方に書きました「観光スポットや行事」の地図をタップしてご参照ください。数軒の果樹園をあげています。ぶどうは9月下旬頃、リンゴは10月に入ってがよいようです。
洞爺湖温泉街(西へ8km)のレストランは「あぷた」に掲載しました。以下二上げたレストランはそれよりは近い施設です。
「レストランバイエルン洞爺湖」道の駅から西へ4.2km(0142-75-4088、有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉101番地)10:30-20:00(冬期 -18:30)/水曜定休。「牛ヒレ肉のカツ」「豚肉ビール煮」「ブルゴーニュ風ビーフシチュー」など。じゃがいものローシュティなどもあります(蛇足ながら、ローシュティはスイス料理、細切りじゃがいもをかりかりに焼いてチーズを載せたもの)。
「奥洞爺牛の店サウスポー」西へ5.1km(0142-75-2992、有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉73番地)11:00-15:00・17:00-20:00/水曜定休。焼肉のお店です。牛、ぶた、鶏、上ラム(ジンギスカン)、魚介を焼いていただきます。
ラーメン屋「ピッパラの森」東へ4km(0142-66-2566、有珠郡壮瞥町字久保内43-1)11:00からスープ終了まで/木曜定休。きのこ味噌・塩・正油ラーメンなどのほかに、ピラフ、カツカレー、きのこ丼などもできます。カレーとラーメンのセットもあります。黒豆茶やせんべいなどのおみやげも。「きのこ」は店の林で大事に育てたものを使用とのこと。
「レストハウス梓」西へ5km(0142-75-2634、有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉75番地1)11:00-20:00(冬期は午後15:30-17:00をお休み)/火曜定休。「奥洞爺すきやき牛丼」や「奥洞爺牛照り焼き丼」、あんかけ焼そばがおすすめ。
「レストランおおでら」西へ4.2km(0142-75-4084、有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉106)11:00-19:00。ジオ定食や奥洞爺牛丼などのほかに、うどん・そば、カレーもできます。
つぎに挙げる昭和新山(壮瞥情報館iから南西へ6km)周辺のレストランはいずれもお昼の営業。駐車場は「地域美化活動への協力金」が必要です。
(昼)「壹番館」(0142-75-3122、有珠郡壮瞥町昭和新山184-11)08:00-17:00。鉄板焼き、鍋などのほかに定食、かに釜飯などもできます。奥に「三松正夫記念館」があります。
(昼)「噴火亭」(0142-75-2401、有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5)11:00-15:00。あか牛カレーがおすすめ。近くに関連施設としてラーメン屋「火山ラーメン」、お店「火の國屋本舗」「村のコンビニ」、火山村学習施設として「洞爺湖有珠山ジオパーク火山村情報館」「噴火体験室」「山頂防災シアター」があります。
(昼)「釜めし吉田屋」(0142-73-3001、有珠郡壮瞥町字昭和新山184-1)11:00-14:00。とり釜飯を中心にセットものもあります。
直近「セイコーマートふじさわ店」西へ1km(0142-66-2024、有珠郡壮瞥町字滝之町)06:30-23:00。ホットシェフあり。店の前の駐車場が5台分ほどしかありませんが、奥の方にも区画線が引いてあるようです。
ガソリンスタンドは西方向・国道453号沿いに2軒、その向こう同じく西方向・洞爺湖畔道道2号沿いに3軒あります。
直近「ホクレン壮瞥セルフSS / JAとうや湖」西へ450m(0142-66-2813、有珠郡壮瞥町字滝之町420-3)07:00-20:00(11月~3月)08:00-19:00。
郵便局は下記のほか洞爺湖温泉街に1軒あります。
「壮瞥郵便局」西へ750m(0142-66-2360、有珠郡壮瞥町字滝之町416-28)ATMは日曜15:00まで。
昭和新山周辺
《昭和新山》…駐車場
「昭和新山」(「壮瞥情報館i」から南西へ6km)は1944(昭和19)年に始まった有珠山の噴火活動で隆起した山。これ自体もちろん火山で、蒸気や噴煙を上げています。山にはほとんど何も生えておらず、赤茶けた地肌をいつも見せています。隆起の記録を詳細な図とともに当時壮瞥郵便局長だった三松正夫が遺しています。
駐車場(有料)は昭和新山と有珠山の間の細長い敷地に細長く造られ、入口から土産物店「壱番館」、「三松正夫記念館」(0142-75-2365)、食事処、土産物店、壱番奥に「洞爺湖有珠山ジオパーク 火山村情報館」、ロープウェイ乗り場(有珠山行き)、クマ牧場と並んでいます。「三松正夫記念像」は望遠鏡をのぞき込む姿が昭和新山側の芝生に建っています(亡くなったあともご苦労さまです)。駐車場がかなり長いので目的地に近いところに駐めるといいでしょう。
《クマ牧場》 (観光TOPに戻る)
「昭和新山クマ牧場」(0142-75-2290、年中無休・冬は時間が若干短くなります)は北海道のヒグマを観察できるところ。十頭ほどの熊が思い思いに行動しています。餌を売っているので、餌やり体験もできます。もちろん手からやることはできません、放り投げてやるだけです。クマは餌やりに馴れているので欲しいときは前足を上げて合図します。
