道の駅「みなとま~れ寿都」(道央エリア西 103)
北海道の道の駅一覧(テキスト版・解説版・域内道の駅一覧)・ブログの書き方・北のチップス
住所:北海道寿都郡寿都町字大磯町29-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0136-62-2550 MAP CODE:797 778 157
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(南東23km)くろまつない(東37km)らんこし・ふるさとの丘
(西)弁慶岬・日本海
(南西29km)よってけ!島牧
(北東24km)シェルプラザ港(蘭越町)
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
ウォシュレットは女子2、男子1、多機能トイレに1。オストメイトは営業時間中使用可能です。
24hトイレは駅舎建物の裏手(海側)、駐車場に面したところ。なんだか一階のような地階のような場所にひっそり、こじんまりとあります。黒の低い入口は、ニシン漁に使われた木造の「保津船(ほつせん)」と階段の向こう側に。洗面台からは湯がでます。機器は2020年更新。
道の駅の正面入口は反対側(身障者用駐車スペースあり)ですが、駐車場からも階段で出入りできます。駅舎内のトイレはぴかんぴかんです。
♨︎「寿都温泉ゆべつの湯」北上ルートで南下7.0km(0136-64-5211、寿都郡寿都町湯別町下湯別462)2020年9月から通年10:30-21:00/第1月曜定休。入浴料はふつう。透明の湯できれい、源泉かけ流し。湯温39℃、42℃など数種の湯温があります。ジャグジー、露天風呂、乾式・湿式サウナあります。ボディソープ・シャンプー備え付け。靴のロッカー、脱衣ロッカーあります。ウォーターサーバー、休憩コーナーあります。トイレは脱衣所にもあります。宿泊可。2020年12月12日(土)で25周年(当日は無料開放)。
館内食事処「ふじ食堂」(11:00-13:50・17:00-19:40/月曜定休)が営業中です。
《寿都町の南 島牧村・黒松内町》
「宮内温泉旅館(ぐうない)」南下29km(予約問合0136-75-6320、島牧村泊431)、「千走川温泉旅館」南下35km(島牧村江の島561)、♨︎「モッタ海岸温泉旅館」南下40km(島牧村栄浜362)は「よってけ島牧」に、♨︎「黒松温泉ブナの森」南下19km(黒松内町黒松内545)は「くろまつない」に掲載しました。
《岩内町》…3軒
「コインランドリーおひさま」北へ42km(0135-62-0436、岩内郡岩内町万代8-19)06:00-22:00。稼働状況。洗濯機と乾燥機分離型。
「jabbaいわない店」北へ42km(岩内郡岩内町万代4-6)06:00-22:00。洗濯・乾燥一体型あります。スニーカーウォッシャーあり。隣は「ローソン岩内万代店」(0135-62-0707)、そのまたお隣は「セブンイレブン岩内万代店」(0135-62-0428)。
「コインランドリー洗ノ助」道の駅から南西へ43km(岩内町栄161-1 ホテルいのう[0135-62-1391]敷地内)24h営業。洗濯乾燥機5台、乾燥機3台、スニーカーウォッシャーあり。2022年暮れに新設。斜め向かいにファミリーマート(0135-61-2745)。稼働状況。
《江差町》
「太陽クリーニングファット柳崎店」南へ148km(0139-52-6606、檜山郡江差町字伏木戸町555)08:00-22:00。洗濯乾燥機一体型あり。
大型・普通車・身障者用:2台・36台・2台。正面玄関前に身障者用駐車スペース。普通車・大型車スペースは道をはさんで隣と、駅舎裏手(海側)にあります。すっきりとしたデザインの案内看板が建っているのですぐわかります。Google Map。
国道229号を「寿都町市街」交差点で海側に折れ、信号のすぐ向こう左側にひとつ目、船がたくさん係留してあるところまで来ると右側にふたつ目の駐車場があります。画像はタップするとおおきくなります。
寿都は風の町、駐車場は海のそば。でもそれほど風がひどいといったことはないようです。海側の方は駅舎がすぐそばに建ち上がっているので、ちょっと威圧感があります。外灯が明るいので、安心です。船がたくさん係留されています。
写真の展示コーナーでは寿都の歴史にまつわる写真を展示しています。大きな道の駅ではありませんが、寿都の産物を取りそろえ、きれいにまとまった感じを受けるところです。廉価でレンタサイクル(すこし小さめ)貸し出し中。
