道の駅「しんしのつ」(道央エリア北 110)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道石狩郡新篠津村第45線北2 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0126-58-3166 MAP CODE:139 767 407
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東23km)三笠
(西19km)北欧の風とうべつ
(南44km)マオイの丘公園(長沼町)・(47km)花ロードえにわ(道央札幌以南)
(北17km)275つきがた・(北35km)つるぬま(浦臼町)
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情(新篠津観光スポット) ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストランと菓子屋さん ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事(岩見沢市)
●地名由来 ●地図
温泉のある駅舎とは別棟。展望台方向に少し進んで「産直市場」(冬期休業)を越えたところに独立した建物があります。女子用は5室がウォシュレット、男子用は2室、多機能トイレには1室です。建物は小さめですがとてもきれい。便座クリーナーつき。自動の蛇口からはお湯が出ます。汚してしまったらトイレットペーパーで拭きたくなる清潔さです。
駅舎内(1Fと2F)のトイレもウォシュレットです。
《新篠津温泉 たっぷの湯》
駅舎内に温泉「たっぷの湯」(日帰り入浴10:00-22:00)があります。レストラン「もみの木」を併設、南側に全室しのつ湖を向いた宿泊施設が延びています。〔🗾Googleマップ〕。
内風呂のみ源泉かけ流し。料金はふつう。建物に入り左に折れると、道の駅スタンプ台とお風呂の券売機があります(券は受付に渡します、温泉は後ろの方向にあります)。朝風呂(06:00-08:00)、貸し切り風呂もあります。ボディソープ・シャンプー備え付け。タオル等は必要ならば購入です(すべて販売しているので手ぶら可)。
内風呂、露天ともにきれいです。湯は塩分を含んだ茶色の湯で、少し熱め。黒い湯の花が浮かんでいることがあります。露天風呂はしのつ湖を向いています。画像は手前が駅舎、奥が「たっぷの湯」。渡り廊下でつながっています。
道の駅の施設は新篠津村の福利厚生施設にもなっています。温泉では地元の方をよく見かけます。駅舎の南側には宿泊施設が延び、部屋はみな「しのつ湖」のレイクビューを楽しむことができます。キャンプばかりでなく、ホテルに泊まるのもまたおすすめです。キャンプ場案内はすぐ下へ。
お出かけ時期としては、キャンプやハナショウブの観賞であればやはり夏。ワカサギ釣りであれば冬ということになります。
でもやっぱりおすすめは夏。遠くまで見渡せる新篠津の平野を満喫するには、夏の晴れた日。お子さま連れなら、キャンプが一番。遊び場が充実しているので、数日過ごせます。
《しのつ湖》 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
道の駅とその周辺はそれ自体が観光地。「しのつ湖」の湖水が見渡せ、とてもひろびろとした印象を受けます。しのつ湖はすぐそばを流される石狩川の河跡湖(三日月湖)。周囲約4km、310㎢。昭和初めには「袋達布沼(ふくろたっぷぬま)」と呼ばれたそうですが、昭和中頃の周辺整備事業により「しのつ遊園地」ができ、それとともに「しのつ湖」になったそう。〔🗾Googleマップ〕。
温泉から西へ500mで北釣り場、しのつ湖をぐるっと回って一番外れに南釣り場があります。
しのつ公園内の小高くなった丘に巻き貝状の展望台があります。新篠津村にはなんと山がないので、展望台はひとつのランドマークです。そのランドマークから見下ろして一番目を引くのはやはり「しのつ湖」。
〔ボート、レンタサイクル、ジップライン〕 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
「しのつ湖」には貸しボートがあります。スワンボートはもちろん、パンダボートも…。湖の周りを散策するのも良く、なんと無料のレンタサイクル。しのつ湖の周りにはサイクリングロードが巡っています。夏は(寒くて良ければ冬でも)しのつ湖の上をジップライン(その名は「アルバトロス」1回\500)で渡ることができます。
《ワカサギ釣り》 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
冬がくると、湖は全面氷に覆われます。雪上バギーやバナナボートが…。また湖上でワカサギ釣りができます。こちらも貸し釣り具があるので手ぶら可(時期が来ると、駅舎内で販売しています)。ビニールハウスみたいな小屋に入って家族で釣りを楽しめます。ストーブつき。〔🗾Googleマップ〕。
《キャンプ場》 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
「しのつ公園キャンプ場」(予約・問合せ0126-58-3166)はテント200張りを広げても余裕のある広さ。今はやりの「グランピング」、「手ぶらキャンプ」、「フリーサイトキャンプ」の三種が可能で、ホームページ上に料金(一人あたり)が掲載されています。道の駅内「しんしのつ産直市場」でキャンプに使える遊具や木炭、サンダルまで売っています。〔🗾Googleマップ〕。
「グランピング」には用具一式、冷蔵庫、電気ケトル、カート、自転車、釣り道具、温泉フリーパス、さらに夕食(テントまで配達)・朝食が、「手ぶらキャンプ」には用具一式、入浴券2枚、夕食・朝食がついています。開設期間はそれぞれ異なります。グランピング、手ぶらキャンプが6/3~10/31。フリーサイトは4/28~10/31。温泉が休みの時はキャンプ場もお休みとか、10月に入ると金土のみの営業とか細かく分かれています。利用料金・用具貸出料金、利用上の注意(PDF)。
キャンプのシーズンには、キャンプ場、バーベキューコーナー、ちびっこ広場、ゴーカート場、バッテリーカー広場、パークゴルフ場、ハナショウブ園、「せせらぎの川」という名の水路、湿原上の木道が目を引くことでしょう。またレンタサイクル、水陸両用車、貸しボート、大きなビニール球で水の上を駆けるウォーターダッシュ、張り渡されたワイヤを滑車で滑るジップライン、貸し釣り具なども揃っています。
バーベキューコーナーは5月上旬~10月下旬の開設、キャンプ場開設期間と重なります。駅舎内「じんぎすかんラムラム」で焼き肉、ジンギスカン用の食材を求めることができます。
約1,700㎡のハナショウブ園では、7月上旬~中旬にかけて、新篠津村の花「ハナショウブ」を見ることができます。約6,000本の花が咲く様子は見事です。開園は4月下旬~10月下旬です。
「せせらぎの川」は水遊びの場です。ちいさいお子さんがいればきっと喜ぶこと請け合い。パークゴルフ場では地元の方のプレイする姿が見られます。
《たっぷ大橋》 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
「たっぷ大橋」道の駅から北東へ2km・道道1121号(MAP CODE:139 799 444*14、新篠津村上達布)。新篠津村と岩見沢市の境にかかる斜張橋、825m。前身の岩見沢大橋の跡を継ぐ形で架橋、2000年に工事開始、2004年に開通。橋名は公募で決定。このあたりの地名が「上達布(かみたっぷ)」(もともとアイヌ語で「湾曲した部分に囲まれた土地」)ということにちなむ。「北海道かけ橋カード」がもらえるかも…。YouTube。〔🗾Googleマップ〕。
《北村温泉ホテル》 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
「やすらぎの湯 北村温泉ホテル」道の駅から北東へ9.5km・道道139号経由(0126-55-3388、岩見沢市北村赤川156-7)06:00-23:00。入浴料はふつう。主浴槽2(高温・低温)、露天2(冬季入浴可)、サウナあり、岩盤浴(要料金)あり。強塩泉、湯量豊富な源泉かけ流し。ロッカー、扇風機、貸し室があります。女性専用休憩室にはパウダーテーブル。駐車場入口に足湯(07:00-18:00)。レストラン「四季彩」(11:00-21:00)。宿泊可。2021年3月リニューアルオープン、とてもきれいに生まれ変わりました。また温泉の看板も白地に黒い字に変わりました。赤い看板はありません。〔🗾Googleマップ〕。
〔公園とキャンプ場〕 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
建物背後に釣りやキャンプのできる「北村中央公園ふれあい広場」(0126-56-3670、開設期間5月~10月)があります。キャンプ場の使用料金は無料(予約不要、要受付)、トイレ(冬季閉鎖)は水洗和式。アスレチックフィールド、池には貸しボート(利用期間4/29~10/31)。歩いて二分のところにコンビニ(セイコーマートきたむら店・0126-36-2180)があります。繁忙期には大道芸が出ることも。温泉がすぐそばというところがおすすめです。〔🗾Googleマップ〕。
道の向かいには「ヘラブナ公園」があり、こちらの池は「レンギョ沼」という名前。こちらにも公衆トイレ(冬季閉鎖)があります。「セイコーマートきたむら店」(0126-36-2180)あり。
《岩見沢温泉ほのか》 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
同じく12号沿い「岩見沢温泉ほのか」道の駅から東へ11km・国道12号沿い(0126-35-5526、岩見沢市上幌向南1条1丁目1196-2)10:00-翌08:00。入浴料はちょと高め、土日祝にはもう少し上がります。タオルなどのセットあり。7歳以上は混浴不可。源泉かけ流し(ナトリウム塩化物泉・湧出量340L/m)。岩盤浴はロウリュをはじめ種々(10:00-25:00)、露天風呂(女性は座湯・男性は壺の湯、バレルサウナ、高濃度炭酸泉など種々のお風呂が楽しめます。家族風呂(サウナつき・なし)はもうしばらくして利用可(2024/05オープン)。専用入浴着あり。レストランのみの利用可・モーニングメニュー(07:00-09:00)、グランドメニュー(11:00-22:00)、ナイトメニュー(21:00-24:00)、LOは30分~1時間前。リラクゼーションルームあり。全館禁煙。駐車場350台。2023年「岩見沢温泉ゆらら」を受け継いだ大きな施設です。〔🗾Googleマップ〕。
《岩見沢温泉なごみ》 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
「岩見沢温泉なごみ」道の駅から南東へ15km・国道234号沿い(0126-32-1010、岩見沢市志文町345-1 しぶんちょう)11:00-23:00。入浴料は安い。主浴槽、ジェット風呂、乾式・湿式サウナ。石風呂露天、薬湯、電気風呂などがあります。ボディソープ・シャンプー要持参。ロッカー、ドライヤー、休憩所あり。食事とセットになったお得なプランがあります。食事処は12:00-21:00(土日は -21:30)の営業、ネット上に食事メニューがあります。〔🗾Googleマップ〕。
《ログホテルメープルロッジ》 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
「ログホテルメープルロッジ」道の駅から東へ31km・道道38号経由・幌向ダム近く(0126-46-2222、岩見沢市毛陽町183-2)2018年リニューアル。大浴場「毛陽スパ(もうよう)」が日帰り入浴の施設、営業時間11:00-20:00(毛陽はロッジのある地名です)。入浴料は少々高め。ボディソープ・シャンプー備え付け。透明のきれいな湯。檜と御影石造りの浴槽がそれぞれひとつずつ、露天、フィンランドサウナがあります。休憩コーナーあり。ログハウス調レストラン「ビッグログ」11:30-21:00、売店07:00-21:00(浴室案内)。敷地内に屋内・屋外テニスコート、グランピングサイト、またリンゴやモモ狩りのできる果樹園があります。〔🗾Googleマップ〕。
〔グランピング〕
はやりのグランピングドームを利用した贅沢プラン。実施期間は6月~9月、予約は4月から。設備はベッド、テーブル、ソファ、エアコン、冷蔵庫、無料Wi-Fi。提供される食事はオマールエビなどの海鮮、地場産野菜、ローストビーフ、チーズフォンデュ、アヒージョ、窯焼きピザなど。1棟2名利用で、1名あたり\30,000以上。入浴券が付いています。「2022年」の例。