クマ牧場は昭和新山前の駐車場のうち一番奥の駐車場に駐めると近いです。
割引入場券がネット上にあります。スマホの割引画面提示、アプリ会員限定、ネット割引券の事前購入、印刷物を持参などいろいろです。スマホ画面提示クーポンは「スペシャルクーポン券」などにあります。「昭和新山クマ牧場割引」で検索して、条件をよくお調べの上でご利用ください。
《有珠山とロープウェイ》 (観光TOPに戻る)
「有珠山」(標高737m)はいまなお噴火活動を続ける活火山。アイヌ語の「うす」(入江)に由来、和人は有珠山の山容が平たい形をしていたため、これを「臼」と取り違え「臼山」と書くこともあったと言います。噴火は1910(明治43)年の噴火(四十三山[明治新山]をご覧ください)、第二次大戦中の1944年-1945年噴火、1977年-1978年噴火(一部石碑が建っています)、最新の2000年噴火と続き、かなりの頻度で噴火を繰り返していることが分かります。ずっと昔には山体崩壊につながる噴火もあったとのこと。
昭和新山(398m)は立入禁止の山ですが、有珠山には「有珠山ロープウェイ」で登れます。乗り場は熊牧場の手前です。ロープウェイで山頂に到着すると、そこからは散策路が整備されていて、カルデラをぐる~っと徒歩で回ることもできます。ロープウェイからは赤いはげ山の昭和新山(「隆起型」山頂)を上から眺めることができます。頂上は360度のパノラマビュー、内浦湾方向もきれいに見渡せます。ホームページ上にライブカメラがあるので、お天気の状況を確認してロープウェイに乗るといいでしょう。
頂上まで行くとそこからは徒歩です。有珠山洞爺湖展望台、有珠山火口原展望台、火口原展望台、南外輪山展望台と有珠山の展望台を回ることができます。洞爺湖展望台ではもちろん洞爺湖の全景が見えます。登山路が非常によく整備されていて、急登部分には長い階段が設置、至れり尽くせりです。でも階段は急だし、道は当然砂利道です。水が流れているところも、草が生い茂っているところもあります。ハイヒールやサンダルでは無理。
有珠山ロープウェイにも割引クーポン(要印刷・持参、現在のところ2024/04/01が有効期限)、ネット上での割引予約などがあります。
有珠山は活火山、最近でも1977年、2000年と噴火しています。伊達市の「有珠山噴火に備えて」を読むことをおすすめします。2000年噴火時は緊急火山情報の発令と事前の避難が功を奏し、犠牲者はゼロでした。
噴火遺構
《エコミュージアム1977年火山遺構公園》 (観光TOPに戻る)
「1977年火山遺構公園」道の駅から西へ5.4km(MAP CODE:321 492 406*66、壮瞥町字壮瞥温泉76-17)は1977年~82年の有珠山の火山活動で倒壊した病院施設とその周辺が公園として整備された公園。ビジターセンター等はありません。このときの地殻変動で洞爺湖岸の地盤が約25mも湖側へ移動したとのこと。画像の病院は数ヶ月をかけて倒壊していきました。
《昭和新山鉄橋遺構公園》 (観光TOPに戻る)
道の駅から南西へ3km・国道453号線沿いに橋脚が遺された「昭和新山鉄橋遺構公園」(MAP CODE:321 435 738*66、有珠郡壮瞥町字滝之町)があります。昭和新山山頂から東に1km足らずのところにある公園です。これは1943年~45年、昭和新山の隆起により橋脚ごと地盤が持ち上げられたもの。当時フカバ集落があったそうですが、この村も消滅しました。橋脚を目の前にすると、自然災害の力をまざまざと見せつけられます。
壮瞥町特産・祭り
《横綱北の湖記念館》 (観光TOPに戻る)
「壮瞥温泉ゆーあいの家」(0142-66-2310、道の駅から南西へ2.5km)のそばに「横綱北の湖記念館」(0142-66-2201、有料、12月~3月まで冬期休業)があります。壮瞥町で生まれ育っ郷土の誇り・横綱北の湖(1953[昭和28]年5月~2015[平成27]年11月逝去)を讃える記念館です。日本相撲協会理事長にまで昇りつめた横綱の人生を跡づけます。なお壮瞥町の「郷土史料館」も兼ねています。
《壮瞥滝》 (観光TOPに戻る)
洞爺湖からの唯一の湖水流出口が壮瞥町にあります。「壮瞥滝」は壮瞥の道の駅から西へ1.6km(MAP CODE:321 526 140*25、有珠郡壮瞥町町字字滝之町)。洞爺湖から流れ出す高さ18mの滝です。洞爺湖と壮瞥町は30mの標高差があり、湖から流れ出してくるのです。どこかが決壊したら…と思うと怖いですね。
壮瞥滝への行き方
壮瞥滝へはナビの目的地を「壮瞥滝」ではなく「滝不動尊」(MAP CODE:321 496 807*03、有珠郡壮瞥町字滝之町423-3)にします。到着直前、不動尊への入口がありますが、そこは道路なのか私有地なのかわからないようなところで、私有地側に「通り抜け禁止」と書いてあります。そこをうまく通り抜ける(私有地ではなく道路を通る)と、300mほどで不動尊の裏手に到着。数台分の駐車場があり、また川に「そうべつ滝入口」という案内板があります。あとは小さな橋が3つほどある散策路が続いていて、ずっと一番奥の滝つぼまで歩いて行くことができます。壮瞥川の流れがきれいです。
洞爺湖から直接流れてくる水の量が多いのが特徴です。洞爺湖の水の出口はここだけ。滝つぼからは轟音と共に水煙が上がっています。滝つぼには「不動尊奥の院」があります。