「すっつ浜直市場」はつぎの「レストラン」をご覧ください。
敷地内ではありませんが、すぐ近くに宿泊所、ゲストハウス風泙(かざなぎ)」(寿都温泉ゆべつのゆ受付0136-64-5211、寿都町大磯町128)があります(2019年7月オープン)。ベッド(寝具つき)、台所(鍋、食器、電子レンジあり)、シャワーがついて格安です。3人部屋が1室、2人部屋は3室。「寿都温泉ゆべつのゆ」にまず連絡し、鍵を道の駅でもらいます。「ゆべつのゆ」(南下7.0km)は当日無料で利用できます。「風泙」は道の駅から国道229号に向かってワンブロック行った四つ角にあります。
《道の駅周辺》
(昼)「すっつ浜直市場」道の駅から北東へ130m・港側(0136-62-2395、寿都郡寿都町字大磯町196)09:00-16:00/火曜定休。水揚げされたばかりの鮮魚類の販売ばかりでなく、お食事コーナー(11:00-14:00)で天ぷら、焼き物、寿司、刺身などをいただけます。冬のホッケは絶品。道の駅裏の駐車場、斜め前です。
「寿都食堂居酒屋 たつ巳」道の駅から西へ270m(0136-62-2353、寿都郡寿都町字新栄町16-3)17:00-24:00/月曜定休。海鮮など居酒屋メニューのほかに丼やお好み焼き、おにぎりなどができます。
「寿都 ダイマル大谷会館」南へ350m(0136-62-2034、寿都郡寿都町字大磯町12)11:30-19:00。ホッケ焼き、イカ刺し、ヒレカツ、天ぷらなどの定食、麺類、丼ができます。
「いこい飯店」南へ220m(0136-62-2208、寿都郡寿都町字大磯町85)11:30-14:30・17:30-21:00。ラーメン、チャーハン、あんかけ焼そばなど。facebook。
「かっぱ寿し」南へ350m(0136-62-2069、寿都郡寿都町字大磯町5)11:00-20:00。「寿都にかっぱ寿司あり」といわれる、回らないお寿司屋さん。全国チェーン店とは異なります。
「潮里」南へ350m(0136-62-3505、寿都郡寿都町字渡島町58)11:00-13:30・17:00-19:30。焼肉定食や天ぷら定食など。
《寿都町歌棄(うたすつ)》
寿都町の東歌棄町にある海鮮などの店は「シェルプラザ港」に記載しました。いずれも高評価、国道229号沿い。東へ10km(そば処鰊御殿)~北東へ19km(日本海食堂)。
「セイコーマート 寿都矢追店」北へ900m(0136-62-3838、寿都郡寿都町字矢追町579-15)06:00-24:00。
「セイコーマート 寿都店」南へ1.2km(0136-62-3268、寿都郡寿都町字六条町163)06:00-24:00。ドリップコーヒーあり。温かい食べ物のホットシェフあり。
「ENEOS 寿都SS / 寿都石油」北へ900m(0136-62-2190、寿都郡寿都町字矢追町583-1)08:00-19:00。ドライブスルー洗車機あり。
「ENEOS 寿都六条SS / 寺門商事」南へ1.3km(0136-62-3961、寿都郡寿都町字六条町160-4)07:00-20:00。
「寿都郵便局」南へ500m(0136-62-2576、寿都郡寿都町字渡島町5)ATMは日曜17:00まで。
《磯谷高原》 (観光スポットトップに戻る)
「磯谷高原(牧場跡地)」道の駅から東へ23.5km(MAP CODE:730 344 548*47、寿都郡寿都町字磯谷町)。寿都湾の絶景(日本海の青)と蝦夷富士「羊蹄山」(六月初めくらいまで雪渓が残っています)を一望できる場所です。
《カクジュウ佐藤家・漁場建築》 (観光スポットトップに戻る)
「カクジュウ佐藤家・鰊御殿(歌棄佐藤家漁場)」東へ12km・国道229号沿い(MAP CODE:730 127 433*03、寿都郡寿都町字歌棄[うたすつ]町有戸163)海側に駐車帯があります。北海道有形文化財指定。義経の家臣、佐藤継信の末裔が明治初期に建てたニシン漁のための建築物。ニシン豊漁時代の資料や文献が大切に保管されています。和洋折衷様式。1F10室、2F7室の大きな屋敷。なお「カクジュウ(角十)」というのは屋号のこと、□のなかに十の字。鰊御殿(寿都郡寿都町歌棄町有戸14)はすぐ近く(山側700m)です。
個人所有の建物で公開はしていません。道路脇に建つ「案内板」を読むことができます(2020年くらいにはまだはっきり読めていましたが、海風の制でしょうか、2023年にはかなりかすれた文字になっていました)。
