道の駅「つるぬま(浦臼町)」(道央エリア北 60)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道樺戸郡浦臼町字キナウスナイ186-214 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0125-68-2626 MAP CODE:360 100 801
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東8km)ハウスヤルビ奈井江
(西52km)石狩あいろーど厚田
(南西19km)275つきがた・(南28km)三笠・(南西35km)しんしのつ
(北23km)たきかわ・(25km)田園の里うりゅう
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事 +新十津川町
●地名由来 ●地図
駅舎とは別棟、和風格子壁の独立したなかなか豪華な建物(男女別棟・いずれも三角屋根)。「姫」用は「鶴沼桜花苑」(右の建物)、「殿」用は「鶴沼つつじ苑」(左側)という施設名。壁面に桜やツツジを眺める男女が描かれています(お侍はもしかすると坂本龍馬かも…)。女子用は6室、そのうち4室がウォシュレット(ひとつにベビーチェア)、男子用は2室のうち1室がウォシュレット(残りは和式)、身障者用に2室(男女トイレ各入口付近)あります。外観の大きさの割にトイレ室内、個室ともに狭いかも…。
男女トイレの真ん中に建っている大きな看板「うらうす案内」(画像中央)の前には、水栓(蛇口と飲用)が備えられています。
キャンプ場、その他を付加しています
《うらうす温泉》
「浦臼町自然休養村センター・うらうす温泉」国道を挟んで道の駅向かい側(0125-68-2727、浦臼町キナウスナイ188-30)営業時間10:00-21:00。2021年から温泉の方が駅舎になりました。カルシウム・ナトリウム塩化物泉、透明の湯。入浴料は安い(券売機)。ボディソープは備え付け、シャンプー・リンスは持っていなければ購入。タオルはレンタル可。明るい時間であれば、鶴沼公園と池を大きな窓から眺めながら入浴できます。平日の12日と26日はお安く入浴できます。〔🗾Googleマップ〕。
レストラン(営業時間11:30-14:00)あり(詳細は「レストラン」の項をご覧ください)。
リーズナブルな料金で宿泊もできます(素泊まり)。予約は電話で。冬期は要暖房費。
キャンプ場は「観光スポット」へ。
〔公園とキャンプ場〕 (浦臼町温泉トップに戻る)
「鶴沼公園」は温泉の向こうにあります。大きな池が真ん中にあり、周囲を散策できます。「つる」という名前が付いていますが、鶴がいるわけではありません。でも公園の池には足踏み式、手こぎ式、電気といろんな種類の貸スワンボートが…。テニスコート(貸用具あり)もあります。秋は園内の木々の紅葉がきれいです。キャンプ場もあります。〔🗾Googleマップ〕。
「キャンプサイト」の利用には、予約(鶴沼公園管理棟0125-67-3109)が必要です。バンガローやキャンプサイト(オートとフリーサイト、開設期間は4月終わり~10月中旬、要料金、貸テントなし)もありいろいろと楽しめます。コインランドリー(電気式)、温水シャワーも、そしてなによりトイレはウォシュレット(サニタリーハウス内男女各1)です。ゴミは持ち帰り、ペット厳禁。下の左画像内、右手がセンターハウス、その向こうにフリーサイト、サニタリーハウス、炊事場、バンガローが広がります。公園には日本庭園(右画像)もあり、秋には紅葉がとってもきれいです。キャンプ場内設備一覧(PDF)。
鶴沼はその昔「宮内省」が鶴の繁殖地に指定したことから名付けられたそう、なんとも由緒正しき地名です。
《新十津川町温泉》
「美緑の宿グリーンパークしんとつかわ」道の駅から北へ12km・新十津川町ふるさと公園内(0125-76-4000、新十津川町字総進189-1)08:00-20:00。新十津川町の大きな「ふるさと公園」内、国道275号寄りの温泉。非常に大きな施設です。入浴料はちょと高め。弱アルカリ性単純温泉。ボディソープ・シャンプー備え付け。源泉かけ流し。3F展望風呂(ぬるめ)は宿泊者専用、サウナあり。ドライヤーあり。宿泊可(食事が付いている分高いかも)。新十津川町役場からは南西へ4.5km。〔🗾Googleマップ〕。
レストランはふたつあり、そのうち「すばる」(11:30-15:00・16:30-20:30)は日帰り入浴時にも利用可。軽食のダイニングキッチン「ゆらら」(12:00-20:00)、休憩所「白鳥」(和室・ゆららの食事はこちらで摂ることも可)あり。なお、レストラン「ピンネシリ」は宿泊者用。
〔宿泊(ホテル・コテージ)〕 (新十津川町温泉トップに戻る)
「サンヒルズ・サライ」道をはさんでグリーンパーク向かい側(0125-76-3000、樺戸郡新十津川町字総進)。こちらは宿泊施設。ホテル「サライ」とコテージ「VILLA徳富」があります。温泉はグリーンパークまで出かけます。〔🗾Googleマップ〕。
ホテル「サライ」には一般客も利用できるレストラン「クリスタル」(11:00-15:00)。定食、丼物、うどん、ラーメンなど。五目焼きそば、五目ラーメンがおすすめ。新十津川産高菜でくるんだ「サライチャーハン」はとくにおすすめ。
別荘感覚で泊まれる「VILLA徳富(とっぷ)」は調理器具からテレビ、冷蔵庫までそろったコテージ(4棟)。食材、パジャマ、洗面具は用意する必要があります。予約。〔🗾Googleマップ〕。
「徳富」は町の中央を西から東へ流れ、市街地の北で石狩川と合流する川の名前。合流地点をアイヌ語で「とっくぷと」と呼び、「とっく」は突起物、「ぷと/ぶと」は川の入口。最初、「突区」とか「徳久」の文字が当てられたそうですが、じきに「徳富」に改められたそう。
〔周辺施設〕 (新十津川町温泉トップに戻る)
サライの隣に「新十津川物語記念館」(0125-76-2995、新十津川町字総進188番地6)シーズン中10:00-16:00(冬期休館)。要入館料。新十津川町(しんとつかわちょう)は悲惨な自然災害で故郷を後にしたひとたちが開拓した村。1889(明治22)年8月、奈良県吉野郡十津川郷一帯を襲った豪雨により多くの人の命が奪われました。なんと2,500人ほどの人たちが生まれ故郷を捨て、北海道の地で農業を営みはじめました。その苦労は『新十津川物語』(川村たかし)やそのドラマによっても知られます。「記念館」には新しい土地にふるさとの名前を付けて奮闘したひとたちの開拓期の足跡が遺されています。物語の主人公「津田フキ」の像が温水プールの前の広場(向かい側)にあります。〔🗾Googleマップ〕。
〔キャンプ場・文化伝習館〕 (新十津川町温泉トップに戻る)
「しんとつかわキャンプフィールド」温泉グリーンパークしんとつかわの裏手(0125-76-2991、新十津川町字総進191-4)開設期間4月終わり~10月(6か月前から予約可、予約キャンセルや長期予約0125-76-2991)。週末は予約を取るのが難しい、繁忙期は利用料が倍になる。電源つきオートサイト11、バンガロー10棟(野外BBQ炉つき、コンセント・二段式ベッドのみ、寝具持参、バンガロー内部にはトイレ等ありません)。共同トイレ(ウォシュレット)、炊事場はきれい。シャワーなし。ゴミは持ち帰り。遊具あり。「当せん地展望台」あり。テントや寝袋のレンタルはありません。管理は青少年交流キャンプ村管理事務所(文化伝習館内 0125-76-2991)。〔🗾Googleマップ〕。
「文化伝習館」(0125-76-2991)夏期は毎日開館・冬期は月火休館 09:00-17:00。展示・体験施設。展示ギャラリーには徳富織(とっぷおり)の作品や陶芸作品などを展示、販売。体験プログラムに染色や織物、陶芸などがあります(体験プログラムは要予約)。(
〔そば作り体験のピンネ荘〕 (新十津川町温泉トップに戻る)
「ピンネ荘」町役場から南西へ5.6km・町道沿い(0125-76-3456、新十津川町総進254)。お安く泊まれます。風呂、トイレ共同。そば道場「夢創庵」でそば打ち体験ができる民宿です(授業料格安)。蕎麦の種類は「ぼたんそば」、うらうすの道の駅で提供されているものと同じ種の蕎麦です。紹介記事、宿のX twitter。〔🗾Googleマップ〕。
《新十津川町吉野地区》 (新十津川町温泉トップに戻る)
温泉、キャンプ場、五十嵐威暢美術館、新十津川ダム
〔吉野地区活性化センター(温泉)〕
「吉野地区活性化センター 入浴施設」町役場から西へ16km・国道451号経由(0125-73-2632、新十津川町吉野1-39)火水土日・15:00-19:00(夏は前後に延びます)。有料(清掃協力金)。営業日に気をつけて。ボディーソープ・シャンプーあり(念のため持って行った方がいいかも…)。三~四人用ほどの浴槽。シャワー二か所。敷地内に「石狩吉野郵便局」(0125-73-2121)あり。〔🗾Googleマップ〕。
〔吉野公園キャンプ場〕
「吉野公園キャンプ場」活性化センター向かい(0125-73-2632)開設期間4月雪解け後~10月下旬。有料、予約不要(料金は管理人が徴収に来ます)。到着後、活性化センターで受付、センター会館以前の到着は開館後に受け付け(センターは14:00あるいは15:00以降に開館)。管理棟内にトイレ、炊事場。芝生はきれいに刈り取られています。ゴミはすべて持ち帰り。池での釣りは禁止、夏の夜はカエルの大合唱。駐車場が満車の場合は、キャンプ場利用不可。〔🗾Googleマップ〕。
キャンプ場前面に池、東側に徳富川(とっぷがわ)が北方向に流れます。温泉の北側には徳富川支流のワッカウエンベツ川が流れます。郵便局があるのみでコンビニ等の商業施設はありません(新十津川町市街地は東へ15km)。
〔五十嵐威暢美術館〕