《万字ポンネ湯》
持ち帰り冷泉「ポンネベツ冷泉ポンネ湯(万字ポンネ湯)」(MAP CODE:700 764 842*64、岩見沢市栗沢町万字寿町)。4km離れた川の上流から送水管を引き、ここで温泉水を配給(持ち帰り冷泉)。浴槽があるわけではありません。ポリタンク等を持参の上ここで給水(画像左側のホースから)、お家のお風呂に入れるとお肌つるつるの「硫黄泉」の雰囲気を味わえるというもの。要協力金。ポンネベツ冷泉利用組合。〔🗾Googleマップ〕。
〔万字炭山森林公園〕
「万字炭山森林公園」万字ポンネ湯すぐ近く・案内標識あり(MAP CODE:700 764 733*00、問合せ0126-45-2411、岩見沢市栗沢町万字西原町3番地)5月中旬~10月下旬。「休憩所」はズリ山(ぼた山)のてっぺんにある四阿、775段の階段を上らなくてはなりません。右画像のホッパーのような「万字炭山」の遺構も遺っています。ポンポロムイ川という小さな川が流れていますが、春は雪解け水で水量が多くなります。〔🗾Googleマップ〕。
冷泉すぐ近くには「NORD house」という素泊まりの宿泊所。都会の喧噪を忘れて過ごす場所。自炊可。
東方向…直近「コインランドリー洗濯城」道の駅から東へ13.2km・道道6号沿い、JR岩見沢駅付近(岩見沢市5条西16-2)24h営業。店舗のX twitter。宮川クリーニング5条西16丁目店すぐ隣り。〔🗾Googleマップ〕。
「三笠」をご覧ください。
ほぼ北方向…美唄市、滝川市、砂川市のコインランドリーは「ハウスヤルビ奈井江」をご覧ください。
北方向の直近は「コインランドリー・ジャバ美唄店」北へ27km・国道12号沿い、JR美唄駅すぐ近く(美唄市西2条南2丁目4-8)営業時間05:00-23:00。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
南西方向(札幌市内)…「コインランドリーWash!!篠路店」南西へ28.5km・国道337号経由(札幌市北区篠路3条3丁目37−1)24h営業。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
あるいは石狩市のコインランドリーへ。「北欧の風道の駅とうべつ」をご覧ください。
大型・普通車・身障者用:7台・159台・4台、自転車・バイクの駐輪場があります。道道139号(江別奈井江線)・石狩川・しのつ湖(石狩川が堰きとめられてできた三日月湖)、3つに囲まれた平地にある道の駅。身障者用スペースは駅舎近くに設けられています。植木の陰で少しわかりにくいかもしれません。駐車場は二カ所に分かれていて大型車の存在は余り気になりません。画像はタップするとおおきくなります。Google Map。
野菜を使ったお菓子、大豆小豆、しのつ産米ななつぼしを使った「どぶろく」、地酒「大法螺」、米サイダーもあります。
戸外の建物は「しんしのつ産直市場」です。農産物、味噌・豆腐・納豆などの有機加工食品、一部ネット販売もしています。道の駅にはつきもののソフトクリームも…。冬季はお休み。facebook。
情報源として、facebookのページも用意されています。駅舎内店舗の開館時間は温泉の営業に合わせ、22:00時まで開いています。
《新篠津村》
《岩見沢市》 (距離順) レストラントップに戻る
《岩見沢市のお菓子屋さん》 (レストラントップに戻る)
《岩見沢市のパン屋さん》 (レストラントップに戻る)
「セイコーマート新篠津店」1.7km北へ・道道139号経由(0126-57-2888、石狩郡新篠津村第46線北13番地)営業時間06:00-23:00。ホットシェフあり。
「セブンイレブン新篠津村店」1.8km北へ・道道139号経由(0126-57-2286、石狩郡新篠津村第47線北11)24h営業。
セブンイレブンすぐ近くに農協のスーパー「ホクレンショップ新しのつ店」1.7km北へ・道道139号経由(0126-39-3131、石狩郡新篠津村第47線北11)営業時間09:30-19:00。道の駅から2kmも離れていないので、歩いても行けます。
ガソリンスタンドはいずれもセブンイレブンの近くです。
「ホクレン新篠津セルフSS」北へ1.8km(0126-57-2810、石狩郡新篠津村第47線北12)07:00-19:00。
「ENEOS新篠津SS」北へ2km(0126-57-2070、石狩郡新篠津村第47線北13)08:00-18:00/日曜定休。
「新篠津郵便局」(0126-57-2200)ほかの店同様、道道139号経由・道道81号沿いでセブンイレブンの西、役場の向かいにあります。ATMは日曜14:00まで。
岩見沢市は新篠津の道の駅から東へ24kmほど。岩見沢市に道の駅はありません。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢の観光スポットは「炭鉄港」の史跡、「北海道グリーンランド」やばら園で有名な「いわみざわ公園」
《岩見沢発祥の地記念公園》 (観光案内トップに戻る)
「岩見沢発祥の地記念公園」(MAP CODE:180 121 777*43、問合せ公園緑地環境課0126-23-4111、岩見沢市北本町東1丁目)。すぐ裏手(南)に幾春別川が流れます。明治初期、札幌-幌内間の道路開削のためこのあたりに開拓史が労働者用の宿泊所を設けたところ。工事従事者が幾春別川の川辺で風呂を沸かし疲れを癒やし、岩見沢の地名はこの憩いのひとときから、「湯浴み沢(ゆあみ・ざわ)」 ➡ 「ゆわみ・ざわ」(❓) ➡ 「いわみざわ」と変化したものと言われます。入口にトイレあり(冬季閉鎖)。1984(昭和59)年総事業費1,500万円で造成。下の地図、北東方向。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
つぎの「旧國兼家住宅」は公園の裏手、北三条通りに出るとすぐ見えます。
《旧國兼家住宅》 (観光案内トップに戻る)
「旧國兼家住宅」岩見沢発祥の地記念公園奥・北三条通り沿い(岩見沢市北本町東1丁目64番地)。岩見沢の材木商・竹野繁次郎の住宅。建物横に建つ案内によると「大正初期に建てられた土縁付き縁側回りの構成」、1978(昭和53)年、岩見沢市指定有形文化財。玄関屋根の反り(むくり)や内部には「土縁(どえん)」と呼ばれる板縁と土間で構成される縁側(現代の「風除室」の大型版みたいなもの)があるそうです(中には入れません)。窓の造りは二重になっていて外側にガラス戸、内側に障子が巡らせてあります(ガラス戸の外には格子)。北国の寒さに耐える作りになっています。〔🗾Googleマップ〕。
《IWAMIZAWAドカ雪まつり》
「IWAMIZAWAドカ雪まつり」JR岩見沢駅前(岩見沢駅東市民広場公園、イベントホール赤れんが)。岩見沢は周辺の町や村同様に豪雪地帯として認定されています。2023年の冬には一晩で65cmの積雪があったとか。市ではこの之を使って、雪祭りを2月中旬に開催しています。巨大すべり台、ドカ雪屋台村、重いそりを人間が曳く人間ばんば選手権などイベントがたくさん。なかでも1月中旬~応募が始まる「雪像コンテスト」(写真による参加)があり、審査の結果、最優秀賞などが決められます。受賞者は祭り二日目に表彰式です。観光協会。〔🗾Googleマップ〕。
《岩見沢みなみ公園》 (観光案内トップに戻る)
岩見沢駅から南東へ1.5km、「みなみ公園」国道12号沿い(岩見沢市9条東2丁目1)には機関車(SL)が2両展示されています。ひとつはD51(昭和12年の製造、もうひとつはC57(昭和15年の製造)。D51の方は万字線も走っていたとのこと、C57は動輪が大人の背丈ほどもある大きなものです。画像の撮影日は小学校のこどもたちが機関車を一生懸命磨いてくれた翌日(2020年8月)、ピカピカでした。画像枠内は板バネ。〔🗾Googleマップ〕。
《空知鉄道(個人のお宅)》 (観光案内トップに戻る)
「空知鉄道」(岩見沢市北村赤川3739番地)。個人宅・敷地内立入禁止、突然の訪問等禁止。ホームページ上に見学可能日と見学予約(90日前~2日前まで受付)のフォームがあります。必ず予約を取った上で、訪ねるようにしてください。〔🗾Googleマップ〕。
鉄道関連の見どころも多い岩見沢、ここは個人の施設ですが、動く鉄道(電車)もあります。「空知鉄道」は金森という方が岩見沢市北村赤川のご自宅の庭に鉄路を敷設し、車両も自作のものを走らせている鉄道。いろいろなメディアに取り上げられ、2020年にはNHKに登場しました。ご自身の職業も電車の運転士。自作電車の噂を聞きつけて日本各地からファンがやってくるとか。現在は「北村-赤川」間一区間の運行ですが、2022年線路を延伸、駅も増え、車両も2両に増設。
《絵画ホール松島正幸記念館》 (観光案内トップに戻る)
「絵画ホール松島正幸記念館」(0126-23-8700、岩見沢市7条西1丁目)10:00-18:00(木曜13:30-)/水曜休館。有料。北海道教育大学岩見沢分校で非常勤講師だった松島正幸からの絵画寄贈をきっかけに、1989(平成元)年市民会館に絵画ホールを設置、翌1990年旧岩見沢警察署に「絵画ホール・松島正幸記念館」として移設。遺構、岩見沢市に関係する美術作家等の作品の収集展示を行っています。また音楽とコラボした「絵画ホールコンサート」が開かれています。〔🗾Googleマップ〕。
松島正幸は一己村(現在の深川市)生まれ。二十歳で二科展に入選するなど早くから才能を発揮し、第二次大戦中は中国の、戦後は札幌や小樽の風景を書き続けました。
旧岩見沢警察署は1932(昭和7)年道内で三番目に建てられた警察署。天井の重厚なコンクリート製梁など昭和初期の建築様式を見ることができます。この歴史的保存の意味合いもあり、絵画ホールが設置されました。
《こぶ志陶苑こぶ志窯》 (観光案内トップに戻る)
「こぶ志陶苑こぶ志窯」岩見沢市立東光中学校門前(0126-22-4303、岩見沢市5条東13丁目)10:00-18:00(日曜・冬期は11:00-16:00)/水曜定休。1946年、開窯。道内産の土や石を用い、こぶ志窯を代表する釉薬「海鼠釉」や「辰砂釉」で特徴を出しています。道内では最も古い窯元です。店舗前に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《玉泉館跡地公園》 (観光案内トップに戻る)
「玉泉館跡地公園(ぎょくせんかん)」あやめ公園から北へほぼ2km・道道789号沿い(MAP CODE:180 064 609*00、岩見沢市東山3丁目3-1)08:45-17:30/土日曜定休(11月~4月まで冬期休園)。真冬も凍結しない鉱泉。「玉泉館」というのはもともと鉱泉のほとりにあった料亭旅館の名前。2001年に日本庭園の公園として整備。小さな滝を配置し、スイレンが浮かぶ池があります。水面に映る建物や木立ちがとてもすてきです。小一時間程度の散策にぴったり。裏手に未舗装の駐車場と入場口、道道側に正門(駐車場なし)があります。裏手からはいると、日本庭園の手入れの大変さがよくわかる「注文の多い公園」の趣です。〔🗾Googleマップ〕駐車場🅿は南東方向の未舗装空き地(MAP CODE:180 064 553*22)です。
《あやめ公園》 (観光案内トップに戻る)
「あやめ公園」道の駅から東へ16km・岩見沢市の駅前通沿い(0126-23-9156、岩見沢市緑が丘3丁目193)。4.4haの園内に168種類1万2,000株のあやめや花菖蒲が咲きます。7月中旬が見頃、また彩花祭りが開かれます。「あやめふれあい館」ではアヤメも販売されます。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《利根別自然公園》 (観光案内トップに戻る)
「利根別自然公園」(0126-32-2488、岩見沢市緑が丘73番地2)センター開館期間4/21~10/31・09:00-17:00/月曜休館。「大正池」を中心とした公園、原生林、キャンプ場のある自然公園。公園入口に「利根別原生林ウォーキングセンター」があります。池は冬期雪と氷で覆われます。大正池の周囲に2kmの道のりの自然観察コース、遊歩道は総延長19km。キャンプ場はクマが出ることがあります。〔🗾Googleマップ〕。
《北海道グリーンランドとキャンプ場》 (観光案内トップに戻る)