厳島神社
《追分記念碑・恵比寿神社》 (観光スポットトップに戻る)
「追分記念碑」(MAP CODE:730 097 456*15、問合せ0136-62-2602、寿都町字歌棄町有戸8番地1)。女人禁制の北の神威岬まではとても行けないが、せめてこの場所までという、女たちがニシン漁に出かける夫を見送った地。
南西方向に発電用風車が何基も見えるので、記念碑から狙うとすてきな写真が、とくに風のない日には海を水鏡にして雲や風車を映し出す写真が狙えるかもしれません。
「恵比寿神社」(追分記念碑と同じ場所、HPも同じです)。記念碑のすぐそば、海側に鳥居と小さな社殿があります。ここで漁に出かける船と男たちの無事を祈願したのでしょう。
国道229号・日本海追分ソーランラインをはさんで向かいはそば店「鰊御殿昌の屋 寿都店」(0136-64-5677)、詳しくは別ページ「シェルプラザ・港レストラン」へ。
《鰊御殿とビューポイントパーキング》 (観光スポットトップに戻る)
…上の「追分記念碑・恵比寿神社」国道はさんで向かい
「鰊御殿」(そば店0136-64-5677、寿都町歌棄町有戸14)。旧鰊御殿の橋本家を整備した観光スポット。左の写真に見えるように非常に大きな建物。橋本家は、鰊漁の網元や番屋ではなく漁家へ資金提供し、鰊の加工品で返済を受けて販売する「仕込屋」と呼ばれる商家だったよう。中央が母屋で二階建て、屋根に煙り出しの切妻煙突があります。ほかは倉庫や蔵です。鰊御殿は歴史遺産ですが、子どもたちのお習字会などにも利用される層です。
青い幕の掛かっている建物はそば店「昌の屋」(「シェルプラザ港」をご覧ください)。
「ビューポイントパーキングは公称34台分の駐車スペースだそうですが、もっと駐められそう。展望台が付いています。鰊御殿の背後にトイレがあり、ウォシュレット完備(2019年設置)。
《寿都町風力発電施設》 (観光スポットトップに戻る)
東へ7.8km・国道229号沿いの「寿都警察署 湯別駐在所」(0136-64-5010)が分岐。海側に折れると①②+「浜中野営場」、陸側へは③+「ゆべつのゆ」、「風太公園」。「風力発電所通り」のMAP CODEは730 065 016*74。寿都風力発電所全体像(PDF)。
①「風太風力発電所」(MAP CODE:730 065 083*88、問合せ0136-62-2602、黒松内町北作開)。すぐ近くというわけではないけど、「追分記念碑」から見ると絵になる風景が出現。
②「寿の風風力発電所」(MAP CODE:730 034 516*03、寿都町樽岸町)。「寿都浜中野営場」の近く。海辺は見えませんが、海の近く。
③「湯別風力発電所・風太公園」(寿都町湯別町下湯別450)「ゆべつの湯」のすぐ近く。
「風のまち寿都」特有の強風「だし風」(船を送り出すのに都合の良い風)を利用した風力発電所。この発電所のある通りは「風力発電所通り」。「風太風力発電所」など全部で3つの風力発電所が「風力発電所通り」に並んでいます。
右の写真は寿都町磯谷にある防風柵。海辺の道、数キロにわたって続きます。風よけの木製は北海道ではかなり珍しいです。
《寿都・浜中野営場(キャンプ場)》 (観光スポットトップに戻る)
「寿都・浜中野営場」道の駅から南東へ8km・蘭越方向です(MAP CODE:730 034 876*61、問合せ0136-62-2602、寿都町字樽岸町浜中)5月~9月開設。トイレとステンレス流し台が同じ棟にあります。ゴミは持ち帰り。2km北東に「寿都浜風車群」、背後400mに「寿の都風力発電所」、同じく2kmほど離れて「寿都風太公園」(公衆トイレあり)があります。公園のすぐそばは「寿都温泉ゆべつのゆ」(0136-64-5211)です。
《寿都神社》 (観光スポットトップに戻る)
「寿都神社」南へ800m・国道229号沿い(0136-62-2231、寿都町字渡島町127番地ノ2)。歴史は1627(寛永4)年にまでさかのぼり、筑紫国(今の福岡県南部)の船が寿都で難破、船に乗せていた弁天さま(市杵島比賣命いちきしまひめのみこと)を納めたのが発祥。本殿を含め、ピンクの建物です。本殿前には「運気の上がる風鈴棚」があります。鳥居横には「唐獅子(構え獅子)」、狛犬は本殿わきにそろって、います。
《弁慶岬・灯台》 (観光スポットトップに戻る)