「五十嵐威暢美術館 かぜのび」(0125-73-2600、新十津川町吉野100-4)4月末~9月 10:00-17:00/月曜休館。旧吉野小学校を改修したデザイナーの五十嵐威暢のアトリエ+ギャラリー。小学校施設を大胆に使い、目を見張るデザインを体験可能。入場有料。イベントもときおり開催、参加可能な彫刻体験交流施設となっています。カフェやショップも開店することあり。活性センターの北側700mにあります。〔🗾Googleマップ〕。
〔新十津川ダム〕
「新十津川ダム」(問合せ0125-76-2131、新十津川町字吉野308)。石狩川水系ルークシュベツ川に創られたアースダム。1959年の完成。ダム湖の名は留久貯水池 (るうくちょすいち)。かんがい用水のダムで、堤高が30m弱ととくに大きな施設ではありません。冬は凍結し、5月に入っても氷が溶けないダムです。「活性化センター」から南へ1.7km。道が通じているので問題なく到達可。西の方14kmに重力式「徳富ダム」(堤高78.4m)があります。〔🗾Googleマップ〕。
《北東方向》
直近は砂川市「コインランドリーひまわり砂川店」北東へ12km・国道12号沿い(目的地設定不可080-0800-3567、砂川市西1条南2丁目1)05:00-24:00。「北門信用金庫 砂川支店」(0125-54-3311)南隣。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
「大型コインランドリー 洗濯日和 砂川店」道の駅から14km北東へ・道道1130号沿い(砂川市吉野3条南5丁目1-1)営業時間06:00-24:00。洗濯乾燥機(8kg~55kg)5台、乾燥機3台、スニーカーウォッシャーあり。砂川高校斜め向かい。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
そのほかは、「ハウスヤルビ奈井江」をご覧ください。
《南東方向》
直近は美唄市「コインランドリー・ジャバ美唄店」南東へ18km・国道12号経由JR美唄駅すぐ近く(美唄市西2条南2丁目4-8)05:00-23:00。「お菓子のほんだ 美唄店」(0126-68-8642、美唄市西2条南3丁目1-24)向かい。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
そのほかは、「三笠」をご覧ください。
大型・普通車・身障者用:10台・67台・3台。国道275号西側と東側(入浴者用)に駐車場があります。幹線道路の往来、トラックのエンジン音を気にしなければ、まあまあ広めの駐車場。温泉北隣にENEOSのガソリンスタンドがあります。Google Map。
国道275号をたどっていくと鶴のモチーフの街灯が道の両側にしだいに現れます。もう少し行くと中央分離帯が…。上下2車線の道なのでちょと狭苦しい感じ。するとそこが道の駅「つるぬま」。案内の看板から推し測ると「鶴沼公園」の中の一施設という位置づけのようです。男女別のトイレが、壁に描いてある絵とともにひときわ目を引きます。道の駅敷地の奥にはJR札沼線(さっしょうせん、別名・学園都市線)が走っていました。道路と道の駅の間にはグリーンベルトがありますが、道路はかなり近い感じです。
国道275号は、東の国道12号とほぼ平行、南北に走っています。緯度でいうと道の駅「ハウスヤルビ奈井江」のちょっと北です。奈井江の道の駅から直線距離で7kmほどしか離れていません。上下一車線ずつの道ですが、沿線に大きな町がないこと、また浦臼町が2,000に満たない人口であることを考えると、意外と車の量が多いのです。道の駅付近はなんと1日あたり1万台、大きな国道12号の約2/3の交通量です。国道12号は信号もたくさん、工事中の区間も多いことから浦臼の方に回ってくるのでしょうか。警察の方がときどきお仕事をしています。
道の駅すぐ裏手を走っていた「JR札沼線」(新十津川まで)は2020年4月17日にラストランを終えました。当初は5月連休明けの予定でしたが、新コロナウィルス感染予防のため予定を4月24日に前倒し、その後全国に緊急事態宣言が出されたりしたためさらに前倒し(17日)、急な別れとなりました。それでも各駅には別れを惜しむ人たち、各町関係者数十名が横断幕を掲げ、旗や手を振りました。結局使われなかったラストラン用のヘッドマークはJRから月形町に寄贈されました(2022年、町役場1Fに展示)。
旧駅舎は「ゆめや」という野菜や果物の店に模様替え、たこ焼きなどのファストフードは建物右手で販売です。トイレや地元業者の店などはもとのままの位置です。
「浦臼ヘルシー食品物産館 鶴の舞」では、豆腐、あつあげ、豆が黒い発芽黒千石納豆、豆乳入りソフトクリーム、鶴沼ワイナリーのワインを扱っています。国産ワインコンクールでさまざまな賞を取ったワインはいかがでしょう。
シーズン中は画像のような店もオープンします。手前から奥へ、地元の農産物、果物や肉まんを扱う店「神内ファーム21」、大判焼の「甘い蔵」、おやきの「にんじん家族」、浦臼産の「牡丹そば」を用いたそば屋さん「ぼたん亭」(10割そば)と並びます。
南西側に広場・公園があるのですが、道路側に木々が生い茂り見通しが悪いためか、あまり人を見かけません。ちょともったいない感じです。2020年9月6日午前、ミンミンゼミが鳴いていました(本州以南で普通に見かけるセミは北海道ではじつはとても珍しいのです。温泉が湧き出す屈斜路湖畔の和琴半島にしかいないと言われていましたが…)。
《浦臼町》
《月形町》 (レストラントップに戻る)
月形町市街地は道の駅「つるぬま」から南西へ20km。以下はすべて国道275号沿いの店
月形町の食事処は、別ページをご覧ください。
《新十津川町》 (レストラントップに戻る)
新十津川町市街地は道の駅「つるぬま」から北へ12km
「ドライブイン ピットイン」(0125-76-3621、新十津川町中央49-36)10:30-15:00。ドライブインらしくラーメンから定食まで。圧巻はメンチカツ二枚の定食「BIGメンチカツダブル定食」。お腹のすいているときには是非食べたい。国道275号(札幌~オホーツク側浜頓別町)筋にあり、お客さんが多い。facebook。〔🗾Googleマップ〕。
「ピコルAマートうらうす店(JAピンネ浦臼支所)」道の駅から2.5km南下・国道275号沿い(0125-68-2212、浦臼町浦臼内172-6)08:30-19:00/日曜定休。コンビニと違い野菜や冷凍肉、冷蔵食品なども販売しています。農協系スーパー(直近)。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
「ローソン 浦臼町店」南へ2.7km・国道275号沿い(0125-68-2130、樺戸郡浦臼町字浦臼内182-20)06:00-23:00。イートインあり。2019年6月、ピコルAマートのほぼ真向かいに開店。
《月形町》…南方向・国道275号沿い月形町市街地
「ローソン月形店」18.6km南下・国道275号沿い(0126-53-3388、樺戸郡月形町5255)24h営業。
「ファミリーマート月形皆楽公園店」18.8km南下・国道275号沿い(0126-37-2011、樺戸郡月形町町字階楽町1)24h営業。美唄市(宮島沼)への三叉路にあります。
「セブンイレブン月形町店」20.2km南下・国道275号沿い(0126-53-2347、樺戸郡月形町字知来乙[あざ・ちらいおつ]262−18)24h営業。
《奈井江町》…東方向7km・国道12号沿い
東方向に3軒ほど(セイコーマートとセブンイレブン)あります。「ハウスヤルビ奈井江」の紹介ページをご覧ください。
《砂川市》…北東方向11km・国道12号沿い
北方向「セブンイレブン砂川豊沼店」(0125-54-3703、砂川市東1条南20丁目1番1号)をはじめ国道12号沿いに10軒近くのコンビニがあります。砂川市にはホームセンター、ドラッグストア、ダイソー、コープさっぽろなど多数。さらに砂川市は「スイーツの街」、「砂川スイーツロード」というスイーツの店が建ち並ぶ地域があります(ほぼ国道12号沿い)。「ハウスヤルビ奈井江」をご覧ください。
《新十津川村》…北方向・国道275号沿い新十津川町市街地
「セイコーマート 新十津川店」北へ10.7km・滝川市への三叉路(0125-72-1070:06:00-23:00)、「ファミリーマート 新十津川店」北へ12.1km(0125-72-2528:24h営業、日曜日は時短24:00まで・月曜日06:00開店)、「セイコーマート新十津川中央店」北へ13.4km(0125-76-2112:06:00-23:00)。
ガソリンスタンドは温泉隣に「ENEOS浦臼SS」(07:00-18:00/日曜定休)。道の駅の目と鼻の先で便利です。
南方向2.5km(国道275号沿い)に「ホクレンうらうす(JAピンネ)」(0125-68-2845:営業時間08:00-18:00/日祝定休)があります。
郵便局は南北に。
北方向「鶴沼郵便局」(0125-68-2801、樺戸郡浦臼町キナウスナイ186-505)が直近、国道275号を北へ400m。ATMは土曜お昼まで。
南方向は「浦臼郵便局」国道275号を南へ3km(0125-68-2222)。ATMは日曜15:00まで。
《浦臼神社》
「浦臼神社」(MAP CODEE:360 100 761*76、0125-68-2763、浦臼町字キナウスナイ186番地)。例大祭は9月7日。誉田別神(ほんだわけのかみ)と(大國主神(おおくにぬしのかみ)を祀ります。社殿は神明造。明治25年から浦臼の開墾に着手。宮内省鶴繁植地の鶴沼があり、この高台に神社敷地を選定。友成士壽太郎が土地を寄附し、明治31年社殿新設、明治43年落成。神社建立には当時の厳しい自然、それに立ち向かう気力低下を背景としていたという。〔🗾Googleマップ〕。
