道の駅「ひがしかわ道草館」(道北エリア上川南 86)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道上川郡東川町東町1丁目1番15号 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0166-68-4777 MAP CODE:389 406 345
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東127km)おんねゆ温泉(オホーツク)
(北西16km)あさひかわ・(西49km)ライスランド深川(道央北部)
(南17km)びえい丘のくら
(北21km)とうま
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事 +東神楽町・忠別湖・旭岳・天人峡・キャンプ場
●地名由来 ●地図
【24hトイレはウォシュレット】 24hトイレはすてきな屋根の色(緑青)の駅舎内にあります。個室は和式が1つと残りはすべてウォシュレット(女子7/男子4室)。トイレ全体は広いのですが、個室にはベビーチェアや金属製棚が設置されていて少し狭い感じ。便座クリーナー付き。多機能トイレにはオストメイト機器、おむつ交換台があります。室内全体が寒色系で統一されています。夜間は入口が「小さい」手動式。入口の場所は昼間の玄関と同じです。
ついでながら休憩室には血圧計が置いてあります。道内の道の駅ではここだけの設備。
道の駅「あさひかわ」まで16km、旭川「龍乃湯温泉」まで12km。ここまで来たなら、天人峡温泉か旭岳温泉を目指しましょう。直近は東川町内と東神楽町の温泉(南東へ5km)、キャンプ場つきのとてもきれいなところです。このリストの最後に上げています。
天人峡温泉(東へ27km)…、
「御やど しきしま荘」(0166-97-2141)12:00-19:00。自然湧出源泉かけ流し。料金ちょい高め。石けん類備え付け。2020年から始まったコロナ禍を乗り越え、天人峡で唯一営業中。手前、カメラ側に「天女の足湯」があります(「観光スポット(天人峡)」をご覧ください)。
閉業「癒しの湯宿天人閣」(0166-97-2111)12:30-17:00。自然湧出の源泉かけ流し。料金高め。タオル・フェイスタオルセット。石けん類備え付け。第3別館1F。
旭岳温泉(東へ31km)…、
湯量が多く、ひとつの宿で複数の源泉を持っていることがあります。つぎの画像の案内が現れたら、旭岳に向かって10件ほどの宿が道の両側に展開します。画像案内の向かいは「旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道」(日帰り入浴あり、元「グランドホテル大雪」)。
「湯元湧駒荘(ゆこまんそう)」(0166-97-2101)源泉かけ流し。別館に日帰り温泉「神々の湯」(利用時間12:00-19:00)があります。入浴料はちょい高め。石けん類備え付け。ぜひ入ってみるべきです。源泉を五つも持っているとのこと、「日本秘湯を守る会」で紹介されています。
本館の方に「ユコマンの湯」と「シコロの湯」があり、2019年までは日帰り入浴が可能でしたが、2020年から宿泊者のみの利用になりました。やっぱり泊まってみるべきでしょうか?
「旭岳万世閣 ホテルベアモンテ」(0166-97-2325)12:30-19:00。源泉かけ流し。石の湯と木の湯あり、男女入れ替え。料金高め(JAF優待会員含む6名まで\100割引)。石けん類備え付け。貸し切り風呂あり(要予約)。2022年6月20日リニューアルオープン。
「ラビスタ大雪山」(0166-97-2345)時間14:00-18:00。源泉かけ流し(もむにの湯)。料金とても高め。
「大雪山白樺荘」(0166-97-2246)時間13:00-20:00。源泉かけ流し。料金ちょい高め。
「ロッジ ヌタプカウシペ」(0166-97-2150/なんと休みの時は留守電になっています)。料金ふつう。時間12:00-16:00。秘境の宿。
「ホステル ケイズハウス北海道」(0166-97-2555)14:00-19:00。入浴料はちょと高め。露天風呂あり。岩造り旭岳温泉案内の向かいにある、温泉街最初の宿。
東川町、東神楽町の温泉…、
キャンプ場併設の施設。キャンプ場は「観光スポットや行事」でご確認ください。
2022年3月閉館東川町「キトウシ高原ホテル」(09:00-21:00)は「キトウシ森林公園家族旅行村」道の駅から北東へ4.6km(0166-82-2632)にあります。料金少し高い、ラジウム鉱泉、ボディソープ等備え付け。鉱泉には正しい入浴法があるそうで、リンク先(入浴方法)でご確認ください。
上記とほとんど距離の変わらない「森のゆ ホテル花神楽」南東へ5km(0166-83-3800、上川郡東神楽町25号)10:00-22:00。料金少し高い、ボディソープ・シャンプー備え付け。弱アルカリ性低温泉。露天風呂からは大雪山を臨む。たいていの露天風呂は冬期、雪のため閉めてしまいますが、ここは冬でも楽しめます。雪山を雪景色の中から眺めながら入浴するのはすがすがしいです。風呂も湯もとってもきれい。お食事処「アニス」があり、夕食もゆうゆう摂れます(営業時間11:30-20:30/15:00-17:00は休憩・メニュー画像)。入浴の「JAF優待(1グループ割引)」あり。
「コインランドリースキル東川店」(東川町西町2丁目2−13)06:00-23:00。道の駅前の道道1160号を北西方向へ600m、「東川北町3丁目」バス停横。2021年開店。
旭川市直近「コインランドリーはなこ」北西へ11km(0166-25-1228、旭川市豊岡5条7丁目1−3)営業時間06:00-24:00。稼働状況。旭川市にはたくさんのコインランドリーがあります。一覧をご覧ください。
旭川よりもさらに北は士別、「コインランドリーひまわり士別店」北へ60km(士別市大通西14丁目3142-78)07:00-24:00。稼働状況。
あるいは南下して上富良野町「ランドリータイム」南へ35km・上富良野町立病院(0167-45-3171)が向かい側(上富良野町大町3丁目3-2)洗濯機・乾燥機分離型。両替機なし・小銭を用意。
大型・普通車・身障者用:2台・51台・2台。身障者用駐車場の記載がホームページ等にありませんが、2台分の身障者用マークが駅舎すぐ前にあります。駅舎前は身障者用駐車スペースのみ、一般の車は駅舎前には駐められません。普通車は駅舎南東方向、信金前・後とモンベル前へ。旭川の道の駅は入口を見つけるのが大変ですが、こちらは駐車場の区割り(赤枠)が複雑。画像では緑枠が駅舎です。駐車スペースを探す難易度8。大雪山・旭岳、天人峡、羽衣の滝に行く前に一息入れるには良い場所です。Google Map。
駅舎の真裏(画像上部)に「道の駅臨時駐車場」(未舗装、10台分ほど)が設置されています(2021年)。「臨時」と書いてありますが常時使用中のようです。
駐車場を利用する人は道の駅利用者ばかりではないので、少し戸惑うところがあるかもしれません。
南東側にはモンベルの建物、北央信用組合の建物があり、道の駅の駐車スペースではないように見えます。しかし50台以上というのは赤色で囲った部分を足しての駐車台数。大型車用駐車スペースは一番右端・菱形部にあります。
でもおそらくは目を引きつけるものは300台以上も並ぶカメラの数々。「写真の町東川」を表すように、そうそうはお目にかかれないカメラ群が展示されています。東川町では毎年高校生を対象に「写真甲子園」を開催。また「東川町国際写真フェスティバル」も毎年行われ、「写真少年団」も活躍しているようです。「写真女子」は「シャッターガール」という名前らしい、「写ガール」だとまずいのかな。2019年の写真甲子園予選には全国500以上の高校が参加しました。
以下、東川町、東神楽町の順に紹介します。
◯「居酒屋りしり」道の駅すぐ裏手(0166-82-4088、東川町東町1丁目6-14)17:00-24:00/日曜定休。三角屋根の波風に「1997」と書いた店。その日のおすすめは店の前にぶら下げてあります。海鮮が中心、厚岸産の牡蠣が入ることも。おすすめ「とうきびのかき揚げ」、肉の串焼きもあり。お酒は東川産のワインも。「ミシュランガイド北海道 2017」に掲載。駐車場の画像、一番上に写り込んでいます。