◯「いわみざわ公園」となり(北側)に「北海道グリーンランド」営業時間09:30-16:00。熊本のグリーンランド同様、遊園地。九州のものと異なるのはスキー場があること。スキー場は「ホワイトパーク」(画像左手の山)、大きな観覧車やサイクルモノレールのある「遊園地」、レストラン「ハッピー」、「太陽」があります。クジャクやウサギのいる「動物ふれあい広場」、キャンプ場(4月終わり~11月初め、要料金)や、釣り堀(ウナギ、鯉、ドジョウ)もあります。こちらの施設は有料です。〔🗾Googleマップ〕。
《岩見沢郷土科学館》 (観光案内トップに戻る)
「岩見沢郷土館」(0126-23-7170、岩見沢市志文町809番地1)は岩見沢市の先史時代から開拓時代に至る、たとえばアンモナイトなどの化石、開拓に用いた道具などを展示しています。最上階のプラネタリウムは岩見沢の空に輝く星を四季に合わせて紹介します。駐車場は建物裏手にもあります。〔🗾Googleマップ〕。
《いわみざわ公園とばら園》 (観光案内トップに戻る)
◯「いわみざわ公園」玉泉館跡地公園からは南へ4km(0126-25-6111、岩見沢市上志文町794)。183haの敷地の中に、「室内公園・色彩館」と名づけられた巨大な温室(温室は有料 09:00-17:00)、大きなばら園、パークゴルフ場併設の、きれいに手入れされた公園です。軽食の食べられるレストハウス「ハマナスの丘」(4月終わり~10月)、なかにナポリピザの「ピッチェリアルッチ」。トリムコースがあり、運動に最適。冬期は散策のみ可。冬のばら園は冬囲い、またレストハウス、屋外トイレなどは閉鎖されています。大きな駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
公園での一番の魅力はやはり「ばら園」です。斜面を利用した長い散策路沿いにたくさんの種類のバラが咲いています。道内のばら園では一番手入れが行き届き、花の種類も多いです。オールドローズ、ハイブリッド、ティー系。全国のばら園で薬剤を撒くのを控える時世、手入れはそれこそ大変だろうと思いますが、みな見事な花を咲かせ、香りを振りまいています。もちろん仲間のそして北海道の花、ハマナスも白花、赤花それからピンクも咲いています(6月に入ってぽつぽつ咲き始めます)。レストラン(ピザのおいしい店もあります)に併設の売店ではバラの苗も売られています。6月下旬以降、7月に入ってからが見頃でしょう。バラの花はさらに秋バラの時期が香りも高く色も鮮やか、10月中旬、秋バラのころも訪問の好機です。
《見晴台》 (観光案内トップに戻る)
「見晴台」(問合せ0126-22-2121)はバラ園からも見える建物。徒歩でも車でも上ることが可能です。駐車場が5~6台分あります。頂上は標高142m、大きな木造風の展望台です。眼下にバラ園とグリーンランドが広がり、約180度の眺望が望めます。ときおり熊ちゃんが出ますが、クマゲラなどの鳥、りすなどもたくさんです。11月中旬~4月中旬は積雪のためお休み。画像はバラ園とグリーンランドを見晴台から眺めたものです。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《ワイナリー》 (観光案内トップに戻る)
岩見沢市内には、市街地からすこし離れていますがワイナリーもあります。
◯「宝水ワイナリー」道の駅から東へ20km・国道12号経由(0126-20-1810、岩見沢市宝水町364-3)10:00-17:00(11月~4月までは冬期休業です)。隣りにぶどう園が広がるワイナリー。醸造所の見学ができます。ワインはもちろん、評判のソフトクリームも販売です(推薦できるおいしさ)。道をはさんで広大な敷地のブドウ畑があります(画像をタップするとブドウ畑を表示します)。「玉泉館跡地公園」のちょうど真東に当たります。北方向2kmにキジ料理の「きじまるくん(喜地丸燻)」(0126-22-1441)があります。〔🗾Googleマップ〕。
《岩見沢の「炭鉄港」遺産》 (観光案内トップに戻る)
《岩見沢レールセンター》 (観光案内トップに戻る)
「岩見沢レールセンター(旧北海道炭礦鉄道岩見沢工場)」JR岩見沢駅裏手駅北広場方面・タクシー乗り場や有料駐車場があるところ(MAP CODE:180 121 408*41、岩見沢市有明町中央)。現在稼働中の施設、敷地外からの見学のみ。入口に赤外線センサーがあって足を踏み入れると警報が鳴ります。駐車場なし。〔🗾Googleマップ(岩見沢駅北口タクシー乗り場)〕。
1899(明治32)年、手宮工場(小樽)の分工場として設置。鍛冶場・機械場・仕立場・施盤場などを漸次増築し車両の組み立てや機械の制作修理にあたりました。分工場は1915(大正4)年に廃止、1945(昭和20)年に岩見沢材修場が開設、現在もJR北海道旅客鉄道が使用しています。道内JRのレール製造ばかりでなく、青函トンネルの52kmという超ロングレールの制作も担当しました。建物壁面には「北炭」の社章 (右画像・コバルト色の円の中に赤い星)が残っています。もともとは「北海道炭礦鉄道岩見沢工場」の建物です。「北炭」は現在も経営継続の会社です
《炭鉱の記憶マネジメントセンター石蔵》 (観光案内トップに戻る)
「炭鉱の記憶マネジメントセンター石蔵」JR岩見沢駅表側・一条通り「人形の はた」となり(MAP CODE:180 121 175*28、0126-24-9901、岩見沢市1条西4丁目3)10:30-17:30/月火曜休館(祝日開館)。夕張をはじめ空知地方にたくさんあった「炭鉱」を記録、伝達するためのインフォメーションセンター。カフェコーナーやグッズ販売コーナーあり。JR岩見沢駅玄関を出て最初の通を左に折れすぐ。炭鉄港。〔🗾Googleマップ(🅿隣に空き地があります)〕。
1927(昭和2)年に建てられた石造りの建物。裏手に1909(明治42)年に建築の軟石蔵あり。軟石蔵は普段は空知地方の炭鉱(夕張、赤平、歌志内、三笠)の模型を当時の写真とともに展示してあります。催し物などにも使われるそうですが、中の木組み、梁など見るべきものが多い建物です。
《岩見沢操車場跡》 (観光案内トップに戻る)
「岩見沢操車場跡」(岩見沢市大和町1条1丁目~8丁目ほか)。JR岩見沢駅南西部に広がる草地。「セブンイレブン岩見沢4条通店」(0126-22-6660)のすぐ左手から未舗装道(立入禁止)をたどり、分岐で左に折れ(2回)ると、それらしきところに到達します。草地は2kmほど西へと続きますが、最南には太陽光パネルが大量にあるなど、操車場跡の面影はないと言っていいでしょう。〔🗾Googleマップ(セブン-イレブン 岩見沢4条通店 0126-22-6660)〕。
1922(大正11)年から建設が始まった貨車操車場で、4年後には5線群の操車場が完成し、1日あたり1,617両を操車。昭和の中頃の改良工事で1,800両、さらに改良し1日2,500両を操車するに至りました。その後も扱う車両を増量する計画があったようですが、貨物輸送量の激減で計画は半ばのまま終わったとのこと。
ここから「駅名標」まではつぎの「岩見沢市栗沢町」地図を参照ください
《朝日駅舎(万字線鉄道公園)》 (観光案内トップに戻る)
「朝日駅舎(万字線鉄道公園)」(MAP CODE: 700 840 759*44、岩見沢市朝日町176)にはB20形式のSLが展示されています。Bは動軸がふたつ、20は重量20tの意味、第二次大戦中に生産された産業用機関車で、小さすぎて実用上の問題が多かったとか。B20型は国内に2両遺されていて、この公園の「B201」号は動きませんが、「京都鉄道博物館」にあるものは動きます(動態保存)。公園はもともと「朝日駅」のあったところ。駅舎や踏切のきんこんかんこん、列車の進路を換える転轍機も遺っています。〔🗾Googleマップ〕。
万字線は志文駅(JR岩見沢駅の南、室蘭本線の駅)が起点。万字炭山駅(約24km)まで6駅を結び、石炭輸送で活況を呈しました。が、炭鉱の閉山で1985(昭和60)年廃止されました。
《旧国鉄万字線鉄道資料展示室》 (観光案内トップに戻る)
「万字線鉄道資料館」(MAP CODE:700 874 821*55、岩見沢市奈良町5-9)が以前ありましたが、資料等は現在、「朝日コミュニティ交流センター内ギャラリー」朝日駅舎から西へ300m(岩見沢市朝日町176)に展示されています。朝日駅舎内にも資料がありましたが、現在何も残っていません。また「旧万字駅跡」の奥にある「岩見沢市 万字交通センター」内の資料も、朝日コミュニティ交流センターに移動しました(facebook)。朝日コミュニティ交流センターは「岩見沢朝日簡易郵便局」(0126-46-2192)と同じ建物。〔🗾Googleマップ〕。
《駅名標》 (観光案内トップに戻る)
国鉄万字線跡に駅名標が遺っています。道道38号沿いに「美流渡交通センター」朝日駅舎跡から東へ4km・美流渡市街地(バスの発着所)。その裏手に「美流渡駅跡(みるとえき)」(MAP CODE:700 875 274*41)が並んであります。〔🗾Googleマップ〕。
駅名標「旧万字駅跡」は旧駅舎「万字仲町簡易郵便局」(0126-47-3080)の隣に建っています。万字駅のつぎは終点の万字炭山駅です。駅舎裏手にプラットホームに降りるコンクリート製階段が遺っています。〔🗾Googleマップ〕。
さらに奥に「万字交通センター」(0126-47-3059、岩見沢市栗沢町万字英町1)がありますが、ここには万字線の資料はなく、「岩見沢朝日簡易郵便局」内の「「朝日コミュニティ交流センター」に移動しています。
《栗沢ふるさとの森冒険ランド》
「栗沢ふるさとの森冒険ランド」(0126-45-4868、岩見沢市栗沢町最上417番地1)4/27~9/30まで 09:00-17:00(10月09:00-16:30)。栗沢にある自然公園。複合遊具を含む木製遊具などが11基、健康遊具が3基、バーベキューコーナーを備えた休憩施設があり、子どもから大人まで楽しめます。右画像バーベキューコーナーは炉台だけなので、利用にはコンロ、炭、食材などが必要です(予約不可、要申し込み)。キャンプ場は2014年コロナ前から閉鎖。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《幌向川ダム親水公園》
「幌向川ダム親水公園」(MAP CODE:700 878 691*87、岩見沢市奈良町33)開設期間4/29オープン、11/3まで。岩見沢市東奥にあるキャンプ場。予約不可、無料。携帯電話によっては電波が届きにくい。トイレと水洗のある広場といった感じ、管理人はいません。クマ出没の可能性がありますが、土日は家族連れなども多く、ダム湖のほとりで過ごす時間は試みたされるものがあるでしょう。ダム管理事務所の建物があります。周辺には商業施設は皆無です。〔🗾Googleマップ〕。
《ジン鍋アートミュージアム》
個人のお宅「ジン鍋アートミュージアム」(MAP CODE:700 823 192*36、090-7054-097、岩見沢市栗沢町万字仲町8番地)4月~10月原則土日開館。「私設B級博物館」と銘打った個人のお宅の博物館、ジンギスカン鍋だけの収集展示です(2019年開館当時157枚)。万字炭鉱のあった地域にもともと「溝口商店」があり、商店内にもジンギスカン鍋があったとのこと。店は閉まってしまいましたが、溝口氏が博物館を開館。兜の形をした鍋や油を下に流すスリット(溝)が付いたもの、ないものなど多種多様。「万字仲町簡易郵便局」(0126-47-3080)のすぐ先にあるふつうのお家です。開館日等の情報はfacebookへ。ジンギスカンの焼き方はおおむね3種類です。〔🗾Googleマップ〕。
「旧朝日駅舎(万字線鉄道公園)」、「旧国鉄万字線鉄道資料展示室」、「美流渡交通センター」、「旧万字駅跡」は鉄道関連でまとめています。上に戻ってください。
ポンネベツ冷泉、万字炭山森林公園は「風呂事情」へ。
《北村牧場の碑》
「北村牧場の碑」(岩見沢市北村豊里)。北村の村名のもととなった山梨県人の北村雄治、1894(明治27)年広大な牧場を開きました。牛の飼育ばかりでなく、バター製造や、綿羊の飼育も手がけました。村は順調に発展、1900(明治33)年には岩見沢村から分村。昭和に入り、度重なる水害に見舞われましたが、開村50年を迎える頃にはトラクターを導入したり、大規模農場の経営も軌道に乗り始めました。その牧場の始まりがこの地です。
北村の歴史資料は「岩見沢市北村環境改善センター」(0126-55-3273、岩見沢市北村赤川595番地4 北村温泉ホテルとなり)の郷土資料コーナーにあります。
《北村開村100年記念塔と防風林》