道の駅の背後の丘にあります。旧JR札沼線の踏切を渡ると、参道(大きな階段)があり、それを登り切ります。神社境内は春になると、エゾエンゴサクやカタクリ、福寿草、アズマイチゲなどの花で一杯になります。リスやコゲラなどの動物もいるので運が良ければ、花や立木の中にその顔を拝むことができます。「映える」撮影スポットとしても有名、花の時期にはカメラマンがたくさんいます。だいたい4月下旬が訪問時期。
浦臼町には「チャシ」と呼ばれるアイヌの遺跡が4つ遺されています(うち三つを紹介)。チャシの目的ははっきりしないところもあるようですが、一般的には祭礼の場所(カムイミンタラ神の場所)、出城、砦、宝物庫などだったのではないか、また和人との関係では砦の意味合いが強かったのではないかと考えられています。チャシはアイヌ語で「柵囲い」を意味しますが、実際のチャシは発見されておらず、すべてその跡(チャシコツ)とのこと。作られた年代は14世紀~18世紀。構造は高い場所に作られ、崖や壕を伴っています。現在、道内で530か所以上のチャシコツ(道南、道央南部日高、道東に多い)が見つかっているとのこと。道央エリアの北で見つかるのは珍しいのかも…。
「鶴沼チャシ」(MAP CODE:360 099 742*88、浦臼町キナウスナイ)は浦臼神社から直線で西へ200m、道をたどって900mにあります。1600年代、ハウカセによって作られたとの伝えです。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
「晩生内一号チャシ」(MAP CODE:180 843 203*38、浦臼町晩生内ヲソキナイ)は町道沿いに案内の「丸太」が建っているので一番わかりやすいかもしれません。そこからまっすぐ農道を進み、山にぶつかったら車を駐め、山に向かって少し左手に踏み跡があるのでそこから、尾根に向かって歩いて登ります。ます。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
「晩生内二号チャシ」(MAP CODE:180 842 680*01、浦臼町ヲソキナイ)。こちらは「晩生内郵便局」(0125-68-2803)の南150mにある町道(三叉路)を北西に6km行きます。畑の億、クマザサの生えるあたりに矢印のみの案内板があります。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
《鶴沼ワイナリー》
浦臼町はまたワインの生産でも有名です。「鶴沼ワイナリー」道の駅から北西へ4km弱(0125- 68-2646、浦臼町於札内428−17)は毎年ワインコンクールで様々な賞を取り、2018年も「鶴沼ゲヴュルツトラミネール(トラミーナ)」という白ワインで銅賞を取っています。受賞歴を見ると白ワインが多いので、白が得意なのかも。ワイン直売所があるので足を運んでみるのも楽しいですね。〔🗾Googleマップ〕。
個々のワイナリーの作付面積では日本一を誇ります。道の両側にブドウ畑が広がります。毎年8月最終日曜日は「鶴沼ワインフェス」開催、ブドウ畑でワインと焼き肉などが振る舞われます。10月にはブドウの葉が紅葉し、カエデならぬブドウのもみじを楽しむことができます。道の駅「ヘルシー物産館」でも「鶴沼ワイン」は手に入ります。ちなみに会社は小樽にあります、北海道ワイン株式会社。
《浦臼町郷土史料館》
「浦臼町郷土史料館」道の駅から南下3km・国道275号沿い町役場すぐそば(0125-68-2237、浦臼町字浦臼内183−363)開館期間4月終わり~10月・09:30-16:00/月火休館。入館無料。坂本龍馬家ゆかりの人たちや、男爵岩村通俊の開拓史、チャシ跡発掘資料を展示。玄関前に「北の龍馬館」という大きな幕があるかもしれません(道内のいろいろなところに坂本龍馬に関する記述がありますが、龍馬は北海道には来ていません)。館内は撮影禁止。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
〔蒸気機関車C11動輪〕
動輪は郷土史料館の庭に展示されています。かつて浦臼町を走っていた札沼線一部区間廃止(2020年)については上の「駐車可能台数」に書きましたが、この動輪はそれよりずっと前1978(昭和53)年当時の国鉄から浦臼開拓の資料として譲渡されました。札沼線は1957(昭和32)年SLからディーゼル機関車に換わり、1972(昭和47)年新十津川から石狩沼田までが廃止されました。
《坂本龍馬家の墓》
道の駅を南に行くと札的(さってき)という旧JR札沼線の駅近くに、「坂本龍馬家の墓」道の駅から南下5km・国道275号経由(MAP CODE:180 876 760*02、浦臼町札的)があります。土佐生まれの龍馬と長崎とのつながりは「亀山社中」などでよく知られていますが、北海道との関係はいかに?(お菓子で有名な十勝地方の「六花亭」の包装紙に十勝六花を描き続けた坂本直之は坂本竜馬の甥の孫になるそう)。国道275号沿いに道案内が建っています。お寺さん「大正寺」(0125-68-2772)があり、その奥にある墓地の一番手前、「武市安哉の墓」のすぐ奥です。〔🗾Googleマップ〕。
「坂本直寛住居跡(なおひろ)」(MAP CODE:180 879 855*04、浦臼町浦臼)は、坂本家で実際に北海道に渡ってきた人物。土佐藩郷士坂本家5代当主、龍馬は叔父に当たります。自由の気風に憧れ、キリスト教を信奉。北海道開発のための組織・北光社を16名で設立し、その社長に就任しました(1896[明治29]年)。翌年北見に一族を引き連れ移住、その後1898(明治31)年、高知にいた子どもを呼び寄せ浦臼に転居しました。1902年まで浦臼開発に努めました。「住居跡」には住居の外壁材を支柱に用いた案内板が建っています。〔🗾Googleマップ〕。
温泉周りの観光スポット、キャンプ場は「風呂事情」へ
《袋地沼》
「袋地沼(ふくろじぬま)」道の駅から8km北上・国道275号経由(MAP CODE:179 000 831*66、樺戸郡新十津川町字花月)。石狩川の三日月湖(河跡湖)。3月に白鳥が飛来します。撮影は新十津川町(43.510586621042904, 141.87524763210467、町道が90度に曲がっているところ)。〔🗾Googleマップ〕。
ピンネシリの山を入れる場合は対岸(砂川市)に渡った方がよいでしょう。「オニオンファーム カワマタ」(MAP CODE:179 002 604*87、新十津川町花月30)まで進み、350m北上、丁字路を西進(左折)、最初の十字路を南進(左折)します。ここまで来ると東の砂川市がすぐそこ、砂川遊水地も2km南です。
《開拓記念館》新十津川町トップに戻る
「新十津川町開拓記念館」道の駅から国道275号を12km北上・中央1丁目信号を曲がらずに直進(0125-76-2622、樺戸郡新十津川町字中央1-1)10:00-16:00(金曜は-13:00)/冬期休館、要入館料。奈良の十津川村を離れ、北海道の地で苦労の開拓を続けてきた新十津川町民の歴史をたどる記念館です。新十津川の自然と歴史、奈良十津川の自然と歴史、新十津川への移住と開拓に分け、町の歩みを展示しています。記念館1Fに「開拓記念館収蔵庫」があり、こちらは毎週日曜日のみのオープンです(記念館受付に申し込み)。記念館の場所は石狩川とJR新十津川駅(2020年4月廃止)のちょうど中間。開館時間は10:00-16:00まで、冬期(11月~4月)は休館です。〔🗾Googleマップ〕。
記念館横に「農業記念館」があります。こちらは1921(大正10)年に建てられた元新十津川信用購買組合の建物を移設・復元したもの。町の農業の発展が記された記念館です。見学は記念館受付に申し込み。
ふるさと公園内の「新十津川物語記念館」(0125-76-2995)は、風呂事情をご覧ください。こちらも冬期は休館です。
《出雲大社新十津川分院》
「出雲大社新十津川分院」開拓記念館の向かい(0125-76-2547、新十津川町中央32-9)。1889(明治22)年8月の奈良県十津川村の大水害をきっかけに2489の村民が北海道のトック原野に入植したことは村を題材にした物語などでよく知られているところ。本院の歴史によれば、離村の前、1871(明治4)年(廃藩置県の年)十津川衆(十津川村の士族)は信仰を仏教から神道(出雲大社教)に改めました。そのため北海道に入植した十津川衆はみな出雲大社教の教徒。信仰をよく守り、2009(平成21)年には社殿造営百年奉謝大祭が執り行われたとのこと。なお、1868(明治元)年、神仏分離令(廃仏毀釈)が出されました。〔🗾Googleマップ〕。
祭神は大国主大神以下8神、本殿脇に左脇殿(本殿に向かって右側)に熊野本宮坐大神、住吉大神。右脇殿に出雲大社龍蛇神を祀ります。また祖霊社には幽冥主宰大神が祀られています。本殿階段横にウサギがいます。夏季大祭は8/20、秋季大祭は10/22。本殿近くに「新十津川開村記念碑」が建ち、子持ち石が置かれています。裏手にはスポーツ広場があり、石狩川が流れています。
なお、出雲大社のお参りの仕方は通常のお宮参とは異なります。神鈴横の「御神前の礼拝作法」をよく見てお参りしてください。「神語」を三度唱えますが、なかなか難しいかも…。
《廃線・札沼線(新十津川駅跡地さくら公園)》
「JR新十津川駅跡」道の駅から12km北上・南中央3号通り沿い(新十津川町中央)。1935年札沼線が開通したときの様子を撮影した写真が開拓記念館に展示してあります(1931年中徳富駅のちの新十津川駅開業)。町を挙げてのお祭りとなりました。残念ながら、「日本一早い最終列車」がしばらく運行した後に、2020年廃線となりました。ラストランはみんなで別れを告げる予定でしたが、新型コロナウィルス騒ぎのためにひっそりと行われました(札沼線の別れの記事2020/04/18)。「空知中央病院」(0125-76-4111)の奥にあります。〔🗾Googleマップ〕。