「東川楽座笹一」50mほど南下・道道1160号向かい(0120-822-747)11:00-14:00・17:00-22:00(冬期は-21:00)。もともとはお寿司屋さんですが、ラーメン、そば、定食、丼なども。「醤油ラーメンと小チャーハンのセット」がおすすめ、もちろんお寿司も…。
「オンザテーブル」道の駅真向かい(0166-73-6328、東川町南町1丁目1-6 レス東川2F)11:30-24:00(月火木-20:00/水曜定休・第1・3火曜お休み)。スープカレーなど洋食系。エビカレードリアがおすすめ。
閉店「おかめ」道道を2.5km北上(0166-82-5282、東川町西町9丁目1-24)11:30-14:00(土日+17:30-19:00)/月火曜定休。生姜焼き定食、肉野菜定食がおすすめ。どでかい大盛りの「チャーハン」あり。
「natsuかふぇ」道道を北へ1.2km・ツルハドラッグで右に曲がる(0166-74-8175、東川町北町5-9-1)11:00-15:00(金-19:30)/土日曜定休。「ふつう」で大盛りの「皿バーグ」はおすすめ(小皿バーグ、大皿バーグあり)。チーズ皿バーグなどもあり。古い家を利用した古民家カフェです。
閉店「蝦夷」モンベル道の駅店の裏手(0166-82-2232、東川町東町1丁目5-10)11:00-15:00・17:00-20:00/水曜定休。ラーメン屋さん。おすすめは挽肉ともやし、玉ねぎの炒めたものを載せた「蝦夷味噌ラーメン」。東川産米粉の餃子も人気です。
「讃岐うどん 千幸」道道1160号を50mほど北上・最初の信号を右へ(0166-56-3060、東川町東町1丁目1-1)11:00-14:30/日月曜定休(冬期は月の最終土日も休み)。香川県産と北海道産の小麦、東川町の湧水、利尻の昆布を使ったうどん屋さん。トッピングに肉、とり天、ごぼう天が人気。「本日のおすすめ」が店内に出してあります。「讃岐」なので、こしのあるうどんです。食事時は並びます、早めに行った方がよいかも…。店舗奥に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
「玄米おむすび ちゃみせ」(0166-82-3887、東川町西2)08:00-15:00/月火曜定休。東川産のお米を使った玄米おにぎり。のり以外は道産食材です。「ツナわさび」や「梅とかつおと大葉」、「半熟たまご」は10:00から販売。晴れの日は外でいただけます。
店構えがお店らしくないので、注意して通らないと見過ごしてしまいます。道道1160号を南東へまっすぐ1.2km。うす緑の幟が立っていて、奥の方に洗濯物みたいな白いのれんがあります。入口の前に緑の小さな椅子が置いてあり、開店中は「OPEN」と書いたレンガ。店は左手にあります。
すこし南下…、
「Wednesday cafe&bake」道の駅から南東へ6km・大雪遊水公園のすぐ北・道道1160号沿い(0166-85-6283、東川町町東28号北1番地)11:00-18:00/木曜定休。もともとは農協倉庫を改装したカフェ。コーヒーばかりでなく、野菜たっぷりのランチもいただけます。
「ハルキッチン」道の駅から南東へ7km・大雪遊水公園の南1.5km・道道1160号経由(090-6992-0131、東川町東11号南4番地)11:00-17:00/水木曜定休。おすすめは「鹿肉のトマト煮」。鶏の燻製、ジンジャーシロップの入ったホットティーがあります。
東神楽町…、
「手打ちそば まる」(0166-73-8841、東神楽町南1条西2-6-9)11:30-15:00/日月曜定休。民家を改装したそば屋さん、店の中の雰囲気はもちろん、玄関までのアプローチなど雰囲気にあふれています。すだちそばやトマトそば、冬はニシン蕎麦がおすすめ。味噌を塗った「蕎麦味噌にぎり」あり。ときどきカボチャのプリンあり。
「蕎麦 蓬(よもぎ)」(0166-83-5991、東神楽町東3線20-124)11:00-15:00/月火曜定休・12月下旬~3月中旬は冬期休業。天ぷらぶっかけの「八千代そば」、「揚げ出し豆腐そば」、「牡蠣そば」がおすすめ。入口ののれんから雰囲気たっぷりのお店です。
「らーめん鷹の爪 アルティモール店」(0166-76-5480、東神楽町東2線16-98 旭川空港2F フードコートそらいち)11:00-20:00/火曜定休。醤油、味噌、塩ともにあり。醤油ラーメン「龍の雫」がおすすめ。
直近が「ハマナスクラブ東川店」(0166-82-2615)。モンベルを越えて南東方向へ100mほど。旭岳へ向かう「最後」のコンビニです。
ひっくり返って、北西方向400mで「セブンイレブン東川北町店」(0166-82-5577)があります。
「セイコーマート東川店」(0166-68-4477)は道の駅から北西へ500m進みます。
道の駅目の前が「東川郵便局」(0166-82-4755、ATMは日曜17:00まで)、駅舎とモンベルの間に「東川レンタサイクル」、建物の陰で見えませんが表側にスーパー「ホクレンショップ東川店」(0166-68-4011)があります。
ガソリンスタンドは道道1160号沿い。直近はすぐ南(150m)の「ENEOS東川SS」(0166-82-2647、旭岳方向最後のGS)、北西に向かって500m「ホクレン東川SS」(0166-82-2454)があります。
道道を北西方向に行くと旭川市、ガソリンスタンドは増えてきます。一方南東側に進むと旭岳方向、ガソリンスタンドはありません。
以下の順にご紹介します。
・東川町市街地寄り(公園とキャンプ場)
・東神楽町(公園とキャンプ場、旭川空港展望デッキ、匠工芸)
・忠別湖(チョボチナイゲート)
・忠別湖北岸(七色の噴水、源水公園)
・大雪山旭岳
・忠別湖南岸・天人峡(温泉)
・キャンプ場
《東川町市街地寄り‥公園とキャンプ場》
「大雪遊水公園」道の駅から南東へ5.4km(MAP CODE:389 293 761*74、東川町東9号北1番地 道道1160号・旭川旭岳温泉線沿い)。ロックガーデン、花壇、水上木道、水上広場、水上あずま屋があり、18ホールのパークゴルフ場も設けられています。水が見える4月~11月の時期が良いでしょう。水上木道が風情をそそります。トイレ、展望台あり。
「アサヒの丘キャンプ場」遊水公園のすぐ南隣(MAP CODE:389 293 627*85、東川町東9号北3番地)通年開設/施設整備のためのお休みがあります。民間施設。10月から冬期料金、少し上がります(冬期の利用は要事前予約)。車中泊はテント一張の値段、とても安いです(入場料とサイト料が必要です)。門限は22:00、以降の入出はできません。まきを販売しています。トイレは洋式(冬期の利用は、凍結防止の注意が必要です)。ゴミは持ち帰り。貸しテントやシュラフがあります。予約は携帯電話(080-8297-9393 井川健治さん、リンク先の電話番号とは異なります)、あるいはwebから(なっぷ)/冬期は要予約。直近の温泉は「森のゆ花神楽」(北へ12km)。旭岳ロープウェイまで25km。
「キトウシ森林公園家族旅行村」道の駅から北東へ4.6km(0166-82-2632、上川郡東川町西5号北44番地)4月下旬~10月中旬開設。旭岳ロープウェイまで35km。トイレは和式、洋式、ウォシュレット混在。ごみ処理可。キャンプサイト(林間、芝生)、カーサイト(炊事場つき・なし、一般駐車場)、バンガローあり。車中泊はカーサイトで可能。安上がりなのは駐車場、水栓が二カ所あります、階段が途中にあるのでトイレが少々不便。バンガローは設備は十分整っていますが、8人用で人数が少なければ割高。ペット不可。ランドリーあり。(閉店)風呂は東へ800mほど、同じ敷地内の「キトウシ高原ホテル」(09:00-21:00、ラジウム鉱泉、ボディソープ等備え付け)があります。北方向へ200m、「レストランアルバータ」。夜中(22:00-06:00)の外出はできません。冬はスキー場になるところ。画像は正面がセンターハウス。