「北村開村100年記念塔」(MAP CODE:139 866 818*82、岩見沢市北村赤川)。道道6号・岩見沢月形線がカーブするところに建っています。周辺は北村の農耕地帯。遙か彼方に山が見えます。記念塔よりも高いものは防風林。ほかの地域の防風林と異なるのは数種類の樹木が植えられ、複層になっていること。シラカバが前列に植えられている防風林は特に美しく見えます。〔🗾Googleマップ〕。
《空知鉄道》
個人のお宅の「空知鉄道」(岩見沢市北村赤川3739番地)については鉄道関連でまとめました。上に戻ってください。
《新篠津》
1881(明治14)年に「篠津村」が開村。その15年後1896(明治29)年の分村から、新篠津村の歴史が始まります。篠津村は現・江別市になりました。新篠津村は「特別豪雪地帯」に指定されています。北海道最大の都市札幌市を抱える石狩振興局の中では唯一の村です。振興局の中の石狩郡には当別町と新篠津村が含まれます。
「しのつ」という地名はアイヌ語で「突き出たあご」を意味する「シリノッ」あるいは「シヌッチ」(本流がゆるやかに流れる)に由来するなど諸説あるようです。篠津川と当別川に挟まれた低い丘陵(当別町部分)が南の方に長く突き出していて、その丘陵の名がもとになったのかもしれないとも言われます。「シリノッ」がどの地域を指すのかははっきりしないようです。
〔たっぷ〕
道の駅の温泉は「たっぷの湯」という名前ですが、この「たっぷ」もアイヌ語由来で、「湾曲した部分に囲まれた土地」を意味するそうです。しのつ湖という三日月湖がすぐそばにありますが、まるで耳たぶのような形で土地を囲んでいます(YouTube「たっぷ大橋」を渡る)。
《岩見沢》
「岩見沢」の地名は北海道では少ない和語生成。明治の初めに、炭田開発のために札幌~幌内間の道路を造ったそうですが、市の北部・幾春別川の川辺に「ゆあみ」のできる休泊所を設けました(岩見沢発祥の地記念公園)。憩いの場所として「浴澤(ゆあみさわ)」と呼ばれるようになったそう。それがだんだん変化して「いわみざわ」に…。北の「三笠」もまた和語生成(奈良の山名から)です。岩見沢市の人口は現在75,000ほどです。
〔北村〕
開拓者の北村雄治の苗字に由来(1906年~2017年牧場経営。岩見沢の北西部、北村豊里・鏡沼のそばに石川啄木の歌碑と一緒に「北村牧場の碑」が建っています〔🗾〕)。こちらも和語からです。北村は山梨県中巨摩郡鏡中條村(現南アルプス市)の酒造業の出。1894(明治27)年、家業の継続を諦め、130人ほどの移民団とともに北村に入植。北村あたりは岩見沢村の一部でしたが、分村の気運が高まり1900(明治33)年北村として一自治体となりました。2006(平成18)年、「平成の合併」に伴い、栗沢町とともに岩見沢市に編入されました。現在、千人ほどのひとが暮らしています。「北村牧場の碑」が北村の北西にあります。
〔栗沢町〕
栗沢町はアイヌ語「やむ・お・ない」(栗が多い沢)から。1890(明治23)年和歌山から山田勢太郎が入植、岡山農場を開きました。その後入植者が増え、地名を選定したとのこと。栗沢も北村同様、岩見沢から一時分村しましたが、平成にまた岩見沢と合併しました。
電話:0126-58-3166 MAP CODE:139 767 407
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅しんしのつ」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18895
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/3070/
http://tappunoyuonsen.com/
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2024年4月23日)
《この道の駅のミッション❓》 夏はジップライン「アルバトロス」、冬はワカサギ釣りを楽しむ
- 道央エリア(札幌以北)に位置する道の駅、2010年設置(設置番号110)。道道139号沿い
- 24hトイレは駅舎とは別棟、ウォシュレット(快適度8)
- 駅舎内に温泉と食事処があります、ホテル併設 (新篠津の観光スポットは「風呂事情」に記載)
- 広い駐車場があり、大型車の駐車スペースは道路ぎわ、普通車とは切り離されています(車中泊度◎)
- 道の駅の周りは広々とした「しのつ公園」、パークゴルフ場、グランピング可能なキャンプ場(手ぶら可)、釣り(手ぶら可)のできるしのつ湖です。貸しボート、水陸両用車、ジップライン、無料のレンタサイクルなどがあります
- 山のない新篠津村は「特別豪雪地帯」、村のほとんどは水田、どこまでも続く雪原は見ものです。札幌の中心部までは35km弱
- 東隣の市、岩見沢の温泉、レストラン(スイーツ)、観光スポットを追加記載しています
- 新篠津村のキャンプ場は「風呂事情」に、岩見沢市北村地区は「風呂事情」に記し、岩見沢市上志文町の北海道グリーンランドキャンプ場は「観光スポット」で簡単に触れています
住所:北海道石狩郡新篠津村第45線北2 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0126-58-3166 MAP CODE:139 767 407
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東23km)三笠
(西19km)北欧の風とうべつ
(南44km)マオイの丘公園(長沼町)・(47km)花ロードえにわ(道央札幌以南)
(北17km)275つきがた・(北35km)つるぬま(浦臼町)
▶道央エリア(北)概略図
▶道央エリア(南)概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情(新篠津観光スポット) ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストランと菓子屋さん ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事(岩見沢市)
●地名由来 ●地図
24hトイレはきれいなウォシュレット
温泉のある駅舎とは別棟。展望台方向に少し進んで「産直市場」(冬期休業)を越えたところに独立した建物があります。女子用は5室がウォシュレット、男子用は2室、多機能トイレには1室です。建物は小さめですがとてもきれい。便座クリーナーつき。自動の蛇口からはお湯が出ます。汚してしまったらトイレットペーパーで拭きたくなる清潔さです。
駅舎内(1Fと2F)のトイレもウォシュレットです。
道の駅「しんしのつ」24hトイレ |
新篠津村と岩見沢市の温泉 |
新篠津村 (風呂事情トップに戻る)
温泉、周辺施設・キャンプ場
《新篠津温泉 たっぷの湯》
駅舎内に温泉「たっぷの湯」(日帰り入浴10:00-22:00)があります。レストラン「もみの木」を併設、南側に全室しのつ湖を向いた宿泊施設が延びています。〔🗾Googleマップ〕。
内風呂のみ源泉かけ流し。料金はふつう。建物に入り左に折れると、道の駅スタンプ台とお風呂の券売機があります(券は受付に渡します、温泉は後ろの方向にあります)。朝風呂(06:00-08:00)、貸し切り風呂もあります。ボディソープ・シャンプー備え付け。タオル等は必要ならば購入です(すべて販売しているので手ぶら可)。
内風呂、露天ともにきれいです。湯は塩分を含んだ茶色の湯で、少し熱め。黒い湯の花が浮かんでいることがあります。露天風呂はしのつ湖を向いています。画像は手前が駅舎、奥が「たっぷの湯」。渡り廊下でつながっています。
道の駅「しんしのつ」 |
道の駅の施設は新篠津村の福利厚生施設にもなっています。温泉では地元の方をよく見かけます。駅舎の南側には宿泊施設が延び、部屋はみな「しのつ湖」のレイクビューを楽しむことができます。キャンプばかりでなく、ホテルに泊まるのもまたおすすめです。キャンプ場案内はすぐ下へ。
たっぷの湯の周辺施設・スポット (風呂事情トップに戻る)
たっぷの湯の周辺施設・スポット |
お出かけ時期としては、キャンプやハナショウブの観賞であればやはり夏。ワカサギ釣りであれば冬ということになります。
でもやっぱりおすすめは夏。遠くまで見渡せる新篠津の平野を満喫するには、夏の晴れた日。お子さま連れなら、キャンプが一番。遊び場が充実しているので、数日過ごせます。
《しのつ湖》 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
道の駅とその周辺はそれ自体が観光地。「しのつ湖」の湖水が見渡せ、とてもひろびろとした印象を受けます。しのつ湖はすぐそばを流される石狩川の河跡湖(三日月湖)。周囲約4km、310㎢。昭和初めには「袋達布沼(ふくろたっぷぬま)」と呼ばれたそうですが、昭和中頃の周辺整備事業により「しのつ遊園地」ができ、それとともに「しのつ湖」になったそう。〔🗾Googleマップ〕。
温泉から西へ500mで北釣り場、しのつ湖をぐるっと回って一番外れに南釣り場があります。
しのつ公園内の小高くなった丘に巻き貝状の展望台があります。新篠津村にはなんと山がないので、展望台はひとつのランドマークです。そのランドマークから見下ろして一番目を引くのはやはり「しのつ湖」。
しのつ公園・展望台 |
〔ボート、レンタサイクル、ジップライン〕 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
「しのつ湖」には貸しボートがあります。スワンボートはもちろん、パンダボートも…。湖の周りを散策するのも良く、なんと無料のレンタサイクル。しのつ湖の周りにはサイクリングロードが巡っています。夏は(寒くて良ければ冬でも)しのつ湖の上をジップライン(その名は「アルバトロス」1回\500)で渡ることができます。
道の駅「しんしのつ」しのつ湖 |
《ワカサギ釣り》 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
冬がくると、湖は全面氷に覆われます。雪上バギーやバナナボートが…。また湖上でワカサギ釣りができます。こちらも貸し釣り具があるので手ぶら可(時期が来ると、駅舎内で販売しています)。ビニールハウスみたいな小屋に入って家族で釣りを楽しめます。ストーブつき。〔🗾Googleマップ〕。
しのつ湖・ワカサギ釣り 2月 |
《キャンプ場》 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
「しのつ公園キャンプ場」(予約・問合せ0126-58-3166)はテント200張りを広げても余裕のある広さ。今はやりの「グランピング」、「手ぶらキャンプ」、「フリーサイトキャンプ」の三種が可能で、ホームページ上に料金(一人あたり)が掲載されています。道の駅内「しんしのつ産直市場」でキャンプに使える遊具や木炭、サンダルまで売っています。〔🗾Googleマップ〕。
「グランピング」には用具一式、冷蔵庫、電気ケトル、カート、自転車、釣り道具、温泉フリーパス、さらに夕食(テントまで配達)・朝食が、「手ぶらキャンプ」には用具一式、入浴券2枚、夕食・朝食がついています。開設期間はそれぞれ異なります。グランピング、手ぶらキャンプが6/3~10/31。フリーサイトは4/28~10/31。温泉が休みの時はキャンプ場もお休みとか、10月に入ると金土のみの営業とか細かく分かれています。利用料金・用具貸出料金、利用上の注意(PDF)。
しのつ公園・グランピング |
キャンプのシーズンには、キャンプ場、バーベキューコーナー、ちびっこ広場、ゴーカート場、バッテリーカー広場、パークゴルフ場、ハナショウブ園、「せせらぎの川」という名の水路、湿原上の木道が目を引くことでしょう。またレンタサイクル、水陸両用車、貸しボート、大きなビニール球で水の上を駆けるウォーターダッシュ、張り渡されたワイヤを滑車で滑るジップライン、貸し釣り具なども揃っています。
バーベキューコーナーは5月上旬~10月下旬の開設、キャンプ場開設期間と重なります。駅舎内「じんぎすかんラムラム」で焼き肉、ジンギスカン用の食材を求めることができます。
約1,700㎡のハナショウブ園では、7月上旬~中旬にかけて、新篠津村の花「ハナショウブ」を見ることができます。約6,000本の花が咲く様子は見事です。開園は4月下旬~10月下旬です。
「せせらぎの川」は水遊びの場です。ちいさいお子さんがいればきっと喜ぶこと請け合い。パークゴルフ場では地元の方のプレイする姿が見られます。
しのつ公園・ハナショウブ園 |
《たっぷ大橋》 (たっぷの湯の周辺施設トップに戻る)