「弁慶岬」北へ5.7km・国道229号沿い(駐車場MAP CODE:797 863 456*06、寿都郡寿都町字政泊町弁慶9)。奥州を逃れた義経・弁慶一行はこの地に到着、同士の到着をここで待ち続けたという伝説が残ります。寿都湾の鮮やかな夕日は絶景です。トイレあり(冬季閉鎖)。北海道各地に残る「弁慶伝説」、たいていはアイヌ語の「ぺんけ」(「川上の」の意味)に由来し、さらに義経伝説がそれに絡んでくるということなのですが、ここの弁慶のいわれは「ぺんけ」とは異なるようです。アイヌ語で「破れたところ」を意味する「ペル・ケイ」が語源のよう。
《弁慶の土俵跡(義経主従北行伝説ゆかりの地)》 (観光スポットトップに戻る)
「弁慶の土俵跡」(寿都町政泊町)。弁慶岬から国道229号沿いに南西へ400m。国道から石碑と案内板が見えます。たいていは草が刈り取られていますが、生い茂っていることもあるかも。奥州から逃れてきた義経を弁慶が慰めるためにアイヌと相撲を取った跡とされます(どこが土俵なのか~?)。崖下には弁慶に投げ飛ばされたアイヌの人の鼻血で赤く染まった「赤岩」があるそうです。紹介記事。
「すっつ」はアイヌ語の「しゅぷきぺっ」(矢柄に用いる茅のある川)が語源のようです。それが転訛して「すっつ」になったのだとか。ただほかにも説があるようです。
《弁慶》
「弁慶」の名は地名としても残っており、「土俵跡」あたりは「寿都町政泊町弁慶」です。このあたりの語源はアイヌ語で「破れたところ」を意味する「ぺる・けい」という言葉(再掲)。北海道には各地に「義経・弁慶」主従の伝説が残っています。その多くはアイヌ語の地名が「べんけい」に似ていることからの類推のようです。寿都町の北・岩内町の日本海側には弁慶にまつわる奇岩があります。十勝地方の本別町には義経の里や弁慶洞があります。
《歌棄》
「うたすつ」は積丹半島の尾古平町にもある地名。「古平町」をご覧ください。
《寿がき》
寿都町は昔から漁業の盛んな土地、明治にはニシン漁で栄え、その番屋が残っています。いまでも生炊きしらすやその佃煮、「寿(ことぶき)がき」(寿都産カキ)は全国的に有名な海産物となっています。人口は3,000人ほどです。
明治のころには30,000人以上が住んでいたと聞くと、驚かれるでしょうか。「ニシン」の力はそれほど強いものだったのです。
電話番号:0136-62-2550 MAP CODE:797 778 157
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅みなとま~れ寿都」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18888
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2959/
http://suttufan.com/roadside/
#cheap & clean_stay_in_vehicle_at_MichinoEki_Hokkaido
概要(最終訪問日:2023年10月23日)
《この道の駅のミッション❓》 パスタ「生うにのジェノベーゼ」をいただく
- 道央エリア(札幌以西)、道道9号・寿都黒松内線沿い、2008年設置(設置番号103)
- 24hトイレはウォシュレット(快適度7)
- 駐車場は道を挟んで隣と駅舎裏の二面(車中泊度◯)、裏に駐めた方が港町の雰囲気がより味わえます
- 温泉が少し離れているものの、コンビニ、食事処、ガソリンスタンド、ほどほどの距離に
- すぐそばの海産物を扱う「すっつ浜直市場」には販売所と食事処があります
- かき小屋やしらす丼の店は、東方向「歌棄(うたすつ)」というところにあります
- 「弁慶岬」という観光スポットがあります
- キャンプ場は「観光スポット」に記載しました
住所:北海道寿都郡寿都町字大磯町29-1 (現在地からのルートを表示)
電話番号:0136-62-2550 MAP CODE:797 778 157
営業時間や休館日などは「道の駅ホームページ」(おしらせ)をご覧ください
《近くの道の駅》
(南東23km)くろまつない(東37km)らんこし・ふるさとの丘
(西)弁慶岬・日本海
(南西29km)よってけ!島牧
(北東24km)シェルプラザ港(蘭越町)
▶道央エリア西(日本海側)概略図
🙆 記事一覧
●トイレ事情 ●風呂事情 ●洗濯事情
●駐車可能台数
●敷地内の店 ●レストラン ●コンビニや店・ガソリン・郵便局
●観光スポットや行事
●地名由来 ●地図
24hトイレはウォシュレット