東川町からは、北海道の背骨・大雪山(たいせつざん)は目の前、東へ32km。「大雪山」という山はなく「大雪山脈」という意味で使います。主峰旭岳(標高2,291m)をはじめとして、道内で標高の高い山10位までをこの大雪山系に見いだすことができます:北鎮岳(2,244m)、白雲岳(2,230m)、後旭岳(2,216m)…。そしてこれらは今なお活動中の火山群。その恵みは天人峡温泉、旭岳温泉の豊富な湯量に見ることができます。さらにそれは地下水の豊かさにも現れます。東川町には上水道が引かれていません。大雪の伏流水が町の隅々に行き渡っているのです。地表に地下水が現れるところもあります。
《東神楽町‥公園とキャンプ場、旭川空港展望デッキ、匠工芸》
森林公園は「森のゆ花神楽」(0166-83-3800、風呂事情をご覧ください)と同じ場所。大きな池もあり、キャンプ場、バンガロー、遊具施設が充実しています。
「ひがしかぐら森林公園」南東へ4.6km(0166-83-3727、東神楽町25号40番地)。遊具サイクルモノレール、ゴーカート、ボートや、テニスコート、バスケットコート、キャンプ場、パークゴルフ場、温泉「森のゆ花神楽」などを揃えた広い公園。
「ひがしかぐら森林公園 オートキャンプ場フローレ」(MAP CODE:389 320 077*63、4月~10月中旬開設)フリーサイトは車の乗り入れ不可。オートサイトは電源つき。バンガロー(2、4、6人用、貸し寝具、毛布、シュラフあり)あり。シャワーあり。貸しテントあり。ボートやモノレール、ゴーカートなどを借りることができます。キャンプ場内にランチのみの「森のキッチン穂乃花」があります。温泉は「森のゆ 花神楽」。ネット予約、電話予約の案内がリンク先にあります。旭岳ロープウェイまで28km。
「旭川空港展望デッキ」道の駅から南西へ7km(0166-83-3939、東神楽町東2線16-98)08:00-20:00。天候による閉鎖の可能性あり。飛行機の離着陸はどこの空港も大人気。一日見ていても飽きないくらい。お土産屋さんやレストランがたくさんあります。
東神楽町のスポットは観光案内にたくさん載っているわけではありませんが、とてもきれいな風景がここかしこに見られます。つぎの画像は空港橋(旭川空港は東神楽町にまたがる空港です)付近の夏の風景です。
「匠工芸」(0166-83-4400、東神楽町南1番通24番地)10:00-17:00。2Fに「匠工芸ショールーム」があり、見学できます。旭川家具の流れを汲む家具屋さん。もともと婚礼家具を作っていた旭川家具は近年、デザイン性にあふれた家具を創りだしています。ここのショールームでそうしたアーティスティックな家具に出会えるかもしれません。毎月の休業日は「おしらせ」に掲載してあります。「森のゆ花神楽」から西へ3km、道の駅から南へ4km。
《忠別湖・チョボチナイゲート》
道道1160経由で、旭岳を目指して行くと、「忠別湖」、少し北へ逸れて「大雪旭岳源水公園」、旭岳温泉、旭岳ロープウェイ乗り場と続きます。道道はここで行き止まりです。
忠別湖南岸の道道213号をたどると天人峡温泉へ続きます。道道は天人峡温泉で行き止まりです。
忠別湖北岸は東川町、南岸は美瑛町、湖の中程が町界です。忠別湖の流入口あたり(ダムから5km上流)に「上忠別橋」がかかっていて、忠別川の南岸・北岸に行き来できます。
「忠別湖」(0166-82-5391、東川町ノカナン)、「忠別ダム」で堰きとめられた人造湖、道の駅から南東へ13kmほどです。ダムは珍しい複合型、下流側(画像左)から見て右側が重力式、左側が中央コア型フィルダムです。ダム堤に「堤頂広場」という広場があります。雪渓の残る旭岳をバックに湖面の青と、夏なら周りの緑、秋には紅葉を同時に見ることができます。ダム堤頂は徒歩で忠別湖南岸・北岸に行き来できます(車不可)。ざっと1kmほどあるでしょう。
道道1116号(富良野上川線)は、その名のとおり富良野と上川を結ぶ道道ですが、事業が縮小され上川への途上に未開通部分がたくさん残っています。東川町内の開通部分は毎年9月上旬~10月上旬約ひと月の期間、ゲートが開きます。そのため「幻の道道」と呼ばれています。場所は「チョボチナイゲート」(忠別湖を走る道路が北へ分岐する三叉路部、住所:東川町806-43)から「東川北7線ゲート」(東川町1074-83)の12.4kmの区間。ひと月しか通行できない理由は、そのたの季節は地滑りの危険があるとのことです。2021年は9/9, 11:00にゲート開通~10/12, 11:00まで。
その中間部に「嶺雲橋(れいうんばし)」(長さ406m)がかかり、曲線を描く橋の姿を見ることができます。橋脚が非常に高く、東川町市街地あたりからも見えます。ゲート開放時は紅葉がそろそろ始まる頃、10月になってからの方が見応えがあるでしょう。
なお忠別湖沿いを走る道道1116号・1160号は旭岳ロープウェイ乗り場まで通じています。
「チョボチナイゲート」分岐まではMAP CODEに案内させることもできます(MAP CODE:796 754 439*06)。ただしゲート入り口を100mほど過ぎて「目的地到達」をナビがアナウンスするかもしれません。ゲートへの分岐は農業用道路みたいに細く一車線です。東川町市街からだと、ゲート直前に「旭岳トンネル」(1.5km弱の長さ)があり、ゲートへの分岐はこの出口から500mほど、左手です。
なおゲートから嶺雲橋までは離合が無理なほど狭くて曲がりくねった一車線道路、距離は10kmほどあるでしょう。対向車に気をつけて。道路が上下二車線になると、橋はすぐそこです。
《忠別湖北岸・七色の噴水、源水公園》
北側道路をかなり行った先(「上忠別橋」に近くなります)に「親水広場」(駐車場あり、トイレなし)、「ふくろう池」と「七色の噴水」(MAP CODE:796 756 326*30、駐車場とトイレあり)があります。親水広場は忠別湖で唯一水に触れることができる場所です。
噴水はふくろう池の真ん中にある自噴型、高さ15mまで吹き上がります。2019年春、東川町が約4,000万円をかけ、階段と展望デッキを設置しました。晴天の日には太陽の光で虹がかかり七色の噴水に。4月~11月、噴水が上がります。池と噴水は4月終わり~11月中旬/冬はお休み。七色の噴水からつぎの「大雪旭岳源水公園」までは東へ1km弱、すぐの距離です。
もう少し上流へ進むと「大雪旭岳源水公園」(2004年完成、MAP CODE:796 758 547*11、東川町ノカナン)があり、その先に地下水の噴き出し口「大雪旭岳源水」があります。忠別川を渡る「上忠別橋」があるので湖南岸の道からも行けます。
源水は、町の調べでは湧出量、1分間になんと4,600リットル。小学校のプールを1時間半で満たしてしまう水量です。水は強烈に冷たいです。ここまで汲みに来る人ももちろんいます(水は無料、駐車場協力金あり、ペットボトルで道の駅でも売っています、Amazonでも通販)。源水は2015(平成27)年3月に行われた環境省の「名水百選選抜総選挙」(← 付近の地図が掲載されています)で3位に選ばれました。管理人がいます。トイレあり。なんと水運搬用の台車が準備されています。
わき出す豊富な水はまた稲作にもおおいに役立っています。忠別(ちゅうべつ)川の扇状地は道内有数の稲作地帯。道の駅でもおにぎりやさまざまな米を売っています。
源水公園を過ぎると、旭岳温泉にたどり着く前に「ガマ岩」という大きな岩が駐車場の上にそびえています。温泉直前には「駒止の滝」がありますが木々に隠れて全容を見ることはできません。
《大雪山旭岳》
大雪山(たいせつざん・だいせつざん)系にある旭岳は北海道で一番高い山。「旭岳ロープウェイ」(0166-68-9111、上川郡東川町旭岳温泉)で山麓駅から五合目・姿見駅(標高1,600m)まで一気に登れます。五合目まで登れば、エゾシマリスがこんにちはするかもしれません。
ただ北海道の標高1,000mの天候は本州の2,000m~3,000m級の山と同等と言われます。姿見駅でも高山と同等です。天候の急変に備えた装備・服装を心がける必要があります。
10日間の休みが4月に、ひと月の休みが11月~12月にかけてあります、リンク先のページ等でご確認ください。営業時間は06:30-17:30/季節により変動します。