「たっぷ大橋」道の駅から北東へ2km・道道1121号(MAP CODE:139 799 444*14、新篠津村上達布)。新篠津村と岩見沢市の境にかかる斜張橋、825m。前身の岩見沢大橋の跡を継ぐ形で架橋、2000年に工事開始、2004年に開通。橋名は公募で決定。このあたりの地名が「上達布(かみたっぷ)」(もともとアイヌ語で「湾曲した部分に囲まれた土地」)ということにちなむ。「北海道かけ橋カード」がもらえるかも…。YouTube。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢市の温泉 (道の駅からの距離順) 風呂事情トップに戻る
- ○ 北村温泉ホテル(公園とキャンプ場)
- 岩見沢温泉ほのか
- 岩見沢温泉なごみ
- ○ ログホテルメープルロッジ(グランピング)
- 万字ポンネ湯(持ち帰り冷泉)
岩見沢市の温泉 |
《北村温泉ホテル》 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
「やすらぎの湯 北村温泉ホテル」道の駅から北東へ9.5km・道道139号経由(0126-55-3388、岩見沢市北村赤川156-7)06:00-23:00。入浴料はふつう。主浴槽2(高温・低温)、露天2(冬季入浴可)、サウナあり、岩盤浴(要料金)あり。強塩泉、湯量豊富な源泉かけ流し。ロッカー、扇風機、貸し室があります。女性専用休憩室にはパウダーテーブル。駐車場入口に足湯(07:00-18:00)。レストラン「四季彩」(11:00-21:00)。宿泊可。2021年3月リニューアルオープン、とてもきれいに生まれ変わりました。また温泉の看板も白地に黒い字に変わりました。赤い看板はありません。〔🗾Googleマップ〕。
〔公園とキャンプ場〕 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
建物背後に釣りやキャンプのできる「北村中央公園ふれあい広場」(0126-56-3670、開設期間5月~10月)があります。キャンプ場の使用料金は無料(予約不要、要受付)、トイレ(冬季閉鎖)は水洗和式。アスレチックフィールド、池には貸しボート(利用期間4/29~10/31)。歩いて二分のところにコンビニ(セイコーマートきたむら店・0126-36-2180)があります。繁忙期には大道芸が出ることも。温泉がすぐそばというところがおすすめです。〔🗾Googleマップ〕。
道の向かいには「ヘラブナ公園」があり、こちらの池は「レンギョ沼」という名前。こちらにも公衆トイレ(冬季閉鎖)があります。「セイコーマートきたむら店」(0126-36-2180)あり。
岩見沢市・北村温泉 |
《岩見沢温泉ほのか》 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
同じく12号沿い「岩見沢温泉ほのか」道の駅から東へ11km・国道12号沿い(0126-35-5526、岩見沢市上幌向南1条1丁目1196-2)10:00-翌08:00。入浴料はちょと高め、土日祝にはもう少し上がります。タオルなどのセットあり。7歳以上は混浴不可。源泉かけ流し(ナトリウム塩化物泉・湧出量340L/m)。岩盤浴はロウリュをはじめ種々(10:00-25:00)、露天風呂(女性は座湯・男性は壺の湯、バレルサウナ、高濃度炭酸泉など種々のお風呂が楽しめます。家族風呂(サウナつき・なし)はもうしばらくして利用可(2024/05オープン)。専用入浴着あり。レストランのみの利用可・モーニングメニュー(07:00-09:00)、グランドメニュー(11:00-22:00)、ナイトメニュー(21:00-24:00)、LOは30分~1時間前。リラクゼーションルームあり。全館禁煙。駐車場350台。2023年「岩見沢温泉ゆらら」を受け継いだ大きな施設です。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢温泉ほのか |
《岩見沢温泉なごみ》 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
「岩見沢温泉なごみ」道の駅から南東へ15km・国道234号沿い(0126-32-1010、岩見沢市志文町345-1 しぶんちょう)11:00-23:00。入浴料は安い。主浴槽、ジェット風呂、乾式・湿式サウナ。石風呂露天、薬湯、電気風呂などがあります。ボディソープ・シャンプー要持参。ロッカー、ドライヤー、休憩所あり。食事とセットになったお得なプランがあります。食事処は12:00-21:00(土日は -21:30)の営業、ネット上に食事メニューがあります。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢温泉なごみ |
《ログホテルメープルロッジ》 (岩見沢市の温泉トップに戻る)
「ログホテルメープルロッジ」道の駅から東へ31km・道道38号経由・幌向ダム近く(0126-46-2222、岩見沢市毛陽町183-2)2018年リニューアル。大浴場「毛陽スパ(もうよう)」が日帰り入浴の施設、営業時間11:00-20:00(毛陽はロッジのある地名です)。入浴料は少々高め。ボディソープ・シャンプー備え付け。透明のきれいな湯。檜と御影石造りの浴槽がそれぞれひとつずつ、露天、フィンランドサウナがあります。休憩コーナーあり。ログハウス調レストラン「ビッグログ」11:30-21:00、売店07:00-21:00(浴室案内)。敷地内に屋内・屋外テニスコート、グランピングサイト、またリンゴやモモ狩りのできる果樹園があります。〔🗾Googleマップ〕。
〔グランピング〕
はやりのグランピングドームを利用した贅沢プラン。実施期間は6月~9月、予約は4月から。設備はベッド、テーブル、ソファ、エアコン、冷蔵庫、無料Wi-Fi。提供される食事はオマールエビなどの海鮮、地場産野菜、ローストビーフ、チーズフォンデュ、アヒージョ、窯焼きピザなど。1棟2名利用で、1名あたり\30,000以上。入浴券が付いています。「2022年」の例。
森の中にたたずむ「ログホテルメープルロッジ」 |
《万字ポンネ湯》
持ち帰り冷泉「ポンネベツ冷泉ポンネ湯(万字ポンネ湯)」(MAP CODE:700 764 842*64、岩見沢市栗沢町万字寿町)。4km離れた川の上流から送水管を引き、ここで温泉水を配給(持ち帰り冷泉)。浴槽があるわけではありません。ポリタンク等を持参の上ここで給水(画像左側のホースから)、お家のお風呂に入れるとお肌つるつるの「硫黄泉」の雰囲気を味わえるというもの。要協力金。ポンネベツ冷泉利用組合。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢市・ポンネベツ冷泉ポンネ湯 |
〔万字炭山森林公園〕
「万字炭山森林公園」万字ポンネ湯すぐ近く・案内標識あり(MAP CODE:700 764 733*00、問合せ0126-45-2411、岩見沢市栗沢町万字西原町3番地)5月中旬~10月下旬。「休憩所」はズリ山(ぼた山)のてっぺんにある四阿、775段の階段を上らなくてはなりません。右画像のホッパーのような「万字炭山」の遺構も遺っています。ポンポロムイ川という小さな川が流れていますが、春は雪解け水で水量が多くなります。〔🗾Googleマップ〕。
冷泉すぐ近くには「NORD house」という素泊まりの宿泊所。都会の喧噪を忘れて過ごす場所。自炊可。
岩見沢市・万字炭山森林公園 |
万字炭山森林公園・炭鉱遺構 |
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
コインランドリーは岩見沢や美唄市などにあります。いずれも距離があります。東方向…直近「コインランドリー洗濯城」道の駅から東へ13.2km・道道6号沿い、JR岩見沢駅付近(岩見沢市5条西16-2)24h営業。店舗のX twitter。宮川クリーニング5条西16丁目店すぐ隣り。〔🗾Googleマップ〕。
「三笠」をご覧ください。
ほぼ北方向…美唄市、滝川市、砂川市のコインランドリーは「ハウスヤルビ奈井江」をご覧ください。
北方向の直近は「コインランドリー・ジャバ美唄店」北へ27km・国道12号沿い、JR美唄駅すぐ近く(美唄市西2条南2丁目4-8)営業時間05:00-23:00。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
南西方向(札幌市内)…「コインランドリーWash!!篠路店」南西へ28.5km・国道337号経由(札幌市北区篠路3条3丁目37−1)24h営業。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
あるいは石狩市のコインランドリーへ。「北欧の風道の駅とうべつ」をご覧ください。
大型・普通車・身障者用:7台・159台・4台、自転車・バイクの駐輪場があります。道道139号(江別奈井江線)・石狩川・しのつ湖(石狩川が堰きとめられてできた三日月湖)、3つに囲まれた平地にある道の駅。身障者用スペースは駅舎近くに設けられています。植木の陰で少しわかりにくいかもしれません。駐車場は二カ所に分かれていて大型車の存在は余り気になりません。画像はタップするとおおきくなります。Google Map。
道の駅「しんしのつ」駐車場 |
●敷地内の店 [TOPへ]
駅舎内のショップ「LicoLico」では本格的ジェラートを提供しています。「通(つう)の人はダブルで欲張りの人はトリプルで」が合い言葉。お風呂上がりに最適です。道の駅「あいろーど厚田」にも出店。野菜を使ったお菓子、大豆小豆、しのつ産米ななつぼしを使った「どぶろく」、地酒「大法螺」、米サイダーもあります。
戸外の建物は「しんしのつ産直市場」です。農産物、味噌・豆腐・納豆などの有機加工食品、一部ネット販売もしています。道の駅にはつきもののソフトクリームも…。冬季はお休み。facebook。
道の駅・しんしのつ産直市場 |
情報源として、facebookのページも用意されています。駅舎内店舗の開館時間は温泉の営業に合わせ、22:00時まで開いています。
●レストランとお菓子屋さん・パン屋さん [TOPへ]
《新篠津村》
- 駅舎内にレストラン「縁(えにし)」があります。営業時間は、11:00-21:00。黒いカレーや刺身御膳、ローストビーフ御膳、そばや生そうめん、ラーメンや中華などができます。その日のおすすめはレストラン前に手書きで案内(あんかけ焼きそばなど)があります。日帰り入浴を豪華にする食事コースが三つ用意されています。「大法螺」など新篠津の地酒も…。冬にはしのつ湖の「わかさぎの天ぷら」が提供されます(釣るより安いかも…)。メニューはホームページ上にあります(PDF)。お食事の方にはJAF優待あり(ポテトフライ)。
- 「フラミンゴカフェ」道の駅から北東へ1.7km・道道81号沿い(0126-35-1184、新篠津村第46線北14番地)11:00-14:00・17:30-22:00(日曜11:00-17:00)/水土祝定休。メニュー。駐車場🅿10台。〔🗾Googleマップ〕。
- 「食事処いくや」道の駅から北東へ2km・ホクレンショップとセブンイレブンの間(0126-57-2928、石狩郡新篠津村第47線)11:00-20:00/日曜定休。「もつ鍋」がおすすめの店。ラーメン、うどん・そば、カレー、定食等もできます。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
- 「手作り工房 ぱん家」道の駅から北へ1.3km・村道沿い(0126-57-2272、新篠津村46線北14)11:00-16:00/日曜定休。モチモチ食感のパンがおいしい店、食パンがおすすめ。駐車場🅿5台分。〔🗾Googleマップ〕。
《岩見沢市》 (距離順) レストラントップに戻る
- 「元祖もつそば希林」道の駅から東へ12km・国道12号経由道道6号沿い(0126-25-6969、岩見沢市大和1条7丁目3の3)11:30-21:00/火曜定休。「元祖もつそば」がおすすめ。駐車場🅿店舗前と横あり。お休み情報はfacebookで。〔🗾Googleマップ〕。
- 「かまだ屋 大和店」道の駅から東へ12km・国道12号経由道道6号沿い(0126-24-2342、岩見沢市大和1条7丁目3-32)09:30-16:30/水曜定休。庶民の味方「かまだ屋」と言われる、そば・うどん・ラーメン屋さん。広い駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。「志文店」(0126-24-2357、岩見沢市志文町314-6;10:00-14:00)、「6条店」(0126-25-0963、岩見沢市5条東12丁目13-2;09:30-17:00)あり。