駐車場のある「滝不動尊」では9月の終わりに例大祭が催され、壮瞥川を神輿が下ります。
《壮瞥公園》
「壮瞥公園」(MAP CODE:321 527 150*64、壮瞥町字東湖畔)開園は4月下旬~10月頃まで・冬期は雪のため閉園。壮瞥滝から葉は東へ1km。公園が展望台になっていて、洞爺湖や昭和新山を見晴らすことができます。また遠くに羊蹄山、湖には中の島が見える眺望は感動的です。斜面に約300本の梅が植えられていてゴールデンウィーク(花期は5月上旬~中旬)くらいからが見頃です。駐車スペースは広くなく、この時期は混み合います。いつもきれいな景色を見ることができるスポットです。仮設トイレあり。
《森と木の里センター》 (観光TOPに戻る)
「森と木の里センター」(0142-66-2201、壮瞥町東湖畔3-1)。壮瞥公園から北東へ1km。森林の体験学習、樹木育成の場として造られました。センターからは、洞爺湖、昭和新山、有珠山、羊蹄山の雄大な火山や山々の眺望が楽しめます(展望塔あり)。また夜には満天を飾る星を見ることができます(天体望遠鏡あり)。こちらも五月には梅林の開花を楽しめる場所。バーベキュー広場あり。
「森と木の里センターキャンプ場」があり、電話での予約を受け付けています。利用期間:5月1日~10月31日(ひと月前から予約可)。冷蔵庫つきのバンガローあり、調理不可。ペット不可、花火禁止。ゴミ持ち帰り。シャワー・入浴施設なし。
《そうべつくだもの村》 (観光TOPに戻る)
「そうべつくだもの村」(0142-66-2333、壮瞥町滝之町485)。国道453沿い・道の駅から東方向すぐです。1987年に結成された壮瞥町の18戸の果樹園からなる観光農園の村。果樹生産ばかりでなく、観光客の共同受け入れ、りんごの木のオーナー募集、体験学習受け入れ、地域の環境整備やPR、加工品製造・販売、各種イベントの開催などと多種多彩な活動を展開しています。観光客の受け入れについては修学旅行生を多数受け入れていることでも知られています。またイベントの開催はとくにすぐ下に挙げた「そうべつりんごまつり」はテレビなどでも取り上げられます。
フットパス「壮瞥公園と果樹園コース」(道の駅から一周、徒歩で1時間40分ほど)があります。春は壮瞥公園に梅が、果樹園にはリンゴの花が咲きほこります。
《そうべつりんごまつり》 (観光TOPに戻る)
上記そうべつくだもの村で開催される秋の「りんごまつり」。例年10月第1週目の日曜日に開催。りんごの生育状況により変更する場合もあるとのこと。問合せ先は、「そうべつりんごまつり実行委員会」(JAとうや湖本所内、0142-89-2468)。
道の駅の「サムズ」では秋(10月下旬)に「秋の大収穫祭」が開かれます。
《昭和新山国際雪合戦》 (観光TOPに戻る)
壮瞥名物の「昭和新山国際雪合戦」は毎年2月中旬から下旬に昭和新山麓のグラウンド(昭和新山特設コート)を使って開催。国際ルールに基づいて運営されます。雪玉製造機などの販売もしています。主催は「昭和新山国際雪合戦実行委員会」(問合せ0142-66-2244)。
「壮瞥町」地名はアイヌ語「そーぺつ」(滝の川)から転訛したとのこと。壮瞥町には「滝之町」という地名もあります。道の駅の住所も「滝之町」です。また「滝の川」の壮瞥川は川幅はそう広くはありませんが、本当にきれいな水が壮瞥滝から流れ出し、とうとうと流れています。「壮瞥滝」は道の駅から北西へ1.6km。「滝不動尊」(MAP CODE:321 496 807*03)を目的地にしていくと良いでしょう。
《長流》
「長流川(おさるがわ)」はおさるさんには関係なく、「おさらぺっ」(河口に葭原のある川)等のアイヌ語からの転訛。諸説あるそうです。
伊達市長和町では「お猿さん」に間違えやすいという当時の中学生の意見を取り入れて、「長流(おさる)」の地名を「長和」に変更しました、1959年のこと。
《蟠渓》
温泉のある「蟠渓」はアイヌ語の「ぱんけ」から。「ぱんけ」(川下)は各地にあり、札幌にも「蟠渓スキー場」など。音威子府には「パンケサックル川」、歌志内には「パンケウタシナイ川」。「ペンケ」とよく一緒に使われることは「音威子府」の記事で紹介しました。
壮瞥町は観光と農業を主とした町で、リンゴの生産が多いところ、町のキャンプ場には収穫時「りんご湯」なるものが登場します。現在の人口は2,500ほどです。
電話番号:0142-66-4200 MAP CODE:321 498 698
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅そうべつ情報館i」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18824
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/937/
http://sobetsu-fp.co.jp/
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
住所:北海道有珠郡壮瞥町字滝之町384-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0142-66-4200 MAP CODE:321 498 698