旧JR新十津川駅は2021年7月、解体されました。跡地は公園となり(新しい公園には一本だけ発車時刻が書かれた時刻表が建っています)、また軌道跡には道路建設。駅を訪れた人が書き綴った「一言集」は町の図書館に収められました。
《造り酒屋 金滴》
「金滴酒造」(0125-76-2341、新十津川町字中央71-7)売店平日08:30-17:30・土日10:00-16:00。1906(明治39年)設立の酒造会社。代表銘柄「金滴」のほか、季節限定の吟醸「ひやおろし」などがあります。オンラインショップあり。写真の奥に工場が奥深く連なっています。〔🗾Googleマップ〕。
《新十津川神社(玉置神社)》
「新十津川神社(玉置神社)」道の駅から北へ15.4km・国道451号沿い(0125-76-2542、新十津川町中央37-1)。社殿は神明造。例大祭は9/4。主神・國常立尊(くにのとこたちのみこと)以下5神を祀る。〔🗾Googleマップ〕。
奈良の水害の翌年、1890(明治23)年10月、被災者600戸2489人が神戸から小樽へ船で、小樽から市来知(三笠市)まで汽車、そのあと空知太(滝川市)までの約42kmを徒歩、病人や老人、子どもは囚人に背負ってもらったという。空知太では建設途中の屯田兵屋に一端とどまり、徳富川流域のトック原野への入植計画(開拓記念館の裏手に「トック原野植民地区画割測設完成記念碑」あり)や移住地の名前などが練られ、トック原野に移住。
1891(明治24)年奈良県十津川の玉置神社5神の分霊を奉斎。1894(明治27)年、上徳富に仮殿設営、その後現在地へ奉遷。1990(平成2)年鎮座100年にあたり(鎮座百年記念碑あり)、奈良十津川村から杉、桧を運び、本殿、社殿、廊下、社務所を改修、神饌所を新築、1997(平成9)年参道が曲がっていたのを直線に改修(名残の鳥居あり)。
神社名は最初、奈良の本社と同じく「玉置神社」だった(本殿破風前に「玉置神社」の銘あり)のを、1967(昭和42)年変更し新十津川神社となりました。
《浦臼町》
於札内、キナウスナイ、サッテキ、晩生内
〔浦臼〕
「浦臼」の地名は「ウラウシナイ」というアイヌ語からの転訛という説が一般的。ウラ=梁(やな:魚を捕るための仕掛け)、ウシ=多い、ナイ=川という意味。「鶴沼」については「風呂事情」をご覧ください。
1887(明治20)年、樺戸集治監(刑務所のこと)の囚人達によって、月形と晩生内(おそきない、現浦臼町の南部分)間の道路を開削し入植が始まりました。1899(明治32)年、月形村より分村、この年を開祖の年としています。1960(昭和35)年町制施行「浦臼町」となりました。
人口は1955年の7,000人台を最高に減少し、現在は2,000人を下回っています。観光客は毎年20万人以上が訪れるようです。
〔於札内(おさつない)〕
アイヌ語の「お・さっ・ない」(河口が乾く)から。於札内川は石狩川に注いでいますが、川幅が広くなっていて水がないように見えることからこの名が付いたのでしょう。「乾く」のは「乾期(夏)に」と「広い河口のため」の二つの解釈が存在する模様。道の駅のすぐ北側を流れています。
〔キナウスナイ〕
アイヌ語の「アイヌ語の「し・きな」(蒲)に由来すると考えられています。「うす」は「たくさん」、「ない」は「川」です。「きうすない」も同様の語源と考えられています。
〔札的(さってき)〕
アイヌ語の「さってくない」(やせる・川)に由来。夏に川が干上がっていたのでしょう。札的内川は一度「新沼」に注ぎ、そのあと石狩川に流れ込みます。
〔晩生内(おそきない)〕
難読地名のひとつ❌「ばんせいない」。アイヌ語の「お・しょしけ・ない」(河口が崩れている川)に由来。晩生内神社のすぐ西側を流れています。町の最南にある東沼に注いで入るようですが、川筋がはっきりしません。ちめいは「おそきない」ですが、浦臼では最初に開発の手が入ったところ。
《月形町》
札比内、樺戸、知来乙
〔月形〕
「月形」については「月形潔氏之像」をご覧ください。
〔札比内(さっぴない)〕
アイヌ語「さっ・ぴ・ない」(乾いた石の川)から。乾期(夏)に水がなくなることから。さっぽろの「さっ」も同様に「乾いた」、「ぽろ」は「広いところ」。
〔須部津(すべつ)〕
アイヌ語「しぺっ」(大きい川)から。月形町役場のすぐ南、国道275号が大きくカーブするところに「須部津川」と大きく書かれた橋(柳橋)があります。そう大きな川ではないので「本流」といった意味で使われていたのかもしれません。道北上川管内のの「士別」、「標津」(道東根室管内)と同じ語源で、集治監のあった月形では「死別」を連想させるということで「すべつ」に変更したと伝えられます。
〔樺戸(かばと)〕
アイヌ語の「かぱと」(コウホネのこと)に由来。今ではスイレンのようなコウホネは観賞用の水草ですが、アイヌの人々にとってその実は大切な食料だったとのこと。
〔知来乙(ちらいおつ)〕
アイヌ語の「ちらい・おっ」(魚のイトウが多くいる)から。今では姿を見ることがありませんが、昔はイトウがたくさんいたのでしょう。須部津川の支流に「チライオッナイ」という川があるそうですが、確認できませんでした。
《新十津川町》
徳富川、ピンネシリ
〔新十津川〕
「新十津川」については「新十津川神社」をご覧ください。
〔徳富川(とっぷがわ)〕
アイヌ語で「とっく・ぷと」(凸・川の合流地点)から 。現在の徳富川と石狩川の合流地点を指していた模様。「新十津川町開拓記念館」のすぐ北を西東に流れる川です。
〔ピンネシリ〕
アイヌ語「ピンネシリ」(男山)から。ピンネシリは標高1,100m。手前に「マツネシリ」(女山)があり、標高は1,002m。ピンネシリは道内数か所にあります。
電話:0125-68-2626 MAP CODE:360 100 801
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅つるぬま」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18845
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2164/
https://www.town.urausu.hokkaido.jp/kankou/spot/spot05.html
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2024年4月29日)
《この道の駅のミッション❓》 白ワインを買い求める、「そば処ぼたん亭」でぼたん蕎麦をいただく
- 道央エリア(札幌以北)に位置する道の駅、1999年設置(設置番号60)。主要幹線国道・国道12号の西側を走る国道275号沿い、「つるぬま」は浦臼町の東北部にある地域名
- トイレは駅舎とは別棟さらに男女別棟、和風外観でウォシュレットと和式(快適度7)
- 国道をはさんで温泉(駅舎)と店舗、駐車場は二手に分かれています
- ガソリンスタンドは目の前、国道275号は信号が少ないせいか、交通量がかなり多いです(車中泊度◯)
- 道の駅スタンプは「うらうす温泉」(2021年から駅舎)に置いてあります
- 近くに「鶴沼公園」、「浦臼神社」があり、公園には大きな池とキャンプ場、神社の境内には春、エゾエンゴサクやカタクリが咲き、毎年多くのカメラマンが訪れます
- キャンプ場は月形町(風呂事情)、浦臼町(観光スポット)、新十津川町(観光スポット)を記載
住所:北海道樺戸郡浦臼町字キナウスナイ186-214 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0125-68-2626 MAP CODE:360 100 801
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東8km)ハウスヤルビ奈井江
(西52km)石狩あいろーど厚田
(南西19km)275つきがた・(南28km)三笠・(南西35km)しんしのつ
(北23km)たきかわ・(25km)田園の里うりゅう
▶道央エリア(北)概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事 +新十津川町
●地名由来 ●地図
24hトイレはウォシュレット
駅舎とは別棟、和風格子壁の独立したなかなか豪華な建物(男女別棟・いずれも三角屋根)。「姫」用は「鶴沼桜花苑」(右の建物)、「殿」用は「鶴沼つつじ苑」(左側)という施設名。壁面に桜やツツジを眺める男女が描かれています(お侍はもしかすると坂本龍馬かも…)。女子用は6室、そのうち4室がウォシュレット(ひとつにベビーチェア)、男子用は2室のうち1室がウォシュレット(残りは和式)、身障者用に2室(男女トイレ各入口付近)あります。外観の大きさの割にトイレ室内、個室ともに狭いかも…。
道の駅「つるぬま」24hトイレ |
男女トイレの真ん中に建っている大きな看板「うらうす案内」(画像中央)の前には、水栓(蛇口と飲用)が備えられています。
キャンプ場、その他を付加しています
新十津川町・浦臼町・月形町の温泉 |
浦臼町 (風呂事情トップに戻る)
温泉、 公園とキャンプ場
《うらうす温泉》
「浦臼町自然休養村センター・うらうす温泉」国道を挟んで道の駅向かい側(0125-68-2727、浦臼町キナウスナイ188-30)営業時間10:00-21:00。2021年から温泉の方が駅舎になりました。カルシウム・ナトリウム塩化物泉、透明の湯。入浴料は安い(券売機)。ボディソープは備え付け、シャンプー・リンスは持っていなければ購入。タオルはレンタル可。明るい時間であれば、鶴沼公園と池を大きな窓から眺めながら入浴できます。平日の12日と26日はお安く入浴できます。〔🗾Googleマップ〕。
レストラン(営業時間11:30-14:00)あり(詳細は「レストラン」の項をご覧ください)。