- (昼)「味の一令」道の駅から東へ12km・国道12号経由市道沿い(MAP CODE:180 185 572*17、目的地設定不可080-2678-4915、岩見沢市東町668-1)11:00-14:00/土日月曜定休。100食限定のラーメン屋さん。味噌ラーメンがおすすめ。禁煙。紹介記事。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「やきとり 三船」道の駅から東へ13km・JR岩見沢駅前(0126-24-1788、岩見沢市1条西7丁目1)15:00-21:00/日曜定休。精肉とモツの2種類の串。かしわそばが人気。そばを締めに食べるときは串を数本残しておき、それをそばに入れて食べるのが、「三船」流とか。となりがコインパーキング。〔🗾Googleマップ〕。
- 「食堂倶楽部よしび」道の駅から東へ14km・国道12号道道687号沿い(0126-25-2226、岩見沢市7条西10丁目60)11:00-14:15・17:00-20:45。定食とカレーが主体のご飯屋さん、安いうまいでかい。人気は「ザンギメガ盛り定食」。駐車場🅿は店舗前3台。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
- 「めんめん」道の駅から東へ14km・国道12号沿い(0126-25-8895、岩見沢市10条西18丁目8-1)。なんとも珍しい生そうめんのお店。ずいぶん昔からやっていて、数年前からは珍しさとおいしさでお客さんがいっぱい。持ち帰りの袋麺もあります。国道をはさんで「ニトリ岩見沢店」(0120-014-210)の向かいです。お客さんが多いので駐車場が少々手狭。〔🗾Googleマップ〕。
- (昼)「らい久本店(らいきゅう)」道の駅から東へ15km・道道6号経由(0126-22-2864、岩見沢市5条西2丁目2)10:30-15:30(土日は-17:00)。バター味噌ラーメン、野菜ラーメンがおすすめの、ラーメン屋さん。隣の空き地は駐車場ではありません。西方向50mにコインパーキング。〔🗾Googleマップ〕。
- 「とんかつ富司」道の駅から東へ15km・二条通沿い(0126-25-7880、岩見沢市2条西4丁目4)11:30-15:00・17:00-21:00。トンカツはもちろん、エビカツなども。岩見沢で唯一のとんかつ屋さん。少し離れて駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「手打ちそば福松(ふくしょう)」道の駅から東へ15km・七条通沿い(0126-24-1070、岩見沢市7条西2丁目34-3)11:30-15:00・17:00-20:00(月曜は昼のみの営業)。道産のそば粉を使った二八蕎麦。「並粉」「田舎」「更科」の三種類。ざるなどが合う更科は真っ白。温かいお蕎麦に合う田舎蕎麦、並粉は温・冷のいずれにも。店舗前駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「スープカリー専門店木多郎(きたろう)」道の駅から東へ16km・道道6号経由、国道12号沿い(0126-35-1300、岩見沢市6条東14丁目6-4 12号線沿い柿本商店隣り)11:30-15:00・17:00-21:00/火曜定休。チキン、豚、羊、海鮮といろいろな種類のスープカレーがあります。「塩生ラムステーキカリー」がおすすめ。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- (昼)「醤油屋本店・別館おとん食堂」道の駅から東へ16km・国道234号沿い(0126-45-4818、岩見沢市栗沢町北幸穂81)11:00-15:00(土日のみ -17:00)/月火曜定休。昔風ラーメンやあんかけ焼きそば、カレーや丼もできるラーメン屋さん。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- ○(昼)「福家Cafe」道の駅から北東へ18km・道道275号沿い(0126-36-3611、岩見沢市北村中小屋4341)金土日の営業11:00-18:00。カフェレストラン。ランチメニューは日替わりと週替わり。福家弁当や福家定食、ロカボランチもあります。ケーキ類は月替わりのようです。観光協会紹介記事。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 2023年食堂閉店・きじ肉販売継続中「きじまるくん(喜地丸燻)」道の駅から東へ20km(0126-22-1441、岩見沢市日の出町604-1)11:00-16:00/水曜定休。岩見沢特産の「キジ」を
使った料理を出す店。キジは飼育されたものが出てきます。キジの焼肉がいただけます。キジのステーキ、生姜焼き定食なども。キジのカツが載ったカレー、出汁からキジを使った「キジらーめん」もおすすめです。カレーとラーメンが一緒になった「セット」もあります。冬期には「ひとりキジ鍋」あり。春から夏にかけては産卵期、この時期は「親子丼」ができます。場所は「観光スポット」(「地名由来」のすぐ上)で取り上げている「宝水ワイナリー」の近くです。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。 - 2024休業中「大地のテラス」道の駅から南東へ20km・道道30号沿い(0126-33-2020、岩見沢市栗沢町上幌2203)ランチは予約不可、CLOE1時間前がLO 11:00-15:00(土日 -16:00)・ディナーは要予約17:00-21:00。ビュッフェ形式のレストラン。トマトたっぷりの「とまとまらーめん」などもあります。豚バラ肉の「シュラスコ」食べ放題コース(ランチ\2,500.-、ディナー\3,500.-)が人気。料理の写真・休業情報はfacebook/instagramで。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《岩見沢市のお菓子屋さん》 (レストラントップに戻る)
- 「天狗まんじゅう本舗」道の駅から東へ13km・駅前通沿い(0126-23-4605、岩見沢市2条西6丁目9-1)09:00-18:00/日曜定休。岩見沢では知らない人はいないと言われるまんじゅう屋さん。三色、まん丸の「天狗まんじゅう」、猫足のはんこを押した「猫の恩返し」、梅の甘露煮を包んだ「梅子さん」などいろいろな饅頭があります。揚げた肉まんやソフトクリームも。天狗まんじゅう、揚げ肉まんが人気です。イートインあり。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「金作屋」道の駅から東へ15km・道道201号経由(0126-22-0765、岩見沢市5条東6丁目3-33)08:45-18:00(日曜日はすこしだけ前後短縮)。創業1903年、岩見沢代表銘菓「こぶし」の店。バームクーヘンの中に小豆つぶあんが入っています。お茶のお供に最適です。ハスカップの焼き菓子や醤油まんじゅうなどもおいしいです。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「赤いリボン10条店」道の駅から東へ15.4km・国道12号沿い(0126-25-4545、岩見沢市10条東6-4-1)09:00-20:00。ベリータルト、白ワインを使ったバウムクーヘンやメープルリーフパイがおいしい。乳製品では定評のある別海(べつかい)のチーズを使ったチーズケーキ「べつかいのチーズ屋さんゴッターフロマージュ」もおすすめ。イートインあり。店舗前駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《岩見沢市のパン屋さん》 (レストラントップに戻る)
- 「Boulangerie OHANA(ブーランジェリー オハナ)」道の駅から東へ15km・JR岩見沢駅から北東へ2km(0126-35-9087、岩見沢市5条東11丁目4)10:00-18:00/火曜定休。2020年3月にオープンした焼きたて手作りパンの店。上新粉を用いた食パン、ローストビーフのサンドイッチ、ソフトクリーム入りメロンパンなど、どれも買って帰りたいものばかり。でもここは、クロワッサンとマリトッツォを選んでみましょう。店舗前駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。向かいが「錦屋クリーニング&コインランドリー(jabba 四番通店)」(0126-22-4031・06:00-25:00)。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
新篠津村役場(村の市街地)近くに2軒あります。いずれも周りにカフェや手打ちそば屋、食事をするところが数軒あります。「セイコーマート新篠津店」1.7km北へ・道道139号経由(0126-57-2888、石狩郡新篠津村第46線北13番地)営業時間06:00-23:00。ホットシェフあり。
「セブンイレブン新篠津村店」1.8km北へ・道道139号経由(0126-57-2286、石狩郡新篠津村第47線北11)24h営業。
セブンイレブンすぐ近くに農協のスーパー「ホクレンショップ新しのつ店」1.7km北へ・道道139号経由(0126-39-3131、石狩郡新篠津村第47線北11)営業時間09:30-19:00。道の駅から2kmも離れていないので、歩いても行けます。
ガソリンスタンドはいずれもセブンイレブンの近くです。
「ホクレン新篠津セルフSS」北へ1.8km(0126-57-2810、石狩郡新篠津村第47線北12)07:00-19:00。
「ENEOS新篠津SS」北へ2km(0126-57-2070、石狩郡新篠津村第47線北13)08:00-18:00/日曜定休。
「新篠津郵便局」(0126-57-2200)ほかの店同様、道道139号経由・道道81号沿いでセブンイレブンの西、役場の向かいにあります。ATMは日曜14:00まで。
新篠津村・岩見沢市位置図 |
岩見沢市 (西から順に、距離はいわみざわ公園から) 観光スポットトップに戻る
- 岩見沢発祥の地記念公園(旧國兼家住宅)
- IWAMIZAWAドカ雪まつり(岩見沢どか雪祭り)
- 岩見沢みなみ公園(機関車展示)
- 空知鉄道(個人のお宅)
- 絵画ホール松島正幸記念館
- こぶ志陶苑こぶ志窯
- 玉泉館跡地公園
- あやめ公園
- 利根別自然公園
- 北海道グリーンランドとキャンプ場
スキー場・釣り堀・動物ふれあい広場 - 岩見沢郷土科学館
- いわみざわ公園・ばら園
- 見晴台
- 宝水ワイナリー
- 岩見沢の炭鉄港(鉄道関連)
岩見沢レールセンター、そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター、朝日駅舎跡、旧万字駅など - 栗沢町・毛陽町
栗沢ふるさとの森冒険ランド、幌向川ダム親水公園、ジン鍋アートミュージアム(ジンギスカン鍋)、万字炭山森林公園(休憩所・万字炭山ホッパー) - 北村
北村開村100年記念塔と防風林、空知鉄道
岩見沢の観光スポットは「炭鉄港」の史跡、「北海道グリーンランド」やばら園で有名な「いわみざわ公園」
岩見沢市の観光スポット |
《岩見沢発祥の地記念公園》 (観光案内トップに戻る)
「岩見沢発祥の地記念公園」(MAP CODE:180 121 777*43、問合せ公園緑地環境課0126-23-4111、岩見沢市北本町東1丁目)。すぐ裏手(南)に幾春別川が流れます。明治初期、札幌-幌内間の道路開削のためこのあたりに開拓史が労働者用の宿泊所を設けたところ。工事従事者が幾春別川の川辺で風呂を沸かし疲れを癒やし、岩見沢の地名はこの憩いのひとときから、「湯浴み沢(ゆあみ・ざわ)」 ➡ 「ゆわみ・ざわ」(❓) ➡ 「いわみざわ」と変化したものと言われます。入口にトイレあり(冬季閉鎖)。1984(昭和59)年総事業費1,500万円で造成。下の地図、北東方向。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
つぎの「旧國兼家住宅」は公園の裏手、北三条通りに出るとすぐ見えます。
岩見沢発祥の地記念公園 |
岩見沢市・幾春別川 |
《旧國兼家住宅》 (観光案内トップに戻る)