ロープウェイ麓駅の近くに「旭岳ビジターセンター」(0166-97-2153、上川郡東川町 旭岳温泉)があります。開館時間は09:00-17:00、休館日は年末年始です。旭岳の概要、動植物のこと、周辺の自然探勝路案内、五合目の散策路、天女ヶ原湿原案内などをしてもらえます。年間を通してツアーや観察会を開いています。長靴やストック、スノーシューなどのレンタルもあります。建物の前が広い駐車場になっています、舗装してありますがあまり平坦とはいえません。
ビジターセンターの近くに沼があり、5月の下旬~6月初旬、澄んだ雪解け水の中で花開く水芭蕉(北海道新聞Youtube)やエゾのリュウキンカ大群落が見られます。そのあとはチシマザクラが花開きます。ロープウェイ駅のすぐ向こうに勇駒別湿原(ゆこまんべつ)が広がります。西側に「天女が原湿原」、「カモ沼」があります。旭岳というと、「ロープウェイに乗って五合目まで」となりがちですが、近くにキャンプ場もホテルもたくさんあるので、散策に時間をかけてみてはいかがでしょうか。
《忠別湖南岸・天人峡(温泉)》
天人峡温泉については「お風呂」の項に記しています。
天人峡に店はありません。コンビニやガソリンスタンドは道の駅の周り(北西26km)にあります。美瑛までは西方30kmといったところです。東方は大雪山系の山々、東へ車で直接向かうことはできません。
忠別湖南岸の道道213号にはたくさんの駐車場、駐車帯が設けられています。湖を北に見た方が写真撮影には好都合です。湖面が見えるのはダムに一番近い「第3駐車場」、「第5駐車場」、上忠別橋に近い「忠別ダム望郷広場」(七色の噴水の対岸)。
湖を過ぎるとその先は天人峡温泉ですが、途中に「森の神様」と名づけられた桂の巨木があります(MAP CODE:796 733 240*41)。推定樹齢900年、周りはちょっとした広場。ダート路をたどります。この木の下で写真を撮ると、トトロの森に迷い込んだようです。
さらに東進、道道213号羽衣トンネルを抜けるとすぐに、忠別川に架かる天人橋があり、その前後に駐車場があります。駐車場から「七福岩」(MAP CODE:796 737 094*36)、また「あまつ岩」(MAP CODE:796 738 076*33)という、忠別川沿いに巨大な柱状節理の断崖を見ることができます。かなり浸食された節理で、1kmほど続きます。層雲峡とともに、紅葉の秋に訪れるのが良いと思います。あまつ岩まで来て、つぎのトンネルを抜けると、「天人峡温泉(御宿しきしま荘)」です。
天人峡温泉には「公共駐車場」(30台分、リンク先にMAP CODEあり)があります。「天女の足湯」(無料)のすぐそばです。この辺りは携帯の電波が届かないかもしれません。
「羽衣の滝」(MAP CODE: 796 738 116*08、東川町松山温泉天人峡温泉)は七段もの岩面を流れ落ちる滝。忠別川支流、標高1,000m、落差が270m、北海道最大です。1991(平成3)年、環境庁協力の「日本の滝百選」に選ばれました。天人峡にあるので、温泉と一緒のルートに加えるのも良いですね。崖崩れのため数年に渡り通行止め区間がありましたが、2018年6月新しい遊歩道が完成し、ふたたび滝の全容を見られるようになりました。忠別川沿いに「滝見台」があります。滝見台から滝までは250mほどです。その上流に「ひょうたん沼」(MAP CODE:796 769 106*30)があります。
(要登山装備、地図の読める方)落差20m、幅60mの滝、「東洋のナイアガラ」と呼ばれる「敷島の滝」(MAP CODE: 796 738 146*01、上川郡美瑛町忠別)も同じ天人峡にあります。「御やど しきしま荘」から歩いて1時間、車道はありません。「羽衣の滝見晴台」からの遊歩道は土砂崩れで不通でしたが、2021年復旧しました。滝は5月~6月、水量が多いようです。
天人峡沿い・忠別川南岸には「涙岩」(MAP CODE:796 739 126*03)、「見返り岩」(MAP CODE:796 739 169*33)が…。
「涙岩」にはその昔、羽衣をなくし天に帰れなくなった天女が涙を流した跡が残ります。大量の涙の跡、塩分が濃かったのかもしれません。
また岩山の上に一本だけ伸びた岩柱が見えます。奪われた羽衣を巨人が取り返してくれたお礼に舞をおどり、天女がこの岩柱を振り返りつつ天に帰って行ったという羽衣伝説が残ります。温泉の地名はここが由来です。
《キャンプ場》
多くのキャンプ場があります、少しだけあげます。どちらにもウォシュレットは設置されていません。高規格キャンプ場は上↑の「東川町」(ウォシュレットあり)、「東神楽町」(ウォシュレットあり)に記しています。
「旭川市21世紀の森ファミリーゾーンキャンプ場」東へ23.4km(0166-76-2108、旭川市東旭川町瑞穂888)5月~11月開設。ふれあい広場キャンプ場の利用は無料でしたが、2020年から要少額料金。低料金のバンガロー(6名程度)、タルハウス(醤油樽の家、2~3名用)あり。簡易浴用施設「森の湯」(温泉。開設はキャンプ場に同じ、13:00-20:00)石けん類使用禁止、こちらも2020年から要料金(石けんが使えないので、額は推して知るべし、ワンコインです)。直通道路がないので旭岳ロープウェイへは遠回りになります(55km)。
旭岳ふもと‥、
「旭岳青少年野営場」道の駅から東へ30km(0166-97-2544、上川郡東川町勇駒別)6月~9月開設。旭岳ふもとのキャンプ場、旭岳ロープウェイまで750m。
忠別の原野に開拓の手が入ったのは、1894(明治27)年。「東川」の地名がついたのはその三年後です。1906(明治39)年に町村制施行により東川村となり、1959(昭和34)年、町制施行で東川町となりました。
1950年代東川町の人口は11,000人に迫る勢いでしたが、高度成長期に都市部へ流出。しばらく7,000人台を維持していました。現在8,000人台を回復し、札幌市についで第2位の人口増加率を達成しています。
電話番号:0166-68-4777 MAP CODE:389 406 345
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅ひがしかわ道草館」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18871
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2668/
http://www.welcome-higashikawa.jp/michikusa/
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2021年9月27日)
《この道の駅のミッション❓》 大雪山の湧水で育った「東川のお米」を買い求める
道北エリア(上川管内・旭川以南)、道道1160号・旭川旭岳温泉線沿いの道の駅、2004年設置(設置番号86)。駅舎内に食事処はありません(周りにたくさんあり)。コンビニとガソリンスタンドは近く。トイレはウォシュレットと和式(快適度8)。独自のWi-Fiも飛んでいます。狭い駐車場(車中泊度△)、周りにたくさんのキャンプ場(「観光スポットや行事」に記しました)があります。北方向の旭山動物園まで11km(動物園までは、道の駅「あさひかわ」、「とうま」、そしてここからいずれもほぼ同じ距離です)、東方向の旭岳ロープウェイ乗り場(旭岳山頂は東川町内)まで31km。旭岳の麓に「旭岳温泉」、「天人峡温泉」があります。観光スポットとレストラン、温泉がたくさんの地域です。
道の駅「びえい丘のくら」(南)、「あさひかわ」(北西)まではいずれも20km圏内。
道北エリア(上川管内・旭川以南)、道道1160号・旭川旭岳温泉線沿いの道の駅、2004年設置(設置番号86)。駅舎内に食事処はありません(周りにたくさんあり)。コンビニとガソリンスタンドは近く。トイレはウォシュレットと和式(快適度8)。独自のWi-Fiも飛んでいます。狭い駐車場(車中泊度△)、周りにたくさんのキャンプ場(「観光スポットや行事」に記しました)があります。北方向の旭山動物園まで11km(動物園までは、道の駅「あさひかわ」、「とうま」、そしてここからいずれもほぼ同じ距離です)、東方向の旭岳ロープウェイ乗り場(旭岳山頂は東川町内)まで31km。旭岳の麓に「旭岳温泉」、「天人峡温泉」があります。観光スポットとレストラン、温泉がたくさんの地域です。