ウォシュレットは女子2、男子1、多機能トイレに1。オストメイトは営業時間中使用可能です。
24hトイレは駅舎建物の裏手(海側)、駐車場に面したところ。なんだか一階のような地階のような場所にひっそり、こじんまりとあります。黒の低い入口は、ニシン漁に使われた木造の「保津船(ほつせん)」と階段の向こう側に。洗面台からは湯がでます。機器は2020年更新。
道の駅の正面入口は反対側(身障者用駐車スペースあり)ですが、駐車場からも階段で出入りできます。駅舎内のトイレはぴかんぴかんです。
裏から見た道の駅「みなとま~れ寿都」 |
寿都町、島牧村・黒松内町
道の駅ではニセコ山系温泉の入浴料がお得になる「ニセコ湯めぐりパス」を販売しています。♨︎印のついた施設で利用できます。♨︎「寿都温泉ゆべつの湯」北上ルートで南下7.0km(0136-64-5211、寿都郡寿都町湯別町下湯別462)2020年9月から通年10:30-21:00/第1月曜定休。入浴料はふつう。透明の湯できれい、源泉かけ流し。湯温39℃、42℃など数種の湯温があります。ジャグジー、露天風呂、乾式・湿式サウナあります。ボディソープ・シャンプー備え付け。靴のロッカー、脱衣ロッカーあります。ウォーターサーバー、休憩コーナーあります。トイレは脱衣所にもあります。宿泊可。2020年12月12日(土)で25周年(当日は無料開放)。
館内食事処「ふじ食堂」(11:00-13:50・17:00-19:40/月曜定休)が営業中です。
寿都温泉「ゆべつの湯」 |
《寿都町の南 島牧村・黒松内町》
「宮内温泉旅館(ぐうない)」南下29km(予約問合0136-75-6320、島牧村泊431)、「千走川温泉旅館」南下35km(島牧村江の島561)、♨︎「モッタ海岸温泉旅館」南下40km(島牧村栄浜362)は「よってけ島牧」に、♨︎「黒松温泉ブナの森」南下19km(黒松内町黒松内545)は「くろまつない」に掲載しました。
●洗濯事情 [TOPへ] (「道の駅」近くのコインランドリー一覧)
岩内町(北40km)、江差町(南150km)
《岩内町》…3軒
「コインランドリーおひさま」北へ42km(0135-62-0436、岩内郡岩内町万代8-19)06:00-22:00。稼働状況。洗濯機と乾燥機分離型。
「jabbaいわない店」北へ42km(岩内郡岩内町万代4-6)06:00-22:00。洗濯・乾燥一体型あります。スニーカーウォッシャーあり。隣は「ローソン岩内万代店」(0135-62-0707)、そのまたお隣は「セブンイレブン岩内万代店」(0135-62-0428)。
「コインランドリー洗ノ助」道の駅から南西へ43km(岩内町栄161-1 ホテルいのう[0135-62-1391]敷地内)24h営業。洗濯乾燥機5台、乾燥機3台、スニーカーウォッシャーあり。2022年暮れに新設。斜め向かいにファミリーマート(0135-61-2745)。稼働状況。
《江差町》
「太陽クリーニングファット柳崎店」南へ148km(0139-52-6606、檜山郡江差町字伏木戸町555)08:00-22:00。洗濯乾燥機一体型あり。
大型・普通車・身障者用:2台・36台・2台。正面玄関前に身障者用駐車スペース。普通車・大型車スペースは道をはさんで隣と、駅舎裏手(海側)にあります。すっきりとしたデザインの案内看板が建っているのですぐわかります。Google Map。
国道229号を「寿都町市街」交差点で海側に折れ、信号のすぐ向こう左側にひとつ目、船がたくさん係留してあるところまで来ると右側にふたつ目の駐車場があります。画像はタップするとおおきくなります。
道の駅「みなとま~れ寿都」駐車場 |
寿都は風の町、駐車場は海のそば。でもそれほど風がひどいといったことはないようです。海側の方は駅舎がすぐそばに建ち上がっているので、ちょっと威圧感があります。外灯が明るいので、安心です。船がたくさん係留されています。
●敷地内の店 [TOPへ]
売店コーナーで、コーヒーやソフトクリームを販売、種類は限られますが軽食(蕎麦、ラーメン、丼など)をいただけます。食事のおすすめは「ホッケカレー」、ホッケのすり身がそぼろ状でキーマカレー風です。パスタもおすすめ、「生うにのジェノベーゼ」が人気です。冬はあつあつの鍋焼きうどん、季節限定のメニュー・まだら、ホタテ、天然岩のり入りです。道の駅の軽食メニュー。道の駅「みなとま~れ寿都」駅舎 |
駅舎内 |