「旧國兼家住宅」岩見沢発祥の地記念公園奥・北三条通り沿い(岩見沢市北本町東1丁目64番地)。岩見沢の材木商・竹野繁次郎の住宅。建物横に建つ案内によると「大正初期に建てられた土縁付き縁側回りの構成」、1978(昭和53)年、岩見沢市指定有形文化財。玄関屋根の反り(むくり)や内部には「土縁(どえん)」と呼ばれる板縁と土間で構成される縁側(現代の「風除室」の大型版みたいなもの)があるそうです(中には入れません)。窓の造りは二重になっていて外側にガラス戸、内側に障子が巡らせてあります(ガラス戸の外には格子)。北国の寒さに耐える作りになっています。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢市・旧國兼家住宅 |
《IWAMIZAWAドカ雪まつり》
「IWAMIZAWAドカ雪まつり」JR岩見沢駅前(岩見沢駅東市民広場公園、イベントホール赤れんが)。岩見沢は周辺の町や村同様に豪雪地帯として認定されています。2023年の冬には一晩で65cmの積雪があったとか。市ではこの之を使って、雪祭りを2月中旬に開催しています。巨大すべり台、ドカ雪屋台村、重いそりを人間が曳く人間ばんば選手権などイベントがたくさん。なかでも1月中旬~応募が始まる「雪像コンテスト」(写真による参加)があり、審査の結果、最優秀賞などが決められます。受賞者は祭り二日目に表彰式です。観光協会。〔🗾Googleマップ〕。
《岩見沢みなみ公園》 (観光案内トップに戻る)
岩見沢駅から南東へ1.5km、「みなみ公園」国道12号沿い(岩見沢市9条東2丁目1)には機関車(SL)が2両展示されています。ひとつはD51(昭和12年の製造、もうひとつはC57(昭和15年の製造)。D51の方は万字線も走っていたとのこと、C57は動輪が大人の背丈ほどもある大きなものです。画像の撮影日は小学校のこどもたちが機関車を一生懸命磨いてくれた翌日(2020年8月)、ピカピカでした。画像枠内は板バネ。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢みなみ公園・D51 |
岩見沢みなみ公園・C57 |
《空知鉄道(個人のお宅)》 (観光案内トップに戻る)
「空知鉄道」(岩見沢市北村赤川3739番地)。個人宅・敷地内立入禁止、突然の訪問等禁止。ホームページ上に見学可能日と見学予約(90日前~2日前まで受付)のフォームがあります。必ず予約を取った上で、訪ねるようにしてください。〔🗾Googleマップ〕。
鉄道関連の見どころも多い岩見沢、ここは個人の施設ですが、動く鉄道(電車)もあります。「空知鉄道」は金森という方が岩見沢市北村赤川のご自宅の庭に鉄路を敷設し、車両も自作のものを走らせている鉄道。いろいろなメディアに取り上げられ、2020年にはNHKに登場しました。ご自身の職業も電車の運転士。自作電車の噂を聞きつけて日本各地からファンがやってくるとか。現在は「北村-赤川」間一区間の運行ですが、2022年線路を延伸、駅も増え、車両も2両に増設。
《絵画ホール松島正幸記念館》 (観光案内トップに戻る)
「絵画ホール松島正幸記念館」(0126-23-8700、岩見沢市7条西1丁目)10:00-18:00(木曜13:30-)/水曜休館。有料。北海道教育大学岩見沢分校で非常勤講師だった松島正幸からの絵画寄贈をきっかけに、1989(平成元)年市民会館に絵画ホールを設置、翌1990年旧岩見沢警察署に「絵画ホール・松島正幸記念館」として移設。遺構、岩見沢市に関係する美術作家等の作品の収集展示を行っています。また音楽とコラボした「絵画ホールコンサート」が開かれています。〔🗾Googleマップ〕。
松島正幸は一己村(現在の深川市)生まれ。二十歳で二科展に入選するなど早くから才能を発揮し、第二次大戦中は中国の、戦後は札幌や小樽の風景を書き続けました。
旧岩見沢警察署は1932(昭和7)年道内で三番目に建てられた警察署。天井の重厚なコンクリート製梁など昭和初期の建築様式を見ることができます。この歴史的保存の意味合いもあり、絵画ホールが設置されました。
岩見沢市・絵画ホール松島正幸記念館 |
《こぶ志陶苑こぶ志窯》 (観光案内トップに戻る)
「こぶ志陶苑こぶ志窯」岩見沢市立東光中学校門前(0126-22-4303、岩見沢市5条東13丁目)10:00-18:00(日曜・冬期は11:00-16:00)/水曜定休。1946年、開窯。道内産の土や石を用い、こぶ志窯を代表する釉薬「海鼠釉」や「辰砂釉」で特徴を出しています。道内では最も古い窯元です。店舗前に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢市・こぶ志陶苑こぶ志窯 |
こぶ志陶苑こぶ志窯・焼き物 |
《玉泉館跡地公園》 (観光案内トップに戻る)
「玉泉館跡地公園(ぎょくせんかん)」あやめ公園から北へほぼ2km・道道789号沿い(MAP CODE:180 064 609*00、岩見沢市東山3丁目3-1)08:45-17:30/土日曜定休(11月~4月まで冬期休園)。真冬も凍結しない鉱泉。「玉泉館」というのはもともと鉱泉のほとりにあった料亭旅館の名前。2001年に日本庭園の公園として整備。小さな滝を配置し、スイレンが浮かぶ池があります。水面に映る建物や木立ちがとてもすてきです。小一時間程度の散策にぴったり。裏手に未舗装の駐車場と入場口、道道側に正門(駐車場なし)があります。裏手からはいると、日本庭園の手入れの大変さがよくわかる「注文の多い公園」の趣です。〔🗾Googleマップ〕駐車場🅿は南東方向の未舗装空き地(MAP CODE:180 064 553*22)です。
岩見沢市・玉泉館跡地公園正門 |
玉泉館跡地公園・茶室 |
《あやめ公園》 (観光案内トップに戻る)
「あやめ公園」道の駅から東へ16km・岩見沢市の駅前通沿い(0126-23-9156、岩見沢市緑が丘3丁目193)。4.4haの園内に168種類1万2,000株のあやめや花菖蒲が咲きます。7月中旬が見頃、また彩花祭りが開かれます。「あやめふれあい館」ではアヤメも販売されます。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢市・あやめ公園 |
あやめの群生 |
《利根別自然公園》 (観光案内トップに戻る)
「利根別自然公園」(0126-32-2488、岩見沢市緑が丘73番地2)センター開館期間4/21~10/31・09:00-17:00/月曜休館。「大正池」を中心とした公園、原生林、キャンプ場のある自然公園。公園入口に「利根別原生林ウォーキングセンター」があります。池は冬期雪と氷で覆われます。大正池の周囲に2kmの道のりの自然観察コース、遊歩道は総延長19km。キャンプ場はクマが出ることがあります。〔🗾Googleマップ〕。
《北海道グリーンランドとキャンプ場》 (観光案内トップに戻る)
◯「いわみざわ公園」となり(北側)に「北海道グリーンランド」営業時間09:30-16:00。熊本のグリーンランド同様、遊園地。九州のものと異なるのはスキー場があること。スキー場は「ホワイトパーク」(画像左手の山)、大きな観覧車やサイクルモノレールのある「遊園地」、レストラン「ハッピー」、「太陽」があります。クジャクやウサギのいる「動物ふれあい広場」、キャンプ場(4月終わり~11月初め、要料金)や、釣り堀(ウナギ、鯉、ドジョウ)もあります。こちらの施設は有料です。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢市・北海道グリーンランド |
北海道グリーンランド |
《岩見沢郷土科学館》 (観光案内トップに戻る)
「岩見沢郷土館」(0126-23-7170、岩見沢市志文町809番地1)は岩見沢市の先史時代から開拓時代に至る、たとえばアンモナイトなどの化石、開拓に用いた道具などを展示しています。最上階のプラネタリウムは岩見沢の空に輝く星を四季に合わせて紹介します。駐車場は建物裏手にもあります。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢郷土科学館 |
《いわみざわ公園とばら園》 (観光案内トップに戻る)
◯「いわみざわ公園」玉泉館跡地公園からは南へ4km(0126-25-6111、岩見沢市上志文町794)。183haの敷地の中に、「室内公園・色彩館」と名づけられた巨大な温室(温室は有料 09:00-17:00)、大きなばら園、パークゴルフ場併設の、きれいに手入れされた公園です。軽食の食べられるレストハウス「ハマナスの丘」(4月終わり~10月)、なかにナポリピザの「ピッチェリアルッチ」。トリムコースがあり、運動に最適。冬期は散策のみ可。冬のばら園は冬囲い、またレストハウス、屋外トイレなどは閉鎖されています。大きな駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
いわみざわ公園温室「色彩館」 |
「色彩館」内部 |
公園での一番の魅力はやはり「ばら園」です。斜面を利用した長い散策路沿いにたくさんの種類のバラが咲いています。道内のばら園では一番手入れが行き届き、花の種類も多いです。オールドローズ、ハイブリッド、ティー系。全国のばら園で薬剤を撒くのを控える時世、手入れはそれこそ大変だろうと思いますが、みな見事な花を咲かせ、香りを振りまいています。もちろん仲間のそして北海道の花、ハマナスも白花、赤花それからピンクも咲いています(6月に入ってぽつぽつ咲き始めます)。レストラン(ピザのおいしい店もあります)に併設の売店ではバラの苗も売られています。6月下旬以降、7月に入ってからが見頃でしょう。バラの花はさらに秋バラの時期が香りも高く色も鮮やか、10月中旬、秋バラのころも訪問の好機です。
いわみざわ公園・ばら園 |
ばら園入口(7/4) |
《見晴台》 (観光案内トップに戻る)
「見晴台」(問合せ0126-22-2121)はバラ園からも見える建物。徒歩でも車でも上ることが可能です。駐車場が5~6台分あります。頂上は標高142m、大きな木造風の展望台です。眼下にバラ園とグリーンランドが広がり、約180度の眺望が望めます。ときおり熊ちゃんが出ますが、クマゲラなどの鳥、りすなどもたくさんです。11月中旬~4月中旬は積雪のためお休み。画像はバラ園とグリーンランドを見晴台から眺めたものです。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
見晴台からバラ園を臨む |
北海道グリーンランドを臨む |
《ワイナリー》 (観光案内トップに戻る)
岩見沢市内には、市街地からすこし離れていますがワイナリーもあります。
◯「宝水ワイナリー」道の駅から東へ20km・国道12号経由(0126-20-1810、岩見沢市宝水町364-3)10:00-17:00(11月~4月までは冬期休業です)。隣りにぶどう園が広がるワイナリー。醸造所の見学ができます。ワインはもちろん、評判のソフトクリームも販売です(推薦できるおいしさ)。道をはさんで広大な敷地のブドウ畑があります(画像をタップするとブドウ畑を表示します)。「玉泉館跡地公園」のちょうど真東に当たります。北方向2kmにキジ料理の「きじまるくん(喜地丸燻)」(0126-22-1441)があります。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢市・宝水ワイナリー |
宝水ワイナリーぶどう園 |
《岩見沢の「炭鉄港」遺産》 (観光案内トップに戻る)
(炭鉄港遺産)岩見沢レールセンター、炭鉱の記憶マネジメントセンター石蔵、岩見沢操車場跡、朝日駅舎
(万字線資料)旧国鉄万字線鉄道資料展示室、駅名標
日本遺産「炭鉄港」(日本の近代化を支えた北海道の炭鉱、鉄道、港湾に関する遺産。2019[令和元]年制定)の史跡はJR岩見沢駅の周辺(3か所)と奈良町(旭駅跡)にあります。岩見沢市「炭鉄港」とは。(万字線資料)旧国鉄万字線鉄道資料展示室、駅名標
JR岩見沢駅周辺の遺構 |
《岩見沢レールセンター》 (観光案内トップに戻る)
「岩見沢レールセンター(旧北海道炭礦鉄道岩見沢工場)」JR岩見沢駅裏手駅北広場方面・タクシー乗り場や有料駐車場があるところ(MAP CODE:180 121 408*41、岩見沢市有明町中央)。現在稼働中の施設、敷地外からの見学のみ。入口に赤外線センサーがあって足を踏み入れると警報が鳴ります。駐車場なし。〔🗾Googleマップ(岩見沢駅北口タクシー乗り場)〕。
1899(明治32)年、手宮工場(小樽)の分工場として設置。鍛冶場・機械場・仕立場・施盤場などを漸次増築し車両の組み立てや機械の制作修理にあたりました。分工場は1915(大正4)年に廃止、1945(昭和20)年に岩見沢材修場が開設、現在もJR北海道旅客鉄道が使用しています。道内JRのレール製造ばかりでなく、青函トンネルの52kmという超ロングレールの制作も担当しました。建物壁面には「北炭」の社章 (右画像・コバルト色の円の中に赤い星)が残っています。もともとは「北海道炭礦鉄道岩見沢工場」の建物です。「北炭」は現在も経営継続の会社です