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(北東30km)フォーレスト276大滝(2022年道の駅登録抹消)
(西17km)あぷた(洞爺湖町)
(南14km)だて歴史の杜
(北24km)とうや湖
▶道央エリア西(内陸部)概略図
▶道央エリア西(内浦湾沿い)概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレはきれいなウォシュレット
館内にある、24hトイレはきれいなウォシュレットトイレです。女子4、男子1、多機能トイレに1とおむつ交換台があります。授乳室が観光情報スペースにあります。
道の駅「そうべつ情報館i」トイレ入り口 |
壮瞥町の温泉 (直近から順に東へ)
- 壮瞥温泉ゆーあいの家、横綱北の湖記念館・郷土史料館
- 久保内ふれあいセンター
- 旅館蟠岳荘
- 蟠渓温泉湯人家
- ひかり温泉
- 蟠渓温泉オサル湯(野湯)
- 仲洞爺温泉 来夢人の家・仲洞爺キャンプ場
壮瞥町の温泉 |
直近「壮瞥温泉ゆーあいの家」道の駅から南西へ2.5km(0142-66-2310、有珠郡壮瞥町字滝之町290-44)10:00-21:00。入浴料はちょと安め(壮瞥町内、当日の\1,500以上の買い物レシート提示で、3名までさらに安い\350の入浴料やモンベル会員割、パークゴルフ割などユニークな割引があります)。源泉かけ流し。浴槽は熱めとぬるめのふたつ。ボディソープ・シャンプー要持参。有料ドライヤーあり(受付に申し出)。無料ロッカー、ウォーターサーバー、休憩室あり。
壮瞥温泉ゆーあいの家 |
隣には「壮瞥横綱北の湖記念館・壮瞥町郷土史料館」(0142-66-2201)夏期は無休、冬期は月曜が休館。国技館を模した建物の中に横綱北の湖の生い立ち、業績が展示されています(有料)。ここまで来ると、昭和新山、有珠山(南西へ4.5km)がすぐ近くです。また「新山沼展望公園」(MAP CODE:321 465 457*75温泉から西方向500m)、「昭和新山鉄橋遺構公園」(MAP CODE:321 435 708*24、温泉から南方向850m)があります。
壮瞥横綱北の湖記念館 |
「久保内(くぼない)ふれあいセンター」道の駅から東へ5.8km(0142-65-2010、有珠郡壮瞥町字南久保内151-3)10:00-20:30/水曜定休。入浴料はちょと安め(壮瞥町内\1,500以上の当日買い物レシート提示で、3名までさらに安い\350の入浴料)。ボディソープ・シャンプー要持参。源泉かけ流し。なんとバンケ川5km上流の弁景温泉から引湯。6名ほどでいっぱいの浴槽がひとつ。
壮瞥町・久保内ふれあいセンター |
壮瞥町には弁景川沿いに「弁景温泉」があります。が、一般用入湯施設はありません。湧出湯は会員制の弁景温泉共同浴場、トマトの地熱ハウス、壮瞥温泉病院や久保内小・中学校の暖房で利用されています。
壮瞥町・久保内小学校 |
蟠渓温泉「旅館蟠岳荘」道の駅から東へ12km(0142-65-2277)は日帰り入浴可、入浴料は安くかけ流しです。庭の見えるきれいな透明のお風呂、またジャグジー風呂があり魅力的。
また少し離れて「蟠渓温泉湯人家(ゆのとや)」。こちらも日帰り入浴可(11:00-21:00、入浴料ふつう)、食事とのセットもあります。
壮瞥町・旅館蟠岳荘 |
蟠渓温泉「ひかり温泉」道の駅から東へ12km(MAP CODE: 603 603 225*65、目的地設定不可070-4765-3279、壮瞥町蟠渓19)09:00-17:00/お休みはホームページあるいはtwitterで確認を(水曜定休ではありません)。入浴料はふつう。貸し切り家族風呂(90分)あり。ボディーソープ・シャンプー(自然由来)備え付け。一時(2018年)、閉鎖していましたが、2022年3月から日帰り温泉施設(旅館はやっていません)として再出発。1884(明治17)年開湯の雰囲気を今なお残している、マニアが喜ぶ温泉です。蛇(まむし)が多いそうなので足もと気をつけて。入り口に可愛い熊ちゃんの看板があります。twitter。
なお「
(野湯)「蟠渓温泉オサル湯」東へ12km(有珠郡壮瞥町蟠渓23-12)。長流川(おさるがわ)の河原にある湯船(穴)に入ります。湯温が高いため川のそばの穴を選び、水を入れます。入浴料は要りませんが水を汲むためのバケツは必須です。シャベルがあればとも思いますが、石がごろごろしているので掘り下げるのはちょと無理。以前はコンクリートで固めた湯船が2つほどあったのですが、洪水等で流されたのでしょう。
なお壮瞥町では「オサルの湯は川のほとりに自然にお湯がわいているだけで水質調査などされてなく、衛生上の問題や安全面など」から案内はしていません。場所は、国道453号沿い左手に蟠渓駅前バス停、「旅館蟠岳荘」、蟠渓温泉バス停、長流川に架かる蟠渓橋から150mほど先、左手になにやら空き地があり、その奥から川に降りていきます。周りには人家や温泉宿があるので、無理して入るところでもなさそうです。
《温泉とキャンプ場》
「仲洞爺温泉 来夢人(きむんど)の家」北へ8.3km(0142-66-7022、有珠郡壮瞥町字仲洞爺30-11)10:00-20:30(11月~3月-19:00)/火曜定休(7月~8月無休)。仲洞爺キャンプ場センターハウスにある温泉、入浴料はちょと高いかな。源泉かけ流し。浴槽ふたつ。ボディーソープ・シャンプー要持参。ロッカーなし、ドライヤーなし。休憩室あり(食事持ち込み可)。11月~12月頃にリンゴが浮かぶ「りんご風呂」が登場します、「わたし、りんごのお姫様よ」。道の駅車中泊の代替地として壮瞥町ホームページではこのキャンプ場をあげています。