写真の展示コーナーでは寿都の歴史にまつわる写真を展示しています。大きな道の駅ではありませんが、寿都の産物を取りそろえ、きれいにまとまった感じを受けるところです。廉価でレンタサイクル(すこし小さめ)貸し出し中。
「すっつ浜直市場」はつぎの「レストラン」をご覧ください。
敷地内ではありませんが、すぐ近くに宿泊所、ゲストハウス風泙(かざなぎ)」(寿都温泉ゆべつのゆ受付0136-64-5211、寿都町大磯町128)があります(2019年7月オープン)。ベッド(寝具つき)、台所(鍋、食器、電子レンジあり)、シャワーがついて格安です。3人部屋が1室、2人部屋は3室。「寿都温泉ゆべつのゆ」にまず連絡し、鍵を道の駅でもらいます。「ゆべつのゆ」(南下7.0km)は当日無料で利用できます。「風泙」は道の駅から国道229号に向かってワンブロック行った四つ角にあります。
●レストラン [TOPへ]
道の駅周辺、寿都町歌棄(うたすつ)
《道の駅周辺》
(昼)「すっつ浜直市場」道の駅から北東へ130m・港側(0136-62-2395、寿都郡寿都町字大磯町196)09:00-16:00/火曜定休。水揚げされたばかりの鮮魚類の販売ばかりでなく、お食事コーナー(11:00-14:00)で天ぷら、焼き物、寿司、刺身などをいただけます。冬のホッケは絶品。道の駅裏の駐車場、斜め前です。
道の駅斜め向かいの「すっつ浜直市場」 |
「寿都食堂居酒屋 たつ巳」道の駅から西へ270m(0136-62-2353、寿都郡寿都町字新栄町16-3)17:00-24:00/月曜定休。海鮮など居酒屋メニューのほかに丼やお好み焼き、おにぎりなどができます。
「寿都 ダイマル大谷会館」南へ350m(0136-62-2034、寿都郡寿都町字大磯町12)11:30-19:00。ホッケ焼き、イカ刺し、ヒレカツ、天ぷらなどの定食、麺類、丼ができます。
「いこい飯店」南へ220m(0136-62-2208、寿都郡寿都町字大磯町85)11:30-14:30・17:30-21:00。ラーメン、チャーハン、あんかけ焼そばなど。facebook。
「かっぱ寿し」南へ350m(0136-62-2069、寿都郡寿都町字大磯町5)11:00-20:00。「寿都にかっぱ寿司あり」といわれる、回らないお寿司屋さん。全国チェーン店とは異なります。
「潮里」南へ350m(0136-62-3505、寿都郡寿都町字渡島町58)11:00-13:30・17:00-19:30。焼肉定食や天ぷら定食など。
《寿都町歌棄(うたすつ)》
寿都町の東歌棄町にある海鮮などの店は「シェルプラザ港」に記載しました。いずれも高評価、国道229号沿い。東へ10km(そば処鰊御殿)~北東へ19km(日本海食堂)。
●コンビニ・店・ガソリン・郵便局 [TOPへ] (ANRE 停電時も給油可能なGS)
わりと近くにあります。コンビニとガソリンスタンド(寿都はガソリンが高い)はほぼ近所です。「セイコーマート 寿都矢追店」北へ900m(0136-62-3838、寿都郡寿都町字矢追町579-15)06:00-24:00。
「セイコーマート 寿都店」南へ1.2km(0136-62-3268、寿都郡寿都町字六条町163)06:00-24:00。ドリップコーヒーあり。温かい食べ物のホットシェフあり。
「ENEOS 寿都SS / 寿都石油」北へ900m(0136-62-2190、寿都郡寿都町字矢追町583-1)08:00-19:00。ドライブスルー洗車機あり。
「ENEOS 寿都六条SS / 寺門商事」南へ1.3km(0136-62-3961、寿都郡寿都町字六条町160-4)07:00-20:00。
「寿都郵便局」南へ500m(0136-62-2576、寿都郡寿都町字渡島町5)ATMは日曜17:00まで。
寿都町 (東部・中央部・西部の順に)
- 磯谷高原(牧場跡地)
- カクジュウ佐藤家・鰊御殿(旧歌棄佐藤家漁場)
- 追分記念碑・恵比寿神社
- 鰊御殿とビューポイントパーキング 食事は「寿都町歌棄」で(別ウィンドウが開きます)
- 寿都町風力発電施設
- 寿都・浜中野営場(キャンプ場) 食事は「レストラン」で
- 寿都神社
- すっつ浜直市場は「レストラン」へ
- 弁慶岬・灯台
- 弁慶の土俵跡 食事は、道の駅、浜直市場、「レストラン」で
寿都町の観光スポット |
《磯谷高原》 (観光スポットトップに戻る)
「磯谷高原(牧場跡地)」道の駅から東へ23.5km(MAP CODE:730 344 548*47、寿都郡寿都町字磯谷町)。寿都湾の絶景(日本海の青)と蝦夷富士「羊蹄山」(六月初めくらいまで雪渓が残っています)を一望できる場所です。