岩見沢レールセンター |
北海道炭礦鉄道社章・星のマーク |
《炭鉱の記憶マネジメントセンター石蔵》 (観光案内トップに戻る)
「炭鉱の記憶マネジメントセンター石蔵」JR岩見沢駅表側・一条通り「人形の はた」となり(MAP CODE:180 121 175*28、0126-24-9901、岩見沢市1条西4丁目3)10:30-17:30/月火曜休館(祝日開館)。夕張をはじめ空知地方にたくさんあった「炭鉱」を記録、伝達するためのインフォメーションセンター。カフェコーナーやグッズ販売コーナーあり。JR岩見沢駅玄関を出て最初の通を左に折れすぐ。炭鉄港。〔🗾Googleマップ(🅿隣に空き地があります)〕。
1927(昭和2)年に建てられた石造りの建物。裏手に1909(明治42)年に建築の軟石蔵あり。軟石蔵は普段は空知地方の炭鉱(夕張、赤平、歌志内、三笠)の模型を当時の写真とともに展示してあります。催し物などにも使われるそうですが、中の木組み、梁など見るべきものが多い建物です。
岩見沢市・炭鉱の記憶マネジメントセンター石蔵 |
石蔵の中の展示室 |
《岩見沢操車場跡》 (観光案内トップに戻る)
「岩見沢操車場跡」(岩見沢市大和町1条1丁目~8丁目ほか)。JR岩見沢駅南西部に広がる草地。「セブンイレブン岩見沢4条通店」(0126-22-6660)のすぐ左手から未舗装道(立入禁止)をたどり、分岐で左に折れ(2回)ると、それらしきところに到達します。草地は2kmほど西へと続きますが、最南には太陽光パネルが大量にあるなど、操車場跡の面影はないと言っていいでしょう。〔🗾Googleマップ(セブン-イレブン 岩見沢4条通店 0126-22-6660)〕。
1922(大正11)年から建設が始まった貨車操車場で、4年後には5線群の操車場が完成し、1日あたり1,617両を操車。昭和の中頃の改良工事で1,800両、さらに改良し1日2,500両を操車するに至りました。その後も扱う車両を増量する計画があったようですが、貨物輸送量の激減で計画は半ばのまま終わったとのこと。
ここから「駅名標」まではつぎの「岩見沢市栗沢町」地図を参照ください
《朝日駅舎(万字線鉄道公園)》 (観光案内トップに戻る)
「朝日駅舎(万字線鉄道公園)」(MAP CODE: 700 840 759*44、岩見沢市朝日町176)にはB20形式のSLが展示されています。Bは動軸がふたつ、20は重量20tの意味、第二次大戦中に生産された産業用機関車で、小さすぎて実用上の問題が多かったとか。B20型は国内に2両遺されていて、この公園の「B201」号は動きませんが、「京都鉄道博物館」にあるものは動きます(動態保存)。公園はもともと「朝日駅」のあったところ。駅舎や踏切のきんこんかんこん、列車の進路を換える転轍機も遺っています。〔🗾Googleマップ〕。
万字線は志文駅(JR岩見沢駅の南、室蘭本線の駅)が起点。万字炭山駅(約24km)まで6駅を結び、石炭輸送で活況を呈しました。が、炭鉱の閉山で1985(昭和60)年廃止されました。
岩見沢市・旧万字線旭駅跡 |
旭駅跡・機関車B201 |
《旧国鉄万字線鉄道資料展示室》 (観光案内トップに戻る)
「万字線鉄道資料館」(MAP CODE:700 874 821*55、岩見沢市奈良町5-9)が以前ありましたが、資料等は現在、「朝日コミュニティ交流センター内ギャラリー」朝日駅舎から西へ300m(岩見沢市朝日町176)に展示されています。朝日駅舎内にも資料がありましたが、現在何も残っていません。また「旧万字駅跡」の奥にある「岩見沢市 万字交通センター」内の資料も、朝日コミュニティ交流センターに移動しました(facebook)。朝日コミュニティ交流センターは「岩見沢朝日簡易郵便局」(0126-46-2192)と同じ建物。〔🗾Googleマップ〕。
《駅名標》 (観光案内トップに戻る)
国鉄万字線跡に駅名標が遺っています。道道38号沿いに「美流渡交通センター」朝日駅舎跡から東へ4km・美流渡市街地(バスの発着所)。その裏手に「美流渡駅跡(みるとえき)」(MAP CODE:700 875 274*41)が並んであります。〔🗾Googleマップ〕。
駅名標「旧万字駅跡」は旧駅舎「万字仲町簡易郵便局」(0126-47-3080)の隣に建っています。万字駅のつぎは終点の万字炭山駅です。駅舎裏手にプラットホームに降りるコンクリート製階段が遺っています。〔🗾Googleマップ〕。
さらに奥に「万字交通センター」(0126-47-3059、岩見沢市栗沢町万字英町1)がありますが、ここには万字線の資料はなく、「岩見沢朝日簡易郵便局」内の「「朝日コミュニティ交流センター」に移動しています。
万字線・万字駅駅名標 |
万字駅旧駅舎(簡易郵便局) |
岩見沢市栗沢町 (観光案内トップに戻る)
栗沢町は岩見沢市の南部を覆う広大な地域です岩見沢市栗沢町の観光スポット |
《栗沢ふるさとの森冒険ランド》
「栗沢ふるさとの森冒険ランド」(0126-45-4868、岩見沢市栗沢町最上417番地1)4/27~9/30まで 09:00-17:00(10月09:00-16:30)。栗沢にある自然公園。複合遊具を含む木製遊具などが11基、健康遊具が3基、バーベキューコーナーを備えた休憩施設があり、子どもから大人まで楽しめます。右画像バーベキューコーナーは炉台だけなので、利用にはコンロ、炭、食材などが必要です(予約不可、要申し込み)。キャンプ場は2014年コロナ前から閉鎖。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢市・栗沢ふるさとの森冒険ランド |
焼肉用の炉台 |
《幌向川ダム親水公園》
「幌向川ダム親水公園」(MAP CODE:700 878 691*87、岩見沢市奈良町33)開設期間4/29オープン、11/3まで。岩見沢市東奥にあるキャンプ場。予約不可、無料。携帯電話によっては電波が届きにくい。トイレと水洗のある広場といった感じ、管理人はいません。クマ出没の可能性がありますが、土日は家族連れなども多く、ダム湖のほとりで過ごす時間は試みたされるものがあるでしょう。ダム管理事務所の建物があります。周辺には商業施設は皆無です。〔🗾Googleマップ〕。
《ジン鍋アートミュージアム》
個人のお宅「ジン鍋アートミュージアム」(MAP CODE:700 823 192*36、090-7054-097、岩見沢市栗沢町万字仲町8番地)4月~10月原則土日開館。「私設B級博物館」と銘打った個人のお宅の博物館、ジンギスカン鍋だけの収集展示です(2019年開館当時157枚)。万字炭鉱のあった地域にもともと「溝口商店」があり、商店内にもジンギスカン鍋があったとのこと。店は閉まってしまいましたが、溝口氏が博物館を開館。兜の形をした鍋や油を下に流すスリット(溝)が付いたもの、ないものなど多種多様。「万字仲町簡易郵便局」(0126-47-3080)のすぐ先にあるふつうのお家です。開館日等の情報はfacebookへ。ジンギスカンの焼き方はおおむね3種類です。〔🗾Googleマップ〕。
「旧朝日駅舎(万字線鉄道公園)」、「旧国鉄万字線鉄道資料展示室」、「美流渡交通センター」、「旧万字駅跡」は鉄道関連でまとめています。上に戻ってください。
ポンネベツ冷泉、万字炭山森林公園は「風呂事情」へ。
岩見沢市北村 (観光案内トップに戻る)
北村は岩見沢市の北西部、北村温泉があります。岩見沢市北村のスポット |
《北村牧場の碑》
「北村牧場の碑」(岩見沢市北村豊里)。北村の村名のもととなった山梨県人の北村雄治、1894(明治27)年広大な牧場を開きました。牛の飼育ばかりでなく、バター製造や、綿羊の飼育も手がけました。村は順調に発展、1900(明治33)年には岩見沢村から分村。昭和に入り、度重なる水害に見舞われましたが、開村50年を迎える頃にはトラクターを導入したり、大規模農場の経営も軌道に乗り始めました。その牧場の始まりがこの地です。
北村の歴史資料は「岩見沢市北村環境改善センター」(0126-55-3273、岩見沢市北村赤川595番地4 北村温泉ホテルとなり)の郷土資料コーナーにあります。
《北村開村100年記念塔と防風林》
「北村開村100年記念塔」(MAP CODE:139 866 818*82、岩見沢市北村赤川)。道道6号・岩見沢月形線がカーブするところに建っています。周辺は北村の農耕地帯。遙か彼方に山が見えます。記念塔よりも高いものは防風林。ほかの地域の防風林と異なるのは数種類の樹木が植えられ、複層になっていること。シラカバが前列に植えられている防風林は特に美しく見えます。〔🗾Googleマップ〕。
岩見沢市北村・開村100年記念塔 |
北村の春 |
岩見沢市北村・防風林 |
長い防風林 |
《空知鉄道》
個人のお宅の「空知鉄道」(岩見沢市北村赤川3739番地)については鉄道関連でまとめました。上に戻ってください。
●地名由来 [TOPへ]
新篠津、達布、岩見沢、北村
《新篠津》
1881(明治14)年に「篠津村」が開村。その15年後1896(明治29)年の分村から、新篠津村の歴史が始まります。篠津村は現・江別市になりました。新篠津村は「特別豪雪地帯」に指定されています。北海道最大の都市札幌市を抱える石狩振興局の中では唯一の村です。振興局の中の石狩郡には当別町と新篠津村が含まれます。
「しのつ」という地名はアイヌ語で「突き出たあご」を意味する「シリノッ」あるいは「シヌッチ」(本流がゆるやかに流れる)に由来するなど諸説あるようです。篠津川と当別川に挟まれた低い丘陵(当別町部分)が南の方に長く突き出していて、その丘陵の名がもとになったのかもしれないとも言われます。「シリノッ」がどの地域を指すのかははっきりしないようです。
〔たっぷ〕
道の駅の温泉は「たっぷの湯」という名前ですが、この「たっぷ」もアイヌ語由来で、「湾曲した部分に囲まれた土地」を意味するそうです。しのつ湖という三日月湖がすぐそばにありますが、まるで耳たぶのような形で土地を囲んでいます(YouTube「たっぷ大橋」を渡る)。
《岩見沢》
「岩見沢」の地名は北海道では少ない和語生成。明治の初めに、炭田開発のために札幌~幌内間の道路を造ったそうですが、市の北部・幾春別川の川辺に「ゆあみ」のできる休泊所を設けました(岩見沢発祥の地記念公園)。憩いの場所として「浴澤(ゆあみさわ)」と呼ばれるようになったそう。それがだんだん変化して「いわみざわ」に…。北の「三笠」もまた和語生成(奈良の山名から)です。岩見沢市の人口は現在75,000ほどです。
〔北村〕
開拓者の北村雄治の苗字に由来(1906年~2017年牧場経営。岩見沢の北西部、北村豊里・鏡沼のそばに石川啄木の歌碑と一緒に「北村牧場の碑」が建っています〔🗾〕)。こちらも和語からです。北村は山梨県中巨摩郡鏡中條村(現南アルプス市)の酒造業の出。1894(明治27)年、家業の継続を諦め、130人ほどの移民団とともに北村に入植。北村あたりは岩見沢村の一部でしたが、分村の気運が高まり1900(明治33)年北村として一自治体となりました。2006(平成18)年、「平成の合併」に伴い、栗沢町とともに岩見沢市に編入されました。現在、千人ほどのひとが暮らしています。「北村牧場の碑」が北村の北西にあります。
〔栗沢町〕
栗沢町はアイヌ語「やむ・お・ない」(栗が多い沢)から。1890(明治23)年和歌山から山田勢太郎が入植、岡山農場を開きました。その後入植者が増え、地名を選定したとのこと。栗沢も北村同様、岩見沢から一時分村しましたが、平成にまた岩見沢と合併しました。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道石狩郡新篠津村第45線北2 (現在地からのルートを表示)電話:0126-58-3166 MAP CODE:139 767 407
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅しんしのつ」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18895
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/3070/
http://tappunoyuonsen.com/
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