リーズナブルな料金で宿泊もできます(素泊まり)。予約は電話で。冬期は要暖房費。
キャンプ場は「観光スポット」へ。
浦臼町・うらうす温泉 |
〔公園とキャンプ場〕 (浦臼町温泉トップに戻る)
「鶴沼公園」は温泉の向こうにあります。大きな池が真ん中にあり、周囲を散策できます。「つる」という名前が付いていますが、鶴がいるわけではありません。でも公園の池には足踏み式、手こぎ式、電気といろんな種類の貸スワンボートが…。テニスコート(貸用具あり)もあります。秋は園内の木々の紅葉がきれいです。キャンプ場もあります。〔🗾Googleマップ〕。
「キャンプサイト」の利用には、予約(鶴沼公園管理棟0125-67-3109)が必要です。バンガローやキャンプサイト(オートとフリーサイト、開設期間は4月終わり~10月中旬、要料金、貸テントなし)もありいろいろと楽しめます。コインランドリー(電気式)、温水シャワーも、そしてなによりトイレはウォシュレット(サニタリーハウス内男女各1)です。ゴミは持ち帰り、ペット厳禁。下の左画像内、右手がセンターハウス、その向こうにフリーサイト、サニタリーハウス、炊事場、バンガローが広がります。公園には日本庭園(右画像)もあり、秋には紅葉がとってもきれいです。キャンプ場内設備一覧(PDF)。
鶴沼はその昔「宮内省」が鶴の繁殖地に指定したことから名付けられたそう、なんとも由緒正しき地名です。
浦臼町・つるぬま公園とキャンプ場 |
鶴沼公園・日本庭園 |
月形町 (風呂事情トップに戻る)
月形町には2024年9月に道の駅「275つきがた」が誕生しました
新十津川町 (風呂事情トップに戻る)
《新十津川町温泉》
「美緑の宿グリーンパークしんとつかわ」道の駅から北へ12km・新十津川町ふるさと公園内(0125-76-4000、新十津川町字総進189-1)08:00-20:00。新十津川町の大きな「ふるさと公園」内、国道275号寄りの温泉。非常に大きな施設です。入浴料はちょと高め。弱アルカリ性単純温泉。ボディソープ・シャンプー備え付け。源泉かけ流し。3F展望風呂(ぬるめ)は宿泊者専用、サウナあり。ドライヤーあり。宿泊可(食事が付いている分高いかも)。新十津川町役場からは南西へ4.5km。〔🗾Googleマップ〕。
レストランはふたつあり、そのうち「すばる」(11:30-15:00・16:30-20:30)は日帰り入浴時にも利用可。軽食のダイニングキッチン「ゆらら」(12:00-20:00)、休憩所「白鳥」(和室・ゆららの食事はこちらで摂ることも可)あり。なお、レストラン「ピンネシリ」は宿泊者用。
新十津川温泉グリーンパークしんとつかわ |
〔宿泊(ホテル・コテージ)〕 (新十津川町温泉トップに戻る)
「サンヒルズ・サライ」道をはさんでグリーンパーク向かい側(0125-76-3000、樺戸郡新十津川町字総進)。こちらは宿泊施設。ホテル「サライ」とコテージ「VILLA徳富」があります。温泉はグリーンパークまで出かけます。〔🗾Googleマップ〕。
ホテル「サライ」には一般客も利用できるレストラン「クリスタル」(11:00-15:00)。定食、丼物、うどん、ラーメンなど。五目焼きそば、五目ラーメンがおすすめ。新十津川産高菜でくるんだ「サライチャーハン」はとくにおすすめ。
別荘感覚で泊まれる「VILLA徳富(とっぷ)」は調理器具からテレビ、冷蔵庫までそろったコテージ(4棟)。食材、パジャマ、洗面具は用意する必要があります。予約。〔🗾Googleマップ〕。
「徳富」は町の中央を西から東へ流れ、市街地の北で石狩川と合流する川の名前。合流地点をアイヌ語で「とっくぷと」と呼び、「とっく」は突起物、「ぷと/ぶと」は川の入口。最初、「突区」とか「徳久」の文字が当てられたそうですが、じきに「徳富」に改められたそう。
〔周辺施設〕 (新十津川町温泉トップに戻る)
サライの隣に「新十津川物語記念館」(0125-76-2995、新十津川町字総進188番地6)シーズン中10:00-16:00(冬期休館)。要入館料。新十津川町(しんとつかわちょう)は悲惨な自然災害で故郷を後にしたひとたちが開拓した村。1889(明治22)年8月、奈良県吉野郡十津川郷一帯を襲った豪雨により多くの人の命が奪われました。なんと2,500人ほどの人たちが生まれ故郷を捨て、北海道の地で農業を営みはじめました。その苦労は『新十津川物語』(川村たかし)やそのドラマによっても知られます。「記念館」には新しい土地にふるさとの名前を付けて奮闘したひとたちの開拓期の足跡が遺されています。物語の主人公「津田フキ」の像が温水プールの前の広場(向かい側)にあります。〔🗾Googleマップ〕。
新十津川物語記念館 |
ふるさと公園・津田フキの像 |
〔キャンプ場・文化伝習館〕 (新十津川町温泉トップに戻る)
「しんとつかわキャンプフィールド」温泉グリーンパークしんとつかわの裏手(0125-76-2991、新十津川町字総進191-4)開設期間4月終わり~10月(6か月前から予約可、予約キャンセルや長期予約0125-76-2991)。週末は予約を取るのが難しい、繁忙期は利用料が倍になる。電源つきオートサイト11、バンガロー10棟(野外BBQ炉つき、コンセント・二段式ベッドのみ、寝具持参、バンガロー内部にはトイレ等ありません)。共同トイレ(ウォシュレット)、炊事場はきれい。シャワーなし。ゴミは持ち帰り。遊具あり。「当せん地展望台」あり。テントや寝袋のレンタルはありません。管理は青少年交流キャンプ村管理事務所(文化伝習館内 0125-76-2991)。〔🗾Googleマップ〕。
「文化伝習館」(0125-76-2991)夏期は毎日開館・冬期は月火休館 09:00-17:00。展示・体験施設。展示ギャラリーには徳富織(とっぷおり)の作品や陶芸作品などを展示、販売。体験プログラムに染色や織物、陶芸などがあります(体験プログラムは要予約)。(
〔そば作り体験のピンネ荘〕 (新十津川町温泉トップに戻る)
「ピンネ荘」町役場から南西へ5.6km・町道沿い(0125-76-3456、新十津川町総進254)。お安く泊まれます。風呂、トイレ共同。そば道場「夢創庵」でそば打ち体験ができる民宿です(授業料格安)。蕎麦の種類は「ぼたんそば」、うらうすの道の駅で提供されているものと同じ種の蕎麦です。紹介記事、宿のX twitter。〔🗾Googleマップ〕。
《新十津川町吉野地区》 (新十津川町温泉トップに戻る)
温泉、キャンプ場、五十嵐威暢美術館、新十津川ダム
〔吉野地区活性化センター(温泉)〕
「吉野地区活性化センター 入浴施設」町役場から西へ16km・国道451号経由(0125-73-2632、新十津川町吉野1-39)火水土日・15:00-19:00(夏は前後に延びます)。有料(清掃協力金)。営業日に気をつけて。ボディーソープ・シャンプーあり(念のため持って行った方がいいかも…)。三~四人用ほどの浴槽。シャワー二か所。敷地内に「石狩吉野郵便局」(0125-73-2121)あり。〔🗾Googleマップ〕。
〔吉野公園キャンプ場〕
「吉野公園キャンプ場」活性化センター向かい(0125-73-2632)開設期間4月雪解け後~10月下旬。有料、予約不要(料金は管理人が徴収に来ます)。到着後、活性化センターで受付、センター会館以前の到着は開館後に受け付け(センターは14:00あるいは15:00以降に開館)。管理棟内にトイレ、炊事場。芝生はきれいに刈り取られています。ゴミはすべて持ち帰り。池での釣りは禁止、夏の夜はカエルの大合唱。駐車場が満車の場合は、キャンプ場利用不可。〔🗾Googleマップ〕。
キャンプ場前面に池、東側に徳富川(とっぷがわ)が北方向に流れます。温泉の北側には徳富川支流のワッカウエンベツ川が流れます。郵便局があるのみでコンビニ等の商業施設はありません(新十津川町市街地は東へ15km)。
新十津川町・吉野公園キャンプ場 |
吉野公園キャンプ場案内板 |
〔五十嵐威暢美術館〕
「五十嵐威暢美術館 かぜのび」(0125-73-2600、新十津川町吉野100-4)4月末~9月 10:00-17:00/月曜休館。旧吉野小学校を改修したデザイナーの五十嵐威暢のアトリエ+ギャラリー。小学校施設を大胆に使い、目を見張るデザインを体験可能。入場有料。イベントもときおり開催、参加可能な彫刻体験交流施設となっています。カフェやショップも開店することあり。活性センターの北側700mにあります。〔🗾Googleマップ〕。
新十津川町吉野・五十嵐威暢美術館 かぜのび |
五十嵐威暢美術館 かぜのび |
〔新十津川ダム〕
「新十津川ダム」(問合せ0125-76-2131、新十津川町字吉野308)。石狩川水系ルークシュベツ川に創られたアースダム。1959年の完成。ダム湖の名は留久貯水池 (るうくちょすいち)。かんがい用水のダムで、堤高が30m弱ととくに大きな施設ではありません。冬は凍結し、5月に入っても氷が溶けないダムです。「活性化センター」から南へ1.7km。道が通じているので問題なく到達可。西の方14kmに重力式「徳富ダム」(堤高78.4m)があります。〔🗾Googleマップ〕。
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
北東方向、南東方向
道の駅から300mほど離れた鶴沼公園に200円で使用できる全自動洗濯機・乾燥機があります(電気式、キャンプ場利用者用)。国道275号沿いにはコインランドリー店舗はありません。《北東方向》
直近は砂川市「コインランドリーひまわり砂川店」北東へ12km・国道12号沿い(目的地設定不可080-0800-3567、砂川市西1条南2丁目1)05:00-24:00。「北門信用金庫 砂川支店」(0125-54-3311)南隣。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