道の駅「びえい丘のくら」(南)、「あさひかわ」(北西)まではいずれも20km圏内。
住所:北海道上川郡東川町東町1丁目1番15号 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0166-68-4777 MAP CODE:389 406 345
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(東127km)おんねゆ温泉(オホーツク)
(北西16km)あさひかわ・(西49km)ライスランド深川(道央北部)
(南17km)びえい丘のくら
(北21km)とうま
▶上川管内(南)概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事 +東神楽町・忠別湖・旭岳・天人峡・キャンプ場
●地名由来 ●地図
【24hトイレはウォシュレット】 24hトイレはすてきな屋根の色(緑青)の駅舎内にあります。個室は和式が1つと残りはすべてウォシュレット(女子7/男子4室)。トイレ全体は広いのですが、個室にはベビーチェアや金属製棚が設置されていて少し狭い感じ。便座クリーナー付き。多機能トイレにはオストメイト機器、おむつ交換台があります。室内全体が寒色系で統一されています。夜間は入口が「小さい」手動式。入口の場所は昼間の玄関と同じです。
ついでながら休憩室には血圧計が置いてあります。道内の道の駅ではここだけの設備。
道の駅「ひがしかわ道草館」 |
道の駅「あさひかわ」まで16km、旭川「龍乃湯温泉」まで12km。ここまで来たなら、天人峡温泉か旭岳温泉を目指しましょう。直近は
天人峡温泉(東へ27km)…、
「御やど しきしま荘」(0166-97-2141)12:00-19:00。自然湧出源泉かけ流し。料金ちょい高め。石けん類備え付け。2020年から始まったコロナ禍を乗り越え、天人峡で唯一営業中。手前、カメラ側に「天女の足湯」があります(「観光スポット(天人峡)」をご覧ください)。
天人峡・しきしま荘 |
閉業
旭岳温泉(東へ31km)…、
湯量が多く、ひとつの宿で複数の源泉を持っていることがあります。つぎの画像の案内が現れたら、旭岳に向かって10件ほどの宿が道の両側に展開します。画像案内の向かいは「旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道」(日帰り入浴あり、元「グランドホテル大雪」)。
旭岳温泉 |
「湯元湧駒荘(ゆこまんそう)」(0166-97-2101)源泉かけ流し。別館に日帰り温泉「神々の湯」(利用時間12:00-19:00)があります。入浴料はちょい高め。石けん類備え付け。ぜひ入ってみるべきです。源泉を五つも持っているとのこと、「日本秘湯を守る会」で紹介されています。
本館の方に「ユコマンの湯」と「シコロの湯」があり、2019年までは日帰り入浴が可能でしたが、2020年から宿泊者のみの利用になりました。やっぱり泊まってみるべきでしょうか?
「旭岳万世閣 ホテルベアモンテ」(0166-97-2325)12:30-19:00。源泉かけ流し。石の湯と木の湯あり、男女入れ替え。料金高め(JAF優待会員含む6名まで\100割引)。石けん類備え付け。貸し切り風呂あり(要予約)。2022年6月20日リニューアルオープン。
「ラビスタ大雪山」(0166-97-2345)時間14:00-18:00。源泉かけ流し(もむにの湯)。料金とても高め。
「大雪山白樺荘」(0166-97-2246)時間13:00-20:00。源泉かけ流し。料金ちょい高め。
「ロッジ ヌタプカウシペ」(0166-97-2150/なんと休みの時は留守電になっています)。料金ふつう。時間12:00-16:00。秘境の宿。
「ホステル ケイズハウス北海道」(0166-97-2555)14:00-19:00。入浴料はちょと高め。露天風呂あり。岩造り旭岳温泉案内の向かいにある、温泉街最初の宿。
旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道 |
キャンプ場併設の施設。キャンプ場は「観光スポットや行事」でご確認ください。
2022年3月閉館
上記とほとんど距離の変わらない「森のゆ ホテル花神楽」南東へ5km(0166-83-3800、上川郡東神楽町25号)10:00-22:00。料金少し高い、ボディソープ・シャンプー備え付け。弱アルカリ性低温泉。露天風呂からは大雪山を臨む。たいていの露天風呂は冬期、雪のため閉めてしまいますが、ここは冬でも楽しめます。雪山を雪景色の中から眺めながら入浴するのはすがすがしいです。風呂も湯もとってもきれい。お食事処「アニス」があり、夕食もゆうゆう摂れます(営業時間11:30-20:30/15:00-17:00は休憩・メニュー画像)。入浴の「JAF優待(1グループ割引)」あり。
東神楽町・森のゆホテル花神楽 |
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
ひがしかわ道の駅直近は‥、「コインランドリースキル東川店」(東川町西町2丁目2−13)06:00-23:00。道の駅前の道道1160号を北西方向へ600m、「東川北町3丁目」バス停横。2021年開店。
旭川市直近「コインランドリーはなこ」北西へ11km(0166-25-1228、旭川市豊岡5条7丁目1−3)営業時間06:00-24:00。稼働状況。旭川市にはたくさんのコインランドリーがあります。一覧をご覧ください。
旭川よりもさらに北は士別、「コインランドリーひまわり士別店」北へ60km(士別市大通西14丁目3142-78)07:00-24:00。稼働状況。
あるいは南下して上富良野町「ランドリータイム」南へ35km・上富良野町立病院(0167-45-3171)が向かい側(上富良野町大町3丁目3-2)洗濯機・乾燥機分離型。両替機なし・小銭を用意。
大型・普通車・身障者用:2台・51台・2台。身障者用駐車場の記載がホームページ等にありませんが、2台分の身障者用マークが駅舎すぐ前にあります。駅舎前は身障者用駐車スペースのみ、一般の車は駅舎前には駐められません。普通車は駅舎南東方向、信金前・後とモンベル前へ。旭川の道の駅は入口を見つけるのが大変ですが、こちらは駐車場の区割り(赤枠)が複雑。画像では緑枠が駅舎です。駐車スペースを探す難易度8。大雪山・旭岳、天人峡、羽衣の滝に行く前に一息入れるには良い場所です。Google Map。
駅舎の真裏(画像上部)に「道の駅臨時駐車場」(未舗装、10台分ほど)が設置されています(2021年)。「臨時」と書いてありますが常時使用中のようです。
駐車場を利用する人は道の駅利用者ばかりではないので、少し戸惑うところがあるかもしれません。
道の駅「ひがしかわ道草館」駐車場 |
南東側にはモンベルの建物、北央信用組合の建物があり、道の駅の駐車スペースではないように見えます。しかし50台以上というのは赤色で囲った部分を足しての駐車台数。大型車用駐車スペースは一番右端・菱形部にあります。
●敷地内の店 [TOPへ]
敷地内の売店は、星形の小さなパイつきアイスクリーム(ソフトクリームJAF優待)、東川町の米や野菜、そして地元産の米同様人気商品のひとつ「大雪(たいせつ)な卵」(生産は「ファーム・レラ」facebook)という鶏卵を売っています。でもおそらくは目を引きつけるものは300台以上も並ぶカメラの数々。「写真の町東川」を表すように、そうそうはお目にかかれないカメラ群が展示されています。東川町では毎年高校生を対象に「写真甲子園」を開催。また「東川町国際写真フェスティバル」も毎年行われ、「写真少年団」も活躍しているようです。「写真女子」は「シャッターガール」という名前らしい、「写ガール」だとまずいのかな。2019年の写真甲子園予選には全国500以上の高校が参加しました。