壮瞥町・仲洞爺温泉来夢人の家 |
「仲洞爺キャンプ場」開設期間4月下旬~10月上旬。問合先:0142-66-7022来夢人の家。予約不要、キャンプ場は有料で、2022年値上げされましたが、とても安い(敷地はきれいですが、施設としてはあまりよくない)。トイレは水洗、ウォシュレットはありません。キャンプ場はシーズン中の開設ですが、センターハウスの温泉は年間営業、またセンターハウスには、食事処「金沢屋」があります。
フリーサイト(ペット不可、車乗り入れ不可)、ペット同伴サイト、オートサイト(ペット可)、キャンピングカーサイト(電源なし、宿泊のみカヌー持ち込み可)。キャンプ場周辺の釣り、遊泳ともに禁止。
キャンプ場の追加情報を「駐車可能台数」に乗せています。
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
伊達市(南13kmほど)まで出ます。「クリーニングもも伊達末永店」南12.5km(0142-25-8080、伊達市末永町44-18)24h営業。
「洗濯職人伊達舟岡店」南14.1km(伊達市舟岡町194-4)05:00-23:00。稼働状況。
(南東・登別)「大型コインランドリー マンマチャオ幌別駅前店」南東へ40km(登別市中央町2-4-2)24h営業。
大型・普通車・身障者用:5台・95台・4台/EV急速充電器1あります。国道が東西に走り、駐車場は南北に長い一面。南の方が、国道453号からも、駅舎からも離れます。南側に大型車駐車スペースがあります。普通車用の駐車スペースは3列で駐めるようになっています。Google Map。
駅舎裏は「西胆振消防組合伊達消防署壮瞥支署」という消防署です。駅舎2階から赤茶けた昭和新山、その背後に有珠山が見えます。
なお、「壮瞥町観光情報サイト」では「車中泊の場合はできるだけキャンプ場を利用してください」とのことです。
道の駅「そうべつ情報館i(アイ)」駐車場 |
《車中泊とキャンプ・温泉とキャンプ場》
車中でのお泊まりに関しては、壮瞥町ではホームページで温泉つきキャンプ場への「移動を推奨」(リンク先のずっと下の方の「道の駅編」)、また駅舎の貼り紙で「ご遠慮ください」という告知を出しています。
車中泊の候補地としてのキャンプ場は「仲洞爺キャンプ場」道の駅から北へ8km・道道132号沿い(0142-66-3131、壮瞥町字仲洞爺)で、センターハウスに「仲洞爺温泉・来夢人の家(きむんどのいえ)」という温泉があります。
キャンプ場は5月~9月までの開設・要利用料。貸しテントや、貸し毛布があります。車乗り入れ可のサイトがあります。温泉は年間営業(冬期は閉館が少し早くなり、19:00まで)です。リンク先に地図があります。
キャンプ場は狭い湖畔道路(洞爺湖畔一周道路)を10km近く行ったところにあります、湖畔道路は狭いのに、飛ばすドライバーが多くてこわいくらい。キャンプ場は有料、トイレが残念ながらウォシュレットではありません。サイトは湖畔がすぐそば、ですが林を抜けないと水辺には到達しません。4基のアート作品が設置されています。代替地としてはかなり遠いのとやはり危険極まりない道路状況、道は狭いのにビュンビュン飛ばす対向車、あおりぎみに迫る後続車。
道の駅「だて歴史の杜」までは道道519号を南下14kmです。
仲洞爺キャンプ場・オブジェ |
●敷地内の店 [TOPへ]
農産物直売所「サムズ」で野菜や果物(オロフレトマト、野菜、リンゴ、サクランボ、ブドウなど)、奥洞爺牛ジオ牛まん、リンゴジュース「北国のしずく」、ソフトクリームを販売、地方発送も受け付けています。壮瞥りんごドレッシングもあります。テーブル・椅子を設置した休憩コーナーあり。戸外に子ども向け施設のある多目的広場あり。道の駅「そうべつ情報館i」 |
駅舎内部 |
壮瞥町のりんご園、また果物園は国道453号沿いにたくさん見られます。道の駅を出たところには「そうべつくだもの村」。このページの下の方に書きました「観光スポットや行事」の地図をタップしてご参照ください。数軒の果樹園をあげています。ぶどうは9月下旬頃、リンゴは10月に入ってがよいようです。
壮瞥町・りんご園 |
●レストラン [TOPへ]
道の駅向かい(国道ではない方)に、焼き鳥、焼きそば、ラーメンの店「洞魂」(11:00-20:00/火曜定休)があります。壮瞥町・洞魂 |
洞爺湖温泉街(西へ8km)のレストランは「あぷた」に掲載しました。以下二上げたレストランはそれよりは近い施設です。
「レストランバイエルン洞爺湖」道の駅から西へ4.2km(0142-75-4088、有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉101番地)10:30-20:00(冬期 -18:30)/水曜定休。「牛ヒレ肉のカツ」「豚肉ビール煮」「ブルゴーニュ風ビーフシチュー」など。じゃがいものローシュティなどもあります(蛇足ながら、ローシュティはスイス料理、細切りじゃがいもをかりかりに焼いてチーズを載せたもの)。