「大型コインランドリー 洗濯日和 砂川店」道の駅から14km北東へ・道道1130号沿い(砂川市吉野3条南5丁目1-1)営業時間06:00-24:00。洗濯乾燥機(8kg~55kg)5台、乾燥機3台、スニーカーウォッシャーあり。砂川高校斜め向かい。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
そのほかは、「ハウスヤルビ奈井江」をご覧ください。
《南東方向》
直近は美唄市「コインランドリー・ジャバ美唄店」南東へ18km・国道12号経由JR美唄駅すぐ近く(美唄市西2条南2丁目4-8)05:00-23:00。「お菓子のほんだ 美唄店」(0126-68-8642、美唄市西2条南3丁目1-24)向かい。稼働状況。〔🗾Googleマップ〕。
そのほかは、「三笠」をご覧ください。
大型・普通車・身障者用:10台・67台・3台。国道275号西側と東側(入浴者用)に駐車場があります。幹線道路の往来、トラックのエンジン音を気にしなければ、まあまあ広めの駐車場。温泉北隣にENEOSのガソリンスタンドがあります。Google Map。
道の駅「つるぬま」駐車場 |
国道275号をたどっていくと鶴のモチーフの街灯が道の両側にしだいに現れます。もう少し行くと中央分離帯が…。上下2車線の道なのでちょと狭苦しい感じ。するとそこが道の駅「つるぬま」。案内の看板から推し測ると「鶴沼公園」の中の一施設という位置づけのようです。男女別のトイレが、壁に描いてある絵とともにひときわ目を引きます。道の駅敷地の奥にはJR札沼線(さっしょうせん、別名・学園都市線)が走っていました。道路と道の駅の間にはグリーンベルトがありますが、道路はかなり近い感じです。
国道275号は、東の国道12号とほぼ平行、南北に走っています。緯度でいうと道の駅「ハウスヤルビ奈井江」のちょっと北です。奈井江の道の駅から直線距離で7kmほどしか離れていません。上下一車線ずつの道ですが、沿線に大きな町がないこと、また浦臼町が2,000に満たない人口であることを考えると、意外と車の量が多いのです。道の駅付近はなんと1日あたり1万台、大きな国道12号の約2/3の交通量です。国道12号は信号もたくさん、工事中の区間も多いことから浦臼の方に回ってくるのでしょうか。警察の方がときどきお仕事をしています。
道の駅すぐ裏手を走っていた「JR札沼線」(新十津川まで)は2020年4月17日にラストランを終えました。当初は5月連休明けの予定でしたが、新コロナウィルス感染予防のため予定を4月24日に前倒し、その後全国に緊急事態宣言が出されたりしたためさらに前倒し(17日)、急な別れとなりました。それでも各駅には別れを惜しむ人たち、各町関係者数十名が横断幕を掲げ、旗や手を振りました。結局使われなかったラストラン用のヘッドマークはJRから月形町に寄贈されました(2022年、町役場1Fに展示)。
在りし日の、春の札沼線(2019年5月) |
●敷地内の店 [TOPへ]
以前の駅舎内にあった道の駅スタンプやおみやげ品は向かいの新駅舎「うらうす温泉」に移動しています(2021年)。旧駅舎は「ゆめや」という野菜や果物の店に模様替え、たこ焼きなどのファストフードは建物右手で販売です。トイレや地元業者の店などはもとのままの位置です。
道の駅「つるぬま」新駅舎(温泉) |
旧駅舎・野菜のゆめや |
「浦臼ヘルシー食品物産館 鶴の舞」では、豆腐、あつあげ、豆が黒い発芽黒千石納豆、豆乳入りソフトクリーム、鶴沼ワイナリーのワインを扱っています。国産ワインコンクールでさまざまな賞を取ったワインはいかがでしょう。
道の駅つるぬま・豆腐の鶴の舞 |
シーズン中は画像のような店もオープンします。手前から奥へ、地元の農産物、果物や肉まんを扱う店「神内ファーム21」、大判焼の「甘い蔵」、おやきの「にんじん家族」、浦臼産の「牡丹そば」を用いたそば屋さん「ぼたん亭」(10割そば)と並びます。
道の駅つるぬまの店 |
南西側に広場・公園があるのですが、道路側に木々が生い茂り見通しが悪いためか、あまり人を見かけません。ちょともったいない感じです。2020年9月6日午前、ミンミンゼミが鳴いていました(本州以南で普通に見かけるセミは北海道ではじつはとても珍しいのです。温泉が湧き出す屈斜路湖畔の和琴半島にしかいないと言われていましたが…)。
●レストラン [TOPへ]
《浦臼町》
- 温泉内の「カフェ&レストランつるぬま」(0125-68-2727)は金土日の11:30-14:00の営業。種々の定食、サラダ菜の入った「つるぬまカレー」、つるぬま豆乳ラーメン、そば、うどん(葡萄を練り込んだ「手のべ葡どん」「トマトうどんの冷製パスタ」)など。特産メニューとして神内和牛を使ったハッシュドビーフがおすすめ。飲み物はコーヒーやジュースのほかにアルコール。アルコールには浦臼産のワインもあります。道の駅スタンプはこちらに移動しました。
道の駅つるぬま向かい・うらうす温泉
- 休業中「コーヒーとお食事 舘(やかた)」道の駅から2.7km、国道275号を南下(0125-67-3844、樺戸郡浦臼町町字字ウラウスナイ183-58)10:00-21:00/日曜定休。ラーメンやオムライス、鍋焼きうどん。おすすめはカレー。浦臼郵便局だった建物を改装した、レトロな雰囲気が漂います。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「お食堂処わか杉」道の駅から2.7km、国道275号を南下(0125-67-3882、浦臼町ウラウスナイ183-33)11:00-14:00・17:00-22:00/月曜定休。のれんに「そば」と書いてあるとおり、「そば屋」さん。定食や丼もできます。「ミニエゾシカ丼セット」がおすすめ。ローソンの並びで、浦臼郵便局の向かいです。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- (テイクアウトのみ)「炭焼き やきとり康」道の駅を出てすぐ・南側(0125-67-3378、樺戸郡浦臼町字キナウスナイ186)13:30-18:00/月曜定休。鶏、豚、タン、砂肝、モツの五種類。安価。道の駅の200mほど南側、道ばたに建つ小屋みたいなところが店です。2020年秋の改修できれいになりました。〔🗾Googleマップ〕。
- 「會賓楼しいたけ飯店(かいひんろう)」道の駅から4.6km、国道275号を南下(0125-68-2128、浦臼町浦臼174-40)11:00-19:30水曜定休。ボリューミーな「あんかけ焼きそば」や種類の多い「エビチリランチ」などおすすめ。餃子、(しいたけ)ラーメンあり。中華のメニューは豊富です。今は廃線でなくなりましたが旧JR札的駅(さってき)のすぐ近く。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
《月形町》 (レストラントップに戻る)
月形町市街地は道の駅「つるぬま」から南西へ20km。以下はすべて国道275号沿いの店
月形町の食事処は、別ページをご覧ください。
《新十津川町》 (レストラントップに戻る)
新十津川町市街地は道の駅「つるぬま」から北へ12km
- 「美緑の宿グリーンパークしんとつかわ」、「サンヒルズ・サライ」(いずれも新十津川町字総進)にレストランがあります。「お風呂」の項をご覧ください。〔🗾Googleマップ〕。
- 「石窯カフェ ヤマト」(080-9008-0810、樺戸郡新十津川町字大和127-5)。古民家カフェです。ピザとパスタの店。「今週のパスタ」がおすすめ。ドリンクのついた「ランチメニュー」があります。駐車場🅿あり。〔Googleマップ〕。
- スイーツ「デザートハウス ニース」(0125-76-4655、新十津川町中央73-31)10:00-20:00。洋なしのタルト、チョコパフェなどがおすすめ。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
- 「新十津川物産館・レストランくじら」(0125-76-3141、新十津川町中央5-1)1F物産館10:00-17:30(冬は早く閉まります)/2Fレストラン11:00-14:30/月火曜休館。海のない新十津川町に「くじら館」。1F物産館には新十津川のもの、地元の酒金滴やトマトジュース、また奈良十津川村の焼き物や木工品。レストランには徳富ダムカレー、金滴酒粕ラーメン、また奈良のめはり寿司など。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
《浦臼町》…南方向・国道275号沿い浦臼町市街地「ピコルAマートうらうす店(JAピンネ浦臼支所)」道の駅から2.5km南下・国道275号沿い(0125-68-2212、浦臼町浦臼内172-6)08:30-19:00/日曜定休。コンビニと違い野菜や冷凍肉、冷蔵食品なども販売しています。農協系スーパー(直近)。駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
「ローソン 浦臼町店」南へ2.7km・国道275号沿い(0125-68-2130、樺戸郡浦臼町字浦臼内182-20)06:00-23:00。イートインあり。2019年6月、ピコルAマートのほぼ真向かいに開店。
《月形町》…南方向・国道275号沿い月形町市街地
「ローソン月形店」18.6km南下・国道275号沿い(0126-53-3388、樺戸郡月形町5255)24h営業。
「ファミリーマート月形皆楽公園店」18.8km南下・国道275号沿い(0126-37-2011、樺戸郡月形町町字階楽町1)24h営業。美唄市(宮島沼)への三叉路にあります。
「セブンイレブン月形町店」20.2km南下・国道275号沿い(0126-53-2347、樺戸郡月形町字知来乙[あざ・ちらいおつ]262−18)24h営業。
《奈井江町》…東方向7km・国道12号沿い
東方向に3軒ほど(セイコーマートとセブンイレブン)あります。「ハウスヤルビ奈井江」の紹介ページをご覧ください。