道の駅「ひがしかわ道草館」写真甲子園 |
●レストラン [TOPへ]
道の駅にレストランはありません。サンドイッチやおにぎりがあります。駅舎前にテント店が出ることも…。でもすぐ近くに、ぜひ入ってみたい食事のできる店・評価の高い店が集中しています。以下、東川町、東神楽町の順に紹介します。
◯「居酒屋りしり」道の駅すぐ裏手(0166-82-4088、東川町東町1丁目6-14)17:00-24:00/日曜定休。三角屋根の波風に「1997」と書いた店。その日のおすすめは店の前にぶら下げてあります。海鮮が中心、厚岸産の牡蠣が入ることも。おすすめ「とうきびのかき揚げ」、肉の串焼きもあり。お酒は東川産のワインも。「ミシュランガイド北海道 2017」に掲載。駐車場の画像、一番上に写り込んでいます。
「東川楽座笹一」50mほど南下・道道1160号向かい(0120-822-747)11:00-14:00・17:00-22:00(冬期は-21:00)。もともとはお寿司屋さんですが、ラーメン、そば、定食、丼なども。「醤油ラーメンと小チャーハンのセット」がおすすめ、もちろんお寿司も…。
「オンザテーブル」道の駅真向かい(0166-73-6328、東川町南町1丁目1-6 レス東川2F)11:30-24:00(月火木-20:00/水曜定休・第1・3火曜お休み)。スープカレーなど洋食系。エビカレードリアがおすすめ。
閉店
「natsuかふぇ」道道を北へ1.2km・ツルハドラッグで右に曲がる(0166-74-8175、東川町北町5-9-1)11:00-15:00(金-19:30)/土日曜定休。「ふつう」で大盛りの「皿バーグ」はおすすめ(小皿バーグ、大皿バーグあり)。チーズ皿バーグなどもあり。古い家を利用した古民家カフェです。
閉店
「讃岐うどん 千幸」道道1160号を50mほど北上・最初の信号を右へ(0166-56-3060、東川町東町1丁目1-1)11:00-14:30/日月曜定休(冬期は月の最終土日も休み)。香川県産と北海道産の小麦、東川町の湧水、利尻の昆布を使ったうどん屋さん。トッピングに肉、とり天、ごぼう天が人気。「本日のおすすめ」が店内に出してあります。「讃岐」なので、こしのあるうどんです。食事時は並びます、早めに行った方がよいかも…。店舗奥に駐車場🅿あり。〔🗾Googleマップ〕。
「玄米おむすび ちゃみせ」(0166-82-3887、東川町西2)08:00-15:00/月火曜定休。東川産のお米を使った玄米おにぎり。のり以外は道産食材です。「ツナわさび」や「梅とかつおと大葉」、「半熟たまご」は10:00から販売。晴れの日は外でいただけます。
店構えがお店らしくないので、注意して通らないと見過ごしてしまいます。道道1160号を南東へまっすぐ1.2km。うす緑の幟が立っていて、奥の方に洗濯物みたいな白いのれんがあります。入口の前に緑の小さな椅子が置いてあり、開店中は「OPEN」と書いたレンガ。店は左手にあります。
すこし南下…、
「Wednesday cafe&bake」道の駅から南東へ6km・大雪遊水公園のすぐ北・道道1160号沿い(0166-85-6283、東川町町東28号北1番地)11:00-18:00/木曜定休。もともとは農協倉庫を改装したカフェ。コーヒーばかりでなく、野菜たっぷりのランチもいただけます。
「ハルキッチン」道の駅から南東へ7km・大雪遊水公園の南1.5km・道道1160号経由(090-6992-0131、東川町東11号南4番地)11:00-17:00/水木曜定休。おすすめは「鹿肉のトマト煮」。鶏の燻製、ジンジャーシロップの入ったホットティーがあります。
東神楽町…、
「手打ちそば まる」(0166-73-8841、東神楽町南1条西2-6-9)11:30-15:00/日月曜定休。民家を改装したそば屋さん、店の中の雰囲気はもちろん、玄関までのアプローチなど雰囲気にあふれています。すだちそばやトマトそば、冬はニシン蕎麦がおすすめ。味噌を塗った「蕎麦味噌にぎり」あり。ときどきカボチャのプリンあり。
「蕎麦 蓬(よもぎ)」(0166-83-5991、東神楽町東3線20-124)11:00-15:00/月火曜定休・12月下旬~3月中旬は冬期休業。天ぷらぶっかけの「八千代そば」、「揚げ出し豆腐そば」、「牡蠣そば」がおすすめ。入口ののれんから雰囲気たっぷりのお店です。
「らーめん鷹の爪 アルティモール店」(0166-76-5480、東神楽町東2線16-98 旭川空港2F フードコートそらいち)11:00-20:00/火曜定休。醤油、味噌、塩ともにあり。醤油ラーメン「龍の雫」がおすすめ。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
つぎの3軒が道道1160号(道の駅前)沿いにあります。スーパーも2軒あります。旭岳への食料調達はここで済ませた方が良いでしょう。また防寒等の服は道の駅に付設のモンベルで。「旭岳ロープウェイ山麓駅」の食堂・売店でも服や帽子などを売っています、あとアイスクリームやソーセージなど。直近が「ハマナスクラブ東川店」(0166-82-2615)。モンベルを越えて南東方向へ100mほど。旭岳へ向かう「最後」のコンビニです。
ひっくり返って、北西方向400mで「セブンイレブン東川北町店」(0166-82-5577)があります。
「セイコーマート東川店」(0166-68-4477)は道の駅から北西へ500m進みます。
道の駅目の前が「東川郵便局」(0166-82-4755、ATMは日曜17:00まで)、駅舎とモンベルの間に「東川レンタサイクル」、建物の陰で見えませんが表側にスーパー「ホクレンショップ東川店」(0166-68-4011)があります。
ガソリンスタンドは道道1160号沿い。直近はすぐ南(150m)の「ENEOS東川SS」(0166-82-2647、旭岳方向最後のGS)、北西に向かって500m「ホクレン東川SS」(0166-82-2454)があります。
道道を北西方向に行くと旭川市、ガソリンスタンドは増えてきます。一方南東側に進むと旭岳方向、ガソリンスタンドはありません。
以下の順にご紹介します。
・東川町市街地寄り(公園とキャンプ場)
・東神楽町(公園とキャンプ場、旭川空港展望デッキ、匠工芸)
・忠別湖(チョボチナイゲート)
・忠別湖北岸(七色の噴水、源水公園)
・大雪山旭岳
・忠別湖南岸・天人峡(温泉)
・キャンプ場
道の駅「ひがしかわ道草館」と観光スポット |
《東川町市街地寄り‥公園とキャンプ場》
「大雪遊水公園」道の駅から南東へ5.4km(MAP CODE:389 293 761*74、東川町東9号北1番地 道道1160号・旭川旭岳温泉線沿い)。ロックガーデン、花壇、水上木道、水上広場、水上あずま屋があり、18ホールのパークゴルフ場も設けられています。水が見える4月~11月の時期が良いでしょう。水上木道が風情をそそります。トイレ、展望台あり。
東川町・大雪遊水公園 |
「アサヒの丘キャンプ場」遊水公園のすぐ南隣(MAP CODE:389 293 627*85、東川町東9号北3番地)通年開設/施設整備のためのお休みがあります。民間施設。10月から冬期料金、少し上がります(冬期の利用は要事前予約)。車中泊はテント一張の値段、とても安いです(入場料とサイト料が必要です)。門限は22:00、以降の入出はできません。まきを販売しています。トイレは洋式(冬期の利用は、凍結防止の注意が必要です)。ゴミは持ち帰り。貸しテントやシュラフがあります。予約は携帯電話(080-8297-9393 井川健治さん、リンク先の電話番号とは異なります)、あるいはwebから(なっぷ)/冬期は要予約。直近の温泉は「森のゆ花神楽」(北へ12km)。旭岳ロープウェイまで25km。
「キトウシ森林公園家族旅行村」道の駅から北東へ4.6km(0166-82-2632、上川郡東川町西5号北44番地)4月下旬~10月中旬開設。旭岳ロープウェイまで35km。トイレは和式、洋式、ウォシュレット混在。ごみ処理可。キャンプサイト(林間、芝生)、カーサイト(炊事場つき・なし、一般駐車場)、バンガローあり。車中泊はカーサイトで可能。安上がりなのは駐車場、水栓が二カ所あります、階段が途中にあるのでトイレが少々不便。バンガローは設備は十分整っていますが、8人用で人数が少なければ割高。ペット不可。ランドリーあり。(閉店)