「奥洞爺牛の店サウスポー」西へ5.1km(0142-75-2992、有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉73番地)11:00-15:00・17:00-20:00/水曜定休。焼肉のお店です。牛、ぶた、鶏、上ラム(ジンギスカン)、魚介を焼いていただきます。
ラーメン屋「ピッパラの森」東へ4km(0142-66-2566、有珠郡壮瞥町字久保内43-1)11:00からスープ終了まで/木曜定休。きのこ味噌・塩・正油ラーメンなどのほかに、ピラフ、カツカレー、きのこ丼などもできます。カレーとラーメンのセットもあります。黒豆茶やせんべいなどのおみやげも。「きのこ」は店の林で大事に育てたものを使用とのこと。
「レストハウス梓」西へ5km(0142-75-2634、有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉75番地1)11:00-20:00(冬期は午後15:30-17:00をお休み)/火曜定休。「奥洞爺すきやき牛丼」や「奥洞爺牛照り焼き丼」、あんかけ焼そばがおすすめ。
「レストランおおでら」西へ4.2km(0142-75-4084、有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉106)11:00-19:00。ジオ定食や奥洞爺牛丼などのほかに、うどん・そば、カレーもできます。
つぎに挙げる昭和新山(壮瞥情報館iから南西へ6km)周辺のレストランはいずれもお昼の営業。駐車場は「地域美化活動への協力金」が必要です。
(昼)「壹番館」(0142-75-3122、有珠郡壮瞥町昭和新山184-11)08:00-17:00。鉄板焼き、鍋などのほかに定食、かに釜飯などもできます。奥に「三松正夫記念館」があります。
(昼)「噴火亭」(0142-75-2401、有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5)11:00-15:00。あか牛カレーがおすすめ。近くに関連施設としてラーメン屋「火山ラーメン」、お店「火の國屋本舗」「村のコンビニ」、火山村学習施設として「洞爺湖有珠山ジオパーク火山村情報館」「噴火体験室」「山頂防災シアター」があります。
(昼)「釜めし吉田屋」(0142-73-3001、有珠郡壮瞥町字昭和新山184-1)11:00-14:00。とり釜飯を中心にセットものもあります。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
コンビニは洞爺湖温泉街(道道2号沿い)にセイコーマート2軒(壮瞥町)、セブンイレブン1軒(洞爺湖町)あります。直近「セイコーマートふじさわ店」西へ1km(0142-66-2024、有珠郡壮瞥町字滝之町)06:30-23:00。ホットシェフあり。店の前の駐車場が5台分ほどしかありませんが、奥の方にも区画線が引いてあるようです。
ガソリンスタンドは西方向・国道453号沿いに2軒、その向こう同じく西方向・洞爺湖畔道道2号沿いに3軒あります。
直近「ホクレン壮瞥セルフSS / JAとうや湖」西へ450m(0142-66-2813、有珠郡壮瞥町字滝之町420-3)07:00-20:00(11月~3月)08:00-19:00。
郵便局は下記のほか洞爺湖温泉街に1軒あります。
「壮瞥郵便局」西へ750m(0142-66-2360、有珠郡壮瞥町字滝之町416-28)ATMは日曜15:00まで。
壮瞥町位置図 |
壮瞥町
-
昭和新山周辺
- 昭和新山(駐車場)
- クマ牧場
- 有珠山(ロープウェイ)
- 有珠山噴火に備えて
- エコミュージアム1977年火山遺構公園
- 昭和新山鉄橋遺構公園
- 横綱北の湖記念館
- 壮瞥滝
- 壮瞥公園
- 森と木の里センター
- そうべつくだもの村
- そうべつりんごまつり
- 昭和新山国際雪合戦
噴火遺構
壮瞥町特産・祭り
壮瞥町観光スポット |
昭和新山周辺
《昭和新山》…駐車場
「昭和新山」(「壮瞥情報館i」から南西へ6km)は1944(昭和19)年に始まった有珠山の噴火活動で隆起した山。これ自体もちろん火山で、蒸気や噴煙を上げています。山にはほとんど何も生えておらず、赤茶けた地肌をいつも見せています。隆起の記録を詳細な図とともに当時壮瞥郵便局長だった三松正夫が遺しています。
駐車場(有料)は昭和新山と有珠山の間の細長い敷地に細長く造られ、入口から土産物店「壱番館」、「三松正夫記念館」(0142-75-2365)、食事処、土産物店、壱番奥に「洞爺湖有珠山ジオパーク 火山村情報館」、ロープウェイ乗り場(有珠山行き)、クマ牧場と並んでいます。「三松正夫記念像」は望遠鏡をのぞき込む姿が昭和新山側の芝生に建っています(亡くなったあともご苦労さまです)。駐車場がかなり長いので目的地に近いところに駐めるといいでしょう。
昭和新山・三松正夫記念像 |
《クマ牧場》 (観光TOPに戻る)
「昭和新山クマ牧場」(0142-75-2290、年中無休・冬は時間が若干短くなります)は北海道のヒグマを観察できるところ。十頭ほどの熊が思い思いに行動しています。餌を売っているので、餌やり体験もできます。もちろん手からやることはできません、放り投げてやるだけです。クマは餌やりに馴れているので欲しいときは前足を上げて合図します。
クマ牧場は昭和新山前の駐車場のうち一番奥の駐車場に駐めると近いです。