《砂川市》…北東方向11km・国道12号沿い
北方向「セブンイレブン砂川豊沼店」(0125-54-3703、砂川市東1条南20丁目1番1号)をはじめ国道12号沿いに10軒近くのコンビニがあります。砂川市にはホームセンター、ドラッグストア、ダイソー、コープさっぽろなど多数。さらに砂川市は「スイーツの街」、「砂川スイーツロード」というスイーツの店が建ち並ぶ地域があります(ほぼ国道12号沿い)。「ハウスヤルビ奈井江」をご覧ください。
《新十津川村》…北方向・国道275号沿い新十津川町市街地
「セイコーマート 新十津川店」北へ10.7km・滝川市への三叉路(0125-72-1070:06:00-23:00)、「ファミリーマート 新十津川店」北へ12.1km(0125-72-2528:24h営業、日曜日は時短24:00まで・月曜日06:00開店)、「セイコーマート新十津川中央店」北へ13.4km(0125-76-2112:06:00-23:00)。
ガソリンスタンドは温泉隣に「ENEOS浦臼SS」(07:00-18:00/日曜定休)。道の駅の目と鼻の先で便利です。
南方向2.5km(国道275号沿い)に「ホクレンうらうす(JAピンネ)」(0125-68-2845:営業時間08:00-18:00/日祝定休)があります。
郵便局は南北に。
北方向「鶴沼郵便局」(0125-68-2801、樺戸郡浦臼町キナウスナイ186-505)が直近、国道275号を北へ400m。ATMは土曜お昼まで。
南方向は「浦臼郵便局」国道275号を南へ3km(0125-68-2222)。ATMは日曜15:00まで。
新十津川町・浦臼町・月形町位置図 |
浦臼町 (北から順に) 観光スポットトップに戻る
道の駅周りの「鶴沼公園・キャンプ場」は「風呂事情」へ浦臼町道の駅「つるぬま」と観光スポット |
《浦臼神社》
「浦臼神社」(MAP CODEE:360 100 761*76、0125-68-2763、浦臼町字キナウスナイ186番地)。例大祭は9月7日。誉田別神(ほんだわけのかみ)と(大國主神(おおくにぬしのかみ)を祀ります。社殿は神明造。明治25年から浦臼の開墾に着手。宮内省鶴繁植地の鶴沼があり、この高台に神社敷地を選定。友成士壽太郎が土地を寄附し、明治31年社殿新設、明治43年落成。神社建立には当時の厳しい自然、それに立ち向かう気力低下を背景としていたという。〔🗾Googleマップ〕。
道の駅の背後の丘にあります。旧JR札沼線の踏切を渡ると、参道(大きな階段)があり、それを登り切ります。神社境内は春になると、エゾエンゴサクやカタクリ、福寿草、アズマイチゲなどの花で一杯になります。リスやコゲラなどの動物もいるので運が良ければ、花や立木の中にその顔を拝むことができます。「映える」撮影スポットとしても有名、花の時期にはカメラマンがたくさんいます。だいたい4月下旬が訪問時期。
浦臼神社のエゾエンゴサクとカタクリ4/26 |
浦臼神社・コゲラ |
浦臼町には「チャシ」と呼ばれるアイヌの遺跡が4つ遺されています(うち三つを紹介)。チャシの目的ははっきりしないところもあるようですが、一般的には祭礼の場所(カムイミンタラ神の場所)、出城、砦、宝物庫などだったのではないか、また和人との関係では砦の意味合いが強かったのではないかと考えられています。チャシはアイヌ語で「柵囲い」を意味しますが、実際のチャシは発見されておらず、すべてその跡(チャシコツ)とのこと。作られた年代は14世紀~18世紀。構造は高い場所に作られ、崖や壕を伴っています。現在、道内で530か所以上のチャシコツ(道南、道央南部日高、道東に多い)が見つかっているとのこと。道央エリアの北で見つかるのは珍しいのかも…。
「鶴沼チャシ」(MAP CODE:360 099 742*88、浦臼町キナウスナイ)は浦臼神社から直線で西へ200m、道をたどって900mにあります。1600年代、ハウカセによって作られたとの伝えです。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
「晩生内一号チャシ」(MAP CODE:180 843 203*38、浦臼町晩生内ヲソキナイ)は町道沿いに案内の「丸太」が建っているので一番わかりやすいかもしれません。そこからまっすぐ農道を進み、山にぶつかったら車を駐め、山に向かって少し左手に踏み跡があるのでそこから、尾根に向かって歩いて登ります。ます。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
「晩生内二号チャシ」(MAP CODE:180 842 680*01、浦臼町ヲソキナイ)。こちらは「晩生内郵便局」(0125-68-2803)の南150mにある町道(三叉路)を北西に6km行きます。畑の億、クマザサの生えるあたりに矢印のみの案内板があります。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
《鶴沼ワイナリー》
浦臼町はまたワインの生産でも有名です。「鶴沼ワイナリー」道の駅から北西へ4km弱(0125- 68-2646、浦臼町於札内428−17)は毎年ワインコンクールで様々な賞を取り、2018年も「鶴沼ゲヴュルツトラミネール(トラミーナ)」という白ワインで銅賞を取っています。受賞歴を見ると白ワインが多いので、白が得意なのかも。ワイン直売所があるので足を運んでみるのも楽しいですね。〔🗾Googleマップ〕。
個々のワイナリーの作付面積では日本一を誇ります。道の両側にブドウ畑が広がります。毎年8月最終日曜日は「鶴沼ワインフェス」開催、ブドウ畑でワインと焼き肉などが振る舞われます。10月にはブドウの葉が紅葉し、カエデならぬブドウのもみじを楽しむことができます。道の駅「ヘルシー物産館」でも「鶴沼ワイン」は手に入ります。ちなみに会社は小樽にあります、北海道ワイン株式会社。
浦臼町・鶴沼ワイナリーぶどう園10/20 |
ぶどう園(夏) |
《浦臼町郷土史料館》
「浦臼町郷土史料館」道の駅から南下3km・国道275号沿い町役場すぐそば(0125-68-2237、浦臼町字浦臼内183−363)開館期間4月終わり~10月・09:30-16:00/月火休館。入館無料。坂本龍馬家ゆかりの人たちや、男爵岩村通俊の開拓史、チャシ跡発掘資料を展示。玄関前に「北の龍馬館」という大きな幕があるかもしれません(道内のいろいろなところに坂本龍馬に関する記述がありますが、龍馬は北海道には来ていません)。館内は撮影禁止。紹介記事。〔🗾Googleマップ〕。
〔蒸気機関車C11動輪〕
動輪は郷土史料館の庭に展示されています。かつて浦臼町を走っていた札沼線一部区間廃止(2020年)については上の「駐車可能台数」に書きましたが、この動輪はそれよりずっと前1978(昭和53)年当時の国鉄から浦臼開拓の資料として譲渡されました。札沼線は1957(昭和32)年SLからディーゼル機関車に換わり、1972(昭和47)年新十津川から石狩沼田までが廃止されました。
《坂本龍馬家の墓》
道の駅を南に行くと札的(さってき)という旧JR札沼線の駅近くに、「坂本龍馬家の墓」道の駅から南下5km・国道275号経由(MAP CODE:180 876 760*02、浦臼町札的)があります。土佐生まれの龍馬と長崎とのつながりは「亀山社中」などでよく知られていますが、北海道との関係はいかに?(お菓子で有名な十勝地方の「六花亭」の包装紙に十勝六花を描き続けた坂本直之は坂本竜馬の甥の孫になるそう)。国道275号沿いに道案内が建っています。お寺さん「大正寺」(0125-68-2772)があり、その奥にある墓地の一番手前、「武市安哉の墓」のすぐ奥です。〔🗾Googleマップ〕。
浦臼町・坂本龍馬家の墓 |
「坂本直寛住居跡(なおひろ)」(MAP CODE:180 879 855*04、浦臼町浦臼)は、坂本家で実際に北海道に渡ってきた人物。土佐藩郷士坂本家5代当主、龍馬は叔父に当たります。自由の気風に憧れ、キリスト教を信奉。北海道開発のための組織・北光社を16名で設立し、その社長に就任しました(1896[明治29]年)。翌年北見に一族を引き連れ移住、その後1898(明治31)年、高知にいた子どもを呼び寄せ浦臼に転居しました。1902年まで浦臼開発に努めました。「住居跡」には住居の外壁材を支柱に用いた案内板が建っています。〔🗾Googleマップ〕。
新十津川町 (南から順に) 観光スポットトップに戻る
- 袋地沼
- 開拓記念館
- 出雲大社新十津川分院
- 廃線・札沼線(駅跡地さくら公園)
- 新十津川神社(玉置神社)
新十津川町の観光スポット |
《袋地沼》
「袋地沼(ふくろじぬま)」道の駅から8km北上・国道275号経由(MAP CODE:179 000 831*66、樺戸郡新十津川町字花月)。石狩川の三日月湖(河跡湖)。3月に白鳥が飛来します。撮影は新十津川町(43.510586621042904, 141.87524763210467、町道が90度に曲がっているところ)。〔🗾Googleマップ〕。
ピンネシリの山を入れる場合は対岸(砂川市)に渡った方がよいでしょう。「オニオンファーム カワマタ」(MAP CODE:179 002 604*87、新十津川町花月30)まで進み、350m北上、丁字路を西進(左折)、最初の十字路を南進(左折)します。ここまで来ると東の砂川市がすぐそこ、砂川遊水地も2km南です。
新十津川町・袋地沼4/6 |
袋地沼・お昼の時間白鳥はいません |
《開拓記念館》新十津川町トップに戻る