《カクジュウ佐藤家・漁場建築》 (観光スポットトップに戻る)
「カクジュウ佐藤家・鰊御殿(歌棄佐藤家漁場)」東へ12km・国道229号沿い(MAP CODE:730 127 433*03、寿都郡寿都町字歌棄[うたすつ]町有戸163)海側に駐車帯があります。北海道有形文化財指定。義経の家臣、佐藤継信の末裔が明治初期に建てたニシン漁のための建築物。ニシン豊漁時代の資料や文献が大切に保管されています。和洋折衷様式。1F10室、2F7室の大きな屋敷。なお「カクジュウ(角十)」というのは屋号のこと、□のなかに十の字。鰊御殿(寿都郡寿都町歌棄町有戸14)はすぐ近く(山側700m)です。
個人所有の建物で公開はしていません。道路脇に建つ「案内板」を読むことができます(2020年くらいにはまだはっきり読めていましたが、海風の制でしょうか、2023年にはかなりかすれた文字になっていました)。
厳島神社
寿都町・カクジュウ佐藤家 |
カクジュウ佐藤家案内板 |
《追分記念碑・恵比寿神社》 (観光スポットトップに戻る)
「追分記念碑」(MAP CODE:730 097 456*15、問合せ0136-62-2602、寿都町字歌棄町有戸8番地1)。女人禁制の北の神威岬まではとても行けないが、せめてこの場所までという、女たちがニシン漁に出かける夫を見送った地。
南西方向に発電用風車が何基も見えるので、記念碑から狙うとすてきな写真が、とくに風のない日には海を水鏡にして雲や風車を映し出す写真が狙えるかもしれません。
「恵比寿神社」(追分記念碑と同じ場所、HPも同じです)。記念碑のすぐそば、海側に鳥居と小さな社殿があります。ここで漁に出かける船と男たちの無事を祈願したのでしょう。
国道229号・日本海追分ソーランラインをはさんで向かいはそば店「鰊御殿昌の屋 寿都店」(0136-64-5677)、詳しくは別ページ「シェルプラザ・港レストラン」へ。
寿都町・追分記念碑 |
恵比寿神社 |
《鰊御殿とビューポイントパーキング》 (観光スポットトップに戻る)
…上の「追分記念碑・恵比寿神社」国道はさんで向かい
「鰊御殿」(そば店0136-64-5677、寿都町歌棄町有戸14)。旧鰊御殿の橋本家を整備した観光スポット。左の写真に見えるように非常に大きな建物。橋本家は、鰊漁の網元や番屋ではなく漁家へ資金提供し、鰊の加工品で返済を受けて販売する「仕込屋」と呼ばれる商家だったよう。中央が母屋で二階建て、屋根に煙り出しの切妻煙突があります。ほかは倉庫や蔵です。鰊御殿は歴史遺産ですが、子どもたちのお習字会などにも利用される層です。
青い幕の掛かっている建物はそば店「昌の屋」(「シェルプラザ港」をご覧ください)。
「ビューポイントパーキングは公称34台分の駐車スペースだそうですが、もっと駐められそう。展望台が付いています。鰊御殿の背後にトイレがあり、ウォシュレット完備(2019年設置)。
寿都町・鰊御殿 |
ビューポイントパーキングからの眺め |
《寿都町風力発電施設》 (観光スポットトップに戻る)
東へ7.8km・国道229号沿いの「寿都警察署 湯別駐在所」(0136-64-5010)が分岐。海側に折れると①②+「浜中野営場」、陸側へは③+「ゆべつのゆ」、「風太公園」。「風力発電所通り」のMAP CODEは730 065 016*74。寿都風力発電所全体像(PDF)。
①「風太風力発電所」(MAP CODE:730 065 083*88、問合せ0136-62-2602、黒松内町北作開)。すぐ近くというわけではないけど、「追分記念碑」から見ると絵になる風景が出現。
寿都町・風太風力発電所 |
②「寿の風風力発電所」(MAP CODE:730 034 516*03、寿都町樽岸町)。「寿都浜中野営場」の近く。海辺は見えませんが、海の近く。
寿都町・寿の風風力発電所 |
③「湯別風力発電所・風太公園」(寿都町湯別町下湯別450)「ゆべつの湯」のすぐ近く。
「風のまち寿都」特有の強風「だし風」(船を送り出すのに都合の良い風)を利用した風力発電所。この発電所のある通りは「風力発電所通り」。「風太風力発電所」など全部で3つの風力発電所が「風力発電所通り」に並んでいます。
右の写真は寿都町磯谷にある防風柵。海辺の道、数キロにわたって続きます。風よけの木製は北海道ではかなり珍しいです。
「風のまち寿都」の風太マンホール |
寿都町磯谷・防風柵 |
《寿都・浜中野営場(キャンプ場)》 (観光スポットトップに戻る)