割引入場券がネット上にあります。スマホの割引画面提示、アプリ会員限定、ネット割引券の事前購入、印刷物を持参などいろいろです。スマホ画面提示クーポンは「スペシャルクーポン券」などにあります。「昭和新山クマ牧場割引」で検索して、条件をよくお調べの上でご利用ください。
昭和新山クマ牧場・餌を待つクマ |
《有珠山とロープウェイ》 (観光TOPに戻る)
「有珠山」(標高737m)はいまなお噴火活動を続ける活火山。アイヌ語の「うす」(入江)に由来、和人は有珠山の山容が平たい形をしていたため、これを「臼」と取り違え「臼山」と書くこともあったと言います。噴火は1910(明治43)年の噴火(四十三山[明治新山]をご覧ください)、第二次大戦中の1944年-1945年噴火、1977年-1978年噴火(一部石碑が建っています)、最新の2000年噴火と続き、かなりの頻度で噴火を繰り返していることが分かります。ずっと昔には山体崩壊につながる噴火もあったとのこと。
昭和新山(398m)は立入禁止の山ですが、有珠山には「有珠山ロープウェイ」で登れます。乗り場は熊牧場の手前です。ロープウェイで山頂に到着すると、そこからは散策路が整備されていて、カルデラをぐる~っと徒歩で回ることもできます。ロープウェイからは赤いはげ山の昭和新山(「隆起型」山頂)を上から眺めることができます。頂上は360度のパノラマビュー、内浦湾方向もきれいに見渡せます。ホームページ上にライブカメラがあるので、お天気の状況を確認してロープウェイに乗るといいでしょう。
ロープウェイから見る昭和新山 |
有珠山・内浦湾を望む |
頂上まで行くとそこからは徒歩です。有珠山洞爺湖展望台、有珠山火口原展望台、火口原展望台、南外輪山展望台と有珠山の展望台を回ることができます。洞爺湖展望台ではもちろん洞爺湖の全景が見えます。登山路が非常によく整備されていて、急登部分には長い階段が設置、至れり尽くせりです。でも階段は急だし、道は当然砂利道です。水が流れているところも、草が生い茂っているところもあります。ハイヒールやサンダルでは無理。
有珠山ロープウェイにも割引クーポン(要印刷・持参、現在のところ2024/04/01が有効期限)、ネット上での割引予約などがあります。
有珠山火口原展望台 |
有珠山・銀沼大火口展望台 |
有珠山は活火山、最近でも1977年、2000年と噴火しています。伊達市の「有珠山噴火に備えて」を読むことをおすすめします。2000年噴火時は緊急火山情報の発令と事前の避難が功を奏し、犠牲者はゼロでした。
噴火遺構
《エコミュージアム1977年火山遺構公園》 (観光TOPに戻る)
「1977年火山遺構公園」道の駅から西へ5.4km(MAP CODE:321 492 406*66、壮瞥町字壮瞥温泉76-17)は1977年~82年の有珠山の火山活動で倒壊した病院施設とその周辺が公園として整備された公園。ビジターセンター等はありません。このときの地殻変動で洞爺湖岸の地盤が約25mも湖側へ移動したとのこと。画像の病院は数ヶ月をかけて倒壊していきました。
1977年火山遺構公園 |
《昭和新山鉄橋遺構公園》 (観光TOPに戻る)
道の駅から南西へ3km・国道453号線沿いに橋脚が遺された「昭和新山鉄橋遺構公園」(MAP CODE:321 435 738*66、有珠郡壮瞥町字滝之町)があります。昭和新山山頂から東に1km足らずのところにある公園です。これは1943年~45年、昭和新山の隆起により橋脚ごと地盤が持ち上げられたもの。当時フカバ集落があったそうですが、この村も消滅しました。橋脚を目の前にすると、自然災害の力をまざまざと見せつけられます。
壮瞥町特産・祭り
《横綱北の湖記念館》 (観光TOPに戻る)
「壮瞥温泉ゆーあいの家」(0142-66-2310、道の駅から南西へ2.5km)のそばに「横綱北の湖記念館」(0142-66-2201、有料、12月~3月まで冬期休業)があります。壮瞥町で生まれ育っ郷土の誇り・横綱北の湖(1953[昭和28]年5月~2015[平成27]年11月逝去)を讃える記念館です。日本相撲協会理事長にまで昇りつめた横綱の人生を跡づけます。なお壮瞥町の「郷土史料館」も兼ねています。
《壮瞥滝》 (観光TOPに戻る)
洞爺湖からの唯一の湖水流出口が壮瞥町にあります。「壮瞥滝」は壮瞥の道の駅から西へ1.6km(MAP CODE:321 526 140*25、有珠郡壮瞥町町字字滝之町)。洞爺湖から流れ出す高さ18mの滝です。洞爺湖と壮瞥町は30mの標高差があり、湖から流れ出してくるのです。どこかが決壊したら…と思うと怖いですね。
壮瞥滝への行き方
壮瞥滝へはナビの目的地を「壮瞥滝」ではなく「滝不動尊」(MAP CODE:321 496 807*03、有珠郡壮瞥町字滝之町423-3)にします。到着直前、不動尊への入口がありますが、そこは道路なのか私有地なのかわからないようなところで、私有地側に「通り抜け禁止」と書いてあります。そこをうまく通り抜ける(私有地ではなく道路を通る)と、300mほどで不動尊の裏手に到着。数台分の駐車場があり、また川に「そうべつ滝入口」という案内板があります。あとは小さな橋が3つほどある散策路が続いていて、ずっと一番奥の滝つぼまで歩いて行くことができます。壮瞥川の流れがきれいです。
洞爺湖から直接流れてくる水の量が多いのが特徴です。洞爺湖の水の出口はここだけ。滝つぼからは轟音と共に水煙が上がっています。滝つぼには「不動尊奥の院」があります。