東川町・キトウシ森林公園家族旅行村 |
東川町からは、北海道の背骨・大雪山(たいせつざん)は目の前、東へ32km。「大雪山」という山はなく「大雪山脈」という意味で使います。主峰旭岳(標高2,291m)をはじめとして、道内で標高の高い山10位までをこの大雪山系に見いだすことができます:北鎮岳(2,244m)、白雲岳(2,230m)、後旭岳(2,216m)…。そしてこれらは今なお活動中の火山群。その恵みは天人峡温泉、旭岳温泉の豊富な湯量に見ることができます。さらにそれは地下水の豊かさにも現れます。東川町には上水道が引かれていません。大雪の伏流水が町の隅々に行き渡っているのです。地表に地下水が現れるところもあります。
《東神楽町‥公園とキャンプ場、旭川空港展望デッキ、匠工芸》
森林公園は「森のゆ花神楽」(0166-83-3800、風呂事情をご覧ください)と同じ場所。大きな池もあり、キャンプ場、バンガロー、遊具施設が充実しています。
「ひがしかぐら森林公園」南東へ4.6km(0166-83-3727、東神楽町25号40番地)。遊具サイクルモノレール、ゴーカート、ボートや、テニスコート、バスケットコート、キャンプ場、パークゴルフ場、温泉「森のゆ花神楽」などを揃えた広い公園。
「ひがしかぐら森林公園 オートキャンプ場フローレ」(MAP CODE:389 320 077*63、4月~10月中旬開設)フリーサイトは車の乗り入れ不可。オートサイトは電源つき。バンガロー(2、4、6人用、貸し寝具、毛布、シュラフあり)あり。シャワーあり。貸しテントあり。ボートやモノレール、ゴーカートなどを借りることができます。キャンプ場内にランチのみの「森のキッチン穂乃花」があります。温泉は「森のゆ 花神楽」。ネット予約、電話予約の案内がリンク先にあります。旭岳ロープウェイまで28km。
東神楽町・森林公園 |
「旭川空港展望デッキ」道の駅から南西へ7km(0166-83-3939、東神楽町東2線16-98)08:00-20:00。天候による閉鎖の可能性あり。飛行機の離着陸はどこの空港も大人気。一日見ていても飽きないくらい。お土産屋さんやレストランがたくさんあります。
東神楽町のスポットは観光案内にたくさん載っているわけではありませんが、とてもきれいな風景がここかしこに見られます。つぎの画像は空港橋(旭川空港は東神楽町にまたがる空港です)付近の夏の風景です。
東神楽町・空港橋付近 |
空港橋付近 |
「匠工芸」(0166-83-4400、東神楽町南1番通24番地)10:00-17:00。2Fに「匠工芸ショールーム」があり、見学できます。旭川家具の流れを汲む家具屋さん。もともと婚礼家具を作っていた旭川家具は近年、デザイン性にあふれた家具を創りだしています。ここのショールームでそうしたアーティスティックな家具に出会えるかもしれません。毎月の休業日は「おしらせ」に掲載してあります。「森のゆ花神楽」から西へ3km、道の駅から南へ4km。
《忠別湖・チョボチナイゲート》
道道1160経由で、旭岳を目指して行くと、「忠別湖」、少し北へ逸れて「大雪旭岳源水公園」、旭岳温泉、旭岳ロープウェイ乗り場と続きます。道道はここで行き止まりです。
忠別湖南岸の道道213号をたどると天人峡温泉へ続きます。道道は天人峡温泉で行き止まりです。
忠別湖北岸は東川町、南岸は美瑛町、湖の中程が町界です。忠別湖の流入口あたり(ダムから5km上流)に「上忠別橋」がかかっていて、忠別川の南岸・北岸に行き来できます。
「忠別湖」(0166-82-5391、東川町ノカナン)、「忠別ダム」で堰きとめられた人造湖、道の駅から南東へ13kmほどです。ダムは珍しい複合型、下流側(画像左)から見て右側が重力式、左側が中央コア型フィルダムです。ダム堤に「堤頂広場」という広場があります。雪渓の残る旭岳をバックに湖面の青と、夏なら周りの緑、秋には紅葉を同時に見ることができます。ダム堤頂は徒歩で忠別湖南岸・北岸に行き来できます(車不可)。ざっと1kmほどあるでしょう。
東川町・忠別ダム |
忠別ダム(対岸の美瑛町から) |
道道1116号(富良野上川線)は、その名のとおり富良野と上川を結ぶ道道ですが、事業が縮小され上川への途上に未開通部分がたくさん残っています。東川町内の開通部分は毎年9月上旬~10月上旬約ひと月の期間、ゲートが開きます。そのため「幻の道道」と呼ばれています。場所は「チョボチナイゲート」(忠別湖を走る道路が北へ分岐する三叉路部、住所:東川町806-43)から「東川北7線ゲート」(東川町1074-83)の12.4kmの区間。ひと月しか通行できない理由は、そのたの季節は地滑りの危険があるとのことです。2021年は9/9, 11:00にゲート開通~10/12, 11:00まで。
その中間部に「嶺雲橋(れいうんばし)」(長さ406m)がかかり、曲線を描く橋の姿を見ることができます。橋脚が非常に高く、東川町市街地あたりからも見えます。ゲート開放時は紅葉がそろそろ始まる頃、10月になってからの方が見応えがあるでしょう。
なお忠別湖沿いを走る道道1116号・1160号は旭岳ロープウェイ乗り場まで通じています。
「チョボチナイゲート」分岐まではMAP CODEに案内させることもできます(MAP CODE:796 754 439*06)。ただしゲート入り口を100mほど過ぎて「目的地到達」をナビがアナウンスするかもしれません。ゲートへの分岐は農業用道路みたいに細く一車線です。東川町市街からだと、ゲート直前に「旭岳トンネル」(1.5km弱の長さ)があり、ゲートへの分岐はこの出口から500mほど、左手です。
なおゲートから嶺雲橋までは離合が無理なほど狭くて曲がりくねった一車線道路、距離は10kmほどあるでしょう。対向車に気をつけて。道路が上下二車線になると、橋はすぐそこです。
東川町・チョボチナイゲート |
道道1116号・嶺雲橋 |
《忠別湖北岸・七色の噴水、源水公園》
北側道路をかなり行った先(「上忠別橋」に近くなります)に「親水広場」(駐車場あり、トイレなし)、「ふくろう池」と「七色の噴水」(MAP CODE:796 756 326*30、駐車場とトイレあり)があります。親水広場は忠別湖で唯一水に触れることができる場所です。
噴水はふくろう池の真ん中にある自噴型、高さ15mまで吹き上がります。2019年春、東川町が約4,000万円をかけ、階段と展望デッキを設置しました。晴天の日には太陽の光で虹がかかり七色の噴水に。4月~11月、噴水が上がります。池と噴水は4月終わり~11月中旬/冬はお休み。七色の噴水からつぎの「大雪旭岳源水公園」までは東へ1km弱、すぐの距離です。
東川町・親水公園 |
ふくろう池と七色の噴水 |
もう少し上流へ進むと「大雪旭岳源水公園」(2004年完成、MAP CODE:796 758 547*11、東川町ノカナン)があり、その先に地下水の噴き出し口「大雪旭岳源水」があります。忠別川を渡る「上忠別橋」があるので湖南岸の道からも行けます。
源水は、町の調べでは湧出量、1分間になんと4,600リットル。小学校のプールを1時間半で満たしてしまう水量です。水は強烈に冷たいです。ここまで汲みに来る人ももちろんいます(水は無料、駐車場協力金あり、ペットボトルで道の駅でも売っています、Amazonでも通販)。源水は2015(平成27)年3月に行われた環境省の「名水百選選抜総選挙」(← 付近の地図が掲載されています)で3位に選ばれました。管理人がいます。トイレあり。なんと水運搬用の台車が準備されています。
わき出す豊富な水はまた稲作にもおおいに役立っています。忠別(ちゅうべつ)川の扇状地は道内有数の稲作地帯。道の駅でもおにぎりやさまざまな米を売っています。
源水公園を過ぎると、旭岳温泉にたどり着く前に「ガマ岩」という大きな岩が駐車場の上にそびえています。温泉直前には「駒止の滝」がありますが木々に隠れて全容を見ることはできません。
大雪旭岳源水公園 |
《大雪山旭岳》