「寿都・浜中野営場」道の駅から南東へ8km・蘭越方向です(MAP CODE:730 034 876*61、問合せ0136-62-2602、寿都町字樽岸町浜中)5月~9月開設。トイレとステンレス流し台が同じ棟にあります。ゴミは持ち帰り。2km北東に「寿都浜風車群」、背後400mに「寿の都風力発電所」、同じく2kmほど離れて「寿都風太公園」(公衆トイレあり)があります。公園のすぐそばは「寿都温泉ゆべつのゆ」(0136-64-5211)です。
《寿都神社》 (観光スポットトップに戻る)
「寿都神社」南へ800m・国道229号沿い(0136-62-2231、寿都町字渡島町127番地ノ2)。歴史は1627(寛永4)年にまでさかのぼり、筑紫国(今の福岡県南部)の船が寿都で難破、船に乗せていた弁天さま(市杵島比賣命いちきしまひめのみこと)を納めたのが発祥。本殿を含め、ピンクの建物です。本殿前には「運気の上がる風鈴棚」があります。鳥居横には「唐獅子(構え獅子)」、狛犬は本殿わきにそろって、います。
寿都町・寿都神社(4月下旬) |
寿都神社の神様紹介 |
《弁慶岬・灯台》 (観光スポットトップに戻る)
「弁慶岬」北へ5.7km・国道229号沿い(駐車場MAP CODE:797 863 456*06、寿都郡寿都町字政泊町弁慶9)。奥州を逃れた義経・弁慶一行はこの地に到着、同士の到着をここで待ち続けたという伝説が残ります。寿都湾の鮮やかな夕日は絶景です。トイレあり(冬季閉鎖)。北海道各地に残る「弁慶伝説」、たいていはアイヌ語の「ぺんけ」(「川上の」の意味)に由来し、さらに義経伝説がそれに絡んでくるということなのですが、ここの弁慶のいわれは「ぺんけ」とは異なるようです。アイヌ語で「破れたところ」を意味する「ペル・ケイ」が語源のよう。
寿都・弁慶岬に立つ「弁慶」 |
《弁慶の土俵跡(義経主従北行伝説ゆかりの地)》 (観光スポットトップに戻る)
「弁慶の土俵跡」(寿都町政泊町)。弁慶岬から国道229号沿いに南西へ400m。国道から石碑と案内板が見えます。たいていは草が刈り取られていますが、生い茂っていることもあるかも。奥州から逃れてきた義経を弁慶が慰めるためにアイヌと相撲を取った跡とされます(どこが土俵なのか~?)。崖下には弁慶に投げ飛ばされたアイヌの人の鼻血で赤く染まった「赤岩」があるそうです。紹介記事。
●地名由来 [TOPへ]
《寿都》「すっつ」はアイヌ語の「しゅぷきぺっ」(矢柄に用いる茅のある川)が語源のようです。それが転訛して「すっつ」になったのだとか。ただほかにも説があるようです。
《弁慶》
「弁慶」の名は地名としても残っており、「土俵跡」あたりは「寿都町政泊町弁慶」です。このあたりの語源はアイヌ語で「破れたところ」を意味する「ぺる・けい」という言葉(再掲)。北海道には各地に「義経・弁慶」主従の伝説が残っています。その多くはアイヌ語の地名が「べんけい」に似ていることからの類推のようです。寿都町の北・岩内町の日本海側には弁慶にまつわる奇岩があります。十勝地方の本別町には義経の里や弁慶洞があります。
《歌棄》
「うたすつ」は積丹半島の尾古平町にもある地名。「古平町」をご覧ください。
《寿がき》
寿都町は昔から漁業の盛んな土地、明治にはニシン漁で栄え、その番屋が残っています。いまでも生炊きしらすやその佃煮、「寿(ことぶき)がき」(寿都産カキ)は全国的に有名な海産物となっています。人口は3,000人ほどです。
明治のころには30,000人以上が住んでいたと聞くと、驚かれるでしょうか。「ニシン」の力はそれほど強いものだったのです。
●地図 [TOPへ]
住所:北海道寿都郡寿都町字大磯町29-1 (現在地からのルートを表示)電話番号:0136-62-2550 MAP CODE:797 778 157
#「その他のオプション」をクリックした後、出てきた大きな地図の左側「道の駅みなとま~れ寿都」の文字列の前に「札幌から」など入力し、エンターキーを押すと出発地からの距離、時間、ルートが示されます。
参考URL:
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18888
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2959/
http://suttufan.com/roadside/
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