駐車場のある「滝不動尊」では9月の終わりに例大祭が催され、壮瞥川を神輿が下ります。
壮瞥町・壮瞥滝 |
《壮瞥公園》
「壮瞥公園」(MAP CODE:321 527 150*64、壮瞥町字東湖畔)開園は4月下旬~10月頃まで・冬期は雪のため閉園。壮瞥滝から葉は東へ1km。公園が展望台になっていて、洞爺湖や昭和新山を見晴らすことができます。また遠くに羊蹄山、湖には中の島が見える眺望は感動的です。斜面に約300本の梅が植えられていてゴールデンウィーク(花期は5月上旬~中旬)くらいからが見頃です。駐車スペースは広くなく、この時期は混み合います。いつもきれいな景色を見ることができるスポットです。仮設トイレあり。
《森と木の里センター》 (観光TOPに戻る)
「森と木の里センター」(0142-66-2201、壮瞥町東湖畔3-1)。壮瞥公園から北東へ1km。森林の体験学習、樹木育成の場として造られました。センターからは、洞爺湖、昭和新山、有珠山、羊蹄山の雄大な火山や山々の眺望が楽しめます(展望塔あり)。また夜には満天を飾る星を見ることができます(天体望遠鏡あり)。こちらも五月には梅林の開花を楽しめる場所。バーベキュー広場あり。
「森と木の里センターキャンプ場」があり、電話での予約を受け付けています。利用期間:5月1日~10月31日(ひと月前から予約可)。冷蔵庫つきのバンガローあり、調理不可。ペット不可、花火禁止。ゴミ持ち帰り。シャワー・入浴施設なし。
《そうべつくだもの村》 (観光TOPに戻る)
「そうべつくだもの村」(0142-66-2333、壮瞥町滝之町485)。国道453沿い・道の駅から東方向すぐです。1987年に結成された壮瞥町の18戸の果樹園からなる観光農園の村。果樹生産ばかりでなく、観光客の共同受け入れ、りんごの木のオーナー募集、体験学習受け入れ、地域の環境整備やPR、加工品製造・販売、各種イベントの開催などと多種多彩な活動を展開しています。観光客の受け入れについては修学旅行生を多数受け入れていることでも知られています。またイベントの開催はとくにすぐ下に挙げた「そうべつりんごまつり」はテレビなどでも取り上げられます。
フットパス「壮瞥公園と果樹園コース」(道の駅から一周、徒歩で1時間40分ほど)があります。春は壮瞥公園に梅が、果樹園にはリンゴの花が咲きほこります。
《そうべつりんごまつり》 (観光TOPに戻る)
上記そうべつくだもの村で開催される秋の「りんごまつり」。例年10月第1週目の日曜日に開催。りんごの生育状況により変更する場合もあるとのこと。問合せ先は、「そうべつりんごまつり実行委員会」(JAとうや湖本所内、0142-89-2468)。
道の駅の「サムズ」では秋(10月下旬)に「秋の大収穫祭」が開かれます。
《昭和新山国際雪合戦》 (観光TOPに戻る)
壮瞥名物の「昭和新山国際雪合戦」は毎年2月中旬から下旬に昭和新山麓のグラウンド(昭和新山特設コート)を使って開催。国際ルールに基づいて運営されます。雪玉製造機などの販売もしています。主催は「昭和新山国際雪合戦実行委員会」(問合せ0142-66-2244)。
●地名由来 [TOPへ]
《壮瞥》「壮瞥町」地名はアイヌ語「そーぺつ」(滝の川)から転訛したとのこと。壮瞥町には「滝之町」という地名もあります。道の駅の住所も「滝之町」です。また「滝の川」の壮瞥川は川幅はそう広くはありませんが、本当にきれいな水が壮瞥滝から流れ出し、とうとうと流れています。「壮瞥滝」は道の駅から北西へ1.6km。「滝不動尊」(MAP CODE:321 496 807*03)を目的地にしていくと良いでしょう。
《長流》
「長流川(おさるがわ)」はおさるさんには関係なく、「おさらぺっ」(河口に葭原のある川)等のアイヌ語からの転訛。諸説あるそうです。
伊達市長和町では「お猿さん」に間違えやすいという当時の中学生の意見を取り入れて、「長流(おさる)」の地名を「長和」に変更しました、1959年のこと。
《蟠渓》
温泉のある「蟠渓」はアイヌ語の「ぱんけ」から。「ぱんけ」(川下)は各地にあり、札幌にも「蟠渓スキー場」など。音威子府には「パンケサックル川」、歌志内には「パンケウタシナイ川」。「ペンケ」とよく一緒に使われることは「音威子府」の記事で紹介しました。
壮瞥町は観光と農業を主とした町で、リンゴの生産が多いところ、町のキャンプ場には収穫時「りんご湯」なるものが登場します。現在の人口は2,500ほどです。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道有珠郡壮瞥町字滝之町384-1 (現在地からのルートを表示)電話番号:0142-66-4200 MAP CODE:321 498 698
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅そうべつ情報館i」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18824
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/937/
http://sobetsu-fp.co.jp/
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