大雪山(たいせつざん・だいせつざん)系にある旭岳は北海道で一番高い山。「旭岳ロープウェイ」(0166-68-9111、上川郡東川町旭岳温泉)で山麓駅から五合目・姿見駅(標高1,600m)まで一気に登れます。五合目まで登れば、エゾシマリスがこんにちはするかもしれません。
ただ北海道の標高1,000mの天候は本州の2,000m~3,000m級の山と同等と言われます。姿見駅でも高山と同等です。天候の急変に備えた装備・服装を心がける必要があります。
10日間の休みが4月に、ひと月の休みが11月~12月にかけてあります、リンク先のページ等でご確認ください。営業時間は06:30-17:30/季節により変動します。
旭岳五合目1,600m・姿見駅(夏でもダウンを) |
ロープウェイ麓駅の近くに「旭岳ビジターセンター」(0166-97-2153、上川郡東川町 旭岳温泉)があります。開館時間は09:00-17:00、休館日は年末年始です。旭岳の概要、動植物のこと、周辺の自然探勝路案内、五合目の散策路、天女ヶ原湿原案内などをしてもらえます。年間を通してツアーや観察会を開いています。長靴やストック、スノーシューなどのレンタルもあります。建物の前が広い駐車場になっています、舗装してありますがあまり平坦とはいえません。
旭岳ビジターセンター |
ビジターセンターの近くに沼があり、5月の下旬~6月初旬、澄んだ雪解け水の中で花開く水芭蕉(北海道新聞Youtube)やエゾのリュウキンカ大群落が見られます。そのあとはチシマザクラが花開きます。ロープウェイ駅のすぐ向こうに勇駒別湿原(ゆこまんべつ)が広がります。西側に「天女が原湿原」、「カモ沼」があります。旭岳というと、「ロープウェイに乗って五合目まで」となりがちですが、近くにキャンプ場もホテルもたくさんあるので、散策に時間をかけてみてはいかがでしょうか。
《忠別湖南岸・天人峡(温泉)》
天人峡温泉については「お風呂」の項に記しています。
天人峡に店はありません。コンビニやガソリンスタンドは道の駅の周り(北西26km)にあります。美瑛までは西方30kmといったところです。東方は大雪山系の山々、東へ車で直接向かうことはできません。
忠別湖南岸の道道213号にはたくさんの駐車場、駐車帯が設けられています。湖を北に見た方が写真撮影には好都合です。湖面が見えるのはダムに一番近い「第3駐車場」、「第5駐車場」、上忠別橋に近い「忠別ダム望郷広場」(七色の噴水の対岸)。
湖を過ぎるとその先は天人峡温泉ですが、途中に「森の神様」と名づけられた桂の巨木があります(MAP CODE:796 733 240*41)。推定樹齢900年、周りはちょっとした広場。ダート路をたどります。この木の下で写真を撮ると、トトロの森に迷い込んだようです。
さらに東進、道道213号羽衣トンネルを抜けるとすぐに、忠別川に架かる天人橋があり、その前後に駐車場があります。駐車場から「七福岩」(MAP CODE:796 737 094*36)、また「あまつ岩」(MAP CODE:796 738 076*33)という、忠別川沿いに巨大な柱状節理の断崖を見ることができます。かなり浸食された節理で、1kmほど続きます。層雲峡とともに、紅葉の秋に訪れるのが良いと思います。あまつ岩まで来て、つぎのトンネルを抜けると、「天人峡温泉(御宿しきしま荘)」です。
天人峡温泉・七福岩 |
天人峡温泉・あまつ岩 |
天人峡温泉には「公共駐車場」(30台分、リンク先にMAP CODEあり)があります。「天女の足湯」(無料)のすぐそばです。この辺りは携帯の電波が届かないかもしれません。
天人峡温泉・天女の足湯 |
「羽衣の滝」(MAP CODE: 796 738 116*08、東川町松山温泉天人峡温泉)は七段もの岩面を流れ落ちる滝。忠別川支流、標高1,000m、落差が270m、北海道最大です。1991(平成3)年、環境庁協力の「日本の滝百選」に選ばれました。天人峡にあるので、温泉と一緒のルートに加えるのも良いですね。崖崩れのため数年に渡り通行止め区間がありましたが、2018年6月新しい遊歩道が完成し、ふたたび滝の全容を見られるようになりました。忠別川沿いに「滝見台」があります。滝見台から滝までは250mほどです。その上流に「ひょうたん沼」(MAP CODE:796 769 106*30)があります。
(要登山装備、地図の読める方)落差20m、幅60mの滝、「東洋のナイアガラ」と呼ばれる「敷島の滝」(MAP CODE: 796 738 146*01、上川郡美瑛町忠別)も同じ天人峡にあります。「御やど しきしま荘」から歩いて1時間、車道はありません。「羽衣の滝見晴台」からの遊歩道は土砂崩れで不通でしたが、2021年復旧しました。滝は5月~6月、水量が多いようです。
天人峡沿い・忠別川南岸には「涙岩」(MAP CODE:796 739 126*03)、「見返り岩」(MAP CODE:796 739 169*33)が…。
「涙岩」にはその昔、羽衣をなくし天に帰れなくなった天女が涙を流した跡が残ります。大量の涙の跡、塩分が濃かったのかもしれません。
また岩山の上に一本だけ伸びた岩柱が見えます。奪われた羽衣を巨人が取り返してくれたお礼に舞をおどり、天女がこの岩柱を振り返りつつ天に帰って行ったという羽衣伝説が残ります。温泉の地名はここが由来です。
《キャンプ場》
多くのキャンプ場があります、少しだけあげます。どちらにもウォシュレットは設置されていません。高規格キャンプ場は上↑の「東川町」(ウォシュレットあり)、「東神楽町」(ウォシュレットあり)に記しています。
「旭川市21世紀の森ファミリーゾーンキャンプ場」東へ23.4km(0166-76-2108、旭川市東旭川町瑞穂888)5月~11月開設。ふれあい広場キャンプ場の利用は無料でしたが、2020年から要少額料金。低料金のバンガロー(6名程度)、タルハウス(醤油樽の家、2~3名用)あり。簡易浴用施設「森の湯」(温泉。開設はキャンプ場に同じ、13:00-20:00)石けん類使用禁止、こちらも2020年から要料金(石けんが使えないので、額は推して知るべし、ワンコインです)。直通道路がないので旭岳ロープウェイへは遠回りになります(55km)。
旭岳ふもと‥、
「旭岳青少年野営場」道の駅から東へ30km(0166-97-2544、上川郡東川町勇駒別)6月~9月開設。旭岳ふもとのキャンプ場、旭岳ロープウェイまで750m。
●地名由来 [TOPへ]
町内に「忠別川」が流れています。アイヌ語「ちゅぷぺと」から音を借りて川の名になりました。「ちゅぷ」は「太陽」、「ぺと」は「川」の意味。「ひがしかわ」はこの意味からつけた地名だそうですが、いまひとつはっきりしません。川の名は「ちぅ」(波)・「ぺっ」(川)、つまり「波立つ川」からとする説もありましたが、最近では「ちゅくぺっ」(秋に鮭が上る川)に由来するという説が有力だそう。くわしくは「あさひかわ」をご覧ください。忠別の原野に開拓の手が入ったのは、1894(明治27)年。「東川」の地名がついたのはその三年後です。1906(明治39)年に町村制施行により東川村となり、1959(昭和34)年、町制施行で東川町となりました。
1950年代東川町の人口は11,000人に迫る勢いでしたが、高度成長期に都市部へ流出。しばらく7,000人台を維持していました。現在8,000人台を回復し、札幌市についで第2位の人口増加率を達成しています。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道上川郡東川町東町1丁目1番15号 (現在地からのルートを表示)電話番号:0166-68-4777 MAP CODE:389 406 345
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅ひがしかわ道草館」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18871
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2668/
http://www.welcome-higashikawa.jp/michikusa/
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