「新十津川町開拓記念館」道の駅から国道275号を12km北上・中央1丁目信号を曲がらずに直進(0125-76-2622、樺戸郡新十津川町字中央1-1)10:00-16:00(金曜は-13:00)/冬期休館、要入館料。奈良の十津川村を離れ、北海道の地で苦労の開拓を続けてきた新十津川町民の歴史をたどる記念館です。新十津川の自然と歴史、奈良十津川の自然と歴史、新十津川への移住と開拓に分け、町の歩みを展示しています。記念館1Fに「開拓記念館収蔵庫」があり、こちらは毎週日曜日のみのオープンです(記念館受付に申し込み)。記念館の場所は石狩川とJR新十津川駅(2020年4月廃止)のちょうど中間。開館時間は10:00-16:00まで、冬期(11月~4月)は休館です。〔🗾Googleマップ〕。
記念館横に「農業記念館」があります。こちらは1921(大正10)年に建てられた元新十津川信用購買組合の建物を移設・復元したもの。町の農業の発展が記された記念館です。見学は記念館受付に申し込み。
新十津川町開拓記念館 |
ふるさと公園内の「新十津川物語記念館」(0125-76-2995)は、風呂事情をご覧ください。こちらも冬期は休館です。
《出雲大社新十津川分院》
「出雲大社新十津川分院」開拓記念館の向かい(0125-76-2547、新十津川町中央32-9)。1889(明治22)年8月の奈良県十津川村の大水害をきっかけに2489の村民が北海道のトック原野に入植したことは村を題材にした物語などでよく知られているところ。本院の歴史によれば、離村の前、1871(明治4)年(廃藩置県の年)十津川衆(十津川村の士族)は信仰を仏教から神道(出雲大社教)に改めました。そのため北海道に入植した十津川衆はみな出雲大社教の教徒。信仰をよく守り、2009(平成21)年には社殿造営百年奉謝大祭が執り行われたとのこと。なお、1868(明治元)年、神仏分離令(廃仏毀釈)が出されました。〔🗾Googleマップ〕。
祭神は大国主大神以下8神、本殿脇に左脇殿(本殿に向かって右側)に熊野本宮坐大神、住吉大神。右脇殿に出雲大社龍蛇神を祀ります。また祖霊社には幽冥主宰大神が祀られています。本殿階段横にウサギがいます。夏季大祭は8/20、秋季大祭は10/22。本殿近くに「新十津川開村記念碑」が建ち、子持ち石が置かれています。裏手にはスポーツ広場があり、石狩川が流れています。
なお、出雲大社のお参りの仕方は通常のお宮参とは異なります。神鈴横の「御神前の礼拝作法」をよく見てお参りしてください。「神語」を三度唱えますが、なかなか難しいかも…。
出雲大社新十津川分院 |
十津川分院本殿 |
《廃線・札沼線(新十津川駅跡地さくら公園)》
「JR新十津川駅跡」道の駅から12km北上・南中央3号通り沿い(新十津川町中央)。1935年札沼線が開通したときの様子を撮影した写真が開拓記念館に展示してあります(1931年中徳富駅のちの新十津川駅開業)。町を挙げてのお祭りとなりました。残念ながら、「日本一早い最終列車」がしばらく運行した後に、2020年廃線となりました。ラストランはみんなで別れを告げる予定でしたが、新型コロナウィルス騒ぎのためにひっそりと行われました(札沼線の別れの記事2020/04/18)。「空知中央病院」(0125-76-4111)の奥にあります。〔🗾Googleマップ〕。
旧JR新十津川駅は2021年7月、解体されました。跡地は公園となり(新しい公園には一本だけ発車時刻が書かれた時刻表が建っています)、また軌道跡には道路建設。駅を訪れた人が書き綴った「一言集」は町の図書館に収められました。
新十津川駅跡地さくら公園 |
新十津川駅跡地・テルミヌスの朝ごはん |
《造り酒屋 金滴》
「金滴酒造」(0125-76-2341、新十津川町字中央71-7)売店平日08:30-17:30・土日10:00-16:00。1906(明治39年)設立の酒造会社。代表銘柄「金滴」のほか、季節限定の吟醸「ひやおろし」などがあります。オンラインショップあり。写真の奥に工場が奥深く連なっています。〔🗾Googleマップ〕。
新十津川町・金滴酒造 |
《新十津川神社(玉置神社)》
「新十津川神社(玉置神社)」道の駅から北へ15.4km・国道451号沿い(0125-76-2542、新十津川町中央37-1)。社殿は神明造。例大祭は9/4。主神・國常立尊(くにのとこたちのみこと)以下5神を祀る。〔🗾Googleマップ〕。
奈良の水害の翌年、1890(明治23)年10月、被災者600戸2489人が神戸から小樽へ船で、小樽から市来知(三笠市)まで汽車、そのあと空知太(滝川市)までの約42kmを徒歩、病人や老人、子どもは囚人に背負ってもらったという。空知太では建設途中の屯田兵屋に一端とどまり、徳富川流域のトック原野への入植計画(開拓記念館の裏手に「トック原野植民地区画割測設完成記念碑」あり)や移住地の名前などが練られ、トック原野に移住。
1891(明治24)年奈良県十津川の玉置神社5神の分霊を奉斎。1894(明治27)年、上徳富に仮殿設営、その後現在地へ奉遷。1990(平成2)年鎮座100年にあたり(鎮座百年記念碑あり)、奈良十津川村から杉、桧を運び、本殿、社殿、廊下、社務所を改修、神饌所を新築、1997(平成9)年参道が曲がっていたのを直線に改修(名残の鳥居あり)。
神社名は最初、奈良の本社と同じく「玉置神社」だった(本殿破風前に「玉置神社」の銘あり)のを、1967(昭和42)年変更し新十津川神社となりました。
新十津川町・新十津川神社(玉置神社) |
新十津川神社(玉置神社)鳥居 |
●地名由来 [TOPへ]
浦臼町、月形町、新十津川町
《浦臼町》
於札内、キナウスナイ、サッテキ、晩生内
〔浦臼〕
「浦臼」の地名は「ウラウシナイ」というアイヌ語からの転訛という説が一般的。ウラ=梁(やな:魚を捕るための仕掛け)、ウシ=多い、ナイ=川という意味。「鶴沼」については「風呂事情」をご覧ください。
1887(明治20)年、樺戸集治監(刑務所のこと)の囚人達によって、月形と晩生内(おそきない、現浦臼町の南部分)間の道路を開削し入植が始まりました。1899(明治32)年、月形村より分村、この年を開祖の年としています。1960(昭和35)年町制施行「浦臼町」となりました。
人口は1955年の7,000人台を最高に減少し、現在は2,000人を下回っています。観光客は毎年20万人以上が訪れるようです。
〔於札内(おさつない)〕
アイヌ語の「お・さっ・ない」(河口が乾く)から。於札内川は石狩川に注いでいますが、川幅が広くなっていて水がないように見えることからこの名が付いたのでしょう。「乾く」のは「乾期(夏)に」と「広い河口のため」の二つの解釈が存在する模様。道の駅のすぐ北側を流れています。
〔キナウスナイ〕
アイヌ語の「アイヌ語の「し・きな」(蒲)に由来すると考えられています。「うす」は「たくさん」、「ない」は「川」です。「きうすない」も同様の語源と考えられています。
〔札的(さってき)〕
アイヌ語の「さってくない」(やせる・川)に由来。夏に川が干上がっていたのでしょう。札的内川は一度「新沼」に注ぎ、そのあと石狩川に流れ込みます。
〔晩生内(おそきない)〕
難読地名のひとつ❌「ばんせいない」。アイヌ語の「お・しょしけ・ない」(河口が崩れている川)に由来。晩生内神社のすぐ西側を流れています。町の最南にある東沼に注いで入るようですが、川筋がはっきりしません。ちめいは「おそきない」ですが、浦臼では最初に開発の手が入ったところ。
《月形町》
札比内、樺戸、知来乙
〔月形〕
「月形」については「月形潔氏之像」をご覧ください。
〔札比内(さっぴない)〕
アイヌ語「さっ・ぴ・ない」(乾いた石の川)から。乾期(夏)に水がなくなることから。さっぽろの「さっ」も同様に「乾いた」、「ぽろ」は「広いところ」。
〔須部津(すべつ)〕
アイヌ語「しぺっ」(大きい川)から。月形町役場のすぐ南、国道275号が大きくカーブするところに「須部津川」と大きく書かれた橋(柳橋)があります。そう大きな川ではないので「本流」といった意味で使われていたのかもしれません。道北上川管内のの「士別」、「標津」(道東根室管内)と同じ語源で、集治監のあった月形では「死別」を連想させるということで「すべつ」に変更したと伝えられます。
〔樺戸(かばと)〕
アイヌ語の「かぱと」(コウホネのこと)に由来。今ではスイレンのようなコウホネは観賞用の水草ですが、アイヌの人々にとってその実は大切な食料だったとのこと。
〔知来乙(ちらいおつ)〕
アイヌ語の「ちらい・おっ」(魚のイトウが多くいる)から。今では姿を見ることがありませんが、昔はイトウがたくさんいたのでしょう。須部津川の支流に「チライオッナイ」という川があるそうですが、確認できませんでした。
《新十津川町》
徳富川、ピンネシリ
〔新十津川〕
「新十津川」については「新十津川神社」をご覧ください。
〔徳富川(とっぷがわ)〕
アイヌ語で「とっく・ぷと」(凸・川の合流地点)から 。現在の徳富川と石狩川の合流地点を指していた模様。「新十津川町開拓記念館」のすぐ北を西東に流れる川です。
〔ピンネシリ〕
アイヌ語「ピンネシリ」(男山)から。ピンネシリは標高1,100m。手前に「マツネシリ」(女山)があり、標高は1,002m。ピンネシリは道内数か所にあります。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道樺戸郡浦臼町字キナウスナイ186-214 (現在地からのルートを表示)電話:0125-68-2626 MAP CODE:360 100 801
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅つるぬま」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18845
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2164/
https://www.town.urausu.hokkaido.jp/kankou/spot/spot05.html
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